特殊詐欺の被害金を現金書留で受取 道仁会系「奎仁会」幹部を逮捕
大阪府警特殊詐欺捜査課は30日、特殊詐欺の被害金90万円を受け取ったとして、指定暴力団・道仁会系「奎仁会」幹部・三宅忠治容疑者(64)=福岡県柳川市大和町栄=を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)の疑いで逮捕した。調べに対し、三宅容疑者は「貸した金を返してもらっただけ」と容疑を否認している。

三宅忠治容疑者(64)
三宅容疑者は特殊詐欺グループのメンバーで、特殊詐欺で得た金の回収役の藤井信也被告(55)=窃盗罪で起訴=から、現金書留で金を受け取っていた。
藤井被告への捜査から今年3月29日~6月21日、計13回にわたって三宅容疑者に計90万円を現金書留で送り、三宅容疑者は特殊詐欺で得た犯罪収益と知りながら、受け取った疑いがもたれている。

三宅忠治容疑者(64)
三宅容疑者は特殊詐欺グループのメンバーで、特殊詐欺で得た金の回収役の藤井信也被告(55)=窃盗罪で起訴=から、現金書留で金を受け取っていた。
藤井被告への捜査から今年3月29日~6月21日、計13回にわたって三宅容疑者に計90万円を現金書留で送り、三宅容疑者は特殊詐欺で得た犯罪収益と知りながら、受け取った疑いがもたれている。
組事務所の虚偽登記 山口組系「福島連合」幹部3人を逮捕・送検し家宅捜索
>>関連記事
北海道警は、暴力団の事務所として利用する目的を隠して虚偽の登記申請をしたとして、いずれも特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下福島連合の幹部で、「二代目高野組」総長・高野鉱吉容疑者(80)と、「二代目高野組」組長・東海林仁容疑者(61)、「紙谷総業」組長・紙谷亘容疑者(50)の3人を逮捕・送検し、函館市の組事務所を家宅捜索した。

組事務所を家宅捜索

3人は共謀して2021年3月、東海林容疑者の妻の名義となっていた高野組事務所の土地と建物の所有権を、暴力団事務所として使用する目的を隠して、紙谷容疑者の妻が購入したと偽り、虚偽の移転事実と所有者を記載した登記申請をした疑いが持たれている。調べに対して3人は、おおむね容疑を認めている
紙谷容疑者は、暴力団員が利用する目的であることを隠し、妻に札幌市の繁華街ススキノのマンションを借りさせた詐欺の疑いでも逮捕されていて、余罪の捜査から今回の事件が発覚した。道警は、実態の解明をすすめている。
北海道警は、暴力団の事務所として利用する目的を隠して虚偽の登記申請をしたとして、いずれも特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下福島連合の幹部で、「二代目高野組」総長・高野鉱吉容疑者(80)と、「二代目高野組」組長・東海林仁容疑者(61)、「紙谷総業」組長・紙谷亘容疑者(50)の3人を逮捕・送検し、函館市の組事務所を家宅捜索した。

組事務所を家宅捜索

3人は共謀して2021年3月、東海林容疑者の妻の名義となっていた高野組事務所の土地と建物の所有権を、暴力団事務所として使用する目的を隠して、紙谷容疑者の妻が購入したと偽り、虚偽の移転事実と所有者を記載した登記申請をした疑いが持たれている。調べに対して3人は、おおむね容疑を認めている
紙谷容疑者は、暴力団員が利用する目的であることを隠し、妻に札幌市の繁華街ススキノのマンションを借りさせた詐欺の疑いでも逮捕されていて、余罪の捜査から今回の事件が発覚した。道警は、実態の解明をすすめている。
16歳の女子学生が性的サービス提供 デリヘル元経営者ら2人逮捕
埼玉県警は30日までに、風俗店で16歳の女子学生を働かせたなどとして、埼玉県入間市の無店舗型風俗店「リップハウス」の元経営者ら30代の男2人を風俗営業法違反(年少者雇用)などの疑いで逮捕した。

