性風俗店から「あいさつ料」収受 神戸山口組系「大門会」会長を逮捕
兵庫県警暴力団対策課と生田署などは31日、神戸・三宮の性風俗店からみかじめ料を受け取ったとして、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「四代目大門会」会長・清崎達也容疑者(50)=熊本市中央区=を県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕した。また、山健組組員(48)=神戸市中央区=を同容疑で再逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。
店側の関係者は「20年前から暴力団にあいさつ料(みかじめ)を払っていた」と供述しているという。
逮捕容疑は共謀し、2019年4月10日、神戸市中央区北長狭通で店舗型性風俗店の営業を容認する対価などとして、店側から現金130万円を受け取った疑い。
県警は、同じ店からあいさつ料を受け取ったとする同条例違反容疑で7月10日に無職の男を逮捕。その後、現金の一部が所属先の山健組のほか、清崎容疑者にも流れていた疑いが浮上した。
店側の関係者は「20年前から暴力団にあいさつ料(みかじめ)を払っていた」と供述しているという。
逮捕容疑は共謀し、2019年4月10日、神戸市中央区北長狭通で店舗型性風俗店の営業を容認する対価などとして、店側から現金130万円を受け取った疑い。
県警は、同じ店からあいさつ料を受け取ったとする同条例違反容疑で7月10日に無職の男を逮捕。その後、現金の一部が所属先の山健組のほか、清崎容疑者にも流れていた疑いが浮上した。
「7400万円相当の覚醒剤」所持 弘道会傘下組長を逮捕
大阪府警は31日までに、密売目的で7400万円相当の覚醒剤を所持したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系弘道会傘下組長・糸林伸悟容疑者(37)を、覚醒剤取締法違反(営利目的所持)の疑いで逮捕した。調べに対し糸林容疑者は「営利目的で所持したことは間違いない」と容疑を認めている。
押収された覚醒剤
糸林容疑者は6月に、大阪府河内長野市の自宅に停めていた車の中や自宅などに覚醒剤約1156グラムと、コカイン約33グラム(末端価格7400万円相当)を販売目的で隠し持っていた疑いが持たれている。府警は同市などの路上で売りさばいていたとみている。
警察が別の事件の捜査から情報を得て関係先を捜索したところ、糸林容疑者の車の中にあった手提げの金庫に入った覚醒剤が見つかったという。
大阪地検が7月17日、同罪などで起訴した。
押収された覚醒剤
糸林容疑者は6月に、大阪府河内長野市の自宅に停めていた車の中や自宅などに覚醒剤約1156グラムと、コカイン約33グラム(末端価格7400万円相当)を販売目的で隠し持っていた疑いが持たれている。府警は同市などの路上で売りさばいていたとみている。
警察が別の事件の捜査から情報を得て関係先を捜索したところ、糸林容疑者の車の中にあった手提げの金庫に入った覚醒剤が見つかったという。
大阪地検が7月17日、同罪などで起訴した。
「用心棒代」脅し取る 小桜一家系幹部ら4人逮捕
鹿児島県警は、今年5月、鹿児島県内の飲食店経営者から「用心棒代」として現金を脅し取った疑いで、指定暴力団・四代目小桜一家系幹部を含む男4人を逮捕し、31日午前9時すぎ、捜査員30人体制で小桜一家本部事務所を家宅捜索した。本部事務所は防弾盾を持った警察官が並び、物々しい雰囲気となった。
小桜一家本部事務所を捜索
恐喝の疑いで逮捕されたのは、小桜一家系幹部、冨尾勇太容疑者(37)=鹿児島市天保山町=と、西晃治容疑者(37)=鹿児島市南林寺町=ら男4人。
県警によると、冨尾容疑者らは今年5月24日、県内で飲食店を共同経営する20代の男性2人に対し、入店を断られたのを理由に因縁をつけ、「用心棒がいないなら俺たちがやってやるから毎月5万円払え」などと言って、5万円を脅し取った疑いがもたれている。取り調べに対し、冨尾容疑者ら3人は容疑を認め、1人は容疑を否認している。
