宮崎の覚醒剤密売事件 住吉会傘下幹部を新たに逮捕、14人を再逮捕
宮崎県警は、宮崎県西都市の夫婦らが覚醒剤密売で今年10月に逮捕された事件で、指定暴力団・住吉会傘下幹部・中里英弘容疑者(60)=埼玉県=を新たに麻薬特例法違反(譲り渡し)の疑いで逮捕し、寶滿敦容疑者=西都市=と、妻・綾佳容疑者など男女合わせて14人を再逮捕した。県警は、全員の認否を明らかにしていない。

宮崎県警察本部
中里容疑者は寶滿敦容疑者に対し、覚醒剤のようなものを発送し、有償で譲り渡した疑いが持たれている。また、寶滿敦容疑者と妻・綾佳容疑者は、営利目的で覚醒剤およそ85グラムを所持した疑い。このほかの12人のうち2人は覚醒剤を譲り受けた疑い、10人は覚醒剤を使用した疑いで再逮捕された。
中里容疑者以外の14人は10月にすでに逮捕されていて、今回、覚醒剤取締法違反の疑いで再逮捕された。

宮崎県警察本部
中里容疑者は寶滿敦容疑者に対し、覚醒剤のようなものを発送し、有償で譲り渡した疑いが持たれている。また、寶滿敦容疑者と妻・綾佳容疑者は、営利目的で覚醒剤およそ85グラムを所持した疑い。このほかの12人のうち2人は覚醒剤を譲り受けた疑い、10人は覚醒剤を使用した疑いで再逮捕された。
中里容疑者以外の14人は10月にすでに逮捕されていて、今回、覚醒剤取締法違反の疑いで再逮捕された。
新型コロナ対策「特例貸付金」20万円詐取 暴力団組員ら2人を再逮捕
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兵庫県警尼崎東署は4日、新型コロナウイルスの特例貸付金を9回にわたり計135万円を騙し取った詐欺事件で、さらに20万円をだまし取ったとして暴力団組員(62)=兵庫県尼崎市=と、同居する無職の女(54)を詐欺の疑いで再逮捕した。詐取したとされる金額は計155万円となった。

兵庫県警尼崎東警察署
2人は共謀して2020年6月、暴排条項がある新型コロナウイルスの影響で収入が減った世帯が対象の特例貸し付けを県社会福祉協議会に申し込み、20万円を詐取した疑いがもたれている。
男は暴力団対策法に基づく指定を受けていない組織の組員で「(女が)勝手に借りた」と否認し、女は「自分一人でやりました」容疑を認めている。
兵庫県警尼崎東署は4日、新型コロナウイルスの特例貸付金を9回にわたり計135万円を騙し取った詐欺事件で、さらに20万円をだまし取ったとして暴力団組員(62)=兵庫県尼崎市=と、同居する無職の女(54)を詐欺の疑いで再逮捕した。詐取したとされる金額は計155万円となった。

兵庫県警尼崎東警察署
2人は共謀して2020年6月、暴排条項がある新型コロナウイルスの影響で収入が減った世帯が対象の特例貸し付けを県社会福祉協議会に申し込み、20万円を詐取した疑いがもたれている。
男は暴力団対策法に基づく指定を受けていない組織の組員で「(女が)勝手に借りた」と否認し、女は「自分一人でやりました」容疑を認めている。
傷害事件で被害者の住吉会系組長 言動不審で尿検査し覚醒剤使用で逮捕
埼玉県警捜査4課と大宮東署の合同捜査班は2日、今年10月上旬~19日までの間に覚醒剤を使用したとして、指定暴力団・住吉会傘下組長(61)=埼玉県さいたま市見沼区東新井=を覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕した。組長は調べに「使った覚えはありません」と容疑を否認している。

埼玉県警大宮東警察署
今年10月19日午前4時半ごろ、さいたま市見沼区大和田町で傷害事件が発生。被害者として頭部外傷を負っていた組長に駆け付けた大宮東署員が事情を聴くと、言動に不審な点があったため尿鑑定をしたところ、陽性反応が出たという。

