沖縄署襲撃事件の指示役 旭琉会系「沖島一家」組員に懲役2年4月の実刑判決
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那覇地裁(小野裕信裁判長)は11日、2022年1月の沖縄署襲撃事件で、暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)などの罪に問われた指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告(23)=住居不定=の判決公判が開かれ、岩下被告に対し懲役2年4月(求刑懲役4年)を言い渡した。
事件当時の沖縄警察署
襲撃事件は2022年1月27日未明に当時沖縄署巡査だった男性警察官の警棒がバイクを運転中の高校生に接触した失明事件が発端となり、沖縄署に若者数百人が集まり一部が投石するなどして、少年ら計15人が摘発された。巡査だった男性警察官は業務上過失傷害罪に問われ、今年1月に罰金100万円の一審判決が確定している。
検察側はこれまでの公判で、岩下被告が襲撃事件の首謀者だとし、警察官による高校生失明事件が動機でも「正当化する事情にならない」と指摘し、懲役4年を求刑。一方、弁護側は襲撃事件について事前共謀はないなどと訴え、自然発生的に起きたなどとした主張し無罪を主張。覚醒剤取締法違反や大麻取締法違反、道交法違反など他の起訴内容は認めて寛大な処罰を求めていた。
小野裁判長は関係者供述から、被告が後輩らに直接、間接的に指示したと判断、「被告が当初から集団による器物損壊を想定して人集めを指示したことは揺るぎなく認められる」と指摘し、検察側の起訴内容通りにほぼ事実認定。弁護側の襲撃事件に事前共謀はなく自然発生的に起きたなどとした主張を退け、岩下被告に対し懲役2年4月を言い渡した。
那覇地裁(小野裕信裁判長)は11日、2022年1月の沖縄署襲撃事件で、暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)などの罪に問われた指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告(23)=住居不定=の判決公判が開かれ、岩下被告に対し懲役2年4月(求刑懲役4年)を言い渡した。
事件当時の沖縄警察署
襲撃事件は2022年1月27日未明に当時沖縄署巡査だった男性警察官の警棒がバイクを運転中の高校生に接触した失明事件が発端となり、沖縄署に若者数百人が集まり一部が投石するなどして、少年ら計15人が摘発された。巡査だった男性警察官は業務上過失傷害罪に問われ、今年1月に罰金100万円の一審判決が確定している。
検察側はこれまでの公判で、岩下被告が襲撃事件の首謀者だとし、警察官による高校生失明事件が動機でも「正当化する事情にならない」と指摘し、懲役4年を求刑。一方、弁護側は襲撃事件について事前共謀はないなどと訴え、自然発生的に起きたなどとした主張し無罪を主張。覚醒剤取締法違反や大麻取締法違反、道交法違反など他の起訴内容は認めて寛大な処罰を求めていた。
小野裁判長は関係者供述から、被告が後輩らに直接、間接的に指示したと判断、「被告が当初から集団による器物損壊を想定して人集めを指示したことは揺るぎなく認められる」と指摘し、検察側の起訴内容通りにほぼ事実認定。弁護側の襲撃事件に事前共謀はなく自然発生的に起きたなどとした主張を退け、岩下被告に対し懲役2年4月を言い渡した。
沖縄署襲撃事件の指示役とされる旭琉会系「沖島一家」組員に懲役4年を求刑
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那覇地裁(小野裕信裁判長)で22日、2022年1月、沖縄警察署に詰めかけた数百人の若者の一部が、石や瓶を投げつけ車などを損壊させた事件で、少年らに指示を与えるなど襲撃事件を主導したとして、暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)や覚醒剤取締法違反などの罪に問われている指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告(22)=住居不定=の裁判が開かれ、検察は被告に懲役4年を求刑した。
