「宅見組」組長宅に車突入事件 新たに弘道会傘下「稲葉地一家」幹部ら2人を逮捕
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大阪府警捜査4課は8日、2022年5月に大阪府豊中市にある当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組の副組長だった「二代目宅見組(現在は神戸山口組を脱退)」の入江禎組長の自宅に乗用車が突っ込んだ事件で、新たに特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「十代目稲葉地一家」幹部で、「雅竜組」組長・林雅志容疑者(39)=名古屋市中川区細米町=と、稲葉地一家傘下「八代目伊藤忠」幹部・吉川直幸容疑者(34)=同市中村区大門町=を建造物損壊などの疑いで逮捕した。同課は2人の認否を明らかにしていない。

事件当時(2022年5月)

この事件は2022年5月8日午前2時45分ごろ、豊中市緑丘にある入江組長宅に車がバックで突っ込み、木製の門戸を損壊。事件発生の数時間後に、警戒中の警察官が豊中市内で実行役の伊藤忠組員・菅野義秀被告(27)を発見し逮捕していた。林容疑者と吉川容疑者が、実行役の菅野被告に犯行を指示したとみられている。
大阪府警捜査4課は8日、2022年5月に大阪府豊中市にある当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組の副組長だった「二代目宅見組(現在は神戸山口組を脱退)」の入江禎組長の自宅に乗用車が突っ込んだ事件で、新たに特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「十代目稲葉地一家」幹部で、「雅竜組」組長・林雅志容疑者(39)=名古屋市中川区細米町=と、稲葉地一家傘下「八代目伊藤忠」幹部・吉川直幸容疑者(34)=同市中村区大門町=を建造物損壊などの疑いで逮捕した。同課は2人の認否を明らかにしていない。

事件当時(2022年5月)

この事件は2022年5月8日午前2時45分ごろ、豊中市緑丘にある入江組長宅に車がバックで突っ込み、木製の門戸を損壊。事件発生の数時間後に、警戒中の警察官が豊中市内で実行役の伊藤忠組員・菅野義秀被告(27)を発見し逮捕していた。林容疑者と吉川容疑者が、実行役の菅野被告に犯行を指示したとみられている。
池田組組長の長男宅に車突入 山健組傘下「健竜会」幹部に懲役3年の実刑判決
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岡山地裁で7日、2022年10月に特定抗争指定暴力団・池田組組長の長男が住む住宅の車庫に車を突入させ、てシャッターを壊したとして、建造物損壊と道路交通法違反の罪でに問われた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下、七代目健竜会幹部で「北本組」組長・北本肇被告(63)の判決公判が開かれ、宇田美穂裁判官は北本被告に対し、懲役3年(求刑・懲役3年6か月)の実刑判決を言い渡した。

岡山地方裁判所
北本被告は2022年10月22日午前5時過ぎ、無免許で車を運転した上、岡山市南区にある池田組の池田孝志組長(77)の長男名義の住宅に車を衝突させて、車庫のシャッターを壊したとされる。
宇田裁判官は、「周到に準備された計画的な犯行で、被告に被害弁償の意思はない。暴力団同士の抗争状態にあることは広く知られていて、犯行は地域住民や社会に不安を与えた」などとして、懲役3年6カ月の求刑に対し、懲役3年の実刑判決を言い渡した。
弁護側は「控訴については本人と話してから決める」としている。
岡山地裁で7日、2022年10月に特定抗争指定暴力団・池田組組長の長男が住む住宅の車庫に車を突入させ、てシャッターを壊したとして、建造物損壊と道路交通法違反の罪でに問われた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下、七代目健竜会幹部で「北本組」組長・北本肇被告(63)の判決公判が開かれ、宇田美穂裁判官は北本被告に対し、懲役3年(求刑・懲役3年6か月)の実刑判決を言い渡した。

岡山地方裁判所
北本被告は2022年10月22日午前5時過ぎ、無免許で車を運転した上、岡山市南区にある池田組の池田孝志組長(77)の長男名義の住宅に車を衝突させて、車庫のシャッターを壊したとされる。
宇田裁判官は、「周到に準備された計画的な犯行で、被告に被害弁償の意思はない。暴力団同士の抗争状態にあることは広く知られていて、犯行は地域住民や社会に不安を与えた」などとして、懲役3年6カ月の求刑に対し、懲役3年の実刑判決を言い渡した。
弁護側は「控訴については本人と話してから決める」としている。
池田組組長の長男名義の住宅に車両特攻 山健組傘下健竜会幹部に懲役3年6か月を求刑
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岡山地裁で17日、2022年10月22日に岡山市南区にある特定抗争指定暴力団・池田組組長の長男名義の住宅に、乗用車をバックして衝突させ、車庫のシャッターを損壊させたとして、建造物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下、七代目健竜会幹部で「北本組」組長・北本肇被告(63)の初公判が開かれ、検察は「犯情は悪質」などとして懲役3年6か月を求刑した。

