銃撃事件の「重要指名手配」 絆会幹部の等身大パネル設置
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警察庁は、長野県宮田村で2020年9月に(当時)指定暴力団・絆会系組長(48)が拳銃で脇腹を撃たれ大ケガを負った事件で、殺人未遂の疑いで指名手配されている絆会若頭で・金沢成樹こと金成行容疑者について、全国警察を挙げての捜査を必要とする「重要指名手配容疑者」とした。
金容疑者の等身大パネル
長野県警も11月の「指名手配被疑者捜査強化月間」に合わせて10月25日から長野県庁などに等身大パネルを設置し、広く情報提供を呼び掛け、「似たような人がいれば遠慮なく連絡をしてほしい」としている。
金容疑者の「手配書」
(情報提供先)
長野県警駒ケ根警察署
0265‐83‐0110
フリーダイヤル
0120‐110‐384
警察庁は、長野県宮田村で2020年9月に(当時)指定暴力団・絆会系組長(48)が拳銃で脇腹を撃たれ大ケガを負った事件で、殺人未遂の疑いで指名手配されている絆会若頭で・金沢成樹こと金成行容疑者について、全国警察を挙げての捜査を必要とする「重要指名手配容疑者」とした。
金容疑者の等身大パネル
長野県警も11月の「指名手配被疑者捜査強化月間」に合わせて10月25日から長野県庁などに等身大パネルを設置し、広く情報提供を呼び掛け、「似たような人がいれば遠慮なく連絡をしてほしい」としている。
金容疑者の「手配書」
(情報提供先)
長野県警駒ケ根警察署
0265‐83‐0110
フリーダイヤル
0120‐110‐384
重機で追い込み崖から突き落とす 浪川会系組員2人を逮捕
佐賀県警は24日、先月9日に佐賀市の建設現場で、40代男性を崖から2回突き落とすなどして殺害しようとしたとして、指定暴力団・浪川会系組員・黒木隆史容疑者(42)=伊万里市=を殺人未遂の容疑で、同会系組員・北原慎也容疑者(45)=伊万里市=を殺人未遂ほう助の容疑で逮捕した。県警は捜査に支障をきたすとして、2人の認否を明らかにしていない。
黒木容疑者は、7月9日午後3時ごろから午後6時20分ごろまでの間、佐賀市富士町にある建物の解体現場で、40代男性の顔や腹などを殴る蹴るなどし、重機を使って崖付近に追い込んだ上、「殺すぞ」などと言いながら男性を蹴って2回、約6メートルの崖下に突き落とすなどして殺害しようとした殺人未遂の容疑で逮捕。北原容疑者は、崖下に突き落とされた被害者の男性に、崖の上に上がるよう指示するなどした殺人未遂ほう助の容疑で逮捕された。
被害者の男性は肝臓や腎臓を損傷したほか、ろっ骨を折るなど、約1カ月の重傷。
黒木容疑者は、7月9日午後3時ごろから午後6時20分ごろまでの間、佐賀市富士町にある建物の解体現場で、40代男性の顔や腹などを殴る蹴るなどし、重機を使って崖付近に追い込んだ上、「殺すぞ」などと言いながら男性を蹴って2回、約6メートルの崖下に突き落とすなどして殺害しようとした殺人未遂の容疑で逮捕。北原容疑者は、崖下に突き落とされた被害者の男性に、崖の上に上がるよう指示するなどした殺人未遂ほう助の容疑で逮捕された。
被害者の男性は肝臓や腎臓を損傷したほか、ろっ骨を折るなど、約1カ月の重傷。
暴力団組長を狙い複数回発砲 組長にケガはなし
兵庫県警に5日午後、「神戸市兵庫区で発砲があった」という情報提供があった。
5日午前10時31分ごろに、暴力団組長が兵庫区三石通1丁目の建物から路上に出たところ、何者かに拳銃のようなもので複数回、撃たれたという。弾は命中せず、組長にケガはなかった。
この組長を巡っては2019年4月、神戸市中央区の商店街で背中などを刺され、重傷を負う事件があった。
県警は神戸市兵庫区三石通周辺の路上で立ち入りを規制して調べている。
5日午前10時31分ごろに、暴力団組長が兵庫区三石通1丁目の建物から路上に出たところ、何者かに拳銃のようなもので複数回、撃たれたという。弾は命中せず、組長にケガはなかった。
この組長を巡っては2019年4月、神戸市中央区の商店街で背中などを刺され、重傷を負う事件があった。
県警は神戸市兵庫区三石通周辺の路上で立ち入りを規制して調べている。
山健組幹部刺傷事件 弘道会傘下組員2人が判決不服で控訴
