学校の近くで暴力団事務所を運営 住吉会系幸平一家幹部ら7人を逮捕
警視庁は、東京都中野区で学校から200メートル以内の場所に暴力団事務所を開いていたとして、指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家幹部で、「木本組」組長・木本在成こと李在成容疑者(58)ら7人を東京都暴力団排除条例違反の容儀で逮捕した。警視庁は、李容疑者らの認否を明らかにしていない。

李在成容疑者(58)
李容疑者らは、2021年3月から中野区で東京都暴力団排除条例で禁じられているにもかかわらず、約140メートルと約60メートルの場所に学校がある雑居ビルの一室を借りて、暴力団事務所を運営していた疑いがもたれている。
発覚のきっかけとなったのは、「路上駐車」のクレームを受けて駆けつけた警察官が職務質問をしたところ、車には暴力団員風の男が乗っていて、男が事務所のあるビルに向かったため、警察官も同行しようとすると、「見るな。住侵(住居侵入のこと)だぞ」などと抵抗した。男の言動が不審だったたため、警視庁暴対課などがビル内に組事務所があるとみて内偵捜査を開始。
その後、組員が関与していた別の薬物事件で、家宅捜索を行った結果、事務所の中から、組の看板や「代紋」が入った傘が見つかった。逮捕された組員ら7人のうち1人は組員ではなく、事務所を賃貸した際の名義人で、李容疑者らに賃貸を仲介していた。

李在成容疑者(58)
李容疑者らは、2021年3月から中野区で東京都暴力団排除条例で禁じられているにもかかわらず、約140メートルと約60メートルの場所に学校がある雑居ビルの一室を借りて、暴力団事務所を運営していた疑いがもたれている。
発覚のきっかけとなったのは、「路上駐車」のクレームを受けて駆けつけた警察官が職務質問をしたところ、車には暴力団員風の男が乗っていて、男が事務所のあるビルに向かったため、警察官も同行しようとすると、「見るな。住侵(住居侵入のこと)だぞ」などと抵抗した。男の言動が不審だったたため、警視庁暴対課などがビル内に組事務所があるとみて内偵捜査を開始。
その後、組員が関与していた別の薬物事件で、家宅捜索を行った結果、事務所の中から、組の看板や「代紋」が入った傘が見つかった。逮捕された組員ら7人のうち1人は組員ではなく、事務所を賃貸した際の名義人で、李容疑者らに賃貸を仲介していた。
幹部のみかじめ料受取 山健組傘下「健竜会」本部事務所を家宅捜索
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神戸市内の飲食店からみかじめ料名目で現金80万円を受け取ったとして 特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「七代目健竜会」幹部・岬正義容疑者(76)=神戸市長田区=が逮捕された事件で、関係先として健竜会の本部事務所を暴力団排除条例違反の疑いで家宅捜索した。

健竜会の本部事務所

暴排除条例違反で捜索

岬容疑者は、2022年10月20日から今年1月20日にかけて、神戸市中央区にある飲食店の女性経営者から計4回にわたり、みかじめ料として現金あわせて80万円を受け取った疑いが持たれている。第三者からの情報提供により事件が発覚した。
調べに対し、岬容疑者は「現金は受け取ったが、みかじめ料ではない」と容疑を否認している。
神戸市内の飲食店からみかじめ料名目で現金80万円を受け取ったとして 特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「七代目健竜会」幹部・岬正義容疑者(76)=神戸市長田区=が逮捕された事件で、関係先として健竜会の本部事務所を暴力団排除条例違反の疑いで家宅捜索した。

健竜会の本部事務所

暴排除条例違反で捜索

岬容疑者は、2022年10月20日から今年1月20日にかけて、神戸市中央区にある飲食店の女性経営者から計4回にわたり、みかじめ料として現金あわせて80万円を受け取った疑いが持たれている。第三者からの情報提供により事件が発覚した。
調べに対し、岬容疑者は「現金は受け取ったが、みかじめ料ではない」と容疑を否認している。
北海道公安委:弘道会系福島連合傘下事務所を格安リフォーム 2業者に勧告
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北海道公安委員会は、函館市にある暴力団事務所の内装工事などを通常価格より大幅な割引価格で施行し、割引行為が暴力団に対する財産上の利益を与えたとして、函館市の住宅リフォーム業者と土木建築業者に対し、北海道暴力団排除条例に基づく勧告を発出した。勧告を受けた2業者は「今後は関わりません。縁を切ります」と話している。

