目にナイフ刺した「豚の生首」を車に放置 東組幹部ら5人を逮捕
指定暴力団・二代目東組幹部らの組織離脱をめぐる内紛の仲介に入っていた男性の車のフロントガラスに「ブタの生首」を放置したとして、東組幹部・木村純一容疑者(60)=大阪府泉南市岡田=ら5人を脅迫や器物損壊などの疑いで逮捕した。府警は5人の認否を明らかにしていない。

大阪府警察本部
木村容疑者らは今年6月、東組幹部が組織を離脱する際に仲介に入っていた男性(70代)=大阪府泉南郡熊取町=に対し、仲介に入った腹いせに男性の自宅駐車場や、泉佐野市の関係先に停めていた車2台のフロントガラスにブタの生首を放置するなどして、男性を脅迫した疑いがもたれている。
ブタはインターネットで購入できる食用のもので、目には刃渡り約8cmのペティナイフが突き刺さっていて赤色の液体が付着していた。
木村容疑者らはこのほか、大阪府泉佐野市の駐車場で男性の車のガラスを割った疑いがもたれていて、被害額は19万8000円にのぼるという。

大阪府警察本部
木村容疑者らは今年6月、東組幹部が組織を離脱する際に仲介に入っていた男性(70代)=大阪府泉南郡熊取町=に対し、仲介に入った腹いせに男性の自宅駐車場や、泉佐野市の関係先に停めていた車2台のフロントガラスにブタの生首を放置するなどして、男性を脅迫した疑いがもたれている。
ブタはインターネットで購入できる食用のもので、目には刃渡り約8cmのペティナイフが突き刺さっていて赤色の液体が付着していた。
木村容疑者らはこのほか、大阪府泉佐野市の駐車場で男性の車のガラスを割った疑いがもたれていて、被害額は19万8000円にのぼるという。
北海道公安委:「ナマコはやっぱり儲かる」 密漁ナマコ買取業者の社名を公表
北海道公安委員会は、暴力団が密漁したナマコを繰り返し買い取りしていたとして「北海道暴力団の排除の推進に関する条例」に基づき、水産物加工販売会社の社名を公表した。社名を公表されたのは札幌市東区にある水産物加工販売会社「ロイヤルフーズ合同会社」。同条例により社名が公表されるのは北海道では初めて。

北海道警察本部
「ロイヤルフーズ合同会社」は、2019年1月に指定暴力団の構成員などが密漁したナマコ約550キロ(取引価格227万5000円)を買い取ったとして、北海道公安委員会から暴力団から買い取らないよう勧告を受けていたが、この会社は勧告に従わず、2021年3月に特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「福島連合」組員などが室蘭市付近の海域で密漁したナマコ約495キロ(取引価格 約163万円)を買い取ったことが分かったため、「北海道暴力団の排除の推進に関する条例」に基づき、社名を公表した。
道警が今年4月、北海道伊達市の伊達漁港の近くの噴火湾で、山口組傘下組員らによる密漁グループがナマコ約351キロを密漁し摘発された事件で、販売ルートを調べたところ「ロイヤルフーズ合同会社」の関与が発覚。この会社の代表は「ナマコがやっぱり儲かるんです。二度としません」と話しているという。

北海道警察本部
「ロイヤルフーズ合同会社」は、2019年1月に指定暴力団の構成員などが密漁したナマコ約550キロ(取引価格227万5000円)を買い取ったとして、北海道公安委員会から暴力団から買い取らないよう勧告を受けていたが、この会社は勧告に従わず、2021年3月に特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「福島連合」組員などが室蘭市付近の海域で密漁したナマコ約495キロ(取引価格 約163万円)を買い取ったことが分かったため、「北海道暴力団の排除の推進に関する条例」に基づき、社名を公表した。
道警が今年4月、北海道伊達市の伊達漁港の近くの噴火湾で、山口組傘下組員らによる密漁グループがナマコ約351キロを密漁し摘発された事件で、販売ルートを調べたところ「ロイヤルフーズ合同会社」の関与が発覚。この会社の代表は「ナマコがやっぱり儲かるんです。二度としません」と話しているという。
干支の置き物の購入名目で恐喝 山口組系弘道会傘下幹部を逮捕
愛知県警は、干支の「寅」の置き物を購入させる名目で、知人女性から現金5万円を脅し取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下幹部・村田保容疑者(73)=愛知県豊田市四郷町=を恐喝の疑いで再逮捕した。調べに対し、村田容疑者は「黙秘します」と認否を留保している。

村田保容疑者(73)
村田容疑者は2021年12月上旬ごろ、岐阜市内で、10年以上の知り合いで自分のことを暴力団組員だと認識している知人女性(当時56)に対し、「俺も上に顔向けできんだろう」などと脅して、今年の干支である寅の置き物2個を購入させる名目で、現金5万円を脅し取った疑いが持たれている。女性は「毎年のように干支の置き物を購入させられていた」と警察に話しているという。
村田容疑者と女性は「中日本土佐犬連合会」という団体に所属していて、この団体内で何らかのトラブルがあったとみられている。県警は、干支の置き物の売り上げが暴力団の資金源になっていたとみて、詳しく調べている。

村田保容疑者(73)
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村田容疑者と女性は「中日本土佐犬連合会」という団体に所属していて、この団体内で何らかのトラブルがあったとみられている。県警は、干支の置き物の売り上げが暴力団の資金源になっていたとみて、詳しく調べている。
花火大会の露店出店権詐取 山口組系「藤友会」本部事務所を家宅捜索
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静岡県警は8日、静岡県沼津市の人気の花火大会で露店出店の権利をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「藤友会」組員で、「五代目大石会」幹部・土屋富美夫容疑者(66)=静岡県裾野市=と、藤友会組員で「坪井組」組長・坪井和夫容疑者(76)=静岡県富士市=らあわせて7人が詐欺の疑いで逮捕されたことを受け、藤友会の本部事務所を家宅捜索した。

藤友会本部を家宅捜索

土屋容疑者と坪井容疑者はそれぞれ関係者と共謀して、暴力団組員だということを隠し今年7月30日と31日に開催された「沼津夏まつり・狩野川花火大会」で露店を出す権利をだまし取ったとして7日に逮捕された。
これまでの調べで2人は10店の店を出していたほか、この花火大会が開かれた数十年にわたり露店を出し続けていたとみられ、県警は長年にわたり、露店の収益の一部が暴力団に流れていたとみて実態解明を進めている。
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