那覇地方裁判所
岩下被告は、後輩関係にあった共犯の少年らに沖縄署への人集めや襲撃を指示し、2022年1月27日午後11時ごろからおよそ5時間にわたり、沖縄署の敷地内やその周辺で護送車や車両、掲示板などを棒状のもので叩いたり、石や空き瓶、生卵などを投げつけて損壊させた罪などに問われていて、これまでの裁判で岩下被告は起訴内容を否認している。
検察側は裁判で、執行猶予期間中であった岩下被告が、襲撃事件の共犯の少年らに対して煽るような発言をし、共謀したことは明らかだとして懲役4年を求刑した。
弁護側は、共犯者らの証言は信用できないと訴え、襲撃事件は自然発生的に起こったもので首謀者や事前共謀はないと反論。被告には「共謀も実行行為もない」として襲撃行為について無罪を主張し、覚醒剤取締法違反などは認め、寛大な処罰を求めた。判決は2024年2月9日に言い渡される予定。
那覇地裁(小野裕信裁判長)で22日、2022年1月、沖縄警察署に詰めかけた数百人の若者の一部が、石や瓶を投げつけ車などを損壊させた事件で、少年らに指示を与えるなど襲撃事件を主導したとして、暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)や覚醒剤取締法違反などの罪に問われている指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告(22)=住居不定=の裁判が開かれ、検察は被告に懲役4年を求刑した。
那覇地方裁判所
岩下被告は、後輩関係にあった共犯の少年らに沖縄署への人集めや襲撃を指示し、2022年1月27日午後11時ごろからおよそ5時間にわたり、沖縄署の敷地内やその周辺で護送車や車両、掲示板などを棒状のもので叩いたり、石や空き瓶、生卵などを投げつけて損壊させた罪などに問われていて、これまでの裁判で岩下被告は起訴内容を否認している。
検察側は裁判で、執行猶予期間中であった岩下被告が、襲撃事件の共犯の少年らに対して煽るような発言をし、共謀したことは明らかだとして懲役4年を求刑した。
弁護側は、共犯者らの証言は信用できないと訴え、襲撃事件は自然発生的に起こったもので首謀者や事前共謀はないと反論。被告には「共謀も実行行為もない」として襲撃行為について無罪を主張し、覚醒剤取締法違反などは認め、寛大な処罰を求めた。判決は2024年2月9日に言い渡される予定。
隣接する飲食店同士のトラブル 用心棒として男性を脅迫 山口組系「竹中組」若頭ら4人を逮捕
愛知県警千種署は、愛知県名古屋市昭和区で飲食店を経営する男性を脅迫したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系二代目竹中組若頭で「二代目篠原会」会長・村上茂徳容疑者(45)と、飲食店経営・伊藤銀次郎容疑者(37)=名古屋市瑞穂区=ら男4人を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。県警は4人の認否を明らかにしていない。
千種警察署
村上容疑者らは今年8月、名古屋市昭和区で飲食店を経営する伊藤容疑者が、隣接する飲食店の男性経営者(47)と口論になったことに腹を立て、男性経営者に対し「おめえ、あの店どこがケツ持ってるか知っとるんか」「次オーナーに吠えたら、店潰したるでな」などと暴力団がバックにいることを示して脅迫した疑いが持たれている。
県警は、伊藤容疑者が用心棒代を払い、村上容疑者らが伊藤容疑者の経営する店の用心棒をしていたとみて、詳しく調べている。
千種警察署
村上容疑者らは今年8月、名古屋市昭和区で飲食店を経営する伊藤容疑者が、隣接する飲食店の男性経営者(47)と口論になったことに腹を立て、男性経営者に対し「おめえ、あの店どこがケツ持ってるか知っとるんか」「次オーナーに吠えたら、店潰したるでな」などと暴力団がバックにいることを示して脅迫した疑いが持たれている。
県警は、伊藤容疑者が用心棒代を払い、村上容疑者らが伊藤容疑者の経営する店の用心棒をしていたとみて、詳しく調べている。
