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暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿

全国の暴力団・任侠・極道・反社組織関連の事件・ニュース速報

遺体無き殺人事件 初公判で「殺意はない」と起訴内容を否認

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 さいたま地裁で29日、2016年に埼玉県川口市のバーで、男性従業員を殺害した罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下の元組員・島田一治被告(55)の初公判が開かれ、島田被告は「過剰な暴行は認めるが、殺意は持っていない」と起訴内容を否認した。

さいたま地方裁判所
さいたま地方裁判所

 島田被告は2016年3月18日未明から明け方にかけて、川口市西川口1丁目の「ハワイアンバーLapule」の男性経営者(52)と共謀の上、同店従業員の伊藤竜成さん(当時24)に殴る蹴るの暴行を加えた上、首を絞めるなどして殺害した罪に問われている。

 検察側は冒頭陳述で、「犯行態様は残虐かつ無慈悲」と主張した上で、「島田被告は金銭トラブルを理由に暴行し、警察に通報されることを恐れ、殺害するしかないと考えた末の犯行」とし、伊藤さんの遺体が見つかっていないことについては、殺害したあと超低温冷蔵庫に搬入し、解体して焼却施設で焼却した」と指摘。

 一方、弁護側は、「暴行については認め反省している」とした上で、「事件関係者の捜査段階の供述がそれぞれ異なっている」「殺人行為があったかどうかは極めて疑問に思う」などと主張した。

 この事件では2021年10月までに、島田被告を含む男女7人が傷害容疑で逮捕されていて、島田被告と共謀した男性経営者は、逮捕後の10月28日に埼玉県警川口署の留置場内で首をつって自殺している。

「王将」社長射殺事件 実行犯の工藤会系「石田組」幹部を起訴

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 京都地方検察庁は18日、2013年に王将フードサービスの社長・大東隆行さん(当時72)が射殺された事件で、特定危険指定暴力団工藤會系「石田組」幹部・田中幸雄容疑者(56)を殺人と銃刀法違反の罪で起訴した。

田中幸雄容疑者(56)
田中幸雄容疑者(56)

 事件の直接証拠がない中、現場のタバコの吸い殻から田中被告と一致するDNAの型が検出されたことや、防犯カメラの映像解析などから様々な状況証拠を積み重ねて起訴に至った。調べに対し、田中被告は逮捕以降、黙秘を続けている。

 京都府警は、田中被告が実行犯で、複数人が関わった組織的な犯行とみて捜査しているが、事件の背景は未だ解明できていない。

王将社長射殺事件 工藤会系「石田組」幹部の勾留延長を決定

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 京都地裁は8日、2013年に「餃子の王将」を全国展開する王将フードサービスの元社長・大東隆行さん(当時72)が射殺された事件で、殺人などの容疑で逮捕された特定危険指定暴力団工藤會系「石田組」幹部・田中幸雄容疑者(56)について、勾留の延長を認める決定を出した。

田中幸雄容疑者(56)
田中幸雄容疑者(56)

 勾留期間は18日までの10日間。取り調べに対し、田中容疑者は事件については黙秘を続けているという。

「餃子の王将」社長射殺 工藤会系「石田組」を家宅捜索

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 京都、福岡両府県警の合同捜査本部は3日、2013年に京都市内で起きた「餃子の王将」社長射殺事件で、殺人容疑などで逮捕した特定危険指定暴力団工藤會系「石田組」幹部・田中幸雄容疑者(56)が所属する「石田組」事務所を、午前9時過ぎから捜索は約40人態勢で家宅捜索した。

「餃子の王将」社長射殺 工藤会系「石田組」を家宅捜索
石田組を家宅捜索
「餃子の王将」社長射殺 工藤会系「石田組」を家宅捜索
機動隊を動員し警戒態勢
「餃子の王将」社長射殺 工藤会系「石田組」を家宅捜索

 家宅捜索は機動隊を動員する厳重な警戒態勢で行われ、午前11時半ごろに家宅捜索は終了した。捜査本部は、田中容疑者の逮捕後、創業家の長男ら複数の元役員の自宅を家宅捜索し任意聴取していていた。

