路上で男性2人に因縁つけ暴行 道仁会傘下幹部ら2人を逮捕
熊本県警宇城署は、熊本県宇土市の祭り会場の路上で男性2人に対し顔面を殴るなどしたとして、指定暴力団・道仁会傘下幹部・江副昭久容疑者(54)=熊本市中央区=と、同組員・渕上将悟容疑者(22)=同=の2人を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。調べに対し2人は黙秘している。

宇城警察署
今月23日午後10時45分ごろ、江副容疑者が宇土市で開かれていた祭り会場の路上で熊本市の男性(23)に対し「何みよっとや」などと因縁をつけ、「俺は組織の人間ぞ」などと言って胸ぐらを掴んでゆさぶったり、止めようとした熊本市の男性(18)の顔面を殴ったりした疑いが持たれている。被害者男性2人にケガはなかった。

宇城警察署
今月23日午後10時45分ごろ、江副容疑者が宇土市で開かれていた祭り会場の路上で熊本市の男性(23)に対し「何みよっとや」などと因縁をつけ、「俺は組織の人間ぞ」などと言って胸ぐらを掴んでゆさぶったり、止めようとした熊本市の男性(18)の顔面を殴ったりした疑いが持たれている。被害者男性2人にケガはなかった。
路上で男性3人に暴行 山口組傘下組員と浪川会傘下組員ら4人を不起訴処分
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佐賀地検は、今年1月に佐賀市の路上で男性3人を暴行したとして、暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕されていた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下幹部(47)=佐賀県唐津市=と、いずれも指定暴力団・浪川会傘下組員=佐賀県多久市=ら3人の合わせて4人について、27日付けで不起訴処分とした。検察は不起訴処分の理由を明らかにしていない。

佐賀地方検察庁
4人は今年1月13日夜、佐賀市白山の路上で佐賀市の20代から50代の男性3人に対し、殴る蹴るなどの暴行を加えたとして、6月15日に逮捕されていた。
通行人からは 「10人ぐらいがケンカをしている」との通報があり、防犯カメラや目撃者の証言から4人を特定したが、この乱闘では互いのグループはそれぞれ十数人ずついたとみられている。
佐賀地検は、今年1月に佐賀市の路上で男性3人を暴行したとして、暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕されていた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下幹部(47)=佐賀県唐津市=と、いずれも指定暴力団・浪川会傘下組員=佐賀県多久市=ら3人の合わせて4人について、27日付けで不起訴処分とした。検察は不起訴処分の理由を明らかにしていない。

佐賀地方検察庁
4人は今年1月13日夜、佐賀市白山の路上で佐賀市の20代から50代の男性3人に対し、殴る蹴るなどの暴行を加えたとして、6月15日に逮捕されていた。
通行人からは 「10人ぐらいがケンカをしている」との通報があり、防犯カメラや目撃者の証言から4人を特定したが、この乱闘では互いのグループはそれぞれ十数人ずついたとみられている。
路上で男性3人を暴行 弘道会系「米川組」幹部と浪川会傘下組員ら4人を逮捕
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佐賀県警は15日、今年1月に佐賀市で男性3人に殴る蹴るの暴行を加えたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「三代目米川組」幹部・古梶学容疑者(47)=佐賀県唐津市=と、いずれも指定暴力団・浪川会傘下組員・谷村英雄容疑者(48)=佐賀県多久市=、篠川裕希容疑者(40)=同=、井上学容疑者(39)=同=ら3人の合わせて4人を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。県警は、ほかにも事件に関与した人物がいるとみて4人の認否を明らかにしていない。

佐賀県警察本部
4人は今年1月13日の夜、佐賀市白山の繁華街の路上で20代から50代の男性3人に対し、殴る蹴るの暴行を加えた疑いが持たれている。付近を通りかかった人から 「10人ぐらいがケンカをしている」と通報があり、防犯カメラや目撃者の証言から4人を特定し逮捕した。この乱闘では互いのグループはそれぞれ十数人ずついたとみられている。
この暴行事件の約5時間半後には、現場から300メートルほどの距離にある浪川会幹部の自宅に爆発物のようなものが投げ込まれ、窓ガラスが割れるなどの事件が起こっていて、県警は暴行された仕返しとして報復した可能性もあるとみて関連を捜査している。
佐賀県警は15日、今年1月に佐賀市で男性3人に殴る蹴るの暴行を加えたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「三代目米川組」幹部・古梶学容疑者(47)=佐賀県唐津市=と、いずれも指定暴力団・浪川会傘下組員・谷村英雄容疑者(48)=佐賀県多久市=、篠川裕希容疑者(40)=同=、井上学容疑者(39)=同=ら3人の合わせて4人を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。県警は、ほかにも事件に関与した人物がいるとみて4人の認否を明らかにしていない。