埼玉県警察本部
2人は共謀して今年3~4月ごろ、当時16歳の女子学生を店で働かせ、繰り返し入間市や同県所沢市などのホテルに派遣。複数の男性客に性的サービスを提供させた疑いがもたれている。
県警は、男らが指定暴力団・住吉会傘下組織とつながりがあり、売り上げの一部が暴力団の資金源になった可能性もあるとみて調べている。

埼玉県警察本部
2人は共謀して今年3~4月ごろ、当時16歳の女子学生を店で働かせ、繰り返し入間市や同県所沢市などのホテルに派遣。複数の男性客に性的サービスを提供させた疑いがもたれている。
県警は、男らが指定暴力団・住吉会傘下組織とつながりがあり、売り上げの一部が暴力団の資金源になった可能性もあるとみて調べている。
広島県海田の監禁事件 指名手配の山口組傘下元組員を北海道で逮捕
>>関連記事
広島県警は29日、今年6月に広島県安芸郡海田町で自営業男性(71)が監禁された後、行方不明になっている事件で、事件後に逃走して行方がわからなくなっていた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「茶谷政一家」傘下の元組員・伊藤圭亮容疑者(28)を、北海道旭川市で発見し、監禁容疑で逮捕した。県警は伊藤容疑者が事件に関与したとして全国に指名手配をかけ、県外に捜査員を派遣するなどして行方を追っていた。

広島県警察本部
伊藤容疑者は男女6人と共謀し6月1日夜から翌2日昼までの間、男性が事務所として使う海田町のビルの一室で男性を監禁した疑いが持たれている。
この事件は、女の被告ら5人が多額の現金を男性に出資していたが男性からの配当が滞り、財産の回収を巡って事件に発展。金を返還させる依頼を受けた「債権回収屋」を自称する今泉俊太被告(31)=公判中=が、伊藤容疑者とともに男性を暴行したうえ連れ去ったとみられている。事件発生から半年が経つが、男性の所在は今も分かっていない。
これまでに男女6人が逮捕され、いずれも監禁罪で起訴されていた。男女5人の公判が既に始まっていて、うち女4人の執行猶予付きの有罪判決が確定している。
県警は、伊藤容疑者が男性の行方を知っている可能性もあるとみて、30日にも身柄を広島に移送し事件の詳しい経緯を調べることにしている。
広島県警は29日、今年6月に広島県安芸郡海田町で自営業男性(71)が監禁された後、行方不明になっている事件で、事件後に逃走して行方がわからなくなっていた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「茶谷政一家」傘下の元組員・伊藤圭亮容疑者(28)を、北海道旭川市で発見し、監禁容疑で逮捕した。県警は伊藤容疑者が事件に関与したとして全国に指名手配をかけ、県外に捜査員を派遣するなどして行方を追っていた。

広島県警察本部
伊藤容疑者は男女6人と共謀し6月1日夜から翌2日昼までの間、男性が事務所として使う海田町のビルの一室で男性を監禁した疑いが持たれている。
この事件は、女の被告ら5人が多額の現金を男性に出資していたが男性からの配当が滞り、財産の回収を巡って事件に発展。金を返還させる依頼を受けた「債権回収屋」を自称する今泉俊太被告(31)=公判中=が、伊藤容疑者とともに男性を暴行したうえ連れ去ったとみられている。事件発生から半年が経つが、男性の所在は今も分かっていない。
これまでに男女6人が逮捕され、いずれも監禁罪で起訴されていた。男女5人の公判が既に始まっていて、うち女4人の執行猶予付きの有罪判決が確定している。
県警は、伊藤容疑者が男性の行方を知っている可能性もあるとみて、30日にも身柄を広島に移送し事件の詳しい経緯を調べることにしている。