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暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿

全国の暴力団・任侠・極道・準暴力団・匿名・流動型犯罪グループ関連の事件・ニュース速報

コンビニ店内トイレでトラブル 住吉会系「泉一家」幹部を暴行容疑で逮捕

 栃木県警矢板署は30日、男性に胸ぐらをつかむなどの暴行を加えたとして、塗装業で指定暴力団・住吉会系「八代目泉一家」幹部、「菊地組」組長・菊地真一容疑者(52)=矢板市鹿島町=を暴行の疑いで逮捕した。

栃木県警矢板警察署
栃木県警矢板警察署

 菊地容疑者は今月29日夜、矢板市内のコンビニ店内で運転手男性(48)=栃木県北部在住=が入っていたトイレでトラブルとなり、菊地容疑者が男性の顎ひげや胸ぐらをつかむなどの暴行を加えた疑いがもたれている。調べに対し、菊地容疑者は容疑を一部否認している。

福岡県警が全国初の「準暴力団等集中取締本部」を新設

 福岡県警は28日、暴力団の壊滅には配下の「半グレ」を摘発し、資金源を断つ必要があるとして、2023年1月18日に県警本部長をトップとする約230人態勢で、暴力団対策法が適用されない「半グレ」グループの取り締まりを専門に行う「準暴力団等集中取締本部」を県警本部内に新設すると発表した。半グレ対策を専門にした取締本部の設置は全国初。

福岡県警察本部
福岡県警察本部

 準暴力団など半グレと呼ばれる反社会的集団は2018年時点で、23都府県で47グループに上るとみられていて、2021年10月には特定危険指定暴力団工藤會傘下組織が抱えていた半グレが、違法な高金利の利息を受け取ったとして出資法違反容疑で逮捕。指定暴力団・浪川会傘下組織も半グレを抱え、特殊詐欺などで資金を得ているとみている。関東や関西の半グレは暴力団と手を組まずに活動することが多いが、福岡では暴力団の力が相対的に強いため、違法薬物の密売や特殊詐欺などで半グレを配下に従えているという。

 指定暴力団の組員に対しては、暴力団対策法に基づき、飲食店などへのみかじめ料の要求などについて「中止命令」を出すことができ、都道府県の暴力団排除条例や民間契約の暴排条項により、住宅の賃借のほか、車の購入や携帯電話の契約も認められていないが、一方でグレーな存在とされる半グレは、こうした規制の対象にはなっていない。

 首都圏では「関東連合」OBグループが芸能や風俗分野で、「チャイニーズドラゴン」は薬物密売や恐喝などで、大阪では「アビス」が違法な客引きや、ぼったくり飲食店の経営などで、資金を獲得し勢力を拡大していた。

 暴力団が組長をトップとするピラミッド型の組織であるのに対し、半グレは指揮命令系統が明確ではなく、実態把握が難しいという。

神戸山口組系「二代目安部組」事務所に「使用禁止」の仮処分

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 福岡地裁は26日付で、福岡県福津市の申し立てに基づき、今年8月に乗用車が突っ込む事件があった特定抗争指定暴力団神戸山口組系「二代目安部組」本部事務所の使用を禁じる仮処分の決定し、執行官が27日午前、安部組の事務所に使用を禁じる公示書を建物に貼りつけた。

福岡地方裁判所
福岡地方裁判所

 暴力団事務所について自治体が使用禁止の仮処分を申し立てたケースは珍しく、暴力追放運動推進センターが住民に代わって提訴する代理訴訟や、住民が原告となる訴訟で使用禁止を求めるのが一般的だが、自治体による仮処分の申し立ては、住民と暴追センターが協議して提訴への手続きなどを進める代理訴訟と比べて短時間で済み、住民は代理訴訟と同様に訴訟当事者になる必要がないため、安全面や費用面でのメリットが大きい。

 福津市は、8月の安部組事務所への車両突入事件を受け、パトロール強化などで業務に支障が出ていて、事務所が住宅街にあり小中学校も比較的近いことなどから今月、仮処分を申し立てていた。

 安部組を巡っては、8月1日に特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「三代目米川組」組員2人が乗る乗用車が、安部組事務所がに突っ込んだほか、同31日には山口組系「一道会」組員が、安部組組長宅の玄関前に駐車された無人の乗用車に放火した。