小桜一家本部事務所を捜索
恐喝の疑いで逮捕されたのは、小桜一家系幹部、冨尾勇太容疑者(37)=鹿児島市天保山町=と、西晃治容疑者(37)=鹿児島市南林寺町=ら男4人。
県警によると、冨尾容疑者らは今年5月24日、県内で飲食店を共同経営する20代の男性2人に対し、入店を断られたのを理由に因縁をつけ、「用心棒がいないなら俺たちがやってやるから毎月5万円払え」などと言って、5万円を脅し取った疑いがもたれている。取り調べに対し、冨尾容疑者ら3人は容疑を認め、1人は容疑を否認している。
用心棒代収受 弘道会系河村一家総長ら3人を逮捕
愛知県警捜査4課などは30日、名古屋市中区の繁華街にあるバーから用心棒代を受け取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系弘道会の本部長で、「五代目河村一家」総長・間宮誠治容疑者(56)=同市北区楠2丁目=ら3人を愛知県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕した。間宮容疑者らの認否を明らかにしていない。
間宮容疑者らは去年12月から今年5月にかけ4回にわたり、条例が暴力団排除特別区域と定める中区錦三丁目のバー経営者(50代)から、用心棒代あわせて8万円を受け取った疑いが持たれている。
警察が別の事件を捜査する中で、バーの店長と間宮容疑者の関係を示す資料が見つかり、事件が明らかになったという。
間宮容疑者らは16年前から毎月2万円を要求し、あわせておよそ370万円を受け取っていたとみて、警察が余罪を調べている。
間宮容疑者らは去年12月から今年5月にかけ4回にわたり、条例が暴力団排除特別区域と定める中区錦三丁目のバー経営者(50代)から、用心棒代あわせて8万円を受け取った疑いが持たれている。
警察が別の事件を捜査する中で、バーの店長と間宮容疑者の関係を示す資料が見つかり、事件が明らかになったという。
間宮容疑者らは16年前から毎月2万円を要求し、あわせておよそ370万円を受け取っていたとみて、警察が余罪を調べている。
営利目的でコカイン所持 稲川会系組員を逮捕
神奈川県警薬物銃器対策課は30日、営利目的でコカインを所持したとして、指定暴力団・稲川会系組員、水沼拓哉容疑者(26)=横浜市南区東蒔田町=を麻薬取締法違反(営利目的所持)の疑いで逮捕した。容疑を一部否認している。
水沼容疑者は16日、同市中区にある貸し倉庫の中に、ポリ袋4袋に入れられたコカイン約97グラム(末端価格約97万円)を営利目的で所持したとしている。
同課によると、水沼容疑者は「自分で使うつもりで持っていた。売るためではない」などと供述しているが、倉庫内からは小分けにする際に使われるポリ袋や計量器も見つかった。コカインは覚醒剤に比べて効果の持続時間が短く国内での需要は少ないといい、県内における営利目的所持容疑での摘発は今年に入って初めて。
水沼容疑者は16日、同市中区にある貸し倉庫の中に、ポリ袋4袋に入れられたコカイン約97グラム(末端価格約97万円)を営利目的で所持したとしている。
同課によると、水沼容疑者は「自分で使うつもりで持っていた。売るためではない」などと供述しているが、倉庫内からは小分けにする際に使われるポリ袋や計量器も見つかった。コカインは覚醒剤に比べて効果の持続時間が短く国内での需要は少ないといい、県内における営利目的所持容疑での摘発は今年に入って初めて。
無免許で弟の名前 稲川会系組員を逮捕
北海道警札幌豊平署は、無免許で乗用車を運転し、交通違反の取り調べを受けた際に弟の名前を使ったとして、会社員で指定暴力団・稲川会系「四代目越路家一家」組員(31)=北海道苫小牧市=を、道路交通法違反(無免許運転)と有印私文書偽造・行使の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は今月25日、札幌市豊平区美園で無免許で乗用車を運転したうえ、その後交番で交通違反の取り調べを受けた際に、弟の名前を使い指印をした運転免許取得事実確認に関する文書を警察官に提出した疑いが持たれている。
