山健組傘下組員2人射殺 初公判前の弘道会傘下組長が死亡
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神戸市中央区で2019年10月、事件当時、指定暴力団・神戸山口組傘下だった「五代目山健組」本部事務所付近で、山健組傘下組員2人が射殺された事件で、神戸地検が殺人罪などで起訴していた事件当時、指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「十代目稲葉地一家」幹部で、「丸山組」組長・丸山俊夫被告(70)が死亡したことがわかった。丸山被告は初公判前で病死とみられる。
丸山被告は2019年10月10日、山健組本部に幹部が集まる定例会直後、山健組の事務所付近で、警戒中の警察官がデジタルカメラを見せ「週刊誌記者」を名乗る丸山被告に職務質問中、突然拳銃を発射し、山健組傘下「福富組」の佐藤隆保組員(43)と、山健組傘下「三代目宮鉄組」の中川健司組員(39)の2人を殺害したとされる。
神戸市中央区で2019年10月、事件当時、指定暴力団・神戸山口組傘下だった「五代目山健組」本部事務所付近で、山健組傘下組員2人が射殺された事件で、神戸地検が殺人罪などで起訴していた事件当時、指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「十代目稲葉地一家」幹部で、「丸山組」組長・丸山俊夫被告(70)が死亡したことがわかった。丸山被告は初公判前で病死とみられる。
丸山被告は2019年10月10日、山健組本部に幹部が集まる定例会直後、山健組の事務所付近で、警戒中の警察官がデジタルカメラを見せ「週刊誌記者」を名乗る丸山被告に職務質問中、突然拳銃を発射し、山健組傘下「福富組」の佐藤隆保組員(43)と、山健組傘下「三代目宮鉄組」の中川健司組員(39)の2人を殺害したとされる。
リフォーム詐欺 山口組系弘道会傘下組員を逮捕
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栃木県警組織犯罪対策1課と宇都宮中央署は28日、建築業の男性からリフォーム代金をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組の四次団体で、「三代目弘道会」系「野内組」傘下「二代目塩谷一家」幹部・望月政行こと今村政行容疑者(45)=宇都宮市東峰町=を詐欺の疑いで逮捕した。
今村容疑者は、11月3日、宇都宮市内のコンビニ駐車場で60代の建築業男性に「クロスの張り替え工事をするから金を払ってくれ」などとウソを言い、同月5日に同市内の娯楽施設の駐車場で、現金23万3200円をだまし取った疑い。
今村容疑者はこのほか、新型コロナウイルスの影響で減収世帯などに貸し付ける「生活福祉資金特例貸付制度」の総合支援資金をだまし取ったとしても詐欺の疑いで逮捕されていた。

栃木県警組織犯罪対策1課と宇都宮中央署は28日、建築業の男性からリフォーム代金をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組の四次団体で、「三代目弘道会」系「野内組」傘下「二代目塩谷一家」幹部・望月政行こと今村政行容疑者(45)=宇都宮市東峰町=を詐欺の疑いで逮捕した。
今村容疑者は、11月3日、宇都宮市内のコンビニ駐車場で60代の建築業男性に「クロスの張り替え工事をするから金を払ってくれ」などとウソを言い、同月5日に同市内の娯楽施設の駐車場で、現金23万3200円をだまし取った疑い。
今村容疑者はこのほか、新型コロナウイルスの影響で減収世帯などに貸し付ける「生活福祉資金特例貸付制度」の総合支援資金をだまし取ったとしても詐欺の疑いで逮捕されていた。

「新型コロナ家賃支援給付金」詐取 山口組系「杉組」組員を再逮捕
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兵庫県警暴力団対策課と灘署は27日、暴力団員であることを隠し、新型コロナウイルスのため経営が悪化した法人や個人事業主に家賃を支援する国の「家賃支援給付金」をだまし取ったとして、不動産コンサルティング業で特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目杉組」組員・藤井茂樹容疑者(70)=兵庫県西宮市=を詐欺の疑いで再逮捕した。藤井容疑者は容疑を認めている。
藤井容疑者は今年7月16日、暴力団員であることを隠して、経営する会社の売り上げが前年に比べて減ったように装い、中小企業庁に家賃支援給付金を申請し、約40万円を会社名義の口座に振り込ませた疑い。家賃支援給付金を巡る詐欺容疑での逮捕は兵庫県内初。
藤井容疑者はこれまでに、県社会福祉協議会が貸し付ける「生活福祉資金」と、県が給付する「休業要請事業者経営継続支援金」を、暴力団員であることを隠して詐取したとして、詐欺の疑いで逮捕、起訴されていた。

