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暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿

全国の暴力団・任侠・極道・準暴力団・匿名・流動型犯罪グループ関連の事件・ニュース速報

「酒梅組」総裁らを恐喝容疑で逮捕

 大阪府警西成署、知人男性から現金1500万円を脅し取ったとして、指定暴力団・酒梅組総裁、吉村三男容疑者(72)=同区山王=と、特定抗争指定暴力団神戸山口組系五代目山健組幹部で「誓仁会」組長、藤岡宏文容疑者(43)=神戸市北区鈴蘭台東町=を恐喝容疑で逮捕した。同署は2人の認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は共謀し、昨年4~5月、大阪府内の飲食店で知人の50代男性に借金を返済するよう迫り、1500万円を脅し取ったとしている。

 同署によると、男性は不動産会社を経営していた平成18年ごろに吉村容疑者と知り合い、土地の開発資金として2億円を借りたが、その後会社は倒産。30年12月に吉村容疑者から呼び出され、金を返すよう迫られていたという。

 同署は今年1月、この男性に対して「1億円返せ」などと脅し、殴ってけがをさせたとして、傷害と恐喝未遂容疑で吉村容疑者を逮捕していた。



ネットカジノ店からみかじめ料 山口組系幹部を逮捕

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 富山県警は25日夜、富山市総曲輪1丁目のインターネットカジノ店「ブラックリバー」のインターネットカジノ賭博事件で、カジノ店からみかじめ料を受け取っていたとして、特定抗争指定暴力団山口組系幹部、夏野清容疑者(53)を組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕した。

 逮捕容疑は去年12月、常習賭博の罪で起訴されているカジノ店の店長、福田直人被告(30)から、賭博で得た収益と知りながら、店の売上げ10万円をみかじめ料として受け取った疑い。

 県警は25日、夏野容疑者の自宅を家宅捜索し、携帯電話や通帳などを押収。任意で事情聴取したところ、容疑を認めたため、25日夜逮捕した。夏野容疑者は調べに対し、「毎月5万円もらっていた」と供述している。



山口組若頭宅に銃弾 元山口組系組員再逮捕

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 三重県警は25日、特定抗争指定暴力団山口組高山清司若頭(72)宅に銃弾が撃ち込まれた事件で、拳銃を発射したなどとして銃刀法違反(発射)と建造物損壊の容疑で、元山口組系中野会傘下組員、谷口勇二容疑者(76)=住居不定=を再逮捕した。谷口容疑者は容疑を認めている。

 再逮捕の容疑は今月2日午後1時半ごろ、同市長島町福吉にある高山若頭宅の正門に向け、回転式拳銃を4発発射し、正門の外壁などを壊した疑い。

 発砲直後、付近を警戒していた警察官が銃刀法違反(拳銃所持)容疑で現行犯逮捕し、同法違反(加重所持)罪で起訴された。



赤坂で8300万円強盗 指示役の神戸山口組系組員を逮捕

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 警視庁捜査1課は25日までに、昨年1月に東京都港区赤坂の路上で、古物商の男性らが襲われ現金約8,300万円が奪われた事件で、特定抗争指定暴力団神戸山口組系組員、中嶋凱也容疑者(23)=住所不定=を強盗致傷容疑で逮捕した。中嶋容疑者は事件の指示役とみられが「自分は関与していません」と容疑を否認している。

中嶋凱也容疑者
中嶋凱也容疑者(23)

 逮捕容疑は昨年1月5日、複数の仲間と共謀し、港区赤坂の路上で古物商の男性2人の顔を殴るなどしてけがをさせ、現金約8,300万円入りのキャリーバッグなどを奪った疑い。

 この事件に関連して既に男19人を逮捕していて、中嶋容疑者は赤坂で奪った現金を、さらに奪ったとして逮捕された容疑者も一部含まれている。現金は見つかっておらず、同課は中嶋容疑者が現金の所在を知っている可能性があるとみている。 

