「大麻リキッド」800グラム所持 稲川会系「高橋組」幹部らを追送検
>>関連記事
北海道警は、今年7月に石狩市内の違法な大麻栽培工場が摘発され、乾燥大麻およそ2キロを営利目的で所持していたとして大麻取締法違反(営利目的所持)の疑いで逮捕・起訴された、指定暴力団・稲川会系「二代目高橋組」幹部・小林光裕容疑者(41)=札幌市中央区=ら男3人が、乾燥大麻のほかにも液体状に加工した大量の「大麻リキッド」を所持していたとして、起訴を求める「厳重処分」の意見をつけて3人を追送検した。

小林容疑者ら3人は、今年7月10日に違法な大麻栽培工場として使われていたとみられる石狩市内の倉庫で、乾燥大麻およそ2キロ(末端価格およそ1000万円相当)を販売目的で隠し持っていたとして、大麻取締法違反の疑いで逮捕・起訴されていた。
道警は3人の認否について明らかにしていないが、この倉庫からは大麻草などの他に大麻を液体状に加工した「大麻リキッド」約800グラムがビン詰めされた状態で押収されていて、成分を凝縮している大麻リキッドは危険性が高く、電子たばこのカートリッジに入れ気化させて吸引することが多いため、乾燥大麻より周囲に見つかりにくいことから、特に若者の間での蔓延が懸念されている。
北海道警は、今年7月に石狩市内の違法な大麻栽培工場が摘発され、乾燥大麻およそ2キロを営利目的で所持していたとして大麻取締法違反(営利目的所持)の疑いで逮捕・起訴された、指定暴力団・稲川会系「二代目高橋組」幹部・小林光裕容疑者(41)=札幌市中央区=ら男3人が、乾燥大麻のほかにも液体状に加工した大量の「大麻リキッド」を所持していたとして、起訴を求める「厳重処分」の意見をつけて3人を追送検した。

小林容疑者ら3人は、今年7月10日に違法な大麻栽培工場として使われていたとみられる石狩市内の倉庫で、乾燥大麻およそ2キロ(末端価格およそ1000万円相当)を販売目的で隠し持っていたとして、大麻取締法違反の疑いで逮捕・起訴されていた。
道警は3人の認否について明らかにしていないが、この倉庫からは大麻草などの他に大麻を液体状に加工した「大麻リキッド」約800グラムがビン詰めされた状態で押収されていて、成分を凝縮している大麻リキッドは危険性が高く、電子たばこのカートリッジに入れ気化させて吸引することが多いため、乾燥大麻より周囲に見つかりにくいことから、特に若者の間での蔓延が懸念されている。
LAから覚醒剤2.3キロを営利目的で密輸 稲川会傘下組員を再逮捕
>>関連記事
警視庁は、アメリカ・ロサンゼルスから覚醒剤2.3キロを営利目的で密輸させたとして、指定暴力団・稲川会傘下組員・一柳敏春容疑者(51)を覚醒剤取締法違反の疑いで再逮捕した。

一柳敏春容疑者(今年5月)
一柳容疑者は仲間と共謀して2022年2月、覚醒剤2.3キロ(末端価格およそ1億4600万円相当)を、航空貨物でアメリカ・ロサンゼルスから成田空港に密輸させた疑いが持たれている。一柳容疑者は、今年5月にも覚醒剤取締法違反事件で逮捕・起訴されていて、中国人犯罪組織グループと共謀していたとみられている。

押収品

成田空港で東京税関の職員が荷物を調べたところ、黒い紙で覆われたマフラーが入った4つの段ボール箱のうち、3つの箱のフタと底が青色の板で加工されていて、隙間に覚醒剤が隠されていた。
警視庁は、手口などから今回の事件でも、背後に同じ中国人の犯罪組織が関与しているとみて調べている。
警視庁は、アメリカ・ロサンゼルスから覚醒剤2.3キロを営利目的で密輸させたとして、指定暴力団・稲川会傘下組員・一柳敏春容疑者(51)を覚醒剤取締法違反の疑いで再逮捕した。

一柳敏春容疑者(今年5月)
一柳容疑者は仲間と共謀して2022年2月、覚醒剤2.3キロ(末端価格およそ1億4600万円相当)を、航空貨物でアメリカ・ロサンゼルスから成田空港に密輸させた疑いが持たれている。一柳容疑者は、今年5月にも覚醒剤取締法違反事件で逮捕・起訴されていて、中国人犯罪組織グループと共謀していたとみられている。

