親族を装って女性から現金200万円詐取 稲川会傘下組員を再逮捕
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栃木県警鹿沼署は18日、長男を装って女性に電話をかけ現金64万円をだまし取ったとして、既に逮捕されている自称会社員で指定暴力団・稲川会傘下組員・木暮翔大容疑者(23)=群馬県高崎市歌川町=を詐欺の疑いで再逮捕した。

鹿沼警察署
木暮容疑者は仲間と共謀し、今年3月29日午前11時25分ごろから複数回にわたり、親族などを装って鹿沼市在住の無職女性(当時68)に至急現金が必要などとウソの電話をかけ、栃木市藤岡町藤岡の路上で女性から現金200万円をだまし取った疑いが持たれている。
また、同日午後10時半ごろからも、複数回にわたり女性に同様の電話をかけ、栃木市岩舟町静で女性から現金をだまし取ろうとした疑いが持たれている。
木暮容疑者は8月29日にすでに詐欺容疑で逮捕されていて、調べに対し容疑を否認している。
栃木県警鹿沼署は18日、長男を装って女性に電話をかけ現金64万円をだまし取ったとして、既に逮捕されている自称会社員で指定暴力団・稲川会傘下組員・木暮翔大容疑者(23)=群馬県高崎市歌川町=を詐欺の疑いで再逮捕した。

鹿沼警察署
木暮容疑者は仲間と共謀し、今年3月29日午前11時25分ごろから複数回にわたり、親族などを装って鹿沼市在住の無職女性(当時68)に至急現金が必要などとウソの電話をかけ、栃木市藤岡町藤岡の路上で女性から現金200万円をだまし取った疑いが持たれている。
また、同日午後10時半ごろからも、複数回にわたり女性に同様の電話をかけ、栃木市岩舟町静で女性から現金をだまし取ろうとした疑いが持たれている。
木暮容疑者は8月29日にすでに詐欺容疑で逮捕されていて、調べに対し容疑を否認している。
高齢女性のカードすり替え現金56万円詐取 山口組傘下組員を逮捕
山梨県警は13日、金融機関の職員を装った電話詐欺で80代女性からキャッシュカードを盗んだうえ、ATMで現金およそ56万円を引き出したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組員・西袋薫容疑者(54)=埼玉県蕨市=を窃盗などの疑いで逮捕した。調べに対し西袋容疑者は容疑を認めている。

山梨県警察本部
西袋容疑者は2022年11月、金融機関の職員を装った共犯者と共に山梨県笛吹市の80代女性宅を訪れ、キャッシュカード4枚を封筒に入れた別のカードとすり替えて盗んだうえ、同市内のATMから現金56万2000円を引き出した疑いが持たれている。
防犯カメラ映像の解析などから西袋容疑者を特定して逮捕した。西袋容疑者は運転手役と見られていて、県警はほかにも余罪があるとみて共犯者や犯行の指示役など、調べをすすめている。

山梨県警察本部
西袋容疑者は2022年11月、金融機関の職員を装った共犯者と共に山梨県笛吹市の80代女性宅を訪れ、キャッシュカード4枚を封筒に入れた別のカードとすり替えて盗んだうえ、同市内のATMから現金56万2000円を引き出した疑いが持たれている。
防犯カメラ映像の解析などから西袋容疑者を特定して逮捕した。西袋容疑者は運転手役と見られていて、県警はほかにも余罪があるとみて共犯者や犯行の指示役など、調べをすすめている。
特殊詐欺「受け子」統括役 住吉会傘下組員ら2人を逮捕
警視庁は、東京都在住の高齢女性にウソの電話をかけ、現金200万円をだまし取ったとして、特殊詐欺グループの「受け子」の統括役とみられる指定暴力団・住吉会傘下組員・堂下歩容疑者(46)と、ラン・シャン・タン容疑者(35)=ミャンマー国籍=の2人を詐欺の疑いで逮捕した。調べに対し、堂下容疑者ら2人は黙秘している。

