暴力団員は対象外の新型コロナ対策支援金10万円を詐取 山口組傘下幹部と妻ら3人を逮捕
福島県警は、暴力団員らは需給対象外である新型コロナ関連の経済対策である給付金をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下幹部・松澤盛時容疑者(52)=福島県会津若松市=と、その妻で飲食業の女(54)、運転代行業の男(73)=会津若松市=の3人を詐欺の疑いで逮捕した。
福島県警察本部
松澤容疑者ら3人は共謀して2021年12月、会津若松市が募集した緊急経済対策の「新型コロナウイルス感染症対策事業者支援金」に、暴力団員などが受給対象外となっている事を知りながら、妻が会津若松市で経営する飲食店に関する虚偽申請をして、支援金10万円を口座に振り込ませてだまし取った疑いが持たれている。
松澤容疑者の妻が経営する運転代行業で働く男が松澤容疑者の妻名義で申請し、松澤容疑者の妻の口座に振り込ませていた。県警は、3人が共犯関係にあるとして認否をあきらかにしていない。
福島県警察本部
松澤容疑者ら3人は共謀して2021年12月、会津若松市が募集した緊急経済対策の「新型コロナウイルス感染症対策事業者支援金」に、暴力団員などが受給対象外となっている事を知りながら、妻が会津若松市で経営する飲食店に関する虚偽申請をして、支援金10万円を口座に振り込ませてだまし取った疑いが持たれている。
松澤容疑者の妻が経営する運転代行業で働く男が松澤容疑者の妻名義で申請し、松澤容疑者の妻の口座に振り込ませていた。県警は、3人が共犯関係にあるとして認否をあきらかにしていない。
新型コロナ「事業復活支援金」50万円詐取 山口組傘下組員を逮捕
兵庫県警西宮署は19日、暴力団員であることを隠して国の新型コロナウイルス対策「事業復活支援金」に申請し、現金50万円をだまし取ったとして、建築関係の会社役員で特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組員(55)=兵庫県神戸市灘区=を詐欺の疑いで逮捕した。調べに対し、男は「間違いない」と容疑を認めている。
西宮警察署
男は2022年5月9日、新型コロナウイルス対策で国が中小企業に対して実施していた「事業復活支援金」に、インターネットを使い暴力団員であることを隠して申請し、同月26日に現金50万円を振り込ませてだまし取った疑いが持たれている。
男が経営する建築関連会社は、実際に新型コロナウイルス蔓延の影響を受け、事業に影響があったという。
西宮警察署
男は2022年5月9日、新型コロナウイルス対策で国が中小企業に対して実施していた「事業復活支援金」に、インターネットを使い暴力団員であることを隠して申請し、同月26日に現金50万円を振り込ませてだまし取った疑いが持たれている。
男が経営する建築関連会社は、実際に新型コロナウイルス蔓延の影響を受け、事業に影響があったという。
新型コロナ対策「雇用調整助成金」1600万円詐取 山口組系弘道会傘下組員を逮捕
愛知県警は、新型コロナに伴う雇用調整助成金制度の特例措置を利用し、自分が設立した会社が新型コロナの影響で休業したと虚偽の申請をして現金1630万円あまりをだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下組員・浅野利幸容疑者(51)=岐阜県大垣市=を詐欺などの疑いで逮捕した。調べに対し浅野容疑者は「申請はしたけど、だますつもりはなかった」と容疑を否認している。
愛知県警察本部
浅野容疑者は2020年7月から2022年4月にかけて、自分が設立した経営実態のない会社が新型コロナの影響で休業し、従業員らに休業手当を支給したように装って、岐阜労働局に新型コロナに伴う雇用調整助成金の支給を申請し、21回にわたって現金1632万6832円を振り込ませ、だまし取った疑いなどが持たれている。
県警が暴力団に関する捜査を進める中で、今回の容疑が発覚。県警はだまし取った助成金が暴力団の資金源になっていたとみて詳しく調べている。
愛知県警察本部