兵庫県警暴力団対策課と灘署は27日、暴力団員であることを隠し、新型コロナウイルスのため経営が悪化した法人や個人事業主に家賃を支援する国の「家賃支援給付金」をだまし取ったとして、不動産コンサルティング業で特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目杉組」組員・藤井茂樹容疑者(70)=兵庫県西宮市=を詐欺の疑いで再逮捕した。藤井容疑者は容疑を認めている。
藤井容疑者は今年7月16日、暴力団員であることを隠して、経営する会社の売り上げが前年に比べて減ったように装い、中小企業庁に家賃支援給付金を申請し、約40万円を会社名義の口座に振り込ませた疑い。家賃支援給付金を巡る詐欺容疑での逮捕は兵庫県内初。
藤井容疑者はこれまでに、県社会福祉協議会が貸し付ける「生活福祉資金」と、県が給付する「休業要請事業者経営継続支援金」を、暴力団員であることを隠して詐取したとして、詐欺の疑いで逮捕、起訴されていた。


賃貸借詐欺は計画的 「国領屋一家」総長らに有罪判決
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静岡地裁浜松支部は25日、暴力団関係施設として使用する目的を隠して不正にアパートの賃貸借契約を結んだとして、詐欺の罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目國領屋一家」総長・戸塚幸裕被告=浜松市中区=と、無職の男(42)=同区=の判決公判で、2人にそれぞれ懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
笹辺綾子裁判官は判決理由で、「計画的犯行で互いに重要な役割を担っていた」と指摘。また執行猶予の理由としては、アパート賃貸料の支払いに遅延がなかったことや、既に部屋の賃貸借契約を解約して退去していることなどを挙げた。
判決によると、2人は共謀して2018年8月下旬ごろ、戸塚被告が当時、組長を務めていた國領屋一家傘下組織の関係施設として使う意図を隠し、暴力団の入居が認められていない同区のアパートを無職の男が勤める会社事務所などとして使用するかのように装って賃貸借契約を結び、賃借権を不正取得した。
静岡地裁浜松支部は25日、暴力団関係施設として使用する目的を隠して不正にアパートの賃貸借契約を結んだとして、詐欺の罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目國領屋一家」総長・戸塚幸裕被告=浜松市中区=と、無職の男(42)=同区=の判決公判で、2人にそれぞれ懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
笹辺綾子裁判官は判決理由で、「計画的犯行で互いに重要な役割を担っていた」と指摘。また執行猶予の理由としては、アパート賃貸料の支払いに遅延がなかったことや、既に部屋の賃貸借契約を解約して退去していることなどを挙げた。
判決によると、2人は共謀して2018年8月下旬ごろ、戸塚被告が当時、組長を務めていた國領屋一家傘下組織の関係施設として使う意図を隠し、暴力団の入居が認められていない同区のアパートを無職の男が勤める会社事務所などとして使用するかのように装って賃貸借契約を結び、賃借権を不正取得した。
岡山県公安委:「藤健興業」事務所に使用制限の本命令
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岡山県公安委員会は25日、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目熊本組」傘下「三代目藤健興業」の事務所内で起きた発砲事件を受け、この事務所と同市内の関係先2カ所について暴力団対策法に基づき、使用を制限する本命令を出した。抗争事件の拡大を防ぐ目的で7日に仮命令を出していた。