押収品

成田空港で東京税関の職員が荷物を調べたところ、黒い紙で覆われたマフラーが入った4つの段ボール箱のうち、3つの箱のフタと底が青色の板で加工されていて、隙間に覚醒剤が隠されていた。
警視庁は、手口などから今回の事件でも、背後に同じ中国人の犯罪組織が関与しているとみて調べている。
大麻所持で逮捕のレゲエ歌手「CHEHON(チェホン)」日常的に大麻使用か
愛知県警は、東京都内で乾燥大麻を所持したとして、「CHEHON(チェホン)」の名前で活動するレゲエミュージシャン・米田洪二容疑者(39)が大麻取締法違反の疑いで逮捕された事件で、新たに関係先から「大麻リキッド」とみられる液体や植物片を押収していたことが分かった。

米田洪二容疑者(39)

関係先からの押収品
県警が米田容疑者が大麻を持っているという情報を得て、今年4月から内偵捜査を進めていて、今月11日に東京都品川区の集合住宅の敷地内で、米田容疑者の所持品を調べたところ、ポーチからタバコ状の乾燥大麻2本(0.977グラム・末端価格およそ5000円相当)が見つかった。他にも関係先から液体に加工した「大麻リキッド」とみられるものや、植物片、吸引器具などが押収されていた。
県警は、24日に名古屋市港区で開催された音楽フェスに出演した後、米田容疑者を逮捕した。米田容疑者が日常的に大麻を使用していたとみている。
米田容疑者は「CHEHON」として活動していて、「YouTube(ユーチューブ)」で米田容疑者が出演した再生回数は3000万回を超え、代表曲の「韻波句徒(インパクト)」は1200万回以上再生されるなど、若者から人気を集めているレゲエミュージシャン。
県警は、米田容疑者の認否を明らかにしていないが、押収品の成分鑑定を進めるするとともに、入手経路や余罪について捜査している。

米田洪二容疑者(39)

関係先からの押収品
県警が米田容疑者が大麻を持っているという情報を得て、今年4月から内偵捜査を進めていて、今月11日に東京都品川区の集合住宅の敷地内で、米田容疑者の所持品を調べたところ、ポーチからタバコ状の乾燥大麻2本(0.977グラム・末端価格およそ5000円相当)が見つかった。他にも関係先から液体に加工した「大麻リキッド」とみられるものや、植物片、吸引器具などが押収されていた。
県警は、24日に名古屋市港区で開催された音楽フェスに出演した後、米田容疑者を逮捕した。米田容疑者が日常的に大麻を使用していたとみている。
米田容疑者は「CHEHON」として活動していて、「YouTube(ユーチューブ)」で米田容疑者が出演した再生回数は3000万回を超え、代表曲の「韻波句徒(インパクト)」は1200万回以上再生されるなど、若者から人気を集めているレゲエミュージシャン。
県警は、米田容疑者の認否を明らかにしていないが、押収品の成分鑑定を進めるするとともに、入手経路や余罪について捜査している。
大麻密売で無職の男を逮捕 共政会系「片山組」を家宅捜索
広島県警組織犯罪対策2課と海田署は21日、広島市中区の路上で男に大麻を密売したとして無職・井上海容疑者(22)=広島市中区吉島東2丁目=が大麻取締法違反(譲渡)容疑で逮捕された事件で、関係先として指定暴力団・六代目共政会系「二代目片山組」の事務所を捜査員15人態勢で家宅捜索した。

片山組を家宅捜索
井上容疑者は、今年2月20日ごろに中区流川町の路上で男に大麻を密売したとして、今月19日に同署に逮捕された。調べに対し井上容疑者は黙秘している。
同署が大麻を譲り受けた男を捜査する過程で、井上容疑者の関与が浮上。井上容疑者が片山組と深く関わりがある事から、大麻密売に片山組の組織的関与の可能性があるとみて、詳しい経緯などを調べている。

片山組を家宅捜索
井上容疑者は、今年2月20日ごろに中区流川町の路上で男に大麻を密売したとして、今月19日に同署に逮捕された。調べに対し井上容疑者は黙秘している。
同署が大麻を譲り受けた男を捜査する過程で、井上容疑者の関与が浮上。井上容疑者が片山組と深く関わりがある事から、大麻密売に片山組の組織的関与の可能性があるとみて、詳しい経緯などを調べている。
特殊詐欺のアジトに覚醒剤やコカインなど違法薬物 住吉会傘下組員を逮捕
広島県警広島南署は、覚醒剤やコカインなど約1.8キロの違法薬物を営利目的で所持したとして、指定暴力団・住吉会傘下組員(21)を逮捕した。男は「違法薬物を所持していた事実はありません」と容疑を否認している。

