マンションから約664万円相当の大麻を押収
福岡県警粕屋署・折尾署・東署・薬物銃器対策課は、今年6月に福岡市博多区のマンションの一室に大麻(約664万円相当)を隠し持っていたとして、吉富博和容疑者(51)=福岡県太宰府市=を大麻取締法違反で現行犯逮捕し、その後、知人で自営業の男(25)=同県南区=を共同所持の疑いで逮捕した。2人とも、容疑を認めている。
押収された大麻
県警によると、覚醒剤の密売をしているという情報を元に、今年6月に博多区のマンションの一室を家宅捜索、その際、チャック付きのポリ袋に入った大麻1袋を所持したとして、吉富容疑者を現行犯逮捕した。
部屋の中からは、乾燥大麻およそ972グラム、大麻樹脂およそ90グラム、液体大麻89本、あわせて約664万円相当が見つかった。
押収された大麻
県警によると、覚醒剤の密売をしているという情報を元に、今年6月に博多区のマンションの一室を家宅捜索、その際、チャック付きのポリ袋に入った大麻1袋を所持したとして、吉富容疑者を現行犯逮捕した。
部屋の中からは、乾燥大麻およそ972グラム、大麻樹脂およそ90グラム、液体大麻89本、あわせて約664万円相当が見つかった。
特殊詐欺の指示役か 山口組系組員ら3人を逮捕
札幌北署などは27日までに、昨年7月に金融庁の職員をかたり美唄市の高齢女性からキャッシュカードをだまし取り、現金およそ185万円を引き出したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目大石組」傘下「松平興業」組員・筑後邦晃容疑者(36)=札幌市手稲区西宮の沢1の3=ら男3人を窃盗の疑いで逮捕さした。
筑後容疑者ら3人はすでに逮捕されている別の男らと共謀の上、昨年7月9日に美唄市の80代女性宅に金融庁職員をかたり「口座から現金が引き落とされている」などとうその電話をかけて自宅を訪れ、キャッシュカード4枚をだまし取り、コンビニATMを使って現金約185万円を引き出した疑いが持たれている。3人は25日から26日にかけて逮捕され、いずれも「関係ない」などと容疑を否認している。
この事件では去年、別の男3人が盗んだキャッシュカードから現金を引き出したなどとして逮捕されていて、筑後容疑者が主導的な役割を担っていたとみられている。
筑後容疑者ら3人はすでに逮捕されている別の男らと共謀の上、昨年7月9日に美唄市の80代女性宅に金融庁職員をかたり「口座から現金が引き落とされている」などとうその電話をかけて自宅を訪れ、キャッシュカード4枚をだまし取り、コンビニATMを使って現金約185万円を引き出した疑いが持たれている。3人は25日から26日にかけて逮捕され、いずれも「関係ない」などと容疑を否認している。
この事件では去年、別の男3人が盗んだキャッシュカードから現金を引き出したなどとして逮捕されていて、筑後容疑者が主導的な役割を担っていたとみられている。
賭博収益収受 住吉会系幹部を逮捕・送検
埼玉県警捜査4課は28日、違法カジノ店の利益の一部をみかじめ料として受け取ったとして、指定暴力団・住吉会系幹部、坂本剛容疑者(58)=同県戸田市喜沢=を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)の疑いで逮捕し、さいたま地検に送検した。
逮捕・送検容疑は5月25日ごろ、同県川口市西川口の違法カジノ店の関係者から、賭博で得た利益と知りながら数十万円をみかじめ料として受け取ったとしている。坂本容疑者は容疑を認めている。
逮捕・送検容疑は5月25日ごろ、同県川口市西川口の違法カジノ店の関係者から、賭博で得た利益と知りながら数十万円をみかじめ料として受け取ったとしている。坂本容疑者は容疑を認めている。
裁判で不利な証言しないよう威圧 「工藤会」系組長逮捕
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福岡県警は28日、市民襲撃4事件に関与したとして、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)などの罪に問われた特定危険指定暴力団・工藤會トップ・野村悟(73)と、ナンバー2の田上不美夫(64)両被告の公判を巡り、福岡地裁での審理に証人として出廷する男性が被告に不利な証言をしないよう威迫したとして、工藤會系組長、鹿子嶋文男容疑者(66)=苅田町新津=を組織犯罪処罰法違反(証人威迫)容疑で逮捕した。