佐賀県警察本部
4人は今年1月13日の夜、佐賀市白山の繁華街の路上で20代から50代の男性3人に対し、殴る蹴るの暴行を加えた疑いが持たれている。付近を通りかかった人から 「10人ぐらいがケンカをしている」と通報があり、防犯カメラや目撃者の証言から4人を特定し逮捕した。この乱闘では互いのグループはそれぞれ十数人ずついたとみられている。
この暴行事件の約5時間半後には、現場から300メートルほどの距離にある浪川会幹部の自宅に爆発物のようなものが投げ込まれ、窓ガラスが割れるなどの事件が起こっていて、県警は暴行された仕返しとして報復した可能性もあるとみて関連を捜査している。
解体工事業者に「ぶっ殺すぞ」と脅迫 住吉会系「幸平一家」幹部を逮捕
警視庁は30日、東証プライム上場の不動産販売会社=東京都=から解体工事を請け負っていた会社の男性(当時55)に対し、「工事を早くしろよ。ぶっ殺すぞ」などと脅迫したとして、指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家幹部で「貴幸会」会長・斉藤順平容疑者(64)=埼玉県戸田市=を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。

警視庁本部
斉藤容疑者は2020年12月、不動産販売会社から発注されて解体工事を請け負っていた会社の男性に対して、「何をモタモタやってんだ。工事を早くしろよ。ぶっ殺してそこの庭に穴掘って埋めちまうぞ」などと脅迫した疑いがもたれている。
斉藤容疑者は、被害者の男性が工事を中断しようとしていることに腹を立て、仲間らと共謀して脅迫したという。被害者が警視庁に相談し事件が発覚した。

警視庁本部
斉藤容疑者は2020年12月、不動産販売会社から発注されて解体工事を請け負っていた会社の男性に対して、「何をモタモタやってんだ。工事を早くしろよ。ぶっ殺してそこの庭に穴掘って埋めちまうぞ」などと脅迫した疑いがもたれている。
斉藤容疑者は、被害者の男性が工事を中断しようとしていることに腹を立て、仲間らと共謀して脅迫したという。被害者が警視庁に相談し事件が発覚した。
知人の息子の仕返しで少年3人に暴行 山口組系「大石組」傘下組員ら4人を逮捕
北海道警札幌北署は、2022年10月に札幌市北区の公園で、10代の少年3人に土下座をさせて脅迫した上、頭を踏みつけるなどの暴行を加えたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系二代目大石組傘下「松平興業」組員・山内和俊容疑者(35)=札幌市白石区東札幌=と、23歳と19歳の男、29歳の女の合わせて4人を暴力行為法違反の疑いで逮捕した。調べに対し、山内容疑者ら4人全員、容疑を否認している。

札幌方面北警察署
山内容疑者ら4人は共謀し、2022年10月19日夕方ごろ、札幌市北区の公園で、15歳から17歳の少年3人を土下座させて脅迫した上、頭を踏みつけるなどの暴行を加えた疑いが持たれている。
事件前に4人は知人の息子から、被害者の少年3人に暴行されたという相談を受け、その仕返しのために少年3人を呼び出して犯行に及んだとみられ、現場には山内容疑者ら4人の他に10人以上が集まっていた。
目撃者から「子どもが大人に囲まれている」などと110番通報を受け事件が発覚。同署が、その後の捜査から4人の犯行を特定し逮捕した。同署は、他にも関与した人物がいる可能性など、引き続き捜査している。

