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暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿

全国の暴力団・任侠・極道・準暴力団・匿名・流動型犯罪グループ関連の事件・ニュース速報

窃盗グループ15人を逮捕・起訴 38都府県で被害総額1億5000万円

 警察は、全国38の都府県で会社ぐるみで200件以上の空き巣などを繰り返していたとして、元暴力団幹部ら15人を逮捕・起訴した。被害総額は1億5000万円にのぼる。

押収された犯行用具など
押収された犯行用具など

 住居侵入と窃盗などの罪で逮捕・起訴されたのは元暴力団幹部でトラック運転手・山路正被告(42)=大阪府和泉市=ら15人。山路容疑者は「盗んだ金はそれぞれが生活費や遊興費に使っていた」と容疑を認めている。

 山路被告は、愛知県清須市に自ら設立した建設会社の従業員らに指示して、青森から鹿児島まで38都府県で計211件の空き巣や忍び込みを繰り返し、現金や金塊など総額1億5000万円相当を盗んだ罪などに問われている。

 窃盗グループでは実行役や情報収集役、盗品の売却役など細かく役割が分かれていて組織的に犯行に及んでいたとみられる。15人のうち14人が起訴されていて、全員容疑を認めていて「スカウトされて会社に入ったら泥棒だった」などと話しているという。

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特殊詐欺事件:稲川会前会長に1630万円賠償確定

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 最高裁第3小法廷(宮崎裕子裁判長)は、指定暴力団・稲川会系組員らによる特殊詐欺事件をめぐり、被害者4人が稲川会清田次郎前会長に暴力団対策法に基づく「代表者責任」があるとして損害賠償を求めた訴訟で、16日付で前会長側の上告を退ける決定をした。前会長に計約1630万円の賠償を命じた二審判決が確定した。

 二審判決によると、稲川会系組員が所属する詐欺グループは2014年9~10月、被害者4人に息子を装った電話で「女性を妊娠させてしまった」とウソの電話をかけ、250万~400万円、計1350万円を詐取した。

◆一審東京地裁は2019年6月、「組員が実行した以上、詐欺は稲川会構成員による威力を利用した資金獲得行為と関連する」として代表者責任を認め、精神的被害を含め前会長に計約1500万円の支払いを命令。
◆二審東京高裁は2020年3月、人員確保など資金獲得に威力を利用すれば暴対法が適用されると指摘した上で、賠償額を増額した。 

 特殊詐欺事件を巡り暴力団トップの責任を追及した訴訟では、最高裁での賠償命令確定は2例目。

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飲酒事故後に車乗り捨て逃走 暴力団組員を逮捕

 鳥取市内の山陰道で酒を飲んで運転し、はみ出し防止用のワイヤーロープに衝突した後、車を乗り捨てて逃走したとして暴力団組員・原享努容疑者(37)=米子市西福原=を酒気帯び運転などの疑いで逮捕した。原容疑者は容疑を認めている。

衝突後に車を乗り捨て逃走
事故後に車を乗り捨て逃走

 原容疑者は、16日午前4時すぎ、山陰道の鳥取西道路を米子方面に向かって普通乗用車を運転中、ワイヤロープに衝突し、車を乗り捨てて逃走。事故から約2時間後に知人の車で事故現場に戻り、警察官に自分が事故を起こしたと話したという。

 原容疑者からは基準値を超えるアルコールが検出されたため、警察は酒気帯び運転や当て逃げなどの疑いで逮捕した。この事故で鳥取西道路は一部区間が約3時間に渡り通行止めとなった。

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神戸山口組系組長襲撃 山口組系組員2人の初公判

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 神戸地裁で17日、対立する特定抗争指定暴力団神戸山口組系組長を包丁で刺し重傷を負わせたとして、殺人未遂などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組の四次団体で、三代目弘道会系「野内組」傘下「二代目北村組」元組員、中村光弘こと呉光弘被告(58)と、堀田幸弘被告(53)の初公判が開かれ、2人は起訴内容を一部否認した。

 呉被告と堀田被告の2人は、2019年4月、兵庫県神戸市中央区の商店街の路上で神戸山口組傘下の與則和組長(67)を包丁で刺し、およそ1カ月の重傷を負わせたとして殺人未遂などの罪に問われている。

