2011年の建設会社社員宅への発砲事件 工藤会系元組員に懲役6年の判決
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福岡地裁小倉支部(渡部五郎裁判長)で27日、2011年5月に福岡県福津市の住宅に拳銃で発砲して玄関ドアなどを壊したとされる元・特定危険指定暴力団・工藤會傘下組員・金森法文被告(57)の判決公判が開かれ、金森被告に対し懲役6年の判決を言い渡した。

福岡地裁小倉支部
金森被告は2011年5月6日午前1時35分頃、ほかの組員など2人と共謀して、建設会社の男性会社員(当時59)の自宅に向け、路上から拳銃で5発発砲して玄関ドアなどを壊したとして銃刀法違反と建造物損壊、器物損壊の罪に問われていた。
当時、住宅には男性社員など家族4人が就寝中だったがケガ人はいなかった。被害にあった男性は、当時、東京に本社を置く準大手ゼネコン九州支店に勤務し、北九州地区や筑豊地区などで建設工事の現場監督をしていた。
判決公判で、渡部裁判長は「人命が失われかねない極めて危険で悪質な行為」と指摘。一方、金森被告が自首したことに触れ「事件の解明に貢献したことは否定できない」と述べ、懲役6年の判決を言い渡した。
福岡地裁小倉支部(渡部五郎裁判長)で27日、2011年5月に福岡県福津市の住宅に拳銃で発砲して玄関ドアなどを壊したとされる元・特定危険指定暴力団・工藤會傘下組員・金森法文被告(57)の判決公判が開かれ、金森被告に対し懲役6年の判決を言い渡した。

福岡地裁小倉支部
金森被告は2011年5月6日午前1時35分頃、ほかの組員など2人と共謀して、建設会社の男性会社員(当時59)の自宅に向け、路上から拳銃で5発発砲して玄関ドアなどを壊したとして銃刀法違反と建造物損壊、器物損壊の罪に問われていた。
当時、住宅には男性社員など家族4人が就寝中だったがケガ人はいなかった。被害にあった男性は、当時、東京に本社を置く準大手ゼネコン九州支店に勤務し、北九州地区や筑豊地区などで建設工事の現場監督をしていた。
判決公判で、渡部裁判長は「人命が失われかねない極めて危険で悪質な行為」と指摘。一方、金森被告が自首したことに触れ「事件の解明に貢献したことは否定できない」と述べ、懲役6年の判決を言い渡した。
元・神戸山口組系事務所に銃弾5発 弘道会系「野内組」組員に懲役8年の判決
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岡山地裁で8日、2020年12月に岡山県倉敷市の当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組事務所で起きた発砲事件で、銃刀法違反や建造物損壊などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員・近藤輝雄被告の裁判が開かれ、岡山地検は懲役8年(求刑・懲役10年)の判決を言い渡した。

岡山地方裁判所
近藤被告は2020年12月3日、当時・神戸山口組系三代目熊本組(解散)傘下だった「三代目藤健興業」の事務所に銃弾5発を発砲し、事務所の天井などを壊したとされている。
岡山地裁の宇田美穂裁判長は判決で「近隣住民に多大な不安や恐怖心を与えた危険で悪質な犯行」と指摘。「計画的な反社会的犯行で強く非難されなければならない」としつつ、拳銃を提出して自首をしていることなどを考慮し、懲役10年の求刑に対して懲役8年の判決を言い渡した。
岡山地裁で8日、2020年12月に岡山県倉敷市の当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組事務所で起きた発砲事件で、銃刀法違反や建造物損壊などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員・近藤輝雄被告の裁判が開かれ、岡山地検は懲役8年(求刑・懲役10年)の判決を言い渡した。

岡山地方裁判所
近藤被告は2020年12月3日、当時・神戸山口組系三代目熊本組(解散)傘下だった「三代目藤健興業」の事務所に銃弾5発を発砲し、事務所の天井などを壊したとされている。
岡山地裁の宇田美穂裁判長は判決で「近隣住民に多大な不安や恐怖心を与えた危険で悪質な犯行」と指摘。「計画的な反社会的犯行で強く非難されなければならない」としつつ、拳銃を提出して自首をしていることなどを考慮し、懲役10年の求刑に対して懲役8年の判決を言い渡した。
池田組組長の使用車に発砲 山健組傘下「妹尾組」幹部を起訴
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岡山地検は6日、今年10月、岡山市北区のマンションの駐車場で指定暴力団・池田組組長が使用する車に向かって拳銃を所持・発射し車を損壊させたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「三代目妹尾組」本部長・福岡一彦容疑者(57)=岡山市中区=を銃刀法違反と器物損壊の罪で起訴した。

