知人通じて暴力団に個人情報漏洩 不正検索は4年前から5つの地方で20数人分
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住民基本台帳の個人情報を知人を通じて暴力団関係者に漏洩したとして、東京都杉並区役所の職員・市川直央容疑者(32)=杉並区井草1=が、5日に警視庁捜査2課に逮捕された事件で、市川容疑者による個人情報の不正な検索が4年前から行われていたことが分かった。

市川直央容疑者(32)
市川容疑者は、2021年4月と今年2月に住民基本台帳ネットワークシステムにログインし、男女2人分の個人情報を、知人の職業不詳・佐々木洋樹容疑者(34)=住所不定=に漏らした疑いがもたれている。佐々木容疑者は暴力団関係者に人捜しを頼まれ市川容疑者に取得を依頼したという。
当時、市川容疑者は区民課主事で、システムにアクセスできる権限があり、個人情報の不正な検索は4年前から行われ、対象は関東・関西・東海など5つの地方で20数人分に上るという。今年2月末、自身の情報を漏洩されたとする人物から「区職員が不正に得た個人情報を外部に漏えいしている」と記された投書があり、漏えいが発覚し調査を開始。
市川容疑者は杉並区の内部調査で関与が発覚した際に、聞き取りに対して「検索した記憶はなく、不正行為は一切行っていない」と否定。同区は3月に警視庁に相談していた。
住民基本台帳の個人情報を知人を通じて暴力団関係者に漏洩したとして、東京都杉並区役所の職員・市川直央容疑者(32)=杉並区井草1=が、5日に警視庁捜査2課に逮捕された事件で、市川容疑者による個人情報の不正な検索が4年前から行われていたことが分かった。

市川直央容疑者(32)
市川容疑者は、2021年4月と今年2月に住民基本台帳ネットワークシステムにログインし、男女2人分の個人情報を、知人の職業不詳・佐々木洋樹容疑者(34)=住所不定=に漏らした疑いがもたれている。佐々木容疑者は暴力団関係者に人捜しを頼まれ市川容疑者に取得を依頼したという。
当時、市川容疑者は区民課主事で、システムにアクセスできる権限があり、個人情報の不正な検索は4年前から行われ、対象は関東・関西・東海など5つの地方で20数人分に上るという。今年2月末、自身の情報を漏洩されたとする人物から「区職員が不正に得た個人情報を外部に漏えいしている」と記された投書があり、漏えいが発覚し調査を開始。
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