堂下歩容疑者(46)
堂下容疑者ら2人は仲間と共謀して2022年2月、甥などを装って東京都世田谷区在住の女性(76)にウソの電話をかけ、現金200万円をだまし取った疑いが持たれている。堂下容疑者らの特殊詐欺グループでは、これまでに現金受け取り役の「受け子」15人がすでに逮捕されていて、堂下容疑者は受け子の統括役で、ラン・シャン・タン容疑者は地元の後輩だった。
警視庁は、堂下容疑者ら2人が2021年5月からのおよそ1年間で16件の特殊詐欺に関与し、あわせて約1億2000万円をだまし取ったとみて調べている。

堂下歩容疑者(46)
堂下容疑者ら2人は仲間と共謀して2022年2月、甥などを装って東京都世田谷区在住の女性(76)にウソの電話をかけ、現金200万円をだまし取った疑いが持たれている。堂下容疑者らの特殊詐欺グループでは、これまでに現金受け取り役の「受け子」15人がすでに逮捕されていて、堂下容疑者は受け子の統括役で、ラン・シャン・タン容疑者は地元の後輩だった。
警視庁は、堂下容疑者ら2人が2021年5月からのおよそ1年間で16件の特殊詐欺に関与し、あわせて約1億2000万円をだまし取ったとみて調べている。
長男を装い高齢女性から現金詐取 稲川会傘下組員を逮捕
栃木県警鹿沼署は29日、自称会社員で指定暴力団・稲川会傘下組員・木暮翔大容疑者(23)=群馬県高崎市歌川町=を詐欺の疑いで逮捕した。調べに対し、木暮容疑者は容疑を否認している。

鹿沼警察署
木暮容疑者は氏名不詳の仲間と共謀して今年3月28日から29日、鹿沼市在住の無職女性(当時69)に長男を装って電話をかけ、至急現金が必要などとウソを言って、29日午後に栃木市内の路上で長男の知人になりすました共犯者が、女性から現金64万円をだまし取った疑いが持たれている。

鹿沼警察署
木暮容疑者は氏名不詳の仲間と共謀して今年3月28日から29日、鹿沼市在住の無職女性(当時69)に長男を装って電話をかけ、至急現金が必要などとウソを言って、29日午後に栃木市内の路上で長男の知人になりすました共犯者が、女性から現金64万円をだまし取った疑いが持たれている。
特殊詐欺で4000万円詐取 住吉会系幸平一家傘下幹部を再逮捕
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静岡県警は27日、特殊詐欺で4000万円をだまし取ったとして指定暴力団・住吉会の四次団体で、十三代目幸平一家系加藤連合会傘下「聡仁組」幹部・岡崎義瑠ことチャベス・ゲレロ・ギジェルモ容疑者(34)=住所不定・ボリビア国籍=を再逮捕した。

静岡県警察本部
チャベス容疑者はかけ子や受け子と共謀して2022年2月、神奈川県内在住の男性(80代)から現金あわせて4000万円をだまし取った疑いが持たれている。
チャベス容疑者は特殊詐欺グループの主犯格で、2022年3月に特殊詐欺グループを脱退したいと話した20代男性に「1300万円稼ぐまでかけ子をやれ」などと脅した上、監禁して顔を殴るなどしてケガを負わせたとして、すでに逮捕されていたが、今回だまし取った4000万円の内、数千万円を複数の「かけ子」や「受け子」が着服していたことにチャベス容疑者が気付いて腹を立てたことが一因だったという。
静岡県警は27日、特殊詐欺で4000万円をだまし取ったとして指定暴力団・住吉会の四次団体で、十三代目幸平一家系加藤連合会傘下「聡仁組」幹部・岡崎義瑠ことチャベス・ゲレロ・ギジェルモ容疑者(34)=住所不定・ボリビア国籍=を再逮捕した。