桐生の弘道会系組員射殺から1カ月 別アパートの外壁に銃弾

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 群馬県桐生市天神町で特定抗争指定暴力団山口組の四次団体で弘道会野内組傘下「二代目栗山組」の中西啓祐こと喜原啓祐組員(当時51)が拳銃で射殺された事件は24日で発生から1カ月を迎える。

事件のあった現場周辺
事件のあった現場周辺

 現場近くのアパートから、銃弾1発が外壁にめり込んだ状態で見つかっていたことが新たに判明。現場からは複数の薬きょうが残されていたほか、喜原組員の住居とは別のアパートの外壁にめり込んでいた銃弾が見つかり、帰宅しようとしたところを駐車場で銃撃されたとみられている。

 事件は1月24日午後7時ごろに発生。喜原組員が頭と胸を撃たれ、市内の病院に搬送されたが死亡した。胸の銃弾は貫通していた。2~3人が車に乗って現場から立ち去ったとの目撃情報もあり、捜査本部は現在115人態勢で調べを進めている。

指名手配中の特殊詐欺グループのNo.2を逮捕 

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 大阪府警捜査2課は23日、高齢女性からキャッシュカードをだましとったとして、詐欺容疑などで指名手配していた、住所不定、無職の中村淳之介容疑者(27)を逮捕した。

中村淳之介容疑者
中村淳之介容疑者

 府警は既に逮捕した特定抗争指定暴力団山口組系組員、深井流容疑者(32)と同じ組の関係者で、同じ特殊詐欺グループに所属していたとみている。

山口組と神戸山口組が特殊詐欺で連携

 府警はこれまで、グループのリーダー格の深井容疑者や、対立する特定抗争指定暴力団神戸山口組系組員、青木竜治被告(28)=詐欺罪などで公判中=らが所属する特殊詐欺グループ計8人を摘発。中村容疑者はグループのナンバー2で、報酬の分配や名簿の調達などを担当していたとみている。

 逮捕容疑は昨年5~6月、深井容疑者らと共謀し、全国銀行協会職員などをかたって千葉県の70代女性宅に電話し、キャッシュカード4枚をだましとって現金約300万円を引き出したとしている。

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住吉会系事務所に拳銃発砲 稲川会系組長ら逮捕

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 警視庁は、指定暴力団・住吉会系事務所が入居するビルに、拳銃3発を発砲したとして、指定暴力団・稲川会系十一代目堀井一家傘下、「谷義組」組長・熊沢義夫容疑者(69)、「小沢組」組長の小沢豊容疑者(55)ら3人を銃刀法違反の容疑で逮捕した。全員容疑を否認している。

左熊沢義夫容疑者、右・小沢豊容疑者
左・熊沢義夫容疑者
右・小沢豊容疑者

 熊沢容疑者ら3人は、2016年12月、仲間と共謀して対立する住吉会系組事務所が入居する東京都新宿区の雑居ビルに、拳銃3発を発射した疑いなどがもたれている。

発砲された現場
発砲事件の現場

 この直前には、堀井一家傘下、「池永組」の池永信也組長(当時58)が暴行を受けて死亡し、神奈川県伊勢原市の伊勢原協同病院前に放置される事件があり、組織的な犯行とみられている。

名義を変更せず山口組系組長に車販売 中古車業者を指導

 大阪府公安委員会は、大阪府内の中古車販売会社の40代の男性経営者が、知り合いの特定抗争指定暴力団山口組系組長に自分名義の中古車を販売し、名義を変更しないまま使用させたとして、府暴力団排除条例に基づき、経営者と組長を指導した。

