金銭トラブルの男性を組事務所に8日間監禁 関東関根組系鳥海興業傘下「渡辺組」組長を逮捕
警視庁暴力団対策課は8日、暴力団組員と金銭トラブルになった男性東京都渋谷区の暴力団事務所に1週間以上、監禁したとして、指定暴力団・関東関根組系三代目鳥海興業幹部で「渡辺組」組長・渡辺努容疑者(50)=住所不詳=を逮捕監禁の疑いで逮捕した。調べに対し、渡辺容疑者は容疑を認めていて、同課は9日、渡辺容疑者の関係先として鳥海興業と渡辺組の事務所を家宅捜索した。
渡辺努容疑者(50)
渡辺容疑者は組員らと共謀し、今年3月15日から22日の8日間、男性(50代)の足首を結束バンドで縛るなどして渡辺組の組事務所に監禁し、暴行を加えた疑いが持たれている。被害者の男性は渡辺組組員の知人で、3月15日に新宿区歌舞伎町の喫茶店で、20年以上前に貸した車で事故を起こしたこの組員に対し、弁済費用(数百万円)の支払いを要求してトラブルとなり、その後組事務所に連れ去られて監禁され、殴るなどの暴行を受けていた。
男性はその後、事務所のベランダにあった物置に放置されていたが自力で物置から脱出。ベランダをつたって隣の部屋の住民に助けを求め、110番通報で事件が発覚。現場に駆け付けた警察官が、渡辺組組員2人を逮捕監禁容疑で現行犯逮捕していた。
渡辺努容疑者(50)
渡辺容疑者は組員らと共謀し、今年3月15日から22日の8日間、男性(50代)の足首を結束バンドで縛るなどして渡辺組の組事務所に監禁し、暴行を加えた疑いが持たれている。被害者の男性は渡辺組組員の知人で、3月15日に新宿区歌舞伎町の喫茶店で、20年以上前に貸した車で事故を起こしたこの組員に対し、弁済費用(数百万円)の支払いを要求してトラブルとなり、その後組事務所に連れ去られて監禁され、殴るなどの暴行を受けていた。
男性はその後、事務所のベランダにあった物置に放置されていたが自力で物置から脱出。ベランダをつたって隣の部屋の住民に助けを求め、110番通報で事件が発覚。現場に駆け付けた警察官が、渡辺組組員2人を逮捕監禁容疑で現行犯逮捕していた。