特殊詐欺の被害金を現金書留で受取 道仁会系「奎仁会」幹部を逮捕
大阪府警特殊詐欺捜査課は30日、特殊詐欺の被害金90万円を受け取ったとして、指定暴力団・道仁会系「奎仁会」幹部・三宅忠治容疑者(64)=福岡県柳川市大和町栄=を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)の疑いで逮捕した。調べに対し、三宅容疑者は「貸した金を返してもらっただけ」と容疑を否認している。

三宅忠治容疑者(64)
三宅容疑者は特殊詐欺グループのメンバーで、特殊詐欺で得た金の回収役の藤井信也被告(55)=窃盗罪で起訴=から、現金書留で金を受け取っていた。
藤井被告への捜査から今年3月29日~6月21日、計13回にわたって三宅容疑者に計90万円を現金書留で送り、三宅容疑者は特殊詐欺で得た犯罪収益と知りながら、受け取った疑いがもたれている。

三宅忠治容疑者(64)
三宅容疑者は特殊詐欺グループのメンバーで、特殊詐欺で得た金の回収役の藤井信也被告(55)=窃盗罪で起訴=から、現金書留で金を受け取っていた。
藤井被告への捜査から今年3月29日~6月21日、計13回にわたって三宅容疑者に計90万円を現金書留で送り、三宅容疑者は特殊詐欺で得た犯罪収益と知りながら、受け取った疑いがもたれている。
組事務所の虚偽登記 山口組系「福島連合」幹部3人を逮捕・送検し家宅捜索
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北海道警は、暴力団の事務所として利用する目的を隠して虚偽の登記申請をしたとして、いずれも特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下福島連合の幹部で、「二代目高野組」総長・高野鉱吉容疑者(80)と、「二代目高野組」組長・東海林仁容疑者(61)、「紙谷総業」組長・紙谷亘容疑者(50)の3人を逮捕・送検し、函館市の組事務所を家宅捜索した。

組事務所を家宅捜索

3人は共謀して2021年3月、東海林容疑者の妻の名義となっていた高野組事務所の土地と建物の所有権を、暴力団事務所として使用する目的を隠して、紙谷容疑者の妻が購入したと偽り、虚偽の移転事実と所有者を記載した登記申請をした疑いが持たれている。調べに対して3人は、おおむね容疑を認めている
紙谷容疑者は、暴力団員が利用する目的であることを隠し、妻に札幌市の繁華街ススキノのマンションを借りさせた詐欺の疑いでも逮捕されていて、余罪の捜査から今回の事件が発覚した。道警は、実態の解明をすすめている。
北海道警は、暴力団の事務所として利用する目的を隠して虚偽の登記申請をしたとして、いずれも特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下福島連合の幹部で、「二代目高野組」総長・高野鉱吉容疑者(80)と、「二代目高野組」組長・東海林仁容疑者(61)、「紙谷総業」組長・紙谷亘容疑者(50)の3人を逮捕・送検し、函館市の組事務所を家宅捜索した。

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紙谷容疑者は、暴力団員が利用する目的であることを隠し、妻に札幌市の繁華街ススキノのマンションを借りさせた詐欺の疑いでも逮捕されていて、余罪の捜査から今回の事件が発覚した。道警は、実態の解明をすすめている。
16歳の女子学生が性的サービス提供 デリヘル元経営者ら2人逮捕
埼玉県警は30日までに、風俗店で16歳の女子学生を働かせたなどとして、埼玉県入間市の無店舗型風俗店「リップハウス」の元経営者ら30代の男2人を風俗営業法違反(年少者雇用)などの疑いで逮捕した。

埼玉県警察本部
2人は共謀して今年3~4月ごろ、当時16歳の女子学生を店で働かせ、繰り返し入間市や同県所沢市などのホテルに派遣。複数の男性客に性的サービスを提供させた疑いがもたれている。
県警は、男らが指定暴力団・住吉会傘下組織とつながりがあり、売り上げの一部が暴力団の資金源になった可能性もあるとみて調べている。

埼玉県警察本部
2人は共謀して今年3~4月ごろ、当時16歳の女子学生を店で働かせ、繰り返し入間市や同県所沢市などのホテルに派遣。複数の男性客に性的サービスを提供させた疑いがもたれている。
県警は、男らが指定暴力団・住吉会傘下組織とつながりがあり、売り上げの一部が暴力団の資金源になった可能性もあるとみて調べている。
広島県海田の監禁事件 指名手配の山口組傘下元組員を北海道で逮捕
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広島県警は29日、今年6月に広島県安芸郡海田町で自営業男性(71)が監禁された後、行方不明になっている事件で、事件後に逃走して行方がわからなくなっていた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「茶谷政一家」傘下の元組員・伊藤圭亮容疑者(28)を、北海道旭川市で発見し、監禁容疑で逮捕した。県警は伊藤容疑者が事件に関与したとして全国に指名手配をかけ、県外に捜査員を派遣するなどして行方を追っていた。