岡山地方裁判所
初公判で、北本被告は「間違いないです」と起訴内容を認めた上で、「組長本人が住んでいると勘違いしていた」などと述べ、組織的な関与や指示については「無いです」と否定、あくまで個人的な思いからの犯行だったと主張した。
裁判は即日結審し、検察側は「犯情は悪質で再犯が強く懸念される」などとして懲役3年6か月を求刑。一方、弁護側は事実関係について争わず「寛大な処分を」と求めた。判決は3月7日に言い渡される予定。
岡山地裁で17日、2022年10月22日に岡山市南区にある特定抗争指定暴力団・池田組組長の長男名義の住宅に、乗用車をバックして衝突させ、車庫のシャッターを損壊させたとして、建造物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下、七代目健竜会幹部で「北本組」組長・北本肇被告(63)の初公判が開かれ、検察は「犯情は悪質」などとして懲役3年6か月を求刑した。

岡山地方裁判所
初公判で、北本被告は「間違いないです」と起訴内容を認めた上で、「組長本人が住んでいると勘違いしていた」などと述べ、組織的な関与や指示については「無いです」と否定、あくまで個人的な思いからの犯行だったと主張した。
裁判は即日結審し、検察側は「犯情は悪質で再犯が強く懸念される」などとして懲役3年6か月を求刑。一方、弁護側は事実関係について争わず「寛大な処分を」と求めた。判決は3月7日に言い渡される予定。
神戸山口組組長宅に17発発砲 弘道会傘下「野内組」組員の初公判 起訴内容認める
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神戸地裁(入子光臣裁判長)で16日、特定抗争指定暴力団・神戸山口組の組長宅に弾丸が撃ち込まれた事件で、建造物損壊などの罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員・林雄司被告(50)=岐阜市領下=(50)に対する裁判員裁判の初公判が開かれ、林被告は起訴内容について「間違っていません」と認めた。

発砲事件当時の組長宅

林被告は2022年6月5日午後2時20分ごろ、山口組と対立関係にある神戸山口組の井上邦雄組長=神戸市北区鈴蘭台=の自宅前に車を乗り付け、所有していた拳銃で17発発砲し、金属製の門扉などを損壊し、井上組長らを脅迫したとされる。
被告人質問で林被告は、「拳銃は自分で用意した、井上組長がやめたら抗争は終わると思った」などと話した。
林容疑者は犯行直後に、回転式拳銃1丁を持って近くの交番に出頭し、銃刀法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕され、後に建造物損壊の疑いで再逮捕された。
次回の裁判は3月22日に開かれる予定。
神戸地裁(入子光臣裁判長)で16日、特定抗争指定暴力団・神戸山口組の組長宅に弾丸が撃ち込まれた事件で、建造物損壊などの罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員・林雄司被告(50)=岐阜市領下=(50)に対する裁判員裁判の初公判が開かれ、林被告は起訴内容について「間違っていません」と認めた。

発砲事件当時の組長宅

林被告は2022年6月5日午後2時20分ごろ、山口組と対立関係にある神戸山口組の井上邦雄組長=神戸市北区鈴蘭台=の自宅前に車を乗り付け、所有していた拳銃で17発発砲し、金属製の門扉などを損壊し、井上組長らを脅迫したとされる。
被告人質問で林被告は、「拳銃は自分で用意した、井上組長がやめたら抗争は終わると思った」などと話した。
林容疑者は犯行直後に、回転式拳銃1丁を持って近くの交番に出頭し、銃刀法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕され、後に建造物損壊の疑いで再逮捕された。
次回の裁判は3月22日に開かれる予定。
池田組施設に車両特攻 山健組傘下「南進会」組員に懲役3年の実刑判決
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岡山地裁は30日、2022年5月、特定抗争指定暴力団・池田組の関連施設に車で突っ込むなどしたとして、建造物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「二代目南進会」組員・宮尾理之被告(52)の裁判で、懲役3年(求刑・懲役3年6か月)の判決を言い渡した。

事件当時の現場

宮尾被告は2022年5月3日午後4時頃、岡山市北区中央町にある池田組の2階建ての関連施設にシルバーの軽ワゴン車でバックしながら突っ込み、1階玄関付近壁や窓ガラス2枚などを損壊したほか、さらに持っていた金属バットでガラス2枚をたたき割るなどした建造物損壊の罪に問われていた。
検察側は、「あらかじめ周辺を下見した上、車の後部座席にコンクリートブロックを敷き詰めるなどしていて、計画性が認められる。暴力や威力で物事を解決しようとする暴力団の発想そのもので、極めて強い非難に値する」などと指摘し、懲役3年6か月を求刑していた。
岡山地裁は30日、2022年5月、特定抗争指定暴力団・池田組の関連施設に車で突っ込むなどしたとして、建造物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「二代目南進会」組員・宮尾理之被告(52)の裁判で、懲役3年(求刑・懲役3年6か月)の判決を言い渡した。

事件当時の現場

宮尾被告は2022年5月3日午後4時頃、岡山市北区中央町にある池田組の2階建ての関連施設にシルバーの軽ワゴン車でバックしながら突っ込み、1階玄関付近壁や窓ガラス2枚などを損壊したほか、さらに持っていた金属バットでガラス2枚をたたき割るなどした建造物損壊の罪に問われていた。
検察側は、「あらかじめ周辺を下見した上、車の後部座席にコンクリートブロックを敷き詰めるなどしていて、計画性が認められる。暴力や威力で物事を解決しようとする暴力団の発想そのもので、極めて強い非難に値する」などと指摘し、懲役3年6か月を求刑していた。
駐車してあった車をバットで損壊 住吉会傘下組員を逮捕
栃木県警宇都宮中央署は13日、駐車場に駐車してあった乗用車を金属バットで複数回殴りへこませるなどしたとして、指定暴力団・住吉会傘下組員・田口典誠容疑者(39)=栃木県塩谷郡高根沢町平田=を器物損壊の疑いで逮捕した。

