大麻密売グループの山口組系組員らを逮捕 福岡に複数の栽培拠点
福岡県警は1日までに、福岡県内に数か所の大麻栽培拠点を置いて大麻を隠し持っていたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「二代目中川連合会」組員・中井弘敏被告(39)=福岡市=ら密売グループの男4人を大麻取締法違反容疑で逮捕、起訴した。

押収された大麻草など

県内5か所に栽培拠点

中井被告ら4人は共謀し2021年11月25日、福岡県大川市の大麻栽培拠点で大麻を含む植物片約628.572グラムを所持していた疑い。中井被告は2013年ごろに大麻密売グループの1人と知り合い、中井被告が約1000万円を資金提供して2018年12月ごろから福岡県粕屋郡に一軒家を借りて大麻の栽培を始め、県内5か所に栽培拠点を構え1億円近くの売り上げがあったとみられている。グループの1人は月約30万円の報酬を得ていたという。
県警は、福岡市南区と大川市にある栽培拠点を捜索し、大麻草約70株や刈り取り後の大麻約40キロ、乾燥大麻は2拠点で約800グラム(末端価格約500万円相当)などを押収した。昨年7月に匿名の情報提供があり、県警と麻薬取締部が合同で捜査に着手、大麻密売グループの4人が浮上した。県警は、暴力団の組織的関与も含めて、密売ルートの捜査を進めている。

押収された大麻草など

県内5か所に栽培拠点

中井被告ら4人は共謀し2021年11月25日、福岡県大川市の大麻栽培拠点で大麻を含む植物片約628.572グラムを所持していた疑い。中井被告は2013年ごろに大麻密売グループの1人と知り合い、中井被告が約1000万円を資金提供して2018年12月ごろから福岡県粕屋郡に一軒家を借りて大麻の栽培を始め、県内5か所に栽培拠点を構え1億円近くの売り上げがあったとみられている。グループの1人は月約30万円の報酬を得ていたという。
県警は、福岡市南区と大川市にある栽培拠点を捜索し、大麻草約70株や刈り取り後の大麻約40キロ、乾燥大麻は2拠点で約800グラム(末端価格約500万円相当)などを押収した。昨年7月に匿名の情報提供があり、県警と麻薬取締部が合同で捜査に着手、大麻密売グループの4人が浮上した。県警は、暴力団の組織的関与も含めて、密売ルートの捜査を進めている。