浅野容疑者は2020年7月から2022年4月にかけて、自分が設立した経営実態のない会社が新型コロナの影響で休業し、従業員らに休業手当を支給したように装って、岐阜労働局に新型コロナに伴う雇用調整助成金の支給を申請し、21回にわたって現金1632万6832円を振り込ませ、だまし取った疑いなどが持たれている。
県警が暴力団に関する捜査を進める中で、今回の容疑が発覚。県警はだまし取った助成金が暴力団の資金源になっていたとみて詳しく調べている。
新型コロナ支援「特例貸付金」180万円を不正受給 山口組傘下組員と妻を逮捕
兵庫県警伊丹署、篠山署は23日、暴力団員であることを隠して新型コロナウイルス支援「特例貸付金」180万円を不正に受給したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組員(59)=兵庫県宝塚市=と、妻のパート従業員(61)=同=を詐欺の疑いで逮捕した。
兵庫県警察本部
組員と妻の2人は2020年9月3日~21年5月6日ごろ、暴力団員ではないと偽って、妻が県社会福祉協議会から特例貸付金の「総合支援資金」を3回申請し、計180万円をだまし取った疑いが持たれている。
組員の男は「暴力団員はだめという約款があったことは知らなかった」と容疑を否認し、妻は「そのころ夫が暴力団員だったかはよく覚えていない」などとと容疑を否認している。
兵庫県警察本部
組員と妻の2人は2020年9月3日~21年5月6日ごろ、暴力団員ではないと偽って、妻が県社会福祉協議会から特例貸付金の「総合支援資金」を3回申請し、計180万円をだまし取った疑いが持たれている。
組員の男は「暴力団員はだめという約款があったことは知らなかった」と容疑を否認し、妻は「そのころ夫が暴力団員だったかはよく覚えていない」などとと容疑を否認している。
個人事業者を装い新型コロナ対策「持続化給付金」100万円詐取 道仁会傘下組員を逮捕
福岡県警久留米署は22日、新型コロナウイルスの影響で減収した事業者に支給される国の「持続化給付金」をだまし取ったとして、指定暴力団・道仁会傘下組員(28)=福岡県小郡市=を詐欺容疑で逮捕した。調べに対し、組員の男は黙秘している。
久留米警察署
組員の男は2020年6月4日、暴力団員であることを隠して建設業を営む個人事業者を装い、新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少したとして、新型コロナ対策の「持続化給付金制度」に虚偽の内容で中小企業庁に申請し、同月19日に給付金100万円を振り込ませ、だまし取った疑いが持たれている。
久留米警察署
組員の男は2020年6月4日、暴力団員であることを隠して建設業を営む個人事業者を装い、新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少したとして、新型コロナ対策の「持続化給付金制度」に虚偽の内容で中小企業庁に申請し、同月19日に給付金100万円を振り込ませ、だまし取った疑いが持たれている。
特殊詐欺「受け子」統括役 住吉会系幸平一家傘下組員を逮捕
警視庁は15日、高齢女性の親族になりすまし現金をだまし取ろうとしたとして、特殊詐欺グループの受け子統括役とみられる指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家傘下「義勇会」組員・高橋宏明容疑者(56)を詐欺未遂の疑いで逮捕し、関係先として義勇会の事務所を家宅捜索した。
高橋宏明容疑者(56)
高橋容疑者は、2021年に甥になりすまして群馬県在住の女性(80代)に電話をかけ、現金をだまし取ろうとした疑いがもたれている。調べに対し、高橋容疑者は容疑を否認している
警視庁は、これまでにこの詐欺グループの受け子とみられる男5人を逮捕していて、捜査の過程で受け子の統括役とみられる高橋容疑者の関与が浮上した。
警視庁は、詐欺で得た金が暴力団に流れていたとみて詳しく調べている。
高橋宏明容疑者(56)
高橋容疑者は、2021年に甥になりすまして群馬県在住の女性(80代)に電話をかけ、現金をだまし取ろうとした疑いがもたれている。調べに対し、高橋容疑者は容疑を否認している
警視庁は、これまでにこの詐欺グループの受け子とみられる男5人を逮捕していて、捜査の過程で受け子の統括役とみられる高橋容疑者の関与が浮上した。