宇都宮中央警察署
田口容疑者は12日夕方~13日未明の間、宇都宮市一条2丁目の集合住宅の駐車場に停めてあった、30代男性所有の乗用車を金属バットで複数回たたき、フロントガラスやサイドミラー、ボンネットなどを損壊させた疑いがもたれている。
近隣住民から複数の110番通報があり発覚した。同署は、田口容疑者と男性とのトラブルの有無など、事件の経緯や動機などを調べている。

宇都宮中央警察署
田口容疑者は12日夕方~13日未明の間、宇都宮市一条2丁目の集合住宅の駐車場に停めてあった、30代男性所有の乗用車を金属バットで複数回たたき、フロントガラスやサイドミラー、ボンネットなどを損壊させた疑いがもたれている。
近隣住民から複数の110番通報があり発覚した。同署は、田口容疑者と男性とのトラブルの有無など、事件の経緯や動機などを調べている。
池田組の車につるはし攻撃 山健組傘下組員に懲役1年2か月の判決
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岡山地裁は10日、2022年9月に駐車されていた特定抗争指定暴力団・池田組関係者の車2台につるはしを打ち付けて穴を開けたとして、器物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「三代目宮鉄組」組員・谷山裕介被告(38)の判決公判で、懲役1年2か月(求刑・懲役1年6か月)の実刑判決を言い渡した。

岡山地方裁判所
谷山被告は9月21日午前1時20分頃、岡山市北区田町にある池田組の事務所東側の駐車場で、駐車されていた池田組関係者の乗用車2台に、ボンネットにつるはしを打ち付け、数センチの穴を開け損壊したとされれている。つるはしはボンネットに突き刺さった状態だった。
判決公判で宇田美穂裁判官は、「手口としてインパクトがあり、容易に壊せる方法でもあるとして、対立組織の関係車両をつるはしで壊すことを思いついた。レンタカーを借りて下見をし、人目のつきにくい深夜に犯行に及んでいて計画性が認められる」と指摘し、「動機について被告は、対立組織の動きに対する怒りから及んだと述べ、個人的な犯行という前提ではあるが、暴力団抗争が背景にあることは認められ、近隣の住民や社会に大きな不安を与えた」とした上で、「犯行後、直ちに自首している」などとして、懲役1年6か月の求刑に対し、懲役1年2か月の判決を言い渡した。
岡山地裁は10日、2022年9月に駐車されていた特定抗争指定暴力団・池田組関係者の車2台につるはしを打ち付けて穴を開けたとして、器物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「三代目宮鉄組」組員・谷山裕介被告(38)の判決公判で、懲役1年2か月(求刑・懲役1年6か月)の実刑判決を言い渡した。

岡山地方裁判所
谷山被告は9月21日午前1時20分頃、岡山市北区田町にある池田組の事務所東側の駐車場で、駐車されていた池田組関係者の乗用車2台に、ボンネットにつるはしを打ち付け、数センチの穴を開け損壊したとされれている。つるはしはボンネットに突き刺さった状態だった。
判決公判で宇田美穂裁判官は、「手口としてインパクトがあり、容易に壊せる方法でもあるとして、対立組織の関係車両をつるはしで壊すことを思いついた。レンタカーを借りて下見をし、人目のつきにくい深夜に犯行に及んでいて計画性が認められる」と指摘し、「動機について被告は、対立組織の動きに対する怒りから及んだと述べ、個人的な犯行という前提ではあるが、暴力団抗争が背景にあることは認められ、近隣の住民や社会に大きな不安を与えた」とした上で、「犯行後、直ちに自首している」などとして、懲役1年6か月の求刑に対し、懲役1年2か月の判決を言い渡した。
つるはしで池田組の車両を損壊 山健組傘下「宮鉄組」組員に懲役1年6か月を求刑
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岡山地裁で21日、今年9月に駐車されていた指定暴力団・池田組関係者の車2台につるはしを打ち付けて穴を開けたとして、器物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「三代目宮鉄組」組員・谷山裕介被告の初公判が開かれ、谷山被告は起訴内容を認め、検察側は懲役1年6か月を求刑した。

損壊された2台の乗用車

谷山被告は9月21日午前1時20分頃、岡山市北区田町にある池田組の事務所東側の駐車場で、駐車されていた池田組関係者の乗用車2台に、ボンネットにつるはしを打ち付け、数センチの穴を開け損壊した疑いがもたれている。つるはしはボンネットに突き刺さった状態だった。
初公判で谷山被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は「悪質であり、犯行に計画性も認められる」と述べ、懲役1年6か月を求刑。一方、弁護側は「犯行直後に出頭した」などと減刑を求めた。
判決は2023年1月10日に言い渡される。
岡山地裁で21日、今年9月に駐車されていた指定暴力団・池田組関係者の車2台につるはしを打ち付けて穴を開けたとして、器物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「三代目宮鉄組」組員・谷山裕介被告の初公判が開かれ、谷山被告は起訴内容を認め、検察側は懲役1年6か月を求刑した。