逮捕容疑は2019年12月上旬~今年4月下旬ごろ、男性を電話や対面で「あんたは総裁(野村被告)に恨みしかないんか。嫌われるようなことを言わんでもいい」「また会ってゆっくり話をせないかんな」などと脅したとしている。
2019年10月に始まった公判では元漁協組合長射殺(1998年)▽元福岡県警警部銃撃(2012年)▽看護師刺傷(2013年)▽歯科医師刺傷(2014年)――の4事件が審理され、被告人質問が続いている。いずれも両被告の出身母体の工藤会系「田中組」組員らが関与しており、証人尋問では実行役など複数の組員が証言した。
福岡県警は28日、市民襲撃4事件に関与したとして、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)などの罪に問われた特定危険指定暴力団・工藤會トップ・野村悟(73)と、ナンバー2の田上不美夫(64)両被告の公判を巡り、福岡地裁での審理に証人として出廷する男性が被告に不利な証言をしないよう威迫したとして、工藤會系組長、鹿子嶋文男容疑者(66)=苅田町新津=を組織犯罪処罰法違反(証人威迫)容疑で逮捕した。
逮捕容疑は2019年12月上旬~今年4月下旬ごろ、男性を電話や対面で「あんたは総裁(野村被告)に恨みしかないんか。嫌われるようなことを言わんでもいい」「また会ってゆっくり話をせないかんな」などと脅したとしている。
2019年10月に始まった公判では元漁協組合長射殺(1998年)▽元福岡県警警部銃撃(2012年)▽看護師刺傷(2013年)▽歯科医師刺傷(2014年)――の4事件が審理され、被告人質問が続いている。いずれも両被告の出身母体の工藤会系「田中組」組員らが関与しており、証人尋問では実行役など複数の組員が証言した。
工藤会の看護師刺傷事件 「何で逮捕されないかんのか」
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福岡地裁(足立勉裁判長)で27日、特定危険指定暴力団・工藤會が関与したとされる市民襲撃4事件で、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)などの罪に問われたナンバー2の工藤會会長・田上不美夫被告(64)の被告人質問があった。
左:野村悟被告
右:田上不美夫被告
看護師刺傷事件(2013年)について、田上被告は関与を否定。事件が起きたことも知らなかったとして「何で逮捕されないかんのかと思った」と不満げに語った。
事件は2013年1月、福岡市博多区の路上で発生。看護師の女性=事件当時(45)=が側頭部などを切り付けられた。
検察側は冒頭陳述で、工藤会トップの総裁・野村悟被告(73)はクリニックで下腹部の脱毛施術を受け、看護師の態度や施術結果に不満を持っていたと主張した。
田上被告は、野村被告が施術を受けたことや、看護師の名前も知らなかったと反論。「なぜ事件が起こったか分からないし、組員から事情も聴いていない」と述べた。
事件に関与した組員については「何の罪もない被害者を刃物で襲い、けがをさせた。(工藤会内部の)処分対象になると思う」と説明。現在まで処分されていないことを問われると「逮捕から約6年間外部との接見禁止が続いており、どうしようもない」と述べた。
福岡地裁(足立勉裁判長)で27日、特定危険指定暴力団・工藤會が関与したとされる市民襲撃4事件で、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)などの罪に問われたナンバー2の工藤會会長・田上不美夫被告(64)の被告人質問があった。
左:野村悟被告
右:田上不美夫被告
看護師刺傷事件(2013年)について、田上被告は関与を否定。事件が起きたことも知らなかったとして「何で逮捕されないかんのかと思った」と不満げに語った。
事件は2013年1月、福岡市博多区の路上で発生。看護師の女性=事件当時(45)=が側頭部などを切り付けられた。