バットを振り回し男性2人に怒号・脅迫・暴行 山口組系「大同会」幹部を逮捕
鳥取県警米子署は26日、鳥取県米子市内の店舗敷地内でバットの様なものを見せながら、男性2人に対し怒号して脅迫した上、うち1人の背中を2回蹴るなどの暴行を加えてケガを負わせたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「大同会」幹部(56)=鳥取県米子市=を暴力行為等処罰法律違反と傷害の容疑で逮捕した。調べに対し男は黙秘している。
米子警察署
男は今月18日午後3時35分頃、米子市内の店舗敷地内で50代と60代の男性2人に対し、持っていたバットの様なものを見せながら「やったるぞ」などと怒号して脅迫したほか、60代男性の背中を、背後から2回足蹴りする暴行を加えて転倒させ、ケガを負わせた疑いが持たれている。
50代の被害者男性から「ヤクザらしき人が来て、うちのものが2回蹴られた」「バットを振り回して襲われている」などと110番通報があり、警察官が現場に駆け付けたが、男はすでに立ち去っていた。同署によるその後の捜査から男を特定し、容疑が固まったとして逮捕に至った。
同署は、犯行の経緯や動機などを調べている。
米子警察署
男は今月18日午後3時35分頃、米子市内の店舗敷地内で50代と60代の男性2人に対し、持っていたバットの様なものを見せながら「やったるぞ」などと怒号して脅迫したほか、60代男性の背中を、背後から2回足蹴りする暴行を加えて転倒させ、ケガを負わせた疑いが持たれている。
50代の被害者男性から「ヤクザらしき人が来て、うちのものが2回蹴られた」「バットを振り回して襲われている」などと110番通報があり、警察官が現場に駆け付けたが、男はすでに立ち去っていた。同署によるその後の捜査から男を特定し、容疑が固まったとして逮捕に至った。
同署は、犯行の経緯や動機などを調べている。
「中日本土佐犬連合会」人事巡り男性を脅迫 山口組系弘道会傘下幹部ら4人を逮捕・送検
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愛知県警豊田署は、愛知県稲沢市で「中日本土佐犬連合会」の人事を巡り、所属する男性会員(当時74)を脅迫したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下幹部・村田保容疑者(74)=愛知県豊田市=ら男女4人を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕・送検した。
村田保容疑者(2022年10月)
村田容疑者らは共謀して2022年9月、愛知県稲沢市の土佐犬を飼育する施設で、男性(当時74)に対し「人事に何の不満があるんだ」「俺の決めたことに文句あるんか」などと言い、「言うことを聞かんと除名して闘犬できんようにしてやるぞ」などと脅迫した疑いが持たれている。調べに対し、村田容疑者は「黙秘します」と認否を留保している。
当時、村田容疑者らと被害者の男性は「中日本土佐犬連合会」という団体に所属していて、村田容疑者は特別最高顧問を務めていた。
同署は、この団体の中で人事に関する何らかのトラブルがあったとみて、事件の経緯や犯行の動機などを捜査している。
愛知県警豊田署は、愛知県稲沢市で「中日本土佐犬連合会」の人事を巡り、所属する男性会員(当時74)を脅迫したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下幹部・村田保容疑者(74)=愛知県豊田市=ら男女4人を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕・送検した。
村田保容疑者(2022年10月)
村田容疑者らは共謀して2022年9月、愛知県稲沢市の土佐犬を飼育する施設で、男性(当時74)に対し「人事に何の不満があるんだ」「俺の決めたことに文句あるんか」などと言い、「言うことを聞かんと除名して闘犬できんようにしてやるぞ」などと脅迫した疑いが持たれている。調べに対し、村田容疑者は「黙秘します」と認否を留保している。
