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暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿

全国の暴力団・任侠・極道・反社組織関連の事件・ニュース速報

「用心棒代」10年間月々2万円 松葉会傘下組長を逮捕

 警視庁は、東京都江戸川区の個室マッサージ店から約10年にわたり、用心棒代として現金2万円を受け取っていたとして、指定暴力団・松葉会系「上萬一家九代目」幹部で、「塩沢三代目中村組」組長・中村進一容疑者(48)を逮捕し、22日午前10時すぎ、江戸川区にある中村容疑者の組事務所を家宅捜索した。

「用心棒代」10年間月々2万円 松葉会傘下組長を逮捕 中村進一容疑者
中村進一容疑者(48)

 中村容疑者は今年4月、東京都江戸川区南小岩の個室マッサージ店から用心棒代として現金2万円を受け取った疑い。中村容疑者は10年前から店側に毎月2万円を支払わせていたとみられる。

 調べに対し、中村容疑者は「周辺のいくつかの店から金を取っていた」と供述し容疑を認めている。

3300万円以上の「みかじめ料」 弘道会傘下高山組幹部ら2人を逮捕

 愛知県警は1日、暴力団排除特別区域に定められている名古屋市内などの特定客業者から用心棒代を受け取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下、三代目高山組幹部で「清心興業」組長・棚町勝利容疑者(59)=名古屋市港区=と、会社員・蜂谷誠容疑者(54)=愛知県碧南市=の2人を、愛知県暴力団排除条例違反などの疑いで逮捕した。

 棚町容疑者ら2人は今年6月30日、愛知県が暴力団排除特別区域に定めている名古屋市の栄や錦地区のホストクラブやバーなどの特定接客業者から、用心棒代として現金30万円を受け取った疑いが持たれている。調べに対し、棚町容疑者は「まったく知らない」と容疑を否認し、蜂谷容疑者は「何も話したくありません」と容疑を留保している。

 棚町容疑者は、2013年1月ごろから今年6月にかけて8年以上に渡り、総額で3300万円以上の用心棒代を受け取ったとみられている。摘発を逃れるため、棚町容疑者が蜂谷容疑者のほか、複数の人物を介して用心棒代を受け取っていた可能性があるとみて詳しく調べている。

 高山組弘道会の最有力組織の一つで、県警は昨年、高山組組長とナンバー2を相次いで摘発。主要幹部が不在のなか、棚町容疑者が実質的に高山組の運営に関わっていたとみている。

「用心棒代」授受 弘道会傘下「福島連合」を家宅捜索

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 北海道警は、札幌市ススキノの飲食店経営者と特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下、「福島連合」組員の間で用心棒代の授受があったとして4人が逮捕された事件を受け、捜査員43人体制で「福島連合」の事務所を家宅捜索した。

「用心棒代」授受 弘道会傘下「福島連合」を家宅捜索
「福島連合」を家宅捜索
「用心棒代」授受 弘道会傘下「福島連合」を家宅捜索


 北海道は27日から「緊急事態宣言」の対象となり、防護服を着用したスタッフが捜索前に中にいた組員の検温など、コロナ対策をした上で家宅捜索を行った。

 家宅捜索は福島連合組員・佐藤拓人容疑者(31)=札幌市中央区南7条西5丁目=と、飲食店などを経営する木下大夢容疑者(31)=同市中央区南19条西14丁目=ら4人が今年1月、木下容疑者が経営する飲食店の用心棒代として現金12万円を授受した道暴力団排除条例違反の疑いで逮捕されたことを受け行われた。

 木下容疑者はコロナ対策の「持続化給付金」詐取ですでに4度起訴されていて、道警は木下容疑者が不正に得た金が暴力団の資金源になっていたとみて解明を進めている。

用心棒代受け取り 山口組系「平井一家」を家宅捜索

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 愛知県警は26日午前、愛知県豊橋市の飲食店から「用心棒代」として現金を受け取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「十一代目平井一家」幹部らが逮捕された事件を受け、「平井一家」の事務所を捜査員16人体制で家宅捜索した。