広島県警察本部
伊藤容疑者は男女6人と共謀し6月1日夜から翌2日昼までの間、男性が事務所として使う海田町のビルの一室で男性を監禁した疑いが持たれている。
この事件は、女の被告ら5人が多額の現金を男性に出資していたが男性からの配当が滞り、財産の回収を巡って事件に発展。金を返還させる依頼を受けた「債権回収屋」を自称する今泉俊太被告(31)=公判中=が、伊藤容疑者とともに男性を暴行したうえ連れ去ったとみられている。事件発生から半年が経つが、男性の所在は今も分かっていない。
これまでに男女6人が逮捕され、いずれも監禁罪で起訴されていた。男女5人の公判が既に始まっていて、うち女4人の執行猶予付きの有罪判決が確定している。
県警は、伊藤容疑者が男性の行方を知っている可能性もあるとみて、30日にも身柄を広島に移送し事件の詳しい経緯を調べることにしている。
広島県警は29日、今年6月に広島県安芸郡海田町で自営業男性(71)が監禁された後、行方不明になっている事件で、事件後に逃走して行方がわからなくなっていた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「茶谷政一家」傘下の元組員・伊藤圭亮容疑者(28)を、北海道旭川市で発見し、監禁容疑で逮捕した。県警は伊藤容疑者が事件に関与したとして全国に指名手配をかけ、県外に捜査員を派遣するなどして行方を追っていた。

広島県警察本部
伊藤容疑者は男女6人と共謀し6月1日夜から翌2日昼までの間、男性が事務所として使う海田町のビルの一室で男性を監禁した疑いが持たれている。
この事件は、女の被告ら5人が多額の現金を男性に出資していたが男性からの配当が滞り、財産の回収を巡って事件に発展。金を返還させる依頼を受けた「債権回収屋」を自称する今泉俊太被告(31)=公判中=が、伊藤容疑者とともに男性を暴行したうえ連れ去ったとみられている。事件発生から半年が経つが、男性の所在は今も分かっていない。
これまでに男女6人が逮捕され、いずれも監禁罪で起訴されていた。男女5人の公判が既に始まっていて、うち女4人の執行猶予付きの有罪判決が確定している。
県警は、伊藤容疑者が男性の行方を知っている可能性もあるとみて、30日にも身柄を広島に移送し事件の詳しい経緯を調べることにしている。
海の家の業務妨害 稲川会系「大場一家」総長ら起訴内容を否認
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静岡地裁沼津支部で29日、今年8月に静岡県下田市の海水浴場で海の家の業務を妨害したとして、威力業務妨害の罪に問われている指定暴力団・稲川会系「八代目大場一家」総長・田中安良容疑者(58)と、大場一家幹部・中本貞史容疑者(56)=下田市吉佐美=の2人の初公判が開かれ、2人は起訴内容を否認した。

静岡地裁沼津支部
田中容疑者ら2人は今年8月上旬、静岡県下田市の白浜大浜海水浴場で、正規の許可を得てパラソルなどの貸し出しなど海の家の管理運営をしていた団体「下田市夏期対策協議会原田支部」に対し、「市は金使って警備入れてるのに入れ墨入れた奴いっぱい来てるじゃねえか」「俺らが店の前で入れ墨だして商売できなくしてやるぞ」などと脅し、業務を妨害した罪に問われている。
検察側は冒頭陳述で、被告2人が数人を従えて海の家の前に立ち、大場一家組員が睨みつけた状態で田中容疑者が「商売できなくしてやるぞ」などと言って犯行に及んだと指摘した。
海水浴場ではこれまで市の許可を得ず違法にパラソルの貸し出しや飲食配達サービスを行っていた業者があり、昨年までは大場一家が多額の「みかじめ料」を得ていたが、今年から警備などを強化したため、違法業者からのいわゆる「みかじめ料」が入らず、腹いせで正規の営業をしていた市民団体を妨害したとみられている。
静岡地裁沼津支部で29日、今年8月に静岡県下田市の海水浴場で海の家の業務を妨害したとして、威力業務妨害の罪に問われている指定暴力団・稲川会系「八代目大場一家」総長・田中安良容疑者(58)と、大場一家幹部・中本貞史容疑者(56)=下田市吉佐美=の2人の初公判が開かれ、2人は起訴内容を否認した。