広島南警察署
組員の男は仲間と共謀し、東京都新宿区西新宿5丁目にある共犯者の自宅に、営利目的で覚醒剤やコカイン、大麻やMDMAなど約1.8キロの違法薬物(末端価格およそ1700万円)を所持した疑いが持たれている。
同署が別の特殊詐欺事件の捜査で、詐欺のアジトとして使われていた家を家宅捜索したところ、大量の違法薬物が発見された。
同署は、違法薬物の入手ルートや販売先など、捜査を進めている。

広島南警察署
組員の男は仲間と共謀し、東京都新宿区西新宿5丁目にある共犯者の自宅に、営利目的で覚醒剤やコカイン、大麻やMDMAなど約1.8キロの違法薬物(末端価格およそ1700万円)を所持した疑いが持たれている。
同署が別の特殊詐欺事件の捜査で、詐欺のアジトとして使われていた家を家宅捜索したところ、大量の違法薬物が発見された。
同署は、違法薬物の入手ルートや販売先など、捜査を進めている。
大阪、北九州グループの覚醒剤取引を摘発 コンビニ発送 工藤会系組員ら6人を逮捕
福岡県警は、営利目的で覚醒剤を譲り受けたなどとして、特定危険指定暴力団・工藤會系組員・伊藤明雄容疑者(49)と、無職・中田公平容疑者(47)=大阪府堺市=ら男女6人を覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕し、23日、北九州市の工藤會系組事務所を家宅捜索した。

押収品

中田容疑者は今年7月18日、大阪府堺市のコンビニから覚醒剤およそ50グラムを発送し、伊藤容疑者が譲り受けたなどの疑いが持たれている。
逮捕された6人は、覚醒剤の仕入れ元で発送する側の中田容疑者ら「大阪グループ」の男女3人と、譲り受ける側の伊藤容疑者ら「北九州グループ」の男女3人で、取引された覚醒剤はあわせて350グラム(末端価格2200万円相当)にのぼる。
警察は、伊藤容疑者らが入手した覚醒剤が工藤會の資金源になっていたとみて、事件の全容解明を進めている。

押収品

中田容疑者は今年7月18日、大阪府堺市のコンビニから覚醒剤およそ50グラムを発送し、伊藤容疑者が譲り受けたなどの疑いが持たれている。
逮捕された6人は、覚醒剤の仕入れ元で発送する側の中田容疑者ら「大阪グループ」の男女3人と、譲り受ける側の伊藤容疑者ら「北九州グループ」の男女3人で、取引された覚醒剤はあわせて350グラム(末端価格2200万円相当)にのぼる。
警察は、伊藤容疑者らが入手した覚醒剤が工藤會の資金源になっていたとみて、事件の全容解明を進めている。
営利目的で67株の大麻を栽培 山口組系「秋良連合会」傘下組員ら3人を逮捕
大阪府警捜査4課は17日、大阪府能勢町の民家で大麻を栽培したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「秋良連合会」組員・森澤将人容疑者(57)=兵庫県川西市東畦野=と、秋良連合会傘下組員・冨原正実容疑者(50)=兵庫県伊丹市西野=、無職・嶋﨑仁容疑者(34)=大阪府能勢町=の3人を大麻取締法違反(営利目的栽培)の疑いで逮捕した。府警は3人の認否を明らかにしていない。

押収された大麻の鉢植え
森澤容疑者らは2022年6月から今年6月にかけて、大阪府能勢町にある嶋﨑容疑者の自宅で、営利目的で大麻草2株を栽培した疑いがもたれている。
冨原容疑者と嶋﨑容疑者は今年6月、大阪府堺市内のコンビニエンスストアの駐車場で、口論になった相手を車でひき、殺害しようとしたとして既に逮捕されていて、嶋﨑容疑者の自宅の家宅捜索で大麻草とみられる植物が見つかり、その後の捜査から、民家1階には50株、2階に17株のあわせて67株の大麻草の植木鉢などが発見された。

