客引き売春の違法風俗店からみかじめ料 山口組系「誠友会」を家宅捜索
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北海道警は14日、札幌の繁華街・ススキノ地区の通行人に客引きをして売春をさせたとして、違法風俗店2店舗の経営者らが逮捕された事件で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目誠友会」の本部事務所を家宅捜索した。

誠友会を家宅捜索
摘発された違法風俗店は、札幌ススキノで複数の通行人に客引き行為をして、中央区南6条西5丁目にある風俗店2店舗に通行人を案内し、店内で女性従業員と売春行為をさせたなどとして、経営者・小渡直樹被告と武藤伸也被告ら9人が、今年2月20日に逮捕され、うち6人が今月13日に売春防止法違反の罪で起訴されていた。この違法風俗店が、年間1億円以上を売り上げ、一部を「用心棒代」や「みかじめ料」として誠友会に上納していた疑いがもたれている。

摘発された性風俗店

道警は、誠友会の家宅捜索を通じて、組織的関与や金の流れなど実態の解明をすすめている。
北海道警は14日、札幌の繁華街・ススキノ地区の通行人に客引きをして売春をさせたとして、違法風俗店2店舗の経営者らが逮捕された事件で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目誠友会」の本部事務所を家宅捜索した。

誠友会を家宅捜索
摘発された違法風俗店は、札幌ススキノで複数の通行人に客引き行為をして、中央区南6条西5丁目にある風俗店2店舗に通行人を案内し、店内で女性従業員と売春行為をさせたなどとして、経営者・小渡直樹被告と武藤伸也被告ら9人が、今年2月20日に逮捕され、うち6人が今月13日に売春防止法違反の罪で起訴されていた。この違法風俗店が、年間1億円以上を売り上げ、一部を「用心棒代」や「みかじめ料」として誠友会に上納していた疑いがもたれている。

摘発された性風俗店

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無許可キャバクラ店から犯罪収益収受 山口組系心腹会傘下事務所を捜索
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愛知県警と三重県警は1日午前10時半過ぎ、無許可営業のキャバクラ店の収益を受け取っていたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目心腹会傘下「金津組」組長・金津朋大容疑者(39)=三重県四日市市=が逮捕された事件を受け、三重県四日市市にある「金津組」の事務所を家宅捜索した。

「K2グループ」の押収品
この無許可営業のキャバクラ店は、三重県内最大規模の風俗店グループ「K2グループ」の1つで、今年2月にも名古屋市中区にある「K2グループ」のたこ焼き店で、コカイン約0.7グラムを販売目的で所持していたとして、経営者と従業員の男2人が逮捕されている。
両県警は、押収した資料などをもとに「K2グループ」の全容解明や、暴力団への金の流れなど捜査を進めている。
愛知県警と三重県警は1日午前10時半過ぎ、無許可営業のキャバクラ店の収益を受け取っていたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目心腹会傘下「金津組」組長・金津朋大容疑者(39)=三重県四日市市=が逮捕された事件を受け、三重県四日市市にある「金津組」の事務所を家宅捜索した。

「K2グループ」の押収品
この無許可営業のキャバクラ店は、三重県内最大規模の風俗店グループ「K2グループ」の1つで、今年2月にも名古屋市中区にある「K2グループ」のたこ焼き店で、コカイン約0.7グラムを販売目的で所持していたとして、経営者と従業員の男2人が逮捕されている。
両県警は、押収した資料などをもとに「K2グループ」の全容解明や、暴力団への金の流れなど捜査を進めている。
「K2グループ」幹部から違法収益で購入の贈り物を収受 山口組傘下組長を逮捕
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愛知・三重の両県警合同捜査本部は、今年1月に摘発された三重県内最大とみられる風俗店グループ「K2グループ」の幹部らから、違法収益で購入した贈り物を受け取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目心腹会傘下「金津組」組長・金津朋大容疑者(39)=三重県四日市市=と、「K2グループ」の幹部らあわせて4人を逮捕した。

「K2グループ」の押収品
金津容疑者は、2022年に「K2グループ」幹部らから、違法な収益で購入した洋服などの贈り物を受け取ったり、キャバクラ店の収益を受け取っていたなど組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等収受)の疑いが持たれている。
「K2グループ」をめぐっては今年1月、違法な客引き行為を行ったとして幹部ら15人が風営法違反などの疑いで逮捕され、その後、不法残留ベトナム人の男ら3人を三重県四日市市のキャバクラ店で働かせたとして再逮捕されていた。
また「K2グループ」のメンバーとみられる2人が、名古屋市中区のたこ焼き店でコカインを所持した疑いでも逮捕され、店を隠れみのにした違法薬物の密売にも関わっていた疑いがあるという。
すでに逮捕されたグループのメンバーは30人以上にのぼり、警察が実態解明を進めるとともに、暴力団との関係について詳しく調べている。
愛知・三重の両県警合同捜査本部は、今年1月に摘発された三重県内最大とみられる風俗店グループ「K2グループ」の幹部らから、違法収益で購入した贈り物を受け取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目心腹会傘下「金津組」組長・金津朋大容疑者(39)=三重県四日市市=と、「K2グループ」の幹部らあわせて4人を逮捕した。