住宅リフォーム業者は2021年5月頃から8月頃にかけて、函館市にある特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下の組事務所の机の設置や、壁紙の改装などの内装工事を通常価格約70万円のところを半額以下で請け負い、土木建築業者は同年7月頃、カーポートの新設工事で通常価格約250万円の工事費を大きく割り引き、約1割程度で施工し、暴力団に利益を与えたとされている。
道警が、2022年11月、法務局に虚偽の登記申請書を申請したとして山口組系三代目弘道会傘下福島連合幹部で、「二代目高野組」総長・高野鉱吉被告と、「二代目高野組」組長・東海林仁被告、「紙谷総業」組長・紙谷亘被告の3人を逮捕・送検した事件で、函館市内の組事務所を家宅捜索した際に、外見は一般的な住宅なのに対し室内の壁や装飾品などに不審な点があったことから捜査したところ、今回の条例違反が発覚した。
北海道公安委員会は、函館市にある暴力団事務所の内装工事などを通常価格より大幅な割引価格で施行し、割引行為が暴力団に対する財産上の利益を与えたとして、函館市の住宅リフォーム業者と土木建築業者に対し、北海道暴力団排除条例に基づく勧告を発出した。勧告を受けた2業者は「今後は関わりません。縁を切ります」と話している。

住宅リフォーム業者は2021年5月頃から8月頃にかけて、函館市にある特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下の組事務所の机の設置や、壁紙の改装などの内装工事を通常価格約70万円のところを半額以下で請け負い、土木建築業者は同年7月頃、カーポートの新設工事で通常価格約250万円の工事費を大きく割り引き、約1割程度で施工し、暴力団に利益を与えたとされている。
道警が、2022年11月、法務局に虚偽の登記申請書を申請したとして山口組系三代目弘道会傘下福島連合幹部で、「二代目高野組」総長・高野鉱吉被告と、「二代目高野組」組長・東海林仁被告、「紙谷総業」組長・紙谷亘被告の3人を逮捕・送検した事件で、函館市内の組事務所を家宅捜索した際に、外見は一般的な住宅なのに対し室内の壁や装飾品などに不審な点があったことから捜査したところ、今回の条例違反が発覚した。
山口組系平井一家に「みかじめ料」 勧告に従わず露天商の組合名を公表
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愛知県公安委員会は2日、暴力団排除条例に基づく勧告を受けた後も従わず、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「十一代目平井一家」にみかじめ料を支払い続けたとして、条例の規定に基づき豊橋市の露天商の組合名を公表した。

愛知県公安委員会
名称が公表されたのは「愛知県東部街商協同組合」で、2015年からおよそ4年間にわたり、平井一家に組事務所の賃料などとして計約400万円を支払ったとして、3年前に条例に基づく勧告を受けていた。
「愛知県東部街商協同組合」は勧告を受けた後も従わず、2021年4月にも平井一家の薄葉政嘉こと薄葉暢洋総裁(65)=同県豊橋市仁連木町=に、500万円のみかじめ料を渡していたため、組合名が公表された。暴排条例に基づく団体名などの公表は愛知県内で初めて。
県警に対し、同組合の元理事長(70代)は、「自分たちの後ろ盾に誰がいるのかが極めて重要」と説明していた。
愛知県公安委員会は2日、暴力団排除条例に基づく勧告を受けた後も従わず、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「十一代目平井一家」にみかじめ料を支払い続けたとして、条例の規定に基づき豊橋市の露天商の組合名を公表した。