用心棒代受け取り 山口組系「平井一家」を家宅捜索
平井一家を家宅捜索

 この捜索は、 豊橋市の暴力団排除特別区域にある飲食店2店舗から「用心棒代」として、現金合わせて43万円を受け取ったとして、平井一家傘下幹部・西山寿史容疑者(46)や、元組長・山本旭容疑者(49)ら3人が県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕・送検されたことを受けて行われた。

 県警は、組織的に「用心棒代」を回収していたとみて調べている。

飲食店からみかじめ料 山口組系平井一家傘下幹部ら3人を逮捕

 愛知県警は25日、愛知県豊橋市の飲食店などから用心棒代を受け取っていたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系十一代目平井一家傘下幹部・西山寿史容疑者(46)ら3人を県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕した。

 西山容疑者ら3人は、豊橋市松葉町にあるラウンジやバーから用心棒代として計43万円を受け取った疑いがもたれている。調べに対し西山容疑者は認否を留保し、他の2人も一部否認している。

 

用心棒代授受 弘道会傘下「福島連合」組員ら4人を逮捕

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 北海道警は、飲食店などの経営者から用心棒代を授受したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「福島連合」組員・佐藤拓人容疑者(31)=札幌市中央区南7条西5丁目=と、飲食店などを経営する木下大夢容疑者(31)=同市中央区南19条西14丁目=ら4人を道暴力団排除条例違反の疑いで逮捕した。4人の認否を明らかにしていない。

 佐藤容疑者ら2人は1月下旬ごろ、札幌すすきので飲食店などを経営する「G-motion」代表・木下容疑者ら2人から、用心棒代として12万円を受け取った疑い。佐藤容疑者と木下容疑者は友人で、過去に木下容疑者の店で起きたトラブルを佐藤容疑者が処理していたという。木下容疑者は、新型コロナウイルス対策の「持続化給付金」を詐取した疑いでも逮捕されていて公判中。

 道警は、木下容疑者らが札幌市内でセミナーなどと称して150人以上に給付金の不正受給の手口を指南し、総額1億5千万円以上の不正受給にかかわり、一部が暴力団に流れた可能性があるとみて調べている。

用心棒代収受 弘道会傘下野内組幹部に罰金30万円の略式命令

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 静岡地裁浜松支部は14日、浜松市内のラウンジ経営者の女性から用心棒料を受け取ったとして、今年6月26日に県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下野内組幹部に対し、罰金30万円の略式命令を出した。

静岡地裁浜松支部
静岡地裁浜松支部

 起訴状などによると、幹部は浜松市内のラウンジ経営者の女性から、回収役の男性を介し用心棒料として1万円を受け取ったとしている。

 この事件では、現金回収役の男性とラウンジ経営の女性も同容疑で逮捕されたが不起訴処分となっている。不起訴の理由は明らかにしていない。

「組事務所新設禁止」大阪府総面積の47%を対象区域に条例改正案

 大阪府警は9日までに、暴力団事務所の新設禁止区域を拡大するため、大阪府暴力団排除条例の一部改正案を発表した。

 大阪府の総面積の約47%が対象となる予定で、今後、一般から意見を募り、府議会で可決されれば11月下旬にも施行される。

 対立抗争が続く六代目山口組神戸山口組の「特定抗争指定暴力団」への指定に伴い、府内では大阪市と豊中市が暴対法に基づく警戒区域となっている。区域内では組事務所の使用や新設などが禁止されているが、改正条例で区域外への移転や、指定解除後の住居地域などへの進出を防ぐ。

 府警によると、現行の条例では、学校などから200メートル以内での事務所開設や運営を禁じている。改正案では都市計画法で定める住居や商業など13の用途地域のうち、工業専用地域を除く全てを禁止区域とする。立ち入り検査や中止命令に応じない場合は罰則を科す。原則、既存の事務所には適用されない。

工藤会新本拠地の売却・撤去を確認 使用制限命令延長せず

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 福岡県警は2日、特定危険指定暴力団工藤会の新たな拠点となっていた「二代目矢坂組」事務所について、事務所の土地と建物が民間企業に売却されたことに伴い、所有権が移転したことを確認。2日までに関係者立ち会いのもと、建物内もチェックし撤去が確認されたため、組員の出入りを禁止する「使用制限命令」を延長しないと発表した。