静岡地裁沼津支部
田中容疑者ら2人は今年8月上旬、静岡県下田市の白浜大浜海水浴場で、正規の許可を得てパラソルなどの貸し出しなど海の家の管理運営をしていた団体「下田市夏期対策協議会原田支部」に対し、「市は金使って警備入れてるのに入れ墨入れた奴いっぱい来てるじゃねえか」「俺らが店の前で入れ墨だして商売できなくしてやるぞ」などと脅し、業務を妨害した罪に問われている。
検察側は冒頭陳述で、被告2人が数人を従えて海の家の前に立ち、大場一家組員が睨みつけた状態で田中容疑者が「商売できなくしてやるぞ」などと言って犯行に及んだと指摘した。
海水浴場ではこれまで市の許可を得ず違法にパラソルの貸し出しや飲食配達サービスを行っていた業者があり、昨年までは大場一家が多額の「みかじめ料」を得ていたが、今年から警備などを強化したため、違法業者からのいわゆる「みかじめ料」が入らず、腹いせで正規の営業をしていた市民団体を妨害したとみられている。
遺体無き殺人事件 初公判で「殺意はない」と起訴内容を否認
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さいたま地裁で29日、2016年に埼玉県川口市のバーで、男性従業員を殺害した罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下の元組員・島田一治被告(55)の初公判が開かれ、島田被告は「過剰な暴行は認めるが、殺意は持っていない」と起訴内容を否認した。

さいたま地方裁判所
島田被告は2016年3月18日未明から明け方にかけて、川口市西川口1丁目の「ハワイアンバーLapule」の男性経営者(52)と共謀の上、同店従業員の伊藤竜成さん(当時24)に殴る蹴るの暴行を加えた上、首を絞めるなどして殺害した罪に問われている。
検察側は冒頭陳述で、「犯行態様は残虐かつ無慈悲」と主張した上で、「島田被告は金銭トラブルを理由に暴行し、警察に通報されることを恐れ、殺害するしかないと考えた末の犯行」とし、伊藤さんの遺体が見つかっていないことについては、殺害したあと超低温冷蔵庫に搬入し、解体して焼却施設で焼却した」と指摘。
一方、弁護側は、「暴行については認め反省している」とした上で、「事件関係者の捜査段階の供述がそれぞれ異なっている」「殺人行為があったかどうかは極めて疑問に思う」などと主張した。
この事件では2021年10月までに、島田被告を含む男女7人が傷害容疑で逮捕されていて、島田被告と共謀した男性経営者は、逮捕後の10月28日に埼玉県警川口署の留置場内で首をつって自殺している。
さいたま地裁で29日、2016年に埼玉県川口市のバーで、男性従業員を殺害した罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下の元組員・島田一治被告(55)の初公判が開かれ、島田被告は「過剰な暴行は認めるが、殺意は持っていない」と起訴内容を否認した。

さいたま地方裁判所
島田被告は2016年3月18日未明から明け方にかけて、川口市西川口1丁目の「ハワイアンバーLapule」の男性経営者(52)と共謀の上、同店従業員の伊藤竜成さん(当時24)に殴る蹴るの暴行を加えた上、首を絞めるなどして殺害した罪に問われている。
検察側は冒頭陳述で、「犯行態様は残虐かつ無慈悲」と主張した上で、「島田被告は金銭トラブルを理由に暴行し、警察に通報されることを恐れ、殺害するしかないと考えた末の犯行」とし、伊藤さんの遺体が見つかっていないことについては、殺害したあと超低温冷蔵庫に搬入し、解体して焼却施設で焼却した」と指摘。
一方、弁護側は、「暴行については認め反省している」とした上で、「事件関係者の捜査段階の供述がそれぞれ異なっている」「殺人行為があったかどうかは極めて疑問に思う」などと主張した。
この事件では2021年10月までに、島田被告を含む男女7人が傷害容疑で逮捕されていて、島田被告と共謀した男性経営者は、逮捕後の10月28日に埼玉県警川口署の留置場内で首をつって自殺している。
スポーツクラブ利用で山口組系「旭導会」会長を送検 本部事務所を家宅捜索
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北海道警は29日午後、暴力団員であることを隠してスポーツクラブを利用したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目旭導会」会長・川合彰典容疑者(56)が28日に逮捕されたことを受け、旭導会の本部事務所を家宅捜索した。

川合彰典容疑者を送検

旭導会本部を家宅捜索
川合容疑者は、暴力団員であることを隠して旭川市のスポーツクラブの契約して、トレーニングなどでジムを利用していた詐欺の疑いで28日に逮捕され、29日午後に検察庁に身柄を送られた。
川合容疑者は今年4月に旭導会の二代目会長に就任していて、道警が身辺捜査をする中で今回の容疑が浮上した。取り調べに対して、川合容疑者は容疑を認めている。
道警は、川合容疑者のスポーツクラブでの利用実態など裏づけ捜査をすすめている。
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川合彰典容疑者を送検

