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暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿

全国の暴力団・任侠・極道・準暴力団・匿名・流動型犯罪グループ関連の事件・ニュース速報

取引先に虚偽の破門状 「淡海一家」若頭ら偽計業務妨害で逮捕

 京都府警組対2課と北署などは31日までに、暴力団内部の処分を伝える嘘の「破門状」を作成、配布し企業活動を妨害したなどとして、名誉毀損と偽計業務妨害の疑いで、指定暴力団・山口組系「淡海一家」若頭、、上野隆容疑者(56)=滋賀県守山市古高町=、建築会社社長の男(53)=京都市上京区竹屋町通千本東入ル=ら男4人を逮捕した。

 逮捕容疑は共謀し、平成29年10月上旬から下旬にかけ、京都市下京区の金融機関など27カ所に、不動産管理会社社長の男性(53)=京都市北区=や建築会社社長の男性(46)=京都府長岡京市=ら3人が、最近まで淡海一家系傘下組織に在籍していたとする虚偽の破門状などを計36回にわたり郵送するなどして3人の名誉を傷つけ、それぞれの業務を妨害した疑い。

 府警によると、経営者3人は、取引先の業者から事実関係の説明を求められるなどしたという。府警は、4人の認否について明らかにしていない。

  

トラブルになった男性を監禁し母親から1500万円脅し取る 住吉会系幸平一家傘下「堺組」組員を逮捕

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 警視庁は、トラブルになった男性を監禁したうえ、男性の母親から1500万円を脅し取ったなどとして、指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家傘下「堺組」組員・瓜生拓也容疑者(38)ら男3人を逮捕監禁などの疑いで逮捕した。

警視庁本部
警視庁本部

 瓜生容疑者ら3人は2016年、東京都新宿区のマンションに男性(30代)の手首を縛って監禁した上、男性の実家がある山口県に車で連れて行き、「息子さんがいろいろなところから借金をしている。暴力団が絡んでいて大変なことになる」などと言い、男性の母親から1500万円を脅し取った疑いなどが持たれている。

 被害男性が別の暴力団とトラブルになった際、瓜生容疑者の組の名前を勝手に使ったことから、今回の事件に発展したとみられているが、調べに対し3人は容疑を否認していて瓜生容疑者は、「意味がわからないから答えたくない」と供述している。

元山口組系大石組幹部 「刺そうと思って刺したわけではない」

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 指定暴力団・神戸山口組傘下組織の幹部を刃物で刺して死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われている指定暴力団・山口組傘下の元組長の初公判が松山地裁で開かれた。男は「刺そうと思って刺したわけではない」と傷害致死罪を否認した。

 傷害致死と銃刀法違反の罪に問われているのは、山口組系「二代目大石組」幹部で「横井組」元組長、横井興人被告(76)。

 起訴状などによると横井被告は去年6月、西条市の組事務所近くで神戸山口組系「二代目木村會」の岡充浩幹部(52)の腹部を短刀で刺すなどして死亡させたとされている。

 30日に開かれた初公判で横井被告は「刺そうと思って刺したわけではない」と傷害致死罪については否認した。続く冒頭陳述で検察は「刺し傷の方向や深さから意図的に刺したことは証明できる」と指摘した。一方、弁護側は「短刀を見せて追い返そうしたところバランスを崩して短刀が刺さってしまった」と傷害致死罪は成立しないと主張した。

  

配下銃所持の山口組元最高幹部 地裁判決を批判

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 警護役の組員に拳銃を持たせたとして、銃刀法違反(共同所持)の罪に問われた指定暴力団・六代目山口組の元最高幹部で「芳菱会」(現・國領屋一家)元会長、滝沢孝被告(80)=浜松市=に対する第2次差し戻し控訴審の初公判が30日、大阪高裁(西田真基裁判長)で開かれた。弁護側が大阪地裁の有罪判決を「これまでの判断を複写した『コピペ』判決だ」として破棄を求め、即日結審した。判決は5月9日。

 昨年3月の地裁判決は「同行する2人が拳銃を持つ警護役と認識していた」と組員との共謀を認定し、高裁、最高裁を合わせて7度目の審理で初めての有罪判決となる懲役6年を言い渡した。