警察によると、当日は書類が正しものとみて免許不携帯事案として処理。一度帰宅させて翌日出頭を求めたものの男は「免許を紛失した」などと応じず、27日夜になって会社の上司に付き添われ警察署へ出頭してきたという。
調べに対し男は「無免許だとバレたくなかった」と容疑を認めている。
逮捕容疑は今月25日、札幌市豊平区美園で無免許で乗用車を運転したうえ、その後交番で交通違反の取り調べを受けた際に、弟の名前を使い指印をした運転免許取得事実確認に関する文書を警察官に提出した疑いが持たれている。
警察によると、当日は書類が正しものとみて免許不携帯事案として処理。一度帰宅させて翌日出頭を求めたものの男は「免許を紛失した」などと応じず、27日夜になって会社の上司に付き添われ警察署へ出頭してきたという。
調べに対し男は「無免許だとバレたくなかった」と容疑を認めている。
工藤会会長の被告人質問 「関与していない」無罪を主張
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福岡地裁で30日、特定危険指定暴力団・工藤會が関与したとされる4件の市民襲撃事件に関わったとして、殺人罪などに問われた特定危険指定暴力団・工藤會の最高幹部2人に対する公判があり、被告人質問が始まった。
福岡地方裁判所
殺人などの罪に問われた会長・田上不美夫被告(64)が出廷。元漁協組合長射殺事件について「一切関与しておりません」と述べ全面的に否定した。公判では、ナンバー2の田上被告とともに、トップの総裁・野村悟被告(73)も同罪に問われている。
事件が起きたのは1998年。北九州市小倉北区の路上で元漁協組合長(当時70)の男性が頭などを撃たれ死亡した。
この日午前、田上被告への弁護側の主尋問があった。弁護側が事件の実行役らへの指示や共謀があったか問うと、田上被告は「一切ありません」と重ねて否定。事件に関与した人物を知っているかとの質問には「全くわかりません」と述べた。
被告人質問は9月上旬までの計8日間で、31日は野村被告が証言台に立つ予定。
福岡地裁で30日、特定危険指定暴力団・工藤會が関与したとされる4件の市民襲撃事件に関わったとして、殺人罪などに問われた特定危険指定暴力団・工藤會の最高幹部2人に対する公判があり、被告人質問が始まった。
福岡地方裁判所
殺人などの罪に問われた会長・田上不美夫被告(64)が出廷。元漁協組合長射殺事件について「一切関与しておりません」と述べ全面的に否定した。公判では、ナンバー2の田上被告とともに、トップの総裁・野村悟被告(73)も同罪に問われている。
事件が起きたのは1998年。北九州市小倉北区の路上で元漁協組合長(当時70)の男性が頭などを撃たれ死亡した。
この日午前、田上被告への弁護側の主尋問があった。弁護側が事件の実行役らへの指示や共謀があったか問うと、田上被告は「一切ありません」と重ねて否定。事件に関与した人物を知っているかとの質問には「全くわかりません」と述べた。
被告人質問は9月上旬までの計8日間で、31日は野村被告が証言台に立つ予定。
キャバクラからみかじめ料 弘道会系「高山組」組長らを逮捕
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愛知県警捜査4課は28日、名古屋市の風俗グループから用心棒代を受け取ったとして、特定抗争指定暴力団・山口組系弘道会幹部で、「三代目高山組」組長・南正毅こと篠田正樹容疑者(47)=名古屋市南区要町2=と、高山組幹部で「三代目矢嶋総業」幹部・六車武士容疑者(36)の2人を県暴力団排除条例違反容疑で逮捕した。用心棒代は十数年前から受け取っていたとみられ、弘道会の資金源とみて捜査を進めている。
愛知県警察本部
篠田正樹容疑者らは3月25日、愛知県大府市の路上で、風俗グループの実質的経営者の男性から用心棒代として現金約64万円を受け取ったとしている。篠田容疑者は別事件の判決で実刑が確定し収監中だったため、現金は同容疑で逮捕された高山組幹部の六車容疑者が直接、グループ側から受け取ったという。
用心棒代は名古屋市中区錦3のキャバクラ店6、7店舗分で、2017年10月以降に少なくとも約1900万円を受け取っていたとみられる。グループは愛知県内のキャバクラなど約20店舗を束ねる市内最大の組織で、従業員は約1000人規模。
