2012年の不動産会社社長刺傷事件 死亡した工藤会系組員も書類送検
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福岡県警は、2012年9月に北九州市八幡西区の路上で不動産会社経営の男性(当時72・故人)が刃物で襲われ、特定危険指定暴力団・工藤會系「四代目極政組」組長・内蔵成喜八容疑者(55)=福岡県直方市=や、極政組の前組長・今田雄二容疑者(63)=福岡県中間市=ら5人が今年7月29日に殺人未遂の疑いで逮捕された事件で、5年前に死亡している組員(当時40代)を容疑者死亡のまま書類送検した。
事件当時の現場周辺
調べに対し組長・内蔵成容疑者と前組長・今田容疑者は容疑を否認し、残る組員3人は襲撃を認めた上で、「死亡した組員から指示を受けた」などと供述していて、検察は容疑を認めている組員3人を起訴する方針。
福岡県警は、2012年9月に北九州市八幡西区の路上で不動産会社経営の男性(当時72・故人)が刃物で襲われ、特定危険指定暴力団・工藤會系「四代目極政組」組長・内蔵成喜八容疑者(55)=福岡県直方市=や、極政組の前組長・今田雄二容疑者(63)=福岡県中間市=ら5人が今年7月29日に殺人未遂の疑いで逮捕された事件で、5年前に死亡している組員(当時40代)を容疑者死亡のまま書類送検した。
事件当時の現場周辺
調べに対し組長・内蔵成容疑者と前組長・今田容疑者は容疑を否認し、残る組員3人は襲撃を認めた上で、「死亡した組員から指示を受けた」などと供述していて、検察は容疑を認めている組員3人を起訴する方針。
2012年の不動産会社社長刺傷事件 工藤会系「極政組」組長ら5人を逮捕
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福岡県警は29日、北九州市八幡西区の路上で2012年9月、福岡県中間市の不動産会社経営の男性(当時72・故人)が男に刺されて重傷を負った事件で、特定危険指定暴力団・工藤會幹部で、「四代目極政組」組長・内蔵成喜八容疑者(55)=福岡県直方市=や、極政組の前組長・今田雄二容疑者(63)=福岡県中間市=、別の事件で服役中の同幹部・竹内信二(57)=鹿児島県湧水町=ら5人を殺人未遂容疑で逮捕し、同日午前、直方市にある内蔵成容疑者の自宅を家宅捜索した。
事件当時の現場周辺
内蔵成容疑者宅を捜索
この事件は2012年9月13日午後7時過ぎ、北九州市八幡西区茶屋の原1丁目の交差点で、乗用車の助手席に乗り信号待ちをしていた不動産会社経営の男性が、フルフェイスのヘルメットをかぶりバイクに乗った2人組に襲われた事件で、男たちは助手席側の窓ガラスを割り、刃物のようなもので男性の左腕や左脇腹を数回刺して逃走、男性は重傷を負った。内蔵成容疑者らは共謀の上、この事件に関与した疑いがもたれていて、内蔵成容疑者らが指示役として事件を主導し、他の数人が実行役などを担った疑いがあるという。
刺した男らは、その場からバイクで逃走し、未解決事件となっていたが、県警が「工藤会壊滅作戦」の中で「重要未解決事件」と位置付けて捜査を続け、内蔵成容疑者ら数人が事件に関与した証拠が見つかり、29日に逮捕にした。県警は引き続き全容解明に向け、調べを進めている。
福岡県警は29日、北九州市八幡西区の路上で2012年9月、福岡県中間市の不動産会社経営の男性(当時72・故人)が男に刺されて重傷を負った事件で、特定危険指定暴力団・工藤會幹部で、「四代目極政組」組長・内蔵成喜八容疑者(55)=福岡県直方市=や、極政組の前組長・今田雄二容疑者(63)=福岡県中間市=、別の事件で服役中の同幹部・竹内信二(57)=鹿児島県湧水町=ら5人を殺人未遂容疑で逮捕し、同日午前、直方市にある内蔵成容疑者の自宅を家宅捜索した。
事件当時の現場周辺
内蔵成容疑者宅を捜索
