他人名義で自動車ローン契約し600万円詐取 山口組傘下幹部ら2人を逮捕
大分県警は2日、車の購入代金をクレジット契約する際、他人名義の契約で信販会社からおよそ600万円を振り込ませたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下幹部・岸本憲嗣容疑者(48)=大分県中津市上如水=と、看護師・爲國かおり容疑者(43)=福岡県=の2人を詐欺の疑いで逮捕した。

大分県警察本部
2人は共謀して、2019年4月から7月にかけて普通自動車1台の購入資金として、実際には岸本容疑者が使用する事を隠して、爲國容疑者の名義でクレジット契約し、東京都内の信販会社から、代金およそ600万円を振り込ませた疑いが持たれている。信販会社のクレジット契約では、購入した車を第3者に譲渡しないことが条件となっていた。
岸本容疑者と爲國容疑者は知人関係で、県警が岸本容疑者の周辺捜査する中で事件が発覚した。県警は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていない。

大分県警察本部
2人は共謀して、2019年4月から7月にかけて普通自動車1台の購入資金として、実際には岸本容疑者が使用する事を隠して、爲國容疑者の名義でクレジット契約し、東京都内の信販会社から、代金およそ600万円を振り込ませた疑いが持たれている。信販会社のクレジット契約では、購入した車を第3者に譲渡しないことが条件となっていた。
岸本容疑者と爲國容疑者は知人関係で、県警が岸本容疑者の周辺捜査する中で事件が発覚した。県警は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていない。
暴力団隠し通帳詐取 山口組系弘道会傘下「熊谷組」幹部ら2人を逮捕
大阪府警警備部などは25日、暴力団組員に譲り渡す目的を隠して金融機関から通帳とキャッシュカードをだまし取ったとして、右翼団体「政治結社 西心会総本部」会長で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下、「熊谷組」幹部・熊谷太一こと田中太一容疑者(48)=大阪府門真市御堂町=と、知人の職業不詳・青木則幸容疑者(62)=同市本町=を詐欺の疑いで逮捕した。府警は2人の認否を明らかにしていない。

大阪府警察本部
田中容疑者ら2人は共謀して2022年6月9日、大阪府内の金融機関で、実際には田中容疑者が使用する目的を隠し、青木容疑者の名義で口座の通帳の再発行手続きを行い、通帳とキャッシュカード各1枚をだまし取った疑いがもたれている。
田中容疑者の他にも複数人がこの口座を使用していて、府警は詳しい経緯を調べている。

大阪府警察本部
田中容疑者ら2人は共謀して2022年6月9日、大阪府内の金融機関で、実際には田中容疑者が使用する目的を隠し、青木容疑者の名義で口座の通帳の再発行手続きを行い、通帳とキャッシュカード各1枚をだまし取った疑いがもたれている。
田中容疑者の他にも複数人がこの口座を使用していて、府警は詳しい経緯を調べている。
譲渡する車を「自分が乗る」と偽りローン契約 山口組傘下幹部ら2人を逮捕
石川県警小松署は10日、他人に譲る車を購入するため、自分が乗ると偽ってローンを組み、クレジット会社から現金約230万円を騙し取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下幹部・下谷鉄兵容疑者(45)=金沢市矢木=と、無職・白崎亮太容疑者(28)=金沢市西泉=の2人を詐欺の疑いで逮捕した。

石川県警小松警察署
2人は2021年4月、車両を他人に譲渡や貸出しないことが契約条件であることを知りながら、白崎容疑者が下谷容疑者に車を譲る目的を隠し、「自分が乗る」と販売会社を騙してローン契約した疑いがもたれている。
調べに対し、下谷容疑者は「違います」と容疑を否認、白崎容疑者は「やったことは間違いないが、騙すつもりはなかった」と容疑を一部否認していて、同署は動機や経緯など、詳しく調べている。