 捜査本部は、第三者委員会が指摘した創業家が経営していた時代に、特定の企業グループの経営者と不動産売買など260億円に上る王将の「不適切な取引」との関連性などを詳しく調べている。

「餃子の王将」不適切取引指摘で創業者の長男宅を家宅捜索

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 京都府警と福岡県警の合同捜査本部は、「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの前社長・大東隆行さん(当時72)が2013年に京都市山科区の本社前で射殺された事件で、王将創業者の長男らの自宅を事件の関係先として家宅捜索したことが分かった。

京都府警察本部
京都府警察本部

 創業家が経営を担っていた時代に、特定の企業グループの経営者と巨額の不適切取引をしたと指摘されていて、捜査本部は事件との関連の有無を調べている。経営者は創業家の知人で、捜査本部は長男やこの経営者のほか、王将の元役員らからも任意で事情聴取している。

 殺人容疑などで逮捕された特定危険指定暴力団工藤會石田組幹部・田中幸雄容疑者(56)と、大東さんや王将側との接点は確認されていない。

 王将を巡っては事件後の2016年、同社が設置した第三者委員会が、創業家とこの企業グループとの不適切取引が長年存在していたとする報告書を公表。長男らに代表権が移った1994年ごろから、王将側から200億円超が流出し、約176億円が未回収になっていることが明らかになった。

 報告書によると、大東さんは2000年の社長就任後、不適切取引の解消に乗り出し、2012年からは王将内部で不適切取引について調査を進め、2013年11月に調査報告書がまとまったが、ほとんどの役員と情報が共有されないまま、約1カ月後に大東さんは殺害された。

「王将」前社長射殺にイタリア製小型拳銃 「不適切な取引」関連で任意聴取

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 京都検察は30日、「餃子の王将」の運営会社・王将フードサービス前社長・大東隆行さん(当時72)を射殺したとして逮捕された特定危険指定暴力団工藤會石田組幹部・田中幸雄容疑者(56)を、勾留請求の手続きのため、一時、京都地裁へ身柄を移送し、勾留が認められた。

田中幸雄容疑者(56)
田中幸雄容疑者(56)

 京都府警と福岡県警の合同捜査本部は、田中容疑者が銃撃に使用した拳銃は見つかっていないが、銃撃に使われたのはイタリアの銃器メーカーが製造している25口径の自動式拳銃で発射されたと結論づけた。25口径は銃口の直径が約6ミリで、発射時の反動が少なく、殺傷能力は低いが発射音が小さくて扱いやすいとされている。警察官が通常携帯している38口径の拳銃よりやや小型で、流通量は少なく暴力団関係の銃撃事件で使用されることは珍しい。

 また、同本部は29日、「不適切な取引」を指摘された福岡を拠点とする企業グループの当時の経営者から任意で事情聴取した。

 2013年12月の田中容疑者による大東さん射殺事件の後、2016年に王将フードサービスが設置した第三者委員会の報告書では、特定の企業グループと不動産の売買など約260億円の不適切な取引を繰り返していたと公表し、大東さんはこうした状況を改善し、この企業グループとの関係を断ち切ろうと動いていたとした。

 同本部は「不適切な取引」と、「大東さん射殺事件」との関連を調べるため、企業グループの当時の経営者を任意で事情聴取したとみられる。

「餃子の王将」社長射殺 工藤会系石田組幹部宅など関係先10か所以上を捜索

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 京都府警は28日、2013年に京都市内で起きた「餃子の王将」社長射殺事件で、別の銃刀法違反事件()で福岡刑務所に服役していた特定危険指定暴力団工藤會石田組幹部・田中幸雄容疑者(56)を、同刑務所内で殺人容疑などで逮捕。28日に福岡刑務所を車で出発し、約11時間かけて29日午前4時10分、山科警察署へ移送されてきた。

田中幸雄容疑者(56)
田中幸雄容疑者(56)

 福岡刑務所から山科警察署まで陸路で約600キロ、新幹線などの公共交通機関を使わず車での移送は、暴力団側の襲撃リスクを考慮したものとみられている。こうした措置は送検についても取られ、通常、容疑者の身柄は検察庁に送られるが、田中容疑者の身の安全を優先し、検察官が警察署に来て取り調べを行う異例の対応となる。

