みかじめ料返還訴訟:山口組組長らに47万円の支払い命令
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名古屋地裁は30日、暴力団幹部から「みかじめ料」を徴収されたとして、愛知県内で事業を営む男性が損害賠償を求めた裁判で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組の篠田建市(通称・司忍)組長らに47万円の支払いを命じた。

名古屋地方裁判所
愛知県内で事業を営む男性は、山口組系三代目弘道会傘下「三代目高山組」幹部に対し、2005年からから2016年までの11年間で、誕生日の祝い金名目などで計約770万円を支払わされたとして、篠田組長らに対して約1070万円の損害賠償を求めていた。
名古屋地裁の岩井直幸裁判長は判決で、篠田組長の使用者責任を認めたうえで、篠田組長らに対し時効になっていない期間の「みかじめ料」や慰謝料など計47万円の支払いを命じた。
原告の男性側は「時効を適用したのは遺憾」として控訴する方針。
名古屋地裁は30日、暴力団幹部から「みかじめ料」を徴収されたとして、愛知県内で事業を営む男性が損害賠償を求めた裁判で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組の篠田建市(通称・司忍)組長らに47万円の支払いを命じた。

名古屋地方裁判所
愛知県内で事業を営む男性は、山口組系三代目弘道会傘下「三代目高山組」幹部に対し、2005年からから2016年までの11年間で、誕生日の祝い金名目などで計約770万円を支払わされたとして、篠田組長らに対して約1070万円の損害賠償を求めていた。
名古屋地裁の岩井直幸裁判長は判決で、篠田組長の使用者責任を認めたうえで、篠田組長らに対し時効になっていない期間の「みかじめ料」や慰謝料など計47万円の支払いを命じた。
原告の男性側は「時効を適用したのは遺憾」として控訴する方針。
共政会系組員と共謀して住宅ローン 海上自衛隊隊員に停職20日の懲戒処分
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海上自衛隊呉地方総監部(広島県呉市)は30日、暴力団組員のための住宅購入資金として融資を受ける意図を隠して住宅ローン契約を結び、金融機関から約3020万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕、送検された潜水艦救難艦ちはやの3等海曹男性(49)を停職20日の懲戒処分にしたと発表した。

海上自衛隊呉地方総監部
3等海曹は2014年9月、友人を介して知り合った指定暴力団・六代目共政会系「二代目荒瀬組」組員が、一戸建て住宅を購入する際、暴力団組員で融資を受けられないため、共謀して3等海曹の名義で住宅ローンを申し込み、金融機関から約3020万円をだまし取ったとして、2021年2月に広島県警捜査4課と廿日市署に逮捕されたが、その後、3等海曹は不起訴処分となっていた。
海上自衛隊呉地方総監部(広島県呉市)は30日、暴力団組員のための住宅購入資金として融資を受ける意図を隠して住宅ローン契約を結び、金融機関から約3020万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕、送検された潜水艦救難艦ちはやの3等海曹男性(49)を停職20日の懲戒処分にしたと発表した。

海上自衛隊呉地方総監部
3等海曹は2014年9月、友人を介して知り合った指定暴力団・六代目共政会系「二代目荒瀬組」組員が、一戸建て住宅を購入する際、暴力団組員で融資を受けられないため、共謀して3等海曹の名義で住宅ローンを申し込み、金融機関から約3020万円をだまし取ったとして、2021年2月に広島県警捜査4課と廿日市署に逮捕されたが、その後、3等海曹は不起訴処分となっていた。
肩がぶつかり路上で集団暴行 山口組傘下組員ら4人を逮捕
熊本県警菊池署は、熊本県菊池市の路上で男性会社員に集団で暴行を加えてケガをさせたとして、いずれも特定抗争指定暴力団 ・六代目山口組傘下組員・内野広司容疑者(45)=熊本市東区=と、仲光太志容疑者(26)=住所不詳=、城戸将太こと岡村将太容疑者(28)=八代市=、内野正二郎容疑者(39)=菊池市=の4人を傷害の疑いで逮捕した。

熊本県警菊池警察署
内野容疑者らは、今月18日午前1時40分ごろ、菊池市の繁華街近くの路上で、肩がぶつかりトラブルになった男性会社員(47)の胸ぐらをつかんで倒し、顔面を殴るなどの暴行を加えケガをさせた疑いが持たれている。
周辺の防犯カメラの映像などから4人を特定し逮捕した。同署は4人の認否を明らかにしていない。

熊本県警菊池警察署
内野容疑者らは、今月18日午前1時40分ごろ、菊池市の繁華街近くの路上で、肩がぶつかりトラブルになった男性会社員(47)の胸ぐらをつかんで倒し、顔面を殴るなどの暴行を加えケガをさせた疑いが持たれている。
周辺の防犯カメラの映像などから4人を特定し逮捕した。同署は4人の認否を明らかにしていない。
宅見組系「石川一家」に車両特攻 一道会系「定松組」組員に懲役2年を求刑
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佐賀地裁で29日、今年6月に当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下だった組事務所に車で突っ込み、シャッターなどを壊したとして建造物損壊などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系一道会傘下「二代目定松組」組員・清原昇悟被告(36)=住所不定=の初公判が開かれ、清原被告は起訴内容を認めた。