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2019年4月に神戸市中央区の春日野道商店街で、対立する特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組長を包丁で刺したとして、殺人未遂などの罪に問われ有罪判決を受けた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下元組員・中村光弘こと呉光弘被告(58)と、堀田幸弘被告(54)の2人が3日までに、神戸地裁の有罪判決を不服とし、大阪高裁に控訴した。
一審で殺意を否定していた呉被告は8月2日付で、無罪を主張した堀田被告は7月29日付で控訴した。
神戸地裁判決は、2人が共謀し対立する神戸山口組系山健組若頭で、與組の與則和(与則和)組長(67)を、殺意を持って包丁で刺したと認定。実行役の呉被告に懲役11年、逃走時に車を運転した堀田被告に懲役9年を言い渡した。
2019年4月に神戸市中央区の春日野道商店街で、対立する特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組長を包丁で刺したとして、殺人未遂などの罪に問われ有罪判決を受けた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下元組員・中村光弘こと呉光弘被告(58)と、堀田幸弘被告(54)の2人が3日までに、神戸地裁の有罪判決を不服とし、大阪高裁に控訴した。
一審で殺意を否定していた呉被告は8月2日付で、無罪を主張した堀田被告は7月29日付で控訴した。
神戸地裁判決は、2人が共謀し対立する神戸山口組系山健組若頭で、與組の與則和(与則和)組長(67)を、殺意を持って包丁で刺したと認定。実行役の呉被告に懲役11年、逃走時に車を運転した堀田被告に懲役9年を言い渡した。
失神男性を交差点に引きずり放置 旭琉会系照屋一家組員を再逮捕
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沖縄県警うるま署と組織犯罪対策課は21日、うるま市赤道で20代男性を失神させ交差点の中央付近まで引きずり放置したとして、指定暴力団・旭琉会系「二代目照屋一家」組員・當山大悟容疑者(25)=那覇市古波蔵=と、建築作業員・川上紘平容疑者(25)=沖縄市上地=を殺人未遂容疑で再逮捕した。「捜査に支障が出る」として認否を明らかにしていない。
沖縄県警うるま署
2020年12月30日午前4時半ごろ、うるま市赤道の路上で、川上容疑者が本島中部に住む20代男性に殴るなどの暴行を加え意識を失わせ、當山容疑者は意識を失った男性を引きずり、交差点中央付近に放置した疑い。男性は車にひかれなかったが、右上顎の骨を折るなど全治1カ月の重傷を負った。警ら中の警察官が交差点の中央付近に放置された被害者の男性を発見した。放置された時間は約1分20秒。
両容疑者は被害男性とは面識がなく、現場で何らかのトラブルがあったとみられる。當山容疑者ら2人は別件で、今年6月3日に殺人未遂容疑で逮捕、24日に傷害罪で起訴された。
沖縄県警うるま署と組織犯罪対策課は21日、うるま市赤道で20代男性を失神させ交差点の中央付近まで引きずり放置したとして、指定暴力団・旭琉会系「二代目照屋一家」組員・當山大悟容疑者(25)=那覇市古波蔵=と、建築作業員・川上紘平容疑者(25)=沖縄市上地=を殺人未遂容疑で再逮捕した。「捜査に支障が出る」として認否を明らかにしていない。
沖縄県警うるま署
2020年12月30日午前4時半ごろ、うるま市赤道の路上で、川上容疑者が本島中部に住む20代男性に殴るなどの暴行を加え意識を失わせ、當山容疑者は意識を失った男性を引きずり、交差点中央付近に放置した疑い。男性は車にひかれなかったが、右上顎の骨を折るなど全治1カ月の重傷を負った。警ら中の警察官が交差点の中央付近に放置された被害者の男性を発見した。放置された時間は約1分20秒。
両容疑者は被害男性とは面識がなく、現場で何らかのトラブルがあったとみられる。當山容疑者ら2人は別件で、今年6月3日に殺人未遂容疑で逮捕、24日に傷害罪で起訴された。
山健組幹部刺傷事件「殺意・共謀・抗争状態」を認定 弘道会傘下組員2人に実刑判決
