「営業時間短縮協力金」詐取未遂 山口組傘下幹部ら逮捕
大阪府警捜査4課は9日までに、新型コロナウイルス対策で営業時間の短縮に応じた事業者に支給される「営業時間短縮協力金」を不正に受給しようとしたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下、「野内組」幹部・川口東作容疑者(65)=大阪市西成区山王=と、妻・京子容疑者(52)=同=を詐欺未遂容疑で逮捕した。府警は2人の認否を明らかにしていない。

大阪府警察本部本庁舎
2人は共謀し2021年11月2日、暴力団員との関わりがないと大阪府に虚偽の申請を行い、同年10月上旬から下旬にかけて営業時間を短縮したとして協力金60万円をだまし取ろうとしたとしている。川口容疑者は京子容疑者が経営する居酒屋で勤務。協力金は暴力団員や関係者が経営に関わる事業者は受給できない。2人は別の時期も協力金の申請を行っていたといい、同課は余罪を調べている。

大阪府警察本部本庁舎
2人は共謀し2021年11月2日、暴力団員との関わりがないと大阪府に虚偽の申請を行い、同年10月上旬から下旬にかけて営業時間を短縮したとして協力金60万円をだまし取ろうとしたとしている。川口容疑者は京子容疑者が経営する居酒屋で勤務。協力金は暴力団員や関係者が経営に関わる事業者は受給できない。2人は別の時期も協力金の申請を行っていたといい、同課は余罪を調べている。