「藤健興業」事務所の発砲事件 弘道会系組員を殺人未遂などの疑いで再逮捕
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岡山県警は、12月3日に倉敷市の暴力団事務所で起きた発砲事件で、銃刀法違反の疑いで逮捕していた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会系「野内組」組員・近藤輝雄容疑者(50)=住居不定=と、野内組傘下「二代目北村組」幹部・林雄司容疑者(48)=岐阜市領下=の2人を、殺人未遂などの疑いで23日に再逮捕した。

発砲事件のあった藤健興業
2人は12月3日午前8時40分頃、倉敷市児島味野にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目熊本組」傘下「三代目藤健興業」の事務所にいた組幹部(58)に向け、殺意を持って拳銃で複数発発砲した疑いが持たれている。
県警は「捜査に支障が出る」として、拳銃を撃った実行犯や容疑者2人の認否などを明らかにしていない。この事件は山口組と神戸山口組の抗争事件とみて、倉敷市を警戒区域に指定するための手続きを進めている。

岡山県警は、12月3日に倉敷市の暴力団事務所で起きた発砲事件で、銃刀法違反の疑いで逮捕していた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会系「野内組」組員・近藤輝雄容疑者(50)=住居不定=と、野内組傘下「二代目北村組」幹部・林雄司容疑者(48)=岐阜市領下=の2人を、殺人未遂などの疑いで23日に再逮捕した。

発砲事件のあった藤健興業
2人は12月3日午前8時40分頃、倉敷市児島味野にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目熊本組」傘下「三代目藤健興業」の事務所にいた組幹部(58)に向け、殺意を持って拳銃で複数発発砲した疑いが持たれている。
県警は「捜査に支障が出る」として、拳銃を撃った実行犯や容疑者2人の認否などを明らかにしていない。この事件は山口組と神戸山口組の抗争事件とみて、倉敷市を警戒区域に指定するための手続きを進めている。

警察官装い「古川組」組長を襲撃 計画的に役割分担
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兵庫県尼崎市で特定抗争指定暴力団・神戸山口組直系組長ら2人が拳銃で撃たれ重傷を負った事件で、殺人未遂容疑で逮捕された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系組員2人は、一方が警察官を名乗って組長を連れ出し、待ち伏せていたもう一人が発砲していたことが分かった。対立組織の襲撃を警戒する組長に不審がられないよう、計画的に役割分担を行っていたとみられる。
逮捕されたのは、山口組系「三代目司興業」幹部・藤村卓也容疑者(52)と、司興業傘下「川崎組」幹部・加藤伸治容疑者(54)両容疑者。
藤村容疑者は事件当日の3日午前、同市稲葉元町のコンビニエンスストアにいた神戸山口組系「三代目古川組」の仲村良松組長(64)に「警察官だ」と名乗って接触。組長1人だけをコンビニの敷地外に連れ出し、その場に待ち伏せていた加藤容疑者が組長の両足に発砲したという。
その後、発砲音を聞いて駆け付けた古川組の親泊吉広組員(61)も左手を撃たれた。

兵庫県尼崎市で特定抗争指定暴力団・神戸山口組直系組長ら2人が拳銃で撃たれ重傷を負った事件で、殺人未遂容疑で逮捕された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系組員2人は、一方が警察官を名乗って組長を連れ出し、待ち伏せていたもう一人が発砲していたことが分かった。対立組織の襲撃を警戒する組長に不審がられないよう、計画的に役割分担を行っていたとみられる。
逮捕されたのは、山口組系「三代目司興業」幹部・藤村卓也容疑者(52)と、司興業傘下「川崎組」幹部・加藤伸治容疑者(54)両容疑者。
藤村容疑者は事件当日の3日午前、同市稲葉元町のコンビニエンスストアにいた神戸山口組系「三代目古川組」の仲村良松組長(64)に「警察官だ」と名乗って接触。組長1人だけをコンビニの敷地外に連れ出し、その場に待ち伏せていた加藤容疑者が組長の両足に発砲したという。
その後、発砲音を聞いて駆け付けた古川組の親泊吉広組員(61)も左手を撃たれた。

