海の家の業務妨害 稲川会系「大場一家」総長ら起訴内容を否認
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静岡地裁沼津支部で29日、今年8月に静岡県下田市の海水浴場で海の家の業務を妨害したとして、威力業務妨害の罪に問われている指定暴力団・稲川会系「八代目大場一家」総長・田中安良容疑者(58)と、大場一家幹部・中本貞史容疑者(56)=下田市吉佐美=の2人の初公判が開かれ、2人は起訴内容を否認した。

静岡地裁沼津支部
田中容疑者ら2人は今年8月上旬、静岡県下田市の白浜大浜海水浴場で、正規の許可を得てパラソルなどの貸し出しなど海の家の管理運営をしていた団体「下田市夏期対策協議会原田支部」に対し、「市は金使って警備入れてるのに入れ墨入れた奴いっぱい来てるじゃねえか」「俺らが店の前で入れ墨だして商売できなくしてやるぞ」などと脅し、業務を妨害した罪に問われている。
検察側は冒頭陳述で、被告2人が数人を従えて海の家の前に立ち、大場一家組員が睨みつけた状態で田中容疑者が「商売できなくしてやるぞ」などと言って犯行に及んだと指摘した。
海水浴場ではこれまで市の許可を得ず違法にパラソルの貸し出しや飲食配達サービスを行っていた業者があり、昨年までは大場一家が多額の「みかじめ料」を得ていたが、今年から警備などを強化したため、違法業者からのいわゆる「みかじめ料」が入らず、腹いせで正規の営業をしていた市民団体を妨害したとみられている。
静岡地裁沼津支部で29日、今年8月に静岡県下田市の海水浴場で海の家の業務を妨害したとして、威力業務妨害の罪に問われている指定暴力団・稲川会系「八代目大場一家」総長・田中安良容疑者(58)と、大場一家幹部・中本貞史容疑者(56)=下田市吉佐美=の2人の初公判が開かれ、2人は起訴内容を否認した。

静岡地裁沼津支部
田中容疑者ら2人は今年8月上旬、静岡県下田市の白浜大浜海水浴場で、正規の許可を得てパラソルなどの貸し出しなど海の家の管理運営をしていた団体「下田市夏期対策協議会原田支部」に対し、「市は金使って警備入れてるのに入れ墨入れた奴いっぱい来てるじゃねえか」「俺らが店の前で入れ墨だして商売できなくしてやるぞ」などと脅し、業務を妨害した罪に問われている。
検察側は冒頭陳述で、被告2人が数人を従えて海の家の前に立ち、大場一家組員が睨みつけた状態で田中容疑者が「商売できなくしてやるぞ」などと言って犯行に及んだと指摘した。
海水浴場ではこれまで市の許可を得ず違法にパラソルの貸し出しや飲食配達サービスを行っていた業者があり、昨年までは大場一家が多額の「みかじめ料」を得ていたが、今年から警備などを強化したため、違法業者からのいわゆる「みかじめ料」が入らず、腹いせで正規の営業をしていた市民団体を妨害したとみられている。
遺体無き殺人事件 初公判で「殺意はない」と起訴内容を否認
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さいたま地裁で29日、2016年に埼玉県川口市のバーで、男性従業員を殺害した罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下の元組員・島田一治被告(55)の初公判が開かれ、島田被告は「過剰な暴行は認めるが、殺意は持っていない」と起訴内容を否認した。

さいたま地方裁判所
島田被告は2016年3月18日未明から明け方にかけて、川口市西川口1丁目の「ハワイアンバーLapule」の男性経営者(52)と共謀の上、同店従業員の伊藤竜成さん(当時24)に殴る蹴るの暴行を加えた上、首を絞めるなどして殺害した罪に問われている。
検察側は冒頭陳述で、「犯行態様は残虐かつ無慈悲」と主張した上で、「島田被告は金銭トラブルを理由に暴行し、警察に通報されることを恐れ、殺害するしかないと考えた末の犯行」とし、伊藤さんの遺体が見つかっていないことについては、殺害したあと超低温冷蔵庫に搬入し、解体して焼却施設で焼却した」と指摘。
一方、弁護側は、「暴行については認め反省している」とした上で、「事件関係者の捜査段階の供述がそれぞれ異なっている」「殺人行為があったかどうかは極めて疑問に思う」などと主張した。
この事件では2021年10月までに、島田被告を含む男女7人が傷害容疑で逮捕されていて、島田被告と共謀した男性経営者は、逮捕後の10月28日に埼玉県警川口署の留置場内で首をつって自殺している。
さいたま地裁で29日、2016年に埼玉県川口市のバーで、男性従業員を殺害した罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下の元組員・島田一治被告(55)の初公判が開かれ、島田被告は「過剰な暴行は認めるが、殺意は持っていない」と起訴内容を否認した。

さいたま地方裁判所
島田被告は2016年3月18日未明から明け方にかけて、川口市西川口1丁目の「ハワイアンバーLapule」の男性経営者(52)と共謀の上、同店従業員の伊藤竜成さん(当時24)に殴る蹴るの暴行を加えた上、首を絞めるなどして殺害した罪に問われている。
検察側は冒頭陳述で、「犯行態様は残虐かつ無慈悲」と主張した上で、「島田被告は金銭トラブルを理由に暴行し、警察に通報されることを恐れ、殺害するしかないと考えた末の犯行」とし、伊藤さんの遺体が見つかっていないことについては、殺害したあと超低温冷蔵庫に搬入し、解体して焼却施設で焼却した」と指摘。
一方、弁護側は、「暴行については認め反省している」とした上で、「事件関係者の捜査段階の供述がそれぞれ異なっている」「殺人行為があったかどうかは極めて疑問に思う」などと主張した。
この事件では2021年10月までに、島田被告を含む男女7人が傷害容疑で逮捕されていて、島田被告と共謀した男性経営者は、逮捕後の10月28日に埼玉県警川口署の留置場内で首をつって自殺している。
スポーツクラブ利用で山口組系「旭導会」会長を送検 本部事務所を家宅捜索
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北海道警は29日午後、暴力団員であることを隠してスポーツクラブを利用したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目旭導会」会長・川合彰典容疑者(56)が28日に逮捕されたことを受け、旭導会の本部事務所を家宅捜索した。

川合彰典容疑者を送検

旭導会本部を家宅捜索
川合容疑者は、暴力団員であることを隠して旭川市のスポーツクラブの契約して、トレーニングなどでジムを利用していた詐欺の疑いで28日に逮捕され、29日午後に検察庁に身柄を送られた。
川合容疑者は今年4月に旭導会の二代目会長に就任していて、道警が身辺捜査をする中で今回の容疑が浮上した。取り調べに対して、川合容疑者は容疑を認めている。
道警は、川合容疑者のスポーツクラブでの利用実態など裏づけ捜査をすすめている。
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