当時、村田容疑者らと被害者の男性は「中日本土佐犬連合会」という団体に所属していて、村田容疑者は特別最高顧問を務めていた。
同署は、この団体の中で人事に関する何らかのトラブルがあったとみて、事件の経緯や犯行の動機などを捜査している。
沖縄署襲撃事件の指示役とされる旭琉会系「沖島一家」組員 事件への関与を否定
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那覇地裁で25日、2022年1月、沖縄警察署に詰めかけた数百人の若者の一部が、石や瓶を投げつけ車などを損壊させた事件で、少年らに指示を与えるなど襲撃事件を主導したとして、暴力行為等処罰法違反などの罪に問われている指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告(22)の裁判が開かれ、岩下被告は「沖縄署襲撃はやっていないです」と述べ、事件への関与を否定した。
事件当時の沖縄警察署
事件後の様子
岩下被告は少年らと共謀のうえ、2022年1月27日午後11時ごろから約5時間にわたり、沖縄署の敷地内やその周辺で護送車や車両、掲示板などを棒状のもので叩いたり、石や空き瓶、生卵などを投げつけて損壊させたとされ、沖縄署を襲撃するために少年らに人を集めるよう指示して襲撃を主導したなどの罪に問われている。沖縄署の周辺にはおよそ400人の若者たちが集まっていた。
検察側は冒頭陳述で、事件当日、男はバイクに乗った高校生と警察官が接触した現場に行き、現場に居合わせた警察官ともみ合いになった後、沖縄署を襲撃するために人を集めるようほかの少年らに指示したなどと指摘した。
一方、弁護側は事件発生当時、男がバイクの高校生と警察官が接触した現場の近くにいたことは認めたものの、「現場近くにはいたが、共謀や損壊には関わっていない」として、襲撃事件への関与は否定した。
この襲撃事件のきっかけとなった、バイクを運転していた高校生が失明した事件では、職務質問しようとして差し出した警棒で高校生の右目を失明させたなどとして、警察官が業務上過失傷害の罪で在宅起訴されている。
那覇地裁で25日、2022年1月、沖縄警察署に詰めかけた数百人の若者の一部が、石や瓶を投げつけ車などを損壊させた事件で、少年らに指示を与えるなど襲撃事件を主導したとして、暴力行為等処罰法違反などの罪に問われている指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告(22)の裁判が開かれ、岩下被告は「沖縄署襲撃はやっていないです」と述べ、事件への関与を否定した。
事件当時の沖縄警察署
事件後の様子
岩下被告は少年らと共謀のうえ、2022年1月27日午後11時ごろから約5時間にわたり、沖縄署の敷地内やその周辺で護送車や車両、掲示板などを棒状のもので叩いたり、石や空き瓶、生卵などを投げつけて損壊させたとされ、沖縄署を襲撃するために少年らに人を集めるよう指示して襲撃を主導したなどの罪に問われている。沖縄署の周辺にはおよそ400人の若者たちが集まっていた。
検察側は冒頭陳述で、事件当日、男はバイクに乗った高校生と警察官が接触した現場に行き、現場に居合わせた警察官ともみ合いになった後、沖縄署を襲撃するために人を集めるようほかの少年らに指示したなどと指摘した。
一方、弁護側は事件発生当時、男がバイクの高校生と警察官が接触した現場の近くにいたことは認めたものの、「現場近くにはいたが、共謀や損壊には関わっていない」として、襲撃事件への関与は否定した。
この襲撃事件のきっかけとなった、バイクを運転していた高校生が失明した事件では、職務質問しようとして差し出した警棒で高校生の右目を失明させたなどとして、警察官が業務上過失傷害の罪で在宅起訴されている。
路上で男性2人に因縁つけ暴行 道仁会傘下幹部ら2人を逮捕
熊本県警宇城署は、熊本県宇土市の祭り会場の路上で男性2人に対し顔面を殴るなどしたとして、指定暴力団・道仁会傘下幹部・江副昭久容疑者(54)=熊本市中央区=と、同組員・渕上将悟容疑者(22)=同=の2人を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。調べに対し2人は黙秘している。