 9月には弘道会傘下「西部連合」会長宅の車庫にダンプカーが突っ込むなど、福岡県内では山口組神戸山口組の抗争事件が相次いでいる。

暴追運動リーダー宅銃撃など4事件に関与 工藤会幹部に無期懲役を求刑

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 福岡地検で26日、2010年の暴追運動リーダー宅の銃撃事件や、2011年の建設会社会長射殺事件など、4つの事件に関与したとして組織犯罪処罰法違反などの罪に問われている、特定危険指定暴力団工藤會幹部で「瓜田組」組長・瓜田太被告(59)の裁判が開かれ、検察側は、瓜田被告に無期懲役を求刑した。

瓜田太被告(逮捕前の2011年11月)
逮捕前の瓜田太被告
(2011年11月)

 論告求刑で検察側は、「共犯者の供述や証言は信用できる」などとして、瓜田被告の共謀を認定できると主張。その上で「犯行の中心的役割を担い刑事責任は重大」などとして、瓜田被告に無期懲役を求刑した。

 弁護側の最終弁論は2023年2月20日に予定されている。

フィリピン逃亡の元幹部殺害 元極東会幹部に求刑通り懲役20年の判決

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 横浜地裁(丹羽敏彦裁判長)で23日、2001年11月に相模原市で、飲食店経営者・山田正一さん(当時52)の頭に拳銃2発を発射して殺害し、その後フィリピンに逃亡していた、犯行当時・指定暴力団・極東会傘下組織の組長代行・遠山勇二被告(59)の裁判員裁判が開かれ、遠山被告に懲役20年の判決を言い渡した。

元幹部を射殺して土中に遺棄 フィリピン逃亡の極東会系幹部・遠山勇二容疑者を逮捕
遠山勇二被告(逮捕当時)

 判決で丹羽裁判長は、「違法な手段で物事を解決しようとする暴力団特有の凶悪事犯」と指摘。そのうえで、「事態を発展させるきっかけとなるような指示を首謀者の意をくみながら自らの判断で下したので、その責任は同等といえる」として、検察側の求刑通り、懲役20年の判決を言い渡した。

 遠山被告は2001年11月22日午前0時半ごろ、ほかの極東会傘下組員らと共謀して、現在の相模原市緑区の路上で極東会系の元幹部で、飲食店経営者・山田正一さん(当時52)の頭に拳銃2発を発射して殺害し、同日未明に山田さんの遺体を車両に乗せて同市中央区の路上まで運んだうえ、畑に埋めて遺棄したとしている。

 遠山容疑者は犯行の約1週間後にフィリピンに出国。およそ20年にわたってフィリピンに滞在し、神奈川県警が国際手配を行い行方を追っていたところ、2021年7月に「日本に早く帰りたい」などとフィリピン当局に出頭。2021年12月2日に成田空港へ向かう飛行機内で逮捕された。

神戸山口組の元若頭・「俠友会」会長が兵庫県警に解散届

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 特定抗争指定暴力団神戸山口組の若頭だったが、その後神戸山口組を脱退していた「俠友会」の寺岡修会長が、兵庫県警南あわじ署に21日、解散届を提出した。俠友会は、2015年8月に特定抗争指定暴力団・六代目山口組が分裂し、神戸山口組を発足させた直系団体の一つ。

神戸山口組・侠友会本部事務所
旧・侠友会本部事務所

 寺岡会長は神戸山口組の若頭を担っていたが、運営方針をめぐり神戸山口組井上邦雄組長と抗争終結を促す寺岡会長が対立。今年8月22日に神戸山口組を離脱して独立組織となったが、今年に入って主要幹部の離脱が相次いでいた。俠友会の本部事務所は、かつて神戸山口組の本拠地としても使われたが、今年1月に淡路市が土地と建物を購入していて、兵庫県公安委員会は淡路市を「警戒区域」から除外していた。