事件当時の現場付近

清原被告は、今年6月6日午前3時ごろに佐賀市本庄町にある当時・神戸山口組傘下だった二代目宅見組系「三代目石川一家」の本部事務所に乗用車で突っ込み、シャッターを壊したほか、金属バットでドアや外壁などを壊したとして、建造物損壊と建造物侵入の罪に問われている。
検察側は、「現場を下見し、金属バットを事前に準備するなど計画的な犯行。自動車を2回、シャッターに衝突させたのは付近に人がいればケガをさせかねない危険で悪質な行為。住民の不安感や体感治安に与えた影響も軽視できない」として懲役2年を求刑した。
一方、弁護側は自首が成立していることや、被害が物損にとどまり、住民に向けても謝罪の意思を示しているとして、情状酌量を求めた。判決は11月1日に言い渡される予定。
佐賀地裁で29日、今年6月に当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下だった組事務所に車で突っ込み、シャッターなどを壊したとして建造物損壊などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系一道会傘下「二代目定松組」組員・清原昇悟被告(36)=住所不定=の初公判が開かれ、清原被告は起訴内容を認めた。

事件当時の現場付近

清原被告は、今年6月6日午前3時ごろに佐賀市本庄町にある当時・神戸山口組傘下だった二代目宅見組系「三代目石川一家」の本部事務所に乗用車で突っ込み、シャッターを壊したほか、金属バットでドアや外壁などを壊したとして、建造物損壊と建造物侵入の罪に問われている。
検察側は、「現場を下見し、金属バットを事前に準備するなど計画的な犯行。自動車を2回、シャッターに衝突させたのは付近に人がいればケガをさせかねない危険で悪質な行為。住民の不安感や体感治安に与えた影響も軽視できない」として懲役2年を求刑した。
一方、弁護側は自首が成立していることや、被害が物損にとどまり、住民に向けても謝罪の意思を示しているとして、情状酌量を求めた。判決は11月1日に言い渡される予定。
物置に拳銃と実弾所持 絆会関係者の逮捕で事務所を家宅捜索
警視庁薬物銃器対策課は、高知市の物置に回転式拳銃1丁と実弾13発を違法に所持したとして指定暴力団・絆會元幹部で二代目古川組の元組長・樋口博司容疑者(66)=兵庫県尼崎市南武庫之荘=と、古川組元幹部で会社員・武森健生容疑者(56)=高知県土佐市高岡町乙=の2人を今月22日に銃刀法違反などの疑いで逮捕し、28日に兵庫県神戸市にある絆會の事務所を家宅捜索した。

左・樋口博司容疑者(66)
右・武森健生容疑者(56)

絆會事務所を家宅捜索
樋口容疑者と武森容疑者は今年2月8日、仲間と共謀し、アタッシェケースに入れた回転式拳銃1丁と実弾13発を高知市の物置に隠し持っていた疑いがもたれている。調べに対し2人は容疑を否認している。物置は銃刀法違反罪で今年3月に起訴された無職男(47)の自宅敷地内にあり、警視庁が2月に家宅捜索。1月に男が銃を所持しているとの情報が寄せられていた。
捜査の過程で、男に銃を預けたとされる知人の男性会社役員(73)=高知市=ら3人が既に逮捕されていて、このうちの男性会社役員が「2011年ごろ、樋口容疑者に数千万円を貸した担保として、武森容疑者を介して銃を受け取った」などと供述。会社役員は銃刀法違反などの容疑で逮捕後に釈放され、警視庁が任意で捜査を続けている。

左・樋口博司容疑者(66)
右・武森健生容疑者(56)

絆會事務所を家宅捜索
樋口容疑者と武森容疑者は今年2月8日、仲間と共謀し、アタッシェケースに入れた回転式拳銃1丁と実弾13発を高知市の物置に隠し持っていた疑いがもたれている。調べに対し2人は容疑を否認している。物置は銃刀法違反罪で今年3月に起訴された無職男(47)の自宅敷地内にあり、警視庁が2月に家宅捜索。1月に男が銃を所持しているとの情報が寄せられていた。
捜査の過程で、男に銃を預けたとされる知人の男性会社役員(73)=高知市=ら3人が既に逮捕されていて、このうちの男性会社役員が「2011年ごろ、樋口容疑者に数千万円を貸した担保として、武森容疑者を介して銃を受け取った」などと供述。会社役員は銃刀法違反などの容疑で逮捕後に釈放され、警視庁が任意で捜査を続けている。
バイクでひったくり男性を暴行 住吉会系組員と少年2人を逮捕
埼玉県越谷市でオートバイに乗って男性からバッグをひったくり、追いかけてきた男性に暴行を加えてケガを負わせたとして、指定暴力団・住吉会系組員の上条知也容疑者(24)と、少年(15)2人を逮捕した。周辺ではひったくり事件が20件ほど起きていて関連を調べている。