発砲事件当時

福岡容疑者は、今年10月26日午後9時15分頃、池田組組長が住む岡山市北区東島田町のマンションの駐車場に止めていた池田組組長が普段使用している組関係者所有の乗用車に、回転式拳銃1丁で5発撃ち、車両を損壊させた疑いがもたれている。福岡容疑者は事件直後に、拳銃1丁を所持して警察署に出頭した。
地検は福岡被告の認否を明らかにしていない。
岡山地検は6日、今年10月、岡山市北区のマンションの駐車場で指定暴力団・池田組組長が使用する車に向かって拳銃を所持・発射し車を損壊させたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「三代目妹尾組」本部長・福岡一彦容疑者(57)=岡山市中区=を銃刀法違反と器物損壊の罪で起訴した。

発砲事件当時

福岡容疑者は、今年10月26日午後9時15分頃、池田組組長が住む岡山市北区東島田町のマンションの駐車場に止めていた池田組組長が普段使用している組関係者所有の乗用車に、回転式拳銃1丁で5発撃ち、車両を損壊させた疑いがもたれている。福岡容疑者は事件直後に、拳銃1丁を所持して警察署に出頭した。
地検は福岡被告の認否を明らかにしていない。
福井県敦賀市の別荘に拳銃2丁と実弾17発所持 男女3人逮捕
千葉・福井・愛知県警合同捜査本部は25日までに、福井県敦賀市の別荘に拳銃2丁と実弾17発を所持していたとして、自称無職・林保文容疑者(52)=愛知県小牧市下小針中島1丁目=と、会社役員・井上知美容疑者(52)=愛知県小牧市小木3丁目=、自称車検代行業・田島健司容疑者(51歳)=愛知県名古屋市中川区前田西町3丁目=の男女3人を銃刀法違反と火薬類取締法違反の容疑で逮捕した。調べに対して林容疑者は黙秘し、井上容疑者と田島容疑者は否認している。

拳銃2丁と実弾を押収
千葉県警が林容疑者の2021年5月に成田空港で覚醒剤を密輸しようとした事件の捜査で、2021年9月12日に敦賀市色浜にある井上容疑者の木造平屋建ての別荘を家宅捜査したところ、部屋にある収納スペース内の紙袋に入った2つのポーチから、ラップなどに巻かれた自動装てん式拳銃1丁と回転弾倉式拳銃1丁、実弾17発が発見された。
林容疑者ら3人は車関係の仕事を通じた知人関係にあり、その後の捜査から3人が所持に関係しているとして愛知県内で逮捕した。
警察は背後に暴力団組織の関与があるとみて、拳銃の入手ルートなど関係を調べている。

拳銃2丁と実弾を押収
千葉県警が林容疑者の2021年5月に成田空港で覚醒剤を密輸しようとした事件の捜査で、2021年9月12日に敦賀市色浜にある井上容疑者の木造平屋建ての別荘を家宅捜査したところ、部屋にある収納スペース内の紙袋に入った2つのポーチから、ラップなどに巻かれた自動装てん式拳銃1丁と回転弾倉式拳銃1丁、実弾17発が発見された。
林容疑者ら3人は車関係の仕事を通じた知人関係にあり、その後の捜査から3人が所持に関係しているとして愛知県内で逮捕した。
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池田組組長の使用車両を銃撃 山健組傘下「妹尾組」幹部を再逮捕
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岡山県警岡山西署は16日、今年10月26日に指定暴力団・池田組の池田孝志組長が住む岡山市中心部のマンション駐車場で、乗用車が銃撃された事件で、拳銃1丁を所持して警察署に出頭し、銃刀法違反の現行犯で逮捕されていた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「三代目妹尾組」本部長・福岡一彦容疑者(57)=岡山市中区=を、銃刀法違反(発射、加重所持)と器物損壊などの疑いで再逮捕した。

