暴力団ニュース～ヤクザﾞ事件簿

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　１４日、福岡県大牟田市上官町にある指定暴力団・浪川会本部事務所の周辺住民から委託を受けた「福岡県暴力追放運動推進センター」が事務所の使用差し止めを求め福岡地裁に提訴した。


「浪川会」本部事務所

　浪川会は２００７年の指定暴力団・道仁会会長射殺事件など、前身の九州誠道会から抗争を繰り返してきた。

　住民は生命の安全など人格権が侵害されるとして、浪川会事務所の使用禁止を訴え、先月福岡地裁が仮処分命令を出していた。これにより組員らは事務所への立ち入りが禁止され、目立った動きはないという。その後、撤去や和解の呼びかけもなかったことから提訴に踏み切った。

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　札幌地検は、性風俗店の従業員の健康保険に必要な手続きをしなかったとして１１月に逮捕・送検された男２人を、１５日付けで２人を不起訴とした。理由は「明らかにしない」としている。


札幌地方検察庁

　不起訴となったのは、室蘭の無店舗型性風俗店の従業員で特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下幹部（４３）と、性風俗店経営者（４３）の２人。

　２人は無店舗型風俗、いわゆる"デリヘル"の従業員３人が健康保険の被保険者の資格を取得したのにもかかわらず、年金事務所に届け出なかったとして１１月に逮捕・送検されていた。

　１２月１１日夕方、山梨県甲府市中小河原１丁目の路上で「拳銃のような音を聞いた」と警察に通報があった。現場近くには指定暴力団・稲川会系「佐野組」の事務所があり、警察が調べたところ、組員が使用する車１台に拳銃の弾が撃ち込まれたことが確認された。


発砲事件のあった現場付近

　
　銃弾は、１１日午前７時頃から８時頃の間に撃ち込まれたとみられていて、警察は発砲事件として犯人の特定を進めるとともに、事件の背景を調べている。