尼崎の発砲事件 新たに「司興業」組員1人逮捕
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県警尼崎南署捜査本部は11日、兵庫県尼崎市で特定抗争指定暴力団・神戸山口組幹部ら2人が拳銃で撃たれ、重傷を負った事件で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目司興業」傘下「川崎組」幹部・加藤伸治容疑者(54)=名古屋市守山区喜多山2=を新たに殺人未遂容疑で逮捕した。認否は明らかにしていない。
逮捕容疑は3日午前11時35分ごろ、尼崎市稲葉元町の住宅街の路上で、神戸山口組系「三代目古川組」の仲村良松組長(64)の両脚を拳銃のような物で撃ち、重傷を負わせた疑い。
捜査本部によると、加藤容疑者は11日午前、「尼崎の件は私もやりました」と尼崎南署に出頭。司興業幹部・藤村卓也容疑者(52)=同容疑で逮捕=と共に実行役とみられ、現場周辺の防犯カメラ映像などから事件に関与したと判断された。事件に使われたとみられる拳銃1丁は8日、神戸市長田区の新湊川で見つかった。

県警尼崎南署捜査本部は11日、兵庫県尼崎市で特定抗争指定暴力団・神戸山口組幹部ら2人が拳銃で撃たれ、重傷を負った事件で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目司興業」傘下「川崎組」幹部・加藤伸治容疑者(54)=名古屋市守山区喜多山2=を新たに殺人未遂容疑で逮捕した。認否は明らかにしていない。
逮捕容疑は3日午前11時35分ごろ、尼崎市稲葉元町の住宅街の路上で、神戸山口組系「三代目古川組」の仲村良松組長(64)の両脚を拳銃のような物で撃ち、重傷を負わせた疑い。
捜査本部によると、加藤容疑者は11日午前、「尼崎の件は私もやりました」と尼崎南署に出頭。司興業幹部・藤村卓也容疑者(52)=同容疑で逮捕=と共に実行役とみられ、現場周辺の防犯カメラ映像などから事件に関与したと判断された。事件に使われたとみられる拳銃1丁は8日、神戸市長田区の新湊川で見つかった。

古川組組長ら銃撃事件 50代の男が出頭
県警尼崎南署に11日午前、兵庫県尼崎市の路上で特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目古川組」の仲村良松組長(64)と、親泊吉広組員(61)ら2人が銃撃され、男2人が逃走した事件で、50代の男が出頭し、事件への関与をほのめかしていることが分かった。県警尼崎南署捜査本部は殺人未遂容疑でこの男を逮捕する方針。
この事件を巡っては、既に特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目司興業」幹部、藤村卓也容疑者(52)が殺人未遂容疑で逮捕されていた。県警は、同日出頭した男が事件現場から逃げたもう1人の男とみて調べる。
県警は、これまでに神戸市長田区の新湊川で銃撃に使われたとみられる拳銃1丁を押収。分裂した山口組と神戸山口組の抗争事件の疑いがあるとみて調べる。

この事件を巡っては、既に特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目司興業」幹部、藤村卓也容疑者(52)が殺人未遂容疑で逮捕されていた。県警は、同日出頭した男が事件現場から逃げたもう1人の男とみて調べる。
県警は、これまでに神戸市長田区の新湊川で銃撃に使われたとみられる拳銃1丁を押収。分裂した山口組と神戸山口組の抗争事件の疑いがあるとみて調べる。

栃木市の発砲事件 元住吉会系組長に懲役14年の判決
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宇都宮地裁で10日、栃木県栃木市の居酒屋で昨年7月、拳銃を発砲して知人の40代男性を殺害しようとしたとして殺人未遂などの罪に問われた指定暴力団・住吉会系組長(当時)・大沢康博被告(58)の裁判員裁判判決公判が開かれ、岡田健彦裁判長は懲役14年(求刑懲役20年)を言い渡した。

大沢康博被告
公判では殺意の有無が主な争点となった。岡田裁判長は「胸や腹を撃てば人を死なせる危険性が高いということは、一般人でも容易に理解できる」とし「腹を撃てば死なないと思った」とする弁護側の主張を退け、殺意があったと認定した。
判決によると大沢被告は昨年7月21日、栃木市内の居酒屋で金を貸していた人物の弟分だった40代の男性とトラブルになり、拳銃を発砲して殺害しようとしたほか、この拳銃と弾丸3発を所持した。

宇都宮地裁で10日、栃木県栃木市の居酒屋で昨年7月、拳銃を発砲して知人の40代男性を殺害しようとしたとして殺人未遂などの罪に問われた指定暴力団・住吉会系組長(当時)・大沢康博被告(58)の裁判員裁判判決公判が開かれ、岡田健彦裁判長は懲役14年(求刑懲役20年)を言い渡した。