岡山県警岡山西警察署
福岡容疑者は、今年10月26日午後9時15分頃、池田組長が住む岡山市北区東島田町のマンションの駐車場に止めていた池田組長が普段使用している乗用車に、回転式拳銃1丁を5発撃ち、車両を損壊させた疑いがもたれている。この車は池田組関係者(73)=同市北区=が所有していた。
乗用車の右側面に三つの穴、右前輪のホイール部分に二つの傷があり、発射された弾丸によるものとみている。現場の車両やアスファルト上から破片も含めて5発分の弾丸を回収し、拳銃の中に残っていた5発分の薬きょうも押収。現場付近の防犯カメラの映像などから容疑を固めた。
福岡容疑者は事件直後に、拳銃のようなものを1丁所持して警察署に出頭し、銃刀法違反の現行犯で逮捕されていた。取り調べに対し、福岡容疑者は、「拳銃で5発発射し、車を壊したことに間違いない」と容疑を認めている。
岡山県警岡山西署は16日、今年10月26日に指定暴力団・池田組の池田孝志組長が住む岡山市中心部のマンション駐車場で、乗用車が銃撃された事件で、拳銃1丁を所持して警察署に出頭し、銃刀法違反の現行犯で逮捕されていた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「三代目妹尾組」本部長・福岡一彦容疑者(57)=岡山市中区=を、銃刀法違反(発射、加重所持)と器物損壊などの疑いで再逮捕した。

岡山県警岡山西警察署
福岡容疑者は、今年10月26日午後9時15分頃、池田組長が住む岡山市北区東島田町のマンションの駐車場に止めていた池田組長が普段使用している乗用車に、回転式拳銃1丁を5発撃ち、車両を損壊させた疑いがもたれている。この車は池田組関係者(73)=同市北区=が所有していた。
乗用車の右側面に三つの穴、右前輪のホイール部分に二つの傷があり、発射された弾丸によるものとみている。現場の車両やアスファルト上から破片も含めて5発分の弾丸を回収し、拳銃の中に残っていた5発分の薬きょうも押収。現場付近の防犯カメラの映像などから容疑を固めた。
福岡容疑者は事件直後に、拳銃のようなものを1丁所持して警察署に出頭し、銃刀法違反の現行犯で逮捕されていた。取り調べに対し、福岡容疑者は、「拳銃で5発発射し、車を壊したことに間違いない」と容疑を認めている。
自宅に拳銃5丁や実弾171発、営利目的で覚醒剤などを所持 元組員を書類送検
和歌山県警捜査二課などは4日、和歌山市内の自宅で拳銃や実弾、覚醒剤などを所持していたとして元暴力団組員(70)=和歌山市内=を銃刀法違反と火薬類取締法違反、覚醒剤取締法違反などの疑いで和歌山地方検察庁に書類送検した。

押収された拳銃や実弾など
調べに対し、元組員は「拳銃は20年以上前、暴力団の組員だった時に抗争に備えて手に入れたもので処分に困っていた」と供述し、容疑を認めているが、覚醒剤については「密売目的ではない」と容疑を一部否認している。
元組員は今年7月、和歌山市内の自宅で拳銃5丁と実弾171発を所持したほか、覚醒剤約22・8グラム(末端価格約135万円相当)を営利目的で所持した疑いがもたれている。また、壊れた拳銃1丁も押収された。
警察に「男が拳銃を所持している」という情報提供があり、元組員の自宅を家宅捜索をしたところ、押し入れにあったタンボールの中から、拳銃と覚醒剤などが見つかった。

押収された拳銃や実弾など
調べに対し、元組員は「拳銃は20年以上前、暴力団の組員だった時に抗争に備えて手に入れたもので処分に困っていた」と供述し、容疑を認めているが、覚醒剤については「密売目的ではない」と容疑を一部否認している。
元組員は今年7月、和歌山市内の自宅で拳銃5丁と実弾171発を所持したほか、覚醒剤約22・8グラム(末端価格約135万円相当)を営利目的で所持した疑いがもたれている。また、壊れた拳銃1丁も押収された。
警察に「男が拳銃を所持している」という情報提供があり、元組員の自宅を家宅捜索をしたところ、押し入れにあったタンボールの中から、拳銃と覚醒剤などが見つかった。
レンタルスペースに拳銃と実弾を保管 住吉会系「沼澤会」」会長ら2人を逮捕
警視庁は28日、拳銃1丁と実弾19発を埼玉県のレンタルスペースに組織的に保管していたとして、指定暴力団・住吉会系「三代目沼澤会」会長・柴田智生容疑者(55)=東京都墨田区=と、沼澤会幹部・山中和幸容疑者(54)=埼玉県八潮市=の2人を銃刀法違反の容疑で逮捕した。警視庁は2人の認否を明らかにしていない。