 府警によると、40代の山口組系組長は昨年4月ごろ、経営者名義のワンボックス車を80万円で購入、名義を変えないまま約8カ月間使用した。

 組長は「自分の名義にすると警察や対立組織から目をつけられる」と説明。車は組事務所への移動などに使うほか「抗争があれば使うつもりだった」と話しているという。



一般民家に誤射 稲川会トップに賠償請求

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 千葉地裁に20日、平成29年6月、千葉県松戸市の一般女性が住むアパートに、指定暴力団・稲川会系組員が拳銃で誤射した事件で、被害に遭った女性が精神的苦痛を受けたとして、稲川会清田次郎総裁ら2人に対し、1300万円の損害賠償を求め提訴した。原告の女性の弁護団は清田総裁らが暴力団対策法上の使用者責任を負うと主張している。

 事件は、29年6月7日、女性が自宅アパートに帰宅すると、窓ガラスに銃弾を3発撃ちこまれた。女性にけがはなかった。

 稲川会内の内部抗争で、組員宅と間違えて発射。実行犯とされる組員の男2人は昨年8月、銃刀法違反罪などで同地裁で有罪判決を受け、現在は東京高裁に控訴している。



山口組系「良知二代目政竜会」事務所にダンプ特攻 松葉会系組員を追送検

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 警視庁組織犯罪対策4課は20日、東京都足立区一ツ家にある特定抗争指定暴力団・山口組系「良知二代目政竜会」本部事務所にダンプカーが突っ込んだ事件で、ダンプカーを損壊させた器物損壊容疑で、指定暴力団・松葉会系「榎戸一家九代目」組員、山本節哉容疑者(59)=同区梅田=を追送検した。

山本節哉容疑者
山本節哉容疑者

 追送検容疑は、今年1月17日、埼玉県のレンタカー会社から借りたダンプカーを事務所の壁に衝突させ、ダンプカーのバンパーを損壊させたとされる。「間違いない」と容疑を認めている。

事件現場2

 山本容疑者は事務所の壁を損壊させたとして、建造物損壊容疑で逮捕されていた。



集団暴行死 稲川会系組員ら7人逮捕

 神奈川県警横須賀署は19日、去年12月に神奈川県横須賀市の繁華街で、男性2人が複数の男から暴行を受け、1人が死亡した事件で、職業不詳、昆野和明容疑者(39)=横須賀市平作7丁目=と、指定暴力団・稲川会系組員、望月陽介容疑者(38)=横浜市金沢区富岡西4丁目=ら男7人を、傷害致死と傷害の疑いで逮捕した。

事件があった横須賀市の繁華街
事件があった横須賀市の繁華街

 7人は昨年12月3日午前4時25分ごろから約15分間、横須賀市若松町1丁目の駐車場で、アルバイト、鈴木翔さん(29)=同市汐入町2丁目=と、会社役員の男性(28)=同市在住=に対し、頭や腹などを蹴るなどして鈴木翔さんを出血性ショックで死亡させ、会社役員の男性に軽傷を負わせた疑い。犯人は現場から逃走していたが、これまでの捜査で全員が浮上していて、19日午前10時ごろ、7人が横須賀警察署に出頭した。認否は明らかにしていない。

 鈴木さんらは事件直前、近くの飲食店を出た後、昆野容疑者とトラブルになっていたという。



「工藤会」総裁 “自分の土地“ネットで売り出し

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 襲撃事件の被害者から損害賠償を求める訴えを起こされ、罰金や賠償などで資金繰りが悪化している特定危険指定暴力団工藤會の総裁、野村悟被告が所有する土地が、不動産情報のサイトで売りに出された。

野村悟被告が所有する土地ネットで売り出し
野村被告所有の土地
''ネット''で売り出し

 売りに出されているのは、北九州市小倉北区にある駐車場として使われている宅地2か所で、いずれも殺人などの罪で公判中の工藤會総裁、野村被告が所有しているが、今は福岡地裁から仮差し押さえを受けている。