愛知県公安委員会
名称が公表されたのは「愛知県東部街商協同組合」で、2015年からおよそ4年間にわたり、平井一家に組事務所の賃料などとして計約400万円を支払ったとして、3年前に条例に基づく勧告を受けていた。
「愛知県東部街商協同組合」は勧告を受けた後も従わず、2021年4月にも平井一家の薄葉政嘉こと薄葉暢洋総裁(65)=同県豊橋市仁連木町=に、500万円のみかじめ料を渡していたため、組合名が公表された。暴排条例に基づく団体名などの公表は愛知県内で初めて。
県警に対し、同組合の元理事長(70代)は、「自分たちの後ろ盾に誰がいるのかが極めて重要」と説明していた。
「みかじめ料」計15万円受授 飲食店経営者と山口組傘下組員に勧告
高知県公安委員会は30日付けで、暴力団組員に「みかじめ料」として現金を渡したとして、高知市内4店舗で飲食店などを経営する男性(40代)と、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組員(50代)に対し、高知県暴力団排除条例に基づく「利益供与の禁止に違反する」として勧告した。今回の勧告は、2016年12月の条例適用以来9件目となり7年ぶり。

高知県公安委員会
男性経営者は、数年前に店でトラブルが起きた際の用心棒を探していたところ組員と知り合い、2022年8月から10月にかけて3回に渡りあわせて現金15万円を「みかじめ」料として渡していた。県警に「店が暴力団と関わりがある」との情報提供を受け、男性に事情を聞いたところ、みかじめ料を渡していたことが発覚した。
高知県暴力団排除条例は、暴力団の威力を利用する目的で、金品その他の財産上の利益の供与、 暴力団の威力を利用したことに関し、利益の供与をすることなどを禁じている。勧告に従わない場合は、規定に基づき、住所、氏名が公表される。

高知県公安委員会
男性経営者は、数年前に店でトラブルが起きた際の用心棒を探していたところ組員と知り合い、2022年8月から10月にかけて3回に渡りあわせて現金15万円を「みかじめ」料として渡していた。県警に「店が暴力団と関わりがある」との情報提供を受け、男性に事情を聞いたところ、みかじめ料を渡していたことが発覚した。
高知県暴力団排除条例は、暴力団の威力を利用する目的で、金品その他の財産上の利益の供与、 暴力団の威力を利用したことに関し、利益の供与をすることなどを禁じている。勧告に従わない場合は、規定に基づき、住所、氏名が公表される。
愛媛県公安委:他人名義でゴルフ場を利用 山口組傘下幹部に勧告
愛媛県公安委員会は26日、暴力団員であることを隠して他人名義でゴルフ場を利用したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下幹部(50代)=愛媛県松山市=に対し、他人名義の利用をやめるよう県暴力団排除条例に基づき勧告を出した。

愛媛県公安委員会
幹部は2022年6月、暴力団員などの利用を約款などで禁じている愛媛県内のゴルフ場に、知人の氏名や住所を使って申込み、施設を利用していたという。
愛媛県暴力団排除条例では、2021年1月に「他人名義の利用」を禁ずる規定が追加されていた。愛媛県公安委員会がこの規定に基づいて勧告を行うのは初めてで、2010年8月に同条例が施行されて以降、勧告はこれで14件目。

愛媛県公安委員会
幹部は2022年6月、暴力団員などの利用を約款などで禁じている愛媛県内のゴルフ場に、知人の氏名や住所を使って申込み、施設を利用していたという。
愛媛県暴力団排除条例では、2021年1月に「他人名義の利用」を禁ずる規定が追加されていた。愛媛県公安委員会がこの規定に基づいて勧告を行うのは初めてで、2010年8月に同条例が施行されて以降、勧告はこれで14件目。
「盆暮れの付き合い」で焼酎売りつけ 稲川会系森田一家本部を家宅捜索
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静岡県警は26日、用心棒を担う代わりに酒を売ったなどとして指定暴力団・稲川会系「四代目森田一家」若頭ら6人が逮捕された事件を受け、関係先として四代目森田一家の本部事務所を家宅捜索した。