この事件は2012年9月13日午後7時過ぎ、北九州市八幡西区茶屋の原1丁目の交差点で、乗用車の助手席に乗り信号待ちをしていた不動産会社経営の男性が、フルフェイスのヘルメットをかぶりバイクに乗った2人組に襲われた事件で、男たちは助手席側の窓ガラスを割り、刃物のようなもので男性の左腕や左脇腹を数回刺して逃走、男性は重傷を負った。内蔵成容疑者らは共謀の上、この事件に関与した疑いがもたれていて、内蔵成容疑者らが指示役として事件を主導し、他の数人が実行役などを担った疑いがあるという。
刺した男らは、その場からバイクで逃走し、未解決事件となっていたが、県警が「工藤会壊滅作戦」の中で「重要未解決事件」と位置付けて捜査を続け、内蔵成容疑者ら数人が事件に関与した証拠が見つかり、29日に逮捕にした。県警は引き続き全容解明に向け、調べを進めている。
大阪の殺人未遂事件 刺された被害女性は元妻で重傷 男は拳銃自殺
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大阪府警は24日、23日午後に大阪府豊中市の路上で、男が女性を包丁で刺した後に拳銃で自殺した事件で、男は無職・鎌田賢治容疑者(74)=豊中市山ノ上町=、被害者の女性は現場近くで美容室を営んでいる鎌田容疑者の元妻(74)=同市=と発表した。女性は重傷で現在も治療が続いている。
事件当時の現場付近
鎌田容疑者は女性の腹などを刃物で複数回刺した後、自らの拳銃で頭を1発撃ち、搬送先の病院で死亡が確認された。司法解剖の結果、鎌田容疑者の死因は銃創による脳挫滅だった。現場までは自転車を使っており、府警は付近に止められていた同容疑者の自転車を押収、殺人未遂事件とみて調べている。
大阪府警は24日、23日午後に大阪府豊中市の路上で、男が女性を包丁で刺した後に拳銃で自殺した事件で、男は無職・鎌田賢治容疑者(74)=豊中市山ノ上町=、被害者の女性は現場近くで美容室を営んでいる鎌田容疑者の元妻(74)=同市=と発表した。女性は重傷で現在も治療が続いている。
事件当時の現場付近
鎌田容疑者は女性の腹などを刃物で複数回刺した後、自らの拳銃で頭を1発撃ち、搬送先の病院で死亡が確認された。司法解剖の結果、鎌田容疑者の死因は銃創による脳挫滅だった。現場までは自転車を使っており、府警は付近に止められていた同容疑者の自転車を押収、殺人未遂事件とみて調べている。
殺人未遂で重要指名手配容疑者の絆会幹部 新たにマスク合成の手配書作成
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長野県警は、2020年9月に長野県宮田村で(当時)指定暴力団・絆会系組長(48)の移籍に関するトラブルから脇腹を拳銃で撃ったとして、殺人未遂の疑いで「重要指名手配容疑者」として指名手配されている絆会若頭・金澤成樹こと金成行容疑者のマスクを合成した新たな手配書を作った。
指名手配の金成行容疑者
手配書はこれまでにも作成されていたが、有力な情報がないまま事件から2年近くとなり、県警は今回、マスクを合成した手配書を作成した。新たな手配書は1万5000枚を作り、県庁など各地に掲示する予定で、県警は改めて情報提供を呼びかけている。
(情報提供先)長野県警駒ケ根警察署
0265‐83‐0110
フリーダイヤル
0120‐110‐384
長野県警は、2020年9月に長野県宮田村で(当時)指定暴力団・絆会系組長(48)の移籍に関するトラブルから脇腹を拳銃で撃ったとして、殺人未遂の疑いで「重要指名手配容疑者」として指名手配されている絆会若頭・金澤成樹こと金成行容疑者のマスクを合成した新たな手配書を作った。
指名手配の金成行容疑者
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(情報提供先)長野県警駒ケ根警察署
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絆会系組長銃撃事件 山口組系一心会傘下組員を殺人未遂容疑で再逮捕