静岡県警察本部
チャベス容疑者はかけ子や受け子と共謀して2022年2月、神奈川県内在住の男性(80代)から現金あわせて4000万円をだまし取った疑いが持たれている。
チャベス容疑者は特殊詐欺グループの主犯格で、2022年3月に特殊詐欺グループを脱退したいと話した20代男性に「1300万円稼ぐまでかけ子をやれ」などと脅した上、監禁して顔を殴るなどしてケガを負わせたとして、すでに逮捕されていたが、今回だまし取った4000万円の内、数千万円を複数の「かけ子」や「受け子」が着服していたことにチャベス容疑者が気付いて腹を立てたことが一因だったという。
還付金詐欺などで組員2人を再逮捕 住吉会系「村田会」を家宅捜索
埼玉県警は25日、還付金詐欺でだまし取った金の「出し子」をしたとして、指定暴力団・住吉会系三代目村田会傘下「二代目圡方会」組員・山崎力容疑者(20)と、樋口智也容疑者(23)を窃盗や電子計算機使用詐欺などの容疑で再逮捕し、関係先として三代目村田会の事務所を家宅捜索した。

村田会を家宅捜索

山崎容疑者らは今年4月、市役所の職員などを名乗って埼玉県坂戸市の女性(当時81)に電話をかけ、「医療費の戻りがあります」などとウソを言って銀行ATMから、指定した他人名義の口座に合わせて約215万円を振り込ませ、そのほとんどを引き出した疑いなどが持たれている。山崎容疑者は、だまし取った金をATMから引き出す「出し子」で、樋口容疑者は「指示役」とみられている。
県警は、山崎容疑者らの認否は明らかにしていないが、村田会の組織的関与があるとみて全容解明を進めている。

村田会を家宅捜索

山崎容疑者らは今年4月、市役所の職員などを名乗って埼玉県坂戸市の女性(当時81)に電話をかけ、「医療費の戻りがあります」などとウソを言って銀行ATMから、指定した他人名義の口座に合わせて約215万円を振り込ませ、そのほとんどを引き出した疑いなどが持たれている。山崎容疑者は、だまし取った金をATMから引き出す「出し子」で、樋口容疑者は「指示役」とみられている。
県警は、山崎容疑者らの認否は明らかにしていないが、村田会の組織的関与があるとみて全容解明を進めている。
警察署の番号を通知する新たな特殊詐欺 「住吉会」本部を家宅捜索
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警視庁暴力団対策課は14日、実在する警察署の番号が表示される新たな手口の特殊詐欺で、高齢女性から現金を詐取しようとしたとして、指定暴力団・住吉会の四次団体で、十三代目幸平一家系加藤連合会傘下「聡仁組」組員・表雅人容疑者(28)=東京都中央区=が詐欺未遂容疑で12日に逮捕された事件を受け、住吉会の本部事務所を家宅捜索した。

表雅人容疑者(28)

住吉会本部を家宅捜索
表容疑者は今年5月19~31日、被害者の女性のスマートフォンに実在する警察署の番号が表示される新たな手口を使い、北海道警の警察官を装って高齢女性から現金をだまし取ろうとした疑いが持たれている。
表容疑者はこの特殊詐欺グループの指示役とみられ、これまでに「受け子」の管理役・太田雅揮容疑者(29)や、統括役・中川虎乃輔容疑者(26)や、小林夢左史容疑者(22)ら、表容疑者を含むメンバー計18人が逮捕されている。この特殊詐欺グループによる被害総額は少なくとも2021年8月以降で約50件、計約9400万円に上る。
同課は、このグループが特殊詐欺で得た金の一部が住吉会の資金源になっているとみて、全容解明を進めている。
警視庁暴力団対策課は14日、実在する警察署の番号が表示される新たな手口の特殊詐欺で、高齢女性から現金を詐取しようとしたとして、指定暴力団・住吉会の四次団体で、十三代目幸平一家系加藤連合会傘下「聡仁組」組員・表雅人容疑者(28)=東京都中央区=が詐欺未遂容疑で12日に逮捕された事件を受け、住吉会の本部事務所を家宅捜索した。

表雅人容疑者(28)