 弁護側は今回の控訴審で、地裁判決は過去の不利な判断や同種事件の有罪判決と同じ文言が多く、「証拠による事実認定をしていない」と主張。被告人質問などの新たな証拠の取り調べを求めたが、西田裁判長は却下した。

 地裁判決によると、平成9年9月に大阪市北区のホテル付近で配下の組員2人と共謀し、それぞれ拳銃と実弾を所持させた。

 被告は25年に起訴され、これまで大阪地、高裁が計3度の無罪を言い渡したが、破棄、差し戻しが最高裁で2度にわたり確定する異例の審理経過をたどっている。

風営法違反で山口組系「昭成会」会長逮捕 組事務所を捜索

 石川県警は29日、金沢市内で違法に風俗店を営業したとして28日に、指定暴力団・山口組直系幹部などあわせて6人が逮捕された事件で、関係先の暴力団事務所を家宅捜索した。

二代目昭成会を捜索

 この事件は、金沢市内のアパートで性風俗店の営業が禁止されているエリアで、性風俗店を営業したなどとして、山口組系「二代目昭成会」会長、田保伸一容疑者と、店の経営者を名乗る中国国籍の女などあわせて6人が28日に逮捕されたもの。このうち、田保容疑者と昭成会幹部の男は調べに対し黙秘を続けているという。

 事件を受け、県警は29日午後、金沢市涌波にある「二代目昭成会」の事務所を家宅捜索した。

 県警によると、田保容疑者ら昭成会幹部2人が風俗店に出入りする様子が確認されており、警察は店の営業に組織的に関与して いた疑いも視野に捜査する方針。

  

組員らに指示し同組幹部を殺害 福博会系元組長に懲役18年判決

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福岡地裁は29日、2008年に福岡市で指定暴力団・福博会系の組幹部が殺害された事件で、犯行を指示したとされる同じ組の元組長に、懲役18年の判決を言い渡した。

藤木博志
藤木博志被告

 判決によると、福博会系四代目梅津会傘下「藤木組」の元組長、藤木博志被告(51)は、2008年、配下の組員らに指示して、福岡市中央区の路上で、同じ組の菅竜二さん(当時30)を刃物で刺した上、首を絞めて殺害させた。

 藤木被告はこれまで「指示は出していない」と主張していたが、29日の判決で、福岡地裁は「組員らの供述は信用性が高く、被告は共犯者に責任を転嫁するのに終始している」と指摘。

「金銭トラブルを背景に、組長の立場で繰り返し殺害を指示していて、最も重い責任を負うべき」として、藤木被告に懲役18年を言い渡した。

  

山口組系組員らに中止命令 那須塩原署

 那須塩原署は29日、暴力団対策法に基づき、福島県白河市、指定暴力団・山口組系組員の男(33)と那須町、無職の男(45)に中止命令を出した。

 組員の男は2017年12月26日、那須塩原市内の会社に「門松を持ってきました」などと言い、物品購入を要求し、無職の男はこれを助ける行為をした疑い。

  

客引きから''みかじめ料''恐喝 山口組系国粋会組員を再逮捕

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 客引きの男性から現金を脅しとろうとしたとして、逮捕・起訴された指定暴力団・山口組系の組員が、別の客引き男性に対する恐喝の疑いで再逮捕された。

 再逮捕されたのは山口組国粋会組員、川野敦之容疑者(42)。

 警視庁によると川野容疑者は去年11月、東京・台東区や豊島区で飲食店の客引きの男性に対し、「人のシマで泥棒みたいなことをしといて、それで済むと思ってるのか」などと言って、現金15万円を脅しとった疑いが持たれている。

 調べに対し、川野容疑者は「被害者を脅したことも、現金を脅しとったこともない」と容疑を否認しているという。

 川野容疑者は別の客引きの男性からも現金を脅しとろうとしたとして、今月7日に逮捕され起訴されている。

  

北海道警:弘道会傘下組事務所を捜索 組員隠し口座開設

 北海道警は、暴力団組員であることを隠して口座を開設した疑いで組員を逮捕し、25日午前9時半ごろから、この組員が所属する指定暴力団・山口組弘道会傘下「福島連合」の組事務所を約30人体制で家宅捜索した。