「K2グループ」の押収品
金津容疑者は、2022年に「K2グループ」幹部らから、違法な収益で購入した洋服などの贈り物を受け取ったり、キャバクラ店の収益を受け取っていたなど組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等収受)の疑いが持たれている。
「K2グループ」をめぐっては今年1月、違法な客引き行為を行ったとして幹部ら15人が風営法違反などの疑いで逮捕され、その後、不法残留ベトナム人の男ら3人を三重県四日市市のキャバクラ店で働かせたとして再逮捕されていた。
また「K2グループ」のメンバーとみられる2人が、名古屋市中区のたこ焼き店でコカインを所持した疑いでも逮捕され、店を隠れみのにした違法薬物の密売にも関わっていた疑いがあるという。
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市民襲撃など6事件 工藤会ナンバー3の理事長に無期懲役判決
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福岡地裁は26日、特定危険指定暴力団・工藤會が起こしたとされる市民襲撃など6事件に関わったとして、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)などの罪に問われた工藤會ナンバー3の理事長・菊地敬吾被告(50)に対し、伊藤寛樹裁判長は求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。

菊地敬吾被告
菊地被告は、暴力団排除の標章を掲示した北九州市の飲食店のビルが2012年に放火されたり、経営者らが襲撃されたりなどした3事件に加え、同年、福岡県警元警部への銃撃事件、2013年の看護師刺傷事件、2014年の歯科医師刺傷事件の計6件で起訴されていた。
2020年12月に始まった菊地被告の公判ではいずれも関与を否定し、無罪を主張していた。弁護側は不当判決として、控訴する方針。
福岡地裁は26日、特定危険指定暴力団・工藤會が起こしたとされる市民襲撃など6事件に関わったとして、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)などの罪に問われた工藤會ナンバー3の理事長・菊地敬吾被告(50)に対し、伊藤寛樹裁判長は求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。

菊地敬吾被告
菊地被告は、暴力団排除の標章を掲示した北九州市の飲食店のビルが2012年に放火されたり、経営者らが襲撃されたりなどした3事件に加え、同年、福岡県警元警部への銃撃事件、2013年の看護師刺傷事件、2014年の歯科医師刺傷事件の計6件で起訴されていた。
2020年12月に始まった菊地被告の公判ではいずれも関与を否定し、無罪を主張していた。弁護側は不当判決として、控訴する方針。
仙台地裁:賭けマージャン店の違法収益55万円に「没収保全命令」
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仙台地裁は21日、宮城県仙台市若林区のマージャン店「麻雀ドラゴン」で常習的に賭けマージャンが行われていたとして、賭博開張図利の疑いで逮捕された店の実質的経営者・庄司一夫容疑者(66)が、賭けマージャンで得た収益およそ55万円について「没収保全命令」を出した。

摘発された麻雀ドラゴン
宮城県警がマージャン店や関係先の家宅捜索を行い、押収した現金およそ55万円が賭けマージャンで得た犯罪収益であることが判明し、21日に仙台地裁に組織犯罪処罰法に基づく「没収保全命令」を請求し、同日認められた。
組織犯罪処罰法では、刑事裁判の判決の言い渡し前に、犯罪収益が隠匿されたり使われたりするのを防ぐために、起訴前の没収を認めている。
このマージャン店は、指定暴力団・住吉会傘下幹部・鎌田靖之容疑者(49)=仙台市宮城野区萩野町=も経営に関与していたとみられていて、県警は店の売り上げが暴力団に流れていたとみて、引き続き調べを進めている。
仙台地裁は21日、宮城県仙台市若林区のマージャン店「麻雀ドラゴン」で常習的に賭けマージャンが行われていたとして、賭博開張図利の疑いで逮捕された店の実質的経営者・庄司一夫容疑者(66)が、賭けマージャンで得た収益およそ55万円について「没収保全命令」を出した。

摘発された麻雀ドラゴン
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組織犯罪処罰法では、刑事裁判の判決の言い渡し前に、犯罪収益が隠匿されたり使われたりするのを防ぐために、起訴前の没収を認めている。
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歌舞伎町キャバクラ店の業務妨害 犯人隠避で住吉会系傘下組員らを逮捕
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警視庁は17日、2021年のクリスマスに歌舞伎町のキャバクラ店の業務を妨害したとして指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家傘下幹部ら10人が逮捕された事件で、主犯格の幹部の男をかくまったとして住吉会系傘下組員・木村拓矢容疑者(36)ら男女2人を犯人隠避の容疑で逮捕した。調べに対し、木村容疑者は黙秘し、女は容疑を否認している。

