路上で高齢男性に暴行 稲川会系「杉浦一家」組員ら男女3人を逮捕
北海道警札幌豊平署は、今年4月中旬に札幌市豊平区の路上で、面識がない高齢男性に暴行してケガを負わせたとして、指定暴力団・稲川会系「二代目杉浦一家」組員・安達宏人容疑者(54)=札幌市中央区=と、安達容疑者の知人で飲食店経営の男(51)=札幌市白石区=の2人を傷害の疑いで逮捕した、また、交際中の安達容疑者を車に乗せて逃走させたとして自営業の女(53)=札幌市中央区=を逮捕した。

安達宏人容疑者(54)
安達容疑者ら2人は4月15日午前0時20分ごろ、札幌市豊平区月寒中央通の路上で、70代の男性に対して暴行を加えケガをさせた疑いが持たれている。男性は路上に倒れていて、通行人からの110通報で事件が発覚。警察官が駆け付けた際には、すでに2人は現場から立ち去っていた。
同署のその後の捜査から、4月19日に交際中の安達容疑者を車に乗せて逃走させたとして、今月18日午前に自営業の女を2人に先立ち逮捕し、19日午前と23日午後に安達容疑者ら2人を相次いで逮捕した。
同署は、捜査に支障があるとして被害者男性の身元や、ケガの状態、詳しい経緯などは明かさず、3人の認否も明らかにしていないが、引き続き捜査をすすめている。

安達宏人容疑者(54)
安達容疑者ら2人は4月15日午前0時20分ごろ、札幌市豊平区月寒中央通の路上で、70代の男性に対して暴行を加えケガをさせた疑いが持たれている。男性は路上に倒れていて、通行人からの110通報で事件が発覚。警察官が駆け付けた際には、すでに2人は現場から立ち去っていた。
同署のその後の捜査から、4月19日に交際中の安達容疑者を車に乗せて逃走させたとして、今月18日午前に自営業の女を2人に先立ち逮捕し、19日午前と23日午後に安達容疑者ら2人を相次いで逮捕した。
同署は、捜査に支障があるとして被害者男性の身元や、ケガの状態、詳しい経緯などは明かさず、3人の認否も明らかにしていないが、引き続き捜査をすすめている。
タクシー運転手に「旭導会の幹部だ」と脅し暴行 元「旭導会」本部長の無職男を逮捕
北海道警旭川東署は26日、タクシー運転手に「料金が高い」、「旭導会の幹部だ」などと脅して暴行したとして、元・特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「旭導会」本部長で無職の男(40)=旭川市=を暴行の疑いで逮捕した。調べに対し、男は「話すことは何もない」と黙秘している。

北海道警旭川東警察署
男は今年3月29日午前5時ごろ、旭川市南3条通22丁目の路上で、駐車中のタクシー内の後部座席から運転席を蹴るなどした疑いが持たれている。男は旭導会の元本部長で、既に旭導会を辞めているにも関わらず、運転手の男性に「料金が高い」などと言いがかりをつけ、「旭導会の幹部だ」などと脅して後部座席から運転席を蹴ったという。運転手にケガはなかった。
男性運転手が「大声を出してもめている」と110番通報し、警察が駆け付けたところ、男は料金を支払ってその場から立ち去った。その後、警察がドライブレコーダーの映像を調べたところ、男が車内で暴れる様子が確認できたことから逮捕した。

北海道警旭川東警察署
男は今年3月29日午前5時ごろ、旭川市南3条通22丁目の路上で、駐車中のタクシー内の後部座席から運転席を蹴るなどした疑いが持たれている。男は旭導会の元本部長で、既に旭導会を辞めているにも関わらず、運転手の男性に「料金が高い」などと言いがかりをつけ、「旭導会の幹部だ」などと脅して後部座席から運転席を蹴ったという。運転手にケガはなかった。
男性運転手が「大声を出してもめている」と110番通報し、警察が駆け付けたところ、男は料金を支払ってその場から立ち去った。その後、警察がドライブレコーダーの映像を調べたところ、男が車内で暴れる様子が確認できたことから逮捕した。
「忘年会」で男性への暴行事件 住吉会傘下組員を逮捕
警視庁暴力団対策課は26日、東京都中央区月島のもんじゃ店で、男性の顔面を複数回殴り大ケガを負わせたとして、指定暴力団・住吉会傘下組員・鈴木耕二容疑者(46)=中央区八丁堀=を傷害容疑で逮捕した。調べに対し、鈴木容疑者は「そのことについては今は言いたくありません」と供述している。