埼玉県警大宮東警察署
今年10月19日午前4時半ごろ、さいたま市見沼区大和田町で傷害事件が発生。被害者として頭部外傷を負っていた組長に駆け付けた大宮東署員が事情を聴くと、言動に不審な点があったため尿鑑定をしたところ、陽性反応が出たという。
自宅に拳銃5丁や実弾171発、営利目的で覚醒剤などを所持 元組員を書類送検
和歌山県警捜査二課などは4日、和歌山市内の自宅で拳銃や実弾、覚醒剤などを所持していたとして元暴力団組員(70)=和歌山市内=を銃刀法違反と火薬類取締法違反、覚醒剤取締法違反などの疑いで和歌山地方検察庁に書類送検した。

押収された拳銃や実弾など
調べに対し、元組員は「拳銃は20年以上前、暴力団の組員だった時に抗争に備えて手に入れたもので処分に困っていた」と供述し、容疑を認めているが、覚醒剤については「密売目的ではない」と容疑を一部否認している。
元組員は今年7月、和歌山市内の自宅で拳銃5丁と実弾171発を所持したほか、覚醒剤約22・8グラム(末端価格約135万円相当)を営利目的で所持した疑いがもたれている。また、壊れた拳銃1丁も押収された。
警察に「男が拳銃を所持している」という情報提供があり、元組員の自宅を家宅捜索をしたところ、押し入れにあったタンボールの中から、拳銃と覚醒剤などが見つかった。

押収された拳銃や実弾など
調べに対し、元組員は「拳銃は20年以上前、暴力団の組員だった時に抗争に備えて手に入れたもので処分に困っていた」と供述し、容疑を認めているが、覚醒剤については「密売目的ではない」と容疑を一部否認している。
元組員は今年7月、和歌山市内の自宅で拳銃5丁と実弾171発を所持したほか、覚醒剤約22・8グラム(末端価格約135万円相当)を営利目的で所持した疑いがもたれている。また、壊れた拳銃1丁も押収された。
警察に「男が拳銃を所持している」という情報提供があり、元組員の自宅を家宅捜索をしたところ、押し入れにあったタンボールの中から、拳銃と覚醒剤などが見つかった。
極東会系組織同士のトラブルか 代表を刃物で刺傷 同会系組員を逮捕
警視庁暴力団対策課は、指定暴力団・極東会の四次団体組長の腹を刃物で刺して殺害しようとしたなどとして、極東会の別の四次団体組員・伊藤一也容疑者(38)=住居不詳=を殺人未遂容疑で逮捕した。調べに対し伊藤容疑者は黙秘している。

伊藤一也容疑者(38)
伊藤容疑者は今年4月7日午後1時ごろ、東京都板橋区の路上で、極東会の四次団体組長(当時43)の腹を刃物で突き刺し、殺害しようとした疑いがもたれている。伊藤容疑者は所持していた剪定ばさみで男性を刺そうとしたが抵抗され、約4時間後に再度、組長を襲い、包丁のようなもので腹を刺したという。
組長は病院で治療を受け全治約1カ月の重傷を負ったが、病院側が「傷の状況から事件性が疑われる」と判断し、警視庁板橋警察署に通報して事件が発覚した。
現場付近の防犯カメラには2人がもみ合っている状況が映っていたほか、関係者にも聞き取りを行い、伊藤容疑者が浮上した。警視庁は極東会傘下組織間のトラブルの有無などを調べている。

伊藤一也容疑者(38)
伊藤容疑者は今年4月7日午後1時ごろ、東京都板橋区の路上で、極東会の四次団体組長(当時43)の腹を刃物で突き刺し、殺害しようとした疑いがもたれている。伊藤容疑者は所持していた剪定ばさみで男性を刺そうとしたが抵抗され、約4時間後に再度、組長を襲い、包丁のようなもので腹を刺したという。
組長は病院で治療を受け全治約1カ月の重傷を負ったが、病院側が「傷の状況から事件性が疑われる」と判断し、警視庁板橋警察署に通報して事件が発覚した。
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キャバクラ従業員や来店客威嚇 主犯格の幸平一家傘下「堺組」幹部を逮捕
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警視庁は3日、2021年12月にキャバクラ店への入店を断られた腹いせに、従業員や来店客を威嚇するなど店の業務を妨害した事件で、逃走していた指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家傘下「堺組」幹部で、「中越組」組長・中越健二郎容疑者(44)を逃走先のキャンプ場で逮捕した。

