不正アクセス詐取事件 住吉会系元組員と旭琉會系幹部ら3人を4度目の逮捕
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沖縄県警サイバー犯罪対策課など9県警合同捜査本部は2月28日、インターネットバンキングに不正アクセスして全国17都府県の被害者約130人から現金総額約9300万円をだまし取った事件で、犯行の首謀者で指定暴力団・住吉会系元組員で会社役員・宮本勝美容疑者(49)=東京都府中市=、県外での指示役でデザイナー(41)=東京都葛飾区=、県内のまとめ役で指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」幹部・山城偉樹容疑者(53)=沖縄県=の3容疑者を不正アクセス禁止法違反などの容疑で再逮捕した。
沖縄県警察本部
この事件をめぐってはこれまでに指示役や出し子、口座の準備役など計29人が摘発されていて、3人の逮捕は4度目。県警は3人の認否を明らかにしていない。
沖縄県警サイバー犯罪対策課など9県警合同捜査本部は2月28日、インターネットバンキングに不正アクセスして全国17都府県の被害者約130人から現金総額約9300万円をだまし取った事件で、犯行の首謀者で指定暴力団・住吉会系元組員で会社役員・宮本勝美容疑者(49)=東京都府中市=、県外での指示役でデザイナー(41)=東京都葛飾区=、県内のまとめ役で指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」幹部・山城偉樹容疑者(53)=沖縄県=の3容疑者を不正アクセス禁止法違反などの容疑で再逮捕した。
沖縄県警察本部
この事件をめぐってはこれまでに指示役や出し子、口座の準備役など計29人が摘発されていて、3人の逮捕は4度目。県警は3人の認否を明らかにしていない。
「事始め式」で山口組幹部ら90人宿泊 ホテル事業者と幹部に勧告
静岡県公安委員会は4日、2021年12月に暴力団の活動を助長することを知りながら特定抗争指定暴力団・六代目山口組系幹部らおよそ90人を宿泊させたとして、山口組系幹部と静岡県西部のホテル事業者に対し、県暴力団排除条例に基づき、利益供与をやめるよう勧告した。
静岡県公安委員会
宿泊した翌13日には山口組系「二代目國領屋一家」の本部事務所で、山口組の篠田建市組長(通称:司忍)をはじめ、「直参」と呼ばれる直系組長が集まる「事始め式」が開かれ、例年と同じく組指針「和親合一」を発表していた。
通常、「事始め式」は山口組総本部で行われるが、「特定抗争指定暴力団」に指定され、警戒区域にある総本部は使用禁止処分を受けているため、今回は国領屋一家本部事務所で開かれた。
幹部らは通常料金でホテルを利用したが、県公安委は割引やサービス提供でなくとも、宿泊させたこと自体が利益供与に当たると判断したという。宿泊施設に対するこうした勧告は全国的にも極めて珍しく、従わない場合は施設名を公表するなどより厳しい措置を行うとしている。
静岡県公安委員会
宿泊した翌13日には山口組系「二代目國領屋一家」の本部事務所で、山口組の篠田建市組長(通称:司忍)をはじめ、「直参」と呼ばれる直系組長が集まる「事始め式」が開かれ、例年と同じく組指針「和親合一」を発表していた。
通常、「事始め式」は山口組総本部で行われるが、「特定抗争指定暴力団」に指定され、警戒区域にある総本部は使用禁止処分を受けているため、今回は国領屋一家本部事務所で開かれた。
幹部らは通常料金でホテルを利用したが、県公安委は割引やサービス提供でなくとも、宿泊させたこと自体が利益供与に当たると判断したという。宿泊施設に対するこうした勧告は全国的にも極めて珍しく、従わない場合は施設名を公表するなどより厳しい措置を行うとしている。
毎月そば店で「定例会」 店主と山口組系組長に指導