押収された大麻の鉢植え
森澤容疑者らは2022年6月から今年6月にかけて、大阪府能勢町にある嶋﨑容疑者の自宅で、営利目的で大麻草2株を栽培した疑いがもたれている。
冨原容疑者と嶋﨑容疑者は今年6月、大阪府堺市内のコンビニエンスストアの駐車場で、口論になった相手を車でひき、殺害しようとしたとして既に逮捕されていて、嶋﨑容疑者の自宅の家宅捜索で大麻草とみられる植物が見つかり、その後の捜査から、民家1階には50株、2階に17株のあわせて67株の大麻草の植木鉢などが発見された。
沼津市の別荘でも営利目的で大麻栽培 山口組傘下幹部ら4人を再逮捕
>>関連記事
静岡県警薬物銃器国際捜査課と大仁署は2日、静岡県伊豆市の別荘で大麻草を営利目的で栽培していたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系組幹部らが逮捕された事件で、静岡県沼津市内の別荘でも大麻草を栽培をしていたとして、山口組傘下幹部(45)=長野県諏訪市=、同組員(29)=同県下諏訪町=、会社役員の男(43)=伊東市宇佐美=、無職の男(27)=伊豆市土肥=の4容疑者を大麻取締法違反(営利目的栽培)の疑いで再逮捕した。

静岡県警察本部
4人は何者かと共謀して今年3月25日ごろ、沼津市戸田の別荘で大量の大麻草を営利目的で栽培した疑いが持たれている。沼津市の別荘でも伊豆市の別荘で使われていた道具と似た水耕栽培用具や、大麻草の一部などが発見された。山口組傘下幹部の指示の下、同組員が連絡調整役、会社役員の男が栽培の指南役、無職の男が実行役などをそれぞれ担っていたとみられる。
沼津市戸田の別荘は、幹線道路から1キロ弱、山道を登った場所にあり、近隣住民によると、1年ほど前に男が引っ越してきたといい、男の知人とみられる人物が黒い車で出入りする姿も目撃されていた。
4人は今年4月5日ごろ、伊豆市の別荘で大麻草66本(約1.3キロ)を営利目的で栽培したなどとして6月にも逮捕されていて、県警は両市内の別荘以外にも別の栽培拠点を構えていた可能性を視野に実態解明を進め、売上金が暴力団の資金源になっていたとみて捜査を続けている。
静岡県警薬物銃器国際捜査課と大仁署は2日、静岡県伊豆市の別荘で大麻草を営利目的で栽培していたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系組幹部らが逮捕された事件で、静岡県沼津市内の別荘でも大麻草を栽培をしていたとして、山口組傘下幹部(45)=長野県諏訪市=、同組員(29)=同県下諏訪町=、会社役員の男(43)=伊東市宇佐美=、無職の男(27)=伊豆市土肥=の4容疑者を大麻取締法違反(営利目的栽培)の疑いで再逮捕した。

静岡県警察本部
4人は何者かと共謀して今年3月25日ごろ、沼津市戸田の別荘で大量の大麻草を営利目的で栽培した疑いが持たれている。沼津市の別荘でも伊豆市の別荘で使われていた道具と似た水耕栽培用具や、大麻草の一部などが発見された。山口組傘下幹部の指示の下、同組員が連絡調整役、会社役員の男が栽培の指南役、無職の男が実行役などをそれぞれ担っていたとみられる。
沼津市戸田の別荘は、幹線道路から1キロ弱、山道を登った場所にあり、近隣住民によると、1年ほど前に男が引っ越してきたといい、男の知人とみられる人物が黒い車で出入りする姿も目撃されていた。
4人は今年4月5日ごろ、伊豆市の別荘で大麻草66本(約1.3キロ)を営利目的で栽培したなどとして6月にも逮捕されていて、県警は両市内の別荘以外にも別の栽培拠点を構えていた可能性を視野に実態解明を進め、売上金が暴力団の資金源になっていたとみて捜査を続けている。
乾燥大麻2キロを営利目的所持 稲川会系「高橋組」幹部ら3人を再逮捕
>>関連記事
北海道警は31日、乾燥大麻およそ2キロを営利目的で所持していたとして、指定暴力団・稲川会系「二代目高橋組」幹部・小林光裕容疑者(41)=札幌市中央区=と、塗装業の男(38)=札幌市手稲区=、建設業の男(32)=札幌市東区=の3人を大麻取締法違反(営利目的所持)の疑いで再逮捕した。