工藤會の新たな拠点と認定3
工藤会の新拠点
売却・撤去を確認
工藤會の新たな拠点と認定

 福岡県公安委員会は、工藤会の旧本部事務所の解体工事が2020年2月に完了したため、同年6月3日に新たに「二代目矢坂組」事務所を「主たる事務所」として官報で公示していた。今後も組織の活動に使用される恐れがあるとして同年7月に、暴力団対策法に基づき使用制限命令を発令、その後も延長していた。

 県警は今後、工藤会の新拠点の指定に向け情報収集に当たる方針。

「みかじめ料」授受 山口組系豪友会傘下幹部ら2人を逮捕

 愛媛県警松山東署は30日、松山市番町地域の風俗店の「みかじめ料」を受け取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組の四次団体で、六代目豪友会明道會傘下、「池田連合会」若頭・豊田一義容疑者(42)=伊予市米湊=と、風俗店経営・北村賢吾容疑者(42)=松山市小坂=の2人を、松山市暴力団排除条例違反の現行犯で逮捕した。2人の認否は明らかにしていない。

池田連合会の事務所を捜索
池田連合会の事務所を捜索
明道會の事務所を捜索
明道會の事務所を捜索

 また県警は1日朝、他にも余罪があるとみて「池田連合会」と、上部組織の「明道會」の事務所を家宅捜索し関係証拠を押収。

 豊田容疑者は6月30日8時20分ごろ、松山市の繁華街にある駐車場で、風俗店の1カ月分のみかじめ料として北村容疑者から現金5万円を受け取った疑いが持たれている。県警は去年2月ごろから「みかじめ料」を巡る内偵捜査を続けていて、現金の受け渡しを行っていた2人をその場で逮捕した。

 松山市の条例は今年1月に改正され、みかじめ料の受け渡しを行うと店側も含めて処罰される店の対象地域が拡大していて、拡大した地域での摘発は今回が初めて。

用心棒代収受 弘道会傘下野内組幹部ら3人を逮捕

 静岡県警浜松中央署と県警捜査四課などは26日、浜松市中区の接待をともなうラウンジ経営者から用心棒代を受け取ったなどとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下、野内組幹部で「西山組」代表・野内順行こと島田順行容疑者(54)=浜松市西区入野町=と、飲食店経営・天野隆久容疑者(39)=同市南区遠州浜二=、ラウンジ経営者の女(31)=同市中区神田町=ら3人を静岡県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕した。県警は捜査に支障があるとして3人の認否は明らかにしていない。

島田順行容疑者
島田順行容疑者

 島田容疑者は、回収役の天野容疑者を介してラウンジ経営の女から、毎月定期的に用心棒代を受け取った疑いが持たれている。浜松市での逮捕者は2019年8月の条例施行以来初めて。

 県警は、他の飲食店も用心棒代を支払っている可能性があるとして、関係先の事務所や店を捜索して捜査をしている。

組事務所に防犯カメラ設置 稲川会系幹部と施工業者に勧告

 神奈川県警暴力団対策課は11日、指定暴力団・稲川会系組事務所に防犯カメラなどを取り付けたとして県暴力団排除条例に基づき、東京都の防犯カメラ販売工事事業を営む経営者の男性(44)に利益供与をしないよう、また稲川会系組幹部(37)に利益供与を受けないよう、それぞれ勧告した。

 同課によると、工事業者の男性と組幹部に面識はなく、組幹部が事業者のホームページを閲覧し、防犯カメラの取り付け工事を依頼、今年の3月上旬から下旬にかけて、組事務所に防犯カメラ4台などを取り付ける工事を行い、代金として組幹部から計約30万円を受け取っていた。