住吉会本部を家宅捜索
表容疑者は今年5月19~31日、被害者の女性のスマートフォンに実在する警察署の番号が表示される新たな手口を使い、北海道警の警察官を装って高齢女性から現金をだまし取ろうとした疑いが持たれている。
表容疑者はこの特殊詐欺グループの指示役とみられ、これまでに「受け子」の管理役・太田雅揮容疑者(29)や、統括役・中川虎乃輔容疑者(26)や、小林夢左史容疑者(22)ら、表容疑者を含むメンバー計18人が逮捕されている。この特殊詐欺グループによる被害総額は少なくとも2021年8月以降で約50件、計約9400万円に上る。
同課は、このグループが特殊詐欺で得た金の一部が住吉会の資金源になっているとみて、全容解明を進めている。
特殊詐欺のリーダー格・住吉会傘下組員ら10人を逮捕 被害総額1億円超
警視庁暴力団対策課などは、高齢女性から現金をだまし取ったとして特殊詐欺グループのリーダー格とみられる指定暴力団・住吉会系「十三代目幸平一家」傘下組員・日沖幸矢容疑者(23)=東京都港区=や、同組員・森川将太郎容疑者(22)、同組員・小林夢左史容疑者(22)ら10人を詐欺の疑いで逮捕した。

警視庁本部
日沖容疑者らは共謀して2022年11月、北海道札幌市のビジネスホテルから東京都港区在住の80代女性に息子を装って電話をかけ、「仕事でお金がいるので用意してほしい」などとウソを言い、現金250万円をだまし取った疑いが持たれている。2022年8月に静岡県内の高齢男性が詐欺被害に遭い、受け子などをしていた2人が逮捕され、今回の10人の逮捕につながった。
日沖容疑者は詐欺グループの指示役、森川容疑者は現金回収役とみられ、沖縄県や北海道など全国のビジネスホテルを拠点として利用し、摘発逃れのために1週間ほどで移動を繰り返していた。
この詐欺グループによる被害は2022年11月~今年1月までで計37件、被害総額は約1億円に上るとみられている。

警視庁本部
日沖容疑者らは共謀して2022年11月、北海道札幌市のビジネスホテルから東京都港区在住の80代女性に息子を装って電話をかけ、「仕事でお金がいるので用意してほしい」などとウソを言い、現金250万円をだまし取った疑いが持たれている。2022年8月に静岡県内の高齢男性が詐欺被害に遭い、受け子などをしていた2人が逮捕され、今回の10人の逮捕につながった。
日沖容疑者は詐欺グループの指示役、森川容疑者は現金回収役とみられ、沖縄県や北海道など全国のビジネスホテルを拠点として利用し、摘発逃れのために1週間ほどで移動を繰り返していた。
この詐欺グループによる被害は2022年11月~今年1月までで計37件、被害総額は約1億円に上るとみられている。
特殊詐欺グループの指示役 住吉会系幸平一家傘下組員を逮捕
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警視庁暴力団対策課などは12日、佐賀県の高齢女性から現金を詐取しようとしたとして、指定暴力団・住吉会の四次団体で、十三代目幸平一家系加藤連合会傘下「聡仁組」組員・表雅人容疑者(28)=東京都中央区=を詐欺未遂の疑いで逮捕した。

表雅人容疑者(28)
表容疑者は特殊詐欺グループの指示役とみられ、これまでに「受け子」の管理役・太田雅揮容疑者(29)や、統括役・中川虎乃輔容疑者(26)など、表容疑者を含む詐欺グループのメンバー計18人が逮捕されていて、摘発を逃れるため「かけ子」役が車で高速道路を走りながらウソの電話をしていたこともあった。この特殊詐欺グループによる被害総額は計約9400万円に上るとみられている。
表容疑者は仲間と共謀して今年5月19~31日、北海道警の警察官らに成り済まして佐賀県唐津市の70代女性に電話をかけ、「あなたの口座に入っているお金が犯罪のお金かどうか調べないといけない」などとウソを言い、東京都目黒区のマンションに現金を郵送させようとした疑いが持たれている。女性のスマートフォンには警察署の番号が表示されていて、暴対課は被害者をだます新たな手口とみて詳しく調べている。
警視庁が、既に逮捕されているメンバーの関係先として表容疑者の自宅を家宅捜索し、押収した携帯電話などから関与が浮上した。
警視庁暴力団対策課などは12日、佐賀県の高齢女性から現金を詐取しようとしたとして、指定暴力団・住吉会の四次団体で、十三代目幸平一家系加藤連合会傘下「聡仁組」組員・表雅人容疑者(28)=東京都中央区=を詐欺未遂の疑いで逮捕した。