押収された拳銃と実弾など
柴田容疑者と山中容疑者は今年5月、埼玉県のレンタルスペースに自動式拳銃のマカロフ1丁と38口径の実弾19発や、ナイフなどを組織的に保管、所持した疑いがもたれている。いずれも使用された形跡のない状態だった。

柴田智生容疑者(55)

山中和幸容疑者(54)
警視庁は、柴田容疑者らが拳銃を所持しているという情報を関係者から入手し、情報をもとに埼玉県のレンタルスペースを捜索したところ、「油紙」に包まれた拳銃と実弾が手提げの紙袋から見つかり、その後の捜査で、柴田容疑者の指示により組織的に拳銃を保管していた疑いが浮上し逮捕した。
警視庁は墨田区にある沼澤会の事務所など関係先を家宅捜索し、拳銃の入手ルートなどを調べている。

押収された拳銃と実弾など
柴田容疑者と山中容疑者は今年5月、埼玉県のレンタルスペースに自動式拳銃のマカロフ1丁と38口径の実弾19発や、ナイフなどを組織的に保管、所持した疑いがもたれている。いずれも使用された形跡のない状態だった。

柴田智生容疑者(55)

山中和幸容疑者(54)
警視庁は、柴田容疑者らが拳銃を所持しているという情報を関係者から入手し、情報をもとに埼玉県のレンタルスペースを捜索したところ、「油紙」に包まれた拳銃と実弾が手提げの紙袋から見つかり、その後の捜査で、柴田容疑者の指示により組織的に拳銃を保管していた疑いが浮上し逮捕した。
警視庁は墨田区にある沼澤会の事務所など関係先を家宅捜索し、拳銃の入手ルートなどを調べている。
物置に拳銃と実弾所持 絆会関係者の逮捕で事務所を家宅捜索
警視庁薬物銃器対策課は、高知市の物置に回転式拳銃1丁と実弾13発を違法に所持したとして指定暴力団・絆會元幹部で二代目古川組の元組長・樋口博司容疑者(66)=兵庫県尼崎市南武庫之荘=と、古川組元幹部で会社員・武森健生容疑者(56)=高知県土佐市高岡町乙=の2人を今月22日に銃刀法違反などの疑いで逮捕し、28日に兵庫県神戸市にある絆會の事務所を家宅捜索した。

左・樋口博司容疑者(66)
右・武森健生容疑者(56)

絆會事務所を家宅捜索
樋口容疑者と武森容疑者は今年2月8日、仲間と共謀し、アタッシェケースに入れた回転式拳銃1丁と実弾13発を高知市の物置に隠し持っていた疑いがもたれている。調べに対し2人は容疑を否認している。物置は銃刀法違反罪で今年3月に起訴された無職男(47)の自宅敷地内にあり、警視庁が2月に家宅捜索。1月に男が銃を所持しているとの情報が寄せられていた。
捜査の過程で、男に銃を預けたとされる知人の男性会社役員(73)=高知市=ら3人が既に逮捕されていて、このうちの男性会社役員が「2011年ごろ、樋口容疑者に数千万円を貸した担保として、武森容疑者を介して銃を受け取った」などと供述。会社役員は銃刀法違反などの容疑で逮捕後に釈放され、警視庁が任意で捜査を続けている。

左・樋口博司容疑者(66)
右・武森健生容疑者(56)