大沢康博被告
公判では殺意の有無が主な争点となった。岡田裁判長は「胸や腹を撃てば人を死なせる危険性が高いということは、一般人でも容易に理解できる」とし「腹を撃てば死なないと思った」とする弁護側の主張を退け、殺意があったと認定した。
判決によると大沢被告は昨年7月21日、栃木市内の居酒屋で金を貸していた人物の弟分だった40代の男性とトラブルになり、拳銃を発砲して殺害しようとしたほか、この拳銃と弾丸3発を所持した。

尼崎発砲事件の使用拳銃 神戸の川で発見
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兵庫県警尼崎南署捜査本部は9日までに、兵庫県尼崎市の路上で特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目古川組」の仲村良松組長(64)と、親泊吉広組員(61)ら2人が銃撃された事件で、銃撃現場から南西に約25キロ離れた神戸市長田区の新湊川で銃撃に使われたとみられる拳銃1丁を発見した。拳銃の中に弾が残っているかどうかや、新湊川を捜索した理由は明らかにしていない。

発砲事件の現場

県警は8日午後6時ごろから神戸市長田区の新湊川を捜索し、午後10時15分ごろ、水中から回転式拳銃1丁を発見し押収した。現場付近では薬きょうは見つかっておらず、犯行に使われたのは回転式拳銃とみられていた。兵庫県警は今後、見つかった拳銃について鑑定する。
事件は3日昼、尼崎市稲葉元町2の路上で発生。仲村組長と、親泊組員が少なくとも計3カ所を撃たれて重傷を負い、現場から男2人が逃走。
5日、対立する特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目司興業」幹部、藤村卓也容疑者(52)=名古屋市中区大須2=が出頭、兵庫県警は殺人未遂容疑で逮捕した。もう1人は現在も逃走中。

兵庫県警尼崎南署捜査本部は9日までに、兵庫県尼崎市の路上で特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目古川組」の仲村良松組長(64)と、親泊吉広組員(61)ら2人が銃撃された事件で、銃撃現場から南西に約25キロ離れた神戸市長田区の新湊川で銃撃に使われたとみられる拳銃1丁を発見した。拳銃の中に弾が残っているかどうかや、新湊川を捜索した理由は明らかにしていない。

発砲事件の現場

県警は8日午後6時ごろから神戸市長田区の新湊川を捜索し、午後10時15分ごろ、水中から回転式拳銃1丁を発見し押収した。現場付近では薬きょうは見つかっておらず、犯行に使われたのは回転式拳銃とみられていた。兵庫県警は今後、見つかった拳銃について鑑定する。
事件は3日昼、尼崎市稲葉元町2の路上で発生。仲村組長と、親泊組員が少なくとも計3カ所を撃たれて重傷を負い、現場から男2人が逃走。
5日、対立する特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目司興業」幹部、藤村卓也容疑者(52)=名古屋市中区大須2=が出頭、兵庫県警は殺人未遂容疑で逮捕した。もう1人は現在も逃走中。

撃たれた古川組組長「警察官名乗る人物に呼び出された」
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尼崎市の路上で3日、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目古川組」の仲村良松組長(64)と、親泊吉広組員(61)の2人が銃撃された殺人未遂事件で、撃たれた仲村組長は兵庫以外の他府県の警察から実際に出頭要請が出ていた。
仲村組長は「事件当日、警察官を名乗る人物に電話で呼び出された」と話していることがわかった。一方、親泊組員は発砲して逃走した2人組の男について「面識がない」と話している。
仲村組長ら2人は至近距離から少なくとも3か所を拳銃で撃たれた。銃撃した犯人は仲村組長の行動を確認し、動向を知る人物が警察官になりすまして仲村組長らに電話で呼び出し、発砲したとみられる。
兵庫県警捜査本部は、3日午後に現場から南東へ約1キロ離れた駐車場で、逃走に使われたとみられるワンボックスタイプの車を見つけ押収したが、車内に拳銃はなかった。

尼崎市の路上で3日、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目古川組」の仲村良松組長(64)と、親泊吉広組員(61)の2人が銃撃された殺人未遂事件で、撃たれた仲村組長は兵庫以外の他府県の警察から実際に出頭要請が出ていた。
仲村組長は「事件当日、警察官を名乗る人物に電話で呼び出された」と話していることがわかった。一方、親泊組員は発砲して逃走した2人組の男について「面識がない」と話している。
仲村組長ら2人は至近距離から少なくとも3か所を拳銃で撃たれた。銃撃した犯人は仲村組長の行動を確認し、動向を知る人物が警察官になりすまして仲村組長らに電話で呼び出し、発砲したとみられる。
兵庫県警捜査本部は、3日午後に現場から南東へ約1キロ離れた駐車場で、逃走に使われたとみられるワンボックスタイプの車を見つけ押収したが、車内に拳銃はなかった。