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暴力団同士の乱闘で拳銃発砲 稲川会系「前橋一家」幹部を逮捕
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群馬県警は28日、群馬県伊勢崎市で2021年3月に指定暴力団・稲川会系組員と、特定指定暴力団・六代目山口組系組員が乱闘となり、拳銃が発砲されるなどしてケガ人が出た事件で、稲川会系「三代目前橋一家」幹部・上原淳容疑者(54)を殺人未遂と銃刀法違反の疑いで逮捕した。

事件当時の現場周辺

バットやガラスなどが散乱

上原容疑者は2021年3月4日午前3時半ごろ、伊勢崎市本町の県道前橋館林線で多数の男らが乱闘状態となり、山口組系三代目弘道会傘下「野内組」幹部で「二代目栗山組」組長(50)と、栗山組関係者(28)に向けて、拳銃を数発発射するなどした疑いがもたれている。銃弾は組長の右肩と組関係者のアゴに命中し、いずれも重傷を負った。
当時、双方の組員らは何らかの「もめ事」から大人数が関与した乱闘事件に発展。その中で、拳銃が発射されたという。110番通報を受けて警察官が駆け付けたが、現場には金属バットや血痕、割れた車の窓ガラスなどが散乱しているだけで、双方の組員らは立ち去っていた。
その後、拳銃で撃たれた栗山組組長ら2人が、太田市の病院で治療を受けていることが判明。病院では乱闘の際に、車で轢かれた別の関係者も治療を受けていた。
県警は殺人未遂事件として捜査本部を設置し、今年2月に捜査線上に浮上していた上原容疑者を銃刀法違反で逮捕したが、翌3月に釈放されていた。
その後の捜査で、周辺の防犯カメラやドライブレコーダーの映像解析、関係者の事情聴取を重ね、上原容疑者が銃撃事件に関与した疑いが強まったとして、28日に前橋市内で通常逮捕した。
県警では、双方の組同士の対立抗争ではなく、何らかの揉め事から乱闘になったとみていて、県警は他にも乱闘・銃撃に関与した組員らがいないか捜査している。
群馬県警は28日、群馬県伊勢崎市で2021年3月に指定暴力団・稲川会系組員と、特定指定暴力団・六代目山口組系組員が乱闘となり、拳銃が発砲されるなどしてケガ人が出た事件で、稲川会系「三代目前橋一家」幹部・上原淳容疑者(54)を殺人未遂と銃刀法違反の疑いで逮捕した。

事件当時の現場周辺

バットやガラスなどが散乱

上原容疑者は2021年3月4日午前3時半ごろ、伊勢崎市本町の県道前橋館林線で多数の男らが乱闘状態となり、山口組系三代目弘道会傘下「野内組」幹部で「二代目栗山組」組長(50)と、栗山組関係者(28)に向けて、拳銃を数発発射するなどした疑いがもたれている。銃弾は組長の右肩と組関係者のアゴに命中し、いずれも重傷を負った。
当時、双方の組員らは何らかの「もめ事」から大人数が関与した乱闘事件に発展。その中で、拳銃が発射されたという。110番通報を受けて警察官が駆け付けたが、現場には金属バットや血痕、割れた車の窓ガラスなどが散乱しているだけで、双方の組員らは立ち去っていた。
その後、拳銃で撃たれた栗山組組長ら2人が、太田市の病院で治療を受けていることが判明。病院では乱闘の際に、車で轢かれた別の関係者も治療を受けていた。
県警は殺人未遂事件として捜査本部を設置し、今年2月に捜査線上に浮上していた上原容疑者を銃刀法違反で逮捕したが、翌3月に釈放されていた。
その後の捜査で、周辺の防犯カメラやドライブレコーダーの映像解析、関係者の事情聴取を重ね、上原容疑者が銃撃事件に関与した疑いが強まったとして、28日に前橋市内で通常逮捕した。
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安部組組長宅の車に放火 一道会会長らを送検、本部事務所を捜索
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福岡県警は、今年8月に福岡県古賀市中央にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組長宅前で、駐車された無人の普通乗用車に放火したなどとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「一道会」会長・一ノ宮敏哲容疑者(77)=福岡市博多区=と、一道会幹部・今村健二容疑者(58)=福岡県那珂川市=、同組員・木村幸也容疑者(51)=福岡市博多区=の3人を27日午後に現住建造物等放火未遂容疑などで送検し、28日午後1時から福岡県朝倉市にある一道会本部事務所を同容疑で家宅捜索した。