上条知也容疑者(24)

事件に使われたバイク
上条容疑者と少年2人は今年5月、越谷市の「JR南越谷駅」近くの路上で、自転車で帰宅途中の男性(24)にオートバイ2台で近づき、現金などが入ったバッグをひったくり、およそ500メートルほど離れた場所で盗んだバッグの中を物色中、男性が追いかけてきたため、顔面を複数回殴ってケガを負わせた疑いが持たれている。男性は鼻などに全治2週間のケガを負った。
現場にはオートバイ1台が乗り捨てられていて、周辺の防犯カメラの捜査などから3人の関与が浮上した。3人は暴走族グループを通じて知り合ったとみられている。
埼玉県の南東部では、今年1月から8月にかけてオートバイを使ったひったくり事件が相次いでいて、県警は3人が関与しているとみて捜査している。

上条知也容疑者(24)

事件に使われたバイク
上条容疑者と少年2人は今年5月、越谷市の「JR南越谷駅」近くの路上で、自転車で帰宅途中の男性(24)にオートバイ2台で近づき、現金などが入ったバッグをひったくり、およそ500メートルほど離れた場所で盗んだバッグの中を物色中、男性が追いかけてきたため、顔面を複数回殴ってケガを負わせた疑いが持たれている。男性は鼻などに全治2週間のケガを負った。
現場にはオートバイ1台が乗り捨てられていて、周辺の防犯カメラの捜査などから3人の関与が浮上した。3人は暴走族グループを通じて知り合ったとみられている。
埼玉県の南東部では、今年1月から8月にかけてオートバイを使ったひったくり事件が相次いでいて、県警は3人が関与しているとみて捜査している。
愛知県警:平井一家総裁らの逮捕を受け山口組総本部を家宅捜索
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愛知県警は29日午前11時前、愛知県内の6つの露天商組合から上納金を脅し取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組幹部で「十一代目平井一家」総裁・薄葉政嘉こと薄葉暢洋容疑者(65)=同県豊橋市仁連木町=らが恐喝などの疑いで逮捕された事件で、神戸市灘区の山口組総本部を捜査員約30人体制で家宅捜索した。

山口組総本部を家宅捜索

組織的関与や資金の流れを捜査

県警は今月21日までに、2021年4月にコロナ禍で売り上げが減少している愛知県内の6つの露天商組合の役員らに対して「ごちゃごちゃ言わずに払え」などと脅し、上納金として現金合わせて115万円を脅し取ったなどとして、薄葉暢洋容疑者と、弟の薄葉秀樹容疑者(63)ら6人を恐喝などの疑いで逮捕・再逮捕していた。
県警は、容疑を裏付けるため山口組総本部を家宅捜索し、組織的な関与や資金の流れなどについても詳しく調べる方針。
愛知県警は29日午前11時前、愛知県内の6つの露天商組合から上納金を脅し取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組幹部で「十一代目平井一家」総裁・薄葉政嘉こと薄葉暢洋容疑者(65)=同県豊橋市仁連木町=らが恐喝などの疑いで逮捕された事件で、神戸市灘区の山口組総本部を捜査員約30人体制で家宅捜索した。

山口組総本部を家宅捜索

組織的関与や資金の流れを捜査

県警は今月21日までに、2021年4月にコロナ禍で売り上げが減少している愛知県内の6つの露天商組合の役員らに対して「ごちゃごちゃ言わずに払え」などと脅し、上納金として現金合わせて115万円を脅し取ったなどとして、薄葉暢洋容疑者と、弟の薄葉秀樹容疑者(63)ら6人を恐喝などの疑いで逮捕・再逮捕していた。
県警は、容疑を裏付けるため山口組総本部を家宅捜索し、組織的な関与や資金の流れなどについても詳しく調べる方針。
市民襲撃7事件に関与 工藤会系「田中組」幹部に無期懲役の判決
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福岡地裁で28日、一般市民が襲撃された7つの事件に関与したとされる特定危険指定暴力団・工藤會系「五代目田中組」幹部・中西正雄被告(56)の裁判が開かれ、中西被告に求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。

