ヤミ金で違法利息 山口組直系「章友会」会長を逮捕
警視庁組織犯罪対策4課は7日、無登録で貸金業を営み、違法な高金利で貸し付けたとして、貸金業法違反と出資法違反の容疑で、指定暴力団・山口組直系「二代目章友会」会長、新井錠士こと松岡錠司容疑者(50)=大阪市阿倍野区丸山通=を逮捕した。松岡容疑者は「一切知らない」と容疑を否認している。

同課によると、同容疑者は山口組の「直参」と呼ばれる2次団体のトップ。同容疑者に関する銀行口座には2008~17年、300人超に計約2億3000万円を貸し付けたとみられる形跡があった。約4億6000万円の入金も確認されたが、やりとりの大半は現金の手渡しで行われていたとみられることから、組対4課はさらに多額の不正利益を上げていたとみて調べている。
貸し付けや金利受領の際は手渡しで行い、金銭貸借の証明書類も作成していなかった。同課は組織の資金源になっていたとみて調べを進める。
逮捕容疑は11年2~10月ごろ、東京都内の男性会社役員に、無登録で計1530万円を貸し付け、法定を超える利息計約4250万円を受け取った疑い。


同課によると、同容疑者は山口組の「直参」と呼ばれる2次団体のトップ。同容疑者に関する銀行口座には2008~17年、300人超に計約2億3000万円を貸し付けたとみられる形跡があった。約4億6000万円の入金も確認されたが、やりとりの大半は現金の手渡しで行われていたとみられることから、組対4課はさらに多額の不正利益を上げていたとみて調べている。
貸し付けや金利受領の際は手渡しで行い、金銭貸借の証明書類も作成していなかった。同課は組織の資金源になっていたとみて調べを進める。
逮捕容疑は11年2~10月ごろ、東京都内の男性会社役員に、無登録で計1530万円を貸し付け、法定を超える利息計約4250万円を受け取った疑い。