一道会本部を家宅捜索

一ノ宮容疑者と同会組員の2人は8月31日未明、福岡県古賀市中央3丁目の神戸山口組系「二代目安部組」の元満志郎組長(74)宅前に駐車していた乗用車に、実行役が液体のようなものをかけて火を付け、家屋を燃やそうとした疑いが持たれている。
六代目山口組と神戸山口組は今年8月以降、福岡県内でも組事務所や組長の自宅に車が突っ込む事件が相次いでいて、県警は抗争事件とみて捜査を進めている。
福岡県警は、今年8月に福岡県古賀市中央にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組長宅前で、駐車された無人の普通乗用車に放火したなどとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「一道会」会長・一ノ宮敏哲容疑者(77)=福岡市博多区=と、一道会幹部・今村健二容疑者(58)=福岡県那珂川市=、同組員・木村幸也容疑者(51)=福岡市博多区=の3人を27日午後に現住建造物等放火未遂容疑などで送検し、28日午後1時から福岡県朝倉市にある一道会本部事務所を同容疑で家宅捜索した。

一道会本部を家宅捜索

一ノ宮容疑者と同会組員の2人は8月31日未明、福岡県古賀市中央3丁目の神戸山口組系「二代目安部組」の元満志郎組長(74)宅前に駐車していた乗用車に、実行役が液体のようなものをかけて火を付け、家屋を燃やそうとした疑いが持たれている。
六代目山口組と神戸山口組は今年8月以降、福岡県内でも組事務所や組長の自宅に車が突っ込む事件が相次いでいて、県警は抗争事件とみて捜査を進めている。
住基ネットで個人情報を漏洩 杉並区職員ら2人を再逮捕
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警視庁捜査二課は28日、今月5日に個人情報を外部に漏洩した疑いで逮捕された東京都杉並区役所の職員・市川直央容疑者(32)=杉並区井草1=と知人の佐々木洋樹容疑者(34)=住所不定=を住民基本台帳法違反の疑いで再逮捕した。

市川直央容疑者(32)

佐々木洋樹容疑者(34)
市川容疑者は2021年6月ごろ、杉並区役所の端末から住民基本台帳ネットワークシステムにアクセスし、都内に住所がある男性の情報を閲覧し、口頭またはSNSで佐々木容疑者に情報を伝え合っていたとみられる。
佐々木容疑者は暴力団関係者に人探しを依頼され、当時、区民課に勤務していた市川容疑者に20人以上の個人情報を漏洩させた可能性があるという。
個人情報の中には、逮捕歴や暴力団関係者との金銭トラブルが含まれているが、市川容疑者は区役所の調査に「不正行為は一切行っていない」と話している。同課は両容疑者の間に金銭のやり取りがなかったかなどを調べている。
警視庁捜査二課は28日、今月5日に個人情報を外部に漏洩した疑いで逮捕された東京都杉並区役所の職員・市川直央容疑者(32)=杉並区井草1=と知人の佐々木洋樹容疑者(34)=住所不定=を住民基本台帳法違反の疑いで再逮捕した。

市川直央容疑者(32)

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佐々木容疑者は暴力団関係者に人探しを依頼され、当時、区民課に勤務していた市川容疑者に20人以上の個人情報を漏洩させた可能性があるという。
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「三嶋大祭り」でも露店出店 山口組系「藤友会」組員ら5人を再逮捕
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静岡県警は、今年8月の静岡県三島市で開催された「三嶋大祭り」に、暴力団であることを隠して露店を出店したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「藤友会」組員で「五代目大石会」幹部・土屋富美夫容疑者(66)=静岡県裾野市=と、藤友会組員で「坪井組」組長・坪井和夫容疑者(76)=静岡県富士市=ら5人を詐欺の疑いで再逮捕した。県警は5人の認否を明らかにしていない。

静岡県警察本部
土屋容疑者ら5人は8月15日から17日、三島市で開催された三嶋大祭りで暴力団排除条項が規定されているにも関わらず、実質的な経営が暴力団であることを隠して露店の出店権利をだまし取った疑いが持たれている。
5人は今年7月に開催された「沼津夏まつり狩野川花火大会」でも不正に出店したとして、今月6日に詐欺の疑いで逮捕されていて、県警は他の祭りにも関与がないか余罪について調べている。
静岡県警は、今年8月の静岡県三島市で開催された「三嶋大祭り」に、暴力団であることを隠して露店を出店したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「藤友会」組員で「五代目大石会」幹部・土屋富美夫容疑者(66)=静岡県裾野市=と、藤友会組員で「坪井組」組長・坪井和夫容疑者(76)=静岡県富士市=ら5人を詐欺の疑いで再逮捕した。県警は5人の認否を明らかにしていない。