 京都府警と福岡県警は合同捜査本部を設置し、田中容疑者の自宅など両府県内を中心に関係先10か所以上を家宅捜索した。

 事件のあった2013年の9月~10月に、田中容疑者は知人に借りた久留米ナンバーの軽乗用車で、2度にわたり京都入りし、山科区などを走り回ったことがNシステム(自動車ナンバー自動読み取り装置)などで確認されている。

 事件前に田中容疑者にこの車を貸した知人が、田中容疑者から「乗ったことがわからないようにしてくれ」と依頼されたと証言している。この車で福岡から京都に入り、下見や逃走用バイクの物色に使用したとみられて、返却後に名義変更されていて、証拠隠滅が目的だったとみられている。

 事件後、付近の防犯カメラには現場から逃走する盗難車のバイクが映っていて、バイクは現場から約2キロ先の駐輪場に乗り捨てられていた。ハンドルからは銃を撃った際に残る硝煙反応が検出された。バイクが盗まれた京都府城陽市内も田中容疑者が乗る車が走行しているんが確認されていて、逃走用バイクの物色にも使われたとみている。

「餃子の王将」社長射殺事件 服役中の工藤会系石田組幹部を逮捕

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 京都府警捜査本部は28日、2013年に「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長・大東隆行さん(当時72)が射殺された事件で、特定危険指定暴力団工藤會石田組幹部・田中幸雄容疑者(56)=銃刀法違反などの罪で服役中=を、田中容疑者が服役する福岡刑務所で逮捕状を執行し、殺人と銃刀法違反の疑いで逮捕した。

田中幸雄容疑者
田中幸雄容疑者(2016年)

 府警は、同日中に捜査本部がある山科署まで移送し28日夜遅くに京都に到着する予定で、関係先の家宅捜索も行う。田中容疑者と大東さんの接点は明らかになっていなく、犯行は工藤會の組織的な関与があるみて聴取を始める。

 田中容疑者は2013年12月19日午前5時45分ごろ、氏名不詳の人物と共謀し、京都市山科区西野山射庭ノ上町の同社本社前の駐車場で、自動装塡式拳銃を4発発射して大東さんの胸や腹などに命中させ、殺害した疑い。

 殺害現場付近に残されたタバコの吸い殻に付着したDNA型が田中容疑者のものと一致し、田中容疑者が普段吸っていたタバコと同じ銘柄だったという。

 田中容疑者は、2008年1月に大手ゼネコン社員ら3人が乗った乗用車に拳銃4発を発射したなどとして、銃刀法違反などの罪で2019年11月に懲役10年の判決を受け、福岡刑務所に収監されていた()。

「餃子の王将」社長射殺事件 服役中の工藤会系石田組幹部に逮捕状

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 京都府警は27日、2013年に「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長だった大東隆行さん(当時72)が京都市内で射殺された事件で、別の事件()で服役中の特定危険指定暴力団工藤會系「石田組」幹部・田中幸雄受刑者(55)について、殺人と銃刀法違反の容疑で逮捕状を取った。府警は近く逮捕し移送する。大東さんと田中容疑者の接点は確認されていない。

2013年事件当時
2013年事件当時
2013年事件当時

 田中受刑者は、2008年に福岡市内で大手ゼネコン「大林組」従業員らが乗った乗用車を銃撃したとして、福岡県警に2018年6月に銃刀法違反などの容疑で逮捕され、懲役10年の実刑判決を受け福岡刑務所に服役している。

 王将事件は2013年12月19日早朝に発生。大東さんは京都市山科区の本社ビル前の駐車場で、運転してきた車を降りた直後に、何者かに胸や腹を4発銃撃されて死亡。発射された4発全てが急所に命中していた。