検察側は冒頭陳述で、工藤会トップの総裁・野村悟被告(73)はクリニックで下腹部の脱毛施術を受け、看護師の態度や施術結果に不満を持っていたと主張した。
田上被告は、野村被告が施術を受けたことや、看護師の名前も知らなかったと反論。「なぜ事件が起こったか分からないし、組員から事情も聴いていない」と述べた。
事件に関与した組員については「何の罪もない被害者を刃物で襲い、けがをさせた。(工藤会内部の)処分対象になると思う」と説明。現在まで処分されていないことを問われると「逮捕から約6年間外部との接見禁止が続いており、どうしようもない」と述べた。
全国初・暴力団に建物提供の疑いで名前を公表
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静岡県公安委員会は28日、暴力団が組事務所として使うことを知りながら建物を提供した疑いがあるにもかかわらず、説明などを拒んだとして、県暴力団排除条例に基づき所有者の名前などを公表した。
今年5月に家宅捜索
富士宮市の男性は、自宅を特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下「良知二代目政竜会」の組事務所として使われることを知りながら提供した疑いがもたれている。
建物には組員が常駐していて、他の暴力団の住所録などもあったことから、県公安委員会は男性に説明を求めていたが、男性が応じてこなかったことから、男性の住所や名前を県と県警のホームページに公表した。
この条例に基づいて、説明や資料提出を拒んだ対象者の名前の公表は全国で初めて。
静岡県公安委員会は28日、暴力団が組事務所として使うことを知りながら建物を提供した疑いがあるにもかかわらず、説明などを拒んだとして、県暴力団排除条例に基づき所有者の名前などを公表した。
今年5月に家宅捜索
富士宮市の男性は、自宅を特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下「良知二代目政竜会」の組事務所として使われることを知りながら提供した疑いがもたれている。
建物には組員が常駐していて、他の暴力団の住所録などもあったことから、県公安委員会は男性に説明を求めていたが、男性が応じてこなかったことから、男性の住所や名前を県と県警のホームページに公表した。
この条例に基づいて、説明や資料提出を拒んだ対象者の名前の公表は全国で初めて。
掛け軸など1600万円相当詐取 「淡海一家」幹部を逮捕
警視庁荻窪署は27日までに、古美術商を営む富山県射水市の男性(当時39)から、「棟方志功」の作品とされる掛け軸など古美術品3点、計1600万円相当の美術品をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「淡海一家」相談役・森田猛容疑者(70)=大阪市西成区萩之茶屋=と、会社役員・栗山郁也容疑者(60)=富山市藤木=を詐欺容疑で逮捕し、関係先として「淡海一家」本部事務所を27日午後2時ごろに家宅捜索した。
「淡海一家」を家宅捜索
森田容疑者ら2人は、美術品に興味を示す知人がいるように装って掛け軸などを預かり、無断で売却。そのうち一部がインターネットオークションに出品されていることに男性が気付き、警視庁に相談したという。
森田容疑者は「都内で売却しました」と容疑を認めている。
「淡海一家」を家宅捜索
森田容疑者ら2人は、美術品に興味を示す知人がいるように装って掛け軸などを預かり、無断で売却。そのうち一部がインターネットオークションに出品されていることに男性が気付き、警視庁に相談したという。
森田容疑者は「都内で売却しました」と容疑を認めている。
集団暴行 「清水一家」本部を家宅捜索
静岡県警は26日午前10時、2019年4月に静岡市清水区の飲食店で50代男性に集団で暴行を加えケガをさせたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「六代目清水一家」幹部で「清士会」会長・渡辺富士男容疑者(55)ら6人が、傷害の疑いで逮捕されたことを受け、「清水一家」本部事務所を家宅捜索した。
「清水一家」本部を捜索