藤健興業事務所に
使用制限の本命令
県公安委は24日、本命令を出すに当たり、岡山県警本部で組側から意見聴取する場を設けたが組側は欠席していた。
本命令の期間は来年3月24日までの3カ月間で、延長もできる。組員の集合や凶器保管などのために事務所を使用することを引き続き禁止する。
藤健興業の事務所には25日午前11時ごろ、県警の捜査員約15人が立ち入り、出入り口に使用制限を告げる標章を張り付けた。

岡山県公安委員会は25日、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目熊本組」傘下「三代目藤健興業」の事務所内で起きた発砲事件を受け、この事務所と同市内の関係先2カ所について暴力団対策法に基づき、使用を制限する本命令を出した。抗争事件の拡大を防ぐ目的で7日に仮命令を出していた。

藤健興業事務所に
使用制限の本命令
県公安委は24日、本命令を出すに当たり、岡山県警本部で組側から意見聴取する場を設けたが組側は欠席していた。
本命令の期間は来年3月24日までの3カ月間で、延長もできる。組員の集合や凶器保管などのために事務所を使用することを引き続き禁止する。
藤健興業の事務所には25日午前11時ごろ、県警の捜査員約15人が立ち入り、出入り口に使用制限を告げる標章を張り付けた。

「藤健興業」事務所の発砲事件 弘道会系組員を殺人未遂などの疑いで再逮捕
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岡山県警は、12月3日に倉敷市の暴力団事務所で起きた発砲事件で、銃刀法違反の疑いで逮捕していた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会系「野内組」組員・近藤輝雄容疑者(50)=住居不定=と、野内組傘下「二代目北村組」幹部・林雄司容疑者(48)=岐阜市領下=の2人を、殺人未遂などの疑いで23日に再逮捕した。

発砲事件のあった藤健興業
2人は12月3日午前8時40分頃、倉敷市児島味野にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目熊本組」傘下「三代目藤健興業」の事務所にいた組幹部(58)に向け、殺意を持って拳銃で複数発発砲した疑いが持たれている。
県警は「捜査に支障が出る」として、拳銃を撃った実行犯や容疑者2人の認否などを明らかにしていない。この事件は山口組と神戸山口組の抗争事件とみて、倉敷市を警戒区域に指定するための手続きを進めている。
岡山県警は、12月3日に倉敷市の暴力団事務所で起きた発砲事件で、銃刀法違反の疑いで逮捕していた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会系「野内組」組員・近藤輝雄容疑者(50)=住居不定=と、野内組傘下「二代目北村組」幹部・林雄司容疑者(48)=岐阜市領下=の2人を、殺人未遂などの疑いで23日に再逮捕した。

発砲事件のあった藤健興業
2人は12月3日午前8時40分頃、倉敷市児島味野にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目熊本組」傘下「三代目藤健興業」の事務所にいた組幹部(58)に向け、殺意を持って拳銃で複数発発砲した疑いが持たれている。
県警は「捜査に支障が出る」として、拳銃を撃った実行犯や容疑者2人の認否などを明らかにしていない。この事件は山口組と神戸山口組の抗争事件とみて、倉敷市を警戒区域に指定するための手続きを進めている。
稲川会が「コロナ対策」 年末年始行事を中止
神奈川県など18都道県で活動する指定暴力団・稲川会が、傘下組織に対し新型コロナウイルス対策を理由に、幹部らが多数集まる年末年始行事の中止通達を出した。
文書は、新型コロナウイルスの感染者が再急増しているとして、12月27日と28日の「納会」、2021年1月7日の「年頭挨拶」を感染拡大防止のため中止すると明記。「皆様に於かれましては感染に充分留意、自覚して過ごされます様精進して下さい」と呼びかけている。
今月22日付で、「稲川会総本部発」と記され、ファクスなどで傘下組織の事務所に送信された。二つの行事は例年、稲川会関連の建物に幹部が集まって開かれていた。
捜査関係者は「暴力団は不摂生の高齢者が多く、事務所への出入りを減らしたり、飲み会自粛を呼びかけたり、一般の人以上に厳しく対策をとっている印象がある」と話している。