警視庁は、詐欺で得た金が暴力団に流れていたとみて詳しく調べている。
新型コロナ対策の協力金詐取 双愛会傘下組長ら2人を再逮捕
千葉県警は13日、新型コロナ対策の飲食店向け協力金をだまし取ったとして、指定暴力団・双愛会傘下組員・飯塚万寿雄容疑者(53)=千葉県いすみ市下布施=と、双愛会傘下組長・塚本秀和容疑者(57)=千葉県長生郡一宮町一宮=を詐欺の疑いで再逮捕した。
千葉県警察本部
飯塚容疑者は2022年2月15日と同年3月9日、千葉県の新型コロナ対策の飲食店向け「感染防止対策協力金」に、インターネットを使って暴力団ではないとしてウソの申請を行い、同年3月28日と同年4月7日にそれぞれ60万円と52万5千円あわせて112万5000円を自分名義の銀行口座に振り込ませ、だまし取った疑いがもたれている。
県警は、2人を同容疑で今年5月24日に逮捕していて、他にも十数件の不正受給があり被害額は1000万円を超えるとみている。
調べに対し2人は、だまし取った金を店舗の改装費や自家用車の税金の支払い、県内の土地の購入に充てたなどと供述をしていて、県警は、実態解明に向け捜査を進めている。
千葉県警察本部
飯塚容疑者は2022年2月15日と同年3月9日、千葉県の新型コロナ対策の飲食店向け「感染防止対策協力金」に、インターネットを使って暴力団ではないとしてウソの申請を行い、同年3月28日と同年4月7日にそれぞれ60万円と52万5千円あわせて112万5000円を自分名義の銀行口座に振り込ませ、だまし取った疑いがもたれている。
県警は、2人を同容疑で今年5月24日に逮捕していて、他にも十数件の不正受給があり被害額は1000万円を超えるとみている。
調べに対し2人は、だまし取った金を店舗の改装費や自家用車の税金の支払い、県内の土地の購入に充てたなどと供述をしていて、県警は、実態解明に向け捜査を進めている。
新型コロナ支援金を詐取 弘道会傘下「笠原一家」幹部ら3人を逮捕
警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は、国の新型コロナウイルス対策の給付金約164万円をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「二代目小笠原一家」幹部・高橋賢慈容疑者(44)=神奈川県横浜市=ら男3人を詐欺容疑で逮捕した。調べに対し、高橋容疑者は「一切知らない」と容疑を否認している。
警視庁本部
高橋容疑者らは2021年7月、受給資格のない20代無職女性に「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金」を申請させ、同年9月に現金約164万円を受給し、だまし取った疑いがもたれている。
高橋容疑者は指示役としてこれまでに受給資格のない7人を申請させ、計約1105万円を詐取したとみられていて、組織犯罪対策特別捜査隊は、他にも余罪があるとみて捜査している。
警視庁本部
高橋容疑者らは2021年7月、受給資格のない20代無職女性に「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金」を申請させ、同年9月に現金約164万円を受給し、だまし取った疑いがもたれている。
高橋容疑者は指示役としてこれまでに受給資格のない7人を申請させ、計約1105万円を詐取したとみられていて、組織犯罪対策特別捜査隊は、他にも余罪があるとみて捜査している。
新型コロナ「持続化給付金」詐取 住吉会系「勘助一家」総長ら3人を逮捕
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栃木県警は29日までに、新型コロナウイルスの影響で減収した事業者に支給される国の「持続化給付金」をだまし取ったとして、指定暴力団・住吉会系「十三代目勘助一家」総長・斎藤治容疑者(73)=宇都宮市下荒針町=と、無職・中里信夫容疑者(75)=宇都宮市上桑島町=、会社役員・山本和良容疑者(59)=宇都宮市平松本町・詐欺罪で起訴、公判中=の3人を詐欺の疑いで逮捕した。県警は3人の認否を明らかにしていない。
栃木県警察本部