損壊された2台の乗用車

谷山被告は9月21日午前1時20分頃、岡山市北区田町にある池田組の事務所東側の駐車場で、駐車されていた池田組関係者の乗用車2台に、ボンネットにつるはしを打ち付け、数センチの穴を開け損壊した疑いがもたれている。つるはしはボンネットに突き刺さった状態だった。
初公判で谷山被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は「悪質であり、犯行に計画性も認められる」と述べ、懲役1年6か月を求刑。一方、弁護側は「犯行直後に出頭した」などと減刑を求めた。
判決は2023年1月10日に言い渡される。
池田組施設に車両特攻 山健組傘下「南進会」組員に懲役3年6か月求刑
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岡山地方裁判所で6日、今年5月に岡山市内の指定暴力団・池田組の関連施設に車で突っ込み、壁を壊すなどした建造物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「二代目南進会」組員・宮尾理之被告(52)の裁判が開かれ、検察は懲役3年6か月を求刑した。

事件当時の現場

宮尾被告は今年5月3日午後4時頃、岡山市北区中央町にある池田組の2階建ての関連施設にシルバーの軽ワゴン車でバックしながら突っ込み、1階玄関付近壁や窓ガラス2枚などを損壊したほか、金属バットでガラス2枚をたたき割ったとされる。
岡山市内では抗争事件が相次いでいることから、県公安委員会は池田組と山口組を今月8日から3か月間、「特定抗争指定暴力団」に指定して、より厳しく取り締まる。
裁判で検察側は、「あらかじめ周辺を下見した上、車の後部座席にコンクリートブロックを敷き詰めるなどしていて、計画性が認められる。暴力や威力で物事を解決しようとする暴力団の発想そのもので、極めて強い非難に値する」などと指摘し、懲役3年6か月を求刑した。
一方弁護側は「住民の不安を煽り反省している」などと述べた。判決は12月26日に言い渡される予定。
岡山地方裁判所で6日、今年5月に岡山市内の指定暴力団・池田組の関連施設に車で突っ込み、壁を壊すなどした建造物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「二代目南進会」組員・宮尾理之被告(52)の裁判が開かれ、検察は懲役3年6か月を求刑した。

事件当時の現場

宮尾被告は今年5月3日午後4時頃、岡山市北区中央町にある池田組の2階建ての関連施設にシルバーの軽ワゴン車でバックしながら突っ込み、1階玄関付近壁や窓ガラス2枚などを損壊したほか、金属バットでガラス2枚をたたき割ったとされる。
岡山市内では抗争事件が相次いでいることから、県公安委員会は池田組と山口組を今月8日から3か月間、「特定抗争指定暴力団」に指定して、より厳しく取り締まる。
裁判で検察側は、「あらかじめ周辺を下見した上、車の後部座席にコンクリートブロックを敷き詰めるなどしていて、計画性が認められる。暴力や威力で物事を解決しようとする暴力団の発想そのもので、極めて強い非難に値する」などと指摘し、懲役3年6か月を求刑した。
一方弁護側は「住民の不安を煽り反省している」などと述べた。判決は12月26日に言い渡される予定。
神戸山口組系中野組に車両特攻は威嚇目的か 衝撃が分からない程度の低速で突入
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今月12日午前2時50分ごろに発生した特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目中野組」の事務所に乗用車が突っ込んだ事件で、建造物損壊などの容疑で逮捕された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目大原組」組員・梁恭郎容疑者(50)=住所不定・韓国籍=の運転した車は、低速での突入でエアバッグが作動していなかったことが分かった。

中野組に突っ込んだ車
車は前方から突っ込んでいたが、衝突時の衝撃を緩和するエアバッグは作動せず、「当たったか分からない程度」の速度しか出ていなかった。壊れたポールも若干傾いたぐらいだったという。梁容疑者は車で突入後にハンマーで玄関扉のガラスを割るなどして、犯行の約50分後に大阪府警松原署に出頭し建造物損壊などの容疑で逮捕された。
二代目中野組の小嶋恵介組長は現在、神戸山口組の実質的なナンバー2とみられ、数年前から事務所は使われていなかった。大阪府警は、梁容疑者が事務所の使用状況を事前に把握していた可能性もあるとみていて、建物の破壊や中野組組員に危害を加えるためではなく、神戸山口組に対する威嚇目的だったとみて調べている。
今月12日午前2時50分ごろに発生した特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目中野組」の事務所に乗用車が突っ込んだ事件で、建造物損壊などの容疑で逮捕された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目大原組」組員・梁恭郎容疑者(50)=住所不定・韓国籍=の運転した車は、低速での突入でエアバッグが作動していなかったことが分かった。

中野組に突っ込んだ車
車は前方から突っ込んでいたが、衝突時の衝撃を緩和するエアバッグは作動せず、「当たったか分からない程度」の速度しか出ていなかった。壊れたポールも若干傾いたぐらいだったという。梁容疑者は車で突入後にハンマーで玄関扉のガラスを割るなどして、犯行の約50分後に大阪府警松原署に出頭し建造物損壊などの容疑で逮捕された。
二代目中野組の小嶋恵介組長は現在、神戸山口組の実質的なナンバー2とみられ、数年前から事務所は使われていなかった。大阪府警は、梁容疑者が事務所の使用状況を事前に把握していた可能性もあるとみていて、建物の破壊や中野組組員に危害を加えるためではなく、神戸山口組に対する威嚇目的だったとみて調べている。
神戸山口組系「中野組」に車両特攻 出頭の山口組系「大原組」組員を逮捕
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大阪府警捜査4課は12日、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目中野組」の本部事務所に車が突っ込んだ事件で、出頭してきた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目大原組」組員・梁恭郎容疑者(50)=韓国籍・住居不定=を建造物損壊などの疑いで逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。