警視庁本部
鈴木容疑者は2022年12月18日午前2時半ごろ、中央区月島のもんじゃ店で知人らと忘年会をしていた際、その中にいた知人男性(当時40)の顔面を複数回殴り、眼窩底骨折、右頬骨骨折、下顎骨骨折など全治およそ1カ月の大ケガを負わせた疑いがもたれている。
この忘年会には、プロ野球球団「読売ジャイアンツ」のオコエ瑠偉選手も同席していて、警視庁がオコエ選手を含む、忘年会参加者らに任意で事情聴取していたが、オコエ選手は事件発生前に店を出ていて事件への関与はなかった。

警視庁本部
鈴木容疑者は2022年12月18日午前2時半ごろ、中央区月島のもんじゃ店で知人らと忘年会をしていた際、その中にいた知人男性(当時40)の顔面を複数回殴り、眼窩底骨折、右頬骨骨折、下顎骨骨折など全治およそ1カ月の大ケガを負わせた疑いがもたれている。
この忘年会には、プロ野球球団「読売ジャイアンツ」のオコエ瑠偉選手も同席していて、警視庁がオコエ選手を含む、忘年会参加者らに任意で事情聴取していたが、オコエ選手は事件発生前に店を出ていて事件への関与はなかった。
飲食店で面識ない男性に暴行 山口組系「旭導会」本部を家宅捜索
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北海道警は18日午前、旭川市内の飲食店で居合わせた面識のない男性客に対し、顔面を踏みつけるなどしてケガを負わせたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目旭導会」組員・東駿佑容疑者(29)が、今月13日に傷害容疑で逮捕されたことを受け、旭導会の本部事務所を捜査員約20人体制で家宅捜索した。

旭導会本部事務所

東容疑者は今月10日、旭川市内の飲食店で30代男性の顔面を踏みつけるなどの暴行を加え、顔面挫傷など全治1週間のケガを負わせた疑いが持たれれている。調べに対し、東容疑者は「やられたからやり返した」と容疑を認めている。
事件後に被害者の男性が帰宅しようとタクシーに乗車した際、男性の様子をみた運転手が「顔にケガをしている客が乗車してきた」と交番に届け出て事件が発覚。男性が、同署に「飲食店で知らない男に転ばされ、顔を蹴られたり、踏みつけられたりした」と説明したため、傷害事件として捜査し東容疑者を逮捕した。
今月12日には、2022年4月29日に埼玉県川口市の自動車販売店で、利用規約に暴排条項があることを知りながら、暴力団員であることを隠して車検代行サービスを利用したしたとして、旭導会組員・渡辺真一容疑者(48)=埼玉県川口市=が詐欺容疑で逮捕されていて、今回の家宅捜索は旭導会の活動実態の把握なども目的とみられる。
北海道警は18日午前、旭川市内の飲食店で居合わせた面識のない男性客に対し、顔面を踏みつけるなどしてケガを負わせたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目旭導会」組員・東駿佑容疑者(29)が、今月13日に傷害容疑で逮捕されたことを受け、旭導会の本部事務所を捜査員約20人体制で家宅捜索した。

旭導会本部事務所

東容疑者は今月10日、旭川市内の飲食店で30代男性の顔面を踏みつけるなどの暴行を加え、顔面挫傷など全治1週間のケガを負わせた疑いが持たれれている。調べに対し、東容疑者は「やられたからやり返した」と容疑を認めている。
事件後に被害者の男性が帰宅しようとタクシーに乗車した際、男性の様子をみた運転手が「顔にケガをしている客が乗車してきた」と交番に届け出て事件が発覚。男性が、同署に「飲食店で知らない男に転ばされ、顔を蹴られたり、踏みつけられたりした」と説明したため、傷害事件として捜査し東容疑者を逮捕した。
今月12日には、2022年4月29日に埼玉県川口市の自動車販売店で、利用規約に暴排条項があることを知りながら、暴力団員であることを隠して車検代行サービスを利用したしたとして、旭導会組員・渡辺真一容疑者(48)=埼玉県川口市=が詐欺容疑で逮捕されていて、今回の家宅捜索は旭導会の活動実態の把握なども目的とみられる。
飲食店で居合わせた面識ない男性に暴行 山口組系「旭導会」組員を逮捕
北海道警旭川中央署は13日、旭川市内の飲食店で居合わせた面識のない30代の男性客に対し、顔面を踏みつけるなどしてケガを負わせたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目旭導会」組員・東駿佑容疑者(29)を傷害の疑いで逮捕した。