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神戸地裁(飯島健太郎裁判長)は19日、神戸市中央区で2019年、対立する特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下組長を包丁で刺したとして、殺人未遂などの罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下元組員、中村光弘こと呉光弘被告(58)と、堀田幸弘被告(54)の判決公判で、呉被告に懲役11年(求刑=懲役14年)、堀田被告に懲役9年(求刑=懲役12年)の実刑判決を言い渡した。
2人は2019年4月18日午前0時すぎ、神戸市中央区筒井町3の春日野道商店街の路上で、神戸山口組系山健組若頭で、與組の與則和(与則和)組長(67)の背中や尻を後ろから包丁で刺し、約1か月の重傷を負わせたとされる。
裁判の争点となったのは「対立抗争事件としての認識の有無」・「2人の共謀関係」・「殺意の有無」の3つ。
神戸地裁は判決で、犯行前の約1週間、神戸市内に滞在して行動を共にして組長の動向を監視した、刃体の長さ約21センチの包丁を準備した、犯行時は背後から與組長を襲った、を理由に「殺意」と「共謀関係」を認定した。報復の恐れや取り締まりの強化が想定される中、対立する組織の幹部を狙ったのは、個人的なトラブルとは言い難く、計画的で執拗な犯行は反社会的であり、さらに抗争が激化する危険性を指摘し、「抗争事件」としての認識があったとした。
神戸地裁(飯島健太郎裁判長)は19日、神戸市中央区で2019年、対立する特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下組長を包丁で刺したとして、殺人未遂などの罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下元組員、中村光弘こと呉光弘被告(58)と、堀田幸弘被告(54)の判決公判で、呉被告に懲役11年(求刑=懲役14年)、堀田被告に懲役9年(求刑=懲役12年)の実刑判決を言い渡した。
2人は2019年4月18日午前0時すぎ、神戸市中央区筒井町3の春日野道商店街の路上で、神戸山口組系山健組若頭で、與組の與則和(与則和)組長(67)の背中や尻を後ろから包丁で刺し、約1か月の重傷を負わせたとされる。
裁判の争点となったのは「対立抗争事件としての認識の有無」・「2人の共謀関係」・「殺意の有無」の3つ。
神戸地裁は判決で、犯行前の約1週間、神戸市内に滞在して行動を共にして組長の動向を監視した、刃体の長さ約21センチの包丁を準備した、犯行時は背後から與組長を襲った、を理由に「殺意」と「共謀関係」を認定した。報復の恐れや取り締まりの強化が想定される中、対立する組織の幹部を狙ったのは、個人的なトラブルとは言い難く、計画的で執拗な犯行は反社会的であり、さらに抗争が激化する危険性を指摘し、「抗争事件」としての認識があったとした。
熊本組組長宅発砲事件 杉本組幹部を殺人未遂などで起訴
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岡山地検は9日、今年5月30日に特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目熊本組」組長の自宅に銃弾が撃ち込んだとして逮捕された、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目杉本組」幹部・河島秀之被告を、殺人未遂などの罪で起訴した。
熊本組組長宅に発砲
2021年5月30日
起訴状などによると、河島被告は5月30日、倉敷市林の「三代目熊本組」組長の自宅の敷地に侵入し、殺意を持って回転式拳銃で銃弾1発を発射し、玄関扉のガラスを貫通させた。さらに機関銃で銃弾5発を発射、2発を玄関にあてて壊した。検察は河島容疑者の認否を明らかにしていない。
「三代目杉本組」事務所
岡山県公安委はこの発砲事件を受け、「三代目杉本組」事務所の使用を制限する本命令を出し、「特定抗争指定暴力団」の活動を厳しく制限する「警戒区域」に、新たに津山市を追加指定した。