事件当時の中野組事務所
梁容疑者は12日午前2時45分ごろ、堺市東区石原町にある中野組事務所の車止めに乗用車で突っ込んだ上、ハンマーで玄関ドアや表札を損壊した疑いがもたれている。梁容疑者は約50分後の同日午前3時35分ごろに大阪府警松原署に出頭していた。
犯行当時、中野組の事務所は無人でケガ人はなかった。府警は山口組の分裂をめぐる対立抗争とみて捜査している。
大阪府警捜査4課は12日、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目中野組」の本部事務所に車が突っ込んだ事件で、出頭してきた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目大原組」組員・梁恭郎容疑者(50)=韓国籍・住居不定=を建造物損壊などの疑いで逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。

事件当時の中野組事務所
梁容疑者は12日午前2時45分ごろ、堺市東区石原町にある中野組事務所の車止めに乗用車で突っ込んだ上、ハンマーで玄関ドアや表札を損壊した疑いがもたれている。梁容疑者は約50分後の同日午前3時35分ごろに大阪府警松原署に出頭していた。
犯行当時、中野組の事務所は無人でケガ人はなかった。府警は山口組の分裂をめぐる対立抗争とみて捜査している。
神戸山口組系「中野組」事務所に車両特攻 ハンマーでガラス割る 男が出頭
12日午前2時50分ごろ、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目中野組」の事務所で、鉄製の車止めに突っ込んだ乗用車が乗り捨てられているのを、警戒中の大阪府警黒山署員が発見した。

大阪府警察本部
中野組の事務所は玄関のドアのガラスが割られるなどしていて、犯行後の午前3時半ごろ、現場から約3キロ離れた松原署に自称50代の男が出頭した。府警は男から建造物損壊などの疑いで事情を聴くとともに、特定抗争指定暴力団・六代目山口組との抗争の可能性も視野に調べている。
乗用車は当時、無人だった事務所前に設置されたU字型の車止めに突っ込んで停車していて、その奥にある事務所の玄関ドアはガラスが割られていたほか、一部がへこんでおり、近くにはハンマー1個が落ちていた。
二代目中野組を巡っては、2020年10月26日に小嶋恵介組長が山口組系幹部2人に襲撃される事件が発生していた。
小嶋組長は、山口組の直系組織だった「初代中野組」で若頭を務めていたが、2008年に中野組は解散。山口組の分裂後に神戸山口組が結成されると、2016年に「二代目中野組」を継承し、神戸山口組に加入していた。

大阪府警察本部
中野組の事務所は玄関のドアのガラスが割られるなどしていて、犯行後の午前3時半ごろ、現場から約3キロ離れた松原署に自称50代の男が出頭した。府警は男から建造物損壊などの疑いで事情を聴くとともに、特定抗争指定暴力団・六代目山口組との抗争の可能性も視野に調べている。
乗用車は当時、無人だった事務所前に設置されたU字型の車止めに突っ込んで停車していて、その奥にある事務所の玄関ドアはガラスが割られていたほか、一部がへこんでおり、近くにはハンマー1個が落ちていた。
二代目中野組を巡っては、2020年10月26日に小嶋恵介組長が山口組系幹部2人に襲撃される事件が発生していた。
小嶋組長は、山口組の直系組織だった「初代中野組」で若頭を務めていたが、2008年に中野組は解散。山口組の分裂後に神戸山口組が結成されると、2016年に「二代目中野組」を継承し、神戸山口組に加入していた。
池田組組長の親族の住宅に車両特攻事件 山健組傘下健竜会幹部を逮捕
岡山県警岡山南署は2日、今年10月22日午前5時過ぎに岡山市南区の住宅に乗用車をバックして衝突させ、車庫のシャッターを壊したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下七代目健竜会幹部で、「北本組」組長・北本肇容疑者(63)を建造物損壊などの容疑で逮捕した。調べに対し、北本容疑者は黙秘している。

岡山県警岡山南警察署
この住宅は、指定暴力団・池田組の池田孝志組長の親族が住んでいて、車の衝突により車庫のシャッターが損壊され、犯人は逃走していた。事件当時、親族は在宅中だったが、池田組長は別の場所に住んでいて不在だった。
通報を受けた警察が、現場周辺で乗り捨てられた犯行車両を発見し、その後、防犯カメラの映像などから北本容疑者の犯行を特定した。

岡山県警岡山南警察署
この住宅は、指定暴力団・池田組の池田孝志組長の親族が住んでいて、車の衝突により車庫のシャッターが損壊され、犯人は逃走していた。事件当時、親族は在宅中だったが、池田組長は別の場所に住んでいて不在だった。
通報を受けた警察が、現場周辺で乗り捨てられた犯行車両を発見し、その後、防犯カメラの映像などから北本容疑者の犯行を特定した。
宅見組系事務所に車両特攻 一道会系組員に懲役1年6カ月の実刑判決
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佐賀地方裁判所(岡崎忠之裁判長)で1日、対立している暴力団事務所に車で突っ込むなどして、建造物損壊などの罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系一道会傘下「二代目定松組」組員・清原昇悟被告(36)=住所不定=の判決公判が開かれ、清原被告に対し懲役1年6カ月(求刑・懲役2年)の実刑判決を言い渡した。