木村拓矢容疑者(36)
木村容疑者ら2人は今月3日、警視庁が捜査していた幸平一家傘下「堺組」幹部で、「中越組」組長・中越健二郎容疑者を群馬県の宿泊施設にかくまった疑いがもたれている。
中越容疑者は2021年12月のクリスマスイブとクリスマスの夜に歌舞伎町のキャバクラ店の業務を妨害したとして、10人が逮捕された事件の主犯格とみられていた。木村容疑者ら2人は、他の仲間とともに中越容疑者と群馬県のキャンプ場でバーベキューをしていたという。
警視庁は17日、2021年のクリスマスに歌舞伎町のキャバクラ店の業務を妨害したとして指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家傘下幹部ら10人が逮捕された事件で、主犯格の幹部の男をかくまったとして住吉会系傘下組員・木村拓矢容疑者(36)ら男女2人を犯人隠避の容疑で逮捕した。調べに対し、木村容疑者は黙秘し、女は容疑を否認している。

木村拓矢容疑者(36)
木村容疑者ら2人は今月3日、警視庁が捜査していた幸平一家傘下「堺組」幹部で、「中越組」組長・中越健二郎容疑者を群馬県の宿泊施設にかくまった疑いがもたれている。
中越容疑者は2021年12月のクリスマスイブとクリスマスの夜に歌舞伎町のキャバクラ店の業務を妨害したとして、10人が逮捕された事件の主犯格とみられていた。木村容疑者ら2人は、他の仲間とともに中越容疑者と群馬県のキャンプ場でバーベキューをしていたという。
キャバクラ従業員や来店客威嚇 主犯格の幸平一家傘下「堺組」幹部を逮捕
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警視庁は3日、2021年12月にキャバクラ店への入店を断られた腹いせに、従業員や来店客を威嚇するなど店の業務を妨害した事件で、逃走していた指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家傘下「堺組」幹部で、「中越組」組長・中越健二郎容疑者(44)を逃走先のキャンプ場で逮捕した。

警視庁本部
中越容疑者は、2021年のクリスマスイブとクリスマスの夜、東京の新宿・歌舞伎町のキャバクラ店の前に、仲間らと集まり、従業員や客をにらみつけ店の業務を妨害した疑いがもたれている。中越容疑者は事件の主犯格とみられ、3日に群馬県内のキャンプ場で身柄を確保し逮捕された。
東京都新宿区歌舞伎町にあるキャバクラ店が暴力団員だと気付き入店を拒否したところ、腹いせで組員らが約3週間にわたり、店の前でたむろし従業員や来店客を威嚇するなどした疑いがもたれていて、この事件では今年7月に組員ら9人が組織犯罪処罰法違反(組織的な業務妨害)の疑いで逮捕されていた。
警視庁は3日、2021年12月にキャバクラ店への入店を断られた腹いせに、従業員や来店客を威嚇するなど店の業務を妨害した事件で、逃走していた指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家傘下「堺組」幹部で、「中越組」組長・中越健二郎容疑者(44)を逃走先のキャンプ場で逮捕した。

警視庁本部
中越容疑者は、2021年のクリスマスイブとクリスマスの夜、東京の新宿・歌舞伎町のキャバクラ店の前に、仲間らと集まり、従業員や客をにらみつけ店の業務を妨害した疑いがもたれている。中越容疑者は事件の主犯格とみられ、3日に群馬県内のキャンプ場で身柄を確保し逮捕された。
東京都新宿区歌舞伎町にあるキャバクラ店が暴力団員だと気付き入店を拒否したところ、腹いせで組員らが約3週間にわたり、店の前でたむろし従業員や来店客を威嚇するなどした疑いがもたれていて、この事件では今年7月に組員ら9人が組織犯罪処罰法違反(組織的な業務妨害)の疑いで逮捕されていた。
入店拒否のキャバクラ店へ組織的営業妨害 住吉会系幸平一家傘下「堺組」幹部ら9人を逮捕
警視庁暴力団対策課は27日までに、昨年12月に入店を拒否されたキャバクラ店の入り口に毎日集まり、従業員や来店客を威嚇するなど営業を妨害したとして、指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家傘下「堺組」幹部・瓜生拓也容疑者(42)=東京都稲城市=や、同幹部・松嶋重容疑者(44)=東京都中野区=ら9人を組織犯罪処罰法違反(組織的な業務妨害)の疑いで逮捕した。入店拒否への報復として組織的に営業を妨害していたとして、刑法の威力業務妨害より罰則の重い組織犯罪処罰法違反容疑を適用した。瓜生容疑者ら9人は、いずれも黙秘または否認している。