札幌方面北警察署
山内容疑者ら4人は共謀し、2022年10月19日夕方ごろ、札幌市北区の公園で、15歳から17歳の少年3人を土下座させて脅迫した上、頭を踏みつけるなどの暴行を加えた疑いが持たれている。
事件前に4人は知人の息子から、被害者の少年3人に暴行されたという相談を受け、その仕返しのために少年3人を呼び出して犯行に及んだとみられ、現場には山内容疑者ら4人の他に10人以上が集まっていた。
目撃者から「子どもが大人に囲まれている」などと110番通報を受け事件が発覚。同署が、その後の捜査から4人の犯行を特定し逮捕した。同署は、他にも関与した人物がいる可能性など、引き続き捜査している。
沖縄署襲撃、護送車破壊 当時特定少年の男に懲役1年6月・執行猶予4年の判決
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那覇地裁(小野裕信裁判官)は9日、2022年1月に沖縄県警沖縄署で若者ら数百人が集まり、一部が投石などをした事件で、護送車などを壊したとして暴力行為法違反罪に問われた建築作業員の男(20)の判決公判で、懲役1年6月、執行猶予4年(求刑・懲役1年6月)の判決を言い渡した。

事件当時の沖縄警察署

沖縄署襲撃事件で初めての判決で、小野裁判官は、襲撃事件は「暴動と言える粗暴なもの」と指摘。周囲にいた群衆をあおり、自らも物を投げ付けたとして、首謀者に次ぐ重要な役割だったと指摘、一方で当時19歳の特定少年で、反省しているとして執行猶予付きの判決とした。
沖縄署襲撃事件では、一緒に起訴されている指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告が、襲撃を主導した中心人物とみられている。
那覇地裁(小野裕信裁判官)は9日、2022年1月に沖縄県警沖縄署で若者ら数百人が集まり、一部が投石などをした事件で、護送車などを壊したとして暴力行為法違反罪に問われた建築作業員の男(20)の判決公判で、懲役1年6月、執行猶予4年(求刑・懲役1年6月)の判決を言い渡した。

事件当時の沖縄警察署

沖縄署襲撃事件で初めての判決で、小野裁判官は、襲撃事件は「暴動と言える粗暴なもの」と指摘。周囲にいた群衆をあおり、自らも物を投げ付けたとして、首謀者に次ぐ重要な役割だったと指摘、一方で当時19歳の特定少年で、反省しているとして執行猶予付きの判決とした。
沖縄署襲撃事件では、一緒に起訴されている指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告が、襲撃を主導した中心人物とみられている。
クラブで客を殴り「殺すぞ」 山口組傘下組員の「DJ JUN」ら男8人を逮捕
警視庁は、東京都渋谷区のクラブで男性客の顔を殴ってケガを負わせたうえ、警備の男性を集団で威圧したなどとして、「DJ JUN」として音楽活動をしている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「落合金町連合」組員・川合淳容疑者(40)=渋谷区道玄坂2=と、同組員・キング辰朗容疑者(22)=住所不定=ら、男8人を暴力行為等処罰法違反と傷害の疑いで再逮捕した。

川合淳容疑者(40)
川合容疑者らは2022年8月28日午前2時ごろ、仲間の誕生日会で渋谷区道玄坂のクラブに11人で集まり、男性客に「ぶつかった」などと因縁をつけ、集団で「殺すぞ」などと威圧、さらにキング容疑者がこの客の知人男性の顔を殴り、全治およそ1週間のケガを負わせた疑いがもたれている。調べに対し川合容疑者は黙秘、キング容疑者は「殴ったことは間違いない」と容疑を認めている。
犯行後、川合容疑者らはクラブから退店させられていたが、午前5時20分ごろ再びクラブに戻り、入り口付近で警備をしていたクラブの男性従業員(36)に対し、特殊警棒などを見せながら、集団で「何だお前、ふざけんなよ」などと威圧した容疑でも立件されている。この事件では、これまでにあわせて11人が逮捕されている。

川合淳容疑者(40)
川合容疑者らは2022年8月28日午前2時ごろ、仲間の誕生日会で渋谷区道玄坂のクラブに11人で集まり、男性客に「ぶつかった」などと因縁をつけ、集団で「殺すぞ」などと威圧、さらにキング容疑者がこの客の知人男性の顔を殴り、全治およそ1週間のケガを負わせた疑いがもたれている。調べに対し川合容疑者は黙秘、キング容疑者は「殴ったことは間違いない」と容疑を認めている。
犯行後、川合容疑者らはクラブから退店させられていたが、午前5時20分ごろ再びクラブに戻り、入り口付近で警備をしていたクラブの男性従業員(36)に対し、特殊警棒などを見せながら、集団で「何だお前、ふざけんなよ」などと威圧した容疑でも立件されている。この事件では、これまでにあわせて11人が逮捕されている。
沖縄署襲撃事件 当時19歳の男の初公判 検察側が1年6月を求刑
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那覇地裁で19日、2022年1月に沖縄県警沖縄署を多数の若者が取り囲み一部が投石などをした事件で、暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)の罪に問われた特定少年(当時19)だった建築作業員の男(20)=沖縄県宜野湾市=の初公判が開かれ、被告は起訴内容を認め、共犯者の指示で周囲を扇動したと述べた。