文書は、新型コロナウイルスの感染者が再急増しているとして、12月27日と28日の「納会」、2021年1月7日の「年頭挨拶」を感染拡大防止のため中止すると明記。「皆様に於かれましては感染に充分留意、自覚して過ごされます様精進して下さい」と呼びかけている。
今月22日付で、「稲川会総本部発」と記され、ファクスなどで傘下組織の事務所に送信された。二つの行事は例年、稲川会関連の建物に幹部が集まって開かれていた。
捜査関係者は「暴力団は不摂生の高齢者が多く、事務所への出入りを減らしたり、飲み会自粛を呼びかけたり、一般の人以上に厳しく対策をとっている印象がある」と話している。

握りつぶそうとしたのは「用心棒代リスト」
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名古屋地裁で22日に、愛知県暴力団排除条例違反に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下、「三代目高山組」若頭で、「三代目矢嶋総業」組長・石原道明被告(55)ら2人の初公判。

石原道明被告
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今回の事件は、貸金業法違反などの容疑で高山組幹部が逮捕されたことを受けて行われた高山組事務所の家宅捜索の際に、記録媒体が見つかったのが端緒となった。
検察側は、捜索に立ち会った高山組幹部で「草川組」組長・草川洋明被告(44)が握りつぶそうとした記録媒体の中身を明らかにし、石原被告ら2人はいずれも起訴内容を認めた。

草川洋明被告
記録媒体を巡っては、草川被告が捜索時に別の記録媒体をポーチごと握りつぶしたとして、証拠隠滅容疑で逮捕、起訴されている。草川被告が握りつぶそうとしてまで守ろうとしたのは、用心棒代を支払った店のリストだった。
起訴状によると、石原被告らは5月9日と30日、名古屋市中区の路上で、同区錦3のクラブ店長から用心棒代として現金計6万円を受け取ったとされる。石原被告は公判で使途について「組の運営資金に充てていた」と述べた。
検察側の冒頭陳述によると、かつては別の組幹部が用心棒代を回収していたが、警察の取り締まりが厳しさを増したため、2016年10月ごろから組員ではない会社役員の男性被告(43)=同県田原市=に回収を依頼するようになった。
2019年10月、県警が組事務所を家宅捜索した際、USBメモリーを発見。「まちリスト」と題したエクセルデータが入っており、飲食店数百店の名前と業種、所在地、電話番号が記されていた。錦三のクラブの欄には、石原被告が組長を務める傘下組織と「石」という文字が記載されていた。
クラブ関係者の供述調書によると「暴力団に用心棒をお願いし、見返りにお金を支払うことは常識だと思っていた」といい、売り上げ報告書には石原被告のイニシャルを取り「I様 3万円」と記入されていた。

名古屋地裁で22日に、愛知県暴力団排除条例違反に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下、「三代目高山組」若頭で、「三代目矢嶋総業」組長・石原道明被告(55)ら2人の初公判。

石原道明被告
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検察側は、捜索に立ち会った高山組幹部で「草川組」組長・草川洋明被告(44)が握りつぶそうとした記録媒体の中身を明らかにし、石原被告ら2人はいずれも起訴内容を認めた。

草川洋明被告
記録媒体を巡っては、草川被告が捜索時に別の記録媒体をポーチごと握りつぶしたとして、証拠隠滅容疑で逮捕、起訴されている。草川被告が握りつぶそうとしてまで守ろうとしたのは、用心棒代を支払った店のリストだった。
起訴状によると、石原被告らは5月9日と30日、名古屋市中区の路上で、同区錦3のクラブ店長から用心棒代として現金計6万円を受け取ったとされる。石原被告は公判で使途について「組の運営資金に充てていた」と述べた。
検察側の冒頭陳述によると、かつては別の組幹部が用心棒代を回収していたが、警察の取り締まりが厳しさを増したため、2016年10月ごろから組員ではない会社役員の男性被告(43)=同県田原市=に回収を依頼するようになった。
2019年10月、県警が組事務所を家宅捜索した際、USBメモリーを発見。「まちリスト」と題したエクセルデータが入っており、飲食店数百店の名前と業種、所在地、電話番号が記されていた。錦三のクラブの欄には、石原被告が組長を務める傘下組織と「石」という文字が記載されていた。
クラブ関係者の供述調書によると「暴力団に用心棒をお願いし、見返りにお金を支払うことは常識だと思っていた」といい、売り上げ報告書には石原被告のイニシャルを取り「I様 3万円」と記入されていた。