森田一家を家宅捜索

橋本容疑者ら6人は、「暴力団排除特別強化地域」に指定されている地域で、ガールズバー2店を経営する男性に用心棒を受ける代わりに「盆暮れの付き合い」として、オリジナルラベルを張った焼酎セットを売りつけ、その購入代金4万円を受け取ったとして、静岡県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕されている。
県警は、橋本容疑者ら6人が酒蔵に200本以上(100セット以上)の酒の発注をしていることを確認していて、相当分の余罪があるとみて捜査を進めている。
静岡県警は26日、用心棒を担う代わりに酒を売ったなどとして指定暴力団・稲川会系「四代目森田一家」若頭ら6人が逮捕された事件を受け、関係先として四代目森田一家の本部事務所を家宅捜索した。

森田一家を家宅捜索

橋本容疑者ら6人は、「暴力団排除特別強化地域」に指定されている地域で、ガールズバー2店を経営する男性に用心棒を受ける代わりに「盆暮れの付き合い」として、オリジナルラベルを張った焼酎セットを売りつけ、その購入代金4万円を受け取ったとして、静岡県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕されている。
県警は、橋本容疑者ら6人が酒蔵に200本以上(100セット以上)の酒の発注をしていることを確認していて、相当分の余罪があるとみて捜査を進めている。
ラベル張り替えた焼酎セット「盆暮れの付き合い」と売りつけ 稲川会系森田一家若頭ら6人を逮捕
静岡県警は25日、静岡市の飲食店などから「盆暮れの付き合い」として、オリジナルラベルの酒を売りつけ、その購入代金を受け取ったとして、指定暴力団・稲川会系「四代目森田一家」若頭で、「三代目一文字組」組長・橋本努容疑者(49)ら6人を静岡県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕した。県警は6人の認否を明らかにしていない。

飲食手に売りつけていた
オリジナルラベルの焼酎
橋本容疑者らは2022年12月中旬、「暴力団排除特別強化地域」に指定されている静岡市葵区両替町のガールズバー2店を経営する男性に、用心棒役を受ける代わりに「盆暮れの付き合い」として、オリジナルラベルを張った焼酎セットを売りつけ、その購入代金4万円を受け取った疑いが持たれている。
橋本容疑者らは、静岡県外の酒蔵などから1本1000円程度で仕入れ、作成したオリジナルラベルに貼り替えた4合瓶(720ml)を2本1セット2万円で販売していた。この酒の販売は10年以上前から同じような手口で、お盆と暮れの時期に行われていたとみられ、2022年12月も100セット以上を販売していたとみられている。
県警は、橋本容疑者ら6人が酒蔵に200本以上(100セット以上)の酒の発注をしていることを確認していて、相当分の余罪があるとみて捜査を進めている。

飲食手に売りつけていた
オリジナルラベルの焼酎
橋本容疑者らは2022年12月中旬、「暴力団排除特別強化地域」に指定されている静岡市葵区両替町のガールズバー2店を経営する男性に、用心棒役を受ける代わりに「盆暮れの付き合い」として、オリジナルラベルを張った焼酎セットを売りつけ、その購入代金4万円を受け取った疑いが持たれている。
橋本容疑者らは、静岡県外の酒蔵などから1本1000円程度で仕入れ、作成したオリジナルラベルに貼り替えた4合瓶(720ml)を2本1セット2万円で販売していた。この酒の販売は10年以上前から同じような手口で、お盆と暮れの時期に行われていたとみられ、2022年12月も100セット以上を販売していたとみられている。
県警は、橋本容疑者ら6人が酒蔵に200本以上(100セット以上)の酒の発注をしていることを確認していて、相当分の余罪があるとみて捜査を進めている。
「仲裁するのが俺の役目だ」キャバクラ店で用心棒行為 住吉会傘下組員を逮捕
埼玉県警大宮署は、埼玉県さいたま市のJR大宮駅近くの繁華街、南銀座地域にあるキャバクラ店で用心棒行為をしたとして、指定暴力団・住吉会傘下組員・新井翔太容疑者(22)=埼玉県上尾市=を埼玉県暴力団排除条例違反の容疑で逮捕した。