至近距離から複数回発砲 少なくとも3発命中
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兵庫県尼崎市の路上で3日昼に発生した殺人未遂事件で、銃撃されて手や脚を負傷した特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目古川組」の仲村良松組長(64)と、親泊吉広組員(61)の2人が、至近距離から少なくとも3カ所撃たれていたことが分かった。撃った男2人は依然、拳銃を所持したまま逃走しており、県警が行方を追っている。
2人の負傷状況から、銃弾は少なくとも3発撃たれたことが判明。仲村組長は両脚を撃たれ、右脚は弾が貫通し、骨も折れていたという。親泊組員も左手の甲を銃弾が貫通する大けが。
親泊組員は県警の調べに「組長と歩いているところを呼び止められ、2人組に撃たれた」「知らない顔だった」との趣旨の説明をしている。
また、同捜査本部は3日、現場から南東にある同市浜田町の駐車場で、逃走に使ったとみられる車を発見し押収した。
尼崎市では昨年11月にも神戸山口組系「古川組」前組長・古川恵一幹部=当時(58)=が、自動小銃で射殺される事件が起き、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目竹中組」の元組員・朝比奈久徳被告(52)が殺人などの疑いで逮捕された。
>>「二代目古川組」組長射殺事件
朝比奈被告は2018年12月に竹中組から「破門」処分を受けたが処分は偽装との見方もある。仲村組長は古川前組長の射殺事件以前に、後継として「三代目古川組」組長に就任していた。

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2人の負傷状況から、銃弾は少なくとも3発撃たれたことが判明。仲村組長は両脚を撃たれ、右脚は弾が貫通し、骨も折れていたという。親泊組員も左手の甲を銃弾が貫通する大けが。
親泊組員は県警の調べに「組長と歩いているところを呼び止められ、2人組に撃たれた」「知らない顔だった」との趣旨の説明をしている。
また、同捜査本部は3日、現場から南東にある同市浜田町の駐車場で、逃走に使ったとみられる車を発見し押収した。
尼崎市では昨年11月にも神戸山口組系「古川組」前組長・古川恵一幹部=当時(58)=が、自動小銃で射殺される事件が起き、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目竹中組」の元組員・朝比奈久徳被告(52)が殺人などの疑いで逮捕された。
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重傷の1人は神戸山口組系「古川組」組長
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県警尼崎南署捜査本部は、兵庫県尼崎市の路上で、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系幹部ら2人が銃撃され、男2人が逃走した殺人未遂事件で、脚を撃たれて重傷を負った男性は神戸山口組で「直参」と呼ばれる直系で「三代目古川組」の仲村良松組長(64)と、手に重傷を負った男性は古川組・親泊吉広幹部(61)と発表。同日、現場近くから走り去ったとみられる乗用車1台を押収した。

走って逃走する犯人

事件は3日午前11時半すぎ、尼崎市稲葉元町2の路上で発生。捜査本部などによると、事件直後に逃げた2人はいずれも40代ぐらいの男で、付近の防犯カメラの映像には、ワンボックスタイプの車に乗り込んで走り去る様子が写っていた。
事件から数時間がたった同日午後、現場の南東にある同市浜田町の駐車場でこの車と似た乗用車を発見。逃げた2人が乗り捨てた可能性があるとみて、その後の足取りも調べる。捜査本部によると、凶器の拳銃は発見されていない。
>>「二代目古川組」組長射殺事件

県警尼崎南署捜査本部は、兵庫県尼崎市の路上で、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系幹部ら2人が銃撃され、男2人が逃走した殺人未遂事件で、脚を撃たれて重傷を負った男性は神戸山口組で「直参」と呼ばれる直系で「三代目古川組」の仲村良松組長(64)と、手に重傷を負った男性は古川組・親泊吉広幹部(61)と発表。同日、現場近くから走り去ったとみられる乗用車1台を押収した。

走って逃走する犯人

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事件から数時間がたった同日午後、現場の南東にある同市浜田町の駐車場でこの車と似た乗用車を発見。逃げた2人が乗り捨てた可能性があるとみて、その後の足取りも調べる。捜査本部によると、凶器の拳銃は発見されていない。
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負傷したのは神戸山口組系「古川組」幹部 捜査本部を設置
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3日午前11時35分ごろ、兵庫県尼崎市稲葉元町のコンビニエンスストア駐車場で、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系幹部ら2人が撃たれた事件で、負傷したのは神戸山口組系「三代目古川組」の親泊吉広幹部(61)=同市南武庫之荘=と、60代くらいの組員とみられる。親泊幹部は左手を、男性は両足の太ももを撃たれ、「2人で歩いているところを呼び止められ、撃たれた」と話した。いずれも重傷だが命に別条はない。