 逮捕されたのは福島連合組員、高森酵二容疑者。

 高森容疑者は2013年、小樽市の金融機関を訪れ、暴力団員であることを隠して口座を開設した疑いが持たれている。高森容疑者は容疑を認めている。

 道警は今後、同じ様な手口を組織的に行っていないかなどを調べる方針。

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バイクチームのロゴで因縁 工藤会系「長谷川組」組長ら5人を逮捕

 福岡県警は25日、バイクチームのロゴのデザインが、自分たちのチームのものと似ていると因縁をつけ、「全面的におまえらつぶすぞ」などと脅し、ロゴデザインの変更や男性のグループ脱退を強要したとして、特定危険指定暴力団工藤会幹部で「長谷川組」組長・長谷川泰三こと李泰三容疑者(58)ら男5人を強要容疑で逮捕した。

福岡県警察本部
福岡県警察本部

 他に逮捕されたのは、長谷川組幹部・福元伸介(41)、会社経営・日高和紀(51)、会社員・田中恵一(47)、自営業・江畑覚(51)の4容疑者。県警は5人の認否を明らかにしていない。

 5人は2015年8月から2016年1月にかけて、知人男性(当時37歳)が代表を務めるバイクチームのロゴのデザインが、自分たちのチームのものと似ていると因縁をつけ、「うちのボスは組長やぞ」「ロゴマークを変えろ」「全面的におまえらつぶすぞ」などと脅し、ロゴのデザインを変更させ、男性をグループから脱退させたとしている。

 長谷川容疑者はハーレーダビッドソンの運転が趣味で、1994年ごろにツーリングチーム「ジパング」を設立し、200人以上のメンバーがいるという。

「倉本組」幹部ら4人に懲役10年求刑 「紀州連合会」元会長暴行死

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 和歌山市で平成28年10月、指定暴力団・神戸山口組山健組傘下「紀州連合会」の元会長を暴行して死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われた指定暴力団・山口組系「倉本組」幹部で「七代目吉本組」組長、坂上浩二被告(50)=同市=ら4人の裁判員裁判の論告求刑公判が25日、和歌山地裁(武田正裁判長)で開かれ、検察側はいずれも懲役10年を求刑した。

 初公判では組員の被告1人が暴行を認めたが、共謀については4人全員が否認していた。

 事件では同組のほかの幹部ら4人も同罪などで起訴され、懲役8年6月~同7年の有罪判決が既に確定している。

 起訴状によると、8人は共謀し、28年10月9日午前1時ごろ、和歌山市の路上で紀州連合会会長=当時(50)=に対し、頭付近を複数回蹴るなどして死亡させたほか、会長の知人らにも暴行を加えたとしている。

  

銃刀法違反 松葉会系「國井一家」傘下組長ら5人逮捕

 茨城県警神栖警署・薬物銃器対策課は、2017年11月、自宅に拳銃や実弾を隠し持っていたとして、24日までに指定暴力団・松葉会系組長ら5人を逮捕した。

 銃刀法違反などの疑いで逮捕されたのは、松葉会國井一家幹部で「伊藤二代目」組長、水野克美容疑者(68)や、國井一家幹部の長谷川聡容疑者(42)、同組員、島田正史容疑者(37)ら計5人。

 県警によると、5人は共謀して去年11月、島田容疑者の自宅で拳銃4丁と実弾400発を所持していた疑いが持たれている。

 県警は別の事件で島田容疑者の自宅を家宅捜索したところ、中国製やブラジル製の拳銃4丁と機関銃1丁のほか、実弾400発が見つかったという。5人の認否については捜査に支障があるとして明らかにしていないが、拳銃の入手経路などを詳しく調べている。

  

中国人留学生から55万円強奪 チャイニーズドラゴン関係者3人逮捕

 警視庁組織犯罪対策2課は23日までに、中国人留学生から現金を奪ったとして、強盗の疑いで、準暴力団チャイニーズドラゴン関係者の韓云容疑者(27)=東京都豊島区=(強盗傷害罪などで起訴)ら中国籍の男3人を逮捕した。

 2017年1~9月に池袋周辺で、主に中国人を狙った強盗や傷害事件などが11件発生しており、組対2課は一連の事件で、3人を含むチャイニーズドラゴンの関係者ら計24人を逮捕。既に中国に帰国したとみられる男らも事件に関与した疑いがあり、同課は行方を追っている。