渡辺容疑者ら6人は昨年4月、静岡市清水区三保の飲食店で50代の男性に集団で殴る蹴るなどの暴行を加え、全治6カ月のケガを負わせた疑いがもたれている。
暴行事件のあった現場
男性は逮捕されたうちの1人が当時経営していた飲食店に呼び出され、6人から組織の規律を乱したなどと言いがかりをつけられ暴行されたという。県警は見せしめのために組織ぐるみで及んだ犯行とみて調べている。
「清水一家」本部を捜索
渡辺容疑者ら6人は昨年4月、静岡市清水区三保の飲食店で50代の男性に集団で殴る蹴るなどの暴行を加え、全治6カ月のケガを負わせた疑いがもたれている。
暴行事件のあった現場
男性は逮捕されたうちの1人が当時経営していた飲食店に呼び出され、6人から組織の規律を乱したなどと言いがかりをつけられ暴行されたという。県警は見せしめのために組織ぐるみで及んだ犯行とみて調べている。
「良知二代目政竜会」富士宮市に拠点化 住民に周知、意見聴取
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東京都内への移転計画が失敗し、富士宮市に進出する動きを進めていた特定抗争指定暴力団・六代目山口組の二次団体「良知二代目政竜会」(「良知組」から名称変更)が富士宮市北山地区に本格的に事務所を構え活動を始めた。
静岡県警は山口組二次団体の県内“再進出”に警戒を強め、26日からは現地で「ローラー作戦」と題し、住民に対する現状の周知や意見聴取などを行う。
捜査関係者によると、「良知二代目政竜会」はかつての上部団体・後藤組(2008年に解散)の元組員が所有する建物を事務所として使用し、現在は月1回、組員が集まり、定期的に会合を開いている。建物には監視カメラや電話回線、雑務を行う「当番」の机や椅子なども設置されているという。
良知組は2019年末に吉田町の事務所を撤去し、富士宮市に荷物を仮置きして東京都足立区への移転計画を進めていた。
2020年1月、別の暴力団とのトラブルで移転先建物にトラックが突っ込む事件が発生。暴力団事務所としての使用を禁止する仮処分決定を受けて行き場を失い、富士宮市を拠点に活動するようになったとみられる。
[山口組系事務所にダンプ特攻]
富士宮市はかつて、山口組内で「武闘派集団」とされた後藤組が本部事務所を置いていた地。暴力団への警戒感は強いが、新たな事務所開設の動きを知らない住民も多いとみられる。不安に思った住民が自発的に声を上げられないことも予想されるため、県警が「ローラー作戦」を計画した。当日は県暴力追放運動推進センター、県弁護士会、富士宮市と連携して活動を行う。
県警組織犯罪対策課の担当者は「暴力団の抗争で事務所が標的になり、住民に危険が及ぶ可能性もある。実情を周知し、今後、住民の不安解消に努めたい」としている。
東京都内への移転計画が失敗し、富士宮市に進出する動きを進めていた特定抗争指定暴力団・六代目山口組の二次団体「良知二代目政竜会」(「良知組」から名称変更)が富士宮市北山地区に本格的に事務所を構え活動を始めた。
静岡県警は山口組二次団体の県内“再進出”に警戒を強め、26日からは現地で「ローラー作戦」と題し、住民に対する現状の周知や意見聴取などを行う。
捜査関係者によると、「良知二代目政竜会」はかつての上部団体・後藤組(2008年に解散)の元組員が所有する建物を事務所として使用し、現在は月1回、組員が集まり、定期的に会合を開いている。建物には監視カメラや電話回線、雑務を行う「当番」の机や椅子なども設置されているという。
良知組は2019年末に吉田町の事務所を撤去し、富士宮市に荷物を仮置きして東京都足立区への移転計画を進めていた。
2020年1月、別の暴力団とのトラブルで移転先建物にトラックが突っ込む事件が発生。暴力団事務所としての使用を禁止する仮処分決定を受けて行き場を失い、富士宮市を拠点に活動するようになったとみられる。
[山口組系事務所にダンプ特攻]
富士宮市はかつて、山口組内で「武闘派集団」とされた後藤組が本部事務所を置いていた地。暴力団への警戒感は強いが、新たな事務所開設の動きを知らない住民も多いとみられる。不安に思った住民が自発的に声を上げられないことも予想されるため、県警が「ローラー作戦」を計画した。当日は県暴力追放運動推進センター、県弁護士会、富士宮市と連携して活動を行う。