瓜生拓也容疑者(42)
瓜生容疑者ら9人は昨年のクリスマスの12月24、25日の夜、東京都新宿区歌舞伎町のキャバクラ店の入り口周辺に集まり、出入りする従業員や客をにらみつけるなど威嚇して店の営業を妨害した疑いがもたれている。防犯カメラなどから少なくとも9人の関与を裏付けたとしている。
このキャバクラ店には昨年10月から瓜生容疑者ら組員が出入りしていたが、暴力団排除のため男性店長(38)が12月6日に別の堺組幹部と直接会い、「もう来ないでくれ」と告げると、瓜生容疑者らはその日から12月29日まで同様の妨害行為を毎日続けた。

瓜生拓也容疑者(42)
瓜生容疑者ら9人は昨年のクリスマスの12月24、25日の夜、東京都新宿区歌舞伎町のキャバクラ店の入り口周辺に集まり、出入りする従業員や客をにらみつけるなど威嚇して店の営業を妨害した疑いがもたれている。防犯カメラなどから少なくとも9人の関与を裏付けたとしている。
このキャバクラ店には昨年10月から瓜生容疑者ら組員が出入りしていたが、暴力団排除のため男性店長(38)が12月6日に別の堺組幹部と直接会い、「もう来ないでくれ」と告げると、瓜生容疑者らはその日から12月29日まで同様の妨害行為を毎日続けた。
みかじめ料断られカラーボールを投げつけ業務妨害 新たに1人逮捕
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沖縄県警宮古島署は12日、宮古島市の飲食店内でカラーボールを投げつけ業務を妨害した事件に関わったとして、建築業の男(25)=宮古島市=を組織的犯罪処罰法違反(建造物損壊、威力業務妨害)と器物損壊の疑いで逮捕した。この事件では、これまでに指定暴力団・旭琉會系「二代目功揚一家」組員ら6人が逮捕、送致され、うち5人が6月29日に起訴されていて、7人目となる。

沖縄県警宮古島警察署
今年2月14日午後9時ごろ、宮古島市の飲食店の床やソファなどにカラーボールを投げつけ業務を妨害したことに共謀した疑い。同署によると、7人で役割を分担。被告らが店にみかじめ料を要求したが断られ、犯行に及んだとみている。同署と県警組織犯罪対策課が合同で捜査していた。
沖縄県警宮古島署は12日、宮古島市の飲食店内でカラーボールを投げつけ業務を妨害した事件に関わったとして、建築業の男(25)=宮古島市=を組織的犯罪処罰法違反(建造物損壊、威力業務妨害)と器物損壊の疑いで逮捕した。この事件では、これまでに指定暴力団・旭琉會系「二代目功揚一家」組員ら6人が逮捕、送致され、うち5人が6月29日に起訴されていて、7人目となる。

沖縄県警宮古島警察署
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濠州から2.5億円不正送金 弘道会の資金源 風俗店グループ会長らを再逮捕
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愛知県警中村署などは3日、保有していた海外資産約2億5千万円を不正に国内の口座に送金したとして、名古屋市を拠点に風俗店などを運営する「ブルーグループ」会長・佐藤義徳容疑者(64)=名古屋市昭和区福原町=ら3人を詐欺と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の疑いで再逮捕した。佐藤容疑者は特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会最高幹部と関係が深いとされ、県警は、弘道会の資金源の一人とみている。

愛知県警察本部
佐藤容疑者ら3人は2021年、佐藤容疑者が保有し満期を迎えていたオーストラリアの投資型保険の保険金など約3億5千万円を不正に国内送金したなどとして、今年6月に逮捕されていた。
3人の再逮捕容疑は、佐藤容疑者の海外資産を国内に持ち込もうと考え、2021年11月に不正に開設した女性名義の口座にオーストラリアから約2億5千万円を送金した疑い。
愛知県警中村署などは3日、保有していた海外資産約2億5千万円を不正に国内の口座に送金したとして、名古屋市を拠点に風俗店などを運営する「ブルーグループ」会長・佐藤義徳容疑者(64)=名古屋市昭和区福原町=ら3人を詐欺と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の疑いで再逮捕した。佐藤容疑者は特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会最高幹部と関係が深いとされ、県警は、弘道会の資金源の一人とみている。