宇城警察署
今月23日午後10時45分ごろ、江副容疑者が宇土市で開かれていた祭り会場の路上で熊本市の男性(23)に対し「何みよっとや」などと因縁をつけ、「俺は組織の人間ぞ」などと言って胸ぐらを掴んでゆさぶったり、止めようとした熊本市の男性(18)の顔面を殴ったりした疑いが持たれている。被害者男性2人にケガはなかった。
宇城警察署
今月23日午後10時45分ごろ、江副容疑者が宇土市で開かれていた祭り会場の路上で熊本市の男性(23)に対し「何みよっとや」などと因縁をつけ、「俺は組織の人間ぞ」などと言って胸ぐらを掴んでゆさぶったり、止めようとした熊本市の男性(18)の顔面を殴ったりした疑いが持たれている。被害者男性2人にケガはなかった。
路上で男性3人に暴行 山口組傘下組員と浪川会傘下組員ら4人を不起訴処分
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佐賀地検は、今年1月に佐賀市の路上で男性3人を暴行したとして、暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕されていた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下幹部(47)=佐賀県唐津市=と、いずれも指定暴力団・浪川会傘下組員=佐賀県多久市=ら3人の合わせて4人について、27日付けで不起訴処分とした。検察は不起訴処分の理由を明らかにしていない。
佐賀地方検察庁
4人は今年1月13日夜、佐賀市白山の路上で佐賀市の20代から50代の男性3人に対し、殴る蹴るなどの暴行を加えたとして、6月15日に逮捕されていた。
通行人からは 「10人ぐらいがケンカをしている」との通報があり、防犯カメラや目撃者の証言から4人を特定したが、この乱闘では互いのグループはそれぞれ十数人ずついたとみられている。
佐賀地検は、今年1月に佐賀市の路上で男性3人を暴行したとして、暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕されていた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下幹部(47)=佐賀県唐津市=と、いずれも指定暴力団・浪川会傘下組員=佐賀県多久市=ら3人の合わせて4人について、27日付けで不起訴処分とした。検察は不起訴処分の理由を明らかにしていない。
佐賀地方検察庁
4人は今年1月13日夜、佐賀市白山の路上で佐賀市の20代から50代の男性3人に対し、殴る蹴るなどの暴行を加えたとして、6月15日に逮捕されていた。
通行人からは 「10人ぐらいがケンカをしている」との通報があり、防犯カメラや目撃者の証言から4人を特定したが、この乱闘では互いのグループはそれぞれ十数人ずついたとみられている。
路上で男性3人を暴行 弘道会系「米川組」幹部と浪川会傘下組員ら4人を逮捕
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佐賀県警は15日、今年1月に佐賀市で男性3人に殴る蹴るの暴行を加えたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「三代目米川組」幹部・古梶学容疑者(47)=佐賀県唐津市=と、いずれも指定暴力団・浪川会傘下組員・谷村英雄容疑者(48)=佐賀県多久市=、篠川裕希容疑者(40)=同=、井上学容疑者(39)=同=ら3人の合わせて4人を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。県警は、ほかにも事件に関与した人物がいるとみて4人の認否を明らかにしていない。
佐賀県警察本部
4人は今年1月13日の夜、佐賀市白山の繁華街の路上で20代から50代の男性3人に対し、殴る蹴るの暴行を加えた疑いが持たれている。付近を通りかかった人から 「10人ぐらいがケンカをしている」と通報があり、防犯カメラや目撃者の証言から4人を特定し逮捕した。この乱闘では互いのグループはそれぞれ十数人ずついたとみられている。