岡山地検は9日、今年5月30日に特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目熊本組」組長の自宅に銃弾が撃ち込んだとして逮捕された、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目杉本組」幹部・河島秀之被告を、殺人未遂などの罪で起訴した。
熊本組組長宅に発砲
2021年5月30日
起訴状などによると、河島被告は5月30日、倉敷市林の「三代目熊本組」組長の自宅の敷地に侵入し、殺意を持って回転式拳銃で銃弾1発を発射し、玄関扉のガラスを貫通させた。さらに機関銃で銃弾5発を発射、2発を玄関にあてて壊した。検察は河島容疑者の認否を明らかにしていない。
「三代目杉本組」事務所
岡山県公安委はこの発砲事件を受け、「三代目杉本組」事務所の使用を制限する本命令を出し、「特定抗争指定暴力団」の活動を厳しく制限する「警戒区域」に、新たに津山市を追加指定した。
殺人未遂事件 元山口組傘下組員に懲役17年の判決
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山口地方裁判所(小松本卓裁判長)は9日、殺人未遂などの罪に問われていた元・特定抗争指定暴力団・六代目山口組・二代目竹中組・二代目篠原会幹部・高杉龍こと上田高裕被告(34)の裁判員裁判で、上田被告に対し懲役17年の判決を言い渡した。検察側の求刑は懲役18年だった。
上田高裕被告
(2020年10月)
判決内容などによると、上田被告は去年8月、岩国市内の路上で当時、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系二代目木村會幹部だった「二代目喜竜會」の前原順一會長を殺害しようと拳銃で撃ち、動脈損傷や骨折などの大ケガを負わせた。
これまでの公判で被告側は起訴内容を認めた上で、犯行当時、上田被告は組員ではなく「男をあげたい」という思いから単独で犯行に及んだと主張していた。
判決言い渡しで小松本裁判長は、上田被告が愛知県から何度も岩国市に赴き、相手の車にGPS発信器を取り付けるなど違法性は相当に高いと指摘。また、今回の犯行は暴力団組織の抗争を契機としたもので、上田被告は当時、組員ではなかったものの、犯行を決意する過程は暴力団組織特有の論理に基づいていると認定。銃器類を用いた殺人未遂の中でも相当に重い部類に位置づけられるとして、懲役17年の判決を言い渡した。
山口地方裁判所(小松本卓裁判長)は9日、殺人未遂などの罪に問われていた元・特定抗争指定暴力団・六代目山口組・二代目竹中組・二代目篠原会幹部・高杉龍こと上田高裕被告(34)の裁判員裁判で、上田被告に対し懲役17年の判決を言い渡した。検察側の求刑は懲役18年だった。
上田高裕被告
(2020年10月)
判決内容などによると、上田被告は去年8月、岩国市内の路上で当時、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系二代目木村會幹部だった「二代目喜竜會」の前原順一會長を殺害しようと拳銃で撃ち、動脈損傷や骨折などの大ケガを負わせた。
これまでの公判で被告側は起訴内容を認めた上で、犯行当時、上田被告は組員ではなく「男をあげたい」という思いから単独で犯行に及んだと主張していた。
判決言い渡しで小松本裁判長は、上田被告が愛知県から何度も岩国市に赴き、相手の車にGPS発信器を取り付けるなど違法性は相当に高いと指摘。また、今回の犯行は暴力団組織の抗争を契機としたもので、上田被告は当時、組員ではなかったものの、犯行を決意する過程は暴力団組織特有の論理に基づいていると認定。銃器類を用いた殺人未遂の中でも相当に重い部類に位置づけられるとして、懲役17年の判決を言い渡した。
岩国市の殺人未遂事件 元山口組傘下組員に懲役18年を求刑
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山口地裁で8日に開かれた裁判員裁判で、検察側は殺人未遂や銃刀法違反の罪に問われている元・特定抗争指定暴力団・六代目山口組・二代目竹中組・「二代目篠原会」幹部・高杉龍こと上田高裕被告(34)に、懲役18年を求刑した。
山口地方裁判所