 現場の駐車場近くの建物脇の通路からは田中受刑者と付着物がDNA型が一致するタバコの吸い殻が見つかっていて、府警は、タバコの吸い殻が他の人物により別の場所から持ち込まれた可能性を排除するため、タバコの燃焼状況について、専門家に鑑定を依頼していた。鑑定の結果、「湿った路面で消されたもので、その場所は(現場の)通路と推定できる」とする結果が得られ、事件当時、路面は雨が降ってぬれた状態で、事件直前に田中受刑者が現場で吸っていた証拠になると府警は判断した。

 事件現場付近の防犯カメラ映像などから、実行犯は事件前の2か月前に京都府城陽市内で盗まれたバイク(ホンダ・スーパーカブ)で逃走。逃走用バイクを物色する際に使ったとみられる軽乗用車は田中受刑者と同郷の知人のものだったことも確認されている。

 「王将フードサービス」は、2016年3月に反社会的勢力との関係を調べるために設置された同社の第三者委員会が、同社の創業家が1995年頃から特定の企業経営者と総額260億円に上る不適切な取引を繰り返していたことを明らかにしていて、2000年に社長に就任した大東さんがこのような取引を解消しようとしていた。

 この社内対策が同社取締役会で報告された2013年11月の翌月に事件が発生したが、大東さん個人と田中受刑者や工藤會との接点も確認されていない。府警は、田中容疑者はあくまで実行役で、何者かから指示を受けた疑いがあるとみている。

福岡県警:九州誠道会幹部射殺事件 道仁会本部を家宅捜索

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 福岡県警などは27日、2008年に福岡県大牟田市で当時、抗争中だった指定暴力団・九州誠道会(現・浪川会)の井場徹幹部(当時50)を拳銃で射殺したとして、指定暴力団・道仁会の会長補佐・坂本康弘容疑者(67)ら4人が今月21日に逮捕された事件で、道仁会の本部事務所を捜査員25人体制で家宅捜索した。

九州誠道会幹部射殺事件 道仁会本部を家宅捜索
道仁会本部を家宅捜索
九州誠道会幹部射殺事件 道仁会本部を家宅捜索

 この事件では、実行役の道仁会系組員が2009年に逮捕され、すでに無期懲役の判決が確定していて、警察は、坂本容疑者が計画を首謀し事件の指示役だったとみて、裏付け捜査を進めている。

貯水槽遺体遺棄事件 元組員ら2人の殺人は無罪

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 千葉地裁は24日、2020年10月に千葉県印西市の貯水槽の中から成田市の宮内孝介さん(当時46)の遺体が左足首を切断された状態で見つかった事件で、実行役に協力したとして殺人などの罪に問われた無職・戸田昌宏被告(36)と、元暴力団組員・渋谷勇生被告(28)の2人の判決公判で、殺人と死体損壊、死体遺棄について無罪とする判決を言い渡した。

千葉地方裁判所
千葉地方裁判所

 そのうえで、戸田被告を大麻取締法違反の罪で懲役10か月、執行猶予3年。渋谷被告を覚醒剤取締法違反の罪で懲役1年10か月とした。

 千葉地裁の平塚浩司裁判長は、「実行役の供述は信用できず共謀が成立しない。両被告には殺害する動機や利益がなかった」などとして、殺人と死体損壊、死体遺棄について無罪とした。実行役の男には、一審で懲役20年の判決が言い渡されている。

九州誠道会幹部を射殺 道仁会幹部ら送検 「何も話さない」と黙秘

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 21日までに、2008年に抗争相手の指定暴力団道・九州誠道会(現・浪川会)幹部を射殺したとして逮捕された、指定暴力団・道仁会幹部・坂本康弘容疑者(67)と、元組員らあわせて4人を22日、検察庁に身柄を送った。坂本容疑者らは調べに対し「何も話さない」などと黙秘している。

2008年事件当時
2008年9月 事件当時
2008年事件当時2

 坂本容疑者と元組員ら4人は2008年9月、福岡県大牟田市の路上で、当時、道仁会と抗争中だった九州誠道会の井場徹幹部(当時50)を拳銃で射殺した疑いがもたれている。

 事件の実行犯とみられる道仁会傘下幹部(当時47)は2009年に逮捕されていて、男は「単独犯」と主張したものの、警察は組織的な犯行だったとみて捜査を続けてきていた。警察は坂本容疑者が計画を首謀し、男3人が準備した組織的な犯行とみて調べている。