福岡地方裁判所
中西被告は他の工藤會組員らと共謀の上、2011年11月26日、北九州市小倉北区の路上で、帰宅してきた建設会社会長・内納敏博さん(当時72)に拳銃2発を発射し、1発を首に命中させ失血死させた。さらに2012年の元福岡県警警部銃撃事件や、2013年の看護師刺傷事件、2014年の歯科医師刺傷事件など殺人未遂や放火事件で指示役を担うなどして計7事件に関与した罪に問われていて、そのうち4つの事件については無罪を主張していた。
福岡地裁は今日の判決で、7つの事件全てにおいて中西被告の関与を認定し、犯行は工藤會が組織的に行ったもので、中西被告自身に犯行動機はないとしたが、「一般市民である被害者を拳銃で射殺した事件に、実行犯として関与したことによる刑事責任は極めて重い」などとして求刑通り、無期懲役の判決を言い渡した。
福岡地裁で28日、一般市民が襲撃された7つの事件に関与したとされる特定危険指定暴力団・工藤會系「五代目田中組」幹部・中西正雄被告(56)の裁判が開かれ、中西被告に求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。

福岡地方裁判所
中西被告は他の工藤會組員らと共謀の上、2011年11月26日、北九州市小倉北区の路上で、帰宅してきた建設会社会長・内納敏博さん(当時72)に拳銃2発を発射し、1発を首に命中させ失血死させた。さらに2012年の元福岡県警警部銃撃事件や、2013年の看護師刺傷事件、2014年の歯科医師刺傷事件など殺人未遂や放火事件で指示役を担うなどして計7事件に関与した罪に問われていて、そのうち4つの事件については無罪を主張していた。
福岡地裁は今日の判決で、7つの事件全てにおいて中西被告の関与を認定し、犯行は工藤會が組織的に行ったもので、中西被告自身に犯行動機はないとしたが、「一般市民である被害者を拳銃で射殺した事件に、実行犯として関与したことによる刑事責任は極めて重い」などとして求刑通り、無期懲役の判決を言い渡した。
2011年の男性会社員宅発砲事件 工藤会傘下幹部ら2人を逮捕
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福岡県警は、福岡県福津市にある男性会社員の自宅に向けて拳銃を数発発砲して玄関ドアを壊したとして、特定危険指定暴力団・工藤會傘下幹部・竹内信二容疑者(58)=鹿児島県湧水町=と、自称会社員・金森法文容疑者(57)=福岡県福津市久末=の2人を銃刀法違反と建造物損壊、器物損壊の疑いで逮捕した。この発砲事件で逮捕者が出るのは初めて。

福岡県警察本部
2人は2011年5月6日午前1時35分頃、福津市の男性会社員(当時59)宅前の路上から、拳銃を数発発砲して玄関ドアなどを壊した疑いがもたれている。当時、家の中には家族4人が就寝中だったがケガ人はいなかった。被害にあった男性は、当時、東京に本社を置く準大手ゼネコン九州支店に勤務し、北九州地区や筑豊地区などで建設工事の現場監督をしていた。
竹内容疑者は、北九州市八幡西区で2012年9月に不動産会社の男性経営者(当時72)が刺されて重傷を負った事件で、今年7月に逮捕され、8月に傷害罪で起訴されている。県警は、金森容疑者は事件当時、工藤會系幹部で、当時、会長だった野村悟被告と近い立場だったとみられている。
県警は、事件発生から11年以上が経過する中で捜査を進め、新たな証言と証拠が得られたたとして2人の逮捕に踏み切った。
福岡県警は、福岡県福津市にある男性会社員の自宅に向けて拳銃を数発発砲して玄関ドアを壊したとして、特定危険指定暴力団・工藤會傘下幹部・竹内信二容疑者(58)=鹿児島県湧水町=と、自称会社員・金森法文容疑者(57)=福岡県福津市久末=の2人を銃刀法違反と建造物損壊、器物損壊の疑いで逮捕した。この発砲事件で逮捕者が出るのは初めて。

福岡県警察本部
2人は2011年5月6日午前1時35分頃、福津市の男性会社員(当時59)宅前の路上から、拳銃を数発発砲して玄関ドアなどを壊した疑いがもたれている。当時、家の中には家族4人が就寝中だったがケガ人はいなかった。被害にあった男性は、当時、東京に本社を置く準大手ゼネコン九州支店に勤務し、北九州地区や筑豊地区などで建設工事の現場監督をしていた。
竹内容疑者は、北九州市八幡西区で2012年9月に不動産会社の男性経営者(当時72)が刺されて重傷を負った事件で、今年7月に逮捕され、8月に傷害罪で起訴されている。県警は、金森容疑者は事件当時、工藤會系幹部で、当時、会長だった野村悟被告と近い立場だったとみられている。
県警は、事件発生から11年以上が経過する中で捜査を進め、新たな証言と証拠が得られたたとして2人の逮捕に踏み切った。
神戸地裁:絆会会長宅に車両特攻の男に懲役1年8か月の実刑判決
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神戸地裁は28日、今年6月に指定暴力団・絆會の織田絆誠こと金禎紀会長の自宅に車が突っ込んだ事件で、建造物損壊罪に問われた無職・樺山健一被告(38)=大阪市生野区新今里3丁目=に対し、懲役1年8か月(求刑・懲役3年)を言い渡した。

