強要と証人威迫で逮捕の神戸山口組系組長ら4人を不起訴
>>関連記事
京都地検は27日、恐喝事件の被害者を脅し被害届を取り下げさせたとして強要と証人威迫の疑いで逮捕された、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組長(57)=住所不定=ら6人のうち、組長を含む4人を不起訴処分にした。処分の理由は明らかにしていない。
組長ら4人は昨年10月、他の2人=証人威迫罪で起訴=と共謀して、京都市東山区にあるキャバクラ店の男性経営者(26)が京都府警東山署に出した神戸山口組系組員らによる恐喝事件の被害届について、男性経営者を飲食店に呼び出し「被害届なんか出したら京都で仕事はできないぞ。取り下げろ」などと約5時間にわたって脅して取り下げさせたとして、今年8月に逮捕されていた。
京都地検は27日、恐喝事件の被害者を脅し被害届を取り下げさせたとして強要と証人威迫の疑いで逮捕された、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組長(57)=住所不定=ら6人のうち、組長を含む4人を不起訴処分にした。処分の理由は明らかにしていない。
組長ら4人は昨年10月、他の2人=証人威迫罪で起訴=と共謀して、京都市東山区にあるキャバクラ店の男性経営者(26)が京都府警東山署に出した神戸山口組系組員らによる恐喝事件の被害届について、男性経営者を飲食店に呼び出し「被害届なんか出したら京都で仕事はできないぞ。取り下げろ」などと約5時間にわたって脅して取り下げさせたとして、今年8月に逮捕されていた。
恐喝事件の被害届取り下げを強要 神戸山口組系組長ら6人を逮捕
>>関連記事
京都府警組対2課と山科署などは3日、恐喝事件の被害者を脅して被害届を取り下げさせたとして、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組長(56)=住所不定=ら6人を強要と証人威迫の疑いで逮捕した。
6人は共謀して昨年10月7~8日、神戸山口組系組員ら4人が、京都市東山区にあるキャバクラ店の男性経営者(26)から225万円を脅し取ったとして、今年7月に恐喝容疑で逮捕された事件の被害届について、男性経営者を中京区の飲食店に呼び出し、「被害届なんか出したら京都で仕事はできないぞ。取り下げろ」などと約5時間にわたって脅迫。同区の法律事務所で示談書を作成させた上で被害届を取り下げさせた疑い。6人は容疑を否認している。
京都府警組対2課と山科署などは3日、恐喝事件の被害者を脅して被害届を取り下げさせたとして、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組長(56)=住所不定=ら6人を強要と証人威迫の疑いで逮捕した。
6人は共謀して昨年10月7~8日、神戸山口組系組員ら4人が、京都市東山区にあるキャバクラ店の男性経営者(26)から225万円を脅し取ったとして、今年7月に恐喝容疑で逮捕された事件の被害届について、男性経営者を中京区の飲食店に呼び出し、「被害届なんか出したら京都で仕事はできないぞ。取り下げろ」などと約5時間にわたって脅迫。同区の法律事務所で示談書を作成させた上で被害届を取り下げさせた疑い。6人は容疑を否認している。
証人威迫 工藤会系組長に懲役1年の有罪判決
>>関連記事
福岡地裁は20日、市民を狙った4つの事件で殺人などの罪に問われている、特定危険指定暴力団・工藤会トップ・野村悟被告(74)らの公判に証人として出廷した男性に対し、電話や面会で「なんで悪く言ったんか」などと脅し威迫した証人等威迫罪に問われた工藤会系組長、鹿子嶋文男被告(67)に対し、懲役1年、執行猶予3年(求刑は懲役1年)の有罪判決を言い渡した。
判決によると、鹿子嶋被告は去年1月から4月までの間、工藤会総裁・野村悟被告らが殺人などの罪に問われている裁判で、公判に証人として出廷した男性に対し、不利益になることを証言しないよう電話や面会で脅し威迫したとされる。
20日の判決公判で、神原浩裁判長は「他の証人に及ぼす影響は看過できない」などと非難した。一方で、「証言前の証人を威迫する事案とは異なる」として、鹿子嶋被告に懲役1年、執行猶予3年を言い渡した。工藤会トップらの裁判では今月、検察が野村被告に死刑を求刑している。
警察は今後、証人などの保護対策に万全を期すとしている。
福岡地裁は20日、市民を狙った4つの事件で殺人などの罪に問われている、特定危険指定暴力団・工藤会トップ・野村悟被告(74)らの公判に証人として出廷した男性に対し、電話や面会で「なんで悪く言ったんか」などと脅し威迫した証人等威迫罪に問われた工藤会系組長、鹿子嶋文男被告(67)に対し、懲役1年、執行猶予3年(求刑は懲役1年)の有罪判決を言い渡した。
判決によると、鹿子嶋被告は去年1月から4月までの間、工藤会総裁・野村悟被告らが殺人などの罪に問われている裁判で、公判に証人として出廷した男性に対し、不利益になることを証言しないよう電話や面会で脅し威迫したとされる。
20日の判決公判で、神原浩裁判長は「他の証人に及ぼす影響は看過できない」などと非難した。一方で、「証言前の証人を威迫する事案とは異なる」として、鹿子嶋被告に懲役1年、執行猶予3年を言い渡した。工藤会トップらの裁判では今月、検察が野村被告に死刑を求刑している。
警察は今後、証人などの保護対策に万全を期すとしている。
証人威迫 山口組系組員を逮捕
北海道警札幌南署は12日、知人の公判で証人になった共犯の男が不利な発言をしないよう脅したとして、指定暴力団・山口組系「四代目誠友会」組員、関谷政美容疑者(51)=札幌市豊平区中の島=を証人威迫の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は2018年11月15日、窃盗罪などに問われた神戸市の男(35)の公判で、証人で出廷予定だった共犯の札幌市の男(35)と札幌市西区琴似の留置施設で面会した際、「否認しているぞ。否認しているんだからちゃんとしゃべれよ」などと強い語気で脅し、従わせようとした疑い。面会に立ち会っていた警察官の証言で事件が発覚した。
被害にあった男性は、2018年11月、札幌市の住宅に友人と侵入し、現金約1000万円を盗んだ疑いで逮捕されていて、もう1人の男は容疑を否認していた。関谷容疑者は「間違いありません」と容疑を認めている。

逮捕容疑は2018年11月15日、窃盗罪などに問われた神戸市の男(35)の公判で、証人で出廷予定だった共犯の札幌市の男(35)と札幌市西区琴似の留置施設で面会した際、「否認しているぞ。否認しているんだからちゃんとしゃべれよ」などと強い語気で脅し、従わせようとした疑い。面会に立ち会っていた警察官の証言で事件が発覚した。
被害にあった男性は、2018年11月、札幌市の住宅に友人と侵入し、現金約1000万円を盗んだ疑いで逮捕されていて、もう1人の男は容疑を否認していた。関谷容疑者は「間違いありません」と容疑を認めている。