新井翔太容疑者(22)
新井容疑者は2022年10月、JR大宮駅近くの繁華街(通称・南銀)で、酒に酔った男性がキャバクラ店の看板を持ち去ろうとしてトラブルになり、用心棒として駆けつけた新井容疑者が男性を脅すなどして、トラブルを仲裁したとされる。
新井容疑者は、駆けつけた警察官に「ここは俺の店だから、困っていれば仲裁するのが俺の役目だ」などと、うっかり口を滑らせ用心棒行為をしたとして逮捕された。このキャバクラの経営者の男(35)=東京都荒川区西尾久3=と、従業員の30歳代の男2人も同容疑で逮捕されていて、警察はキャバクラから用心棒代が支払われていたとみて調べている。

新井翔太容疑者(22)
新井容疑者は2022年10月、JR大宮駅近くの繁華街(通称・南銀)で、酒に酔った男性がキャバクラ店の看板を持ち去ろうとしてトラブルになり、用心棒として駆けつけた新井容疑者が男性を脅すなどして、トラブルを仲裁したとされる。
新井容疑者は、駆けつけた警察官に「ここは俺の店だから、困っていれば仲裁するのが俺の役目だ」などと、うっかり口を滑らせ用心棒行為をしたとして逮捕された。このキャバクラの経営者の男(35)=東京都荒川区西尾久3=と、従業員の30歳代の男2人も同容疑で逮捕されていて、警察はキャバクラから用心棒代が支払われていたとみて調べている。
「三嶋大祭り」でも露店出店 山口組系「藤友会」組員ら5人を再逮捕
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静岡県警は、今年8月の静岡県三島市で開催された「三嶋大祭り」に、暴力団であることを隠して露店を出店したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「藤友会」組員で「五代目大石会」幹部・土屋富美夫容疑者(66)=静岡県裾野市=と、藤友会組員で「坪井組」組長・坪井和夫容疑者(76)=静岡県富士市=ら5人を詐欺の疑いで再逮捕した。県警は5人の認否を明らかにしていない。

静岡県警察本部
土屋容疑者ら5人は8月15日から17日、三島市で開催された三嶋大祭りで暴力団排除条項が規定されているにも関わらず、実質的な経営が暴力団であることを隠して露店の出店権利をだまし取った疑いが持たれている。
5人は今年7月に開催された「沼津夏まつり狩野川花火大会」でも不正に出店したとして、今月6日に詐欺の疑いで逮捕されていて、県警は他の祭りにも関与がないか余罪について調べている。
静岡県警は、今年8月の静岡県三島市で開催された「三嶋大祭り」に、暴力団であることを隠して露店を出店したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「藤友会」組員で「五代目大石会」幹部・土屋富美夫容疑者(66)=静岡県裾野市=と、藤友会組員で「坪井組」組長・坪井和夫容疑者(76)=静岡県富士市=ら5人を詐欺の疑いで再逮捕した。県警は5人の認否を明らかにしていない。

静岡県警察本部
土屋容疑者ら5人は8月15日から17日、三島市で開催された三嶋大祭りで暴力団排除条項が規定されているにも関わらず、実質的な経営が暴力団であることを隠して露店の出店権利をだまし取った疑いが持たれている。
5人は今年7月に開催された「沼津夏まつり狩野川花火大会」でも不正に出店したとして、今月6日に詐欺の疑いで逮捕されていて、県警は他の祭りにも関与がないか余罪について調べている。
焼き肉店で組員の出所祝い 店主と山口組傘下組長に指導・勧告
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大阪府警は17日、刑務所を出所した組員の出所祝いの場所と料理を提供したとして、大阪府内の焼肉店の店主(60代)と、いずれも50代の暴力団組長2人に対し、大阪府暴力団排除条例に基づき指導・勧告した。同条例は、暴力団活動を助長するサービスの提供や暴力団員がサービスの提供を受けることを禁じている。