警視庁本部
中越容疑者は、2021年のクリスマスイブとクリスマスの夜、東京の新宿・歌舞伎町のキャバクラ店の前に、仲間らと集まり、従業員や客をにらみつけ店の業務を妨害した疑いがもたれている。中越容疑者は事件の主犯格とみられ、3日に群馬県内のキャンプ場で身柄を確保し逮捕された。
東京都新宿区歌舞伎町にあるキャバクラ店が暴力団員だと気付き入店を拒否したところ、腹いせで組員らが約3週間にわたり、店の前でたむろし従業員や来店客を威嚇するなどした疑いがもたれていて、この事件では今年7月に組員ら9人が組織犯罪処罰法違反(組織的な業務妨害)の疑いで逮捕されていた。
警視庁は3日、2021年12月にキャバクラ店への入店を断られた腹いせに、従業員や来店客を威嚇するなど店の業務を妨害した事件で、逃走していた指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家傘下「堺組」幹部で、「中越組」組長・中越健二郎容疑者(44)を逃走先のキャンプ場で逮捕した。

警視庁本部
中越容疑者は、2021年のクリスマスイブとクリスマスの夜、東京の新宿・歌舞伎町のキャバクラ店の前に、仲間らと集まり、従業員や客をにらみつけ店の業務を妨害した疑いがもたれている。中越容疑者は事件の主犯格とみられ、3日に群馬県内のキャンプ場で身柄を確保し逮捕された。
東京都新宿区歌舞伎町にあるキャバクラ店が暴力団員だと気付き入店を拒否したところ、腹いせで組員らが約3週間にわたり、店の前でたむろし従業員や来店客を威嚇するなどした疑いがもたれていて、この事件では今年7月に組員ら9人が組織犯罪処罰法違反(組織的な業務妨害)の疑いで逮捕されていた。
廃墟ホテルから逃走した男を送検 今後、覚醒剤使用でも追及
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神奈川県警は4日、神奈川県相模原市で指名手配中に廃墟となったホテルに逃げ込み、さらに逃走していた内野大輔容疑者(44)を監禁容疑で送検した。内野容疑者は逃走してから12日後の今月2日、自ら神奈川県警本部に出頭し逮捕された。出頭時には頭を丸刈りにしていたという。

内野大輔容疑者(44)
内野容疑者は共犯の男と共に今年7月、横浜市中区の路上で50代の男性2人に「トランクに乗れ」と脅迫し、車のトランクの中に押し込んで車を走らせ、約20分間にわたり2人を監禁した疑いが持たれている。監禁事件に使用した車の中からは違法薬物が見つかっていて、県警は今後、覚醒剤取締法違反などの疑いでも追及する方針。
内野容疑者は、この監禁事件で指名手配されていた先月20日、相模原市の路上で捜査員に声をかけられ逃走。近くの廃業したホテルに逃げ込み、捜査員の隙をついて、さらに逃走していた。当時、県警はこのホテルを取り囲むなどして、およそ4時間に渡り、約150人態勢で内野容疑者を捜索していた。
神奈川県警は4日、神奈川県相模原市で指名手配中に廃墟となったホテルに逃げ込み、さらに逃走していた内野大輔容疑者(44)を監禁容疑で送検した。内野容疑者は逃走してから12日後の今月2日、自ら神奈川県警本部に出頭し逮捕された。出頭時には頭を丸刈りにしていたという。

内野大輔容疑者(44)
内野容疑者は共犯の男と共に今年7月、横浜市中区の路上で50代の男性2人に「トランクに乗れ」と脅迫し、車のトランクの中に押し込んで車を走らせ、約20分間にわたり2人を監禁した疑いが持たれている。監禁事件に使用した車の中からは違法薬物が見つかっていて、県警は今後、覚醒剤取締法違反などの疑いでも追及する方針。
内野容疑者は、この監禁事件で指名手配されていた先月20日、相模原市の路上で捜査員に声をかけられ逃走。近くの廃業したホテルに逃げ込み、捜査員の隙をついて、さらに逃走していた。当時、県警はこのホテルを取り囲むなどして、およそ4時間に渡り、約150人態勢で内野容疑者を捜索していた。