 今月20日には、寺岡会長が稲川会内堀和也会長の立会いの下、山口組へ正式に謝罪したとも伝えられていた。

 県警は届け出の有無を明らかにしていないが、俠友会が今後、暴力団活動を行わないかどうかを慎重に見極めるとみられる。

薬物密売組織の男2人を逮捕・起訴 あわせて11人を検挙

 滋賀県警は、滋賀県や兵庫県、大阪府などの関西の2府2県で2020年12月から今年6月まで覚醒剤を密売したなどとして、無職・前田雅人被告(58)=兵庫県宝塚市=と、無職・奥山誠士被告(24)=滋賀県大津市石山寺=の2人を覚醒剤取締法違反などの罪で逮捕・起訴した。調べに対し、前田被告は容疑を認めていて、奥山被告は「覚えがない」と否認している。

覚醒剤密売組織の男2人を逮捕・起訴 あわせて11人を検挙

 前田被告らは電話でやり取りをして、コンビニの駐車場や路上などで覚醒剤を売り渡し、売り上げは1年半で数千万円にのぼるとみられている。前田被告らから覚醒剤を購入して所持していた疑いなどで、これまでに男女9人を検挙している。

覚醒剤密売組織の男2人を逮捕・起訴 あわせて11人を検挙3 (2)
押収された覚醒剤など
覚醒剤密売組織の男2人を逮捕・起訴 あわせて11人を検挙3 (1)

 前田被告の自宅などから覚醒剤約550g(末端価格3200万円相当)のほか、大麻およそ800グラム、コカインや注射器も押収していて、電話の記録などから、2人の客は200人以上にのぼるとみられている。

 警察は、12月1日までに、大津地方検察庁にすべての事件を送致し、密売組織と暴力団との繋がりや薬物の入手ルートを詳しく調べている。

仙台地裁:賭けマージャン店の違法収益55万円に「没収保全命令」

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 仙台地裁は21日、宮城県仙台市若林区のマージャン店「麻雀ドラゴン」で常習的に賭けマージャンが行われていたとして、賭博開張図利の疑いで逮捕された店の実質的経営者・庄司一夫容疑者(66)が、賭けマージャンで得た収益およそ55万円について「没収保全命令」を出した。

宮城県仙台市若林区のマージャン店「麻雀ドラゴン」などを家宅捜索
摘発された麻雀ドラゴン

 宮城県警がマージャン店や関係先の家宅捜索を行い、押収した現金およそ55万円が賭けマージャンで得た犯罪収益であることが判明し、21日に仙台地裁に組織犯罪処罰法に基づく「没収保全命令」を請求し、同日認められた。

 組織犯罪処罰法では、刑事裁判の判決の言い渡し前に、犯罪収益が隠匿されたり使われたりするのを防ぐために、起訴前の没収を認めている。

 このマージャン店は、指定暴力団・住吉会傘下幹部・鎌田靖之容疑者(49)=仙台市宮城野区萩野町=も経営に関与していたとみられていて、県警は店の売り上げが暴力団に流れていたとみて、引き続き調べを進めている。

フィリピンから販売目的で覚醒剤を密輸入 無職男を逮捕・送検

 愛知県警は、フィリピンから約250グラムの覚醒剤を販売目的で密輸入したとして、無職・佐藤覇乃介容疑者(23)=東京都練馬区=を覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕・送検した。佐藤容疑者の認否は明らかにしていない。

フィリピンから販売目的で覚醒剤を密輸入 無職男を逮捕・送検
押収された覚醒剤
フィリピンから販売目的で覚醒剤を密輸入 無職男を逮捕・送検

 佐藤容疑者は、荷物の中身が覚醒剤であることを隠してSNSで荷物の受け取り役を募集し、今年7月にフィリピンから販売目的で覚醒剤約250グラム(末端価格1500万円相当)を、航空貨物で名古屋市在住の20代女性宛てに送ったが、荷物を不審に思った女性が受け取りを拒否したため事件が発覚した。佐藤容疑者はこの女性宛てに二度、荷物を送っていた。

 県警は余罪を調べるとともに、暴力団が関与しているとみて捜査している。

職務質問した警察官に暴行 山口組系弘道会傘下組員を逮捕

 宮城県警は22日、職務質問した警察官にマスクを掴み取るなどの暴行を加えたなどとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下組員・大久憲一容疑者(42)=住居不詳=を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。