愛知県警察本部
佐藤容疑者ら3人は2021年、佐藤容疑者が保有し満期を迎えていたオーストラリアの投資型保険の保険金など約3億5千万円を不正に国内送金したなどとして、今年6月に逮捕されていた。
3人の再逮捕容疑は、佐藤容疑者の海外資産を国内に持ち込もうと考え、2021年11月に不正に開設した女性名義の口座にオーストラリアから約2億5千万円を送金した疑い。
特殊詐欺の被害金を上納させ収受 元・神戸山口組系雄剛一家総長を逮捕
警視庁は22日までに、親族を装いで千葉県在住の高齢女性からだまし取った現金の一部を、上納金として受け取ったとして、元特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「雄剛一家(解散)」総長・阿部剛容疑者(53)=東京都新宿区=を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等収受)の疑いで逮捕した。阿部容疑者の認否は明らかにしていない。

2019年9月、親族を名乗る人物が千葉県松戸市在住の80代女性に電話をかけ「営業のお客さんの関係で200万円が必要」とウソを言われ、現金200万円をだまし取られた。阿部容疑者はその日に騙し取られた現金のうち8万円を上納金として受け取った疑いがある。
この詐欺事件に関連して、女性から現金を受け取る役割を担ったとして、神戸山口組系幹部で元雄剛一家若頭・小暮敦容疑者(39)=埼玉県和光市=ら男3人も詐欺容疑で逮捕した。女性がだまし取られた現金は詐欺グループ内で分配され、一部を小暮容疑者が当時同じ組のトップだった阿部容疑者に手渡したとみている。
この詐欺グループによる被害は今回の事件を含め、2019年9月~10月の間で4件、計約800万円に上るとみられている。

2019年9月、親族を名乗る人物が千葉県松戸市在住の80代女性に電話をかけ「営業のお客さんの関係で200万円が必要」とウソを言われ、現金200万円をだまし取られた。阿部容疑者はその日に騙し取られた現金のうち8万円を上納金として受け取った疑いがある。
この詐欺事件に関連して、女性から現金を受け取る役割を担ったとして、神戸山口組系幹部で元雄剛一家若頭・小暮敦容疑者(39)=埼玉県和光市=ら男3人も詐欺容疑で逮捕した。女性がだまし取られた現金は詐欺グループ内で分配され、一部を小暮容疑者が当時同じ組のトップだった阿部容疑者に手渡したとみている。
この詐欺グループによる被害は今回の事件を含め、2019年9月~10月の間で4件、計約800万円に上るとみられている。
工藤会ナンバー3の菊地敬吾理事長に無期懲役を求刑 市民襲撃6事件に関与
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福岡地裁(伊藤寛樹裁判長)で16日、市民を襲撃するなどした6事件に関与したとして、組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人未遂)などに問われていた特定危険指定暴力団・工藤會ナンバー3の理事長・菊地敬吾被告(49)の公判が開かれ、検察側は論告で無期懲役を求刑した。

菊地敬吾被告
検察側は約3時間半にわたる論告の最後に、「菊地被告が組長を務める田中組の威信を誇示するための暴力的理論に基づく凶悪な犯行。実行を決定し配下の組員に指示した首謀者で、全面的に否認。工藤会からの離脱の意思も示しておらず、いずれも一般市民である被害者を襲撃し、それぞれ瀕死の状態にした刑事的責任は極めて重大」として、菊地被告に対し無期懲役を求刑した。
菊地被告は、工藤會トップで総裁・野村悟被告(75)(殺人罪などで死刑判決、控訴中)らの指揮命令下で実行された元警部銃撃事件など4つの市民襲撃事件のうち、2012年から2014年にかけて起きた3つの事件に関与したとされているほか、2012年には配下の組員に指示して、暴力団排除の標章を掲げた飲食店に放火や飲食店経営者ら2人を刺傷するなど、あわせて6つの事件で組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人未遂)などの罪に問われている。
菊地被告は2020年12月の初公判で「身に覚えがありません」と起訴内容を否認し、弁護側は無罪を主張した。工藤會総裁・野村悟被告と、会長・田上不美夫被告は一貫して無罪を主張し控訴している。弁護側の最終弁論は10月6日に行われる予定。
福岡地裁(伊藤寛樹裁判長)で16日、市民を襲撃するなどした6事件に関与したとして、組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人未遂)などに問われていた特定危険指定暴力団・工藤會ナンバー3の理事長・菊地敬吾被告(49)の公判が開かれ、検察側は論告で無期懲役を求刑した。