絆會事務所を家宅捜索
樋口容疑者と武森容疑者は今年2月8日、仲間と共謀し、アタッシェケースに入れた回転式拳銃1丁と実弾13発を高知市の物置に隠し持っていた疑いがもたれている。調べに対し2人は容疑を否認している。物置は銃刀法違反罪で今年3月に起訴された無職男(47)の自宅敷地内にあり、警視庁が2月に家宅捜索。1月に男が銃を所持しているとの情報が寄せられていた。
捜査の過程で、男に銃を預けたとされる知人の男性会社役員(73)=高知市=ら3人が既に逮捕されていて、このうちの男性会社役員が「2011年ごろ、樋口容疑者に数千万円を貸した担保として、武森容疑者を介して銃を受け取った」などと供述。会社役員は銃刀法違反などの容疑で逮捕後に釈放され、警視庁が任意で捜査を続けている。
2011年の男性会社員宅発砲事件 工藤会傘下幹部ら2人を逮捕
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福岡県警は、福岡県福津市にある男性会社員の自宅に向けて拳銃を数発発砲して玄関ドアを壊したとして、特定危険指定暴力団・工藤會傘下幹部・竹内信二容疑者(58)=鹿児島県湧水町=と、自称会社員・金森法文容疑者(57)=福岡県福津市久末=の2人を銃刀法違反と建造物損壊、器物損壊の疑いで逮捕した。この発砲事件で逮捕者が出るのは初めて。

福岡県警察本部
2人は2011年5月6日午前1時35分頃、福津市の男性会社員(当時59)宅前の路上から、拳銃を数発発砲して玄関ドアなどを壊した疑いがもたれている。当時、家の中には家族4人が就寝中だったがケガ人はいなかった。被害にあった男性は、当時、東京に本社を置く準大手ゼネコン九州支店に勤務し、北九州地区や筑豊地区などで建設工事の現場監督をしていた。
竹内容疑者は、北九州市八幡西区で2012年9月に不動産会社の男性経営者(当時72)が刺されて重傷を負った事件で、今年7月に逮捕され、8月に傷害罪で起訴されている。県警は、金森容疑者は事件当時、工藤會系幹部で、当時、会長だった野村悟被告と近い立場だったとみられている。
県警は、事件発生から11年以上が経過する中で捜査を進め、新たな証言と証拠が得られたたとして2人の逮捕に踏み切った。
福岡県警は、福岡県福津市にある男性会社員の自宅に向けて拳銃を数発発砲して玄関ドアを壊したとして、特定危険指定暴力団・工藤會傘下幹部・竹内信二容疑者(58)=鹿児島県湧水町=と、自称会社員・金森法文容疑者(57)=福岡県福津市久末=の2人を銃刀法違反と建造物損壊、器物損壊の疑いで逮捕した。この発砲事件で逮捕者が出るのは初めて。

福岡県警察本部
2人は2011年5月6日午前1時35分頃、福津市の男性会社員(当時59)宅前の路上から、拳銃を数発発砲して玄関ドアなどを壊した疑いがもたれている。当時、家の中には家族4人が就寝中だったがケガ人はいなかった。被害にあった男性は、当時、東京に本社を置く準大手ゼネコン九州支店に勤務し、北九州地区や筑豊地区などで建設工事の現場監督をしていた。
竹内容疑者は、北九州市八幡西区で2012年9月に不動産会社の男性経営者(当時72)が刺されて重傷を負った事件で、今年7月に逮捕され、8月に傷害罪で起訴されている。県警は、金森容疑者は事件当時、工藤會系幹部で、当時、会長だった野村悟被告と近い立場だったとみられている。
県警は、事件発生から11年以上が経過する中で捜査を進め、新たな証言と証拠が得られたたとして2人の逮捕に踏み切った。
元・神戸山口組傘下事務所発砲 弘道会傘下野内組組員に懲役10年を求刑
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岡山地裁で26日、2020年12月、岡山県倉敷市の当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組事務所で起きた発砲事件の裁判で、銃刀法違反や建造物損壊などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員・近藤輝雄被告(52)の裁判が開かれ、岡山地検は近藤被告に懲役10年を求刑した。

事件当時の現場周辺

近藤被告は2020年12月3日、当時・神戸山口組系三代目熊本組(解散)傘下だった「三代目藤健興業」の事務所に銃弾5発を発砲し、事務所の天井などを壊した罪などに問われている。
検察側は、「一般市民を巻き込む可能性や付近の住民に与える恐怖心などを顧みない危険で身勝手な犯行」などとし、懲役10年を求刑。一方、弁護側は「事務所の中は公共の場所とは言えず、銃刀法のうち拳銃発射罪については成立しない」などと懲役5年程度が相当だと主張した。判決は12月8日に言い渡される。
岡山地裁で26日、2020年12月、岡山県倉敷市の当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組事務所で起きた発砲事件の裁判で、銃刀法違反や建造物損壊などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員・近藤輝雄被告(52)の裁判が開かれ、岡山地検は近藤被告に懲役10年を求刑した。