東駿佑容疑者(29)
東容疑者は今月10日、旭川市内の飲食店で30代男性の顔面を踏みつけるなどの暴行を加え、顔面挫傷など全治1週間のケガを負わせた疑いが持たれれている。調べに対し、東容疑者は「暴行しケガをさせたことは認める」と容疑を認めている。
事件後に被害者の男性が帰宅しようとタクシーに乗車した際、男性の様子をみた運転手が「顔にケガをしている客が乗車してきた」と交番に届け出て事件が発覚。男性が、同署に「飲食店で知らない男に転ばされ、顔を蹴られたり、踏みつけられたりした」と説明したため、傷害事件として捜査していたところ、東容疑者が浮上し、13日に容疑が固まり逮捕した。
同署は、飲食店で2人に何らかのトラブルがあったとみて、事件の経緯や犯行の動機などを捜査している。

東駿佑容疑者(29)
東容疑者は今月10日、旭川市内の飲食店で30代男性の顔面を踏みつけるなどの暴行を加え、顔面挫傷など全治1週間のケガを負わせた疑いが持たれれている。調べに対し、東容疑者は「暴行しケガをさせたことは認める」と容疑を認めている。
事件後に被害者の男性が帰宅しようとタクシーに乗車した際、男性の様子をみた運転手が「顔にケガをしている客が乗車してきた」と交番に届け出て事件が発覚。男性が、同署に「飲食店で知らない男に転ばされ、顔を蹴られたり、踏みつけられたりした」と説明したため、傷害事件として捜査していたところ、東容疑者が浮上し、13日に容疑が固まり逮捕した。
同署は、飲食店で2人に何らかのトラブルがあったとみて、事件の経緯や犯行の動機などを捜査している。
知人男性に対する傷害・恐喝 共政会系「荒瀬組」組員らを不起訴処分
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広島地検は5日、知人男性を殴ったうえ「こらえんど」などと脅迫し、現金20万円を脅し取ったとして逮捕・送検された指定暴力団・六代目共政会系「二代目荒瀬組」組員(53)と、共政会系「三代目沖本組」組員(56)、無職の女性(54)について、「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がない」として3人を不起訴処分としした。

広島地方検察庁
不起訴になった組員らは、2021年3月に広島市の山中で知人男性(48)に対して、自分たちに渡す現金を着服したと因縁をつけ、顔面を複数回殴るなどして全治約7日間のケガをさせたうえ、「お前、あわん金は、とりあえず全部みがけよ。こらえんど」などと脅迫して現金を要求し、同月31日に広島市中区舟入本町の路上で、現金20万円を脅し取ったとして、今年2月に逮捕・送検されていた。
広島地検は5日、知人男性を殴ったうえ「こらえんど」などと脅迫し、現金20万円を脅し取ったとして逮捕・送検された指定暴力団・六代目共政会系「二代目荒瀬組」組員(53)と、共政会系「三代目沖本組」組員(56)、無職の女性(54)について、「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がない」として3人を不起訴処分としした。

広島地方検察庁
不起訴になった組員らは、2021年3月に広島市の山中で知人男性(48)に対して、自分たちに渡す現金を着服したと因縁をつけ、顔面を複数回殴るなどして全治約7日間のケガをさせたうえ、「お前、あわん金は、とりあえず全部みがけよ。こらえんど」などと脅迫して現金を要求し、同月31日に広島市中区舟入本町の路上で、現金20万円を脅し取ったとして、今年2月に逮捕・送検されていた。
中学2年の男子を鉄パイプで暴行 住吉会傘下組員3人を不起訴 共犯8人は家裁送致
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さいたま地検は31日、当時中学2年生の少年(14)を暴行したとして、生命身体加害略取、監禁、傷害の疑いなどの疑いで逮捕されていた指定暴力団・住吉会傘下組員の23~26歳の男性3人を不起訴処分とした。