菊地敬吾被告
検察側は約3時間半にわたる論告の最後に、「菊地被告が組長を務める田中組の威信を誇示するための暴力的理論に基づく凶悪な犯行。実行を決定し配下の組員に指示した首謀者で、全面的に否認。工藤会からの離脱の意思も示しておらず、いずれも一般市民である被害者を襲撃し、それぞれ瀕死の状態にした刑事的責任は極めて重大」として、菊地被告に対し無期懲役を求刑した。
菊地被告は、工藤會トップで総裁・野村悟被告(75)(殺人罪などで死刑判決、控訴中)らの指揮命令下で実行された元警部銃撃事件など4つの市民襲撃事件のうち、2012年から2014年にかけて起きた3つの事件に関与したとされているほか、2012年には配下の組員に指示して、暴力団排除の標章を掲げた飲食店に放火や飲食店経営者ら2人を刺傷するなど、あわせて6つの事件で組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人未遂)などの罪に問われている。
菊地被告は2020年12月の初公判で「身に覚えがありません」と起訴内容を否認し、弁護側は無罪を主張した。工藤會総裁・野村悟被告と、会長・田上不美夫被告は一貫して無罪を主張し控訴している。弁護側の最終弁論は10月6日に行われる予定。
飲食店内でカラーボール投げ業務妨害 旭琉會系功揚一家組員ら5人を逮捕
沖縄県警宮古島署は9日までに、みかじめ料の要求を断られたことに腹を立て、宮古島市の飲食店内でカラーボールを投げつけ業務を妨害したとして、指定暴力団・旭琉會系「二代目功揚一家」組員(47)ら5人を組織的犯罪処罰法違反(建造物損壊・威力業務妨害)の疑いで逮捕した。

沖縄県警宮古島警察署
5人は共謀して、今年2月14日午後9時ごろ、みかじめ料の要求を断られたことに腹を立て、宮古島市の飲食店の床やソファなどに「ガチャガチャ」や「ガチャポン」と呼ばれるプラスチックのカプセルにペンキを入れて作ったカラーボールを2回投げつけ業務を妨害した疑い。店は約46万円相当の損害を受け、当日の営業を停止した。
同容疑者らは店と金銭トラブルになり犯行を計画、実行する役割を分担して犯行に及んだという。同署と組織犯罪対策課が、事件に関わった人物が他にもいるとみて、捜査を進めている。

沖縄県警宮古島警察署
5人は共謀して、今年2月14日午後9時ごろ、みかじめ料の要求を断られたことに腹を立て、宮古島市の飲食店の床やソファなどに「ガチャガチャ」や「ガチャポン」と呼ばれるプラスチックのカプセルにペンキを入れて作ったカラーボールを2回投げつけ業務を妨害した疑い。店は約46万円相当の損害を受け、当日の営業を停止した。
同容疑者らは店と金銭トラブルになり犯行を計画、実行する役割を分担して犯行に及んだという。同署と組織犯罪対策課が、事件に関わった人物が他にもいるとみて、捜査を進めている。
無許可セクキャバ経営者からみかじめ料 山口組系弘道会傘下谷誠会会長ら2人を逮捕
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愛知県警は、愛知県名古屋市の繁華街・錦三にある「セクシーキャバクラ」経営者から「用心棒代」を受け取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「二代目谷誠会」会長・小川明広容疑者(57)と、谷誠会組員・塩谷正憲容疑者(52)の2人を逮捕した。2人の認否は明らかにしていない。

二代目谷誠会事務所
小川容疑者らは去年9月、名古屋市中区錦三丁目にあるセクシーキャバクラの経営者から、用心棒代として現金20万円を受け取った疑いが持たれている。県警は、この店を今年1月に無許可で営業していたとして風営法違反の疑いで摘発していて、売上が暴力団の資金源になっていたとみて、谷誠会の事務所を家宅捜索していた。県警は余罪についても調べている。
愛知県警は、愛知県名古屋市の繁華街・錦三にある「セクシーキャバクラ」経営者から「用心棒代」を受け取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「二代目谷誠会」会長・小川明広容疑者(57)と、谷誠会組員・塩谷正憲容疑者(52)の2人を逮捕した。2人の認否は明らかにしていない。

二代目谷誠会事務所
小川容疑者らは去年9月、名古屋市中区錦三丁目にあるセクシーキャバクラの経営者から、用心棒代として現金20万円を受け取った疑いが持たれている。県警は、この店を今年1月に無許可で営業していたとして風営法違反の疑いで摘発していて、売上が暴力団の資金源になっていたとみて、谷誠会の事務所を家宅捜索していた。県警は余罪についても調べている。
無許可キャバクラ店経営 道仁会系組長に約2.9億円の追徴金
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福岡地裁(神原浩裁判官)は9日、無許可でキャバクラ店を経営したとして風営法違反と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益仮装)の罪に問われた指定暴力団・道仁会幹部で「博道組」組長・山崎智史被告(42)=福岡市博多区=に対し、懲役1年6月、執行猶予3年、罰金100万円、没収約390万円、追徴金約2億8638万円の判決を言い渡した。