神戸地方裁判所
樺山被告は今年6月6日夜、兵庫県神戸市長田区にある織田会長の自宅に自分が運転する軽乗用車をバックで突っ込んで衝突させ、玄関の扉などを壊したとされる。
樺山被告は起訴内容を認め、2021年まで暴力団員だったが既に脱退したことを明かした上で、「狙ったのは絆會の会長の自宅とわかっていた。最初から出頭するつもりだった」と述べたが、犯行動機や経緯については一貫して「一切答えるつもりはない」と述べていた。
判決で神戸地裁は、特定抗争指定暴力団・六代目山口組と神戸山口組との抗争状態下での犯行であることの危険性を指摘、「いまだ犯行動機は不明だが、現場の下見をして会長の自宅として認識があり一定の意図を持っていた」と述べた。一方で、懲役1年8か月に減刑した理由として、犯行の2時間40分後に兵庫県警長田署へ自首したことや、法廷で近隣住民への謝罪の言葉を述べたことを挙げた。
神戸地裁は28日、今年6月に指定暴力団・絆會の織田絆誠こと金禎紀会長の自宅に車が突っ込んだ事件で、建造物損壊罪に問われた無職・樺山健一被告(38)=大阪市生野区新今里3丁目=に対し、懲役1年8か月(求刑・懲役3年)を言い渡した。

神戸地方裁判所
樺山被告は今年6月6日夜、兵庫県神戸市長田区にある織田会長の自宅に自分が運転する軽乗用車をバックで突っ込んで衝突させ、玄関の扉などを壊したとされる。
樺山被告は起訴内容を認め、2021年まで暴力団員だったが既に脱退したことを明かした上で、「狙ったのは絆會の会長の自宅とわかっていた。最初から出頭するつもりだった」と述べたが、犯行動機や経緯については一貫して「一切答えるつもりはない」と述べていた。
判決で神戸地裁は、特定抗争指定暴力団・六代目山口組と神戸山口組との抗争状態下での犯行であることの危険性を指摘、「いまだ犯行動機は不明だが、現場の下見をして会長の自宅として認識があり一定の意図を持っていた」と述べた。一方で、懲役1年8か月に減刑した理由として、犯行の2時間40分後に兵庫県警長田署へ自首したことや、法廷で近隣住民への謝罪の言葉を述べたことを挙げた。
違法薬物の売人を集団で暴行 ラッパー「ベル」を逮捕
神奈川県警港南署は26日、横浜市の路上で男性に集団で暴行を加え刃物のようなもので胸を刺し、全治1か月の重傷を負わせたとして、ラッパー「ベル」こと永井竜也容疑者(21)=住所不定=を傷害容疑で逮捕した。同署は永井容疑者の認否を明らかにしていない。

永井竜也容疑者(21)

事件のあった現場周辺
永井容疑者は8月19日午前0時ごろ、横浜市港南区の路上で、男性(22)に複数人で殴る蹴るの暴行を加えた上で、警棒や刃物のようなものを使ってケガをさせた疑いがもたれている。男性は左胸を刺され、全治1カ月の重傷を負ったが命に別条はない。
永井容疑者はラッパーの「ベル」と名乗り、ライブやネットのヒップホップ番組などに出演していて、28日の送検時には周囲に向け「見世物じゃねーぞ、この野郎」などと言い、挑発行為も見られた。刺された被害者の男性は違法薬物の売人とみられ、同署は薬物をめぐるトラブルがあったとみて、暴行に関わった数人の行方を追っている。

永井竜也容疑者(21)

事件のあった現場周辺
永井容疑者は8月19日午前0時ごろ、横浜市港南区の路上で、男性(22)に複数人で殴る蹴るの暴行を加えた上で、警棒や刃物のようなものを使ってケガをさせた疑いがもたれている。男性は左胸を刺され、全治1カ月の重傷を負ったが命に別条はない。
永井容疑者はラッパーの「ベル」と名乗り、ライブやネットのヒップホップ番組などに出演していて、28日の送検時には周囲に向け「見世物じゃねーぞ、この野郎」などと言い、挑発行為も見られた。刺された被害者の男性は違法薬物の売人とみられ、同署は薬物をめぐるトラブルがあったとみて、暴行に関わった数人の行方を追っている。
新型コロナ対策 飲食店協力金を不正受給 男を再逮捕
福岡県警小倉北署は、新型コロナウイルスの感染拡大防止事業で、飲食店などに給付される協力金をだまし取ったとして、会社役員・相馬剛四朗容疑者(39)=北九州市小倉南区=を詐欺の疑いで再逮捕した。