事件当時の現場周辺

清原被告は今年6月6日午前3時ごろ、佐賀市本庄町にある当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下だった二代目宅見組系「三代目石川一家」の本部事務所に乗用車で突っ込み、シャッターなどを壊したとして、建造物損壊と建造物侵入の罪で逮捕・起訴されていた。犯行後に清原被告は現場から逃走し、事直後に佐賀県警佐賀北署に「暴力団事務所に車で突っ込んだ」と出頭した。
判決公判で岡崎裁判長は、「所属する暴力団組織と、抗争関係にある暴力団組織の事務所を襲撃することで、組織内での自らの評価を上げられるなど、暴力団員特有の発想に基づく犯行の動機に酌むべき点は全くない」などと指摘した。一方で、「捜査機関に出頭しており自首が成立する」などとして、検察側の懲役2年の求刑に対し、懲役1年6カ月の実刑判決を言い渡した。
佐賀地方裁判所(岡崎忠之裁判長)で1日、対立している暴力団事務所に車で突っ込むなどして、建造物損壊などの罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系一道会傘下「二代目定松組」組員・清原昇悟被告(36)=住所不定=の判決公判が開かれ、清原被告に対し懲役1年6カ月(求刑・懲役2年)の実刑判決を言い渡した。

事件当時の現場周辺

清原被告は今年6月6日午前3時ごろ、佐賀市本庄町にある当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下だった二代目宅見組系「三代目石川一家」の本部事務所に乗用車で突っ込み、シャッターなどを壊したとして、建造物損壊と建造物侵入の罪で逮捕・起訴されていた。犯行後に清原被告は現場から逃走し、事直後に佐賀県警佐賀北署に「暴力団事務所に車で突っ込んだ」と出頭した。
判決公判で岡崎裁判長は、「所属する暴力団組織と、抗争関係にある暴力団組織の事務所を襲撃することで、組織内での自らの評価を上げられるなど、暴力団員特有の発想に基づく犯行の動機に酌むべき点は全くない」などと指摘した。一方で、「捜査機関に出頭しており自首が成立する」などとして、検察側の懲役2年の求刑に対し、懲役1年6カ月の実刑判決を言い渡した。
組員に車両特攻を指示 山健組傘下「福富組」組長が出頭・逮捕 容疑は否認
兵庫県警暴力団対策課と葺合署は12日午前、兵庫県神戸市内の飲食店に車を衝突させた事件で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「福富組」組長・福富均こと金成在容疑者(67)=大阪市東住吉区=が葺合署に出頭し、建造物損壊や威力業務妨害などの疑いで逮捕した。この事件の実行役の組員2人は既に逮捕、起訴されていて、調べに対し「(組員の)2人が勝手にやったことだ」と容疑を否認している。

兵庫県警葺合警察署
金容疑者は配下の組員2人と共謀して今年8月20日午前3時ごろ、神戸市中央区のビル1階にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組組長の関係先とみられる飲食店に、乗用車をバックで衝突させてシャッターや看板などを壊し、店舗を休業させて業務を妨害した疑いがもたれている。県警は組長の金容疑者が指示役とみていて、これまでの捜査の過程で、携帯電話の記録や関係者の供述などから金容疑者の関与を裏付けた。

兵庫県警葺合警察署
金容疑者は配下の組員2人と共謀して今年8月20日午前3時ごろ、神戸市中央区のビル1階にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組組長の関係先とみられる飲食店に、乗用車をバックで衝突させてシャッターや看板などを壊し、店舗を休業させて業務を妨害した疑いがもたれている。県警は組長の金容疑者が指示役とみていて、これまでの捜査の過程で、携帯電話の記録や関係者の供述などから金容疑者の関与を裏付けた。
池田組関連施設に車両特攻 山口組系山健組傘下組員の初公判 起訴内容認める
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岡山地裁で5日、今年5月に指定暴力団・池田組の関連施設に車で突っ込み、壁を壊すなどした建造物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「二代目南進会」組員・宮尾理之被告(52)の裁判が始まり、宮尾被告は「間違いありません」と述べて起訴内容を認めた。

事件当時(5月3日)

宮尾被告は今年5月3日夕方、対立する池田組の2階建ての関連施設=岡山市北区中央町=に、軽ワゴン車でバックしながら突っ込んで壁を壊したほか、さらに金属バットでガラス2枚をたたき割った建造物損壊の罪などに問われている。
冒頭陳述で検察側は「敵対関係にある池田組を狙い、コンクリートブロックをあらかじめ購入して車の後ろに積み込み、後ろ向きで建物に突っ込んだ」などと指摘した。
岡山県警は、特定抗争指定暴力団・神戸山口組を脱退して独立組織となった池田組と山口組が対立を続けているとして、警戒を続けている。
岡山地裁で5日、今年5月に指定暴力団・池田組の関連施設に車で突っ込み、壁を壊すなどした建造物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「二代目南進会」組員・宮尾理之被告(52)の裁判が始まり、宮尾被告は「間違いありません」と述べて起訴内容を認めた。