押収された大麻など

摘発された大麻栽培工場

小林容疑者ら3人は、石狩市樽川の倉庫に乾燥大麻およそ2キロ(末端価格およそ1000万円相当)や、瓶などに詰められた液体状に加工した「大麻リキッド」およそ800グラムを営利目的で所持していた疑いが持たれている。
大麻リキッドは成分を凝縮しているため危険性が高い一方、電子たばこのカートリッジに入れ、気化させて吸引されることが多いため、乾燥大麻より使っていることが周囲に分かりにくいことから、近年、特に若者の間でのまん延し安易な使用が広がっている可能性が指摘されている。
3人は同じ石狩市の倉庫を大麻の栽培工場として、営利目的で大麻草を栽培した疑いで今月10日に現行犯逮捕されていて、2度目の逮捕となる。倉庫からは124株の大麻草や、大麻リキッドのほか、栽培に使用したとみられるバケツやLEDライトなど100点以上が押収されていた。大麻草の栽培について、小林容疑者は「趣味でやっていた」と容疑を否認、塗装業の男は「小林さんに倉庫を貸していただけ」と一部容疑を否認、建設業の男は「3人で栽培していた」と容疑を認めていた。
大麻の営利目的所持について、小林容疑者は「持っていたのは間違いないが、営利目的ではない」と容疑を一部否認、塗装業の男は「間違いありません」と容疑を認め、建設業の男は「大麻があったのは知ってるけど、全部小林さんのもの」と容疑を否認している。
道警は、大麻の売り上げが暴力団の資金源になっていたとみて、調べを進めている。
北海道警は31日、乾燥大麻およそ2キロを営利目的で所持していたとして、指定暴力団・稲川会系「二代目高橋組」幹部・小林光裕容疑者(41)=札幌市中央区=と、塗装業の男(38)=札幌市手稲区=、建設業の男(32)=札幌市東区=の3人を大麻取締法違反(営利目的所持)の疑いで再逮捕した。

押収された大麻など

摘発された大麻栽培工場

小林容疑者ら3人は、石狩市樽川の倉庫に乾燥大麻およそ2キロ(末端価格およそ1000万円相当)や、瓶などに詰められた液体状に加工した「大麻リキッド」およそ800グラムを営利目的で所持していた疑いが持たれている。
大麻リキッドは成分を凝縮しているため危険性が高い一方、電子たばこのカートリッジに入れ、気化させて吸引されることが多いため、乾燥大麻より使っていることが周囲に分かりにくいことから、近年、特に若者の間でのまん延し安易な使用が広がっている可能性が指摘されている。
3人は同じ石狩市の倉庫を大麻の栽培工場として、営利目的で大麻草を栽培した疑いで今月10日に現行犯逮捕されていて、2度目の逮捕となる。倉庫からは124株の大麻草や、大麻リキッドのほか、栽培に使用したとみられるバケツやLEDライトなど100点以上が押収されていた。大麻草の栽培について、小林容疑者は「趣味でやっていた」と容疑を否認、塗装業の男は「小林さんに倉庫を貸していただけ」と一部容疑を否認、建設業の男は「3人で栽培していた」と容疑を認めていた。
大麻の営利目的所持について、小林容疑者は「持っていたのは間違いないが、営利目的ではない」と容疑を一部否認、塗装業の男は「間違いありません」と容疑を認め、建設業の男は「大麻があったのは知ってるけど、全部小林さんのもの」と容疑を否認している。
道警は、大麻の売り上げが暴力団の資金源になっていたとみて、調べを進めている。
香港経由で覚醒剤130キロ密輸 住吉会系「花田会」幹部に無罪判決
>>関連記事
東京地裁は28日、メキシコの巨大麻薬組織から香港経由で日本に覚醒剤およそ130キロを密輸入したとして、覚醒剤取締法違反の罪などに問われた指定暴力団・住吉会系「四代目花田会」幹部・高上雅之被告(70)に対し、無罪を言い渡した。