宮城県警察本部
宮城県警察本部

 22日午前0時半ごろ、宮城県仙台市太白区東中田の飲食店の駐車場で「ケンカがあり、人がもめている」との通報があり、現場に駆け付け、大久容疑者に職務質問した警察官に対し、マスクを掴み取り、ネクタイを手で掴んで引っ張るなどの暴行を加えた疑いがもたれている。調べに対し、大久容疑者は、「ネクタイは掴んでいない」と容疑を否認している。

 県警は、現場にいた複数の目撃者から話を聞くなどして、詳しい状況を調べている。

門司税関:高級ブランドのコピー品大量輸入 道仁会系組員ら2人を告発

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 門司税関は21日、今年5月に海外の高級ブランドのパーカーなどのコピー商品を中国から密輸入しようとしたとして、指定暴力団・道仁会傘下組員・本田真一容疑者(41)ら男2人を関税法違反の疑いで福岡地検小倉支部に告発した。

門司税関:高級ブランドのコピー品大量輸入 道仁会系組員ら2人を告発

 本田容疑者ら2人は今年5月に別の人物と共謀して、海外の高級ブランド「モンクレール」のパーカーやズボンなどのコピー商品、合わせて115点を中国の郵便局で発送し、日本に密輸入しようとした疑いが持たれている。ブランド品のコピーが入った荷物は関西国際空港に到着後、陸路で福岡県に運ばれていた。

門司税関:高級ブランドのコピー品大量輸入 道仁会系組員ら2人を告発4
押収された偽ブランド品
門司税関:高級ブランドのコピー品大量輸入 道仁会系組員ら2人を告発2

 本田容疑者らは、コピー商品を販売したり、販売目的で所持したとして、今年10月から2度にわたり商標法違反などの疑いで逮捕されていた。

 福岡県警と門司税関は合同捜査を進め、門司税関のコピー商品の没収記録からこの事件が発覚。県警は、道仁会の組織的犯行の疑いがあるとみて詳しく調べている。

つるはしで池田組の車両を損壊 山健組傘下「宮鉄組」組員に懲役1年6か月を求刑

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 岡山地裁で21日、今年9月に駐車されていた指定暴力団・池田組関係者の車2台につるはしを打ち付けて穴を開けたとして、器物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「三代目宮鉄組」組員・谷山裕介被告の初公判が開かれ、谷山被告は起訴内容を認め、検察側は懲役1年6か月を求刑した。

池田組の事務所駐車場で車をつるはしで損壊 山口組系組員が出頭・逮捕
損壊された2台の乗用車
池田組の事務所駐車場で車をつるはしで損壊 山口組系組員が出頭・逮捕3

 谷山被告は9月21日午前1時20分頃、岡山市北区田町にある池田組の事務所東側の駐車場で、駐車されていた池田組関係者の乗用車2台に、ボンネットにつるはしを打ち付け、数センチの穴を開け損壊した疑いがもたれている。つるはしはボンネットに突き刺さった状態だった。

 初公判で谷山被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は「悪質であり、犯行に計画性も認められる」と述べ、懲役1年6か月を求刑。一方、弁護側は「犯行直後に出頭した」などと減刑を求めた。

 判決は2023年1月10日に言い渡される。

「工藤会」総裁と会長 一審判決を不服とする控訴趣意書を提出

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 一審判決後に控訴して12月20日が控訴趣意書の提出期限だった、4件の市民襲撃事件で殺人罪などに問われ、一審の福岡地裁で死刑判決を受けた特定危険指定暴力団工藤會総裁・野村悟被告(76)と、無期懲役を言い渡された工藤會会長・田上不美夫被告(66)の弁護側が、判決を不服とする内容の控訴理由を記した控訴趣意書を福岡高裁に提出した。

左:野村悟被告 右:田上不美夫被告
左:野村悟被告
右:田上不美夫被告

 野村被告と田上被告は2021年8月の判決後に福岡高裁に控訴していたが、今年7月の控訴趣意書の提出期限を前に、一審で両被告の弁護を担当した計約10人の弁護人が解任され、控訴趣意書の提出期限は12月になり、新しく選任された弁護人が趣意書を出した。

遺体無き殺人事件 山口組系元組員に懲役20年の判決

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 さいたま地裁は20日、2016年に埼玉県川口市のバーで従業員の男性を殺害したとして、殺人の罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下の元組員・島田一治被告(55)=上尾市柏座=の裁判で、求刑通りの懲役20年の判決を言い渡した。