事件当時(5月3日)

宮尾被告は今年5月3日夕方、対立する池田組の2階建ての関連施設=岡山市北区中央町=に、軽ワゴン車でバックしながら突っ込んで壁を壊したほか、さらに金属バットでガラス2枚をたたき割った建造物損壊の罪などに問われている。
冒頭陳述で検察側は「敵対関係にある池田組を狙い、コンクリートブロックをあらかじめ購入して車の後ろに積み込み、後ろ向きで建物に突っ込んだ」などと指摘した。
岡山県警は、特定抗争指定暴力団・神戸山口組を脱退して独立組織となった池田組と山口組が対立を続けているとして、警戒を続けている。
宅見組系「石川一家」に車両特攻 一道会系「定松組」組員に懲役2年を求刑
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佐賀地裁で29日、今年6月に当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下だった組事務所に車で突っ込み、シャッターなどを壊したとして建造物損壊などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系一道会傘下「二代目定松組」組員・清原昇悟被告(36)=住所不定=の初公判が開かれ、清原被告は起訴内容を認めた。

事件当時の現場付近

清原被告は、今年6月6日午前3時ごろに佐賀市本庄町にある当時・神戸山口組傘下だった二代目宅見組系「三代目石川一家」の本部事務所に乗用車で突っ込み、シャッターを壊したほか、金属バットでドアや外壁などを壊したとして、建造物損壊と建造物侵入の罪に問われている。
検察側は、「現場を下見し、金属バットを事前に準備するなど計画的な犯行。自動車を2回、シャッターに衝突させたのは付近に人がいればケガをさせかねない危険で悪質な行為。住民の不安感や体感治安に与えた影響も軽視できない」として懲役2年を求刑した。
一方、弁護側は自首が成立していることや、被害が物損にとどまり、住民に向けても謝罪の意思を示しているとして、情状酌量を求めた。判決は11月1日に言い渡される予定。
佐賀地裁で29日、今年6月に当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下だった組事務所に車で突っ込み、シャッターなどを壊したとして建造物損壊などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系一道会傘下「二代目定松組」組員・清原昇悟被告(36)=住所不定=の初公判が開かれ、清原被告は起訴内容を認めた。

事件当時の現場付近

清原被告は、今年6月6日午前3時ごろに佐賀市本庄町にある当時・神戸山口組傘下だった二代目宅見組系「三代目石川一家」の本部事務所に乗用車で突っ込み、シャッターを壊したほか、金属バットでドアや外壁などを壊したとして、建造物損壊と建造物侵入の罪に問われている。
検察側は、「現場を下見し、金属バットを事前に準備するなど計画的な犯行。自動車を2回、シャッターに衝突させたのは付近に人がいればケガをさせかねない危険で悪質な行為。住民の不安感や体感治安に与えた影響も軽視できない」として懲役2年を求刑した。
一方、弁護側は自首が成立していることや、被害が物損にとどまり、住民に向けても謝罪の意思を示しているとして、情状酌量を求めた。判決は11月1日に言い渡される予定。
神戸地裁:絆会会長宅に車両特攻の男に懲役1年8か月の実刑判決
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神戸地裁は28日、今年6月に指定暴力団・絆會の織田絆誠こと金禎紀会長の自宅に車が突っ込んだ事件で、建造物損壊罪に問われた無職・樺山健一被告(38)=大阪市生野区新今里3丁目=に対し、懲役1年8か月(求刑・懲役3年)を言い渡した。

神戸地方裁判所
樺山被告は今年6月6日夜、兵庫県神戸市長田区にある織田会長の自宅に自分が運転する軽乗用車をバックで突っ込んで衝突させ、玄関の扉などを壊したとされる。
樺山被告は起訴内容を認め、2021年まで暴力団員だったが既に脱退したことを明かした上で、「狙ったのは絆會の会長の自宅とわかっていた。最初から出頭するつもりだった」と述べたが、犯行動機や経緯については一貫して「一切答えるつもりはない」と述べていた。
判決で神戸地裁は、特定抗争指定暴力団・六代目山口組と神戸山口組との抗争状態下での犯行であることの危険性を指摘、「いまだ犯行動機は不明だが、現場の下見をして会長の自宅として認識があり一定の意図を持っていた」と述べた。一方で、懲役1年8か月に減刑した理由として、犯行の2時間40分後に兵庫県警長田署へ自首したことや、法廷で近隣住民への謝罪の言葉を述べたことを挙げた。
神戸地裁は28日、今年6月に指定暴力団・絆會の織田絆誠こと金禎紀会長の自宅に車が突っ込んだ事件で、建造物損壊罪に問われた無職・樺山健一被告(38)=大阪市生野区新今里3丁目=に対し、懲役1年8か月(求刑・懲役3年)を言い渡した。