東京地方裁判所
高上被告は仲間と共謀のうえ2021年7月、覚醒剤およそ130キロを隠した貨物2個を香港経由で大井埠頭に船便で密輸入した罪に問われていた。貨物が日本に届いた後、高上被告は配送業者と落ち合ったものの、貨物を受け取ることなく逃走していた。
東京地裁は判決で、「被告が、貨物が密輸品であるかもしれないことや、その密輸品が覚醒剤を含む違法薬物であるかもしれないことを認識していたと推認することはできない」と指摘し、「公訴事実の証明が不十分で犯罪の証明がない」として無罪を言い渡した。
東京地検は無罪判決について、「判決内容を十分検討して適切に対処したい」とコメントしている。
東京地裁は28日、メキシコの巨大麻薬組織から香港経由で日本に覚醒剤およそ130キロを密輸入したとして、覚醒剤取締法違反の罪などに問われた指定暴力団・住吉会系「四代目花田会」幹部・高上雅之被告(70)に対し、無罪を言い渡した。

東京地方裁判所
高上被告は仲間と共謀のうえ2021年7月、覚醒剤およそ130キロを隠した貨物2個を香港経由で大井埠頭に船便で密輸入した罪に問われていた。貨物が日本に届いた後、高上被告は配送業者と落ち合ったものの、貨物を受け取ることなく逃走していた。
東京地裁は判決で、「被告が、貨物が密輸品であるかもしれないことや、その密輸品が覚醒剤を含む違法薬物であるかもしれないことを認識していたと推認することはできない」と指摘し、「公訴事実の証明が不十分で犯罪の証明がない」として無罪を言い渡した。
東京地検は無罪判決について、「判決内容を十分検討して適切に対処したい」とコメントしている。
UAEから覚醒剤6キロ含む液体密輸 自称・占い師の稲川会傘下幹部ら3人を逮捕
長崎県警は26日、UAE=アラブ首長国連邦から覚醒剤およそ6キロ(末端価格約3億円相当)を含んだ液体が輸入された事件で、新たに覚醒剤の回収役を指示した自称・占い師の指定暴力団・稲川会傘下幹部・鈴木隆玄容疑者(55)=神奈川県横浜市=と、回収役の無職の男(65)=横浜市=と無職の男(48)=横浜市=の3人を覚醒剤取締法違反容疑で逮捕した。

押収されたオイル缶

この覚醒剤密輸事件は、今年3月に長崎市に住む男ら3人が、およそ6キロ(末端価格約3億円相当)の覚醒剤を混ぜた液体計約13.6キロをオイル缶4缶に入れ、アラブ首長国連邦から密輸したもので、既に逮捕・起訴された男(21)=長崎市三川町=と、男(29)=諫早市=の2人は、6月27日に長崎地裁で懲役2年6か月・執行猶予4年と罰金50万円、自営業の男(29)=住所不定=は今月21日に懲役3年・執行猶予5年と罰金100万円の有罪判決を受けている。
回収役の無職の男2人は長崎市の男が覚醒剤取締法などで逮捕された事を知らずに、輸入した覚醒剤を受け取ろうと長崎市にある男の自宅を訪れ、事件への関与が発覚し、今月12日に逮捕された。その後の調べから、覚醒剤の回収を指示していた鈴木容疑者の関与が明らかになった。
覚醒剤は液体と混ぜても条件が揃えば再び覚醒剤として分離できるという。押収された覚醒剤は、長崎県内で押収された覚醒剤としては過去最高額となる。
県警は3人の認否を明らかにしていないが、余罪や他に共犯者がいる可能性も視野に捜査を続けている。

押収されたオイル缶

この覚醒剤密輸事件は、今年3月に長崎市に住む男ら3人が、およそ6キロ(末端価格約3億円相当)の覚醒剤を混ぜた液体計約13.6キロをオイル缶4缶に入れ、アラブ首長国連邦から密輸したもので、既に逮捕・起訴された男(21)=長崎市三川町=と、男(29)=諫早市=の2人は、6月27日に長崎地裁で懲役2年6か月・執行猶予4年と罰金50万円、自営業の男(29)=住所不定=は今月21日に懲役3年・執行猶予5年と罰金100万円の有罪判決を受けている。
回収役の無職の男2人は長崎市の男が覚醒剤取締法などで逮捕された事を知らずに、輸入した覚醒剤を受け取ろうと長崎市にある男の自宅を訪れ、事件への関与が発覚し、今月12日に逮捕された。その後の調べから、覚醒剤の回収を指示していた鈴木容疑者の関与が明らかになった。
覚醒剤は液体と混ぜても条件が揃えば再び覚醒剤として分離できるという。押収された覚醒剤は、長崎県内で押収された覚醒剤としては過去最高額となる。
県警は3人の認否を明らかにしていないが、余罪や他に共犯者がいる可能性も視野に捜査を続けている。
自宅で大麻草41本を営利目的で栽培 無職の男を逮捕
神奈川県警厚木署と県警暴力団対策課は、千葉県木更津市の自宅で大麻草41本を営利目的で栽培したとして、無職・横川千晃容疑者(40)=千葉県木更津市=を大麻取締法違反の疑いで現行犯逮捕した。調べに対し、横川容疑者は大麻を栽培したことは認めているが「営利目的ではありません」と容疑を一部否認している。