大阪府公安委員会は、特定抗争指定暴力団・六代目山口組の四次団体に毎月「定例会」として会合場所を提供したとして、大阪府東大阪市にある「そば店」の30代男性経営者に対し、府暴力団排除条例(利益供与の禁止)に基づき、場所を提供しないよう指導した。男性経営者への指導は2月24日付。会合を開いた山口組傘下組長(50代)にも3月1日付で指導した。
組側は組員であることを店側に明かしてはいなかったが、そば店の経営者は「見た目などで暴力団と分かっていたが、コロナの影響で売り上げが減っていたので店に入れた」などと話している。
この山口組傘下組織は去年1月~11月、毎月1回「定例会」としてそば店で会合を開き、組員10~15人が集まって1人1500円程度の料理が提供されていた。
組側は組員であることを店側に明かしてはいなかったが、そば店の経営者は「見た目などで暴力団と分かっていたが、コロナの影響で売り上げが減っていたので店に入れた」などと話している。
この山口組傘下組織は去年1月~11月、毎月1回「定例会」としてそば店で会合を開き、組員10~15人が集まって1人1500円程度の料理が提供されていた。
孫を装い高齢女性から300万円詐取 住吉会系組員を逮捕
島根県警浜田署は、島根県の高齢女性に孫を装って電話をかけ、現金300万円を騙し取ったとして指定暴力団・住吉会系組員・高島将己容疑者(30)=群馬県太田市=を詐欺の疑いで逮捕した。高島容疑者は「まったく身に覚えがない」と容疑を否認している。
島根県警浜田警察署
高島容疑者は2021年6月28日、仲間と共謀して島根県浜田市在住の80代女性に孫を装って電話をかけ、「現金が至急必要」、「同僚の弟に現金を渡してもらいたい」などと話し、300万円を騙し取った疑いが持たれている。
県警は事件翌日、同僚の弟を装って現金を受け取りに来た別の男を詐欺の疑いで逮捕していて、その後の捜査で現金回収役と見られる高島容疑者の関与が明らかになった。
島根県警浜田警察署
高島容疑者は2021年6月28日、仲間と共謀して島根県浜田市在住の80代女性に孫を装って電話をかけ、「現金が至急必要」、「同僚の弟に現金を渡してもらいたい」などと話し、300万円を騙し取った疑いが持たれている。
県警は事件翌日、同僚の弟を装って現金を受け取りに来た別の男を詐欺の疑いで逮捕していて、その後の捜査で現金回収役と見られる高島容疑者の関与が明らかになった。
暴排条項の告知があるゴルフ場でプレー 稲川会系髙橋組幹部ら2人を逮捕
北海道警札幌南警察署は2日、暴力団排除条項の告知があるゴルフ場で暴力団員であることを隠してプレーしたとして、指定暴力団・稲川会系「二代目髙橋組」幹部・戸田清隆容疑者(48)=千歳市=と、自営業の男(54)=札幌市白石区=を詐欺の疑いで逮捕した。
北海道警札幌南警察署
2人は2021年7月12日、入り口や受付票などで暴力団など反社会的勢力の施設利用ができないことを通知していた夕張郡由仁町にあるゴルフ場で、暴力団員であることを隠しゴルフをプレーした疑いが持たれている。道警が他の事件捜査の過程で容疑が発覚し逮捕した。
調べに対し、髙橋組幹部は「暴力団員であることは間違いない。ゴルフをプレーしたことは間違いない」と、自営業の男は「一緒にプレーした男が暴力団員であることは知っていた。暴力団員は施設を利用できないことは知っていた」とそれぞれ容疑を認めている。
北海道警札幌南警察署
2人は2021年7月12日、入り口や受付票などで暴力団など反社会的勢力の施設利用ができないことを通知していた夕張郡由仁町にあるゴルフ場で、暴力団員であることを隠しゴルフをプレーした疑いが持たれている。道警が他の事件捜査の過程で容疑が発覚し逮捕した。
調べに対し、髙橋組幹部は「暴力団員であることは間違いない。ゴルフをプレーしたことは間違いない」と、自営業の男は「一緒にプレーした男が暴力団員であることは知っていた。暴力団員は施設を利用できないことは知っていた」とそれぞれ容疑を認めている。
集団暴行・死体遺棄 山健組系「武神会」会長に懲役15年求刑