弘道会傘下高山組若頭 起訴内容を認める
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名古屋地裁で22日、「暴力団排除特別区域」に指定されている名古屋の繁華街・錦三地区の風俗店からみかじめ料を受け取った罪に問われている、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「三代目高山組」若頭で、「三代目矢嶋総業」組長・石原道明被告(55)=同県大府市共栄町7=らの初公判が開かれ、石原被告らはいずれも「間違いありません」と起訴内容を認めた。

石原道明被告
石原被告は今年5月、名古屋市中区錦三丁目の風俗店から、用心棒代として2回にわたり合わせて現金6万円を受け取った、県暴力団排除条例違反の罪に問われている。
続く冒頭陳述で、検察側は「風俗店が石原被告の頭文字を使い「I様3万円」と隠語で売上台帳に記入していた」などと、用心棒代を支払う際の手口について指摘した。

名古屋地裁で22日、「暴力団排除特別区域」に指定されている名古屋の繁華街・錦三地区の風俗店からみかじめ料を受け取った罪に問われている、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「三代目高山組」若頭で、「三代目矢嶋総業」組長・石原道明被告(55)=同県大府市共栄町7=らの初公判が開かれ、石原被告らはいずれも「間違いありません」と起訴内容を認めた。

石原道明被告
石原被告は今年5月、名古屋市中区錦三丁目の風俗店から、用心棒代として2回にわたり合わせて現金6万円を受け取った、県暴力団排除条例違反の罪に問われている。
続く冒頭陳述で、検察側は「風俗店が石原被告の頭文字を使い「I様3万円」と隠語で売上台帳に記入していた」などと、用心棒代を支払う際の手口について指摘した。

スナック経営の女性刺傷事件 工藤会系幹部の控訴を棄却
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福岡高裁で22日、北九州市小倉北区で2012年に暴力団の入店を禁じる「標章」を掲げたスナックの経営者の女性らが切り付けられた事件などで、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)や傷害の罪に問われた特定危険指定暴力団・工藤會系組幹部・坂口鉄二被告(52)の控訴審判決があった。半田靖史裁判長は、懲役26年(求刑懲役30年)とした一審福岡地裁判決を支持、被告の控訴を棄却した。

福岡高等裁判所
判決理由で半田裁判長は、地裁判決と同様、被告が切り付け事件の実行犯しか知り得ない情報を元組員に話したことなどから「実行犯だからこその発言とみるのが合理的」と認めた。その上で「上位者の指示であれば、理由にかかわらず組織のため指示通り行動するという考えの下、犯行に加担した」と述べた。
判決によると、坂口被告は共謀して12年9月、タクシーを降りた女性の顔を切り付け殺害しようとするなどした。
福岡高裁で22日、北九州市小倉北区で2012年に暴力団の入店を禁じる「標章」を掲げたスナックの経営者の女性らが切り付けられた事件などで、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)や傷害の罪に問われた特定危険指定暴力団・工藤會系組幹部・坂口鉄二被告(52)の控訴審判決があった。半田靖史裁判長は、懲役26年(求刑懲役30年)とした一審福岡地裁判決を支持、被告の控訴を棄却した。

福岡高等裁判所
判決理由で半田裁判長は、地裁判決と同様、被告が切り付け事件の実行犯しか知り得ない情報を元組員に話したことなどから「実行犯だからこその発言とみるのが合理的」と認めた。その上で「上位者の指示であれば、理由にかかわらず組織のため指示通り行動するという考えの下、犯行に加担した」と述べた。
判決によると、坂口被告は共謀して12年9月、タクシーを降りた女性の顔を切り付け殺害しようとするなどした。
発砲事件で自称・元稲川会系「森田一家」傘下組長を逮捕
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山梨県警は18日、今月11日に山梨県甲府市の指定暴力団・稲川会系組員の車に拳銃の弾が撃ち込まれた事件で、自称・元稲川会系「四代目森田一家」傘下組長・橋ケ谷光徳容疑者(54)=静岡県焼津市浜当目=を銃刀法違反と器物損壊の疑いで逮捕した。