大阪府警察本部
焼肉店の店主は今年7月13日夜、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組長を含む暴力団組員24人に対し、1人8千円相当、計約19万円の飲食を提供した。刑務所を出所した組員の「放免祝い」で、焼肉店は貸し切り状態だったという。
条例違反が認められた山口組傘下組長2人のうち1人は、大阪府東大阪市のそば屋で組の定例会を開いていたとして3月に指導を受けていた。今回、指導に従わなかったとして勧告となった。今後、この組長が勧告に従わなかったときは氏名が公表される。
大阪府警は17日、刑務所を出所した組員の出所祝いの場所と料理を提供したとして、大阪府内の焼肉店の店主(60代)と、いずれも50代の暴力団組長2人に対し、大阪府暴力団排除条例に基づき指導・勧告した。同条例は、暴力団活動を助長するサービスの提供や暴力団員がサービスの提供を受けることを禁じている。

大阪府警察本部
焼肉店の店主は今年7月13日夜、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組長を含む暴力団組員24人に対し、1人8千円相当、計約19万円の飲食を提供した。刑務所を出所した組員の「放免祝い」で、焼肉店は貸し切り状態だったという。
条例違反が認められた山口組傘下組長2人のうち1人は、大阪府東大阪市のそば屋で組の定例会を開いていたとして3月に指導を受けていた。今回、指導に従わなかったとして勧告となった。今後、この組長が勧告に従わなかったときは氏名が公表される。
「みかじめ料」総額100万円以上 住吉会傘下組員とガールズバー経営者を逮捕
警視庁新宿署は、東京都新宿区歌舞伎町のガールズバーでみかじめ料として現金の受け渡しがあったとして、指定暴力団・住吉会傘下組員・室田憲和容疑者(51)=新宿区大久保=と、ガールズバー経営者・小野高広容疑者(52)=新宿区北新宿=の2人を東京都暴力団排除条例違反の容疑で逮捕した。、室田容疑者は「知りません」と容疑を否認、小野容疑者は容疑を認めている。

室田憲和容疑者(51)

歌舞伎町のガールズバー
室田容疑者は今年6月1日、別の暴力団関係者を通して小野容疑者から「みかじめ料」名目で現金5万円を受け取ったとして、小野容疑者は室田容疑者が暴力団組員と知りながら現金を渡したとして逮捕された。
みかじめ料は、2020年1月から総額100万円以上が受け渡されていたとみられていて、警視庁は金の流れなど詳しく調べている。

室田憲和容疑者(51)

歌舞伎町のガールズバー
室田容疑者は今年6月1日、別の暴力団関係者を通して小野容疑者から「みかじめ料」名目で現金5万円を受け取ったとして、小野容疑者は室田容疑者が暴力団組員と知りながら現金を渡したとして逮捕された。
みかじめ料は、2020年1月から総額100万円以上が受け渡されていたとみられていて、警視庁は金の流れなど詳しく調べている。
北海道公安委:「ナマコはやっぱり儲かる」 密漁ナマコ買取業者の社名を公表
北海道公安委員会は、暴力団が密漁したナマコを繰り返し買い取りしていたとして「北海道暴力団の排除の推進に関する条例」に基づき、水産物加工販売会社の社名を公表した。社名を公表されたのは札幌市東区にある水産物加工販売会社「ロイヤルフーズ合同会社」。同条例により社名が公表されるのは北海道では初めて。

北海道警察本部
「ロイヤルフーズ合同会社」は、2019年1月に指定暴力団の構成員などが密漁したナマコ約550キロ(取引価格227万5000円)を買い取ったとして、北海道公安委員会から暴力団から買い取らないよう勧告を受けていたが、この会社は勧告に従わず、2021年3月に特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「福島連合」組員などが室蘭市付近の海域で密漁したナマコ約495キロ(取引価格 約163万円)を買い取ったことが分かったため、「北海道暴力団の排除の推進に関する条例」に基づき、社名を公表した。
道警が今年4月、北海道伊達市の伊達漁港の近くの噴火湾で、山口組傘下組員らによる密漁グループがナマコ約351キロを密漁し摘発された事件で、販売ルートを調べたところ「ロイヤルフーズ合同会社」の関与が発覚。この会社の代表は「ナマコがやっぱり儲かるんです。二度としません」と話しているという。