事件当時の現場周辺

近藤被告は2020年12月3日、当時・神戸山口組系三代目熊本組(解散)傘下だった「三代目藤健興業」の事務所に銃弾5発を発砲し、事務所の天井などを壊した罪などに問われている。
検察側は、「一般市民を巻き込む可能性や付近の住民に与える恐怖心などを顧みない危険で身勝手な犯行」などとし、懲役10年を求刑。一方、弁護側は「事務所の中は公共の場所とは言えず、銃刀法のうち拳銃発射罪については成立しない」などと懲役5年程度が相当だと主張した。判決は12月8日に言い渡される。
「疑わしきは被告人の利益に」 稲川会系「堀井一家」総長ら5人に無罪判決
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東京地裁(香川徹也裁判長)で14日、対立抗争で指定暴力団・住吉会系組事務所のビルに拳銃の発砲を指示したとして、銃刀法違反罪などに問われた指定暴力団・稲川会系「十一代目堀井一家」総長・菅谷等被告(59)ら、幹部5人の裁判員裁判での判決公判が開かれ、香川裁判長は「実行犯が幹部の指示に基づかず発砲した疑いが残る」として、いずれも無罪判決を言い渡した。

東京地方裁判所
菅谷被告らは2016年12月、実行役の組員に指示して、新宿区大久保の住吉会系組事務所のビルに拳銃3発を発射しシャッターなどを壊したとして起訴された。
裁判の争点は、組員3人が総長・菅谷被告や幹部と意思を通じて犯行に至ったかで、香川裁判長は、「総長らの意思とは関係なく発砲に至った可能性が否定しきれず、解明されていない点も多い」と述べたうえで、「立証責任は検察官にあり、【疑わしきは被告人の利益に】との刑事裁判の原則を踏まえると、被告人らが犯行について意思を通じ合って実行したとまではいえない」として、検察側主張を退けた。
検察側は住吉会系組織による薬物密売が抗争の発端となり、菅谷被告や幹部らが拳銃を準備し、実行役3人に報酬を渡したと指摘、5人に懲役15~12年を求刑し、一方、弁護側は「突発的に単独で犯行に及んだ」と無罪を主張していた。
東京地裁(香川徹也裁判長)で14日、対立抗争で指定暴力団・住吉会系組事務所のビルに拳銃の発砲を指示したとして、銃刀法違反罪などに問われた指定暴力団・稲川会系「十一代目堀井一家」総長・菅谷等被告(59)ら、幹部5人の裁判員裁判での判決公判が開かれ、香川裁判長は「実行犯が幹部の指示に基づかず発砲した疑いが残る」として、いずれも無罪判決を言い渡した。

東京地方裁判所
菅谷被告らは2016年12月、実行役の組員に指示して、新宿区大久保の住吉会系組事務所のビルに拳銃3発を発射しシャッターなどを壊したとして起訴された。
裁判の争点は、組員3人が総長・菅谷被告や幹部と意思を通じて犯行に至ったかで、香川裁判長は、「総長らの意思とは関係なく発砲に至った可能性が否定しきれず、解明されていない点も多い」と述べたうえで、「立証責任は検察官にあり、【疑わしきは被告人の利益に】との刑事裁判の原則を踏まえると、被告人らが犯行について意思を通じ合って実行したとまではいえない」として、検察側主張を退けた。
検察側は住吉会系組織による薬物密売が抗争の発端となり、菅谷被告や幹部らが拳銃を準備し、実行役3人に報酬を渡したと指摘、5人に懲役15~12年を求刑し、一方、弁護側は「突発的に単独で犯行に及んだ」と無罪を主張していた。
元・神戸山口組傘下「藤健興業」銃撃 弘道会系野内組組員が起訴内容認める
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岡山地裁で19日、2020年12月3日に岡山県倉敷市児島味野にあった、当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組系三代目熊本組傘下だった「三代目藤健興業」の事務所に銃弾5発が撃ち込まれた事件で、銃刀法違反などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員・近藤輝雄被告の初公判があり、近藤被告は起訴内容を大筋で認めた。