斎藤容疑者らは共謀し2020年8月30日、中里容疑者の虚偽の事業内容を記した申告書などで持続化給付金を申請し、同年9月18日、中里容疑者の口座に現金100万円を振り込ませ、だまし取った疑いが持たれている。一連の持続化給付金詐欺事件の逮捕者は今回で計10人となり、山本容疑者の逮捕は4回目。
栃木県警は29日までに、新型コロナウイルスの影響で減収した事業者に支給される国の「持続化給付金」をだまし取ったとして、指定暴力団・住吉会系「十三代目勘助一家」総長・斎藤治容疑者(73)=宇都宮市下荒針町=と、無職・中里信夫容疑者(75)=宇都宮市上桑島町=、会社役員・山本和良容疑者(59)=宇都宮市平松本町・詐欺罪で起訴、公判中=の3人を詐欺の疑いで逮捕した。県警は3人の認否を明らかにしていない。
栃木県警察本部
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新型コロナ「家賃支援給付金」詐取 山口組系「誠友会」幹部ら2人を不起訴処分
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札幌地検は23日付で、暴力団幹部であることを隠して新型コロナ対策の「家賃支援給付金」およそ40万円をだまし取ったとして、今年2月に逮捕・送検されていた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目誠友会」幹部(59)=札幌市中央区=と、会社役員の女性(51)=札幌市中央区=について不起訴処分とした。札幌地検は、不起訴処分の理由を明らかにしていない。
札幌地方検察庁
2人は2020年8月ごろから11月ごろまでの間、暴力団幹部であることを隠して新型コロナ対策の「家賃支援給付金」を申請し、現金38万9196円をだまし取った詐欺の疑いで、今年2月に逮捕・送検されていた。
地検が捜査を進めた結果、23日付で2人を不起訴処分とした。
札幌地検は23日付で、暴力団幹部であることを隠して新型コロナ対策の「家賃支援給付金」およそ40万円をだまし取ったとして、今年2月に逮捕・送検されていた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目誠友会」幹部(59)=札幌市中央区=と、会社役員の女性(51)=札幌市中央区=について不起訴処分とした。札幌地検は、不起訴処分の理由を明らかにしていない。
札幌地方検察庁
2人は2020年8月ごろから11月ごろまでの間、暴力団幹部であることを隠して新型コロナ対策の「家賃支援給付金」を申請し、現金38万9196円をだまし取った詐欺の疑いで、今年2月に逮捕・送検されていた。
地検が捜査を進めた結果、23日付で2人を不起訴処分とした。
架空の会社代表を装い「持続化給付金」詐取 松葉会傘下組員を逮捕
警視庁は、架空の塗装業者の代表を装って新型コロナウイルス対策の「持続化給付金」を騙し取ったとして、指定暴力団・松葉会傘下組員・井上勝弘容疑者(58)を逮捕した。
井上勝弘容疑者(58)
井上容疑者は2020年、暴力団員であることを隠して架空の塗装業の会社代表を装って虚偽の申請をし、持続化給付金100万円を騙し取った疑いがもたれている。
調べに対し、井上容疑者は現金を引き出したことは認めているが、「誰が申請したのかわかりません」と容疑を一部否認していて、警視庁は、余罪を含め捜査を進めている。
井上勝弘容疑者(58)
井上容疑者は2020年、暴力団員であることを隠して架空の塗装業の会社代表を装って虚偽の申請をし、持続化給付金100万円を騙し取った疑いがもたれている。
調べに対し、井上容疑者は現金を引き出したことは認めているが、「誰が申請したのかわかりません」と容疑を一部否認していて、警視庁は、余罪を含め捜査を進めている。
セミナー開催で「持続化給付金」詐取の指南 主犯グループ代表に懲役5年6カ月の判決
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札幌地裁で28日、北海道札幌ススキノの飲食店グループを舞台にした国の新型コロナウイルス対策「持続化給付金」の組織的な詐欺事件で、詐欺などの罪に問われた主犯格グループ代表・木下大夢被告(32)の判決公判が開かれ、古川善敬裁判官は、「組織的かつ計画的な犯行で極めて悪質」として、懲役5年6カ月(求刑懲役8年)を言い渡した。
