住宅ローン詐取 共政会系組員と海自隊員ら3人を逮捕
広島県警捜査4課と廿日市署は23日、暴力団員のための住宅購入資金として融資を受ける意図を隠して住宅ローン契約を結び、金融機関から約3千万円をだまし取ったとして、指定暴力団・六代目共政会系「二代目荒瀬組」組員・佐々木渉容疑者(48)=広島市西区己斐大迫3丁目=と、内縁関係で露天商・松本幸枝容疑者(47)=同=、海上自衛隊潜水艦隊所属の3等海曹(48)の3人を詐欺の疑いで逮捕した。3人の認否は明らかにしていない。
佐々木容疑者ら3人は共謀して2014年9月21日、佐々木容疑者が一戸建て住宅を購入する際、暴力団組員で融資を受けられないため、3等海曹が住宅ローンの申込書や暴力団組員に該当しないと確約する書面などを作成。同10月20日、広島市の金融機関と契約し、3等海曹名義の口座に3020万円を振り込ませてだまし取った疑い。
海上自衛隊呉地方総監部によると、3等海曹は呉基地を母港とする潜水艦救難艦「ちはや」の乗員。県警は同基地内で西浦容疑者を逮捕した。佐々木容疑者と3等海曹は知人同士だった。
佐々木容疑者ら3人は共謀して2014年9月21日、佐々木容疑者が一戸建て住宅を購入する際、暴力団組員で融資を受けられないため、3等海曹が住宅ローンの申込書や暴力団組員に該当しないと確約する書面などを作成。同10月20日、広島市の金融機関と契約し、3等海曹名義の口座に3020万円を振り込ませてだまし取った疑い。
海上自衛隊呉地方総監部によると、3等海曹は呉基地を母港とする潜水艦救難艦「ちはや」の乗員。県警は同基地内で西浦容疑者を逮捕した。佐々木容疑者と3等海曹は知人同士だった。