起訴内容などによると上田被告は去年8月、岩国市装束町の路上で当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組系二代目木村會幹部で「二代目喜竜會」の前原順一會長を殺害しようと拳銃で撃ち、動脈損傷や骨折などの大ケガを負わせた殺人未遂などの罪に問われている。
事件当時の現場周辺
検察側は、「計画的かつ危険きわまりないもので強い殺意が認められる」「被告人が暴力団抗争を契機として犯行に及んだことは明らか。」などと指摘して懲役18年を求刑した。
6日に開かれた冒頭陳述では、検察側は「上田被告は、去年6月以降、何度も自宅のある愛知県から岩国市内を訪れていた。被害者の車にGPSをとりつけて行動を把握したうえで待ち伏せ、拳銃5発を発射した。犯行は計画的で強い殺意が認められ、地域の平穏を害した」などと指摘していた。
一方、弁護側は、上田被告の単独の犯行であることに加え、被害者とすでに示談が成立していることなどから懲役12年が妥当と主張した。判決は9日言い渡される。
山口地裁で8日に開かれた裁判員裁判で、検察側は殺人未遂や銃刀法違反の罪に問われている元・特定抗争指定暴力団・六代目山口組・二代目竹中組・「二代目篠原会」幹部・高杉龍こと上田高裕被告(34)に、懲役18年を求刑した。
山口地方裁判所
起訴内容などによると上田被告は去年8月、岩国市装束町の路上で当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組系二代目木村會幹部で「二代目喜竜會」の前原順一會長を殺害しようと拳銃で撃ち、動脈損傷や骨折などの大ケガを負わせた殺人未遂などの罪に問われている。
事件当時の現場周辺
検察側は、「計画的かつ危険きわまりないもので強い殺意が認められる」「被告人が暴力団抗争を契機として犯行に及んだことは明らか。」などと指摘して懲役18年を求刑した。
6日に開かれた冒頭陳述では、検察側は「上田被告は、去年6月以降、何度も自宅のある愛知県から岩国市内を訪れていた。被害者の車にGPSをとりつけて行動を把握したうえで待ち伏せ、拳銃5発を発射した。犯行は計画的で強い殺意が認められ、地域の平穏を害した」などと指摘していた。
一方、弁護側は、上田被告の単独の犯行であることに加え、被害者とすでに示談が成立していることなどから懲役12年が妥当と主張した。判決は9日言い渡される。
池田組傘下組長への殺人未遂 共犯の2人を逮捕
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大分・宮崎両県警は5日、2020年9月に宮崎市の駐車場で、特定抗争指定暴力団・神戸山口組を離脱した池田組系「志龍会」幹部が刃物で刺された事件で、現場から逃走していた建設業・後藤陽祐容疑者(38)=大分市葛木=と、職業不詳・菊池勝美こと山本勝美容疑者(56)=住所不詳=の2人を殺人未遂の疑いで逮捕した。2人の認否は「捜査に支障がある」として明らかにしていない。
2020年9月 事件現場
2人は昨年9月14日に、すでに逮捕・起訴されている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目石井一家」幹部で、「四代目江口組」組長・下藤勝一郎被告(53)と共謀し、宮崎市橘通西1丁目のマンション駐車場で池田組系「志龍会」幹部で、傘下組織組長の頭を刃物で切りつけるなどして殺害しようとした疑いが持たれている。目撃者の情報などをもとに捜査を進めた結果、2人の関与が強まったとして5日に逮捕した。
大分・宮崎両県警は5日、2020年9月に宮崎市の駐車場で、特定抗争指定暴力団・神戸山口組を離脱した池田組系「志龍会」幹部が刃物で刺された事件で、現場から逃走していた建設業・後藤陽祐容疑者(38)=大分市葛木=と、職業不詳・菊池勝美こと山本勝美容疑者(56)=住所不詳=の2人を殺人未遂の疑いで逮捕した。2人の認否は「捜査に支障がある」として明らかにしていない。
2020年9月 事件現場
2人は昨年9月14日に、すでに逮捕・起訴されている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目石井一家」幹部で、「四代目江口組」組長・下藤勝一郎被告(53)と共謀し、宮崎市橘通西1丁目のマンション駐車場で池田組系「志龍会」幹部で、傘下組織組長の頭を刃物で切りつけるなどして殺害しようとした疑いが持たれている。目撃者の情報などをもとに捜査を進めた結果、2人の関与が強まったとして5日に逮捕した。