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神戸地裁姫路支部(渡部五郎裁判長)で2日、2019年に兵庫県姫路市の男性が集団暴行を受け、遺体が京都府福知山市の山中で見つかった事件で傷害致死と死体遺棄の罪に問われた、事件当時は特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下だった「五代目山健組」幹部で「二代目武神会」会長・岡田渉被告(49)=姫路市=に対する裁判員裁判の論告求刑公判が開かれ、検察側は懲役15年を求刑、弁護側は無罪を主張して結審した。
岡田渉被告(49)
岡田被告はすでに服役中の武神会幹部・八軒丈弥受刑者(43)=殺人罪などで懲役27年=らと共謀し2019年11月、同県高砂市内の路上などで知人の吉田力さん(当時47)=兵庫県姫路市=をなたで切り付けるなどして死なせ、同年12月に遺体を福知山市の山中に遺棄したとされる。この事件では、岡田被告以外の12人は、不起訴処分の1人を除いて有罪判決や少年院送致となっている。
検察側は、八軒受刑者らの供述を根拠に、岡田被告と電話で話した直後、八軒受刑者らが吉田さんを襲撃したと指摘。「組トップとして指示があったことは明らか。襲撃の決め手として、重要な役割を果たした」とした。一方、弁護側は「証言が真実だとすれば、矛盾や不合理な点がある」と主張した。判決は3月10日。
神戸地裁姫路支部(渡部五郎裁判長)で2日、2019年に兵庫県姫路市の男性が集団暴行を受け、遺体が京都府福知山市の山中で見つかった事件で傷害致死と死体遺棄の罪に問われた、事件当時は特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下だった「五代目山健組」幹部で「二代目武神会」会長・岡田渉被告(49)=姫路市=に対する裁判員裁判の論告求刑公判が開かれ、検察側は懲役15年を求刑、弁護側は無罪を主張して結審した。
岡田渉被告(49)
岡田被告はすでに服役中の武神会幹部・八軒丈弥受刑者(43)=殺人罪などで懲役27年=らと共謀し2019年11月、同県高砂市内の路上などで知人の吉田力さん(当時47)=兵庫県姫路市=をなたで切り付けるなどして死なせ、同年12月に遺体を福知山市の山中に遺棄したとされる。この事件では、岡田被告以外の12人は、不起訴処分の1人を除いて有罪判決や少年院送致となっている。
検察側は、八軒受刑者らの供述を根拠に、岡田被告と電話で話した直後、八軒受刑者らが吉田さんを襲撃したと指摘。「組トップとして指示があったことは明らか。襲撃の決め手として、重要な役割を果たした」とした。一方、弁護側は「証言が真実だとすれば、矛盾や不合理な点がある」と主張した。判決は3月10日。
北陸3県で覚醒剤密売 山口組系一会幹部ら男女19人を逮捕
石川・富山・福井3県の合同捜査本部は1日までに、北陸3県で組織的に覚醒剤や大麻などを密売していたとして、会社員・首田剛容疑者(49)=富山県高岡市蓮花寺=と、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目一会幹部で、「五代目芳賀組」若頭・間片宏昭容疑者(53)=高岡市御旅屋町=ら2人の他、2人の関係者や顧客合わせて19人を覚醒剤取締法違反や麻薬特例法違反の疑いで逮捕した。今後の捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。
押収された覚醒剤や大麻など
首田容疑者と間片容疑者の2人は共謀して覚醒剤を仕入れ、それぞれ石川県や富山県を拠点に、覚醒剤を密売していたという。2人はレターパックを使って覚醒剤を仕入れ、石川・富山・福井の顧客に対し手渡しで譲り渡し、利益を得ていたとみられている。首田容疑者と間片容疑者は、互いに覚醒剤や顧客を融通し合って、密売を繰り返していたとみられている。