那覇地方裁判所
検察側は論告で、被告が署前で襲撃開始の合図や周囲の行為をあおるなど「重要な役割を果たした」と指摘。共犯者のSNS投稿による呼びかけで加わり、扇動も指示を受けての行為としながら「面白がって扇動を続けた。安易な考えとはいえ、刑事責任は軽視できない」と述べ、懲役1年6月を求刑した。
一方、弁護側は被告が襲撃をあおった行為などを認めつつ、少年らを介して襲撃を主導したなどとして同罪で起訴された指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告被告(22)=沖縄県南城市玉城親慶原=の指示を、「拒否できない関係にあった」と主張。事実を認めている事情なども酌むべきだとし、罰金刑を求めた。
被告人質問で、被告は指示通り動いたことについて「(暴力団構成員の男が)怖い先輩と分かっていたのでやった」と述べた一方、「途中から楽しくなった」とも話した。裁判は同日結審し、判決は5月9日に言い渡される予定。
那覇地裁で19日、2022年1月に沖縄県警沖縄署を多数の若者が取り囲み一部が投石などをした事件で、暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)の罪に問われた特定少年(当時19)だった建築作業員の男(20)=沖縄県宜野湾市=の初公判が開かれ、被告は起訴内容を認め、共犯者の指示で周囲を扇動したと述べた。

那覇地方裁判所
検察側は論告で、被告が署前で襲撃開始の合図や周囲の行為をあおるなど「重要な役割を果たした」と指摘。共犯者のSNS投稿による呼びかけで加わり、扇動も指示を受けての行為としながら「面白がって扇動を続けた。安易な考えとはいえ、刑事責任は軽視できない」と述べ、懲役1年6月を求刑した。
一方、弁護側は被告が襲撃をあおった行為などを認めつつ、少年らを介して襲撃を主導したなどとして同罪で起訴された指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告被告(22)=沖縄県南城市玉城親慶原=の指示を、「拒否できない関係にあった」と主張。事実を認めている事情なども酌むべきだとし、罰金刑を求めた。
被告人質問で、被告は指示通り動いたことについて「(暴力団構成員の男が)怖い先輩と分かっていたのでやった」と述べた一方、「途中から楽しくなった」とも話した。裁判は同日結審し、判決は5月9日に言い渡される予定。
沖縄署襲撃事件 指示役の旭琉会系「沖島一家」組員らを起訴
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那覇地方検察庁は8日、2022年1月に沖縄県警沖縄署の周辺におよそ400人の若者たちが集まり、石や生卵を投げるなどした襲撃事件で、若者たちを主導したとされる、指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告(22)=沖縄県南城市玉城親慶原=と、特定少年(当時19)の2人を暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)の疑いで起訴した。地検は、裁判への影響を理由に認否を明らかにしていない。

事件当時の沖縄警察署

岩下被告と特定少年2人は複数の仲間と共謀して、2022年1月27日午後11時ごろから約5時間にわたり、沖縄署に石や生卵を投げつけたり、棒状のもので叩くなどして庁舎の一部や、沖縄署の護送車や車両などを壊した罪に問われている。この事件での被害総額計約326万円にのぼる。
岩下被告は、既に書類送検された少年にSNSで人集めを指示し、襲撃を主導した指示役だったとされているが、岩下容疑者による損壊行為は確認されていない。
那覇地方検察庁は8日、2022年1月に沖縄県警沖縄署の周辺におよそ400人の若者たちが集まり、石や生卵を投げるなどした襲撃事件で、若者たちを主導したとされる、指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告(22)=沖縄県南城市玉城親慶原=と、特定少年(当時19)の2人を暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)の疑いで起訴した。地検は、裁判への影響を理由に認否を明らかにしていない。