 同県警の警察官がパトロールしていた際、組事務所で工事が行われているのを発見。同課が捜査を進めていた。

学校近くで組事務所の運営 山口組系弘道会傘下総長らを逮捕

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 栃木県警組織犯罪対策1課と宇都宮中央署は27日、学校から200メートル以内で暴力団事務所を運営したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下、野内組幹部で「二代目塩谷一家」総長・塩谷隆容疑者(49)=宇都宮市桜2丁目=と、塩谷一家幹部・望月政行こと今村政行容疑者(45)=同市東峰町=を県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕した。

 塩谷容疑者ら2人は、2020年3月19日ごろから11月19日ごろまでの間、宇都宮市内の学校から200メートル以内で暴力団事務所を運営した疑い。

 県暴力団排除条例は、学校や公民館、図書館などの周囲200メートル以内で新たに暴力団事務所を開設、運営することを禁じている。

特別区域でみかじめ料 稲川会系組長ら7人を逮捕

 新潟県警組織犯罪対策2課などは23日、県暴力団排除条例の特別強化区域となっているJR長岡駅前で、キャバクラ店から「用心棒代」を受け取ったなどとして、指定暴力団・稲川会系「四代目巽一家」幹部で、「新通組」組長・新通一昭容疑者(55)=新潟市中央区=と、巽一家幹部で、「米山組」組長・米山光博容疑者(56)=長岡市=ら合わせて7人を県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕した。7人の認否は明らかにしていない。

新潟県警本部
新潟県警本部

 新通容疑者は去年9月、JR長岡駅周辺の「暴力団排除特別強化区域」で営業する複数の風俗店から「用心棒代」として 現金合わせて9万円を受け取った疑いがもたれている。

 また米山容疑者は、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系幹部・五十嵐英一容疑者(49)=柏崎市=や、キャバクラ店経営者など5人と共謀し、“営業を容認する対価”としてJR長岡駅周辺のキャバクラ店から「場所代」として計21万円を受け取った疑いがもたれている。

 JR長岡駅前は去年3月、暴力団を排除する特別強化区域に指定されていて、この区域での摘発は今回が初めて。

yakuzanews-twitter.png 

握りつぶそうとしたのは「用心棒代リスト」

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 名古屋地裁で22日に、愛知県暴力団排除条例違反に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下、「三代目高山組」若頭で、「三代目矢嶋総業」組長・石原道明被告(55)ら2人の初公判。

石原道明被告
石原道明被告

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 今回の事件は、貸金業法違反などの容疑で高山組幹部が逮捕されたことを受けて行われた高山組事務所の家宅捜索の際に、記録媒体が見つかったのが端緒となった。
 検察側は、捜索に立ち会った高山組幹部で「草川組」組長・草川洋明被告(44)が握りつぶそうとした記録媒体の中身を明らかにし、石原被告ら2人はいずれも起訴内容を認めた。

草川洋明容疑者
草川洋明被告

 記録媒体を巡っては、草川被告が捜索時に別の記録媒体をポーチごと握りつぶしたとして、証拠隠滅容疑で逮捕、起訴されている。草川被告が握りつぶそうとしてまで守ろうとしたのは、用心棒代を支払った店のリストだった。

 起訴状によると、石原被告らは5月9日と30日、名古屋市中区の路上で、同区錦3のクラブ店長から用心棒代として現金計6万円を受け取ったとされる。石原被告は公判で使途について「組の運営資金に充てていた」と述べた。

 検察側の冒頭陳述によると、かつては別の組幹部が用心棒代を回収していたが、警察の取り締まりが厳しさを増したため、2016年10月ごろから組員ではない会社役員の男性被告(43)=同県田原市=に回収を依頼するようになった。

 2019年10月、県警が組事務所を家宅捜索した際、USBメモリーを発見。「まちリスト」と題したエクセルデータが入っており、飲食店数百店の名前と業種、所在地、電話番号が記されていた。錦三のクラブの欄には、石原被告が組長を務める傘下組織と「石」という文字が記載されていた。

 クラブ関係者の供述調書によると「暴力団に用心棒をお願いし、見返りにお金を支払うことは常識だと思っていた」といい、売り上げ報告書には石原被告のイニシャルを取り「I様 3万円」と記入されていた。



