トラブルに介入し不当に金品を要求 山口組系「大同会」幹部に中止命令
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鳥取県警米子署は12日、知人と男性とのトラブルに介入して金品などを要求したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「大同会」幹部(52)=岡山県岡山市=に対し、暴力団対策法に基づく中止命令を出した。

鳥取県警米子警察署
幹部は今年2月24日午後9時ごろ、鳥取県米子市内でと知人と米子市にある店舗の20代男性経営者のトラブルを巡り、男性経営者に対し「慰謝料と店の損害で250万円用意しろ。それができんなら店を辞めろ」などと脅迫し、男性に店の営業を断念させたうえ、さらに今年3月4日に米子市内の喫茶店で男性に対し、「250万円をやっぱり払ってもらわないけん」などと脅迫し、金品などの贈与を要求したとされる。
同署は、こうした行為が暴力団対策法で禁止される暴力的な要求行為に当たるとして、幹部に金品を要求しないよう、暴力団対策法に基づく中止命令を発出した。
鳥取県警米子署は12日、知人と男性とのトラブルに介入して金品などを要求したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「大同会」幹部(52)=岡山県岡山市=に対し、暴力団対策法に基づく中止命令を出した。

鳥取県警米子警察署
幹部は今年2月24日午後9時ごろ、鳥取県米子市内でと知人と米子市にある店舗の20代男性経営者のトラブルを巡り、男性経営者に対し「慰謝料と店の損害で250万円用意しろ。それができんなら店を辞めろ」などと脅迫し、男性に店の営業を断念させたうえ、さらに今年3月4日に米子市内の喫茶店で男性に対し、「250万円をやっぱり払ってもらわないけん」などと脅迫し、金品などの贈与を要求したとされる。
同署は、こうした行為が暴力団対策法で禁止される暴力的な要求行為に当たるとして、幹部に金品を要求しないよう、暴力団対策法に基づく中止命令を発出した。
建設業者にみかじめ料要求 太州会傘下組員らに「中止命令」を発出
福岡県警飯塚署は21日、福岡県内の建設業を営む男性2人にみかじめ料を要求したとして、指定暴力団・太州会傘下組員に対し、暴力団対策法に基づく「中止命令」を発出した。また、組員の知人の男女2人に対しても、暴力的な要求の手助けをしたとして中止命令を出した。

福岡県警飯塚警察署
組員は今年1月9日、福岡県内の建設業を営む男性2人に対し、「今後お前らが何か困ったことがあれば、いつでも俺が助けてやる」などと言ってみかじめ料を要求したという。

福岡県警飯塚警察署
組員は今年1月9日、福岡県内の建設業を営む男性2人に対し、「今後お前らが何か困ったことがあれば、いつでも俺が助けてやる」などと言ってみかじめ料を要求したという。
組事務所の外壁に「代紋」などを設置 「浅野組」総裁に中止命令
岡山県警笠岡署は9日、暴力団事務所の外壁に「代紋」などを設置し、近隣住民や通行人に不安を覚えさせたとして、指定暴力団・五代目浅野組の中岡豊総裁(79)に対し、暴力団対策法に基づき代紋や組織名称を外すよう中止命令を発出した。

浅野組の本部事務所
浅野組の本部事務所では、「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(暴力団対策法)第29条第1号」の、「事務所等における禁止行為」に違反していて、付近の住民や通行人が見える場所に浅野組の代紋や、事務所の名称を記したものを設置し、住民や通行人に不安を覚えさせていたとされる。およそ40年程前の浅野組本部事務所を移転した当時に「代紋」などを設置されたとみられている。
岡山県内で、暴力団対策法の「暴力団事務所等における禁止行為」による中止命令発出は初めてで、中止命令の発出後、一定の猶予期間を経ても代紋などが撤去されない場合、3年以下の懲役または250万円以下の罰金、もしくはその両方が科される。

浅野組の本部事務所
浅野組の本部事務所では、「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(暴力団対策法)第29条第1号」の、「事務所等における禁止行為」に違反していて、付近の住民や通行人が見える場所に浅野組の代紋や、事務所の名称を記したものを設置し、住民や通行人に不安を覚えさせていたとされる。およそ40年程前の浅野組本部事務所を移転した当時に「代紋」などを設置されたとみられている。
岡山県内で、暴力団対策法の「暴力団事務所等における禁止行為」による中止命令発出は初めてで、中止命令の発出後、一定の猶予期間を経ても代紋などが撤去されない場合、3年以下の懲役または250万円以下の罰金、もしくはその両方が科される。
風俗店にみかじめ料要求 住吉会傘下幹部2人に中止命令
栃木県警宇都宮中央署は8日、風俗店3店舗にみかじめ料を要求したとして、指定暴力団・住吉会傘下の岡田英仁幹部(59)=宇都宮市御蔵町=と、同・伊藤恒夫幹部(72)=宇都宮市江野町=の2人に対し、暴力団対策法に基づき中止命令を出した。