2008年の九州誠道会傘下組長射殺事件 道仁会幹部ら4人を逮捕

 福岡、熊本、佐賀3県警の合同捜査本部は21日、2008年9月に福岡県大牟田市の路上で指定暴力団・九州誠道会(現・浪川会)幹部だった井場徹組長(当時50)が拳銃で撃たれ死亡した事件で、警察は当時対立していた指定暴力団・道仁会幹部・坂本康弘容疑者(67)=熊本市北区硯川町=、無職・坂本浩士容疑者(48)=住所不定=、会社員・浅井一臣容疑者(46)=熊本市=、会社員・内村佑也容疑者(43)=熊本市=の4人を殺人などの疑いで逮捕した。

2008年事件当時
2008年9月 事件当時
2008年事件当時

 事件当時4人は道仁会系組員で、傘下の「三代目平野組」組長だった坂本康弘容疑者の序列が一番上だった。警察は坂本容疑者が事件を主導、指示したとみている。捜査本部は4人の認否を明らかにしていない。

 道仁会は2006年5月、会長人事を巡って分裂し、脱会した勢力が九州誠道会を発足させ、道仁会と抗争事件を繰り返していて、この事件は2008年9月15日に福岡県大牟田市の路上で九州誠道会傘下の井場徹組長が拳銃で撃たれ死亡したもの。

 この事件をめぐっては、2009年に実行犯とみられる道仁会傘下幹部(当時47)が逮捕されていて、男は「単独犯」と主張したものの、警察は組織的な犯行だったとみて捜査を続けてきていて、新たな証拠が得られたとして、新たに4人の逮捕に踏み切った。

最高裁:姫路3人殺害 上告棄却で無期懲役が確定 1審、2審判決を支持

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 最高裁第2小法廷(岡村和美裁判長)は12日付で、男性3人に対する殺人2件と逮捕監禁致死などの罪に問われ、首謀者とされた無職・中村春根こと陳春根被告(51)=兵庫県姫路市・韓国籍=について、被告側の上告を棄却する決定をした。死刑求刑に対し、遺体が見つかっていない1件の殺人を無罪とし、無期懲役を言い渡した一、二審判決が確定した。

中村春根こと陳春根被告
中村春根こと陳春根被告

 実行役の無職・上村隆被告(56)=上告中=については一、二審とも別の裁判体が審理し、「遺体のない殺人」を認定して死刑判決を出していて、判断が分かれている。

 陳被告の一、二審の判決では、2009~2011年、上村被告と共謀して兵庫県内で広告会社社長の男性(当時50)を監禁し、元暴力団組員の無職男性(当時57)も監禁して死亡させ、別の元暴力団組員の男性作業員(当時37)の首を絞めて殺害するなどしたとしている。

 検察側は、広告会社社長も1年余りの監禁の末に殺害されたと主張していた。

 延べ100人以上の証人が出廷し、初公判から判決までの期間が207日に及んだ一審の神戸地裁姫路支部の裁判員裁判では、「遺体が発見されておらず死因は不明。過酷な環境下で死亡した可能性も否定し難い」と指摘し、死刑求刑に対し無期懲役の判決を言い渡した。二審の大阪高裁も一審の判断を支持した。

市民襲撃7事件に関与 工藤会系「田中組」幹部に無期懲役の判決

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 福岡地裁で28日、一般市民が襲撃された7つの事件に関与したとされる特定危険指定暴力団工藤會系「五代目田中組」幹部・中西正雄被告(56)の裁判が開かれ、中西被告に求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。

福岡地方裁判所
福岡地方裁判所

 中西被告は他の工藤會組員らと共謀の上、2011年11月26日、北九州市小倉北区の路上で、帰宅してきた建設会社会長・内納敏博さん(当時72)に拳銃2発を発射し、1発を首に命中させ失血死させた。さらに2012年の元福岡県警警部銃撃事件や、2013年の看護師刺傷事件、2014年の歯科医師刺傷事件など殺人未遂や放火事件で指示役を担うなどして計7事件に関与した罪に問われていて、そのうち4つの事件については無罪を主張していた。