石川県警小松警察署
2人は2021年4月、車両を他人に譲渡や貸出しないことが契約条件であることを知りながら、白崎容疑者が下谷容疑者に車を譲る目的を隠し、「自分が乗る」と販売会社を騙してローン契約した疑いがもたれている。
調べに対し、下谷容疑者は「違います」と容疑を否認、白崎容疑者は「やったことは間違いないが、騙すつもりはなかった」と容疑を一部否認していて、同署は動機や経緯など、詳しく調べている。
日立物流西日本から作業員数水増し請求で3億6500万円詐取 男2人を逮捕
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兵庫県警暴力団対策課などは、下請け工事の作業員数を水増しする手口で物流大手、日立物流の子会社「日立物流西日本」から約3億6500万円をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組関係者とみられる建設会社の元社長・鹿野村昭博容疑者(50)=大阪市此花区春日出北=と、日立物流西日本の元社員・加地伸哉容疑者(48)=大阪府茨木市郡=を詐欺の疑いで逮捕した。逮捕は6日付。

兵庫県警察本部
鹿野村容疑者ら2人は共謀して2016年~2020年8月、下請け工事の作業員数を水増しした請求書を提出し、日立物流西日本から約3億6500万円をだまし取った疑いがもたれている。別の詐欺事件の捜査の過程で発覚した。鹿野村容疑者が経営していた建設会社が、日立物流西日本から駅のホーム柵の設置工事などを受注。日立物流西日本側の担当者が加地容疑者だった。工事代金計約3億6500万円のうち1700万円以上が水増し分とみられている。
調べに対し、鹿野村容疑者は「作業員数を水増ししたが、必要経費に使った」と容疑を否認、加地容疑者は「私から話を持ちかけた」、「詐欺ではなく横領だと思う」として一部否認している。
県警は8日、関係先として大阪市此花区にある日立物流西日本の本社を家宅捜索した。日立物流西日本の担当者は、「詳細がわからないので、何もお答えできない」とコメントしている。
兵庫県警暴力団対策課などは、下請け工事の作業員数を水増しする手口で物流大手、日立物流の子会社「日立物流西日本」から約3億6500万円をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組関係者とみられる建設会社の元社長・鹿野村昭博容疑者(50)=大阪市此花区春日出北=と、日立物流西日本の元社員・加地伸哉容疑者(48)=大阪府茨木市郡=を詐欺の疑いで逮捕した。逮捕は6日付。

兵庫県警察本部
鹿野村容疑者ら2人は共謀して2016年~2020年8月、下請け工事の作業員数を水増しした請求書を提出し、日立物流西日本から約3億6500万円をだまし取った疑いがもたれている。別の詐欺事件の捜査の過程で発覚した。鹿野村容疑者が経営していた建設会社が、日立物流西日本から駅のホーム柵の設置工事などを受注。日立物流西日本側の担当者が加地容疑者だった。工事代金計約3億6500万円のうち1700万円以上が水増し分とみられている。
調べに対し、鹿野村容疑者は「作業員数を水増ししたが、必要経費に使った」と容疑を否認、加地容疑者は「私から話を持ちかけた」、「詐欺ではなく横領だと思う」として一部否認している。
県警は8日、関係先として大阪市此花区にある日立物流西日本の本社を家宅捜索した。日立物流西日本の担当者は、「詳細がわからないので、何もお答えできない」とコメントしている。
身分隠して宿泊施設を利用 山口組系「一会」幹部6人を逮捕
石川県警は、今年1月に暴力団の組員である身分を隠して石川県金沢市内の宿泊施設に宿泊したとして、いずれも特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目一会」若頭補佐で、それぞれ一会傘下の組幹部・藤岡明容疑者(51)=石川県加賀市若葉台=、高島力容疑者(55)=富山県富山市=、新井成義こと朴成義容疑者(54)=福井県福井市=、白川琢也容疑者(43)=茨城県水戸市=、蛭田雅和容疑者(49)=大阪府大阪市=、間片宏昭容疑者(54)=富山県高岡市=の6人を詐欺の疑いで逮捕した。