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今年5月10日、三重県伊賀市内の病院の駐車場で指定暴力団・絆會系「由仁総業」の谷奥由浩組長(54)が拳銃で撃たれた事件で、拳銃を所持していたとして銃刀法違反容疑で逮捕されていた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目一心会傘下「芦川会」組員・清水勇介被告(26)=茨城県水戸市=が、谷奥組長に向けて拳銃を4発発射して殺害しようとしたとして殺人未遂の容疑で再逮捕した。
清水勇介容疑者(26)
事件後、清水被告は逃走し4日後の14日に千葉県内の警察署に出頭していて、事件現場近くの駐車場で拳銃を所持していた銃刀法違反の疑いで逮捕・起訴されていた。清水被告は調べに対し「拳銃を撃ってケガを負わせたことに間違いないが、殺すつもりはなかった」と殺意を否認している。
今年5月10日、三重県伊賀市内の病院の駐車場で指定暴力団・絆會系「由仁総業」の谷奥由浩組長(54)が拳銃で撃たれた事件で、拳銃を所持していたとして銃刀法違反容疑で逮捕されていた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目一心会傘下「芦川会」組員・清水勇介被告(26)=茨城県水戸市=が、谷奥組長に向けて拳銃を4発発射して殺害しようとしたとして殺人未遂の容疑で再逮捕した。
清水勇介容疑者(26)
事件後、清水被告は逃走し4日後の14日に千葉県内の警察署に出頭していて、事件現場近くの駐車場で拳銃を所持していた銃刀法違反の疑いで逮捕・起訴されていた。清水被告は調べに対し「拳銃を撃ってケガを負わせたことに間違いないが、殺すつもりはなかった」と殺意を否認している。
絆會系由仁総業組長銃撃事件 山口組系一心会傘下組員が千葉県内で出頭、逮捕
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今月10日に三重県伊賀市上野忍町の病院駐車場で、指定暴力団・絆會系「由仁総業」の谷奥由浩組長(54)が銃撃され重傷を負った事件で、14日午後2時頃、銃撃事件について犯行をほのめかしている男が一人で千葉県内の警察署に出頭した。同日9時55分に逮捕後、三重県警伊賀署に身柄を移した。
逃走に使用した車両
拳銃が見つかった山林
出頭した男は特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目一心会傘下「芦川会」組員・清水勇介容疑者(26)=茨城県水戸市=で、伊賀市四十九町の店舗駐車場で拳銃1丁と実弾1発を所持したとして銃刀法違反容疑で逮捕した。殺人未遂についても犯行をほのめかしているという。
三重県警は11日に殺人未遂事件として伊賀署に捜査本部を設置し、防犯カメラの映像など、捜査の過程で清水容疑者が浮上していた。事件に使用されたとみられる回転式拳銃は11日に、現場から1.5キロほど離れたパチンコ店近くの山林で見つかっていた。
今月10日に三重県伊賀市上野忍町の病院駐車場で、指定暴力団・絆會系「由仁総業」の谷奥由浩組長(54)が銃撃され重傷を負った事件で、14日午後2時頃、銃撃事件について犯行をほのめかしている男が一人で千葉県内の警察署に出頭した。同日9時55分に逮捕後、三重県警伊賀署に身柄を移した。
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拳銃が見つかった山林
出頭した男は特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目一心会傘下「芦川会」組員・清水勇介容疑者(26)=茨城県水戸市=で、伊賀市四十九町の店舗駐車場で拳銃1丁と実弾1発を所持したとして銃刀法違反容疑で逮捕した。殺人未遂についても犯行をほのめかしているという。
三重県警は11日に殺人未遂事件として伊賀署に捜査本部を設置し、防犯カメラの映像など、捜査の過程で清水容疑者が浮上していた。事件に使用されたとみられる回転式拳銃は11日に、現場から1.5キロほど離れたパチンコ店近くの山林で見つかっていた。