押収された大麻など
横川容疑者は今年5月、神奈川県厚木市内から千葉県木更津市の2階建て戸建住宅に転居していて、19日に木更津市の自宅2階部分で、大麻草41本を営利目的で水耕栽培していた疑いが持たれている。

押収された大麻など

県警は、2022年3月頃に「厚木市内で大麻を栽培している」などといった情報を受けて捜査を進め、背後に暴力団組織の存在があるとみていて引き続き調べを進めている。

押収された大麻など
横川容疑者は今年5月、神奈川県厚木市内から千葉県木更津市の2階建て戸建住宅に転居していて、19日に木更津市の自宅2階部分で、大麻草41本を営利目的で水耕栽培していた疑いが持たれている。

押収された大麻など

県警は、2022年3月頃に「厚木市内で大麻を栽培している」などといった情報を受けて捜査を進め、背後に暴力団組織の存在があるとみていて引き続き調べを進めている。
組員が大麻を営利目的所持 共政会系「片山組」を家宅捜索
広島西署と広島県警組織犯罪対策2課は11日、車内に営利目的で大麻を所持したとして、指定暴力団・六代目共政会系「二代目片山組」組員・岡野有冶容疑者(20)=広島市中区三川町(詐欺容疑で処分保留)=を大麻取締法違反(営利目的所持)の疑いで再逮捕した。同署などは12日に関係先として片山組事務所を捜査員など15人態勢で家宅捜索した。

片山組を家宅捜索
岡野容疑者は今年4月15日午前2時半ごろ、10代の男3人と共謀し広島市西区己斐上2丁目の路上に駐車中の軽乗用車内で、25袋に小分けした大麻約あわせて18グラムを営利目的で所持したとして同署などに再逮捕された。岡野容疑者は「事実無根です」と容疑を否認している。
同署などは、岡野容疑者が3人に大麻の販売を指示したとみていて、片山組の組織的な関与の可能性も視野に調べている。

片山組を家宅捜索
岡野容疑者は今年4月15日午前2時半ごろ、10代の男3人と共謀し広島市西区己斐上2丁目の路上に駐車中の軽乗用車内で、25袋に小分けした大麻約あわせて18グラムを営利目的で所持したとして同署などに再逮捕された。岡野容疑者は「事実無根です」と容疑を否認している。
同署などは、岡野容疑者が3人に大麻の販売を指示したとみていて、片山組の組織的な関与の可能性も視野に調べている。
男性に暴行などで逮捕の住吉会傘下幹部 覚醒剤所持でも再逮捕
埼玉県警捜査4課と川口署の合同捜査班は28日、埼玉県川口市内のアパートで営利目的で覚醒剤を所持していたとして、指定暴力団・住吉会傘下幹部(58)=住所不定=を覚醒剤取締法違反(営利目的所持)の疑いで再逮捕した。調べに対し、「今は話せない。弁護士と相談する」と認否を留保している。

川口警察署
再逮捕容疑は今年5月19日、川口市内のアパートで覚醒剤約39グラム(末端価格約240万円相当)を営利目的で所持した疑いが持たれている。
容疑者の幹部は5月17日夜、川口市内にある知人男性の自宅で男性に暴行し、男性の110番通報を受けて駆け付けた警察官が幹部に職務質問して覚醒剤を所持していることが発覚。翌18日に男を覚醒剤取締法違反(所持)で現行犯逮捕し、その後6月8日に同法違反(使用)でも再逮捕した。

川口警察署
再逮捕容疑は今年5月19日、川口市内のアパートで覚醒剤約39グラム(末端価格約240万円相当)を営利目的で所持した疑いが持たれている。
容疑者の幹部は5月17日夜、川口市内にある知人男性の自宅で男性に暴行し、男性の110番通報を受けて駆け付けた警察官が幹部に職務質問して覚醒剤を所持していることが発覚。翌18日に男を覚醒剤取締法違反(所持)で現行犯逮捕し、その後6月8日に同法違反(使用)でも再逮捕した。