 17日に開かれた初公判で呉被告は「殺意を持ったことはない」と起訴内容を一部否認し、弁護側も傷害罪を主張。 堀田被告は「與組長を襲うことも呉被告が包丁を持っていたことも知らなかった」として無罪を主張した。

 冒頭陳述で検察側は「2人は犯行の前から被害者の動向をさぐっていて、堀田被告は呉被告が包丁を購入していたことを認識していた」などと指摘した。 裁判は山口組神戸山口組の緊張関係が続いているとして裁判員裁判の対象から除外されている。

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暴行事件容疑者の逃走を助けたとして交際相手の女を逮捕

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 北海道警は16日、交際相手の男に逮捕状が出ていることを知りながら逃走を助けたとして、無職・女(44)=住所不定=を犯人隠避の疑いで逮捕した。調べに対し佐藤容疑者の逃走を助けたことについて「間違いない」と容疑を認めている。

 容疑者は、交際相手の無職・佐藤大辰容疑者(47)=住所不定=を去年11月、逮捕状が出ていることを知りながら車に乗車させて逃走を助け、逮捕を免れさせた疑いが持たれている。

 佐藤容疑者は、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目大石組」傘下幹部・松本忍容疑者(53)=住所不定=と共謀し、去年10月に30代の男性を乗用車のトランクに押し込み、千歳市内の山奥で男性に殴る蹴るの暴行を加えて全身打撲のケガをさせた疑いで今年1月15日に逮捕されている。佐藤容疑者は、女性関係のトラブルがあったという趣旨の供述をしているという。

 佐藤容疑者の供述から、逃走に容疑の女が関与していたことが浮上し、16日に札幌市内で逮捕した。

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故意にパトカー2台に衝突 住吉会系組員を現行犯逮捕

 埼玉県警朝霞署は16日、乗用車で故意にパトカーに衝突したとして、指定暴力団・住吉会系組員・荒木一成容疑者(43)=住居不定=を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。調べに対し荒木容疑者は黙秘している。

埼玉県警朝霞署
埼玉県警朝霞警察署

 荒木容疑者は16日午前0時15分ごろ、乗用車で埼玉県朝霞市の市道を走行中、職務質問をするため乗用車に接近したパトカーから逃げようとして加速し、約300メートル離れた朝霞市仲町の駐車場に走り込んだ。
 このパトカーと、駆けつけた別のパトカーの計2台が駐車場に入ったところ、故意に乗用車を衝突させ、職務を妨害したとしている。パトカーに乗っていた署員計4人にケガはなかった。

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赤坂8300万円強奪の指示役 手配中の神戸山口組系組員を逮捕

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 警視庁捜査1課は16日、東京都港区赤坂の路上で平成31年1月に貴金属買い取り業者が現金約8300万円を強奪された事件で、指名手配されていた特定抗争指定暴力団神戸山口組系組員・黒武者陵容疑者(28)=住所不定=を強盗傷害の疑いで逮捕した。調べに黙秘している。この事件での逮捕は21人目。

2019年1月事件当時
2019年1月事件当時

 この事件では、路上強盗の実行役が別のグループに現金を強奪されていたが、現金の流れを分かりにくくするために指示役が襲わせたとみられている。

 黒武者容疑者は一連の犯行を計画した指示役の一人とみられており、全国に指名手配されていた。16日午前0時ごろ、練馬区内を走行中の車両内で不審な動きをしていたところを、警戒中の警察官が職務質問して身柄を確保された。

 逮捕容疑は、他の男らと共謀して平成31年1月5日午後2時ごろ、港区赤坂で路上強盗の実行役らに暴行を加え、現金約8300万円などを奪ったとしている。

コロナ助成金詐取 山口組系「誠友会」事務所を捜索

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 北海道警は16日午前11時すぎ、暴力団員と生計を共にしていることを隠し、新型コロナ関連の助成金をだまし取ったとして飲食店経営の女が詐欺の疑いで逮捕された事件を受け、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目誠友会」の事務所を捜査員約40人体制で家宅捜索した。