さいたま地方検察庁
男性らは共謀し、2022年10月2日午前2時40分ごろ、埼玉県埼玉県川口市のアパートから中学2年生の少年(14)を車に連れ込み、約4時間にわたって連れ回して監禁したうえ、鉄パイプなどで殴るなどして肋骨や鼻を折るなど全治3カ月の重傷を負わせたとして、埼玉県警に逮捕されていた。
また、共犯で逮捕されていた15~18歳の男女8人は傷害などで家庭裁判所送致となったが、一部の容疑については不起訴処分となった。さいたま地検は、いずれの不起訴処分についても理由を明らかにしていない。
トラブルの発端となったのは、被害者の少年とその友人らが、SNSで容疑者の1人の中学3年生の少女に「君、可愛いね。俺は埼玉で有名なヤンキーだよ」とメッセージを送ったところ、少女が「私の方が埼玉で有名なヤンキーだ」と返信したのがきっかけとなった。
さいたま地検は31日、当時中学2年生の少年(14)を暴行したとして、生命身体加害略取、監禁、傷害の疑いなどの疑いで逮捕されていた指定暴力団・住吉会傘下組員の23~26歳の男性3人を不起訴処分とした。

さいたま地方検察庁
男性らは共謀し、2022年10月2日午前2時40分ごろ、埼玉県埼玉県川口市のアパートから中学2年生の少年(14)を車に連れ込み、約4時間にわたって連れ回して監禁したうえ、鉄パイプなどで殴るなどして肋骨や鼻を折るなど全治3カ月の重傷を負わせたとして、埼玉県警に逮捕されていた。
また、共犯で逮捕されていた15~18歳の男女8人は傷害などで家庭裁判所送致となったが、一部の容疑については不起訴処分となった。さいたま地検は、いずれの不起訴処分についても理由を明らかにしていない。
トラブルの発端となったのは、被害者の少年とその友人らが、SNSで容疑者の1人の中学3年生の少女に「君、可愛いね。俺は埼玉で有名なヤンキーだよ」とメッセージを送ったところ、少女が「私の方が埼玉で有名なヤンキーだ」と返信したのがきっかけとなった。
池袋サンシャイン乱闘事件 チャイニーズドラゴンメンバー11人全員を不起訴処分
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東京地検は28日付で、2022年10月に東京都豊島区東池袋の高層ビル「サンシャイン60」のレストランで起きた乱闘事件で、威力業務妨害と建造物侵入の疑いで逮捕された準暴力団・チャイニーズドラゴンのメンバーらあわせて11人全員を不起訴処分とした。地検は不起訴の理由を明らかにしていない。

東京地方検察庁
11人は2022年10月16日午後6時半ごろ、チャイニーズドラゴンのメンバーら約100人が服役を終えた幹部の出所祝いで宴会をしていた58階のレストランに、招待されなかったチャイニーズドラゴンのメンバーらが埼玉県などで活動するチャイニーズドラゴンの新興勢力「中華龍」のメンバーらと乗り込み、皿やビール瓶などを投げるなどした疑いで逮捕されていた。
東京地検は28日付で、2022年10月に東京都豊島区東池袋の高層ビル「サンシャイン60」のレストランで起きた乱闘事件で、威力業務妨害と建造物侵入の疑いで逮捕された準暴力団・チャイニーズドラゴンのメンバーらあわせて11人全員を不起訴処分とした。地検は不起訴の理由を明らかにしていない。

東京地方検察庁
11人は2022年10月16日午後6時半ごろ、チャイニーズドラゴンのメンバーら約100人が服役を終えた幹部の出所祝いで宴会をしていた58階のレストランに、招待されなかったチャイニーズドラゴンのメンバーらが埼玉県などで活動するチャイニーズドラゴンの新興勢力「中華龍」のメンバーらと乗り込み、皿やビール瓶などを投げるなどした疑いで逮捕されていた。
杉並区の路上乱闘事件 住吉会傘下幹部ら2人を不起訴処分
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東京地検は、2022年9月に東京都杉並区上荻の路上で乱闘事件を起こしたとして、今年1月に傷害容疑で逮捕された指定暴力団・住吉会系四軒寺一家幹部で傘下組長(59)と、暴行容疑で逮捕された同幹部(50)について先週、不起訴処分とした。地検は、不起訴の理由を明らかにしていない。