捜査関係者によると、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う愛知県と名古屋市の休業要請協力金50万円をだまし取ったとして、グループの幹部らが詐欺罪などで起訴されている。
愛知県警捜査4課は28日、名古屋市の風俗グループから用心棒代を受け取ったとして、特定抗争指定暴力団・山口組系弘道会幹部で、「三代目高山組」組長・南正毅こと篠田正樹容疑者(47)=名古屋市南区要町2=と、高山組幹部で「三代目矢嶋総業」幹部・六車武士容疑者(36)の2人を県暴力団排除条例違反容疑で逮捕した。用心棒代は十数年前から受け取っていたとみられ、弘道会の資金源とみて捜査を進めている。
愛知県警察本部
篠田正樹容疑者らは3月25日、愛知県大府市の路上で、風俗グループの実質的経営者の男性から用心棒代として現金約64万円を受け取ったとしている。篠田容疑者は別事件の判決で実刑が確定し収監中だったため、現金は同容疑で逮捕された高山組幹部の六車容疑者が直接、グループ側から受け取ったという。
用心棒代は名古屋市中区錦3のキャバクラ店6、7店舗分で、2017年10月以降に少なくとも約1900万円を受け取っていたとみられる。グループは愛知県内のキャバクラなど約20店舗を束ねる市内最大の組織で、従業員は約1000人規模。
捜査関係者によると、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う愛知県と名古屋市の休業要請協力金50万円をだまし取ったとして、グループの幹部らが詐欺罪などで起訴されている。
組員の脱退を妨害 山口組系組長に再発防止命令
大阪府公安委員会は、特定抗争指定暴力団・山口組傘下組長に対し、組員2人を脅して脱退を妨害したとして、暴力団対策法に基づく再発防止命令が出した。
府警によると、今年4月と5月、大阪市内の飲食店などで、山口組系組員2人が40代の組長に「カタギにしてください」などと脱退を申し入れた。組長はこれを受け入れず、「もうちょっと辛抱せんかい」「そんなこと言わんと考え直し」などと脅し、脱退を妨害したという。
大阪府公安委員会は、この組長に暴力団対策法に基づく中止命令を出していたが、組員からの相談が相次いだことから、より効力の高い再発防止命令を出した。命令に違反すると、3年以下の懲役もしくは250万円以下の罰金となる。
調べに対し、組長は「組員が減ったら運営がしんどくなって困る。もうしません」などと話しているという。
府警によると、今年4月と5月、大阪市内の飲食店などで、山口組系組員2人が40代の組長に「カタギにしてください」などと脱退を申し入れた。組長はこれを受け入れず、「もうちょっと辛抱せんかい」「そんなこと言わんと考え直し」などと脅し、脱退を妨害したという。
大阪府公安委員会は、この組長に暴力団対策法に基づく中止命令を出していたが、組員からの相談が相次いだことから、より効力の高い再発防止命令を出した。命令に違反すると、3年以下の懲役もしくは250万円以下の罰金となる。
調べに対し、組長は「組員が減ったら運営がしんどくなって困る。もうしません」などと話しているという。
車でバイクに衝突し修理代も要求 浪川会系幹部ら逮捕
福岡県警は21日、走行中の2人乗りオートバイに、故意に車で衝突して少年らを転倒させたなどとして、指定暴力団・浪川会系幹部、古閑原良徳(42)=熊本県荒尾市菰屋=と、会社員・小林健嗣(43)=同市川登=両容疑者を殺人未遂容疑で逮捕した。この他、少年側から車の修理代を脅し取ったとして古閑原、小林両容疑者ら9人を恐喝容疑で逮捕した。認否を明らかにしていない。
古閑原容疑者らは共謀し、2019年8月31日未明、荒尾市増永の路上で、福岡県内在住の10代少年が2人乗りする400㏄のオートバイに、殺意を持って軽乗用車をぶつけて転倒させ、2人に頭部打撲など最大全治2カ月の重傷を負わせた。その後、転倒した2人を取り囲んで入れ墨を見せながら車の修理代を要求し、同年9月に被害者の親族から現金62万円を脅し取ったとしている。