事件当時の沖縄警察署

岩下被告と特定少年2人は複数の仲間と共謀して、2022年1月27日午後11時ごろから約5時間にわたり、沖縄署に石や生卵を投げつけたり、棒状のもので叩くなどして庁舎の一部や、沖縄署の護送車や車両などを壊した罪に問われている。この事件での被害総額計約326万円にのぼる。
岩下被告は、既に書類送検された少年にSNSで人集めを指示し、襲撃を主導した指示役だったとされているが、岩下容疑者による損壊行為は確認されていない。
居酒屋の女性店主に刃物を振りかざし脅迫 山口組傘下組長を逮捕
大阪府警は25日までに、大阪市内にある居酒屋の女性店主に刃物を振りかざし脅迫したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組長・大路俊彦容疑者(58)=大阪市港区三先2丁目=を暴力行為等処罰法違反と威力業務妨害の疑いで逮捕した。大路容疑者は「店に男を捜しに怒鳴り込んだが、包丁を突きつけてはいない」と容疑を否認している。

大阪府警察本部
逮捕容疑は2022年12月19日、大阪市都島区の京阪京橋駅近くの居酒屋店内で、女性店主に短刀のようなものを頭上に振りかざして脅迫したうえ、店の営業を妨害した疑いがもたれている。大路容疑者は約1時間前にこの店から出てきた男性と口論になり、行方を捜していたという。
大路容疑者は京橋駅周辺の風俗店を束ねるグループの一つの「用心棒」で、口論相手の男性も同様の役割だったとみられ、府警は、京橋駅周辺の風俗店の縄張り争いを巡ってのトラブルにあるとみて捜査している。

大阪府警察本部
逮捕容疑は2022年12月19日、大阪市都島区の京阪京橋駅近くの居酒屋店内で、女性店主に短刀のようなものを頭上に振りかざして脅迫したうえ、店の営業を妨害した疑いがもたれている。大路容疑者は約1時間前にこの店から出てきた男性と口論になり、行方を捜していたという。
大路容疑者は京橋駅周辺の風俗店を束ねるグループの一つの「用心棒」で、口論相手の男性も同様の役割だったとみられ、府警は、京橋駅周辺の風俗店の縄張り争いを巡ってのトラブルにあるとみて捜査している。
沖縄署襲撃を主導の組員は黙秘 旭琉會本部や沖島一家を家宅捜索
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沖縄県警は18日午後、2022年1月にオートバイを運転していた男子高校生が警察官と接触して右目を失明する大ケガを負ったことに端を発し、沖縄警察署に若者らが石などを投げつけて窓ガラスや警察車両を破壊した事件で、指定暴力団・旭琉會本部事務所や「二代目沖島一家」の事務所など、関係先を家宅捜索し、証拠品を押収した。

事件当時の沖縄警察署

事件を主導したとして暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)の疑いで逮捕された、沖島一家組員・岩下侑夢容疑者(22)=沖縄県南城市玉城親慶原=は、調べに対し「黙秘します」と述べ、容疑を否認している。
岩下容疑者は、昨年12月に同罪で書類送検された少年に、SNSで人集めを指示して襲撃を主導した疑いがもたれている。騒動前に警察官らともみ合いになるトラブルになっていたが、岩下容疑者による損壊行為は確認されていない。集まった若者らは沖縄署に生卵や石を投げ付け、庁舎の一部(被害総額計約326万円)を損壊させた。
沖縄県警は18日午後、2022年1月にオートバイを運転していた男子高校生が警察官と接触して右目を失明する大ケガを負ったことに端を発し、沖縄警察署に若者らが石などを投げつけて窓ガラスや警察車両を破壊した事件で、指定暴力団・旭琉會本部事務所や「二代目沖島一家」の事務所など、関係先を家宅捜索し、証拠品を押収した。

事件当時の沖縄警察署

事件を主導したとして暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)の疑いで逮捕された、沖島一家組員・岩下侑夢容疑者(22)=沖縄県南城市玉城親慶原=は、調べに対し「黙秘します」と述べ、容疑を否認している。
岩下容疑者は、昨年12月に同罪で書類送検された少年に、SNSで人集めを指示して襲撃を主導した疑いがもたれている。騒動前に警察官らともみ合いになるトラブルになっていたが、岩下容疑者による損壊行為は確認されていない。集まった若者らは沖縄署に生卵や石を投げ付け、庁舎の一部(被害総額計約326万円)を損壊させた。
沖縄警察署襲撃を主導 旭琉會系「沖島一家」組員を逮捕
沖縄県警は17日、2022年1月にオートバイを運転していた男子高校生が、警察官と接触して右目を失明する大ケガを負ったことに端を発し、沖縄警察署に若者らが石などを投げつけて窓ガラスや警察車両を破壊した事件で、事件を主導したとみて指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢容疑者(22)=沖縄県南城市玉城親慶原=を、暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)の容疑で逮捕した。岩下容疑者は、襲撃事件後に沖島一家の組員になっていた。