東京地方検察庁
2人は2022年9月22日午後9時20分ごろ、数人で飲酒後に杉並区上荻のJR荻窪駅前の路上で仲間同士でケンカとなり、顔や腰を殴る蹴るなどしてケガを負わせたとされる。
目撃者からの110番通報や交番への届け出を受け、警察官が現場に急行して事情を聴こうとしたところ、「仲間内のケンカだから、放っておいてくれ」、「引っ込んでいろ」と拒否したという。
警視庁荻窪署が、防犯カメラの映像解析や目撃者などへの事情聴取を重ね、今年1月に逮捕していた。
東京地検は、2022年9月に東京都杉並区上荻の路上で乱闘事件を起こしたとして、今年1月に傷害容疑で逮捕された指定暴力団・住吉会系四軒寺一家幹部で傘下組長(59)と、暴行容疑で逮捕された同幹部(50)について先週、不起訴処分とした。地検は、不起訴の理由を明らかにしていない。

東京地方検察庁
2人は2022年9月22日午後9時20分ごろ、数人で飲酒後に杉並区上荻のJR荻窪駅前の路上で仲間同士でケンカとなり、顔や腰を殴る蹴るなどしてケガを負わせたとされる。
目撃者からの110番通報や交番への届け出を受け、警察官が現場に急行して事情を聴こうとしたところ、「仲間内のケンカだから、放っておいてくれ」、「引っ込んでいろ」と拒否したという。
警視庁荻窪署が、防犯カメラの映像解析や目撃者などへの事情聴取を重ね、今年1月に逮捕していた。
「池田組」組長襲撃 山健組傘下「妹尾組」若頭に懲役4年6か月・罰金30万円の判決
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岡山地裁(吉田真紀裁判官)で17日、2022年10月に特定抗争指定暴力団・池田組の組長を襲撃したとして傷害などの罪に問われた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「三代目妹尾組」若頭・吉永淳被告(51)の判決公判が開かれ、吉永被告に懲役4年6か月、罰金30万円(求刑・懲役6年・罰金30万円)の判決を言い渡した。

岡山地方裁判所
吉永被告は2022年10月26日、岡山県岡山市北区の理髪店内で散髪中だった池田組の池田孝志組長(78)に対し、 「いけだー」と怒声をあげながら持っていた催涙スプレーを噴射してサバイバルナイフを振り回し、組長ボディーガードの池田組組員2人にケガをさせたとされている。吉永被告はその場で組員に取り押さえられ、池田組長にケガはなかった。
吉田裁判官は判決で、現場周辺を下見し、サバイバルナイフなどを準備した計画性を認定。殺傷能力の高いナイフを組員の間近で振った態様は「粗暴で危険極まりない」とした上で、学校や住宅が密集する現場の状況から「地域に多大な恐怖と不安を与えた」と非難し、弁護側の、「池田組組員2人に反撃されケガを負った点を考慮すべき」との主張に対し、誰がどのように反撃したかは証明されておらず、反撃があったとしても「防衛行為として許容される」と退けた。
岡山地検は、理由を明らかにしていないが池田組長らに対する殺人未遂罪については不起訴とし、ボディーガードの池田組組員に全治2か月のケガを負わせたとして傷害罪で起訴していた。
岡山地裁(吉田真紀裁判官)で17日、2022年10月に特定抗争指定暴力団・池田組の組長を襲撃したとして傷害などの罪に問われた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「三代目妹尾組」若頭・吉永淳被告(51)の判決公判が開かれ、吉永被告に懲役4年6か月、罰金30万円(求刑・懲役6年・罰金30万円)の判決を言い渡した。