絆會系組長銃撃事件 帽子と服脱ぎ捨てる男の姿 逃走車両は偽造ナンバー
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三重県警は11日午前、三重県伊賀市で10日に指定暴力団・絆會系「由仁総業」の谷奥由浩組長(54)が男に銃のようなもので撃たれケガをした事件で、犯行に使われたとみられる拳銃が伊賀市内の山林で見つかり、使用された凶器を「拳銃」と断定し、殺人未遂事件として男の行方を追っている。
帽子と服脱ぎ゙捨てる様子が
映っていた現場付近
事件は10日11時半ごろ、伊賀市上野忍町の森川病院の駐車場で発生。車の中にいた谷奥組長に対し男が突然複数回にわたって発砲し、谷奥組長は右腕の骨を粉砕骨折するなどの重症を負った。
発砲した犯人は徒歩でその場を離れ黒っぽいセダンタイプの車で逃走、事件の約10分後に現場から1.5キロほど離れた場所にあるパチンコ店の防犯カメラに男が草むらで帽子と服を脱ぎ捨てる様子が映っていたという。
逃走に使った車は、偽造ナンバーに付け替えられていたとみられていて、男の行方は現在も分かっていない。
三重県警は11日午前、三重県伊賀市で10日に指定暴力団・絆會系「由仁総業」の谷奥由浩組長(54)が男に銃のようなもので撃たれケガをした事件で、犯行に使われたとみられる拳銃が伊賀市内の山林で見つかり、使用された凶器を「拳銃」と断定し、殺人未遂事件として男の行方を追っている。
帽子と服脱ぎ゙捨てる様子が
映っていた現場付近
事件は10日11時半ごろ、伊賀市上野忍町の森川病院の駐車場で発生。車の中にいた谷奥組長に対し男が突然複数回にわたって発砲し、谷奥組長は右腕の骨を粉砕骨折するなどの重症を負った。
発砲した犯人は徒歩でその場を離れ黒っぽいセダンタイプの車で逃走、事件の約10分後に現場から1.5キロほど離れた場所にあるパチンコ店の防犯カメラに男が草むらで帽子と服を脱ぎ捨てる様子が映っていたという。
逃走に使った車は、偽造ナンバーに付け替えられていたとみられていて、男の行方は現在も分かっていない。
船橋の男性刺傷事件 新たに稲川会系「七熊一家」幹部2人を逮捕
千葉県警は9日、船橋市の路上で男性を鋭利な金属のようなもので突き刺さしたとして、指定暴力団・稲川会系組員・大貫僚容疑者(29)=船橋市夏見4=ら男4人が殺人未遂容疑で逮捕された事件で、新たに稲川会系「七代目七熊一家」幹部・土井竜樹容疑者(48)=船橋市本町6=と、同幹部・船田好美容疑者(49)=同=の2人を殺人未遂の疑いで逮捕した。県警は2人の認否を明らかにしていない。
千葉県警察本部
土井容疑者と船田容疑者は土井容疑者らと共謀し2021年7月8日午後6時半ごろ、船橋市本町5の路上で鋭利な金属のようなもので無職男性(28)=東京都調布市=を複数回突き刺すなどして軽傷を負わせた疑い。被害者との間で何らかのトラブルがあったとみられている。
この事件では県警が2021年12月8日までに、大貫容疑者ら男4人を殺人未遂の疑いで逮捕していた。
千葉県警察本部
土井容疑者と船田容疑者は土井容疑者らと共謀し2021年7月8日午後6時半ごろ、船橋市本町5の路上で鋭利な金属のようなもので無職男性(28)=東京都調布市=を複数回突き刺すなどして軽傷を負わせた疑い。被害者との間で何らかのトラブルがあったとみられている。
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殺人未遂で逮捕の不良グループ5人を不起訴 住吉会系組員を車ではね飛ばす
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さいたま地検は7日、埼玉県さいたま市大宮区の路上で指定暴力団・住吉会系組員に対し、乗用車を急発進させてはね飛ばしケガをさせたとして殺人未遂の疑いで逮捕されていた無職の男(44)=さいたま市大宮区=ら不良グループ5人を不起訴処分とした。地検は処分理由を明らかにしていない。