首田容疑者が覚醒剤の密売をしているという情報を入手し、その後の捜査で今月までに、2人から覚醒剤などを受け取っていた疑いで、20代から40代の男女8人を含む19人を逮捕した。これまでに、覚醒剤と大麻がそれぞれ10グラム以上と、未使用の注射器200本以上が押収されている。
合同捜査本部は、覚醒剤の密売で得た利益が、暴力団の資金源になっていた可能性があるとみて、入手ルートや金の流れなどについて捜査している。
押収された覚醒剤や大麻など
首田容疑者と間片容疑者の2人は共謀して覚醒剤を仕入れ、それぞれ石川県や富山県を拠点に、覚醒剤を密売していたという。2人はレターパックを使って覚醒剤を仕入れ、石川・富山・福井の顧客に対し手渡しで譲り渡し、利益を得ていたとみられている。首田容疑者と間片容疑者は、互いに覚醒剤や顧客を融通し合って、密売を繰り返していたとみられている。
首田容疑者が覚醒剤の密売をしているという情報を入手し、その後の捜査で今月までに、2人から覚醒剤などを受け取っていた疑いで、20代から40代の男女8人を含む19人を逮捕した。これまでに、覚醒剤と大麻がそれぞれ10グラム以上と、未使用の注射器200本以上が押収されている。
合同捜査本部は、覚醒剤の密売で得た利益が、暴力団の資金源になっていた可能性があるとみて、入手ルートや金の流れなどについて捜査している。
社員寮発砲事件に使用のレンタカーを虚偽契約 山口組系組員を再逮捕
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兵庫県警暴力団対策課などは1日、兵庫県西宮市で昨年3月に運送会社の社員寮に銃弾が撃ち込まれた事件で、事件で使われたレンタカーを虚偽の内容で契約したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組員(53)=大阪市東淀川区=を詐欺の疑いで再逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。
事件当時の現場周辺
容疑者の組員は2021年3月2日、運転免許を所持していない組員が銃撃事件に使用する軽乗用車を、知人女性名義で借りた疑い。レンタカーは事件直後の翌3日に返却されていた。
この事件では社員寮に拳銃で弾丸4発を撃ち込んだなどとして、山口組系「二代目兼一会」幹部ら計5人が逮捕され、うち2人が銃刀法違反の罪などで起訴されている。県警は知人女性についても捜査している。
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事件当時の現場周辺
容疑者の組員は2021年3月2日、運転免許を所持していない組員が銃撃事件に使用する軽乗用車を、知人女性名義で借りた疑い。レンタカーは事件直後の翌3日に返却されていた。
この事件では社員寮に拳銃で弾丸4発を撃ち込んだなどとして、山口組系「二代目兼一会」幹部ら計5人が逮捕され、うち2人が銃刀法違反の罪などで起訴されている。県警は知人女性についても捜査している。
甲斐市の強盗傷害事件 稲川会系小金井一家幹部を逮捕 組事務所を捜索
山梨県警は1日、2018年4月に山梨県甲斐市の住宅で起きた強盗傷害事件で、今年2月25日に指示役とみられる指定暴力団・稲川会系「十二代目小金井一家」幹部・若林倫太郎容疑者(50)=神奈川県横浜市都筑区東方町=が強盗傷害などの疑いで逮捕された事件を受け、小金井一家の事務所を家宅捜索した。若林容疑者は「身に覚えがない」などと容疑を否認している。この事件での逮捕者は7人目。
山梨県警察本部
若林容疑者は2018年4月、すでに逮捕された男6人と共謀し、現金などを奪う目的で甲斐市篠原の住宅に押し入り50代女性を粘着テープで縛り金品を奪おうとした上、60代男性の顔を殴り約3週間のケガをさせた疑いがもたれている。現場からは現金などは奪われておらず、関与した人物は逃走したが、その後の捜査から若林容疑者の関与が浮上し逮捕した。