静岡県警察本部
土屋容疑者ら5人は8月15日から17日、三島市で開催された三嶋大祭りで暴力団排除条項が規定されているにも関わらず、実質的な経営が暴力団であることを隠して露店の出店権利をだまし取った疑いが持たれている。
5人は今年7月に開催された「沼津夏まつり狩野川花火大会」でも不正に出店したとして、今月6日に詐欺の疑いで逮捕されていて、県警は他の祭りにも関与がないか余罪について調べている。
アワビやナマコの密漁、密売防止 水産流通適正化法が12月1日に施行
今年12月1日、水産流通適正化法(特定水産動植物等の国内流通の適正化等に関する法律)が施行される。特定第一種水産動植物(アワビ、ナマコ)の密漁、密売などの防止を目的にした新規制では、アワビやナマコを扱う漁業者と加工・流通業者は国への届け出が必要になり、産地や取引日を示す漁獲番号の伝達、取引記録の作成・保存が義務づけられる。新規制により手続きの負担は増すが、不正な流通ルートが断たれ、産地証明が明確になるとされる。

水産流通適正化法-水産庁
漁獲量が大きく減る中、アワビやナマコとともに、ニホンウナギの稚魚「シラスウナギ」も密漁や密売の横行が指摘されていて、暴力団など反社会勢力の資金源になっている。警察や海上保安庁も取り締まりを強めているが、長い海岸線を網羅するのは難しく、潜水器を使った夜間操業など手口も悪質、巧妙化している。
水産物は個体が小さいため一定量のロットで16桁の漁獲番号を管理し、取引ごとに出荷先へ伝え、違反者には罰金が科される。密漁の罰則を大幅に強化した2020年12月施行の「改正漁業法」と「水産流通適正化法」を両輪に対策を進めていく。
シラスウナギは現在、国と自治体が漁業法を適用させる手続きを進めていて、2025年12月に水産流通適正化法の対象に加える見通し。

水産流通適正化法-水産庁
漁獲量が大きく減る中、アワビやナマコとともに、ニホンウナギの稚魚「シラスウナギ」も密漁や密売の横行が指摘されていて、暴力団など反社会勢力の資金源になっている。警察や海上保安庁も取り締まりを強めているが、長い海岸線を網羅するのは難しく、潜水器を使った夜間操業など手口も悪質、巧妙化している。
水産物は個体が小さいため一定量のロットで16桁の漁獲番号を管理し、取引ごとに出荷先へ伝え、違反者には罰金が科される。密漁の罰則を大幅に強化した2020年12月施行の「改正漁業法」と「水産流通適正化法」を両輪に対策を進めていく。
シラスウナギは現在、国と自治体が漁業法を適用させる手続きを進めていて、2025年12月に水産流通適正化法の対象に加える見通し。
福井県敦賀市の別荘に拳銃2丁と実弾17発所持 男女3人逮捕
千葉・福井・愛知県警合同捜査本部は25日までに、福井県敦賀市の別荘に拳銃2丁と実弾17発を所持していたとして、自称無職・林保文容疑者(52)=愛知県小牧市下小針中島1丁目=と、会社役員・井上知美容疑者(52)=愛知県小牧市小木3丁目=、自称車検代行業・田島健司容疑者(51歳)=愛知県名古屋市中川区前田西町3丁目=の男女3人を銃刀法違反と火薬類取締法違反の容疑で逮捕した。調べに対して林容疑者は黙秘し、井上容疑者と田島容疑者は否認している。

拳銃2丁と実弾を押収
千葉県警が林容疑者の2021年5月に成田空港で覚醒剤を密輸しようとした事件の捜査で、2021年9月12日に敦賀市色浜にある井上容疑者の木造平屋建ての別荘を家宅捜査したところ、部屋にある収納スペース内の紙袋に入った2つのポーチから、ラップなどに巻かれた自動装てん式拳銃1丁と回転弾倉式拳銃1丁、実弾17発が発見された。
林容疑者ら3人は車関係の仕事を通じた知人関係にあり、その後の捜査から3人が所持に関係しているとして愛知県内で逮捕した。
警察は背後に暴力団組織の関与があるとみて、拳銃の入手ルートなど関係を調べている。