岡山地方裁判所
吉永被告は2022年10月26日、岡山県岡山市北区の理髪店内で散髪中だった池田組の池田孝志組長(78)に対し、 「いけだー」と怒声をあげながら持っていた催涙スプレーを噴射してサバイバルナイフを振り回し、組長ボディーガードの池田組組員2人にケガをさせたとされている。吉永被告はその場で組員に取り押さえられ、池田組長にケガはなかった。
吉田裁判官は判決で、現場周辺を下見し、サバイバルナイフなどを準備した計画性を認定。殺傷能力の高いナイフを組員の間近で振った態様は「粗暴で危険極まりない」とした上で、学校や住宅が密集する現場の状況から「地域に多大な恐怖と不安を与えた」と非難し、弁護側の、「池田組組員2人に反撃されケガを負った点を考慮すべき」との主張に対し、誰がどのように反撃したかは証明されておらず、反撃があったとしても「防衛行為として許容される」と退けた。
岡山地検は、理由を明らかにしていないが池田組長らに対する殺人未遂罪については不起訴とし、ボディーガードの池田組組員に全治2か月のケガを負わせたとして傷害罪で起訴していた。
手首骨折などの重傷を負わせた浅野組系「中岡組」組員ら6人を不起訴処分
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広島地検福山支部は、広島県福山市の路上で男性に暴行を加え、手首の骨を折る大ケガを負わせたとして、今年1月に逮捕された指定暴力団・五代目浅野組系「三代目中岡組」組員(28)や、建設作業員(23)ら6人について、3月14日付けで不起訴処分とした。

広島地方検察庁福山支部
6人は2022年5月、福山市内海町の路上で6人のうちの一部と面識があった20代の男性会社員を取り囲み、顔を手で殴ったり、押し倒して左腕を踏みつけるなどして、左手首骨折など全治およそ1か月の重傷を負わせたとして、今年1月に傷害の疑いで逮捕されていた。
不起訴の理由について、検察は「起訴するに足りる十分な証拠がない」としている。
広島地検福山支部は、広島県福山市の路上で男性に暴行を加え、手首の骨を折る大ケガを負わせたとして、今年1月に逮捕された指定暴力団・五代目浅野組系「三代目中岡組」組員(28)や、建設作業員(23)ら6人について、3月14日付けで不起訴処分とした。

広島地方検察庁福山支部
6人は2022年5月、福山市内海町の路上で6人のうちの一部と面識があった20代の男性会社員を取り囲み、顔を手で殴ったり、押し倒して左腕を踏みつけるなどして、左手首骨折など全治およそ1か月の重傷を負わせたとして、今年1月に傷害の疑いで逮捕されていた。
不起訴の理由について、検察は「起訴するに足りる十分な証拠がない」としている。
「池田組」組長襲撃 山健組傘下「妹尾組」若頭に懲役6年と罰金30万円を求刑
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岡山地裁で8日、2022年10月に岡山市の理髪店内で、特定抗争指定暴力団・池田組の池田孝志組長(77)を襲撃しようと、サバイバルナイフを振り回して組長のボディーガード2人にケガをさせたとして傷害の罪などに問われている、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「三代目妹尾組」若頭・吉永淳被告(51)の初公判が開かれ、吉永被告は起訴内容を認め、検察側は懲役6年と罰金30万円を求刑した。

襲撃事件当時の現場

吉永被告は2022年10月26日、岡山市北区の理髪店内で散髪中だった池田組長を襲撃しようと、店内で催涙スプレーを噴射してサバイバルナイフを振り回し、組長のボディーガードの池田組組員2人にケガをさせたとされている。
検察側は冒頭陳述で、「対立抗争のなか、池田組の組長を標的にする事件を実行しようと考えた。車を運転して、組長が散髪に利用している店の前を通過するなどし、来店を確認した」と指摘し、「ケガの程度は重く、周辺地域に大きな恐怖や不安を与えた。粗暴かつ危険で規範意識が欠落していると言わざるを得ない」と述べ、吉永被告に懲役6年と罰金30万円を求刑した。
一方弁護側は、組織とは関係なく個人的な感情で犯行に及び、理髪店に対して被害の弁償をしていることなどを踏まえ、執行猶予付きの判決を求めた。
判決は3月17日に言い渡される予定。
岡山地裁で8日、2022年10月に岡山市の理髪店内で、特定抗争指定暴力団・池田組の池田孝志組長(77)を襲撃しようと、サバイバルナイフを振り回して組長のボディーガード2人にケガをさせたとして傷害の罪などに問われている、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「三代目妹尾組」若頭・吉永淳被告(51)の初公判が開かれ、吉永被告は起訴内容を認め、検察側は懲役6年と罰金30万円を求刑した。