この事件ではこれまでに男6人を逮捕していて、千葉県野田市や横浜市の4人が強盗未遂などの罪で起訴されている。県警は若林容疑者が男性宅に金品があるとの情報を得て中心的な役割を果たした指示役とみていて、ほかにも共犯者がいるとみて捜査している。
山梨県警察本部
若林容疑者は2018年4月、すでに逮捕された男6人と共謀し、現金などを奪う目的で甲斐市篠原の住宅に押し入り50代女性を粘着テープで縛り金品を奪おうとした上、60代男性の顔を殴り約3週間のケガをさせた疑いがもたれている。現場からは現金などは奪われておらず、関与した人物は逃走したが、その後の捜査から若林容疑者の関与が浮上し逮捕した。
この事件ではこれまでに男6人を逮捕していて、千葉県野田市や横浜市の4人が強盗未遂などの罪で起訴されている。県警は若林容疑者が男性宅に金品があるとの情報を得て中心的な役割を果たした指示役とみていて、ほかにも共犯者がいるとみて捜査している。
被害届提出を断念するよう強要 山口組系平井一家傘下組長らを再逮捕
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愛知県警は、自身らが起こした暴行事件の被害者に被害届の提出を断念させたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「十一代目平井一家」幹部で、「十一代目虎屋組」組長・南豊作容疑者(56)=愛知県岡崎市=や、別の山口組系組長(57)ら6人を強要の疑いで再逮捕した。6人の認否を明らかにしていない。
愛知県警察本部
南容疑者らは2021年7月、自身らが起こした暴力事件の被害者男性(当時43)に「事件にせんとって下さい。被害届は出さんとってくださいね」などと電話で脅し、被害届の提出を断念させた疑いがもたれている。
南容疑者ら6人は2021年7月26日深夜、豊橋市内のラーメン店で知人と会食中の被害者男性に対して「お前殺すぞ。もう、あかん、あかん。こいつはもうさらう。山か海かどっちが良いんだ。お前に選ばしたるわ」などと脅して、その後、駐車場で男性の顔面を殴るなどの暴行を加えケガをさせた暴力行為法違反(集団的脅迫)や傷害の疑いで2月8日に逮捕されていた。
愛知県警は、自身らが起こした暴行事件の被害者に被害届の提出を断念させたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「十一代目平井一家」幹部で、「十一代目虎屋組」組長・南豊作容疑者(56)=愛知県岡崎市=や、別の山口組系組長(57)ら6人を強要の疑いで再逮捕した。6人の認否を明らかにしていない。
愛知県警察本部
南容疑者らは2021年7月、自身らが起こした暴力事件の被害者男性(当時43)に「事件にせんとって下さい。被害届は出さんとってくださいね」などと電話で脅し、被害届の提出を断念させた疑いがもたれている。
南容疑者ら6人は2021年7月26日深夜、豊橋市内のラーメン店で知人と会食中の被害者男性に対して「お前殺すぞ。もう、あかん、あかん。こいつはもうさらう。山か海かどっちが良いんだ。お前に選ばしたるわ」などと脅して、その後、駐車場で男性の顔面を殴るなどの暴行を加えケガをさせた暴力行為法違反(集団的脅迫)や傷害の疑いで2月8日に逮捕されていた。
「営業時間短縮協力金」416万円詐取 山口組系弘道会傘下幹部らを再逮捕
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大阪府警捜査4課は1日、新型コロナウイルス対策で営業時間の短縮要請に応じた事業者に支給される大阪府の協力金約400万円を不正に受給したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下、「野内組」幹部・川口東作容疑者(66)=大阪市西成区山王=と、妻・京子容疑者(52)=同=を詐欺容疑で再逮捕した。2人の認否は明らかにしていない。