さいたま地方検察庁
男性ら5人は2021年8月7日午前1時半ごろ、さいたま市大宮区の路上で普通乗用車を急発進させ、20代の住吉会系組員をはね飛ばし転倒させ約2週間のケガを負わせたとして、今年2月15日までに埼玉県警に殺人未遂の疑いで逮捕されていた。
この事件ではこのほか、不良グループの男2人の頭部や顔などを拳で殴打するなどの暴行を加え、全治約3カ月の傷害を負わせたとして、住吉会系二次団体幹部(40)ら7人が傷害容疑などで逮捕されている。
さいたま地検は7日、埼玉県さいたま市大宮区の路上で指定暴力団・住吉会系組員に対し、乗用車を急発進させてはね飛ばしケガをさせたとして殺人未遂の疑いで逮捕されていた無職の男(44)=さいたま市大宮区=ら不良グループ5人を不起訴処分とした。地検は処分理由を明らかにしていない。
さいたま地方検察庁
男性ら5人は2021年8月7日午前1時半ごろ、さいたま市大宮区の路上で普通乗用車を急発進させ、20代の住吉会系組員をはね飛ばし転倒させ約2週間のケガを負わせたとして、今年2月15日までに埼玉県警に殺人未遂の疑いで逮捕されていた。
この事件ではこのほか、不良グループの男2人の頭部や顔などを拳で殴打するなどの暴行を加え、全治約3カ月の傷害を負わせたとして、住吉会系二次団体幹部(40)ら7人が傷害容疑などで逮捕されている。
池田組若頭ら銃撃事件 山口組系大同会幹部に懲役18年を求刑
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岡山地裁で14日、2020年5月に指定暴力団・池田組の本部事務所近くで池田組の若頭ら2人が銃撃された事件で、殺人未遂罪などに問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系大同会幹部で「三代目神原組」組長・岸本晃生被告(54)の公判が開かれ、検察側は「一般市民を巻き込む可能性が高い危険な犯行だ」と懲役18年を求刑して結審した。
岡山地方裁判所
岸本被告は2020年5月30日、当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下だった池田組の若頭(60)に拳銃を3発撃ち1発を腹部に命中させて重傷を負わせ、別の組員(63)にも発砲したが、当たらなかったとされる。公判で被告は「殺意はなかった」と主張していた。
検察側は論告で付近のカメラ映像などから「身体の枢要部を狙っており、殺意があったことに疑いの余地はない」と指摘。動機は「山口組からの離脱に対する報復と認められる」とした。一方、弁護側は「拳銃は命中精度や殺傷能力が低く、身体を狙っていない」と殺人未遂罪に該当しないと主張した。判決は3月16日。
岡山地裁で14日、2020年5月に指定暴力団・池田組の本部事務所近くで池田組の若頭ら2人が銃撃された事件で、殺人未遂罪などに問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系大同会幹部で「三代目神原組」組長・岸本晃生被告(54)の公判が開かれ、検察側は「一般市民を巻き込む可能性が高い危険な犯行だ」と懲役18年を求刑して結審した。
岡山地方裁判所
岸本被告は2020年5月30日、当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下だった池田組の若頭(60)に拳銃を3発撃ち1発を腹部に命中させて重傷を負わせ、別の組員(63)にも発砲したが、当たらなかったとされる。公判で被告は「殺意はなかった」と主張していた。
検察側は論告で付近のカメラ映像などから「身体の枢要部を狙っており、殺意があったことに疑いの余地はない」と指摘。動機は「山口組からの離脱に対する報復と認められる」とした。一方、弁護側は「拳銃は命中精度や殺傷能力が低く、身体を狙っていない」と殺人未遂罪に該当しないと主張した。判決は3月16日。
古川組組長ら銃撃事件 司興業幹部ら2人に懲役18年の判決
