池田組組長の親族の住宅に車両特攻事件 山健組傘下健竜会幹部を逮捕
岡山県警岡山南署は2日、今年10月22日午前5時過ぎに岡山市南区の住宅に乗用車をバックして衝突させ、車庫のシャッターを壊したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下七代目健竜会幹部で、「北本組」組長・北本肇容疑者(63)を建造物損壊などの容疑で逮捕した。調べに対し、北本容疑者は黙秘している。

岡山県警岡山南警察署
この住宅は、指定暴力団・池田組の池田孝志組長の親族が住んでいて、車の衝突により車庫のシャッターが損壊され、犯人は逃走していた。事件当時、親族は在宅中だったが、池田組長は別の場所に住んでいて不在だった。
通報を受けた警察が、現場周辺で乗り捨てられた犯行車両を発見し、その後、防犯カメラの映像などから北本容疑者の犯行を特定した。

岡山県警岡山南警察署
この住宅は、指定暴力団・池田組の池田孝志組長の親族が住んでいて、車の衝突により車庫のシャッターが損壊され、犯人は逃走していた。事件当時、親族は在宅中だったが、池田組長は別の場所に住んでいて不在だった。
通報を受けた警察が、現場周辺で乗り捨てられた犯行車両を発見し、その後、防犯カメラの映像などから北本容疑者の犯行を特定した。
新型コロナ対策の貸付金詐欺 小桜一家本部を家宅捜索
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鹿児島県警は2日、新型コロナウイルス対策の貸付制度を悪用し、県社会福祉協議会から現金計155万円をだましとったとして指定暴力団・四代目小桜一家傘下組員・久木田次郎容疑者(59)が詐欺の疑いで逮捕された事件を受け、小桜一家の本部事務所を家宅捜索した。

小桜一家を家宅捜索

久木田容疑者は2020年5月から2021年9月にかけ、暴力団員は対象外となっている新型コロナの影響で収入が減った人が生活資金を借りられる「特例貸付制度」の利用を申請し、県社会福祉協議会から現金計155万円をだまし取った疑いがもたれている。
久木田容疑者は「金に困っていた」と供述しているが、県警はだまし取った金の一部が小桜一家に流れた可能性も視野に調べている。
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小桜一家を家宅捜索

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廃墟ホテルから逃走した男の身柄確保 監禁容疑で逮捕
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神奈川県警は2日、神奈川県相模原市南区で今年10月20日に監禁容疑で指名手配されていた内野大輔容疑者(44)が警察官から逃走し、廃業したホテルへ逃げ込んだ後、行方がわからなくなっていた事件で、内野容疑者の身柄を確保し逮捕した。
2日午前11時前、内野容疑者が神奈川県警本部に出頭したところを、逮捕した。内野容疑者は「監禁事件の件で出頭しました」と話して、県警本部を訪れ、「逃げるのに疲れた」などと話している。

神奈川県警察本部
内野容疑者は10月20日正午すぎ、相模原市で警察官が声を掛けようとしたところ、走って逃走し閉館したホテルに逃げ込み、その後、行方が分からなくなっていた。
内野容疑者は暴力団関係者で、今年7月に横浜市内で車のトランクに男性2人を監禁した疑いが持たれていて、暴行事件に関与したとして今年8月に指名手配されていた。この事件で内野容疑者は、暴行には直接関わっていなかったとみられている。
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神奈川県警察本部
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「餃子の王将」不適切取引指摘で創業者の長男宅を家宅捜索
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京都府警と福岡県警の合同捜査本部は、「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの前社長・大東隆行さん(当時72)が2013年に京都市山科区の本社前で射殺された事件で、王将創業者の長男らの自宅を事件の関係先として家宅捜索したことが分かった。

京都府警察本部
創業家が経営を担っていた時代に、特定の企業グループの経営者と巨額の不適切取引をしたと指摘されていて、捜査本部は事件との関連の有無を調べている。経営者は創業家の知人で、捜査本部は長男やこの経営者のほか、王将の元役員らからも任意で事情聴取している。
殺人容疑などで逮捕された特定危険指定暴力団・工藤會系石田組幹部・田中幸雄容疑者(56)と、大東さんや王将側との接点は確認されていない。
王将を巡っては事件後の2016年、同社が設置した第三者委員会が、創業家とこの企業グループとの不適切取引が長年存在していたとする報告書を公表。長男らに代表権が移った1994年ごろから、王将側から200億円超が流出し、約176億円が未回収になっていることが明らかになった。
報告書によると、大東さんは2000年の社長就任後、不適切取引の解消に乗り出し、2012年からは王将内部で不適切取引について調査を進め、2013年11月に調査報告書がまとまったが、ほとんどの役員と情報が共有されないまま、約1カ月後に大東さんは殺害された。
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王将を巡っては事件後の2016年、同社が設置した第三者委員会が、創業家とこの企業グループとの不適切取引が長年存在していたとする報告書を公表。長男らに代表権が移った1994年ごろから、王将側から200億円超が流出し、約176億円が未回収になっていることが明らかになった。
報告書によると、大東さんは2000年の社長就任後、不適切取引の解消に乗り出し、2012年からは王将内部で不適切取引について調査を進め、2013年11月に調査報告書がまとまったが、ほとんどの役員と情報が共有されないまま、約1カ月後に大東さんは殺害された。
みかじめ料と傷害の併合罪加重 工藤会系組長に懲役7年の実刑判決
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福岡地裁小倉支部(渡部五郎裁判長)は1日、新型コロナで経営難に陥った飲食店から「みかじめ料」と脅し取ろうとしたとして恐喝未遂などで起訴された特定危険指定暴力団・工藤會幹部で「玉田組」組長・玉田圭司被告の判決公判が開かれ、傷害罪などとあわせ併合罪加重により、懲役7年、罰金30万円の判決を言い渡した。

福岡地裁小倉支部
玉田圭司被告は2020年4月、新型コロナウイルスの影響による経営悪化で「みかじめ料」を拒んだ複数の飲食店から、現金を脅し取ろうとしたとして同年9月に逮捕され、また、知人を千枚通しのようなもので突き刺し、ケガをさせるなどしたとして逮捕・起訴されていた。
渡部裁判長は、「工藤會の存在を意識させる文言を使った巧妙で悪質な犯行」として、玉田被告に懲役7年、罰金30万円を言い渡した。
福岡地裁小倉支部(渡部五郎裁判長)は1日、新型コロナで経営難に陥った飲食店から「みかじめ料」と脅し取ろうとしたとして恐喝未遂などで起訴された特定危険指定暴力団・工藤會幹部で「玉田組」組長・玉田圭司被告の判決公判が開かれ、傷害罪などとあわせ併合罪加重により、懲役7年、罰金30万円の判決を言い渡した。

福岡地裁小倉支部
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渡部裁判長は、「工藤會の存在を意識させる文言を使った巧妙で悪質な犯行」として、玉田被告に懲役7年、罰金30万円を言い渡した。