藤健興業(事件当時)

起訴状では、近藤被告は2020年12月3日に藤健興業事務所の玄関前から事務所内の天井や壁に銃弾5発を撃ち込んだとしているが、19日の初公判で近藤被告は、「玄関前ではなく事務所内で発砲した」と一部を否認したものの、起訴内容を大筋で認めた。検察側は冒頭陳述で近藤被告が同年11月中旬から藤健興業事務所付近の下見を繰り返していたと述べた。
三代目藤健興業を巡っては、2021年2月に神戸山口組系三代目熊本組を離脱し、山口組系二代目若林組傘下として移籍、後に名称を「熊本組」と改称している。上部組織であった神戸山口組系三代目熊本組は、2021年5月に山口組系「三代目杉本組」組員による熊本組組長宅への発砲事件もあり、、同年6月に熊本組は解散、本部事務所は解体された。
岡山地裁で19日、2020年12月3日に岡山県倉敷市児島味野にあった、当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組系三代目熊本組傘下だった「三代目藤健興業」の事務所に銃弾5発が撃ち込まれた事件で、銃刀法違反などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員・近藤輝雄被告の初公判があり、近藤被告は起訴内容を大筋で認めた。

藤健興業(事件当時)

起訴状では、近藤被告は2020年12月3日に藤健興業事務所の玄関前から事務所内の天井や壁に銃弾5発を撃ち込んだとしているが、19日の初公判で近藤被告は、「玄関前ではなく事務所内で発砲した」と一部を否認したものの、起訴内容を大筋で認めた。検察側は冒頭陳述で近藤被告が同年11月中旬から藤健興業事務所付近の下見を繰り返していたと述べた。
三代目藤健興業を巡っては、2021年2月に神戸山口組系三代目熊本組を離脱し、山口組系二代目若林組傘下として移籍、後に名称を「熊本組」と改称している。上部組織であった神戸山口組系三代目熊本組は、2021年5月に山口組系「三代目杉本組」組員による熊本組組長宅への発砲事件もあり、、同年6月に熊本組は解散、本部事務所は解体された。
拳銃1丁と実弾50発、覚醒剤62グラムを所持 暴力団関係者を逮捕
新潟県警は12日までに、覚醒剤およそ62グラム(末端価格約364万円)と、拳銃1丁、実弾50発を所持していたとして、暴力団関係者とみられる無職・荒川慶一容疑者(60)=新潟市東区=と、無職の82歳の女性=新潟市東区=を覚醒剤取締法違反(営利目的所持)と銃砲刀剣類所持等取締法違反(拳銃所持)で検挙した。

押収された拳銃
2人は5月24日、荒川容疑者の自宅で覚醒剤約62グラムを所持していたとして覚醒剤取締法違反(営利目的所持)の容疑で現行犯逮捕され、県警のその後の調べで、新潟市中央区の別の建物内で回転式拳銃1丁と実弾50発を発見、6月20日に荒川容疑者を銃砲刀剣類所持等取締法違反の疑いで逮捕した。
荒川容疑者は覚醒剤所持について「販売目的で所持していた」と容疑を認めていて、女性も「逮捕された時に持っていたことは間違いない」と容疑を認めている。荒川容疑者は拳銃と実弾の所持についても「銃は自分のもので間違いない」と容疑を認めている。拳銃は5発装填の回転式で発射もできる状態で、殺傷能力もあることから、過去に事件に使用された痕跡がないかなども詳しく調べている。
新潟地検は、荒川容疑者は6月13日に覚醒剤取締法違反罪で、7月11日に銃砲刀剣類所持等取締法違反罪で新潟地裁に公判請求し、82歳の女性については新潟地検長岡支部が不起訴処分としている。