石川県警察本部
6人は今年1月、宿泊約款などで暴力団員の宿泊を拒否している金沢市内の宿泊施設に暴力団の組員であることを隠して、宿泊した疑いが持たれていて、宿泊施設を事前に予約した上で、チェックインの受付では自分の名前を申告していた。
県警は6人の認否について、捜査に支障が出るとして明らかにしていないが、宿泊した目的や余罪についてもさらに調べを進めている。

石川県警察本部
6人は今年1月、宿泊約款などで暴力団員の宿泊を拒否している金沢市内の宿泊施設に暴力団の組員であることを隠して、宿泊した疑いが持たれていて、宿泊施設を事前に予約した上で、チェックインの受付では自分の名前を申告していた。
県警は6人の認否について、捜査に支障が出るとして明らかにしていないが、宿泊した目的や余罪についてもさらに調べを進めている。
スポーツクラブ利用で山口組系「旭導会」会長を送検 本部事務所を家宅捜索
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北海道警は29日午後、暴力団員であることを隠してスポーツクラブを利用したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目旭導会」会長・川合彰典容疑者(56)が28日に逮捕されたことを受け、旭導会の本部事務所を家宅捜索した。

川合彰典容疑者を送検

旭導会本部を家宅捜索
川合容疑者は、暴力団員であることを隠して旭川市のスポーツクラブの契約して、トレーニングなどでジムを利用していた詐欺の疑いで28日に逮捕され、29日午後に検察庁に身柄を送られた。
川合容疑者は今年4月に旭導会の二代目会長に就任していて、道警が身辺捜査をする中で今回の容疑が浮上した。取り調べに対して、川合容疑者は容疑を認めている。
道警は、川合容疑者のスポーツクラブでの利用実態など裏づけ捜査をすすめている。
北海道警は29日午後、暴力団員であることを隠してスポーツクラブを利用したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目旭導会」会長・川合彰典容疑者(56)が28日に逮捕されたことを受け、旭導会の本部事務所を家宅捜索した。

川合彰典容疑者を送検

旭導会本部を家宅捜索
川合容疑者は、暴力団員であることを隠して旭川市のスポーツクラブの契約して、トレーニングなどでジムを利用していた詐欺の疑いで28日に逮捕され、29日午後に検察庁に身柄を送られた。
川合容疑者は今年4月に旭導会の二代目会長に就任していて、道警が身辺捜査をする中で今回の容疑が浮上した。取り調べに対して、川合容疑者は容疑を認めている。
道警は、川合容疑者のスポーツクラブでの利用実態など裏づけ捜査をすすめている。
SNSでネット口座勧誘し中国人グループに売り渡し 稲川会傘下組員らを逮捕
警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は、売買目的でインターネットバンキングの口座を開設、転売したなどとして、指定暴力団・稲川会傘下組員・一柳敏春容疑者(50)=千葉県船橋市=ら20~50代の男女4人を詐欺容疑で逮捕した。調べに対し、4人は容疑を認めている。

一柳敏春容疑者(50)
一柳容疑者とともに逮捕された「リクルーター役」の女が、SNSに「案件あります」などと書き込み、若者らにインターネットバンキングの口座開設を勧誘していた。口座開設後に口座番号などのデータが入った携帯電話のSIMカードを1口座約30万円で中国人グループに売り渡し、報酬を得ていた疑いがもたれている。
警視庁は、転売された口座が投資詐欺などに悪用されたとみて余罪を捜査している。