さいたま地方裁判所
さいたま地方裁判所

 島田被告は2016年3月18日未明から明け方にかけて、川口市西川口1丁目の「ハワイアンバーLapule」の男性経営者(52)と共謀の上、同店従業員の伊藤竜成さん(当時24)に殴る蹴るの暴行を加えた上、首を絞めたり踏みつけたりして殺害し、遺体を解体して焼却したとされる。

 これまでの裁判で島田被告は「いきすぎた暴行は認めるが殺人の部分は行っていない」などと起訴内容を否認し、検察側は「島田被告は伊藤さんを殺害後、超低温冷凍庫に搬入し解体して 焼却施設で焼却した」などと指摘していた。

 さいたま地裁は判決で、「島田被告の犯行に関する関係者の供述は具体的で信用できる」としたうえで、「殺害に至るような事情もない被害者を抵抗なく殺害していて厳しい非難に値する」、「徹底した証拠隠滅により遺族は遺骨を前に冥福を祈ることさえできず、処罰感情は苛烈」などとして、検察側の求刑通り懲役20年の判決を言い渡した。

京都地検:「王将」創業者の次男を任意聴取 発生9年に夜明け前から献花

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 京都地検は、2013年に「餃子の王将」を全国展開する「王将フードサービス」本社前で、当時社長・大東隆行さん=当時72=が射殺された事件で、創業家出身の元役員(69)に任意で事情聴取した。創業家出身の元役員は、田中被告の逮捕後、捜査本部が求めた任意での事情聴取を拒否した。その後、京都地検が求めた任意の事情聴取には応じたが、有力な供述は得られなかった。

事件発生9年を迎え、夜明け前から献花が相次いだ
夜明け前から献花が相次いだ

 この事件は、2013年12月19日午前5時45分ごろ、同本社前駐車場で大東さんが拳銃で胸などを4発撃たれ殺害されたもの。発生9年を迎え、19日の同本社前では事件発生時刻に合わせて男性ら4人が花束を手向け、夜明け前から献花が相次いだ。

 京都府警と福岡県警の合同捜査本部は今年10月28日、特定危険指定暴力団工藤會系「石田組」幹部・田中幸雄被告(56)=殺人罪などで起訴=を事件の実行犯として逮捕。背後に指示役や共犯者らがいる組織的犯行とみて捜査を続けている。

 王将の不透明な資金流出は、創業家と関係が深い企業グループと不適切取引が繰り返されていて、射殺事件を受けて同社が設置した第三者委員会の調査で、創業家出身の元役員が一連の取引を主導したと指摘された。大東さんが社長に就任する前、福岡県の企業経営者やその企業グループとの間で計260億円の不透明な貸し付けや不動産取引などを繰り返し、うち約170億円が回収不能になったとされる。京都府警と福岡県警の合同捜査本部は、海外にいたこの元役員からも任意で事情を聴いたが、事件への関与を否定したという。

 王将の不透明な資金流出は、射殺事件を受けて同社が設置した第三者委員会の調査で明らかになった。同社は大東さんが社長に就任する前、福岡県の企業経営者やその企業グループとの間で計260億円の不動産取引などを繰り返し、うち約170億円が回収不能になったとされる。当時、経理担当役員だった創業者の次男が主導したとされ、大東さんはこの不適切な取引を清算し、企業経営者との関係を絶とうとしていた時に、事件に巻き込まれた。

 田中被告は取り調べの中で、過去に京都市を旅行で訪れたといった雑談には応じたが、事件に関係する質問には黙秘していて、背後関係の捜査は難航している。

他人名義でマンション賃貸借契約を締結 稲川会系組員ら2人に勧告

 神奈川県公安委員会は19日までに、解体業で指定暴力団・稲川会系組員(52)に対し、暴力団である事実を隠すために他人名義を利用しないよう、また男性会社員(50)に暴力団員に名義貸しをしないよう、それぞれ県暴力団排除条例に基づき勧告した。2人は建設関係の仕事現場で知り合ったという。