県警によると、古閑原容疑者らと少年2人には面識がなく、少年のバイクの走行に憤慨して車をぶつけたとみて調べている。2019年11月、県警大牟田署に匿名の通報があり捜査していた。
古閑原容疑者らは共謀し、2019年8月31日未明、荒尾市増永の路上で、福岡県内在住の10代少年が2人乗りする400㏄のオートバイに、殺意を持って軽乗用車をぶつけて転倒させ、2人に頭部打撲など最大全治2カ月の重傷を負わせた。その後、転倒した2人を取り囲んで入れ墨を見せながら車の修理代を要求し、同年9月に被害者の親族から現金62万円を脅し取ったとしている。
県警によると、古閑原容疑者らと少年2人には面識がなく、少年のバイクの走行に憤慨して車をぶつけたとみて調べている。2019年11月、県警大牟田署に匿名の通報があり捜査していた。
山口組系「源清田会」本部事務所を家宅捜索
新潟県警は21日午前10時ごろ、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目源清田会」の本部事務所を家宅捜索した。
源清田会本部を捜索
この家宅捜索は、18日に新潟西署と県警生活保安課、組織犯罪対策第二課などの合同捜査班が、自身が経営するマッサージ店の女性従業員に男性客への性的なサービスを違法に行わせたとして、会社役員・遠藤公一郎容疑者(52)=新潟市中央区下所島2=を風営法違反の疑いで逮捕したことを受けて行われたもの。捜索は約1時間かけて行われ、書類やUSBメモリなど十数点を押収した。
県警は、遠藤容疑者はメンズエステと称した店など複数のマッサージ店を経営していて、収益の一部が暴力団組織に流れている可能性があるとみて、押収した資料などをもとに実態解明を進めている。
源清田会本部を捜索
この家宅捜索は、18日に新潟西署と県警生活保安課、組織犯罪対策第二課などの合同捜査班が、自身が経営するマッサージ店の女性従業員に男性客への性的なサービスを違法に行わせたとして、会社役員・遠藤公一郎容疑者(52)=新潟市中央区下所島2=を風営法違反の疑いで逮捕したことを受けて行われたもの。捜索は約1時間かけて行われ、書類やUSBメモリなど十数点を押収した。
県警は、遠藤容疑者はメンズエステと称した店など複数のマッサージ店を経営していて、収益の一部が暴力団組織に流れている可能性があるとみて、押収した資料などをもとに実態解明を進めている。
覚醒剤密売 山口組系「誠友会」幹部を逮捕
北海道警薬物銃器対策課と札幌南署は21日までに、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系幹部を、密売目的で覚醒剤を隠し持っていたとして再逮捕していたことがわかった。
北海道警察本部
逮捕されたのは、山口組系「四代目誠友会」の相談役、中山良作容疑者(74)。
中山容疑者は、6月9日、札幌市内の路上で袋に入れた微量の覚醒剤を販売目的で所持していたとして現行犯逮捕されていた。
その後、関係先の札幌市内のマンションなどから、販売用に小分けにされた覚醒剤およそ150グラム(末端価格1000万円相当)を押収し、6月30日に密売目的で所持していた容疑で再逮捕した。
道警は、中山容疑者が覚醒剤の密売を組織的に繰り返していたとみて、実態の解明を進めている。
北海道警察本部
逮捕されたのは、山口組系「四代目誠友会」の相談役、中山良作容疑者(74)。
中山容疑者は、6月9日、札幌市内の路上で袋に入れた微量の覚醒剤を販売目的で所持していたとして現行犯逮捕されていた。
その後、関係先の札幌市内のマンションなどから、販売用に小分けにされた覚醒剤およそ150グラム(末端価格1000万円相当)を押収し、6月30日に密売目的で所持していた容疑で再逮捕した。
道警は、中山容疑者が覚醒剤の密売を組織的に繰り返していたとみて、実態の解明を進めている。
偽ブランド品113点を販売目的で所持 山口組系幹部を逮捕
岡山県警津山署は20日、海外の有名ブランドに似たロゴの入った衣類を販売目的で所持したとして、特定抗争指定暴力団・山口組系杉本組幹部・水嶋正幸容疑者(50)=岡山県美作市明見=を商標法違反の疑いで再逮捕した。認否は明らかにしていない。