発砲事件の現場

発砲したとみられる男2人はいずれも逃走中で、県警は暴力団による抗争事件の可能性が高いとみて、殺人未遂事件として県警尼崎南署に捜査本部を設置し、逃げた2人の行方を捜査している。
目撃者によると、発砲した2人組は、徒歩で現場から南方向に逃走し、付近に止めてあったワンボックスカーに乗って逃走したという。
>>「二代目古川組」組長射殺事件
「古川組」をめぐっては昨年11月にも、古川組のトップで神戸山口組の古川恵一幹部=当時(58)=が、尼崎市内で自動小銃で射殺される事件が発生。対立関係にある特定抗争指定暴力団・六代目山口組系元幹部が逮捕された。

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栃木市居酒屋の発砲事件 住吉会系元組長が殺意否認
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宇都宮地裁(岡田健彦裁判長)で27日、栃木県栃木市の居酒屋で昨年7月、拳銃を発砲して知人の40代男性を殺害しようとしたとして殺人未遂などの罪に問われている元指定暴力団・住吉会系組長、大沢康博被告(58)の裁判員裁判初公判が開かれ、大沢被告は殺意を否認した。

大沢康博被告
検察側は冒頭陳述で、金を貸していた人物の弟分だった男性と返済のやりとりをするうちにトラブルとなり、殺害しようと発砲したと指摘。弁護側は「腹なら死なないと思ったが、外れて胸に当たった」と、殺意はなかったと主張した。
起訴状などによると大沢被告は昨年7月21日、栃木市内の居酒屋で男性に拳銃を発砲して殺害しようとしたほか、この拳銃と弾丸3発を所持したとしている。男性は重傷を負った。
公判では、東京で殺人事件を起こした配下の男をかくまったとする事件も併合審理されている。

宇都宮地裁(岡田健彦裁判長)で27日、栃木県栃木市の居酒屋で昨年7月、拳銃を発砲して知人の40代男性を殺害しようとしたとして殺人未遂などの罪に問われている元指定暴力団・住吉会系組長、大沢康博被告(58)の裁判員裁判初公判が開かれ、大沢被告は殺意を否認した。

大沢康博被告
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起訴状などによると大沢被告は昨年7月21日、栃木市内の居酒屋で男性に拳銃を発砲して殺害しようとしたほか、この拳銃と弾丸3発を所持したとしている。男性は重傷を負った。
公判では、東京で殺人事件を起こした配下の男をかくまったとする事件も併合審理されている。

「大門会」会長殺人未遂 山口組傘下組員に実刑判決
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熊本地裁は20日、去年11月、に熊本市で敵対する特定抗争指定暴力団・神戸山口組系会長を刺したとして、殺人未遂の罪などに問われた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系組員・二郎丸卓二被告(55)と、大石勇人被告(54)の2人に、懲役9年と8年の実刑判決を言い渡した。
2人は去年11月、敵対する熊本市中央区の神戸山口組系「四代目大門会」事務所で、大門会の会長(50)の腹や胸をナイフで刺したとして、殺人未遂などの罪に問われていた。
判決で熊本地裁の松藤和博裁判長は、二郎丸被告は「至近距離から腹部を刺すなど殺意は明らか」として懲役9年。大石被告については「攻撃の機会を作るなど重要な役割を果した」としながらも「関与の程度はやや弱い」として懲役8年を言い渡した。

熊本地裁は20日、去年11月、に熊本市で敵対する特定抗争指定暴力団・神戸山口組系会長を刺したとして、殺人未遂の罪などに問われた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系組員・二郎丸卓二被告(55)と、大石勇人被告(54)の2人に、懲役9年と8年の実刑判決を言い渡した。
2人は去年11月、敵対する熊本市中央区の神戸山口組系「四代目大門会」事務所で、大門会の会長(50)の腹や胸をナイフで刺したとして、殺人未遂などの罪に問われていた。
判決で熊本地裁の松藤和博裁判長は、二郎丸被告は「至近距離から腹部を刺すなど殺意は明らか」として懲役9年。大石被告については「攻撃の機会を作るなど重要な役割を果した」としながらも「関与の程度はやや弱い」として懲役8年を言い渡した。