神奈川県警察本部
神奈川県公安委員会

 神奈川県警は今年11月24日、2020年10月3日に稲川会系組員が、自身で住む目的で横浜市内のマンション1室を賃借するに当たり、会社員の男性名義で賃貸借契約を締結させたとして、2人をそれぞれ横浜地検に詐欺容疑で書類送検していた。

元幹部殺害でフィリピン逃亡 元極東会幹部に懲役20年を求刑

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 横浜地裁で19日、2001年11月に、相模原市で飲食店経営者・山田正一さん(当時52)の頭に拳銃2発を発射して殺害し、その後フィリピンに逃亡していた、犯行当時・指定暴力団・極東会傘下組織の組長代行・遠山勇二被告(59)の裁判員裁判の論告で、検察側は暴力団犯罪の特徴がよく表れているとしたうえで「積極的に暴行に参加し、殺害や遺棄を指示していた」とし、遠山被告が果たした役割の大きいとして懲役20年を求刑した。

元幹部を射殺して土中に遺棄 フィリピン逃亡の極東会系幹部・遠山勇二容疑者を逮捕
遠山勇二被告(逮捕当時)
遠山勇二容疑者
遠山勇二被告(1997年)

 一方、弁護側は、「当時の組長の意図にそってやったものであり、首謀者ではない。また、事実をすべて自供し深い後悔と反省をしている」とし、懲役15年が相当と訴え、遠山被告は「罪を犯したにもかかわらず、逃げて申し訳なかった」と謝罪の言葉を述べた。

 遠山被告は2001年11月22日午前0時半ごろ、ほかの極東会傘下組員らと共謀して、現在の相模原市緑区の路上で極東会系の元幹部で、飲食店経営者・山田正一さん(当時52)の頭に拳銃2発を発射して殺害し、同日未明に山田さんの遺体を車両に乗せて同市中央区の路上まで運んだうえ、畑に埋めて遺棄したとしている。

 遠山容疑者は犯行の約1週間後にフィリピンに出国。およそ20年にわたってフィリピンに滞在し、神奈川県警が国際手配を行い行方を追っていたところ、2021年7月に「日本に早く帰りたい」などとフィリピン当局に出頭。2021年12月2日に成田空港へ向かう飛行機内で逮捕された。

 判決は、今月23日に言い渡される予定。

暴力団からの脱退妨害 山口組傘下組長と幹部の2人に中止命令

 長野県警上田署は16日、暴力団から脱退しようとした60代男性に対し妨害したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組長(51)と、同幹部(49)の2人に対し、暴力団対策法に基づき中止命令を発出した。

長野県警上田警察署
長野県警上田警察署

 2人は12月中旬、60代の男性に対して、「顔を見せろ、また連絡する、金はどうするの」などと脅かし、山口組傘下組織からの脱退を妨害したとしている。

 長野県内で今年、暴力団員に対する中止命令を発出したのは、今回の2件を含め6件となった。

神戸山口組系「安部組」組長宅への放火未遂 山口組系「一道会」会長ら3人は不起訴処分

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 福岡地検は16日、福岡県古賀市中央にある特定抗争指定暴力団神戸山口組系「二代目安部組」組長の自宅に放火しようとして、組長宅の玄関前に駐車された無人の普通乗用車に放火したとして、住宅への放火未遂容疑などで逮捕されていた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「一道会」会長ら4人について、実行役とみられる一道会組員・木村幸也被告(51)=福岡市博多区=を現住建造物等放火未遂などの罪で起訴し、会長(77)ら3人については「起訴するに足る証拠がなかった」として不起訴処分とした。

福岡地方検察庁
福岡地方検察庁

 この事件は今年8月31日未明、一道会会長ら4人が対立している二代目安部組組長の自宅に放火しようとして、玄関前に止められた車に火をつけた疑いで逮捕されたもの。

東京税関が告発 ナイジェリアから国際便で覚醒剤1.9キロ密輸未遂

 東京税関は、何者かと共謀してナイジェリアからの国際スピード郵便で覚醒剤約1.9キロ(末端価格1億1200万円相当)を、表彰盾と額縁の間に隠して密輸しようとしたとして、貿易会社社長・長山明吉容疑者(80)=埼玉県川口市・麻薬特例法違反などの疑いで逮捕=を関税法違反罪で東京地検に告発した。