沖縄署襲撃事件当時

この事件は、高校生が警察官に警棒で殴られ失明したという情報がインターネット上で広まり、事実の公表を求めたおよそ400人の若者らが警察署に集まり、その一部が石などを投げつけ庁舎や車両を破壊した。県警はこれまでに襲撃に関わったとして少年ら7人を暴力行為等処罰法違反の容疑で書類送検していた。

事件後の沖縄警察署

岩下容疑者は少年らを介し、SNSで「沖縄署で卵戦争」などと、署に結集する投稿を呼び掛け、襲撃騒動の様子をSNSでライブ配信させるなどして、襲撃を助長させる主導的な立場だったとみられている。失明した高校生は岩下容疑者と面識はないという。
高校生が失明した事件を巡っては、男性巡査が警棒を持った状態で高校生に掴みかかろうとしてケガをさせたとして、2022年11月に男性巡査を特別公務員暴行陵虐致傷の容疑で書類送検している。

沖縄署襲撃事件当時

この事件は、高校生が警察官に警棒で殴られ失明したという情報がインターネット上で広まり、事実の公表を求めたおよそ400人の若者らが警察署に集まり、その一部が石などを投げつけ庁舎や車両を破壊した。県警はこれまでに襲撃に関わったとして少年ら7人を暴力行為等処罰法違反の容疑で書類送検していた。

事件後の沖縄警察署

岩下容疑者は少年らを介し、SNSで「沖縄署で卵戦争」などと、署に結集する投稿を呼び掛け、襲撃騒動の様子をSNSでライブ配信させるなどして、襲撃を助長させる主導的な立場だったとみられている。失明した高校生は岩下容疑者と面識はないという。
高校生が失明した事件を巡っては、男性巡査が警棒を持った状態で高校生に掴みかかろうとしてケガをさせたとして、2022年11月に男性巡査を特別公務員暴行陵虐致傷の容疑で書類送検している。
「刑務所に入っても1年」知人女性を脅迫 山口組系弘道会傘下幹部を逮捕
愛知県警中村署は、知人女性に電話で「警察に行くのか、行けばいいがや。刑務所に入っても1年で出てくるわ」などと脅迫したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下幹部(73)=愛知県豊田市=を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。調べに対し、男は「すべて黙秘します」と認否を留保している。

愛知県警中村警察署
男は今年9月、知人の女性(当時57)に電話をかけ、暴力団組織が背景にあることを示して「警察に行くのか、行けばいいがや。これからそっちに行ったろか。刑務所に入っても1年で出てくるわ」などと脅迫した疑いがもたれている。
女性が今月、警察に被害届を出し事件が発覚した。男と女性は10年以上前から面識があり、何らかのトラブルがあったとみられている。

愛知県警中村警察署
男は今年9月、知人の女性(当時57)に電話をかけ、暴力団組織が背景にあることを示して「警察に行くのか、行けばいいがや。これからそっちに行ったろか。刑務所に入っても1年で出てくるわ」などと脅迫した疑いがもたれている。
女性が今月、警察に被害届を出し事件が発覚した。男と女性は10年以上前から面識があり、何らかのトラブルがあったとみられている。
ゲイバー店長に「ケツ持ち呼べ」土下座させ暴れる 幸平一家系「堺組」幹部を逮捕
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警視庁新宿署は19日までに、飲食店の接客態度に腹を立て、ゲイバーの店長(30代)を脅した上でドアを壊したなどとして、指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家傘下、「堺組」幹部・松嶋重容疑者(44)や、同組員ら計9人を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。逮捕は17~19日。調べに対し、いずれも黙秘か否認している。松嶋容疑者は「関東連合」の元幹部で「松嶋クロス」の名前でアダルトビデオ監督としても活動していた。

