福岡県警情報漏えいに関与 新たに合田一家系組員を逮捕
福岡県警は29日までに、福岡県警田川署地域2課巡査長・田中恭平容疑者(34)が職務上知り得た情報を知人らに漏らしたとして15日に地方公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕された事件で、漏えいの依頼に関与したとして、新たに指定暴力団・七代目合田一家系組員を地方公務員法(守秘義務)違反の教唆容疑で逮捕した。漏えい先として会社役員・松康浩こと沈康浩容疑者(61)=山口県下関市=ら男3人を教唆容疑で逮捕していた。

田中容疑者は2021年8月~2022年6月、3人から依頼を受け、他人の犯罪歴など個人情報を漏らした疑いが持たれている。田中容疑者は容疑を認めていて、署内の照会端末で個人情報を検索し、電話などで3人に伝えていた。県警が捜査を進める中で、新たに合田一家系組員が漏えいの依頼に関与したと判断し、逮捕に踏み切った。県警は、暴力団の組織的な関与や情報の利用目的について捜査を進めている。

田中容疑者は2021年8月~2022年6月、3人から依頼を受け、他人の犯罪歴など個人情報を漏らした疑いが持たれている。田中容疑者は容疑を認めていて、署内の照会端末で個人情報を検索し、電話などで3人に伝えていた。県警が捜査を進める中で、新たに合田一家系組員が漏えいの依頼に関与したと判断し、逮捕に踏み切った。県警は、暴力団の組織的な関与や情報の利用目的について捜査を進めている。