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神戸地裁で19日、兵庫県尼崎市で2020年11月に特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目古川組」組長らを銃撃したとして、殺人未遂・銃刀法違反の罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目司興業」幹部ら2人の判決公判が開かれ、いずれも懲役18年(いずれも求刑20年)を言い渡した。
神戸地方裁判所
司興業幹部・藤村卓也被告(53)と、司興業傘下「川崎組」幹部・加藤伸治被告(55)は、2020年11月3日午前11時半すぎ、尼崎市内の路上で、古川組の仲村良松組長(65)と、古川組舎弟頭の親泊吉広幹部に対し、拳銃で3発発射して命中させ、それぞれ太ももと左手に重傷を負わせたとされる。
前公判で2人は、いずれも殺人未遂罪について「殺意は全くなかった。発砲は威嚇に過ぎない」などと否認。弁護側は、殺人未遂ではなく傷害罪にとどまるなどと主張していた。
検察側は「抗争状態にある中、2人は警察の捜査員を装って組長を呼び出すなど周到に準備された計画性の高い犯行で、住宅街での犯行だったため、一般人を巻き込む危険性もあった」と悪質性を指摘、懲役20年を求刑していた。
神戸地裁で19日、兵庫県尼崎市で2020年11月に特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目古川組」組長らを銃撃したとして、殺人未遂・銃刀法違反の罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目司興業」幹部ら2人の判決公判が開かれ、いずれも懲役18年(いずれも求刑20年)を言い渡した。
神戸地方裁判所
司興業幹部・藤村卓也被告(53)と、司興業傘下「川崎組」幹部・加藤伸治被告(55)は、2020年11月3日午前11時半すぎ、尼崎市内の路上で、古川組の仲村良松組長(65)と、古川組舎弟頭の親泊吉広幹部に対し、拳銃で3発発射して命中させ、それぞれ太ももと左手に重傷を負わせたとされる。
前公判で2人は、いずれも殺人未遂罪について「殺意は全くなかった。発砲は威嚇に過ぎない」などと否認。弁護側は、殺人未遂ではなく傷害罪にとどまるなどと主張していた。
検察側は「抗争状態にある中、2人は警察の捜査員を装って組長を呼び出すなど周到に準備された計画性の高い犯行で、住宅街での犯行だったため、一般人を巻き込む危険性もあった」と悪質性を指摘、懲役20年を求刑していた。
池田組若頭銃撃の初公判 大同会幹部が殺意を否認
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岡山地裁で11日、2020年5月に岡山市で当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下だった「池田組」の若頭らが銃撃された事件で、殺人未遂などの罪に問われている犯行当時、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系大同会幹部で「三代目神原組」組長・岸本晃生被告(54)の初公判が開かれ、岸本被告は「殺すつもりはありませんでした」などと起訴内容を一部否認した。
銃撃事件当時の現場
岸本被告は2020年5月、池田組若頭で「功龍會」の前谷祐一郎会長と同組員ら2人に対し、殺意を持って拳銃を3発撃ち、うち1発を池田組若頭の腹部に命中させて全治3カ月の重傷を負わせたとされている。
検察側は冒頭陳述で、池田組は当時、山口組と対立抗争状態にある神戸山口組の傘下だったことから「報復目的で、関係者の殺害を計画した」と指摘。殺傷能力のある拳銃を用意し、事前に現場付近を下見していたと明らかにした。
一方、弁護側は組織的な犯行を否定した上で「足元を狙ってけがを負わせようとした。拳銃は口径が小さく殺傷能力が低い」と、殺人未遂罪に該当しないと主張した。