 福岡地裁は今日の判決で、7つの事件全てにおいて中西被告の関与を認定し、犯行は工藤會が組織的に行ったもので、中西被告自身に犯行動機はないとしたが、「一般市民である被害者を拳銃で射殺した事件に、実行犯として関与したことによる刑事責任は極めて重い」などとして求刑通り、無期懲役の判決を言い渡した。

ビルの隙間で野内組傘下組長の遺体発見事件 ペルー国籍3人を逮捕

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 大阪府警は20日までに、今年5月、大阪・ミナミのビルの隙間で大阪市中央区東心斎橋の飲食店で特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下野内組幹部で「関興業」の関将孝組長(当時48)の遺体が見つかった事件で、関組長が死亡する直前に暴行を加えていたなどとして、ペルー国籍の工員・ヤマシロ・セグラ・ルイス・アレハンドロ容疑者(44)=大阪市浪速区大国1丁目=ら2人を生命身体加害略取などの疑いで逮捕し、ペルー国籍の男1人を暴行の疑いで逮捕した。府警はヤマシロ容疑者ら3人の認否を明らかにしていない。

ビルの隙間で発見の弘道会系野内組幹部 死因は頭部挫滅 死亡推定日は5月8日
事件当時の現場周辺
関将孝組長は大阪市中央区東のビルと隣ビルとの約70センチの隙間に倒れていた1
約70cmの隙間で発見
関将孝組長は大阪市中央区東のビルと隣ビルとの約70センチの隙間に倒れていた2

 ヤマシロ容疑者らは今年5月8日午後2時ごろ、大阪市中央区東心斎橋の飲食店で関組長に暴行を加え、助けを求められないよう店の外へ連れ出したなどの疑い。

 関組長は同日未明からこの店で酒を飲み、3人らとトラブルになっていたといい、この日のうちに死亡したとみられる。飲食店の防犯カメラには、ヤマシロ容疑者らが関幹部とトラブルになる様子が映っていて、関組長は同月13日午前、隣接するビルとの約70センチの隙間で発見された。府警は、ヤマシロ容疑者らが関組長の死亡に関与したとみて調べている。

群馬県桐生市の山口組傘下組員射殺事件 稲川会系「田中一家」幹部ら4人を逮捕

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 群馬県警桐生署の捜査本部は19日、2020年1月に群馬県桐生市天神町のアパート駐車場で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組・三代目弘道会野内組傘下「二代目栗山組」の中西啓祐こと喜原啓祐組員(当時51)が拳銃で撃たれ死亡した事件で、いずれも指定暴力団・稲川会系「七代目田中一家」幹部・室田利通容疑者(61)=群馬県桐生市三吉町=、西村一広容疑者(54)=群馬県桐生市=、周東由記容疑者(45)=群馬県太田市=の3人と、無職・西岡明洋容疑者(53)=群馬県前橋市=の計4人を殺人と銃刀法違反(発射、加重所持)の疑いで逮捕した。県警は今後の捜査に支障があるとして4人の認否を明らかにしていない。

事件のあった現場周辺
事件当時の現場付近

 4人は共謀して2020年1月24日午後7時ごろ、被害者の喜原組員が住む群馬県桐生市天神町三丁目のアパート駐車場で、喜原組員に向けて拳銃2発を発射し、頭と胸に命中させて殺害した疑い。また同日夕、拳銃1丁と実包を所持した疑い。

 この事件では、発砲音がした直後に、数人の男が現場から立ち去る様子が近所の住民に目撃されていて、警察が捜査を進めていて、別の事件で逮捕されていた室田容疑者らが今回の事件に関与していた疑いがあることがわかったという。

 県警は「現時点で組同士の抗争は見られない」としており、事件当時の詳しい状況や動機を調べている。 

弘道会系野内組傘下組員射殺事件 稲川会系幹部ら4人を逮捕

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 群馬県警桐生署の捜査本部は19日、2020年1月に群馬県桐生市天神町のアパート駐車場で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組・三代目弘道会野内組傘下「二代目栗山組」の中西啓祐こと喜原啓祐組員(当時51)が拳銃で撃たれ死亡した事件で、共に群馬県内に住む指定暴力団・稲川会傘下幹部ら3人と、無職の男の計4人を殺人と銃刀法違反(発射、加重所持)の疑いで逮捕した。