表雅人容疑者(28)
表容疑者は特殊詐欺グループの指示役とみられ、これまでに「受け子」の管理役・太田雅揮容疑者(29)や、統括役・中川虎乃輔容疑者(26)など、表容疑者を含む詐欺グループのメンバー計18人が逮捕されていて、摘発を逃れるため「かけ子」役が車で高速道路を走りながらウソの電話をしていたこともあった。この特殊詐欺グループによる被害総額は計約9400万円に上るとみられている。
表容疑者は仲間と共謀して今年5月19~31日、北海道警の警察官らに成り済まして佐賀県唐津市の70代女性に電話をかけ、「あなたの口座に入っているお金が犯罪のお金かどうか調べないといけない」などとウソを言い、東京都目黒区のマンションに現金を郵送させようとした疑いが持たれている。女性のスマートフォンには警察署の番号が表示されていて、暴対課は被害者をだます新たな手口とみて詳しく調べている。
警視庁が、既に逮捕されているメンバーの関係先として表容疑者の自宅を家宅捜索し、押収した携帯電話などから関与が浮上した。
移動型特殊詐欺グループの受け子管理役など 住吉会傘下組員2人を逮捕
警視庁暴力団対策課は、親族を装い高齢女性から現金をだまし取ったとして、指定暴力団・住吉会傘下組員・太田雅揮容疑者(29)と中川虎乃輔容疑者(26)の2人を逮捕した。

左・太田雅揮容疑者(29)
右・中川虎乃輔容疑者(26)
2人は移動型の特殊詐欺グループで、中川容疑者は2022年に静岡県の高齢女性に親族を装って電話をかけ、現金120万円をだまし取った疑いが持たれている。
この詐欺グループは摘発を逃れるため、車で高速道路を移動しながら電話をかける手口で詐欺を繰り返し、太田容疑者は受け子に経費などを支払う管理役、中川容疑者は受け子の統括役とみられ、警視庁は、指示役の特定や暴力団の組織的関与について捜査している。

左・太田雅揮容疑者(29)
右・中川虎乃輔容疑者(26)
2人は移動型の特殊詐欺グループで、中川容疑者は2022年に静岡県の高齢女性に親族を装って電話をかけ、現金120万円をだまし取った疑いが持たれている。
この詐欺グループは摘発を逃れるため、車で高速道路を移動しながら電話をかける手口で詐欺を繰り返し、太田容疑者は受け子に経費などを支払う管理役、中川容疑者は受け子の統括役とみられ、警視庁は、指示役の特定や暴力団の組織的関与について捜査している。
高齢女性から現金詐取 特殊詐欺の指示役 暴力団組員を逮捕
警視庁は、高齢女性から現金をだまし取る特殊詐欺を指示したうえ、現金を回収をしたとして、暴力団組員・島将大容疑者(24)を逮捕した。

島将大容疑者(24)
島将大容疑者は仲間と共謀して2023年3月、東京都在住の70代女性に息子を装って電話をかけ、「上司の母親が倒れてしまい、お金を立て替えたい」などとウソを言い、現金100万円をだまし取った疑いが持たれている。
島容疑者は特殊詐欺グループの指示役とみられていて、雑居ビルなどで受け子から現金の回収役もしていて、同様の手口で総額400万円をだまし取ったとみられている。これまでに詐欺グループの受け子やリクルーターなど3人が逮捕されている。
警視庁は、だまし取った金が暴力団の資金源となっていた可能性も視野に捜査している。