札幌地方裁判所
持続化給付金は、新型コロナの影響で減収した中小法人や個人事業者を支援する国の制度で、木下被告は2020年6~9月、自身が経営する会社の従業員や同業者、税理士事務所職員らと共謀して、事業収入が減ったなどと虚偽の申請をして、持続化給付金計6400万円をだまし取ったとされる。
木下被告は仲間と共謀して、札幌市内でセミナーなどと称して給付金の不正受給の手口を指南したり、「ボーナスを渡す」との誘い文句で、虚偽申請の協力者を募っていたとされる。虚偽の申請をしたのは64人にのぼり、木下被告は最初の起訴後、14回にわたり追起訴されていた。
判決で古川裁判官は、「簡易迅速な給付を優先させた給付金の制度設計を利用し、多額の被害を生じさせた」と非難。また、2021年1月に、木下被告が特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「福島連合」組員に、用心棒代として4万円を渡したとする北海道暴力団排除条例違反も認定した。
北海道警は、2021年4月に木下被告ら11人を詐欺容疑で逮捕。その後の捜査から、一連の詐欺事件には約150人が関わり、被害総額は約1億5千万円にのぼり、詐取した金の一部が暴力団に流れたとみている。
札幌地裁で28日、北海道札幌ススキノの飲食店グループを舞台にした国の新型コロナウイルス対策「持続化給付金」の組織的な詐欺事件で、詐欺などの罪に問われた主犯格グループ代表・木下大夢被告(32)の判決公判が開かれ、古川善敬裁判官は、「組織的かつ計画的な犯行で極めて悪質」として、懲役5年6カ月(求刑懲役8年)を言い渡した。
札幌地方裁判所
持続化給付金は、新型コロナの影響で減収した中小法人や個人事業者を支援する国の制度で、木下被告は2020年6~9月、自身が経営する会社の従業員や同業者、税理士事務所職員らと共謀して、事業収入が減ったなどと虚偽の申請をして、持続化給付金計6400万円をだまし取ったとされる。
木下被告は仲間と共謀して、札幌市内でセミナーなどと称して給付金の不正受給の手口を指南したり、「ボーナスを渡す」との誘い文句で、虚偽申請の協力者を募っていたとされる。虚偽の申請をしたのは64人にのぼり、木下被告は最初の起訴後、14回にわたり追起訴されていた。
判決で古川裁判官は、「簡易迅速な給付を優先させた給付金の制度設計を利用し、多額の被害を生じさせた」と非難。また、2021年1月に、木下被告が特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「福島連合」組員に、用心棒代として4万円を渡したとする北海道暴力団排除条例違反も認定した。
北海道警は、2021年4月に木下被告ら11人を詐欺容疑で逮捕。その後の捜査から、一連の詐欺事件には約150人が関わり、被害総額は約1億5千万円にのぼり、詐取した金の一部が暴力団に流れたとみている。
新型コロナ対策「特例貸付金」155万円詐取 住吉会傘下幹部を逮捕
栃木県警栃木署は21日、新型コロナウイルスの影響で減収した世帯などに貸し付ける生活福祉資金貸付制度の「特例貸付金」をだまし取ったとして、指定暴力団・住吉会傘下幹部・渡辺昭徳容疑者(48)=栃木県小山市横倉新田=を詐欺の疑いで逮捕した。
栃木県警栃木警察署
渡辺容疑者は、2021年2月15日、5月13日、8月12日の3回にわたり、栃木県下都賀郡壬生町にある壬生町社会福祉協議会に、暴力団組員であることを隠して貸付金の申請書を提出し、同年2月26日~11月19日の間、計10回にわたり栃木県社会福祉協議会からあわせて155万円を口座に振り込ませ、だまし取った疑いがもたれている。同署は渡辺容疑者の認否を明らかにしていない。
栃木県警栃木警察署
渡辺容疑者は、2021年2月15日、5月13日、8月12日の3回にわたり、栃木県下都賀郡壬生町にある壬生町社会福祉協議会に、暴力団組員であることを隠して貸付金の申請書を提出し、同年2月26日~11月19日の間、計10回にわたり栃木県社会福祉協議会からあわせて155万円を口座に振り込ませ、だまし取った疑いがもたれている。同署は渡辺容疑者の認否を明らかにしていない。
新型コロナ対策「家賃支援給付金」詐取 山口組系「誠友会」本部を家宅捜索