事件のあった現場
事件当時の現場付近
射殺事件の現場

 4人は共謀して2020年1月24日午後7時ごろ、被害者の喜原組員が住む群馬県桐生市天神町三丁目のアパート駐車場で、喜原組員に向けて拳銃2発を発射し、頭と胸に命中させて殺害した疑い。また同日夕、拳銃1丁と実包を所持した疑い。

 4人は銃撃後、その場から逃走。喜原組員は群馬県桐生市内の病院に搬送されたが死亡が確認された。県警は捜査本部を設置して捜査を続けていた。

山口組系國粹会傘下組長刺殺 男が「全て終わらせるつもりで刺した」と供述 

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 東京地検は10日、今年7月21日午後6時40分ごろに東京都千代田区の秋葉原駅近くの路上で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目國粹会傘下「十五代目東京生井一家」幹部で、「沖田組」の沖田健治こと山中健司組長(34)=東京都台東区台東1丁目=の左腹部を牛刀で突き刺し、殺害したとして逮捕された経営コンサルタント業・佐々木文俊容疑者(35)=相模原市中央区緑が丘=を殺人・銃刀法違反罪などで起訴した。

佐々木文俊容疑者(35)
佐々木文俊容疑者(35)
秋葉原で脇腹に刃物が刺さった男性死亡 みかじめ料巡るトラブルか
事件があった現場周辺

 佐々木容疑者は、山中組長に約4年間で総額約8千万円を渡したと説明していて、「要求に応じて現金を渡すという状況を全て終わらせるつもりで刺した」と供述しているこという。佐々木容疑者は、現場近くの喫茶店で山中組長と一緒にいたが、店を出た直後に山中組長を刺し、その後、警視庁万世橋署に出頭した。

 佐々木容疑者と山中組長は、2013年ごろに行きつけだった都内の居酒屋で知り合い、当初は暴力団員と知らずに付き合っていたが、山中組長が別の事件で逮捕されたことをきっかけに暴力団組長と知って以後、山中組長から「俺をボスと呼べ」などと迫られ、組の仕事を手伝わされたり、飲食や車の購入名目などで現金を求められるようになり、拒否すると暴力を振るわれたという。警視庁は、2021年4月からの半年間で口座から約2400万円の出金を確認しているが、そのほとんどを山中組長に渡したと説明している。

 佐々木容疑者は、ガールズバーやコンセプトカフェなどのコンサルタントで、山中組長への支払いは佐々木容疑者の親や、妻からの借金で工面することもあり、総額は2018年夏ごろから約8千万円に上るという。

秋葉原 山口組系國粹会傘下組長刺殺 容疑者は事前に包丁を持参

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 警視庁は23日朝、東京都千代田区の秋葉原駅近くの路上で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目國粹会傘下「十五代目東京生井一家」幹部で、「沖田組」の沖田健治こと山中健司組長(34)=東京都台東区台東1丁目=が刃物で刺されて死亡した事件で、犯行後に警視庁万世橋署に出頭した佐々木文俊容疑者(35)=相模原市中央区緑が丘=を殺人容疑で送検した。佐々木容疑者は犯行前、事前に包丁を持参していたことがわかった。調べに対し「とっさに包丁で刺してしまった」と容疑を認めている

佐々木文俊容疑者(35)
佐々木文俊容疑者(35)
秋葉原で脇腹に刃物が刺さった男性死亡 みかじめ料巡るトラブルか
事件のあった現場周辺

 佐々木容疑者は今月21日に千代田区秋葉原駅近くの路上で、喫茶店を一緒に出た山中幹部の腹を、事前に用意した包丁で刺し殺害した疑いが持たれている。

 佐々木容疑者は従業員がメイド服などを着て接客するいわゆるコンセプトカフェのコンサルタントで、山中幹部とはおよそ10年前に知り合い、店のみかじめ料など金銭トラブルを抱えていたとみられている。

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