福岡地方裁判所
山崎被告は2018年3月~2021年2月、福岡市博多区中州で「暴力団員立入禁止」の標章が掲示されたキャバクラ店を無許可営業し、売り上げの一部を知人の口座に振り込ませて犯罪収益を隠匿したとして2021年3月に起訴され、同年6月の公判で検察側は懲役1年6月、罰金100万円、追徴金2億8638万円を求刑していた。
9日の判決で神原浩裁判官は、弁護側の売上金は酒の購入や従業員の給料など経費に充てられ、経営は赤字だったとして「利益がなかったのに追徴するのはおかしい」との主張に対し、売上金が暴力団の資金源となった点を重視。「店の利益は、少なくとも間接的には暴力団の資金源になっていたと認められる。山崎被告が店を経営することを是認する余地はなく、経費分も含めて追徴する必要性は高い」と述べ、検察側の求刑に対して執行猶予を付けただけで、金額については主張通りとした。
組組織犯罪処罰法は、犯罪収益を没収できない場合、同じ価値の土地や物品などの財産を追徴することができると規定。追徴額は裁判所に裁量があり、事件の性質に応じて決定していて、今回の事件では売上金約2億9千万円に対し、押収できた没収分の約390万円を除く全額を追徴した。弁護側は控訴する方針。
福岡地検は2021年3月、組長である山崎被告名義の鉄骨4階建て組事務所の仮差し押さえを請求し、福岡地裁が認めている。裁判所は追徴を逃れるために財産が処分されないよう、判決確定前に追徴保全命令を出して仮差し押さえすることができる。判決が確定して追徴金が支払えない場合、事務所は国の所有になる。
福岡地裁(神原浩裁判官)は9日、無許可でキャバクラ店を経営したとして風営法違反と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益仮装)の罪に問われた指定暴力団・道仁会幹部で「博道組」組長・山崎智史被告(42)=福岡市博多区=に対し、懲役1年6月、執行猶予3年、罰金100万円、没収約390万円、追徴金約2億8638万円の判決を言い渡した。

福岡地方裁判所
山崎被告は2018年3月~2021年2月、福岡市博多区中州で「暴力団員立入禁止」の標章が掲示されたキャバクラ店を無許可営業し、売り上げの一部を知人の口座に振り込ませて犯罪収益を隠匿したとして2021年3月に起訴され、同年6月の公判で検察側は懲役1年6月、罰金100万円、追徴金2億8638万円を求刑していた。
9日の判決で神原浩裁判官は、弁護側の売上金は酒の購入や従業員の給料など経費に充てられ、経営は赤字だったとして「利益がなかったのに追徴するのはおかしい」との主張に対し、売上金が暴力団の資金源となった点を重視。「店の利益は、少なくとも間接的には暴力団の資金源になっていたと認められる。山崎被告が店を経営することを是認する余地はなく、経費分も含めて追徴する必要性は高い」と述べ、検察側の求刑に対して執行猶予を付けただけで、金額については主張通りとした。
組組織犯罪処罰法は、犯罪収益を没収できない場合、同じ価値の土地や物品などの財産を追徴することができると規定。追徴額は裁判所に裁量があり、事件の性質に応じて決定していて、今回の事件では売上金約2億9千万円に対し、押収できた没収分の約390万円を除く全額を追徴した。弁護側は控訴する方針。
福岡地検は2021年3月、組長である山崎被告名義の鉄骨4階建て組事務所の仮差し押さえを請求し、福岡地裁が認めている。裁判所は追徴を逃れるために財産が処分されないよう、判決確定前に追徴保全命令を出して仮差し押さえすることができる。判決が確定して追徴金が支払えない場合、事務所は国の所有になる。
違法賭博店から「みかじめ料」 住吉会系村田会幹部ら4人を逮捕
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警視庁は、2021年11月に摘発された東京都新宿区歌舞伎町の違法ポーカー店から「みかじめ料」として現金を受け取っていたとして、指定暴力団・住吉会系三代目村田会幹部で「二代目武蔵野連合」組長・平田弘二容疑者(41)と、武蔵野連合幹部で元ユーチューバー「敵刺(テキサス)」・影山俊太こと坂井俊太容疑者(39)ら4人を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)容疑で逮捕した。4人の認否は明らかにしていない。

