「工藤会」総裁と会長の裁判が結審 改めて無罪を主張
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福岡地裁で11日、市民が襲撃された4つの事件で特定危険指定暴力団・工藤会の総裁・野村悟被告(74)と、ナンバー2で会長・田上不美夫被告(64)の2人が、殺人や組織的な殺人未遂などの罪に問われた裁判が結審した。

左・野村悟被告
右・田上不美夫被告
野村被告と田上被告は、元漁協組合長の射殺や元警察官の銃撃などあわせて4つの事件で、殺人や組織的な殺人未遂などの罪に問われている。前回の裁判で検察側は、「意思決定をした首謀者」として野村被告に死刑を求刑。これに対し、野村被告は今日の裁判で「指示も承諾もない」と述べ、改めて無罪を主張した。
また、「野村被告の決定に従い、組員を率いて実行した」として、無期懲役などを求刑されている田上被告も、事件への関与を否定した上で野村被告からの指示もなかったと訴えた。
直接的な証拠がない中、裁判所は2人の指揮・命令の有無をどのように認定するのか。裁判は今日で結審し、判決は8月24日に言い渡される予定。
福岡地裁で11日、市民が襲撃された4つの事件で特定危険指定暴力団・工藤会の総裁・野村悟被告(74)と、ナンバー2で会長・田上不美夫被告(64)の2人が、殺人や組織的な殺人未遂などの罪に問われた裁判が結審した。

左・野村悟被告
右・田上不美夫被告
野村被告と田上被告は、元漁協組合長の射殺や元警察官の銃撃などあわせて4つの事件で、殺人や組織的な殺人未遂などの罪に問われている。前回の裁判で検察側は、「意思決定をした首謀者」として野村被告に死刑を求刑。これに対し、野村被告は今日の裁判で「指示も承諾もない」と述べ、改めて無罪を主張した。
また、「野村被告の決定に従い、組員を率いて実行した」として、無期懲役などを求刑されている田上被告も、事件への関与を否定した上で野村被告からの指示もなかったと訴えた。
直接的な証拠がない中、裁判所は2人の指揮・命令の有無をどのように認定するのか。裁判は今日で結審し、判決は8月24日に言い渡される予定。