一柳敏春容疑者(50)
一柳容疑者とともに逮捕された「リクルーター役」の女が、SNSに「案件あります」などと書き込み、若者らにインターネットバンキングの口座開設を勧誘していた。口座開設後に口座番号などのデータが入った携帯電話のSIMカードを1口座約30万円で中国人グループに売り渡し、報酬を得ていた疑いがもたれている。
警視庁は、転売された口座が投資詐欺などに悪用されたとみて余罪を捜査している。
暴排条項あるJAFに身分を偽り入会 弘道会傘下幹部を逮捕
愛知県警は、暴力団員が入会できないJAFの会員に身分を偽り、元妻の名義を悪用して入会したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組の四次団体で、三代目弘道会系十代目稲葉地一家傘下「八代目伊藤忠」幹部・吉川直幸容疑者(33)と、吉川容疑者の元妻(33)を詐欺の疑いで逮捕した。 調べに対し、吉川容疑者は「黙秘します」と認否を留保している。

愛知県警察本部
吉川容疑者らは2020年4月、愛知県豊山町の日本自動車連盟「JAF」愛知支部の事務所で、吉川容疑者が暴力団員では無いと偽り、元妻の名義で入会した疑いがもたれている。2人は当時、離婚していたが、夫婦を装い手続きをした。
暴力団員であることを隠してJAFの会員に入会して逮捕された暴力団組員は全国初。

愛知県警察本部
吉川容疑者らは2020年4月、愛知県豊山町の日本自動車連盟「JAF」愛知支部の事務所で、吉川容疑者が暴力団員では無いと偽り、元妻の名義で入会した疑いがもたれている。2人は当時、離婚していたが、夫婦を装い手続きをした。
暴力団員であることを隠してJAFの会員に入会して逮捕された暴力団組員は全国初。
山口組系「藤友会」組員らの露店出店 イベント組合の理事長を逮捕
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静岡県警は、2022年の「沼津夏まつり」で暴力団が経営する露店であると知りながら、出店申込書などを取りまとめて出店権利を不正に得たとして、県東部イベント商業協同組合の理事長の男(67)を詐欺の疑いで逮捕した。イベントでの暴力団関係者の出店をめぐり、組合関係者を逮捕するのは静岡県内で初めて。

静岡県警察本部
男は今年7月に開催された第75回沼津夏まつり・狩野川花火大会で、既に逮捕された7人のうち特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「藤友会」組員で、「五代目大石会」幹部・土屋富美夫容疑者(66)=静岡県裾野市=と妻(52)や、藤友会組員で「坪井組」組長・坪井和夫容疑者(76)=静岡県富士市=と内縁の妻ら4人と共謀し、暴力団であることを隠して露店の出店権利をだまし取った疑いが持たれている。
沼津夏まつりでの露店出店には、反社会勢力やその関係者ではないことを約束する暴力団排除条項が規定された誓約書などの提出が必要で、理事長の男は誓約書や出店申込書の取りまとめをする責任者。
理事長の男と藤友会組員は長年の知人で、出店する4人が暴力団関係者であると知りながら、組員から受け取った虚偽記載した誓約書などを主催者に提出し、組員らの露店は綿菓子、金魚すくい、光るおもちゃなどの出店をしていた。
露店で得た収益は藤友会の資金源になっていたとみられ、県警は、暴力団組織への資金源を断ち切るため、暴力団と組合の関係性などを詳しく捜査している。
静岡県警は、2022年の「沼津夏まつり」で暴力団が経営する露店であると知りながら、出店申込書などを取りまとめて出店権利を不正に得たとして、県東部イベント商業協同組合の理事長の男(67)を詐欺の疑いで逮捕した。イベントでの暴力団関係者の出店をめぐり、組合関係者を逮捕するのは静岡県内で初めて。