松嶋重容疑者(44)
松嶋容疑者ら9人は共謀して今年1月2日午前2時15分ごろ、東京都新宿区新宿2丁目のバーで、店長を外に連れ出し取り囲み、およそ1時間にわたって「ここのケツ持ちを呼べ。誰が一番偉いか教えてやる」などと脅迫し、店長に土下座で謝罪させた疑いがある。さらに店の入り口ドア(42万円相当)を壊したほか、店内の酒瓶35本(計6万円相当)を投げつけて割った疑いがもたれている。
当初、この店では松嶋容疑者ら2人が飲食。酒の提供に時間がかかっていたため松嶋容疑者が「早く酒出せよ」と店長に注文したところ、「ヤクザの上の立場の人ならそんな言い方はしない」と返されて激高し、組員らを呼び寄せて一緒に暴れたという。
目撃者から110番通報を受けた警察官が駆けつけたところ、松嶋容疑者は「さっきは悪かった」などと言って、10万円を店に渡して帰ったという。同署は店内の防犯カメラ映像などから9人を特定、逮捕した。
警視庁新宿署は19日までに、飲食店の接客態度に腹を立て、ゲイバーの店長(30代)を脅した上でドアを壊したなどとして、指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家傘下、「堺組」幹部・松嶋重容疑者(44)や、同組員ら計9人を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。逮捕は17~19日。調べに対し、いずれも黙秘か否認している。松嶋容疑者は「関東連合」の元幹部で「松嶋クロス」の名前でアダルトビデオ監督としても活動していた。

松嶋重容疑者(44)
松嶋容疑者ら9人は共謀して今年1月2日午前2時15分ごろ、東京都新宿区新宿2丁目のバーで、店長を外に連れ出し取り囲み、およそ1時間にわたって「ここのケツ持ちを呼べ。誰が一番偉いか教えてやる」などと脅迫し、店長に土下座で謝罪させた疑いがある。さらに店の入り口ドア(42万円相当)を壊したほか、店内の酒瓶35本(計6万円相当)を投げつけて割った疑いがもたれている。
当初、この店では松嶋容疑者ら2人が飲食。酒の提供に時間がかかっていたため松嶋容疑者が「早く酒出せよ」と店長に注文したところ、「ヤクザの上の立場の人ならそんな言い方はしない」と返されて激高し、組員らを呼び寄せて一緒に暴れたという。
目撃者から110番通報を受けた警察官が駆けつけたところ、松嶋容疑者は「さっきは悪かった」などと言って、10万円を店に渡して帰ったという。同署は店内の防犯カメラ映像などから9人を特定、逮捕した。
生活保護費「一時扶助」断られ市職員脅迫容疑 「俺は日本で5番目の組の幹部」
警視庁は14日までに、緊急の事情がある場合に臨時的に支払われる生活保護費の支給を断られたことに腹を立て、暴力団の威力を示しながら東京都青梅市役所の職員を脅したとして、無職の男(48)=東京都青梅市=を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。男は調べに「何を言ったか記憶にない」と容疑を否認している。

東京都青梅市役所
男はこれまでに通常の生活保護を受けているが、入退院時や子供の入学時など特別な場合に限り認められる「一時扶助」の制度に、「ズボンが1着しかないことから追加したい」「背中が痛いのでベッドがほしい」などと要求、市側は「支給対象外」として認めてなかった。
これに対し男は今年9月21日、青梅市生活福祉課に複数回にわたって電話し、「俺は30年間ヤクザだった。日本で5番目にでかい組の幹部だった」「なめた態度をとられたら、黙っていられない」などと男性職員を脅迫、さらに翌22日には直接窓口を訪れ、「火を付けてやろうか」と脅した疑いがもたれている。

東京都青梅市役所
男はこれまでに通常の生活保護を受けているが、入退院時や子供の入学時など特別な場合に限り認められる「一時扶助」の制度に、「ズボンが1着しかないことから追加したい」「背中が痛いのでベッドがほしい」などと要求、市側は「支給対象外」として認めてなかった。
これに対し男は今年9月21日、青梅市生活福祉課に複数回にわたって電話し、「俺は30年間ヤクザだった。日本で5番目にでかい組の幹部だった」「なめた態度をとられたら、黙っていられない」などと男性職員を脅迫、さらに翌22日には直接窓口を訪れ、「火を付けてやろうか」と脅した疑いがもたれている。