襲撃事件当時の現場

吉永被告は2022年10月26日、岡山市北区の理髪店内で散髪中だった池田組長を襲撃しようと、店内で催涙スプレーを噴射してサバイバルナイフを振り回し、組長のボディーガードの池田組組員2人にケガをさせたとされている。
検察側は冒頭陳述で、「対立抗争のなか、池田組の組長を標的にする事件を実行しようと考えた。車を運転して、組長が散髪に利用している店の前を通過するなどし、来店を確認した」と指摘し、「ケガの程度は重く、周辺地域に大きな恐怖や不安を与えた。粗暴かつ危険で規範意識が欠落していると言わざるを得ない」と述べ、吉永被告に懲役6年と罰金30万円を求刑した。
一方弁護側は、組織とは関係なく個人的な感情で犯行に及び、理髪店に対して被害の弁償をしていることなどを踏まえ、執行猶予付きの判決を求めた。
判決は3月17日に言い渡される予定。
飲食店店長に土下座させ店員に暴行 稲川会系「上州共和一家」幹部ら4人を逮捕
警視庁巣鴨署は5日、2022年8月に東京都豊島区の飲食店で、店長らに因縁をつけて無理やり土下座させ、店員に暴行を加えるなどしたとして、指定暴力団・稲川会系「六代目上州共和一家」幹部・植田昭生こと新田昭生容疑者(56)や、同組員ら4人を暴力行為処罰法違反の疑いで逮捕した。調べに対し、4人は容疑を否認している。

新田昭生容疑者(56)
新田容疑者ら4人は2022年8月29日、豊島区の飲食店で店長(当時28)を脅迫して無理やり土下座させるなどしたうえ、店員(当時44)に対し、「ケツ持ちを出せ」「俺たちは暴力団だ」などと脅して、ネクタイを引っ張ったり、左脇腹を複数回殴るなどした疑いが持たれている。新田容疑者らは当時、6人で午後11時ごろから数時間酒を飲んでいて、「少しくらいサービスしろよ」などと店長らに突然因縁をつけ、取り囲んで「どう落とし前つけるんだ」などと脅したという。
翌午前2時ごろに、「お店で店員と客のトラブルが起きている」との通報があり、警察官が店に急行したが、新田容疑者らが酒に酔っていたこともあって現場の状況が確認できず、その日は、事件化されなかった。後日、改めて店側が事情を説明し、10月になって被害届を提出。巣鴨署の捜査から4人を逮捕した。店の防犯カメラには、男性店員が首根っこをつかまれて、床を引きずられる様子が映っていたという。
警視庁は、新田容疑者ら4人と一緒に店にいた他の2人も暴行を加えたとみて、行方を追っている。

新田昭生容疑者(56)
新田容疑者ら4人は2022年8月29日、豊島区の飲食店で店長(当時28)を脅迫して無理やり土下座させるなどしたうえ、店員(当時44)に対し、「ケツ持ちを出せ」「俺たちは暴力団だ」などと脅して、ネクタイを引っ張ったり、左脇腹を複数回殴るなどした疑いが持たれている。新田容疑者らは当時、6人で午後11時ごろから数時間酒を飲んでいて、「少しくらいサービスしろよ」などと店長らに突然因縁をつけ、取り囲んで「どう落とし前つけるんだ」などと脅したという。
翌午前2時ごろに、「お店で店員と客のトラブルが起きている」との通報があり、警察官が店に急行したが、新田容疑者らが酒に酔っていたこともあって現場の状況が確認できず、その日は、事件化されなかった。後日、改めて店側が事情を説明し、10月になって被害届を提出。巣鴨署の捜査から4人を逮捕した。店の防犯カメラには、男性店員が首根っこをつかまれて、床を引きずられる様子が映っていたという。
警視庁は、新田容疑者ら4人と一緒に店にいた他の2人も暴行を加えたとみて、行方を追っている。