自短営業を装っていた店

飲食店に見せかけ休業申請した店

相馬容疑者は、去年6月から今年5月にかけて、自身が経営する会社の従業員の男3人と共謀し、営業実態のない飲食店など計3店舗で、新型コロナウイルスの影響で休業や時短要請に応じた飲食店などに給付する協力金に虚偽のを申請し、約1280万円をだまし取った疑いがもたれている。実在しない店を飲食店と装って「休業している」と申請していたほか、時短営業していない別の飲食店についても、給付要件を満たしているとして、協力金をだまし取っていた。
相馬容疑者は、同様の手口でおよそ250万円をだまし取ったとして今年8月に逮捕され、今月起訴されている。同署は、相馬容疑者がだまし取った金は総額1億円を超えるとみて調べるとともに、特定危険指定暴力団・工藤会との関係についても捜査を進めている。

自短営業を装っていた店

飲食店に見せかけ休業申請した店

相馬容疑者は、去年6月から今年5月にかけて、自身が経営する会社の従業員の男3人と共謀し、営業実態のない飲食店など計3店舗で、新型コロナウイルスの影響で休業や時短要請に応じた飲食店などに給付する協力金に虚偽のを申請し、約1280万円をだまし取った疑いがもたれている。実在しない店を飲食店と装って「休業している」と申請していたほか、時短営業していない別の飲食店についても、給付要件を満たしているとして、協力金をだまし取っていた。
相馬容疑者は、同様の手口でおよそ250万円をだまし取ったとして今年8月に逮捕され、今月起訴されている。同署は、相馬容疑者がだまし取った金は総額1億円を超えるとみて調べるとともに、特定危険指定暴力団・工藤会との関係についても捜査を進めている。
特殊詐欺で50万円詐取 「出し子」の山口組傘下準構成員を逮捕
大阪府警は27日、大阪府堺市中区在住の70代男性に「2年分の有料サイトの料金が未払い」などとウソの話で現金50万円をだまし取り、不正に入手したキャッシュカードで現金を引き出したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下の準構成員・壱村龍一容疑者(41)を窃盗の疑いで逮捕した。府警は壱村容疑者の認否を明らかにしていない。

大阪府警察本部
堺市中区在住の70代男性は今年5月、「ご利用料金の件について」などと書かれたメールが届き、記載されていた連絡先に電話をかけ、電話先の男から「約2年分の有料サイトの料金が未払いで裁判が起きています。示談のためにお金が必要」などとウソの説明をされ、指定された口座に約50万円を振り込んだという。その後、男性が家族に相談したことから被害が発覚した。
府警は振り込み先の口座から現金を引き出した特殊詐欺の「出し子」役として壱村容疑者を逮捕し、キャッシュカードの入手経路や余罪について詳しく調べている。

大阪府警察本部
堺市中区在住の70代男性は今年5月、「ご利用料金の件について」などと書かれたメールが届き、記載されていた連絡先に電話をかけ、電話先の男から「約2年分の有料サイトの料金が未払いで裁判が起きています。示談のためにお金が必要」などとウソの説明をされ、指定された口座に約50万円を振り込んだという。その後、男性が家族に相談したことから被害が発覚した。
府警は振り込み先の口座から現金を引き出した特殊詐欺の「出し子」役として壱村容疑者を逮捕し、キャッシュカードの入手経路や余罪について詳しく調べている。
徳島市の焼肉店襲撃 山口組系「倉本組」幹部ら2人に実刑判決
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徳島地裁は27日、今年6月に徳島県徳島市の飲食店を襲撃し、金属バットで店のドアなどを壊したとして建造物損壊などの罪に問われていた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目倉本組」幹部・案浦広樹被告(50)と、同組員・大野裕己被告(37)の裁判が開かれ、2人に実刑判決を言い渡した。

徳島地方裁判所
徳島地裁の増田慧裁判官は「犯行現場を下見し金属バットを用意して飲食店のドアなどを破壊しており、計画的で極めて悪質な犯行」だとして、犯行を主導した案浦被告に懲役3年(求刑・懲役4年)を、犯行に加わった大野被告に懲役2年10カ月(求刑・懲役4年)の実刑判決を言い渡した。
案浦広樹被告ら2人は今年6月、徳島県徳島市の飲食店を襲撃し、金属バットで自動ドアや冷蔵庫をたたき割ったとして、建造物損壊などの罪に問われていた。犯行の理由について案浦被告は、襲撃した飲食店が当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下だった「俠友会」会長と親交があったとして「心理的プレッシャーを与えるのが目的だ」と述べていた。
弁護側は控訴について「現時点では考えていない。今後被告と相談して決める」としている。
徳島地裁は27日、今年6月に徳島県徳島市の飲食店を襲撃し、金属バットで店のドアなどを壊したとして建造物損壊などの罪に問われていた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目倉本組」幹部・案浦広樹被告(50)と、同組員・大野裕己被告(37)の裁判が開かれ、2人に実刑判決を言い渡した。