島将大容疑者(24)
島将大容疑者は仲間と共謀して2023年3月、東京都在住の70代女性に息子を装って電話をかけ、「上司の母親が倒れてしまい、お金を立て替えたい」などとウソを言い、現金100万円をだまし取った疑いが持たれている。
島容疑者は特殊詐欺グループの指示役とみられていて、雑居ビルなどで受け子から現金の回収役もしていて、同様の手口で総額400万円をだまし取ったとみられている。これまでに詐欺グループの受け子やリクルーターなど3人が逮捕されている。
警視庁は、だまし取った金が暴力団の資金源となっていた可能性も視野に捜査している。
高齢女性から特殊詐欺の手口でキャッシュカード詐取 親和会傘下組員を再逮捕
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兵庫県警明石署は29日、兵庫県明石市内の高齢女性からキャッシュカードをだまし取ったとして、指定暴力団・二代目親和会傘下組員(23)=香川県さぬき市=を窃盗の疑いで再逮捕した。容疑者の組員は容疑を認めている。

明石警察署
容疑者の組員は今年4月25日、仲間と共謀して明石市内の女性(85)に電話で、「カードが不正利用されている。銀行協会職員が確認しに行く」と話した後、自宅を訪問。女性からキャッシュカード5枚を受け取って封筒に入れた後、別の封筒とすり替えて盗んだ疑いがもたれている。盗まれた複数の口座からは現金が引き出されていた。
容疑者の組員は、神戸市灘区の女性と明石市の別の女性から同様の手口でキャッシュカードを盗んだとして窃盗容疑で逮捕されていた。
兵庫県警明石署は29日、兵庫県明石市内の高齢女性からキャッシュカードをだまし取ったとして、指定暴力団・二代目親和会傘下組員(23)=香川県さぬき市=を窃盗の疑いで再逮捕した。容疑者の組員は容疑を認めている。

明石警察署
容疑者の組員は今年4月25日、仲間と共謀して明石市内の女性(85)に電話で、「カードが不正利用されている。銀行協会職員が確認しに行く」と話した後、自宅を訪問。女性からキャッシュカード5枚を受け取って封筒に入れた後、別の封筒とすり替えて盗んだ疑いがもたれている。盗まれた複数の口座からは現金が引き出されていた。
容疑者の組員は、神戸市灘区の女性と明石市の別の女性から同様の手口でキャッシュカードを盗んだとして窃盗容疑で逮捕されていた。
高齢女性からキャッシュカード詐取 親和会傘下組員を再逮捕
兵庫県警明石署は19日、高齢女性からキャッシュカードをだまし取ったとして、指定暴力団・二代目親和会傘下組員(23)=香川県さぬき市=を窃盗の疑いで再逮捕した。調べに対し、容疑者の組員は容疑を認めている。

兵庫県警明石警察署
容疑者の組員は仲間と共謀して今年4月25日、兵庫県明石市在住の女性(78)の自宅に「カードが不正利用されている。銀行協会の者が確認する」と電話して訪問。女性からキャッシュカード2枚を受け取り封筒に入れた後、別の封筒とすり替えて盗んだ疑いがもたれている。盗まれたカードの口座からは現金が引き出されていた。
容疑者の組員は同日、神戸市灘区の高齢女性から同様の手口でキャッシュカードを盗んだとして、窃盗容疑で逮捕されていた。

兵庫県警明石警察署
容疑者の組員は仲間と共謀して今年4月25日、兵庫県明石市在住の女性(78)の自宅に「カードが不正利用されている。銀行協会の者が確認する」と電話して訪問。女性からキャッシュカード2枚を受け取り封筒に入れた後、別の封筒とすり替えて盗んだ疑いがもたれている。盗まれたカードの口座からは現金が引き出されていた。
容疑者の組員は同日、神戸市灘区の高齢女性から同様の手口でキャッシュカードを盗んだとして、窃盗容疑で逮捕されていた。
カンボジア拠点の特殊詐欺グループ19人を4回目の逮捕 被害総額12億円超
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警視庁暴力団対策課は19日、カンボジア南部のリゾートホテルを拠点としたグループによる特殊詐欺事件で、高齢女性から暗号資産を詐取したとして無職・山田大志被告(38)=詐欺罪で起訴=ら19人を再逮捕した。19人の逮捕は4回目。