拳銃2丁と実弾を押収
千葉県警が林容疑者の2021年5月に成田空港で覚醒剤を密輸しようとした事件の捜査で、2021年9月12日に敦賀市色浜にある井上容疑者の木造平屋建ての別荘を家宅捜査したところ、部屋にある収納スペース内の紙袋に入った2つのポーチから、ラップなどに巻かれた自動装てん式拳銃1丁と回転弾倉式拳銃1丁、実弾17発が発見された。
林容疑者ら3人は車関係の仕事を通じた知人関係にあり、その後の捜査から3人が所持に関係しているとして愛知県内で逮捕した。
警察は背後に暴力団組織の関与があるとみて、拳銃の入手ルートなど関係を調べている。
神戸山口組系「安部組」組長宅の車に放火 山口組系「一道会」会長ら3人を逮捕
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福岡県警は、今年8月31日に福岡県古賀市中央にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組長宅前で、駐車された無人の普通乗用車に放火したなどとして、対立する特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「一道会」会長・一ノ宮敏哲容疑者(77)=福岡市博多区=と、一道会幹部・今村健二容疑者(58)=福岡県那珂川市=、組員・木村幸也容疑者(51)=福岡市博多区=の3人を現住建造物等放火未遂などの容疑で逮捕した。

一ノ宮敏哲容疑者(77)

安部組組長宅前の車に放火
3人は8月31日午前1時40分ごろ、福岡県古賀市中央3丁目の神戸山口組系「二代目安部組」の元満志郎組長宅の玄関前にとめてあった乗用車に火を放ち、家屋に燃え移らせ、焼損しようとした疑いがもたれている。建物への延焼はなくケガ人はいなかった。
今年6月には佐賀県佐賀市で当時・神戸山口組傘下だった二代目宅見組系「三代目石川一家」の事務所に、一道会傘下「二代目定松組」組員が車で突っ込む事件が発生、福岡県内では今年8月1日に山口組系三代目弘道会傘下組員が二代目安部組の本部事務所に乗用車で突っ込み、9月2日には弘道会傘下「西部連合」の武藤宏史会長宅の車庫にダンプカーが突っ込むなどの事件が相次いでいる。
県警は山口組と神戸山口組の対立抗争が激化しているとみて警戒を強めている。
福岡県警は、今年8月31日に福岡県古賀市中央にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組長宅前で、駐車された無人の普通乗用車に放火したなどとして、対立する特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「一道会」会長・一ノ宮敏哲容疑者(77)=福岡市博多区=と、一道会幹部・今村健二容疑者(58)=福岡県那珂川市=、組員・木村幸也容疑者(51)=福岡市博多区=の3人を現住建造物等放火未遂などの容疑で逮捕した。

一ノ宮敏哲容疑者(77)

安部組組長宅前の車に放火
3人は8月31日午前1時40分ごろ、福岡県古賀市中央3丁目の神戸山口組系「二代目安部組」の元満志郎組長宅の玄関前にとめてあった乗用車に火を放ち、家屋に燃え移らせ、焼損しようとした疑いがもたれている。建物への延焼はなくケガ人はいなかった。
今年6月には佐賀県佐賀市で当時・神戸山口組傘下だった二代目宅見組系「三代目石川一家」の事務所に、一道会傘下「二代目定松組」組員が車で突っ込む事件が発生、福岡県内では今年8月1日に山口組系三代目弘道会傘下組員が二代目安部組の本部事務所に乗用車で突っ込み、9月2日には弘道会傘下「西部連合」の武藤宏史会長宅の車庫にダンプカーが突っ込むなどの事件が相次いでいる。
県警は山口組と神戸山口組の対立抗争が激化しているとみて警戒を強めている。
神戸山口組系中野組に車両特攻は威嚇目的か 衝撃が分からない程度の低速で突入
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今月12日午前2時50分ごろに発生した特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目中野組」の事務所に乗用車が突っ込んだ事件で、建造物損壊などの容疑で逮捕された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目大原組」組員・梁恭郎容疑者(50)=住所不定・韓国籍=の運転した車は、低速での突入でエアバッグが作動していなかったことが分かった。

中野組に突っ込んだ車
車は前方から突っ込んでいたが、衝突時の衝撃を緩和するエアバッグは作動せず、「当たったか分からない程度」の速度しか出ていなかった。壊れたポールも若干傾いたぐらいだったという。梁容疑者は車で突入後にハンマーで玄関扉のガラスを割るなどして、犯行の約50分後に大阪府警松原署に出頭し建造物損壊などの容疑で逮捕された。
二代目中野組の小嶋恵介組長は現在、神戸山口組の実質的なナンバー2とみられ、数年前から事務所は使われていなかった。大阪府警は、梁容疑者が事務所の使用状況を事前に把握していた可能性もあるとみていて、建物の破壊や中野組組員に危害を加えるためではなく、神戸山口組に対する威嚇目的だったとみて調べている。
今月12日午前2時50分ごろに発生した特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目中野組」の事務所に乗用車が突っ込んだ事件で、建造物損壊などの容疑で逮捕された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目大原組」組員・梁恭郎容疑者(50)=住所不定・韓国籍=の運転した車は、低速での突入でエアバッグが作動していなかったことが分かった。