押収した偽ブランド品
再逮捕容疑は6月29日、自宅でグッチなど二つのブランドに似せたマーク入りのジャージー、ポロシャツなど113点を所持し、商標権を侵害した疑い。同署は、別のブランドに似せた衣類約1800点を押収しており、入手経路を調べている。
容疑者は3月24日ごろ、美作市内で、「ディースクエアード2・ティ・エム・ソシエテ・アノニム社」が商標登録しているロゴに似せたマークが入ったズボン1着を、知人男性に販売したとして商標法違反(類似商標商品の販売)の疑いで6月29日に逮捕=処分保留で釈放=されていた。
押収した偽ブランド品
再逮捕容疑は6月29日、自宅でグッチなど二つのブランドに似せたマーク入りのジャージー、ポロシャツなど113点を所持し、商標権を侵害した疑い。同署は、別のブランドに似せた衣類約1800点を押収しており、入手経路を調べている。
容疑者は3月24日ごろ、美作市内で、「ディースクエアード2・ティ・エム・ソシエテ・アノニム社」が商標登録しているロゴに似せたマークが入ったズボン1着を、知人男性に販売したとして商標法違反(類似商標商品の販売)の疑いで6月29日に逮捕=処分保留で釈放=されていた。
借金1億円を2.8億円に 住吉会系幹部らを逮捕
警視庁は、金を貸している男性を連れ回して監禁し、暴行を加え金を脅し取ろうとしたとして、指定暴力団・住吉会系幹部らを逮捕した。
左・林田大輔容疑者と
右・藤本直崇容疑者
住吉会系幸平一家幹部で加藤連合会・「賢総業」組長代行・林田大輔容疑者(48)と、加藤連合会幹部で「二代目英心組」組長、藤本直崇容疑者(46)ら4人は、2019年12月、自営業の男性(37)を4日間連れ回して監禁し、顔面をひざげりするなどしたうえ、金を脅し取ろうとした疑いが持たれている。林田容疑者らは、男性に1億円を貸していたが、2億8,000万円にして返すよう脅していた。
男性は、目に全治10日間のけがをした。調べに対し、林田容疑者は黙秘している。
左・林田大輔容疑者と
右・藤本直崇容疑者
住吉会系幸平一家幹部で加藤連合会・「賢総業」組長代行・林田大輔容疑者(48)と、加藤連合会幹部で「二代目英心組」組長、藤本直崇容疑者(46)ら4人は、2019年12月、自営業の男性(37)を4日間連れ回して監禁し、顔面をひざげりするなどしたうえ、金を脅し取ろうとした疑いが持たれている。林田容疑者らは、男性に1億円を貸していたが、2億8,000万円にして返すよう脅していた。
男性は、目に全治10日間のけがをした。調べに対し、林田容疑者は黙秘している。
金庫抱えて逃走 山口組系組員を逮捕
警視庁は、東京都内の居酒屋に侵入し現金が入った金庫などを盗んだとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系2次団体組員、川嵜洋一容疑者(23)を逮捕した。
川嵜洋一容疑者
逮捕容疑は、2020年5月、東京都大田区の居酒屋に侵入し、現金20万円が入った金庫などを盗んだ疑い。
川嵜容疑者は調べに対し黙秘しているが、金庫を抱えて逃走する川嵜容疑者が付近の防犯カメラに映っていたという。警視庁は、余罪があるとみて調べている。
川嵜洋一容疑者
逮捕容疑は、2020年5月、東京都大田区の居酒屋に侵入し、現金20万円が入った金庫などを盗んだ疑い。
川嵜容疑者は調べに対し黙秘しているが、金庫を抱えて逃走する川嵜容疑者が付近の防犯カメラに映っていたという。警視庁は、余罪があるとみて調べている。
野球賭博 アプリで5千万円 「半グレ」リーダーを再逮捕
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沖縄県警組織犯罪対策課は15日、プロ野球公式戦などの勝敗を予想する野球賭博を主催したとして、賭博場開張図利の容疑で自称経営コンサルタント・山根真一容疑者(50)=住所不定=を再逮捕した。山根容疑者は6月23日、労基法違反(強制労働の禁止)の容疑で八重山署に逮捕、送検されていた。また県警は同じ野球賭博に関わった疑いで自称投資家の男(49)=京都府=、県内に住む無職の30代男性も賭博場開張図利容疑で摘発した。