大阪府警察本部
2人は共謀して昨年2月~5月の3回にわたり、居酒屋に暴力団組員が関わっていないとする虚偽の申請を行い、同6月25日までに協力金計416万円をだまし取ったとしている。
川口容疑者は京子容疑者が経営していた居酒屋に勤務していたが、協力金は暴力団員や関係者が経営に関わる事業者は受給できない。申請書類を受け取った府が府警に照会し、川口容疑者が暴力団員と発覚。府警は今年2月、別の時期の営業時間短縮に関する協力金60万円をだまし取ろうとしたとして、川口容疑者らを詐欺未遂容疑で逮捕していた。
大阪府警捜査4課は1日、新型コロナウイルス対策で営業時間の短縮要請に応じた事業者に支給される大阪府の協力金約400万円を不正に受給したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下、「野内組」幹部・川口東作容疑者(66)=大阪市西成区山王=と、妻・京子容疑者(52)=同=を詐欺容疑で再逮捕した。2人の認否は明らかにしていない。
大阪府警察本部
2人は共謀して昨年2月~5月の3回にわたり、居酒屋に暴力団組員が関わっていないとする虚偽の申請を行い、同6月25日までに協力金計416万円をだまし取ったとしている。
川口容疑者は京子容疑者が経営していた居酒屋に勤務していたが、協力金は暴力団員や関係者が経営に関わる事業者は受給できない。申請書類を受け取った府が府警に照会し、川口容疑者が暴力団員と発覚。府警は今年2月、別の時期の営業時間短縮に関する協力金60万円をだまし取ろうとしたとして、川口容疑者らを詐欺未遂容疑で逮捕していた。
大麻密売グループの山口組系組員らを逮捕 福岡に複数の栽培拠点
福岡県警は1日までに、福岡県内に数か所の大麻栽培拠点を置いて大麻を隠し持っていたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「二代目中川連合会」組員・中井弘敏被告(39)=福岡市=ら密売グループの男4人を大麻取締法違反容疑で逮捕、起訴した。
押収された大麻草など
県内5か所に栽培拠点
中井被告ら4人は共謀し2021年11月25日、福岡県大川市の大麻栽培拠点で大麻を含む植物片約628.572グラムを所持していた疑い。中井被告は2013年ごろに大麻密売グループの1人と知り合い、中井被告が約1000万円を資金提供して2018年12月ごろから福岡県粕屋郡に一軒家を借りて大麻の栽培を始め、県内5か所に栽培拠点を構え1億円近くの売り上げがあったとみられている。グループの1人は月約30万円の報酬を得ていたという。
県警は、福岡市南区と大川市にある栽培拠点を捜索し、大麻草約70株や刈り取り後の大麻約40キロ、乾燥大麻は2拠点で約800グラム(末端価格約500万円相当)などを押収した。昨年7月に匿名の情報提供があり、県警と麻薬取締部が合同で捜査に着手、大麻密売グループの4人が浮上した。県警は、暴力団の組織的関与も含めて、密売ルートの捜査を進めている。
押収された大麻草など
県内5か所に栽培拠点
中井被告ら4人は共謀し2021年11月25日、福岡県大川市の大麻栽培拠点で大麻を含む植物片約628.572グラムを所持していた疑い。中井被告は2013年ごろに大麻密売グループの1人と知り合い、中井被告が約1000万円を資金提供して2018年12月ごろから福岡県粕屋郡に一軒家を借りて大麻の栽培を始め、県内5か所に栽培拠点を構え1億円近くの売り上げがあったとみられている。グループの1人は月約30万円の報酬を得ていたという。
県警は、福岡市南区と大川市にある栽培拠点を捜索し、大麻草約70株や刈り取り後の大麻約40キロ、乾燥大麻は2拠点で約800グラム(末端価格約500万円相当)などを押収した。昨年7月に匿名の情報提供があり、県警と麻薬取締部が合同で捜査に着手、大麻密売グループの4人が浮上した。県警は、暴力団の組織的関与も含めて、密売ルートの捜査を進めている。