警視庁本部
再逮捕容疑は仲間と共謀して今年1月、高知県の60代女性に「資産の差し押さえを逃れるためには暗号資産にして送信する必要がある」などと噓の電話をし、暗号資産約2100万円を指定アドレスに送らせ、詐取したとしている。
この特殊詐欺グループによる詐欺被害は2022年1月以降で計約300件、約12億1千万円に上るとみられていて、メンバーは複数の勧誘役によって集められたとみられ、借金返済などの理由でカンボジアに渡航し、詐欺に関与していた。
警視庁暴力団対策課は19日、カンボジア南部のリゾートホテルを拠点としたグループによる特殊詐欺事件で、高齢女性から暗号資産を詐取したとして無職・山田大志被告(38)=詐欺罪で起訴=ら19人を再逮捕した。19人の逮捕は4回目。

警視庁本部
再逮捕容疑は仲間と共謀して今年1月、高知県の60代女性に「資産の差し押さえを逃れるためには暗号資産にして送信する必要がある」などと噓の電話をし、暗号資産約2100万円を指定アドレスに送らせ、詐取したとしている。
この特殊詐欺グループによる詐欺被害は2022年1月以降で計約300件、約12億1千万円に上るとみられていて、メンバーは複数の勧誘役によって集められたとみられ、借金返済などの理由でカンボジアに渡航し、詐欺に関与していた。
還付金詐欺:現金回収役の統括 住吉会傘下幹部を逮捕
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神奈川県警は、「健康保険の還付金がある」などとウソを言って現金をだまし取った現金の回収役を統括していたとみられる、指定暴力団・住吉会傘下幹部・垣内正史容疑者(38)=東京都=を電子計算機使用詐欺と窃盗の疑いで逮捕した。垣内容疑者は関東などを中心に100件ほどの特殊詐欺に関与した可能性があるとみられている。

神奈川県警察本部
垣内容疑者は2022年9月、仲間と共謀して横浜市や都内などに住む60代から70代の女性4人に電話をかけ、区役所の職員を騙り「健康保険の還付金がある」などとウソを言って、女性らにATMを操作させ現金あわせて568万円ほどをだまし取った疑いがもたれている。
この詐欺事件では、すでに神奈川県内の男(30代)が同容疑で逮捕されていて、垣内容疑者は複数いる現金の回収役を統括していたとみられている。
県警は垣内容疑者の認否を明かしていないが、関東などを中心にあわせて約100件、被害総額はおよそ1億2500万円の還付金詐欺に関わっていた可能性があるとみて調べを進めている。
神奈川県警は、「健康保険の還付金がある」などとウソを言って現金をだまし取った現金の回収役を統括していたとみられる、指定暴力団・住吉会傘下幹部・垣内正史容疑者(38)=東京都=を電子計算機使用詐欺と窃盗の疑いで逮捕した。垣内容疑者は関東などを中心に100件ほどの特殊詐欺に関与した可能性があるとみられている。

神奈川県警察本部
垣内容疑者は2022年9月、仲間と共謀して横浜市や都内などに住む60代から70代の女性4人に電話をかけ、区役所の職員を騙り「健康保険の還付金がある」などとウソを言って、女性らにATMを操作させ現金あわせて568万円ほどをだまし取った疑いがもたれている。
この詐欺事件では、すでに神奈川県内の男(30代)が同容疑で逮捕されていて、垣内容疑者は複数いる現金の回収役を統括していたとみられている。
県警は垣内容疑者の認否を明かしていないが、関東などを中心にあわせて約100件、被害総額はおよそ1億2500万円の還付金詐欺に関わっていた可能性があるとみて調べを進めている。
空き屋に現金送らせる特殊詐欺 新たに情報提供の「ハコ屋」を逮捕
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警視庁は、高齢者からだまし取った現金を空き部屋に送らせる手口の特殊詐欺事件で、指定暴力団・極東会傘下幹部・山本裕二容疑者(35)を5度目の逮捕し、新たに空き部屋の情報を提供する「ハコ屋」とみられる不動産仲介会社社員・平山貴将容疑者(41)を逮捕した。