静岡県警察本部
男は今年7月に開催された第75回沼津夏まつり・狩野川花火大会で、既に逮捕された7人のうち特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「藤友会」組員で、「五代目大石会」幹部・土屋富美夫容疑者(66)=静岡県裾野市=と妻(52)や、藤友会組員で「坪井組」組長・坪井和夫容疑者(76)=静岡県富士市=と内縁の妻ら4人と共謀し、暴力団であることを隠して露店の出店権利をだまし取った疑いが持たれている。
沼津夏まつりでの露店出店には、反社会勢力やその関係者ではないことを約束する暴力団排除条項が規定された誓約書などの提出が必要で、理事長の男は誓約書や出店申込書の取りまとめをする責任者。
理事長の男と藤友会組員は長年の知人で、出店する4人が暴力団関係者であると知りながら、組員から受け取った虚偽記載した誓約書などを主催者に提出し、組員らの露店は綿菓子、金魚すくい、光るおもちゃなどの出店をしていた。
露店で得た収益は藤友会の資金源になっていたとみられ、県警は、暴力団組織への資金源を断ち切るため、暴力団と組合の関係性などを詳しく捜査している。
花火大会の露店出店権詐取 山口組系「藤友会」本部事務所を家宅捜索
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静岡県警は8日、静岡県沼津市の人気の花火大会で露店出店の権利をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「藤友会」組員で、「五代目大石会」幹部・土屋富美夫容疑者(66)=静岡県裾野市=と、藤友会組員で「坪井組」組長・坪井和夫容疑者(76)=静岡県富士市=らあわせて7人が詐欺の疑いで逮捕されたことを受け、藤友会の本部事務所を家宅捜索した。

藤友会本部を家宅捜索

土屋容疑者と坪井容疑者はそれぞれ関係者と共謀して、暴力団組員だということを隠し今年7月30日と31日に開催された「沼津夏まつり・狩野川花火大会」で露店を出す権利をだまし取ったとして7日に逮捕された。
これまでの調べで2人は10店の店を出していたほか、この花火大会が開かれた数十年にわたり露店を出し続けていたとみられ、県警は長年にわたり、露店の収益の一部が暴力団に流れていたとみて実態解明を進めている。
静岡県警は8日、静岡県沼津市の人気の花火大会で露店出店の権利をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「藤友会」組員で、「五代目大石会」幹部・土屋富美夫容疑者(66)=静岡県裾野市=と、藤友会組員で「坪井組」組長・坪井和夫容疑者(76)=静岡県富士市=らあわせて7人が詐欺の疑いで逮捕されたことを受け、藤友会の本部事務所を家宅捜索した。

藤友会本部を家宅捜索

土屋容疑者と坪井容疑者はそれぞれ関係者と共謀して、暴力団組員だということを隠し今年7月30日と31日に開催された「沼津夏まつり・狩野川花火大会」で露店を出す権利をだまし取ったとして7日に逮捕された。
これまでの調べで2人は10店の店を出していたほか、この花火大会が開かれた数十年にわたり露店を出し続けていたとみられ、県警は長年にわたり、露店の収益の一部が暴力団に流れていたとみて実態解明を進めている。
身分隠して夏祭りに露店出店 山口組系「藤友会」組員ら7人を逮捕
静岡県警は、暴力団員であることを隠して人気の夏祭りに出店する権利をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「藤友会」組員で、「五代目大石会」幹部・土屋富美夫容疑者(66)=静岡県裾野市=と妻(52)や、藤友会組員で「坪井組」組長・坪井和夫容疑者(76)=静岡県富士市=と内縁の妻、露天で働いていた3人のあわせて7人を詐欺の疑いで逮捕した。

静岡県警察本部
土屋容疑者と坪井容疑者はそれぞれ関係者と共謀して、今年7月30日と31日に開催された「沼津夏まつり・狩野川花火大会」で、暴力団員であることを隠して、露天を出店する権利をだまし取った疑いがもたれている。露店の出店に際し、誓約書には反社会勢力やその関係者ではないことなどの暴排条項があるが、誓約書には妻や内縁の妻らの名前が使われていて、実質的な経営は組員らが関与していたという。
夏まつりの2日間、組員(66)は綿菓子や金魚すくいなど3店舗を出店し、組員(76)はりんご飴やドネルサンドなど7店舗を出店。人気の店舗は1日で100万円を超える売り上げがあったとみられている。
県警は露店で稼いだ売上金の一部が暴力団への上納金になっている疑いがあるとみて、資金の流れや余罪などについて、さらに捜査を進めている。