誠友会の事務所を捜索2
誠友会の事務所を捜索
誠友会の事務所を捜索1

 すすきのでラウンジを経営する容疑者の女(42)は、誠友会幹部の父親と、誠友会組員の夫と同居し生計を共にしていることを隠し、新型コロナウイルス関連の「すすきの地区感染防止対策助成金」の申請で虚偽の書類を作成、去年7月に助成金25万円をだまし取った疑いが持たれている。道警は、だまし取った金を暴力団の資金源にしていた可能性もあるとみて調べている。

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銃撃乱闘事件 稲川会系組事務所2カ所を捜索

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 群馬県警伊勢崎署の捜査本部は15日、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組長ら3人が拳銃で撃たれるなどして重傷を負った殺人未遂事件に関連し、群馬県高崎市内にある指定暴力団・稲川会系の組事務所2カ所をいずれも銃刀法違反容疑で家宅捜索した。捜査本部は9日にも群馬県前橋市内にある稲川会系組事務所などを捜索した。

 高崎市飯塚町の稲川会系組事務所では15日午前、捜査員数十人が家宅捜索を行い、同日午後にも高崎市新町の稲川会系の別の組事務所を約1時間にわたり捜索した。いずれも防護の装備を身に着けた警察官が周囲を警戒した。

 事件は3月4日未明、伊勢崎市本町の県道前橋館林線で多数の男らが乱闘状態となり、山口組系三代目弘道会傘下「野内組」幹部で「二代目栗山組」組長(48)と、組関係者(27)ら2人が拳銃で撃たれ重傷を負ったほか、組関係者(30)=同市=も車にひかれ全身打撲の大けがをした。

ナマコ密猟 弘道会系福島連合傘下幹部ら5人を逮捕

 北海道警函館中央署と函館海保などは14日、函館市の沖合でナマコを密猟したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「福島連合」組員で、「二代目高野組」幹部・高橋一容疑者(39)=住所不定=と、同幹部・鳴海秀美容疑者(59)=函館市山の手2=ら男5人を、漁業法違反(特定水産動植物の採捕の禁止)の疑いで逮捕した。

 高橋容疑者ら5人は、2月21日夜に函館市日浦町付近の海域で、道知事の許可や漁業権がないにもかかわらず、少なくともナマコ4個を密猟したとして、漁業法違反の疑いが持たれている。捜査に支障があるとして5人の認否は明らかにしていない。

 道警は密漁が行われているという情報提供をうけ、海上保安部とともに現場付近の警戒にあたり、男数人が乗り捨てたボートにナマコが残されていたのを確認し、捜査を進め14日に容疑が固まったとして5人を逮捕した。これまでに100キロ以上のナマコを密猟していたとみられている。

 2020年12月に施行された改正漁業法で、密漁の罰金の最高額は200万円から3000万円に引き上げられていて、これを適用したナマコの密漁は北海道内初となる。

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最高裁が住吉会側の控訴を棄却 特殊詐欺で使用者責任確定

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 最高裁第1小法廷(池上政幸裁判長)は12日までに、指定暴力団・住吉会系の組員らによる特殊詐欺事件をめぐり、茨城県の被害女性が暴力団トップに暴力団対策法上の使用者責任があるとして損害賠償を求めた訴訟で、住吉会関功会長と福田晴瞭前会長の上告を退ける決定をした。11日付。第1小法廷は詳しい決定理由を示さなかったが5人全員一致の結論。

 暴対法上の使用者責任を認め605万円の支払いを命じた1、2審判決が確定。特殊詐欺事件で使用者責任が最高裁で確定するのは初めて。

・令和元年5月の1審水戸地裁判決は、組員が住吉会の威力を利用して「受け子」を集め、詐欺グループを構成したと認定。関会長らの使用者責任を認めた。
・同年12月の2審東京高裁判決は「組員が直接暴力団の威力を使う場合だけでなく、共犯者集めなど犯罪の実行過程で威力を利用した場合は暴対法の資金獲得行為に含まれる」との解釈を示し、1審判決を支持。会長側の控訴を棄却していた。