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北海道警は3日午後、新型コロナ対策の「家賃支援給付金」およそ40万円をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系四代目誠友会幹部で、「二代目小仲組」組長・宮本正英容疑者(59)=札幌市中央区=と、知人の建設会社役員の女(51)=札幌市中央区=の2人が詐欺の疑いで逮捕・送検されたことを受け、関係先として誠友会の本部事務所を家宅捜索した。
誠友会本部を家宅捜索
宮本容疑者ら2人は共謀し、女が役員を務める建設業の人材派遣会社が、暴力団関係の会社であることを隠して、2020年8月ごろから11月ごろまでの間、新型コロナ対策の「家賃支援給付金」を申請し、現金38万9196円をだまし取った疑いが持たれている。
北海道警は3日午後、新型コロナ対策の「家賃支援給付金」およそ40万円をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系四代目誠友会幹部で、「二代目小仲組」組長・宮本正英容疑者(59)=札幌市中央区=と、知人の建設会社役員の女(51)=札幌市中央区=の2人が詐欺の疑いで逮捕・送検されたことを受け、関係先として誠友会の本部事務所を家宅捜索した。
誠友会本部を家宅捜索
宮本容疑者ら2人は共謀し、女が役員を務める建設業の人材派遣会社が、暴力団関係の会社であることを隠して、2020年8月ごろから11月ごろまでの間、新型コロナ対策の「家賃支援給付金」を申請し、現金38万9196円をだまし取った疑いが持たれている。
新型コロナ対策「家賃支援給付金」詐取 山口組系誠友会幹部ら2人を逮捕
北海道警札幌北警察署は、暴力団幹部であることを隠して新型コロナ対策の「家賃支援給付金」およそ40万円をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系四代目誠友会幹部で、「二代目小仲組」組長・宮本正英容疑者(59)=札幌市中央区=と、知人の建設会社役員の女(51)=札幌市中央区=の2人を詐欺の疑いで逮捕した。調べに対し、宮本容疑者は「きちんと整理して話します」、会社役員の女は「わかりました」とそれぞれ話している。
北海道警札幌北警察署
宮本容疑者ら2人は2020年8月ごろから11月ごろまでの間、暴力団幹部であることを隠して新型コロナ対策の「家賃支援給付金」を申請し、現金38万9196円をだまし取った疑いが持たれている。
同署は、2人の詳しい関係、発覚の経緯などを明らかにしていないが、余罪も含めて容疑の裏づけをすすめている。
北海道警札幌北警察署
宮本容疑者ら2人は2020年8月ごろから11月ごろまでの間、暴力団幹部であることを隠して新型コロナ対策の「家賃支援給付金」を申請し、現金38万9196円をだまし取った疑いが持たれている。
同署は、2人の詳しい関係、発覚の経緯などを明らかにしていないが、余罪も含めて容疑の裏づけをすすめている。
新型コロナ「総合支援資金」詐欺未遂 稲川会傘下組員を逮捕
群馬県警組織犯罪対策課と前橋署は5日、指定暴力団・稲川会傘下組員(39)=群馬県伊勢崎市=を詐欺未遂の疑いで逮捕した。県警は捜査に支障があるとして容疑者の認否を明らかにしていない。
群馬県警前橋警察署
容疑者の組員は今年6月24日、暴力団組員であることを隠して、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う「総合支援資金」などの借り入れを群馬県内の社会福祉法人に申し込み、自分名義の口座に貸付金計60万円を入金させようとした疑いがもたれている。
社会福祉法人が虚偽申請であることに気付き、未遂に終わった。
群馬県警前橋警察署
容疑者の組員は今年6月24日、暴力団組員であることを隠して、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う「総合支援資金」などの借り入れを群馬県内の社会福祉法人に申し込み、自分名義の口座に貸付金計60万円を入金させようとした疑いがもたれている。
社会福祉法人が虚偽申請であることに気付き、未遂に終わった。