北海道警察本部
「ロイヤルフーズ合同会社」は、2019年1月に指定暴力団の構成員などが密漁したナマコ約550キロ(取引価格227万5000円)を買い取ったとして、北海道公安委員会から暴力団から買い取らないよう勧告を受けていたが、この会社は勧告に従わず、2021年3月に特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「福島連合」組員などが室蘭市付近の海域で密漁したナマコ約495キロ(取引価格 約163万円)を買い取ったことが分かったため、「北海道暴力団の排除の推進に関する条例」に基づき、社名を公表した。
道警が今年4月、北海道伊達市の伊達漁港の近くの噴火湾で、山口組傘下組員らによる密漁グループがナマコ約351キロを密漁し摘発された事件で、販売ルートを調べたところ「ロイヤルフーズ合同会社」の関与が発覚。この会社の代表は「ナマコがやっぱり儲かるんです。二度としません」と話しているという。
大手飲食チェーンで定例会 店長と山口組系組長を条例違反で指導
大阪府公安委員会は9日付で、暴力団に定例会の場所を提供したなどとして、大阪府内の大手飲食チェーンの店長(30代)と、特定抗争指定暴力団・六代目山口組の二次団体組長(50代)の2人に対して、府暴力団排除条例(利益供与の禁止)に基づき指導した。大阪府暴力団排除条例は、暴力団活動を助長するサービスの提供を禁じ、暴力団員がその提供を受けることを禁じている。

大阪府公安委員会
この組は暴力団対策法で指定された警戒区域(大阪市、同府豊中市)内に事務所があるが、現在は立ち入りが禁じられている。組長は「事務所が使えず、求心力を高めるために顔を突き合わせる必要があった」と説明し、「条例違反は恥ずかしい。指導を守ります」と述べ、店長は「暴力団の会合は今後、断ります」と話しいてる。
店長は今年5月と6月の2回、店の個室に集まった組長ら十数人に昼食を提供し、それぞれ約3万円の支払いを受けていた。組長らは暴力団であることを店側に明かしてはいなかったが、個室で定例会を開き、定例会後は組員らが店外に一列に並び、組長を送り出していたという。

大阪府公安委員会
この組は暴力団対策法で指定された警戒区域(大阪市、同府豊中市)内に事務所があるが、現在は立ち入りが禁じられている。組長は「事務所が使えず、求心力を高めるために顔を突き合わせる必要があった」と説明し、「条例違反は恥ずかしい。指導を守ります」と述べ、店長は「暴力団の会合は今後、断ります」と話しいてる。
店長は今年5月と6月の2回、店の個室に集まった組長ら十数人に昼食を提供し、それぞれ約3万円の支払いを受けていた。組長らは暴力団であることを店側に明かしてはいなかったが、個室で定例会を開き、定例会後は組員らが店外に一列に並び、組長を送り出していたという。
禁止区域に組事務所を開設 関東関根組傘下組長ら7人を逮捕
警視庁は14日、暴力団事務所の開設を禁止されている学校から200メートル以内に暴力団組事務所を構えたとして、指定暴力団・関東関根組系三代目鳥海興業幹部で「伊藤組」組長・伊藤征太郎容疑者(47)ら7人を東京都暴力団排除条例違反などの疑いで逮捕した。調べに対し、伊藤容疑者は「出入りはしていたが、事務所ではありません」と容疑を否認している。

伊藤征太郎容疑者(47)

伊藤組の事務所
伊藤容疑者ら7人は2021年3月に上部組織の改編に伴い「伊藤組」を結成、東京都足立区保木間で学校から200メートル以内の場所に組事務所を構えた疑いが持たれている。周辺住民から警視庁に「怪しい男らがいる」などの情報提供を受け、捜査員が調べていたところ、伊藤組の組事務所と発覚した。

伊藤征太郎容疑者(47)

伊藤組の事務所
伊藤容疑者ら7人は2021年3月に上部組織の改編に伴い「伊藤組」を結成、東京都足立区保木間で学校から200メートル以内の場所に組事務所を構えた疑いが持たれている。周辺住民から警視庁に「怪しい男らがいる」などの情報提供を受け、捜査員が調べていたところ、伊藤組の組事務所と発覚した。