神戸地方裁判所
樺山被告は今年6月6日夜、兵庫県神戸市長田区にある織田会長の自宅に自分が運転する軽乗用車をバックで突っ込んで衝突させ、玄関の扉などを壊したとされる。
樺山被告は起訴内容を認め、2021年まで暴力団員だったが既に脱退したことを明かした上で、「狙ったのは絆會の会長の自宅とわかっていた。最初から出頭するつもりだった」と述べたが、犯行動機や経緯については一貫して「一切答えるつもりはない」と述べていた。
判決で神戸地裁は、特定抗争指定暴力団・六代目山口組と神戸山口組との抗争状態下での犯行であることの危険性を指摘、「いまだ犯行動機は不明だが、現場の下見をして会長の自宅として認識があり一定の意図を持っていた」と述べた。一方で、懲役1年8か月に減刑した理由として、犯行の2時間40分後に兵庫県警長田署へ自首したことや、法廷で近隣住民への謝罪の言葉を述べたことを挙げた。
徳島市の焼肉店襲撃 山口組系「倉本組」幹部ら2人に実刑判決
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徳島地裁は27日、今年6月に徳島県徳島市の飲食店を襲撃し、金属バットで店のドアなどを壊したとして建造物損壊などの罪に問われていた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目倉本組」幹部・案浦広樹被告(50)と、同組員・大野裕己被告(37)の裁判が開かれ、2人に実刑判決を言い渡した。

徳島地方裁判所
徳島地裁の増田慧裁判官は「犯行現場を下見し金属バットを用意して飲食店のドアなどを破壊しており、計画的で極めて悪質な犯行」だとして、犯行を主導した案浦被告に懲役3年(求刑・懲役4年)を、犯行に加わった大野被告に懲役2年10カ月(求刑・懲役4年)の実刑判決を言い渡した。
案浦広樹被告ら2人は今年6月、徳島県徳島市の飲食店を襲撃し、金属バットで自動ドアや冷蔵庫をたたき割ったとして、建造物損壊などの罪に問われていた。犯行の理由について案浦被告は、襲撃した飲食店が当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下だった「俠友会」会長と親交があったとして「心理的プレッシャーを与えるのが目的だ」と述べていた。
弁護側は控訴について「現時点では考えていない。今後被告と相談して決める」としている。
徳島地裁は27日、今年6月に徳島県徳島市の飲食店を襲撃し、金属バットで店のドアなどを壊したとして建造物損壊などの罪に問われていた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目倉本組」幹部・案浦広樹被告(50)と、同組員・大野裕己被告(37)の裁判が開かれ、2人に実刑判決を言い渡した。

徳島地方裁判所
徳島地裁の増田慧裁判官は「犯行現場を下見し金属バットを用意して飲食店のドアなどを破壊しており、計画的で極めて悪質な犯行」だとして、犯行を主導した案浦被告に懲役3年(求刑・懲役4年)を、犯行に加わった大野被告に懲役2年10カ月(求刑・懲役4年)の実刑判決を言い渡した。
案浦広樹被告ら2人は今年6月、徳島県徳島市の飲食店を襲撃し、金属バットで自動ドアや冷蔵庫をたたき割ったとして、建造物損壊などの罪に問われていた。犯行の理由について案浦被告は、襲撃した飲食店が当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下だった「俠友会」会長と親交があったとして「心理的プレッシャーを与えるのが目的だ」と述べていた。
弁護側は控訴について「現時点では考えていない。今後被告と相談して決める」としている。
池田組の事務所駐車場で車をつるはしで損壊 山健組傘下組員が出頭・逮捕
21日午前1時20分頃、岡山市北区の指定暴力団・池田組の事務所東隣の駐車場に止められていた、池田組関係者の乗用車2台のボンネットに穴が開き、壊される事件が発生した。

損壊された2台の乗用車

事件のあった現場周辺

池田組事務所東隣の駐車場

岡山県警は、21日午前1時半頃に岡山中央警察署に出頭してきた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「五代目山健組」傘下「三代目宮鉄組」組員・谷山裕介容疑者(38)=神戸市長田区=を器物損壊の疑いで逮捕した。谷山容疑者は「私がしたことに間違いありません」、「1人でやった」と容疑を認めている。
谷山容疑者は21日午前1時20分頃、岡山市北区田町にある池田組の事務所東側の駐車場で、駐車されていた池田組関係者の乗用車2台に、ボンネットにつるはしを打ち付け、数センチの穴を開け損壊した疑いがもたれている。つるはしはボンネットに突き刺さった状態だった。
池田組の事務所は、2021年12月に岡山市の申し立てを受け、岡山地裁が組事務所を使用禁止とする仮処分を決定し、現在も使用禁止の状態が続いている。岡山県警によると、事務所を使用していた形跡はなかったという。

損壊された2台の乗用車

事件のあった現場周辺

池田組事務所東隣の駐車場

岡山県警は、21日午前1時半頃に岡山中央警察署に出頭してきた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「五代目山健組」傘下「三代目宮鉄組」組員・谷山裕介容疑者(38)=神戸市長田区=を器物損壊の疑いで逮捕した。谷山容疑者は「私がしたことに間違いありません」、「1人でやった」と容疑を認めている。
谷山容疑者は21日午前1時20分頃、岡山市北区田町にある池田組の事務所東側の駐車場で、駐車されていた池田組関係者の乗用車2台に、ボンネットにつるはしを打ち付け、数センチの穴を開け損壊した疑いがもたれている。つるはしはボンネットに突き刺さった状態だった。
池田組の事務所は、2021年12月に岡山市の申し立てを受け、岡山地裁が組事務所を使用禁止とする仮処分を決定し、現在も使用禁止の状態が続いている。岡山県警によると、事務所を使用していた形跡はなかったという。