徳島地方裁判所
徳島地裁の増田慧裁判官は「犯行現場を下見し金属バットを用意して飲食店のドアなどを破壊しており、計画的で極めて悪質な犯行」だとして、犯行を主導した案浦被告に懲役3年(求刑・懲役4年)を、犯行に加わった大野被告に懲役2年10カ月(求刑・懲役4年)の実刑判決を言い渡した。
案浦広樹被告ら2人は今年6月、徳島県徳島市の飲食店を襲撃し、金属バットで自動ドアや冷蔵庫をたたき割ったとして、建造物損壊などの罪に問われていた。犯行の理由について案浦被告は、襲撃した飲食店が当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下だった「俠友会」会長と親交があったとして「心理的プレッシャーを与えるのが目的だ」と述べていた。
弁護側は控訴について「現時点では考えていない。今後被告と相談して決める」としている。
広島地検呉支部:覚醒剤密売の共政会系幹部を不起訴処分
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広島地検呉支部は27日、覚醒剤を有償で譲り渡したとして逮捕された、指定暴力団・六代目共政会系「上田組」幹部について、不起訴処分とした。広島地検呉支部は不起訴処分の理由について「事実を認定するに足りる十分な証拠がない」としている。

広島地方検察庁呉支部
この事件は、2019年6月に広島市中区吉島西にあった当時の自宅で、覚醒剤0.2グラムを1万円で譲り渡したとして、幹部が今月、逮捕・送検されていた。逮捕当時、調べに対して幹部は「知りません」と容疑を否認していた。
県警は覚醒剤を譲り受けた人物について、「検挙はしているが保護の観点からコメントは差し控える」として、覚醒剤の入手経路や組織的関与の有無などを調べていた。
広島地検呉支部は27日、覚醒剤を有償で譲り渡したとして逮捕された、指定暴力団・六代目共政会系「上田組」幹部について、不起訴処分とした。広島地検呉支部は不起訴処分の理由について「事実を認定するに足りる十分な証拠がない」としている。

広島地方検察庁呉支部
この事件は、2019年6月に広島市中区吉島西にあった当時の自宅で、覚醒剤0.2グラムを1万円で譲り渡したとして、幹部が今月、逮捕・送検されていた。逮捕当時、調べに対して幹部は「知りません」と容疑を否認していた。
県警は覚醒剤を譲り受けた人物について、「検挙はしているが保護の観点からコメントは差し控える」として、覚醒剤の入手経路や組織的関与の有無などを調べていた。
自宅に押し入り暴行、現金や貴金属を強奪 新たに横須賀一家組員を逮捕
静岡県警袋井署は27日、静岡県西部の男性が自宅で現金230万円などを奪われ全治1カ月の重傷を負った強盗致傷事件で、共犯とみられる指定暴力団・稲川会系「十代目横須賀一家」傘下組員(50)を強盗致傷と住居侵入の疑いで逮捕した。

静岡県警袋井警察署
男はすでに同容疑で逮捕されている横須賀一家幹部・小川吉章容疑者(54)=神奈川県横須賀市=と、飲食店店員・満名健吾容疑者(39)=大阪市天王寺区=の2人と共謀し、今月4日午後3時半ごろ、静岡県西部在住の50代男性の自宅に押し入り、男性の手足を粘着テープで縛って、現金230万円や時計などと貴金属類約700万円相当を奪ったうえ、男性の顔を殴るなど暴行を加え、頬骨を折る全治1カ月の重傷を負わせた疑いが持たれている。
27日に男が袋井署に出頭してきたため逮捕した。同署は3人の認否を明らかにしていないが、被害者の男性は容疑者らと金銭をめぐるトラブルがあったとみて調べを進めている。

静岡県警袋井警察署
男はすでに同容疑で逮捕されている横須賀一家幹部・小川吉章容疑者(54)=神奈川県横須賀市=と、飲食店店員・満名健吾容疑者(39)=大阪市天王寺区=の2人と共謀し、今月4日午後3時半ごろ、静岡県西部在住の50代男性の自宅に押し入り、男性の手足を粘着テープで縛って、現金230万円や時計などと貴金属類約700万円相当を奪ったうえ、男性の顔を殴るなど暴行を加え、頬骨を折る全治1カ月の重傷を負わせた疑いが持たれている。
27日に男が袋井署に出頭してきたため逮捕した。同署は3人の認否を明らかにしていないが、被害者の男性は容疑者らと金銭をめぐるトラブルがあったとみて調べを進めている。
新潟県警:密売組織壊滅を発表 稲川会系「巽一家」幹部ら4人逮捕・起訴
新潟県警は27日、大量の覚醒剤を十数人の客に売り渡していたなどとして、指定暴力団・稲川会系「四代目巽一家」幹部・本間仁被告(47)=新潟市東区松崎=と、同幹部・白井雄一被告((66)=新潟市東区大山=ら密売組織のメンバー3人と、組織関係者で解体工・水野谷俊宏容疑者=新潟市東区江南=のあわせて4人を覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕・起訴し、新潟県内の覚醒剤密売組織を壊滅したと発表した。

