弘道会系組員の恐喝巡り使用者責任 山口組組長ら500万円支払いで和解
指定暴力団・山口組系弘道会傘下組員から恐喝被害に遭った大阪府内の40代男性が、山口組の篠田建市(通称・司忍)組長ら3人に約1100万円の損害賠償を求めた訴訟が大阪地裁(北川清裁判長)であり、8月30日付で和解した。篠田組長ら3人が連帯して解決金500万円を支払う条件。
男性側は、平成25年1~5月、組員から11回にわたり計505万円を脅し取られたと主張し、篠田組長と直属の組長に使用者責任があるとして被害金の賠償や慰謝料などを請求。篠田組長らは「組員は全く知らない人物」「24年末から組の構成員ではない」などと反論していたが、裁判所が和解を勧告した。
組員は、うち105万円について恐喝罪などに問われ、大阪地裁で26年に懲役3年の実刑判決を受けた。

男性側は、平成25年1~5月、組員から11回にわたり計505万円を脅し取られたと主張し、篠田組長と直属の組長に使用者責任があるとして被害金の賠償や慰謝料などを請求。篠田組長らは「組員は全く知らない人物」「24年末から組の構成員ではない」などと反論していたが、裁判所が和解を勧告した。
組員は、うち105万円について恐喝罪などに問われ、大阪地裁で26年に懲役3年の実刑判決を受けた。

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