中野組に突っ込んだ車
車は前方から突っ込んでいたが、衝突時の衝撃を緩和するエアバッグは作動せず、「当たったか分からない程度」の速度しか出ていなかった。壊れたポールも若干傾いたぐらいだったという。梁容疑者は車で突入後にハンマーで玄関扉のガラスを割るなどして、犯行の約50分後に大阪府警松原署に出頭し建造物損壊などの容疑で逮捕された。
二代目中野組の小嶋恵介組長は現在、神戸山口組の実質的なナンバー2とみられ、数年前から事務所は使われていなかった。大阪府警は、梁容疑者が事務所の使用状況を事前に把握していた可能性もあるとみていて、建物の破壊や中野組組員に危害を加えるためではなく、神戸山口組に対する威嚇目的だったとみて調べている。
国民健康保険の還付金詐欺 山口組傘下幹部を逮捕
鹿児島県警は、鹿児島市の女性らに電話をかけて「国民健康保険の還付金がある」などとウソを言い、ATMを操作させて振り込ませた現金を引き出すなどしたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下幹部・大久保光容疑者(35)=福岡県須恵町=を電子計算機使用詐欺と窃盗の疑いで逮捕した。県警は、大久保容疑者の認否や共犯者らの役割などについては「捜査に支障がある」として明らかにしていない。

鹿児島県警察本部
大久保容疑者は今年3月、福岡県内のいずれも20代の男女3人と共謀し、鹿児島市の60代女性に対し鹿児島市の職員を装って「国民健康保険の還付金を受け取れる」などとウソの内容の電話をかけ、女性にATMを操作させて女性の銀行口座からおよそ50万円を自分たちの口座に振り込ませ、引き出すなどした疑いの他、徳島市の70代女性にも同じような電話をかけ、およそ12万円を引き出した疑いがもたれている。

鹿児島県警察本部
大久保容疑者は今年3月、福岡県内のいずれも20代の男女3人と共謀し、鹿児島市の60代女性に対し鹿児島市の職員を装って「国民健康保険の還付金を受け取れる」などとウソの内容の電話をかけ、女性にATMを操作させて女性の銀行口座からおよそ50万円を自分たちの口座に振り込ませ、引き出すなどした疑いの他、徳島市の70代女性にも同じような電話をかけ、およそ12万円を引き出した疑いがもたれている。
兵庫県警の巡査部長 絆会直系組長らと飲酒会合 本部長注意処分
兵庫県警は、神戸市内の警察署勤務の30代男性の巡査部長が、今年9月9日夜に捜査対象の指定暴力団・絆會直系組長を含む4人の組員らと、神戸市兵庫区の中華料理店ややスナックなど複数の飲食店で飲酒を伴う会合に出席していたとして、10月25日付で巡査部長を本部長注意処分とした。

兵庫県警察本部
捜査員が情報収集のために暴力団組員と接触するには、事前に上司に報告し承認を得る必要があるが、巡査部長は無断で出席していた。巡査部長は県警の調査に「1人で情報を取り、組織に認めてもらいたかった、手柄を挙げたかった」などと説明、接触は情報収集が目的だったとした。飲食代は自費で支払っていて、暴力団側への情報漏洩などはなかったという。巡査部長は今年7月にも2度、無断で接触していた。
巡査部長帰宅後の翌10日未明、絆會系組長が別の絆會系組長と口論になり、馬乗りになって顔面を複数回殴打し、鼻を骨折させる傷害事件が発生。この捜査の過程で、巡査部長の会合への出席が発覚した。

兵庫県警察本部
捜査員が情報収集のために暴力団組員と接触するには、事前に上司に報告し承認を得る必要があるが、巡査部長は無断で出席していた。巡査部長は県警の調査に「1人で情報を取り、組織に認めてもらいたかった、手柄を挙げたかった」などと説明、接触は情報収集が目的だったとした。飲食代は自費で支払っていて、暴力団側への情報漏洩などはなかったという。巡査部長は今年7月にも2度、無断で接触していた。
巡査部長帰宅後の翌10日未明、絆會系組長が別の絆會系組長と口論になり、馬乗りになって顔面を複数回殴打し、鼻を骨折させる傷害事件が発生。この捜査の過程で、巡査部長の会合への出席が発覚した。