発砲があった現場付近

橋ケ谷容疑者は、12月11日の午前7時ごろから午前8時ごろまでの間に、甲府市中小河原1丁目の路上で駐車中だった暴力団員の車に銃弾を数発撃ち込み、後部ドアの窓ガラスなどを壊した疑いがもたれている。
警察は、関係者への聞き込みや本人への事情聴取などを行い、18日に橋ヶ谷容疑者を逮捕した。橋ケ谷容疑者は、「暴力団員の自宅に向かって拳銃を数発発射した」と述べ、容疑を認めている。

山梨県警は18日、今月11日に山梨県甲府市の指定暴力団・稲川会系組員の車に拳銃の弾が撃ち込まれた事件で、自称・元稲川会系「四代目森田一家」傘下組長・橋ケ谷光徳容疑者(54)=静岡県焼津市浜当目=を銃刀法違反と器物損壊の疑いで逮捕した。

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警察は、関係者への聞き込みや本人への事情聴取などを行い、18日に橋ヶ谷容疑者を逮捕した。橋ケ谷容疑者は、「暴力団員の自宅に向かって拳銃を数発発射した」と述べ、容疑を認めている。

交際女性に暴行 道仁会系組員を現行犯逮捕
佐賀北署は17日、女性から「交際相手が部屋を尋ねてきてもめている。暴力を振るわれた」と110番があり、指定暴力団・道仁会系組員(29)=佐賀市大和町池上=を暴行の疑いで現行犯逮捕した。
容疑者は17日午前8時ごろ、交際中の20代女性宅=同町尼寺=を尋ね、持っていたショルダーバッグで頭部を殴った疑い。調べに対し「バッグがたまたま当たった」と否認している。

容疑者は17日午前8時ごろ、交際中の20代女性宅=同町尼寺=を尋ね、持っていたショルダーバッグで頭部を殴った疑い。調べに対し「バッグがたまたま当たった」と否認している。

山口組と神戸山口組 「特定抗争指定」を3カ月間延長
岡山、鳥取、島根、愛媛の各県公安委員会は17日、山口組と神戸山口組に対する「特定抗争指定暴力団」の指定について、効力が切れる来年1月7日から4月6日まで3カ月間延長すると発表した。1月5日に官報で公示する予定で、4県での延長は10月に続き2回目。
指定は暴力団対策法に基づき3カ月ごとに更新が必要。活動を制限する「警戒区域」では、おおむね5人以上の組員らが集合することや事務所の使用が禁止される。4県の警戒区域は岡山、米子、松江、四国中央の4市となっている。
岡山市で5月に、当時神戸山口組傘下だった池田組の若頭が、山口組系「大同会」幹部2人に銃撃された事件を受け、関係先がある4県の公安委が7月に両組織を指定していた。
今月3日には、神戸山口組系「三代目熊本組」傘下「三代目藤健興業」の事務所に、山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員ら2人による発砲事件が起きており、今回の再延長について岡山県警は「抗争は終結しておらず、引き続き事件が起きる危険がある」と判断した。
指定は暴力団対策法に基づき3カ月ごとに更新が必要。活動を制限する「警戒区域」では、おおむね5人以上の組員らが集合することや事務所の使用が禁止される。4県の警戒区域は岡山、米子、松江、四国中央の4市となっている。
岡山市で5月に、当時神戸山口組傘下だった池田組の若頭が、山口組系「大同会」幹部2人に銃撃された事件を受け、関係先がある4県の公安委が7月に両組織を指定していた。
今月3日には、神戸山口組系「三代目熊本組」傘下「三代目藤健興業」の事務所に、山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員ら2人による発砲事件が起きており、今回の再延長について岡山県警は「抗争は終結しておらず、引き続き事件が起きる危険がある」と判断した。