岡山地裁は裁判員への影響を考慮し、裁判員裁判の対象から除外。この日、不測の事態に備えて警察官や地裁の職員が警備に立った。判決は3月16日に言い渡される予定。
岡山地裁で11日、2020年5月に岡山市で当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下だった「池田組」の若頭らが銃撃された事件で、殺人未遂などの罪に問われている犯行当時、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系大同会幹部で「三代目神原組」組長・岸本晃生被告(54)の初公判が開かれ、岸本被告は「殺すつもりはありませんでした」などと起訴内容を一部否認した。
銃撃事件当時の現場
岸本被告は2020年5月、池田組若頭で「功龍會」の前谷祐一郎会長と同組員ら2人に対し、殺意を持って拳銃を3発撃ち、うち1発を池田組若頭の腹部に命中させて全治3カ月の重傷を負わせたとされている。
検察側は冒頭陳述で、池田組は当時、山口組と対立抗争状態にある神戸山口組の傘下だったことから「報復目的で、関係者の殺害を計画した」と指摘。殺傷能力のある拳銃を用意し、事前に現場付近を下見していたと明らかにした。
一方、弁護側は組織的な犯行を否定した上で「足元を狙ってけがを負わせようとした。拳銃は口径が小さく殺傷能力が低い」と、殺人未遂罪に該当しないと主張した。
岡山地裁は裁判員への影響を考慮し、裁判員裁判の対象から除外。この日、不測の事態に備えて警察官や地裁の職員が警備に立った。判決は3月16日に言い渡される予定。
刃物で男性の顔切り付け事件 山口組傘下組員を逮捕
佐賀県警佐賀南署は27日、今月12日未明に佐賀市の繁華街の路上で通行をめぐるトラブルから男性が刃物で切りつけられた事件で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系組員・浦郷拓也容疑者(37)=住居不定=を殺人未遂の疑いで逮捕した。調べに対し、浦郷容疑者は「何も話したくありません」と黙秘している。
事件のあった現場周辺
浦郷容疑者は今月12日午前1時半ごろ、佐賀市大財一丁目の路上で、福岡県に住む40代男性を殺害しようと刃物で切りつけたとして、殺人未遂の疑いが持たれている。男性は、左頬に長さ10センチ、深さ1センチの大ケガを負った。
浦郷容疑者は、バイクで蛇行していたところを止めようとした男性グループの1人とトラブルになり、仲裁に入った男性を切りつけたあとバイクで逃走していて、警察が目撃者の話や防犯カメラの映像などから浦郷容疑者を特定し逮捕状を取って行方を追っていた。浦郷容疑者は27日午前11時すぎ、警察に出頭し逮捕された。
事件のあった現場周辺
浦郷容疑者は今月12日午前1時半ごろ、佐賀市大財一丁目の路上で、福岡県に住む40代男性を殺害しようと刃物で切りつけたとして、殺人未遂の疑いが持たれている。男性は、左頬に長さ10センチ、深さ1センチの大ケガを負った。
浦郷容疑者は、バイクで蛇行していたところを止めようとした男性グループの1人とトラブルになり、仲裁に入った男性を切りつけたあとバイクで逃走していて、警察が目撃者の話や防犯カメラの映像などから浦郷容疑者を特定し逮捕状を取って行方を追っていた。浦郷容疑者は27日午前11時すぎ、警察に出頭し逮捕された。
神戸山口組系組長銃撃事件 山口組系組員2人に懲役20年求刑
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神戸地裁で13日、兵庫県尼崎市で去年11月、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組長らを銃撃したとして、殺人未遂や銃刀法違反の罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系組員2人の2回公判が開かれ、検察側はいずれも懲役20年を求刑した。