弘道会傘下高山組若頭 起訴内容を認める

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 名古屋地裁で22日、「暴力団排除特別区域」に指定されている名古屋の繁華街・錦三地区の風俗店からみかじめ料を受け取った罪に問われている、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「三代目高山組」若頭で、「三代目矢嶋総業」組長・石原道明被告(55)=同県大府市共栄町7=らの初公判が開かれ、石原被告らはいずれも「間違いありません」と起訴内容を認めた。

石原道明被告
石原道明被告

 石原被告は今年5月、名古屋市中区錦三丁目の風俗店から、用心棒代として2回にわたり合わせて現金6万円を受け取った、県暴力団排除条例違反の罪に問われている。

 続く冒頭陳述で、検察側は「風俗店が石原被告の頭文字を使い「I様3万円」と隠語で売上台帳に記入していた」などと、用心棒代を支払う際の手口について指摘した。



稲川会系組員へ現金を供与 石油製品販売会社と組員に勧告

 神奈川県警暴力団対策課は17日、暴力団員に現金を供与したとして、神奈川県内の石油製品販売会社に利益供与をしないよう、また指定暴力団・稲川会傘下組員(33)に利益供与を受けないよう、県暴力団排除条例に基づき、それぞれに勧告した。

 石油製品販売会社が経営するガソリンスタンドの男性店長(48)は6月15日、店内に設置されたスロットマシンの売り上げの一部である現金計約2万2千円を男に供与。男性店長は同課に対し、店でのトラブルの処理を稲川会系組員に任せる意図を持って現金を渡したなどと供述。このガソリンスタンドでは男性が昨年8月に店長に就く以前から、暴力団に現金を渡すことが慣習になっていた。

 その後、組員がスロットマシンの売り上げだけでなく、「ただで洗車をさせてくれ」とさらに利益供与を要求してきたことから、男性店長が警察に相談。同課が調べを進めていた。



「コロナ禍で歓迎」 暴力団に店提供 弘道会系組長と飲食店経営者に勧告

 愛知県警組織犯罪対策課は14日、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下組長(54)と、愛知県内で飲食店を営む会社に対し、県公安委員会が県暴力団排除条例に基づき、利益供与の禁止を勧告した。

 会社代表の男性は10月30日、愛知県内の飲食店で、暴力団の活動を助長するなどと知りながら弘道会傘下組長に対し、約30人規模の会合の場所を提供したとしている。

 また6~9月にも最大約60人の会合を3回、延べ約160人分の飲食代として計数十万円を受け取っていたとされる。 

 この会社の飲食店で開催。男性は「(来客の)入れ墨や指の欠損を見て、暴力団の会合と認識していたが、コロナ禍の大人数の予約に喜んで受け付けた」と事実を認めている。11月に暴力団員が会合を開いているという情報提供が県警にあり、発覚した。



風俗店からみかじめ料 「浅野組」本部事務所を捜索

 広島県警は8日午後3時半ごろ、広島県福山市にある風俗店からみかじめ料を受け取ったとして指定暴力団・五代目浅野組の組員が逮捕された事件で、岡山県の浅野組本部事務所を家宅捜索した。

浅野組本部を家宅捜索
浅野組本部を家宅捜索

 県警は4日、福山市にある風俗店から、みかじめ料として5万円を受け取った疑いで浅野組系「光定組」組員・中井栄治容疑者(52)を逮捕していた。中井容疑者は、「こづかいとしてもらっていただけ」と容疑を否認している。



歌舞伎町などでみかじめ料授受 極東会系組員を逮捕

 警視庁は、東京都新宿区歌舞伎町などでみかじめ料を受け取ったとして、指定暴力団・極東会系組員・矢野総一郎容疑者(55)を都暴力団排除条例違反の容疑で逮捕した。

矢野総一郎容疑者
矢野総一郎容疑者

 矢野容疑者は、2019年10月ごろから新宿区歌舞伎町などで、フリーの客引きから用心棒代としてみかじめ料およそ30万円を受け取った疑いが持たれている。矢野容疑者にみかじめ料を渡した疑いで、客引きの男ら2人も逮捕された。

 東京都暴排条例は2019年改正され、みかじめ料を渡した店や個人も検挙の対象となった。



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