静岡県警察本部
土屋容疑者と坪井容疑者はそれぞれ関係者と共謀して、今年7月30日と31日に開催された「沼津夏まつり・狩野川花火大会」で、暴力団員であることを隠して、露天を出店する権利をだまし取った疑いがもたれている。露店の出店に際し、誓約書には反社会勢力やその関係者ではないことなどの暴排条項があるが、誓約書には妻や内縁の妻らの名前が使われていて、実質的な経営は組員らが関与していたという。
夏まつりの2日間、組員(66)は綿菓子や金魚すくいなど3店舗を出店し、組員(76)はりんご飴やドネルサンドなど7店舗を出店。人気の店舗は1日で100万円を超える売り上げがあったとみられている。
県警は露店で稼いだ売上金の一部が暴力団への上納金になっている疑いがあるとみて、資金の流れや余罪などについて、さらに捜査を進めている。
住宅購入資金2600万円詐取 旭琉會系「辻昌一家」総長と弟を逮捕
沖縄県警宜野湾署は10月31日、那覇市内の金融機関から2600万円の融資を不正に受け取ったとして、指定暴力団・旭琉會系「三代目辻昌一家」総長・前泊頼男容疑者(56)と、弟で会社代表・前泊寿容疑者(54)=那覇市おもろまち=の両容疑者を詐欺の疑いで逮捕した。ともに容疑を否認している。

沖縄県警宜野湾警察署
2人は共謀のうえ2019年10月から同年11月の間に、暴力団員の兄の自宅として使用する意図を隠し、弟の会社の事務所などとして使うとして、豊見城市根差部の住宅購入のための融資を沖縄県内の金融機関に申請し、現金2600万円を受け取ったとして詐欺の疑いが持たれている。
県警の内偵捜査で発覚し、31日に2人を逮捕した。

沖縄県警宜野湾警察署
2人は共謀のうえ2019年10月から同年11月の間に、暴力団員の兄の自宅として使用する意図を隠し、弟の会社の事務所などとして使うとして、豊見城市根差部の住宅購入のための融資を沖縄県内の金融機関に申請し、現金2600万円を受け取ったとして詐欺の疑いが持たれている。
県警の内偵捜査で発覚し、31日に2人を逮捕した。
生活保護不正受給 国産スポーツカー窃盗未遂の稲川会系幹部を再逮捕
神奈川県警浦賀署は26日、暴力団員であることを隠して生活保護費などをだまし取ったとして、指定暴力団・稲川会傘下幹部・原勉容疑者(58)=横浜市旭区左近山=を詐欺の疑いで再逮捕した。調べに対し原容疑者は「申請時は破門されており、暴力団員ではなかった」と容疑を否認している。

原勉容疑者(今年9月)
原容疑者は2020年7月14日ごろ、暴力団員であることを隠して虚偽記載した申請書を横須賀市福祉事務所に提出し、2020年7月から今年3月までの間、生活保護費約224万円をだまし取ったほか、医療費約345万円を不正に支払わせた疑いがもたれている。
原容疑者は、今年7月に横浜市都筑区の修理工場から国産スポーツカーを盗もうとした窃盗未遂容疑で、9月に逮捕されていた。

原勉容疑者(今年9月)
原容疑者は2020年7月14日ごろ、暴力団員であることを隠して虚偽記載した申請書を横須賀市福祉事務所に提出し、2020年7月から今年3月までの間、生活保護費約224万円をだまし取ったほか、医療費約345万円を不正に支払わせた疑いがもたれている。
原容疑者は、今年7月に横浜市都筑区の修理工場から国産スポーツカーを盗もうとした窃盗未遂容疑で、9月に逮捕されていた。