 逮捕容疑は昨年2月6日夜から7日未明の間、豊島区西池袋1丁目のカラオケ店内で、30代男性を殴るなどし、現金約55万円やキャッシュカードを奪った疑い。

 韓容疑者は「金を奪っていません」と容疑を否認している。

静岡県警:「清水一家」など3カ所を家宅捜索

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 静岡県警中央署捜査本部は22日、静岡市葵区の繁華街で風俗店の無料情報誌や案内所の権利を返還するよう脅し、暴力団関係者ら10人が逮捕された事件で、強要容疑で逮捕した高木康男容疑者(69)=焼津市八楠=が総長を務める静岡市清水区の指定暴力団・山口組系「六代目清水一家」など県内3カ所の暴力団事務所を家宅捜索した。

 清水区の清水一家事務所では同日午前10時ごろ、盾を構えた機動隊員が警戒する物々しい空気の中、30分ほど事務所内を捜索した。

 近くを通りかかった女性は「警察がたくさんいたのでびっくりした。普段は静かで扉も開いている」と話していた。

  

山健組傘下健仁会幹部射殺 弘道会傘下幹部ら2人が無罪主張

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 名古屋地裁(奥山豪裁判長)で22日、名古屋市中区のマンションで2016年7月、薬物売買を巡るトラブルから指定暴力団・神戸山口組系幹部を射殺したとして、殺人の罪などに問われた指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下幹部・片倉竜理被告(48)=名古屋市=と、山口組系元組員・三井樹被告(46)=大阪市=ら2人の裁判員裁判初公判が開かれ、2人の弁護人は「全ての起訴内容について無罪を主張する」と述べた。

 認否について片倉被告は「黙秘します」、三井被告は「ありません」と話した。弁護人はそれぞれ「有罪を証明できる証拠はない」などと述べ、起訴された全ての事件で無罪を主張した。

 2人は神戸山口組系四代目山健組傘下「健仁会」の崔龍志こと斉木竜生幹部(当時64歳)の知人、横山正美氏(当時65歳)=住所不定=(殺人罪などで起訴後の16年11月に死亡)と共謀し、16年7月15日、名古屋市中区新栄2のマンション4階の一室で、斉木幹部を拳銃で射殺したとされる。

 検察側は冒頭陳述で、3人は過去に同じ刑務所に服役して知り合い、斉木幹部と横山氏は幼なじみだったと指摘。横山氏が両被告を手引きし、2人のうちのどちらかが拳銃を撃ったと主張した。

 2人と共謀したとして殺人罪などで起訴された後、勾留中に死亡した横山氏の供述の信用性が争点。冒頭陳述で弁護側は「体調不良を訴える中での取り調べなどで得られた供述で、証拠能力がない」と主張。検察側は「防犯カメラの映像など他の証拠とも一致し、供述の信用性に問題はない」と反論した。

風俗情報誌の権利譲渡を強要 清水一家総長ら10人を逮捕

 静岡県警は21日、風俗店の無料情報誌や案内所の権利を返還するよう脅したとして、強要の疑いで、指定暴力団・山口組系「六代目清水一家」総長、高木康男容疑者(69)=同県焼津市八楠=と、住所不定の会社役員(49)=有価証券虚偽記入罪などで公判中=ら男女10人を逮捕した。高木容疑者は山口組若頭補佐で最高幹部の一人。

 10人の逮捕容疑は、2016年11~12月ごろ、静岡市の繁華街で無料配布している風俗情報誌の発行権や無料案内所の運営権を、同県の飲食店経営の男性(50)から元権利者の会社役員に返還させようと共謀。同市葵区の貸会議室などで男性を脅迫し、会社役員に権利を譲渡させた疑い。

  

小学校近くに組事務所開設 「実質運営者」の極東会幹部を逮捕

 警視庁組織犯罪対策3課が21日、暴力団の事務所を小学校の近くに開設したとして、東京都暴力団排除条例違反の疑いで、指定暴力団・極東会松山連合会幹部、真誠会会長で棚本組組長、棚本清己こと棚本清美容疑者(65)と、事務所を新たに開設した組の組員ら数人を逮捕した。棚本容疑者は事務所開設を主導し、「実質の運営者」として組の運営に関わったとみられる。同容疑で組長や組員ら事務所の実際の使用者以外を摘発するのは異例という。