この暴行事件の約5時間半後には、現場から300メートルほどの距離にある浪川会幹部の自宅に爆発物のようなものが投げ込まれ、窓ガラスが割れるなどの事件が起こっていて、県警は暴行された仕返しとして報復した可能性もあるとみて関連を捜査している。
佐賀県警は15日、今年1月に佐賀市で男性3人に殴る蹴るの暴行を加えたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「三代目米川組」幹部・古梶学容疑者(47)=佐賀県唐津市=と、いずれも指定暴力団・浪川会傘下組員・谷村英雄容疑者(48)=佐賀県多久市=、篠川裕希容疑者(40)=同=、井上学容疑者(39)=同=ら3人の合わせて4人を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。県警は、ほかにも事件に関与した人物がいるとみて4人の認否を明らかにしていない。
佐賀県警察本部
4人は今年1月13日の夜、佐賀市白山の繁華街の路上で20代から50代の男性3人に対し、殴る蹴るの暴行を加えた疑いが持たれている。付近を通りかかった人から 「10人ぐらいがケンカをしている」と通報があり、防犯カメラや目撃者の証言から4人を特定し逮捕した。この乱闘では互いのグループはそれぞれ十数人ずついたとみられている。
この暴行事件の約5時間半後には、現場から300メートルほどの距離にある浪川会幹部の自宅に爆発物のようなものが投げ込まれ、窓ガラスが割れるなどの事件が起こっていて、県警は暴行された仕返しとして報復した可能性もあるとみて関連を捜査している。
解体工事業者に「ぶっ殺すぞ」と脅迫 住吉会系「幸平一家」幹部を逮捕
警視庁は30日、東証プライム上場の不動産販売会社=東京都=から解体工事を請け負っていた会社の男性(当時55)に対し、「工事を早くしろよ。ぶっ殺すぞ」などと脅迫したとして、指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家幹部で「貴幸会」会長・斉藤順平容疑者(64)=埼玉県戸田市=を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。
警視庁本部
斉藤容疑者は2020年12月、不動産販売会社から発注されて解体工事を請け負っていた会社の男性に対して、「何をモタモタやってんだ。工事を早くしろよ。ぶっ殺してそこの庭に穴掘って埋めちまうぞ」などと脅迫した疑いがもたれている。
斉藤容疑者は、被害者の男性が工事を中断しようとしていることに腹を立て、仲間らと共謀して脅迫したという。被害者が警視庁に相談し事件が発覚した。
警視庁本部
斉藤容疑者は2020年12月、不動産販売会社から発注されて解体工事を請け負っていた会社の男性に対して、「何をモタモタやってんだ。工事を早くしろよ。ぶっ殺してそこの庭に穴掘って埋めちまうぞ」などと脅迫した疑いがもたれている。
斉藤容疑者は、被害者の男性が工事を中断しようとしていることに腹を立て、仲間らと共謀して脅迫したという。被害者が警視庁に相談し事件が発覚した。
知人の息子の仕返しで少年3人に暴行 山口組系「大石組」傘下組員ら4人を逮捕
北海道警札幌北署は、2022年10月に札幌市北区の公園で、10代の少年3人に土下座をさせて脅迫した上、頭を踏みつけるなどの暴行を加えたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系二代目大石組傘下「松平興業」組員・山内和俊容疑者(35)=札幌市白石区東札幌=と、23歳と19歳の男、29歳の女の合わせて4人を暴力行為法違反の疑いで逮捕した。調べに対し、山内容疑者ら4人全員、容疑を否認している。
札幌方面北警察署
山内容疑者ら4人は共謀し、2022年10月19日夕方ごろ、札幌市北区の公園で、15歳から17歳の少年3人を土下座させて脅迫した上、頭を踏みつけるなどの暴行を加えた疑いが持たれている。