押収されたポーカー台など

平田容疑者と坂井容疑者ら4人は、2021年8月から11月にかけて歌舞伎町の違法ポーカー店経営者らから、みかじめ料として110万円を受け取った疑いが持たれている。
警視庁は2021年11月23日に紹介制のポーカー違法賭博店「ランボ」を摘発、その際に押収されたスマートフォンにみかじめ料に関するやり取りが残っていた。平田容疑者らはポーカー店近くの喫茶店などで金を受け取っていたという。
警視庁は、2021年11月に摘発された東京都新宿区歌舞伎町の違法ポーカー店から「みかじめ料」として現金を受け取っていたとして、指定暴力団・住吉会系三代目村田会幹部で「二代目武蔵野連合」組長・平田弘二容疑者(41)と、武蔵野連合幹部で元ユーチューバー「敵刺(テキサス)」・影山俊太こと坂井俊太容疑者(39)ら4人を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)容疑で逮捕した。4人の認否は明らかにしていない。

押収されたポーカー台など

平田容疑者と坂井容疑者ら4人は、2021年8月から11月にかけて歌舞伎町の違法ポーカー店経営者らから、みかじめ料として110万円を受け取った疑いが持たれている。
警視庁は2021年11月23日に紹介制のポーカー違法賭博店「ランボ」を摘発、その際に押収されたスマートフォンにみかじめ料に関するやり取りが残っていた。平田容疑者らはポーカー店近くの喫茶店などで金を受け取っていたという。
歯科医師から「みかじめ料」恐喝 山口組系藤友会の本部を捜索
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静岡県警は16日午前10時、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系藤友会の若頭らが、歯科医師から「みかじめ料」を脅し取った疑いで逮捕された事件を受け、藤友会の本部事務所を家宅捜索した。

藤友会本部を家宅捜索

藤友会若頭で「五代目大石会」会長・丸田忠章容疑者(52)=富士市天間=と、幹部・遠藤幸康容疑者(49)=富士宮市星山=の2人は、去年8月に医院を経営する歯科医師から「みかじめ料」として現金10万円を脅し取ったとして、組織的犯罪処罰法違反(組織的恐喝)の疑いで15日逮捕された。
歯科医師が2015年に患者だった遠藤容疑者から100万円を借りたことをきっかけにして、約7年間にわたり毎月10万円を要求していたとみられている。この歯科医師は治療費を水増し請求して、患者から約20万円をだまし取ったとして逮捕・起訴されており、県警はその金が暴力団に流れていた疑いがあるとみて調べている。
静岡県警は16日午前10時、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系藤友会の若頭らが、歯科医師から「みかじめ料」を脅し取った疑いで逮捕された事件を受け、藤友会の本部事務所を家宅捜索した。

藤友会本部を家宅捜索

藤友会若頭で「五代目大石会」会長・丸田忠章容疑者(52)=富士市天間=と、幹部・遠藤幸康容疑者(49)=富士宮市星山=の2人は、去年8月に医院を経営する歯科医師から「みかじめ料」として現金10万円を脅し取ったとして、組織的犯罪処罰法違反(組織的恐喝)の疑いで15日逮捕された。
歯科医師が2015年に患者だった遠藤容疑者から100万円を借りたことをきっかけにして、約7年間にわたり毎月10万円を要求していたとみられている。この歯科医師は治療費を水増し請求して、患者から約20万円をだまし取ったとして逮捕・起訴されており、県警はその金が暴力団に流れていた疑いがあるとみて調べている。
歯科医師からみかじめ料恐喝 山口組系藤友会若頭ら2人を逮捕
静岡県警富士宮署は、静岡県富士市の歯科医師から「みかじめ料」として現金を脅し取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系藤友会若頭で五代目大石会会長・丸田忠章容疑者(52)=富士市天間=と、幹部・遠藤幸康容疑者(49)=富士宮市星山=の2人を組織的恐喝の疑いで逮捕した。

静岡県警富士宮警察署
2人は2021年8月下旬、富士市で歯科医院を営む68歳の歯科医師からみかじめ料として現金10万円を脅し取った疑いがもたれている。歯科医師は2015年に医院に通っていた遠藤容疑者から約100万円の借金をしたのをきっかけに、毎月のように現金を要求されていたという。歯科医師は「暴力団が怖くて断れなかった」などと供述している。
県警はこの歯科医師を、3年前から去年にかけて患者に治療費を水増しして請求したなどとして詐欺などの罪で逮捕・起訴していて、水増しで得た金が暴力団の資金源となっていた疑いもあるとみて捜査している。

静岡県警富士宮警察署
2人は2021年8月下旬、富士市で歯科医院を営む68歳の歯科医師からみかじめ料として現金10万円を脅し取った疑いがもたれている。歯科医師は2015年に医院に通っていた遠藤容疑者から約100万円の借金をしたのをきっかけに、毎月のように現金を要求されていたという。歯科医師は「暴力団が怖くて断れなかった」などと供述している。
県警はこの歯科医師を、3年前から去年にかけて患者に治療費を水増しして請求したなどとして詐欺などの罪で逮捕・起訴していて、水増しで得た金が暴力団の資金源となっていた疑いもあるとみて捜査している。