 同種訴訟の控訴審判決は今回のほかに複数あり、詐欺グループの組員が「暴力団の威力」を利用して資金を獲得したと判断、暴力団トップの使用者責任を認めていた。

 今回の訴訟は、特殊詐欺事件が暴対法で使用者責任の対象となる「暴力団の威力を利用した資金獲得行為」に当たるかどうかが争点だった。特殊詐欺は暴力団の組織的関与が明確にならないケースも多く、今回の決定は被害救済が広がり、暴力団の資金源を絶つ効果も期待される。

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コロナ貸付「緊急小口資金」詐取 松葉会系組員を逮捕

 警視庁は12日、新型コロナウイルスによる貸付制度を悪用し現金をだまし取った疑いで、指定暴力団・松葉会系組員・若宮悠平容疑者(35)=千葉県市川市=を詐欺の疑いで逮捕した。

若宮悠平容疑者
若宮悠平容疑者

 若宮容疑者は東京都葛飾区に住んでいた去年8月、暴力団組員であることを隠して申請書を提出し、新型コロナの影響で減収した世帯などに貸し付ける「緊急小口資金」20万円をだまし取った疑いがもたれている。 

 若宮容疑者は、「自分は暴力団組員ではありません」と容疑を否認している。

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還付金詐欺 住吉会系組員を逮捕

 警視庁捜査2課は12日までに、健康保険の還付金があるなどと嘘をつき、男性から現金計約250万円をだまし取ったとして、指定暴力団・住吉会系組員・山川竜次郎容疑者(28)=東京都世田谷区瀬田=を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕した。

山川竜次郎容疑者
山川竜次郎容疑者

 山川容疑者は2020年4月、役所の職員などに成り済まし埼玉県の70代の男性に「健康保険の還付金がある。ATMで手続きできる」などとウソの電話をかけ、およそ250万円を振り込ませてだましとった疑いなどがもたれている。山川容疑者は特殊詐欺グループの指示役で、このグループによる被害は1億円以上にのぼるとみられている。

 捜査2課は同日までに、銀行口座から現金を引き出す「出し子」や回収役の男2人を逮捕。山川容疑者が2人への指示や、詐取した現金の運搬を担当したとみている。3人が関与したとみられる還付金詐欺は50件以上に上るという。

 調べに対し、「気持ちの整理がつかないのでわかりません」などと供述しているという。

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飲食店で暴行 小桜一家傘下組員ら2人を逮捕

 鹿児島県警志布志署は11日、指定暴力団・四代目小桜一家傘下組員(35)=志布志市有明町野井倉=と、無職の男(38)=大崎町菱田=を暴力行為法違反の疑いで逮捕した。

 逮捕容疑は、共謀し、2020年10月4日午前2時15分ごろ、志布志市の飲食店で、同市の飲食店経営の40代男性と、同市の同店店長の40代男性の胸ぐらをつかむなどの暴行を加えた疑い。店内にいた他の客が110番した。

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兵庫県公安委 「絆会」を再指定

 兵庫県公安委員会は12日、指定暴力団・絆会を暴力団対策法に基づく指定暴力団に再指定し、官報で公示した。指定は2018年に続き2回目。期間は22日から3年間となる。

 絆会は、特定抗争指定暴力団神戸山口組から、一部組員が離脱して17年に結成され、2018年3月に指定暴力団となった。

カラオケ客に暴行加勢 弘道会系「正道会」組員を逮捕

 北海道警滝川署は、2021年1月に滝川市のカラオケスナックで客の男性2人の顔面を殴り大けがをさせたとして特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「二代目正道会」組員・三浦昭三容疑者(43)を傷害の疑いで逮捕した。三浦容疑者の認否は明らかにしていない。

北海道警滝川警察署
北海道警滝川警察署

 三浦容疑者は、1月9日午前0時15分ごろ、滝川市本町2丁目のカラオケスナックで、すでに傷害容疑で逮捕されている知人の男4人と共謀し、客の男性2人の顔面などを殴りけがをさせた疑いがもたれている。男性2人は顔の骨を折るなどの重傷。