山健組若頭刺傷 弘道会傘下組員に懲役14年と12年を求刑
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神戸地裁で21日、特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下組長を包丁で刺したとして、殺人未遂などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組の四次団体で、三代目弘道会系「野内組」傘下「二代目北村組」元組員、中村光弘こと呉光弘被告(58)と、堀田幸弘被告(54)の論告求刑公判が開かれ、検察側は「計画性が高く、対立組織への報復だった」などとして、呉被告に懲役14年、堀田被告に懲役12年を求刑した。
呉被告と堀田被告は2019年4月18日午前0時5分ごろ、、兵庫県神戸市中央区筒井町3の路上で、神戸山口組系山健組若頭で、與組の與則和(与則和)組長(67)の背中や尻を包丁で刺し、大けがをさせた殺人未遂などの罪に問われている。
弁護側は、呉被告の殺意を否認し懲役4年から5年が相当とし、堀田被告は共謀した事実はないとして無罪を主張している。
神戸地裁で21日、特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下組長を包丁で刺したとして、殺人未遂などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組の四次団体で、三代目弘道会系「野内組」傘下「二代目北村組」元組員、中村光弘こと呉光弘被告(58)と、堀田幸弘被告(54)の論告求刑公判が開かれ、検察側は「計画性が高く、対立組織への報復だった」などとして、呉被告に懲役14年、堀田被告に懲役12年を求刑した。
呉被告と堀田被告は2019年4月18日午前0時5分ごろ、、兵庫県神戸市中央区筒井町3の路上で、神戸山口組系山健組若頭で、與組の與則和(与則和)組長(67)の背中や尻を包丁で刺し、大けがをさせた殺人未遂などの罪に問われている。
弁護側は、呉被告の殺意を否認し懲役4年から5年が相当とし、堀田被告は共謀した事実はないとして無罪を主張している。
「熊本組」組長宅への発砲事件 「杉本組」幹部を再逮捕
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岡山県警は20日、今年5月に特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目熊本組」組長の自宅に銃弾が撃ち込まれた事件で、銃刀法違反の疑いで逮捕していた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目杉本組」幹部・河島秀之容疑者(58)=津山市=を殺人未遂など疑いで再逮捕した。県警は「捜査に支障が出る」として河島容疑者の認否を明らかにしていない。
河島容疑者は5月30日午後6時ごろ、倉敷市林にある「三代目熊本組」組長宅の敷地に侵入し、弾丸数発を発射し、玄関ドアや壁を損壊させた疑い。組長は在宅だったがケガはなかった。
県警は、この事件を山口組と神戸山口組の抗争とみて、暴力団対策法に基づき「三代目杉本組」事務所の使用を制限する仮命令を出していて、「三代目杉本組」の事務所がある津山市を警戒区域に指定するための手続きも進めている。
岡山県警は20日、今年5月に特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目熊本組」組長の自宅に銃弾が撃ち込まれた事件で、銃刀法違反の疑いで逮捕していた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目杉本組」幹部・河島秀之容疑者(58)=津山市=を殺人未遂など疑いで再逮捕した。県警は「捜査に支障が出る」として河島容疑者の認否を明らかにしていない。