押収された覚醒剤
4人はこれまでに、営利目的で覚醒剤を自宅などでにおよそ346グラム(末端価格は2000万円)を所持したほか、40代から70代の男女18人に売り渡した疑いが持たれている。また、本間被告は覚醒剤のほか、自宅物置に拳銃1丁と実弾18発を隠し持っていた疑いがもたれている。
県警は、10年ほど前からこの組織が覚醒剤を密売していたとみていて、2021年11月以降、合同捜査班を設置して集中的に捜査を進めてきた。今回の摘発で覚醒剤密売組織を壊滅したとしている。

押収された覚醒剤
4人はこれまでに、営利目的で覚醒剤を自宅などでにおよそ346グラム(末端価格は2000万円)を所持したほか、40代から70代の男女18人に売り渡した疑いが持たれている。また、本間被告は覚醒剤のほか、自宅物置に拳銃1丁と実弾18発を隠し持っていた疑いがもたれている。
県警は、10年ほど前からこの組織が覚醒剤を密売していたとみていて、2021年11月以降、合同捜査班を設置して集中的に捜査を進めてきた。今回の摘発で覚醒剤密売組織を壊滅したとしている。
元・神戸山口組傘下事務所発砲 弘道会傘下野内組組員に懲役10年を求刑
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岡山地裁で26日、2020年12月、岡山県倉敷市の当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組事務所で起きた発砲事件の裁判で、銃刀法違反や建造物損壊などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員・近藤輝雄被告(52)の裁判が開かれ、岡山地検は近藤被告に懲役10年を求刑した。

事件当時の現場周辺

近藤被告は2020年12月3日、当時・神戸山口組系三代目熊本組(解散)傘下だった「三代目藤健興業」の事務所に銃弾5発を発砲し、事務所の天井などを壊した罪などに問われている。
検察側は、「一般市民を巻き込む可能性や付近の住民に与える恐怖心などを顧みない危険で身勝手な犯行」などとし、懲役10年を求刑。一方、弁護側は「事務所の中は公共の場所とは言えず、銃刀法のうち拳銃発射罪については成立しない」などと懲役5年程度が相当だと主張した。判決は12月8日に言い渡される。
岡山地裁で26日、2020年12月、岡山県倉敷市の当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組事務所で起きた発砲事件の裁判で、銃刀法違反や建造物損壊などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員・近藤輝雄被告(52)の裁判が開かれ、岡山地検は近藤被告に懲役10年を求刑した。

事件当時の現場周辺

近藤被告は2020年12月3日、当時・神戸山口組系三代目熊本組(解散)傘下だった「三代目藤健興業」の事務所に銃弾5発を発砲し、事務所の天井などを壊した罪などに問われている。
検察側は、「一般市民を巻き込む可能性や付近の住民に与える恐怖心などを顧みない危険で身勝手な犯行」などとし、懲役10年を求刑。一方、弁護側は「事務所の中は公共の場所とは言えず、銃刀法のうち拳銃発射罪については成立しない」などと懲役5年程度が相当だと主張した。判決は12月8日に言い渡される。
富山県警:住吉会系「幸平一家」本部事務所を家宅捜索 特殊詐欺で組員逮捕
富山県警は22日午後1時頃、特殊詐欺の手口で富山県内在住の高齢女性から現金をだまし取ったとして指定暴力団・住吉会系「十三代目幸平一家」傘下組員・中西博己容疑者(25)=神奈川県=と、建設業・カプレ・クリストファー容疑者(24)=フィリピン国籍=の2人が詐欺などの疑いで逮捕された事件で、関係先として幸平一家の事務所を家宅捜索した。

幸平一家本部を家宅捜索

中西容疑者ら2人は、富山県富山市在住の70代女性に不動産業者や介護施設職員を装って電話をかけ、現金220万円を騙し取ろうとしたほか、新潟県新潟市在住の70代女性に電話をかけ200万円を騙し取ったとされている。
県警は、特殊詐欺事件には他にリーダー格の共犯者がいるとみていて、事件に「幸平一家」が組織的に関与していた可能性があるとして、捜査員およそ15人体制で幸平一家の本部事務所を家宅捜索した。県警は余罪を含め事件の全容解明を進めている。

幸平一家本部を家宅捜索

中西容疑者ら2人は、富山県富山市在住の70代女性に不動産業者や介護施設職員を装って電話をかけ、現金220万円を騙し取ろうとしたほか、新潟県新潟市在住の70代女性に電話をかけ200万円を騙し取ったとされている。
県警は、特殊詐欺事件には他にリーダー格の共犯者がいるとみていて、事件に「幸平一家」が組織的に関与していた可能性があるとして、捜査員およそ15人体制で幸平一家の本部事務所を家宅捜索した。県警は余罪を含め事件の全容解明を進めている。