県警組織犯罪対策課の担当者は「暴力団の抗争で事務所が標的になり、住民に危険が及ぶ可能性もある。実情を周知し、今後、住民の不安解消に努めたい」としている。
暴追リーダー銃撃事件 工藤会系幹部に懲役17年
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福岡地裁(神原浩裁判長)で24日、北九州市小倉南区で2010年3月、暴力団追放運動に取り組む同区自治総連合会長の男性(故人、当時75歳)宅が銃撃された事件で、殺人未遂などの罪に問われた特定危険指定暴力団・工藤會系「五代目田中組」幹部・蔵永修被告(52)の判決公判があり、蔵永被告に懲役17年の判決を言い渡した。
2010年3月
北九州市小倉南区
判決によると蔵永被告は2010年3月、別の工藤會系組員らと共謀して北九州市小倉南区で自治会長を務めていた男性の自宅の玄関などに銃弾6発を発射し殺害しようとしたとして、殺人未遂などの罪に問われていた。男性は、暴追運動のリーダー的な存在で事件当時は寝室にいてケガはなかった。
男性は当時、小倉南区の自治会団体の会長で、事件の3日前にも工藤会の事務所撤去を求めてパレードを行うなど暴力団追放運動の先頭に立って活動していた。
24日の判決公判で、神原浩裁判長は「暴力を用いて暴力団組織への抵抗を封殺しようとするもの」、「犯行は一般市民への威嚇・脅迫・報復を目的とした計画的かつ組織的で凶悪性が高い」と厳しく非難し、懲役18年の求刑に対し懲役17年を言い渡した。
福岡地裁(神原浩裁判長)で24日、北九州市小倉南区で2010年3月、暴力団追放運動に取り組む同区自治総連合会長の男性(故人、当時75歳)宅が銃撃された事件で、殺人未遂などの罪に問われた特定危険指定暴力団・工藤會系「五代目田中組」幹部・蔵永修被告(52)の判決公判があり、蔵永被告に懲役17年の判決を言い渡した。
2010年3月
北九州市小倉南区
判決によると蔵永被告は2010年3月、別の工藤會系組員らと共謀して北九州市小倉南区で自治会長を務めていた男性の自宅の玄関などに銃弾6発を発射し殺害しようとしたとして、殺人未遂などの罪に問われていた。男性は、暴追運動のリーダー的な存在で事件当時は寝室にいてケガはなかった。
男性は当時、小倉南区の自治会団体の会長で、事件の3日前にも工藤会の事務所撤去を求めてパレードを行うなど暴力団追放運動の先頭に立って活動していた。
24日の判決公判で、神原浩裁判長は「暴力を用いて暴力団組織への抵抗を封殺しようとするもの」、「犯行は一般市民への威嚇・脅迫・報復を目的とした計画的かつ組織的で凶悪性が高い」と厳しく非難し、懲役18年の求刑に対し懲役17年を言い渡した。
「接客態度気に入らない」と暴行 住吉会系組員を逮捕
警視庁町田署は、緊急事態宣言が出されていた今年5月に、東京都町田市のガールズバーの前で、「接客態度が気に入らない」と言って、ビール樽をたたきつけるなどしたとして、指定暴力団・住吉会系組員・金森雅斗容疑者(30)を逮捕した。
金森雅斗容疑者
金森容疑者は、東京都町田市の路上で、ガールズバーの従業員の男性の顔を殴ってケガをさせたほか、倒れた店の経営者の男性の横に、重さ6キロのビール樽をたたきつけるなどした疑いが持たれている。
緊急事態宣言が出されていた5月の大型連休中の犯行で、金森容疑者は直前までガールズバーで酒を飲んでいて、「接客態度が気に入らない」と因縁をつけたという。
金森雅斗容疑者
金森容疑者は、東京都町田市の路上で、ガールズバーの従業員の男性の顔を殴ってケガをさせたほか、倒れた店の経営者の男性の横に、重さ6キロのビール樽をたたきつけるなどした疑いが持たれている。
緊急事態宣言が出されていた5月の大型連休中の犯行で、金森容疑者は直前までガールズバーで酒を飲んでいて、「接客態度が気に入らない」と因縁をつけたという。
無許可でスナック営業 山口組傘下幹部ら3人を逮捕
富山県警は22日までに、富山市の繁華街で風俗営業の許可を受けずにスナックを営業していたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目一会」傘下「五代目芳賀組」幹部・高島文麿容疑者(48)=富山市星井町=と、自称・無料案内所経営・田中克典容疑者(52)=富山市町村=ら3人を風俗営業適正法違反の疑いで逮捕した。