山本裕二容疑者(35)
山本容疑者と平山容疑者は2022年9月、女性(74)にウソの電話をかけて現金690万円を東京都目黒区内のアパートの空き部屋に送らせ、だまし取った疑いが持たれている。
山本容疑者は指示役で、平山容疑者は空き部屋の情報を提供する、いわゆる「ハコ屋」と呼ばれる役割だった。この特殊詐欺グループでは、すでに他3人が逮捕されている。
警視庁は、山本容疑者らの特殊詐欺グループによる被害総額は、およそ11億円にのぼり、暴力団の資金源になっていたとみて、引き続き調べている。
警視庁は、高齢者からだまし取った現金を空き部屋に送らせる手口の特殊詐欺事件で、指定暴力団・極東会傘下幹部・山本裕二容疑者(35)を5度目の逮捕し、新たに空き部屋の情報を提供する「ハコ屋」とみられる不動産仲介会社社員・平山貴将容疑者(41)を逮捕した。

山本裕二容疑者(35)
山本容疑者と平山容疑者は2022年9月、女性(74)にウソの電話をかけて現金690万円を東京都目黒区内のアパートの空き部屋に送らせ、だまし取った疑いが持たれている。
山本容疑者は指示役で、平山容疑者は空き部屋の情報を提供する、いわゆる「ハコ屋」と呼ばれる役割だった。この特殊詐欺グループでは、すでに他3人が逮捕されている。
警視庁は、山本容疑者らの特殊詐欺グループによる被害総額は、およそ11億円にのぼり、暴力団の資金源になっていたとみて、引き続き調べている。
カンボジア拠点の特殊詐欺 19人を3度目の逮捕 被害総額9億4千万円超 3万人分の名簿押収
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警視庁は21日、カンボジアを拠点とした特殊詐欺事件で、京都府の60代女性から950万円相当の暗号資産を詐取したとして、山田大志容疑者(38)、岡本大樹(38)容疑者ら男19人を詐欺容疑で再逮捕した。19人の逮捕はいずれも3回目で、数人が容疑を認めている。

警視庁本部
19人は共謀して今年1月、京都府の60代女性に弁護士などをかたり、「介護施設の入居権を他人に譲渡したことでトラブルになっている」などとうその電話をかけ、約950万円分の暗号資産を送らせ、詐取した疑いがもたれている。
拠点となっていたカンボジアのホテルからは、日本国内の高齢者ら約3万人分の氏名や住所、電話番号などが記載されてる名簿が記録されたUSBメモリーなどが押収されていて、詐欺の電話をかけるために使われたとみられている。
この特殊詐欺グループによる被害は、2022年1月~今年1月の間に27都道府県で約130件、計約9億4千万円に上るとみられている。メンバーの募集には複数の勧誘役が関与しているとみられ、借金返済のために参加したメンバーもいるといい、実態解明を進めている。
警視庁は21日、カンボジアを拠点とした特殊詐欺事件で、京都府の60代女性から950万円相当の暗号資産を詐取したとして、山田大志容疑者(38)、岡本大樹(38)容疑者ら男19人を詐欺容疑で再逮捕した。19人の逮捕はいずれも3回目で、数人が容疑を認めている。

警視庁本部
19人は共謀して今年1月、京都府の60代女性に弁護士などをかたり、「介護施設の入居権を他人に譲渡したことでトラブルになっている」などとうその電話をかけ、約950万円分の暗号資産を送らせ、詐取した疑いがもたれている。
拠点となっていたカンボジアのホテルからは、日本国内の高齢者ら約3万人分の氏名や住所、電話番号などが記載されてる名簿が記録されたUSBメモリーなどが押収されていて、詐欺の電話をかけるために使われたとみられている。
この特殊詐欺グループによる被害は、2022年1月~今年1月の間に27都道府県で約130件、計約9億4千万円に上るとみられている。メンバーの募集には複数の勧誘役が関与しているとみられ、借金返済のために参加したメンバーもいるといい、実態解明を進めている。