事件前に4人は知人の息子から、被害者の少年3人に暴行されたという相談を受け、その仕返しのために少年3人を呼び出して犯行に及んだとみられ、現場には山内容疑者ら4人の他に10人以上が集まっていた。
目撃者から「子どもが大人に囲まれている」などと110番通報を受け事件が発覚。同署が、その後の捜査から4人の犯行を特定し逮捕した。同署は、他にも関与した人物がいる可能性など、引き続き捜査している。
札幌方面北警察署
山内容疑者ら4人は共謀し、2022年10月19日夕方ごろ、札幌市北区の公園で、15歳から17歳の少年3人を土下座させて脅迫した上、頭を踏みつけるなどの暴行を加えた疑いが持たれている。
事件前に4人は知人の息子から、被害者の少年3人に暴行されたという相談を受け、その仕返しのために少年3人を呼び出して犯行に及んだとみられ、現場には山内容疑者ら4人の他に10人以上が集まっていた。
目撃者から「子どもが大人に囲まれている」などと110番通報を受け事件が発覚。同署が、その後の捜査から4人の犯行を特定し逮捕した。同署は、他にも関与した人物がいる可能性など、引き続き捜査している。
沖縄署襲撃、護送車破壊 当時特定少年の男に懲役1年6月・執行猶予4年の判決
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那覇地裁(小野裕信裁判官)は9日、2022年1月に沖縄県警沖縄署で若者ら数百人が集まり、一部が投石などをした事件で、護送車などを壊したとして暴力行為法違反罪に問われた建築作業員の男(20)の判決公判で、懲役1年6月、執行猶予4年(求刑・懲役1年6月)の判決を言い渡した。
事件当時の沖縄警察署
沖縄署襲撃事件で初めての判決で、小野裁判官は、襲撃事件は「暴動と言える粗暴なもの」と指摘。周囲にいた群衆をあおり、自らも物を投げ付けたとして、首謀者に次ぐ重要な役割だったと指摘、一方で当時19歳の特定少年で、反省しているとして執行猶予付きの判決とした。
沖縄署襲撃事件では、一緒に起訴されている指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告が、襲撃を主導した中心人物とみられている。
那覇地裁(小野裕信裁判官)は9日、2022年1月に沖縄県警沖縄署で若者ら数百人が集まり、一部が投石などをした事件で、護送車などを壊したとして暴力行為法違反罪に問われた建築作業員の男(20)の判決公判で、懲役1年6月、執行猶予4年(求刑・懲役1年6月)の判決を言い渡した。
事件当時の沖縄警察署
沖縄署襲撃事件で初めての判決で、小野裁判官は、襲撃事件は「暴動と言える粗暴なもの」と指摘。周囲にいた群衆をあおり、自らも物を投げ付けたとして、首謀者に次ぐ重要な役割だったと指摘、一方で当時19歳の特定少年で、反省しているとして執行猶予付きの判決とした。
沖縄署襲撃事件では、一緒に起訴されている指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告が、襲撃を主導した中心人物とみられている。
クラブで客を殴り「殺すぞ」 山口組傘下組員の「DJ JUN」ら男8人を逮捕
警視庁は、東京都渋谷区のクラブで男性客の顔を殴ってケガを負わせたうえ、警備の男性を集団で威圧したなどとして、「DJ JUN」として音楽活動をしている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「落合金町連合」組員・川合淳容疑者(40)=渋谷区道玄坂2=と、同組員・キング辰朗容疑者(22)=住所不定=ら、男8人を暴力行為等処罰法違反と傷害の疑いで再逮捕した。
川合淳容疑者(40)
川合容疑者らは2022年8月28日午前2時ごろ、仲間の誕生日会で渋谷区道玄坂のクラブに11人で集まり、男性客に「ぶつかった」などと因縁をつけ、集団で「殺すぞ」などと威圧、さらにキング容疑者がこの客の知人男性の顔を殴り、全治およそ1週間のケガを負わせた疑いがもたれている。調べに対し川合容疑者は黙秘、キング容疑者は「殴ったことは間違いない」と容疑を認めている。