高島容疑者と田中容疑者らは、風俗営業の許可を受けずに、今年6月中に富山市桜木町で、スナック「BENTEN」を営業した疑いがもたれている。
また「BENTEN」店長・原佳奈絵容疑者(34)=富山市星井町=は、許可を受けずに営業していたとして今月21日に現行犯逮捕されていた。
スナックの経営には店長・原容疑者のほかに、高島・田中の両容疑者も関わっていたと見られ、少なくとも1年間は無許可で店を営業していたという。3人の認否は明らかにしていない。
高島容疑者と田中容疑者らは、風俗営業の許可を受けずに、今年6月中に富山市桜木町で、スナック「BENTEN」を営業した疑いがもたれている。
また「BENTEN」店長・原佳奈絵容疑者(34)=富山市星井町=は、許可を受けずに営業していたとして今月21日に現行犯逮捕されていた。
スナックの経営には店長・原容疑者のほかに、高島・田中の両容疑者も関わっていたと見られ、少なくとも1年間は無許可で店を営業していたという。3人の認否は明らかにしていない。
宮城県警:弘道会系「福島連合」本部事務所を捜索
宮城県警は20日午前、仙台市の繁華街で風俗店への客引き行為を繰り返したなどとしてグループの男らが逮捕された事件で、関係先として特定抗争指定暴力団・六代目山口組系弘道会傘下「福島連合」の本部事務所を、捜査員約30人体制で家宅捜索した。
県警は7月14日に、仙台市の繁華街で風俗店への客引き行為を繰り返したとして、無職・今井秀亜容疑者(31)=仙台市青葉区米ケ袋2丁目=ら客引きグループの男9人を県迷惑行為防止条例違反の疑いで一斉逮捕していた。
今回の家宅捜索は、今井容疑者らが客引きで得た金が暴力団の資金源になっているとみて行われたもので、客引きグループの背後に暴力団がいるとみて実態解明を進めている。
県警は7月14日に、仙台市の繁華街で風俗店への客引き行為を繰り返したとして、無職・今井秀亜容疑者(31)=仙台市青葉区米ケ袋2丁目=ら客引きグループの男9人を県迷惑行為防止条例違反の疑いで一斉逮捕していた。
今回の家宅捜索は、今井容疑者らが客引きで得た金が暴力団の資金源になっているとみて行われたもので、客引きグループの背後に暴力団がいるとみて実態解明を進めている。
静岡県内最大の闇金 「東一家」総長ら再逮捕
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静岡県警は、今年7月に組織的恐喝の疑いで指定暴力団・稲川会系「二代目東一家」総長、東重欽(チョン・インモ)容疑者(70)=韓国籍=らが逮捕された事件で、東容疑者らが闇金営業を行い、顧客管理などの役割分担を組織的に行っていた疑いが強まったとして貸金業法違反などの疑いで再逮捕した。
再逮捕されたのは、東重欽容疑者と東一家幹部の2人。東容疑者らは無登録で貸金業を営み、法廷金利を超える利息で県東部の男性に50万円を貸し付けた疑いがもたれている。
2人は、貸し付けた金の取り立てで男性から現金を脅し取った疑いで7月逮捕され、家宅捜索などから闇金営業の疑いが強まり、18日に2人を再逮捕した。
顧客数は200人に上り、貸し付けていた金額も合わせて約1億円と県内最大規模の闇金事件とみられている。
静岡県警は、今年7月に組織的恐喝の疑いで指定暴力団・稲川会系「二代目東一家」総長、東重欽(チョン・インモ)容疑者(70)=韓国籍=らが逮捕された事件で、東容疑者らが闇金営業を行い、顧客管理などの役割分担を組織的に行っていた疑いが強まったとして貸金業法違反などの疑いで再逮捕した。
再逮捕されたのは、東重欽容疑者と東一家幹部の2人。東容疑者らは無登録で貸金業を営み、法廷金利を超える利息で県東部の男性に50万円を貸し付けた疑いがもたれている。
2人は、貸し付けた金の取り立てで男性から現金を脅し取った疑いで7月逮捕され、家宅捜索などから闇金営業の疑いが強まり、18日に2人を再逮捕した。
顧客数は200人に上り、貸し付けていた金額も合わせて約1億円と県内最大規模の闇金事件とみられている。