押収された拳銃
2人は5月24日、荒川容疑者の自宅で覚醒剤約62グラムを所持していたとして覚醒剤取締法違反(営利目的所持)の容疑で現行犯逮捕され、県警のその後の調べで、新潟市中央区の別の建物内で回転式拳銃1丁と実弾50発を発見、6月20日に荒川容疑者を銃砲刀剣類所持等取締法違反の疑いで逮捕した。
荒川容疑者は覚醒剤所持について「販売目的で所持していた」と容疑を認めていて、女性も「逮捕された時に持っていたことは間違いない」と容疑を認めている。荒川容疑者は拳銃と実弾の所持についても「銃は自分のもので間違いない」と容疑を認めている。拳銃は5発装填の回転式で発射もできる状態で、殺傷能力もあることから、過去に事件に使用された痕跡がないかなども詳しく調べている。
新潟地検は、荒川容疑者は6月13日に覚醒剤取締法違反罪で、7月11日に銃砲刀剣類所持等取締法違反罪で新潟地裁に公判請求し、82歳の女性については新潟地検長岡支部が不起訴処分としている。
絆会系由仁総業組長銃撃 山口組系一心会傘下組員を銃刀法違反で起訴
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津地方検察庁は3日、三重県伊賀市内の病院の駐車場で指定暴力団・絆會系「由仁総業」の谷奥由浩組長(54)が銃撃された事件に絡み、別の駐車場で拳銃などを所持していたとして逮捕された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目一心会傘下「芦川会」組員・清水勇介容疑者(26)=茨城県水戸市=を銃刀法違反の罪で起訴した。津地方検察庁は、清水被告の認否を明らかにしていない。

清水勇介容疑者(26)
清水被告は今年5月10日、伊賀市四十九町内で拳銃1丁と実弾1発を所持していたとされている。清水被告はこれまでの調べに対し、5月10日に伊賀市内の病院の駐車場で谷奥組長が拳銃で撃たれた殺人未遂事件への関与をほのめかす供述をしていて、県警は清水被告の関与を引き続き調べている。
津地方検察庁は3日、三重県伊賀市内の病院の駐車場で指定暴力団・絆會系「由仁総業」の谷奥由浩組長(54)が銃撃された事件に絡み、別の駐車場で拳銃などを所持していたとして逮捕された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目一心会傘下「芦川会」組員・清水勇介容疑者(26)=茨城県水戸市=を銃刀法違反の罪で起訴した。津地方検察庁は、清水被告の認否を明らかにしていない。

清水勇介容疑者(26)
清水被告は今年5月10日、伊賀市四十九町内で拳銃1丁と実弾1発を所持していたとされている。清水被告はこれまでの調べに対し、5月10日に伊賀市内の病院の駐車場で谷奥組長が拳銃で撃たれた殺人未遂事件への関与をほのめかす供述をしていて、県警は清水被告の関与を引き続き調べている。
伊勢崎市の路上で乱闘銃撃事件 稲川会系幹部を逮捕
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群馬県警は、2021年3月に群馬県伊勢崎市内の路上で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系組長らが拳銃で撃たれるなどして重傷を負った事件で、事件現場で拳銃1丁を所持していたとして銃刀法違反の疑いで行方を追っていた、指定暴力団・稲川会系組幹部・上原淳容疑者(54)=住居不定=を21日夜に埼玉県川口市内で逮捕した。県警は認否を明らかにしていないが、事件時に発砲したかについては捜査中としている。

事件のあった現場周辺

現場にはバットや靴も

この事件は、2021年3月4日未明に伊勢崎市本町の県道前橋館林線で多数の男らが乱闘状態となり、山口組系三代目弘道会傘下「野内組」幹部で「二代目栗山組」の組長と、同組関係者ら2人が拳銃で撃たれ重傷を負ったほか、同組関係者も車にひかれ全身打撲の大ケガをした。
群馬県警は、2021年3月に群馬県伊勢崎市内の路上で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系組長らが拳銃で撃たれるなどして重傷を負った事件で、事件現場で拳銃1丁を所持していたとして銃刀法違反の疑いで行方を追っていた、指定暴力団・稲川会系組幹部・上原淳容疑者(54)=住居不定=を21日夜に埼玉県川口市内で逮捕した。県警は認否を明らかにしていないが、事件時に発砲したかについては捜査中としている。

事件のあった現場周辺

現場にはバットや靴も

この事件は、2021年3月4日未明に伊勢崎市本町の県道前橋館林線で多数の男らが乱闘状態となり、山口組系三代目弘道会傘下「野内組」幹部で「二代目栗山組」の組長と、同組関係者ら2人が拳銃で撃たれ重傷を負ったほか、同組関係者も車にひかれ全身打撲の大ケガをした。