河島容疑者は5月30日午後6時ごろ、倉敷市林にある「三代目熊本組」組長宅の敷地に侵入し、弾丸数発を発射し、玄関ドアや壁を損壊させた疑い。組長は在宅だったがケガはなかった。
県警は、この事件を山口組と神戸山口組の抗争とみて、暴力団対策法に基づき「三代目杉本組」事務所の使用を制限する仮命令を出していて、「三代目杉本組」の事務所がある津山市を警戒区域に指定するための手続きも進めている。
殺人未遂で指名手配中 絆会幹部の新たな「手配書」を作成
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長野県警は14日、長野県宮田村で昨年9月に男性が銃撃され大けがをした事件で、殺人未遂の疑いで指名手配している指定暴力団・絆会若頭で「織田連合」会長・金沢成樹こと金成行容疑者の新たな手配書を作成した。
新たな「手配書」作成
金沢成樹こと金成行容疑者
この事件は2020年9月、宮田村内の駐車場に停められた車の中で、(当時)絆会系「四代目竹内組」の宮下聡組長(48)が拳銃で脇腹を撃たれ大ケガを負ったもの。宮下組長の六代目山口組への移籍に関するトラブルとみられている。
県警は、金容疑者を殺人未遂の疑いで指名手配していて、これまでにも手配書を作り情報を求めていたが、有力な手掛かりがないことから、新たに5000枚を作成し県内外に掲示するという。
(情報提供先)
長野県警駒ケ根警察署
0265‐83‐0110
フリーダイヤル
0120‐110‐384
長野県警は14日、長野県宮田村で昨年9月に男性が銃撃され大けがをした事件で、殺人未遂の疑いで指名手配している指定暴力団・絆会若頭で「織田連合」会長・金沢成樹こと金成行容疑者の新たな手配書を作成した。
新たな「手配書」作成
金沢成樹こと金成行容疑者
この事件は2020年9月、宮田村内の駐車場に停められた車の中で、(当時)絆会系「四代目竹内組」の宮下聡組長(48)が拳銃で脇腹を撃たれ大ケガを負ったもの。宮下組長の六代目山口組への移籍に関するトラブルとみられている。
県警は、金容疑者を殺人未遂の疑いで指名手配していて、これまでにも手配書を作り情報を求めていたが、有力な手掛かりがないことから、新たに5000枚を作成し県内外に掲示するという。
(情報提供先)
長野県警駒ケ根警察署
0265‐83‐0110
フリーダイヤル
0120‐110‐384
佐賀市の殺人未遂事件 新たに道仁会系幹部を逮捕
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佐賀南署は8日、佐賀市白山の路上殺人未遂事件で、新たに指定暴力団・道仁会系幹部・秀島竜二容疑者(44)=佐賀市愛敬町=を殺人未遂容疑で逮捕した。被害男性と秀島容疑者は面識があったといい、防犯カメラなどから秀島容疑者を特定、居場所を探していたところ、、8日午後に同署に出頭してきた。この事件では3人目の逮捕。
事件当時の現場周辺
秀島容疑者は、すでに逮捕されている道仁会系組員2人と共謀し、4月27日午前1時50分ごろ、佐賀市白山2丁目の路上で、殺意を持って30代男性=多久市=の頭を棒状のもので殴るなどし、頭や胸などに約10日のケガを負わせた疑い。調べに対し秀島容疑者は黙秘している。
殺人未遂の疑いで逮捕された道仁会系組員の2人は処分保留で釈放されているという。
佐賀南署は8日、佐賀市白山の路上殺人未遂事件で、新たに指定暴力団・道仁会系幹部・秀島竜二容疑者(44)=佐賀市愛敬町=を殺人未遂容疑で逮捕した。被害男性と秀島容疑者は面識があったといい、防犯カメラなどから秀島容疑者を特定、居場所を探していたところ、、8日午後に同署に出頭してきた。この事件では3人目の逮捕。
事件当時の現場周辺
秀島容疑者は、すでに逮捕されている道仁会系組員2人と共謀し、4月27日午前1時50分ごろ、佐賀市白山2丁目の路上で、殺意を持って30代男性=多久市=の頭を棒状のもので殴るなどし、頭や胸などに約10日のケガを負わせた疑い。調べに対し秀島容疑者は黙秘している。
殺人未遂の疑いで逮捕された道仁会系組員の2人は処分保留で釈放されているという。
神戸山口組系古川組組長ら銃撃事件 裁判員裁判から除外請求