売り出し価格は4598万円と3453万円で、現在はどちらも駐車場として使われている。土地の売却益は賠償金の支払いにあてる意向だという。

解体工事が終わり更地になった工藤会本部事務所
更地になった工藤会本部

 野村被告が代表を務める会社が所有する工藤會本部事務所の土地も昨年、ネット上で一時売りに出された。成約には至らなかったが、解体工事が終わり19日にも民間の企業に引き渡される。

特殊詐欺 弘道会傘下「福島連合」事務所を家宅捜索

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 大阪府警などの合同捜査本部は19日、詐欺グループから、犯罪収益の一部を受け取っていた疑いで、特定抗争指定暴力団山口組弘道会傘下「福島連合」の本部事務所を捜査員およそ40人体制で家宅捜索した。

福島連合事務所を家宅捜索
福島連合事務所を家宅捜索

 福島連合組員、相川健太容疑者(45)は詐欺グループから10万円を受け取ったとして組織的犯罪処罰法違反の疑いで12日に逮捕されている。グループのリーダー格には福島連合組員が複数人いることから、詐欺による収益が暴力団の資金源になっているとみて捜査を続けている。

 詐欺グループはフィリピンを拠点としていて被害者は170人以上、被害総額は2億8000万円以上にのぼるという。



みかじめ料払ったキャバクラ店経営者逮捕 

 警視庁組織犯罪対策3課は18日、暴力団にみかじめ料を払ったなどとして、キャバクラ店経営、瀬田川幸一容疑者(53)、みかじめ料を受け取ったとして指定暴力団・稲川会系幹部、石沢州鏡容疑者(51)を東京都暴力団排除条例違反容疑で逮捕した。いずれも容疑を認めている。

 瀬田川容疑者の逮捕容疑は昨年10月25日、東京都大田区大森北の歩道などで、JR大森駅周辺で経営するキャバクラ店のみかじめ料を石沢容疑者に要求され、現金10万円を支払った疑い。

 同課によると、瀬田川容疑者は、石沢容疑者が逮捕されることを恐れ、店の帳簿など証拠書類の提出を拒んだという。約10年前からみかじめ料を支払い、総額1,000万円以上に上るとみられ、悪質と判断した。 



工藤会本部解体完了 19日に引き渡し

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 北九州市小倉北区にある特定危険指定暴力団工藤會の本部事務所の解体が18日午前10時すぎ最後の塀の一部が解体され、同日中に建物解体が完了する見込みとなった。

 跡地は19日、福岡県暴力追放運動推進センターが仲介して、土地の所有権を工藤會側から福岡県内の民間業者に移す手続きが行われる予定。解体費などを差し引いた売却代金の残り4,000万円は組員が関与したとされる市民襲撃事件の賠償に充てられる。

 跡地はその後、民間業者から北九州市でホームレスの自立支援をしているNPO法人「抱樸」が買い取ることで両者が基本合意している。

覚せい剤の売人 住吉会系幹部を逮捕

 警視庁池袋署は13日、自宅で覚せい剤を隠し持っていたとして指定暴力団・住吉会系幹部、遠藤和男容疑者(56)を現行犯逮捕した。遠藤容疑者は覚せい剤の売人とみられている。

遠藤和男容疑者
遠藤和男容疑者

 遠藤容疑者は2月13日、茨城県坂東市の自宅で、覚せい剤あわせて5.3グラムを隠し持っていたところを現行犯逮捕された。覚せい剤は、チャック付きのビニール袋5つに小分けにされ、自宅からは注射器なども押収された。

 遠藤容疑者の尿から覚せい剤の陽性反応が出ていて、遠藤容疑者は、「わたしが入手して自宅の階段下に隠していました」と容疑を認めている。



任侠山口組 「絆会」に改名 公安委が官報で公示

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 兵庫県公安委員会は17日、指定暴力団・山口組の分裂騒動を機に発足した指定暴力団・任侠山口組について、同組が1月、組員に改名を通達したことを受け、暴力団対策法に基づき名称を「絆會」に変更すると官報で公示した。