 被害者の男性が入れたカラオケの曲を三浦容疑者を除く4人が勝手に歌い、男性が「俺の入れた曲だ」などと話したところ口論になり、後からきた三浦容疑者が加勢したという。

「工藤会」総裁と会長の裁判が結審 改めて無罪を主張

◀◀関連記事▶▶
 福岡地裁で11日、市民が襲撃された4つの事件で特定危険指定暴力団工藤会の総裁・野村悟被告(74)と、ナンバー2で会長・田上不美夫被告(64)の2人が、殺人や組織的な殺人未遂などの罪に問われた裁判が結審した。

左・野村悟被告 右・田上不美夫被告
左・野村悟被告
右・田上不美夫被告

 野村被告と田上被告は、元漁協組合長の射殺や元警察官の銃撃などあわせて4つの事件で、殺人や組織的な殺人未遂などの罪に問われている。前回の裁判で検察側は、「意思決定をした首謀者」として野村被告に死刑を求刑。これに対し、野村被告は今日の裁判で「指示も承諾もない」と述べ、改めて無罪を主張した。

 また、「野村被告の決定に従い、組員を率いて実行した」として、無期懲役などを求刑されている田上被告も、事件への関与を否定した上で野村被告からの指示もなかったと訴えた。

 直接的な証拠がない中、裁判所は2人の指揮・命令の有無をどのように認定するのか。裁判は今日で結審し、判決は8月24日に言い渡される予定。

山口組系「誠友会」幹部の同居家族 「コロナ助成金」詐取で逮捕

 北海道警札幌中央署は、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目誠友会」幹部の同居家族であることなどを隠し、新型コロナウイルス関連の「すすきの地区感染防止対策助成金」25万円をだまし取ったとして、飲食店経営で誠友会組員の妻(42)=札幌市豊平区中の島=を詐欺の疑いで逮捕した。

 関谷容疑者は去年6月上旬、山口組誠友会幹部の父親と、誠友会組員の夫と同居、生計を共にしていることを隠し、暴力団と密接な関係がないと表明するウソの書類を作り申請、新型コロナウイルス関連助成金「すすきの地区感染防止対策助成金」25万円を口座に入金させてだまし取った疑いが持たれている。

 取り調べに対して関谷容疑者は「父と夫は暴力団幹部で間違いなく、一緒に住んでいるが、生計は共にしていない」などと話し、容疑を一部否認している。

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覚醒剤約590キロ密輸 統括役の台湾人に無期懲役と罰金1000万円求刑

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 福岡地裁で11日、2019年12月に熊本県天草市の漁港で覚醒剤およそ600キロが押収された事件の論告求刑公判で、検察は密輸グループの統括役とされる台湾人のホアン・イダ被告(44)に無期懲役などを求刑した。

船内から大量の覚醒剤1
船内から大量の覚醒剤
船内から大量の覚醒剤3

 起訴状によると、ホアン被告は、2019年12月に熊本県天草市の漁港から覚醒剤およそ587キロを密輸しようとしたなどの罪に問われている。

 福岡地裁で開かれた裁判員裁判の論告求刑公判で、検察は「反社会勢力に莫大な資金が流れたり、国内に拡散される恐れがあった」と指摘し、無期懲役と罰金1000万円などを求刑した。弁護側は無罪を主張している。一連の事件をめぐっては、暴力団組員など男女24人が逮捕され、そのうち16人が起訴されている。

 判決は17日に言い渡される予定。

18歳の少年に大麻譲渡 元暴力団員を逮捕

 大阪府警は、18歳の少年に大麻を譲り渡したとして元暴力団組員・高本龍一容疑者(40)を大麻取締法違反の疑いで逮捕した。少年を中心に大学生ら10人以上の未成年に大麻が広がっていたとみられている。調べに対して「大麻を譲り渡したことはない」と容疑を否認している。

高本龍一容疑者
高本龍一容疑者

 高本容疑者は去年10月、大阪府藤井寺市の自宅で当時18歳の少年に大麻を譲り渡した疑いがもたれている。少年の知人が警察の職務質問を受けたことをきっかけに大麻所持の疑いで現行犯逮捕され、その後、供述などから高本容疑者が浮上した。

 去年1年間に大阪府警が大麻取締法違反の疑いで検挙した少年は114人に上り、統計がある1990年以降では最も多く、SNSなどを通じて少年が安易に大麻に手を出しているとみられている。

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