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神戸地検は2日、兵庫県尼崎市で昨年11月、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組長らを銃撃したとして、殺人未遂などの罪で起訴された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目司興業」幹部・藤村卓也被告(52)と、司興業傘下「川崎組」幹部・加藤伸治被告(54)の公判について、裁判員裁判の対象から外すよう神戸地裁に請求した。
起訴状によると、昨年11月3日午前11時半すぎ、尼崎市稲葉元町2で、共謀し拳銃で弾丸計3発を命中させ、神戸山口組系「三代目古川組」の仲村良松組長(64)の太ももと、古川組の親泊吉広幹部の左手にそれぞれ重傷を負わせたとされる。
裁判員法は、裁判員やその家族に危害が及ぶ恐れがある場合、公判を裁判官のみの合議体で行うと規定。地検は、暴力団同士の抗争事件のため、除外を請求したとみられる。
山口組と神戸山口組との抗争では、2019年4月に神戸市中央区であった殺人未遂事件や、同年11月に尼崎市であった射殺事件が裁判員裁判の対象外になった。
神戸地検は2日、兵庫県尼崎市で昨年11月、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組長らを銃撃したとして、殺人未遂などの罪で起訴された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目司興業」幹部・藤村卓也被告(52)と、司興業傘下「川崎組」幹部・加藤伸治被告(54)の公判について、裁判員裁判の対象から外すよう神戸地裁に請求した。
起訴状によると、昨年11月3日午前11時半すぎ、尼崎市稲葉元町2で、共謀し拳銃で弾丸計3発を命中させ、神戸山口組系「三代目古川組」の仲村良松組長(64)の太ももと、古川組の親泊吉広幹部の左手にそれぞれ重傷を負わせたとされる。
裁判員法は、裁判員やその家族に危害が及ぶ恐れがある場合、公判を裁判官のみの合議体で行うと規定。地検は、暴力団同士の抗争事件のため、除外を請求したとみられる。
山口組と神戸山口組との抗争では、2019年4月に神戸市中央区であった殺人未遂事件や、同年11月に尼崎市であった射殺事件が裁判員裁判の対象外になった。
佐賀市の殺人未遂事件 道仁会系組員2人を逮捕
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佐賀県警佐賀南署は14日、先月27日に佐賀市の繁華街で、30代男性が頭から血を流して倒れているのが見つかった殺人未遂事件で、指定暴力団・道仁会系組員・石井郁弥容疑者(24)=小城市牛津町勝=を殺人未遂の疑いで再逮捕し、同組員・齊藤謙斗容疑者(21)=佐賀市多布施3丁目=を同容疑で逮捕したと発表した。調べに対し2人は黙秘している。石井容疑者は先月28日、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されていた。
事件のあった現場付近
事件は先月27日午前2時ごろ、佐賀市白山2丁目の駐車場付近で「10人くらいの人がいてケンカがあったようだ」と近くのビルから見ていた男性から110番通報があり、警察官が駆けつけたところ、頭から大量の血を流していて右胸に刺し傷がある30代男性を発見。男性は頭などに約10日間のケガを負った。
佐賀県警佐賀南署は14日、先月27日に佐賀市の繁華街で、30代男性が頭から血を流して倒れているのが見つかった殺人未遂事件で、指定暴力団・道仁会系組員・石井郁弥容疑者(24)=小城市牛津町勝=を殺人未遂の疑いで再逮捕し、同組員・齊藤謙斗容疑者(21)=佐賀市多布施3丁目=を同容疑で逮捕したと発表した。調べに対し2人は黙秘している。石井容疑者は先月28日、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されていた。
事件のあった現場付近
事件は先月27日午前2時ごろ、佐賀市白山2丁目の駐車場付近で「10人くらいの人がいてケンカがあったようだ」と近くのビルから見ていた男性から110番通報があり、警察官が駆けつけたところ、頭から大量の血を流していて右胸に刺し傷がある30代男性を発見。男性は頭などに約10日間のケガを負った。