 2018年末時点で任侠山口組の勢力は15都道府県に及び、構成員は約400人。改名後も体制は同じとみられ、指定暴力団としての指定期間や所在地、代表者にも変更はない。

 1月中旬に出された通達では、結成時の目標に掲げた山口組の再統合が、現状では困難と判断したため改名するとしていた。

 捜査関係者によると、抗争の激化で特定抗争指定暴力団となった山口組神戸山口組から距離を取る狙いがあるとの見方も出ている。分裂騒動は、15年に山口組から一部勢力が離脱し、神戸山口組を結成したことで露見。さらに17年、神戸山口組が分裂して任侠山口組が発足し、以降は“三つの山口組”の争いが続いていた。



みかじめ料支払い 経営者と山口組系会長を逮捕

 静岡県警は14日、みかじめ料をを支払った飲食店経営者と金を受け取った特定抗争指定暴力団・六代目山口組系会長を県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕した。

 逮捕されたのは、飲食店経営、森英次容疑者(47)=静岡市駿河区=と、山口組良知二代目政竜会傘下「督嗣会」会長、望月督剛容疑者(52)=静岡市清水区=。

 逮捕容疑は2月1日頃、森容疑者が経営するキャバクラのみかじめ料として現金25万円を望月容疑者に支払った疑い。

 県暴力団排除条例は2019年8月から「みかじめ料」や「用心棒料」などを受け取った暴力団側だけでなく、支払った店舗側にも罰則が課せられるなどと改正され、改正後初の摘発。



ガールズバー経営者 山口組系組長に「用心棒代」1千万円超

 大阪府公安委員会は、大阪市内のガールズバー経営者が、特定抗争指定暴力団山口組系組長に用心棒代を支払っていたとして、大阪府の暴力団排除条例違反でガールズバーなどを経営する30代男性経営者に利益供与をしないよう勧告。また、組長に対しては、利益供与を受けないよう勧告した。組長は8年間で1千万円以上を受け取っていたとみられる。

 警察によると、男性は2012年6月ごろ、山口組傘下組長に「独立して店を出しますので”モリ“お願いします。月5万円でいいですか」と自ら用心棒を依頼した。その後、事業を拡大するたびに用心棒代を増額したとみられ、2016年には「7店舗目を出すので35万円でお願いします」と申し出たという。

 山口組傘下組長はその際「これ以上増えても月30万円でいい」と言ったといい、男性は去年までに計1千万円以上を組長に支払ったが、帳簿には記載していなかった。



森田一家に発砲の拳銃 山梨の川で発見

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 静岡南署と県警捜査4課、機動隊は14日までに、昨年9月に静岡市駿河区の指定暴力団・稲川会系「四代目森田一家」の本部事務所に銃弾が撃ち込まれた事件で、発砲に使われたとみられる回転式拳銃1丁を山梨県を流れる荒川で発見し押収した。今後、拳銃の入手ルートや暴力団組織の関与などを調べる。

荒川で発見された回転式拳銃
荒川で発見された拳銃

 同課などによると、関係者の供述を基に川中を捜索したところ、川底から見つかった。拳銃は全長20センチ超で、むき出しで投棄されていたという。

 同課などは、銃刀法違反と建造物損壊の疑いで、自称ガソリンスタンド店員、山下義隆容疑者(48)=甲府市国母=、自称会社役員、山田正志容疑者(59)=山梨県北杜市須玉町=の両容疑者を逮捕している。山下容疑者が実行犯で山田容疑者が仲介役とみられる。

 2人は山梨県に拠点を置く稲川会の2次団体の関係者で、発砲事件の前には、この団体と森田一家の間でトラブルがあったという。同課などはこれまでに、山梨県に拠点を置く稲川会系「佐野組」と「七代目親之助一家」を2人の関係先として家宅捜索している。



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