東京税関が告発 ナイジェリアから国際便で覚醒剤密輸未遂
東京税関が告発

 覚醒剤が隠された荷物の宛先は東京都千代田区の長山容疑者の会社で、警視庁が10~11月に荷物を受け取ったなどとして麻薬特例法違反と覚醒剤取締法違反の疑いで長山容疑者を逮捕した。知人から荷物の受け取りを依頼されたとしていて、長山容疑者の認否は明らかにされていない。

東京税関が告発 ナイジェリアから国際便で覚醒剤密輸未遂2
押収品
東京税関が告発 ナイジェリアから国際便で覚醒剤密輸未遂3

 表彰盾は今年9月30日、ナイジェリアからの国際スピード郵便で成田空港に到着し、表彰用の盾の作りが雑だったことなどから10月3日に税関職員が検査をして、細工された10枚の盾の隙間にアルミ箔に包まれた状態の覚醒剤が隠されているのが発見された。

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■健康保険法違反 (3)
■宅建業法違反 (4)
■職業安定法違反 (14)
■建設業法違反 (12)
■労働基準法違反 (3)
■雇用保険法違反 (1)
■不正競争防止法違反 (2)
■食品衛生法違反 (3)
■強制執行妨害・競売入札妨害 (21)
■廃棄物処理法違反 (19)
不法投棄 (14)
虚偽管理票交付 (2)
虚偽申請 (1)
■建造物侵入 (15)
■器物損壊・建造物、住建造物損壊 (157)
■建造物等放火・住建造物等放火 (33)
■放火予備 (2)
■火炎瓶処罰法 (4)
■爆発物取締罰則違反 (25)
■保護責任者遺棄致死 (1)
■自動車運転処罰法違反 (1)
■道路運送法・道交法違反 (82)
自動車運転過失傷害・ひき逃げ (23)
妨害運転罪・あおり運転 (1)
酒酔い運転・酒気帯び運転 (6)
■危険運転致傷 (4)
■暴走族追放条例違反 (1)
■公務執行妨害 (32)
■威力業務妨害 (34)
■競売入札妨害 (3)
■偽計業務妨害・偽計信用棄損 (13)
■名誉毀損罪 (1)
■商標法違反 (13)
■著作権法違反 (3)
■文化財保護法違反 (1)
■電磁的記録不正作出・共用 (6)
■電磁的記録媒体頒布 (3)
■密輸 (2)
■所得税法違反 (20)
■関税法違反 (8)
■政治資金規正法違反 (4)
■電波法違反 (1)
■旅館業法違反 (1)
■民事保全法違反 (1)
■裁判員法違反 (2)
■弁護士法違反 (2)
■収賄罪 (1)
■地方公務員法違反 (3)
守秘義務違反 (0)
■住民基本台帳法違反 (4)
■職務強要 (1)
■特定商取引法違反 (4)
■裁判 (212)
■犯罪収益移転防止法 (13)
■暴力団対策法 (167)
用心棒料等要求行為 (4)
多数集合 (5)
損害賠償 (10)
用心棒行為等防止命令 (3)
使用制限命令 (32)
再発防止命令 (29)
使用者責任 (24)
賞揚等禁止命令 (5)
■中止命令 (132)
■都道府県暴力団排除条例違反 (398)
■組織犯罪処罰法違反 (258)
組織的殺人 (21)
組織的殺人未遂 (42)
組織的詐欺 (14)
組織的恐喝 (8)
組織的強要 (3)
組織的賭博開帳図利 (3)
組織的建造物損壊 (4)
組織的威力業務妨害 (3)
没収保全命令 (1)
犯罪収益収受 (107)
犯罪収益隠匿 (12)
犯罪収益仮装 (2)
犯人隠避・犯人隠避教唆 (10)
組織犯罪処罰法違反幇助 (1)
組織犯罪証拠隠滅 (1)
■暴力行為等処罰法違反 (56)
■指詰めの強要等の禁止 (0)
■脱退妨害行為 (0)
■暴力団追放活動 (91)
■家宅捜索 (158)
■不起訴処分 (38)
■国外 (66)
■軽犯罪法違反 (1)
■その他 (2292)
■未分類 (1535)
■横領 (2)