関係者によると、山根容疑者は暴力団などに属さずに犯罪行為を繰り返す「半グレ」と呼ばれる組織のリーダー。調べに対し「すべて間違っている。賭博には関わっていない」と容疑を否認している。
山根容疑者は昨年6月25日から今年3月25日の間、容疑者らは賭博場を開きプロ野球や高校野球の計453試合で、無料通信アプリなどを利用して合計5231万円の賭け金を集め、利益を得ていた疑い。
県警によると、県内外の数十人が賭博をしていた。1口1万円で賭け金を募り、多いときは1試合当たり100万円が集まるなど、賭け金から手数料として1割が山根容疑者らの利益となっていたという。
山根容疑者は大阪の有名地下格闘技団体の創始者として、関西では有名な半グレ界の大物。暴力団とも深いつながりがあるという。4~5年前から拠点を石垣島へと移し、飲食店やマリンレジャー業などを経営していた。大騒動へと発展した安倍晋三首相の主催である「桜を見る会」に出席していた半グレのうちの1人。
沖縄県警組織犯罪対策課は15日、プロ野球公式戦などの勝敗を予想する野球賭博を主催したとして、賭博場開張図利の容疑で自称経営コンサルタント・山根真一容疑者(50)=住所不定=を再逮捕した。山根容疑者は6月23日、労基法違反(強制労働の禁止)の容疑で八重山署に逮捕、送検されていた。また県警は同じ野球賭博に関わった疑いで自称投資家の男(49)=京都府=、県内に住む無職の30代男性も賭博場開張図利容疑で摘発した。
関係者によると、山根容疑者は暴力団などに属さずに犯罪行為を繰り返す「半グレ」と呼ばれる組織のリーダー。調べに対し「すべて間違っている。賭博には関わっていない」と容疑を否認している。
山根容疑者は昨年6月25日から今年3月25日の間、容疑者らは賭博場を開きプロ野球や高校野球の計453試合で、無料通信アプリなどを利用して合計5231万円の賭け金を集め、利益を得ていた疑い。
県警によると、県内外の数十人が賭博をしていた。1口1万円で賭け金を募り、多いときは1試合当たり100万円が集まるなど、賭け金から手数料として1割が山根容疑者らの利益となっていたという。
山根容疑者は大阪の有名地下格闘技団体の創始者として、関西では有名な半グレ界の大物。暴力団とも深いつながりがあるという。4~5年前から拠点を石垣島へと移し、飲食店やマリンレジャー業などを経営していた。大騒動へと発展した安倍晋三首相の主催である「桜を見る会」に出席していた半グレのうちの1人。
無許可営業等 3度逮捕の山口組系組長を不起訴
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名古屋地検は、名古屋市中区でガールズバーを無許可で営業していたなどとして3回逮捕された、特定抗争指定暴力団・山口組系弘道会傘下組長(65)について、いずれも不起訴処分とした。
名古屋地方検察庁
組長は今年3月、中区錦3丁目のガールズバーとショーパブを無許可で営業した疑いで逮捕されたほか、キャバクラ店2店舗から用心棒代を受け取った疑いであわせて3回逮捕されていた。
愛知県警はガールズバーなどの売上や受け取っていた用心棒代が暴力団の資金源となっているとみて調べを進めていた。
組長は今年4月29日までにいずれも処分保留として釈放されていたが、名古屋地検は、6月22日付けで組長を不起訴処分とした。不起訴の理由は明らかにしていない。
名古屋地検は、名古屋市中区でガールズバーを無許可で営業していたなどとして3回逮捕された、特定抗争指定暴力団・山口組系弘道会傘下組長(65)について、いずれも不起訴処分とした。
名古屋地方検察庁
組長は今年3月、中区錦3丁目のガールズバーとショーパブを無許可で営業した疑いで逮捕されたほか、キャバクラ店2店舗から用心棒代を受け取った疑いであわせて3回逮捕されていた。
愛知県警はガールズバーなどの売上や受け取っていた用心棒代が暴力団の資金源となっているとみて調べを進めていた。
組長は今年4月29日までにいずれも処分保留として釈放されていたが、名古屋地検は、6月22日付けで組長を不起訴処分とした。不起訴の理由は明らかにしていない。