犯行後、川合容疑者らはクラブから退店させられていたが、午前5時20分ごろ再びクラブに戻り、入り口付近で警備をしていたクラブの男性従業員(36)に対し、特殊警棒などを見せながら、集団で「何だお前、ふざけんなよ」などと威圧した容疑でも立件されている。この事件では、これまでにあわせて11人が逮捕されている。
川合淳容疑者(40)
川合容疑者らは2022年8月28日午前2時ごろ、仲間の誕生日会で渋谷区道玄坂のクラブに11人で集まり、男性客に「ぶつかった」などと因縁をつけ、集団で「殺すぞ」などと威圧、さらにキング容疑者がこの客の知人男性の顔を殴り、全治およそ1週間のケガを負わせた疑いがもたれている。調べに対し川合容疑者は黙秘、キング容疑者は「殴ったことは間違いない」と容疑を認めている。
犯行後、川合容疑者らはクラブから退店させられていたが、午前5時20分ごろ再びクラブに戻り、入り口付近で警備をしていたクラブの男性従業員(36)に対し、特殊警棒などを見せながら、集団で「何だお前、ふざけんなよ」などと威圧した容疑でも立件されている。この事件では、これまでにあわせて11人が逮捕されている。
沖縄署襲撃事件 当時19歳の男の初公判 検察側が1年6月を求刑
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那覇地裁で19日、2022年1月に沖縄県警沖縄署を多数の若者が取り囲み一部が投石などをした事件で、暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)の罪に問われた特定少年(当時19)だった建築作業員の男(20)=沖縄県宜野湾市=の初公判が開かれ、被告は起訴内容を認め、共犯者の指示で周囲を扇動したと述べた。
那覇地方裁判所
検察側は論告で、被告が署前で襲撃開始の合図や周囲の行為をあおるなど「重要な役割を果たした」と指摘。共犯者のSNS投稿による呼びかけで加わり、扇動も指示を受けての行為としながら「面白がって扇動を続けた。安易な考えとはいえ、刑事責任は軽視できない」と述べ、懲役1年6月を求刑した。
一方、弁護側は被告が襲撃をあおった行為などを認めつつ、少年らを介して襲撃を主導したなどとして同罪で起訴された指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告被告(22)=沖縄県南城市玉城親慶原=の指示を、「拒否できない関係にあった」と主張。事実を認めている事情なども酌むべきだとし、罰金刑を求めた。
被告人質問で、被告は指示通り動いたことについて「(暴力団構成員の男が)怖い先輩と分かっていたのでやった」と述べた一方、「途中から楽しくなった」とも話した。裁判は同日結審し、判決は5月9日に言い渡される予定。
那覇地裁で19日、2022年1月に沖縄県警沖縄署を多数の若者が取り囲み一部が投石などをした事件で、暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)の罪に問われた特定少年(当時19)だった建築作業員の男(20)=沖縄県宜野湾市=の初公判が開かれ、被告は起訴内容を認め、共犯者の指示で周囲を扇動したと述べた。
那覇地方裁判所
検察側は論告で、被告が署前で襲撃開始の合図や周囲の行為をあおるなど「重要な役割を果たした」と指摘。共犯者のSNS投稿による呼びかけで加わり、扇動も指示を受けての行為としながら「面白がって扇動を続けた。安易な考えとはいえ、刑事責任は軽視できない」と述べ、懲役1年6月を求刑した。
一方、弁護側は被告が襲撃をあおった行為などを認めつつ、少年らを介して襲撃を主導したなどとして同罪で起訴された指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告被告(22)=沖縄県南城市玉城親慶原=の指示を、「拒否できない関係にあった」と主張。事実を認めている事情なども酌むべきだとし、罰金刑を求めた。
被告人質問で、被告は指示通り動いたことについて「(暴力団構成員の男が)怖い先輩と分かっていたのでやった」と述べた一方、「途中から楽しくなった」とも話した。裁判は同日結審し、判決は5月9日に言い渡される予定。