 関係者によると、棚本容疑者らは平成28年12月ごろ、小学校から約100メートル離れた東京都新宿区大久保のマンションの一室に暴力団事務所を開設し、運営していた疑いがある。条例は学校や保育園などの周囲200メートル以内の開設、運営を禁じている。

 開設されたのは、極東会の下部団体の事務所。この組の活動実態を捜査する過程で、マンションの一室を事務所として使用している疑いが浮上。組対3課は、複数の組員の出入りを確認したことなどから、暴力団の活動拠点になっていると判断した。

 棚本容疑者の動向から、同容疑者が事務所開設を主導していたことも判明。「実質の運営者」として組の活動を取り仕切っていたとみて逮捕に踏み切った。組対3課は同日、新宿区大久保の組事務所など関係先数カ所を家宅捜索した。

  

パチンコ店経営者に「用心棒代」要求 住吉会系「馬橋一家」傘下幹部ら2人を逮捕

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 千葉県警捜査4課は21日、パチンコ店の男性経営者に対し、用心棒代を要求したとして、自称会社員・紙谷祐貴容疑者(28)=柏市十余二=と、父親で指定暴力団・住吉会系「七代目馬橋一家」傘下幹部・紙谷典夫容疑者(69)=同市旭町=を恐喝未遂容疑で逮捕した。同課は被害額が1億円以上にのぼるとみて事件の全容解明を進めている。

千葉県警察本部
千葉県警察本部

 2人は共謀して20日午後0時50分ごろ、松戸市内の不動産店舗内でパチンコ店の男性経営者(59)に対し、用心棒代を要求して現金を脅し取ろうとした疑いが持たれている。用心棒代の要求行為は少なくとも2004年から行われていて、男性経営者はこれまで毎月約60万円を支払っていた。

 匿名の情報提供をもとに祐貴容疑者が現金をい要求しているところを同課捜査員が確認し、現行犯逮捕。その後の捜査で典夫容疑者が浮上した。

警視庁:「章友会」会長のヤミ金融事件で山口組総本部を家宅捜索

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 警視庁組織犯罪対策4課は20日、ヤミ金融を営んでいたとして指定暴力団・六代目山口組系「二代目章友会」会長・新井錠士こと松岡錠司容疑者(50)が逮捕された事件で、山口組総本部を貸金業法違反(無登録営業)などの疑いで家宅捜索した。

警視庁本部
警視庁本部

 松岡容疑者は「直参」と呼ばれる山口組直系幹部で、同課は、違法に受け取った利息が山口組に流れていた可能性もあるとみて資金の流れを調べている。

AV男優に因縁をつけ恐喝未遂 「関東連合」元幹部の元AV監督ら3人を逮捕

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 警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は20日までに、アダルトビデオ(AV)に出演する男優への恐喝未遂の疑いで、元AV監督・「松嶋クロス」こと松嶋重容疑者(39)=東京都中野区=と、ストリップ劇場経営の男(49)=神奈川県大和市=、無職の男(34)の3人を逮捕した。調べに対し、松嶋容疑者ら2人は黙秘し、1人は否認している。

松嶋クロスこと松嶋重容疑者
松嶋クロスこと松嶋重容疑者

 松嶋容疑者ら3人は共謀し、2016年2月に東京都台東区にある「浅草ロック座」の応接室などで、AV男優(38)の後輩がAV女優と付き合い、業界のルールを破ったなどと因縁をつけ「業界で仕事をできないようにする」などと5回にわたって脅し、男優から現金200万円を脅し取ろうとした疑いが持たれている。

 松嶋容疑者は「松嶋クロス」名義でAV監督として活動していて、AV製作会社の代表を務めるなどしていたほか、歌手のプロデュースを手がけるなど音楽プロデューサーとしても活動していた。2008年に「六本木・GIROPPON」が大ヒットした歌手、鼠先輩の多くの楽曲の作詞作曲や、セクシー女優・小向美奈子が2009年に出版した告白本に付けられた歌のCD「I am Scandal」の作詞などを手がけた。

 松嶋容疑者は暴走族グループ「関東連合」の元幹部とみられ、警察庁が犯罪行為を繰り返しているグループとして、関東連合を「準暴力団」に規定し、取り締まり強化の対象となっている。

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