栃木県警宇都宮中央署
岡田幹部は今年7月中旬ごろから8月1日までの間、風俗店3店舗にみかじめ料を要求し、伊藤幹部は7月中旬ごろ、岡田幹部が30代の会社員男性にみかじめ料を要求する現場に立ち会い、岡田幹部を助ける行為をした疑い。

栃木県警宇都宮中央署
岡田幹部は今年7月中旬ごろから8月1日までの間、風俗店3店舗にみかじめ料を要求し、伊藤幹部は7月中旬ごろ、岡田幹部が30代の会社員男性にみかじめ料を要求する現場に立ち会い、岡田幹部を助ける行為をした疑い。
女性2人に金品などの贈与を要求 松葉会傘下幹部に中止命令
群馬県警高崎北署は6日、群馬県内在住の女性2人に暴力的要求行為をしたとして、指定暴力団・松葉会傘下幹部(35)=高崎市=に対し、暴力団対策法に基づき暴力的要求行為をしないよう中止命令を出した。

群馬県警高崎北警察署
中止命令を受けた幹部は、群馬県内在住の70代女性と40代女性に対して、金品など財産上の利益の贈与を要求していた。

群馬県警高崎北警察署
中止命令を受けた幹部は、群馬県内在住の70代女性と40代女性に対して、金品など財産上の利益の贈与を要求していた。
知人に露店営業の従事求める 山口組傘下幹部に中止命令
石川県警大聖寺警察署は、石川県内の男性に対して暴力団の威力を示して露店営業への従事を求めたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組幹部・生駒一夫組員(74)=加賀市山代温泉山背台2丁目=に対し、暴力団対策法(不当贈与要求行為)に基づき中止命令を出した。

石川県警大聖寺警察署
生駒組員は、今年7月26日に石川県内在住の70代男性に電話で露店営業への従事を要求した際、男性に拒絶されたにもかかわらず、男性に向かって「わかった。用事あるならしゃあないな。本当は若い衆おらんし困っとるんやけどな」などと告げ、暴力団の威力を示して露店営業への従事を求めたとされている。
生駒組員と男性は知人関係で、以前に露店の営業を手伝った経験があるという。生駒組員は事実関係を認めている。

石川県警大聖寺警察署
生駒組員は、今年7月26日に石川県内在住の70代男性に電話で露店営業への従事を要求した際、男性に拒絶されたにもかかわらず、男性に向かって「わかった。用事あるならしゃあないな。本当は若い衆おらんし困っとるんやけどな」などと告げ、暴力団の威力を示して露店営業への従事を求めたとされている。
生駒組員と男性は知人関係で、以前に露店の営業を手伝った経験があるという。生駒組員は事実関係を認めている。
弘道会傘下「福島連合」組員に一度に10数件の中止命令 複数の飲食店からみかじめ料
北海道警は27日、北海道滝川市内の複数の飲食店からみかじめ料や用心棒代を受け取っていたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「福島連合」組員(45)=滝川市=に対し、暴力団対策法に基づき10数件の中止命令を出した。今春、道警へ匿名の情報提供があり発覚、一度に10件以上の中止命令を出すのは道内初という。

北海道警察本部
中止命令を受けた福島連合組員は滝川市内の飲食店経営者10数人に対し、「みかじめ料」や「用心棒代」を要求し支払わせていた。金額は店の規模などに応じて月数千円から1万円で、中には10年以上払い続けた店もあった。
道警は、暴力団の資金源となるみかじめ料などへの警戒を強めていて、情報提供を呼びかけている。
【情報提供先】 北海道警暴力団相談・情報ダイヤル
電話:011-222-0200 (24時間受付)
また、「北海道警のホームページ」では「暴力団関係相談・情報メールボックス」でメールによる対応を行っている。

北海道警察本部
中止命令を受けた福島連合組員は滝川市内の飲食店経営者10数人に対し、「みかじめ料」や「用心棒代」を要求し支払わせていた。金額は店の規模などに応じて月数千円から1万円で、中には10年以上払い続けた店もあった。
道警は、暴力団の資金源となるみかじめ料などへの警戒を強めていて、情報提供を呼びかけている。
【情報提供先】 北海道警暴力団相談・情報ダイヤル
電話:011-222-0200 (24時間受付)
また、「北海道警のホームページ」では「暴力団関係相談・情報メールボックス」でメールによる対応を行っている。
「香典代をくれないか」知人に繰り返し現金要求 小桜一家傘下組長に中止命令
鹿児島県警組織犯罪対策課と鹿児島西署は3日、暴力団対策法に基づき、指定暴力団・四代目小桜一家傘下組長(66)=霧島市=に対し、不当な贈与を要求しないよう中止命令を出した。

鹿児島県警本部
組長は2021年9月7日、40代の知人男性=鹿児島在住=に電話して「香典代をくれないか」と告げ、暴力団の威力を示して不当な贈与を要求したとされる。同課によると、5、6年前から数回、同様の要求をして現金を受け取っていたという。

鹿児島県警本部
組長は2021年9月7日、40代の知人男性=鹿児島在住=に電話して「香典代をくれないか」と告げ、暴力団の威力を示して不当な贈与を要求したとされる。同課によると、5、6年前から数回、同様の要求をして現金を受け取っていたという。