神戸地方裁判所
山口組系「三代目司興業」幹部・藤村卓也被告(53)と、司興業傘下「川崎組」幹部・加藤伸治被告(55)は2020年11月、尼崎市の路上で神戸山口組系「三代目古川組」の仲村良松組長(65)と、古川組舎弟頭の親泊吉広幹部を拳銃で弾丸計3発を発射して命中させ、それぞれ太ももと左手に重傷を負わせた殺人未遂の罪などに問われている。
検察側は論告で「抗争状態にある中、2人は岡山県警の捜査員を装って組長を呼び出すなど周到に準備された計画性の高い犯行で、被害者が死亡する危険性があった」と指摘。住宅街での犯行だったため、一般人を巻き込む危険性もあり、極めて悪質だとした。
一方、 2人はいずれも殺人未遂罪について「殺意は全くなかった。発砲は威嚇に過ぎない」などと否認。最終弁論で両被告の弁護側は、殺人未遂ではなく傷害罪にとどまるなどと主張した。銃刀法違反罪は争わないとしている。
この裁判で神戸地検は暴力団同士の抗争事件であることを考慮し、裁判員裁判の対象から外し、3人の裁判官のみで審理が行われている。判決は来年1月19日。
神戸地裁で13日、兵庫県尼崎市で去年11月、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組長らを銃撃したとして、殺人未遂や銃刀法違反の罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系組員2人の2回公判が開かれ、検察側はいずれも懲役20年を求刑した。
神戸地方裁判所
山口組系「三代目司興業」幹部・藤村卓也被告(53)と、司興業傘下「川崎組」幹部・加藤伸治被告(55)は2020年11月、尼崎市の路上で神戸山口組系「三代目古川組」の仲村良松組長(65)と、古川組舎弟頭の親泊吉広幹部を拳銃で弾丸計3発を発射して命中させ、それぞれ太ももと左手に重傷を負わせた殺人未遂の罪などに問われている。
検察側は論告で「抗争状態にある中、2人は岡山県警の捜査員を装って組長を呼び出すなど周到に準備された計画性の高い犯行で、被害者が死亡する危険性があった」と指摘。住宅街での犯行だったため、一般人を巻き込む危険性もあり、極めて悪質だとした。
一方、 2人はいずれも殺人未遂罪について「殺意は全くなかった。発砲は威嚇に過ぎない」などと否認。最終弁論で両被告の弁護側は、殺人未遂ではなく傷害罪にとどまるなどと主張した。銃刀法違反罪は争わないとしている。
この裁判で神戸地検は暴力団同士の抗争事件であることを考慮し、裁判員裁判の対象から外し、3人の裁判官のみで審理が行われている。判決は来年1月19日。
神戸山口組傘下組長銃撃事件の初公判 山口組傘下幹部らが起訴内容を否認
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神戸地裁で12日、兵庫県尼崎市で特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下幹部らが、対立する特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組長ら2人を殺害しようと銃撃した殺人未遂の罪などに問われた初公判が開かれ、2人は起訴内容を否認した。
事件後に走って逃走
山口組系「三代目司興業」幹部・藤村卓也被告(53)と、司興業傘下「川崎組」幹部・加藤伸治被告(55)は2020年11月、尼崎市の路上で神戸山口組系「三代目古川組」の仲村良松組長(65)と、古川組舎弟頭の親泊吉広幹部を拳銃で撃ち、重傷を負わせたとして殺人未遂の罪などに問われている。
初公判で2人は、いずれも「殺意は全くなかった。威嚇射撃をした」「相手の上半身を撃つと死ぬため太ももを狙った」と殺人未遂については起訴内容を否認し、傷害罪に留まると主張した。
一方、検察側は冒頭陳述で「2人は岡山県警を名乗って仲村組長を呼び出し、背後から拳銃を発射した」と指摘、明確な殺意があったと主張した。