還付金詐欺 住吉会系組員を逮捕
警視庁捜査2課は12日までに、健康保険の還付金があるなどと嘘をつき、男性から現金計約250万円をだまし取ったとして、指定暴力団・住吉会系組員・山川竜次郎容疑者(28)=東京都世田谷区瀬田=を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕した。

山川竜次郎容疑者
山川容疑者は2020年4月、役所の職員などに成り済まし埼玉県の70代の男性に「健康保険の還付金がある。ATMで手続きできる」などとウソの電話をかけ、およそ250万円を振り込ませてだましとった疑いなどがもたれている。山川容疑者は特殊詐欺グループの指示役で、このグループによる被害は1億円以上にのぼるとみられている。
捜査2課は同日までに、銀行口座から現金を引き出す「出し子」や回収役の男2人を逮捕。山川容疑者が2人への指示や、詐取した現金の運搬を担当したとみている。3人が関与したとみられる還付金詐欺は50件以上に上るという。
調べに対し、「気持ちの整理がつかないのでわかりません」などと供述しているという。

山川竜次郎容疑者
山川容疑者は2020年4月、役所の職員などに成り済まし埼玉県の70代の男性に「健康保険の還付金がある。ATMで手続きできる」などとウソの電話をかけ、およそ250万円を振り込ませてだましとった疑いなどがもたれている。山川容疑者は特殊詐欺グループの指示役で、このグループによる被害は1億円以上にのぼるとみられている。
捜査2課は同日までに、銀行口座から現金を引き出す「出し子」や回収役の男2人を逮捕。山川容疑者が2人への指示や、詐取した現金の運搬を担当したとみている。3人が関与したとみられる還付金詐欺は50件以上に上るという。
調べに対し、「気持ちの整理がつかないのでわかりません」などと供述しているという。

