岩国市の殺人未遂事件 元山口組傘下組員に懲役18年を求刑
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山口地裁で8日に開かれた裁判員裁判で、検察側は殺人未遂や銃刀法違反の罪に問われている元・特定抗争指定暴力団・六代目山口組・二代目竹中組・「二代目篠原会」幹部・高杉龍こと上田高裕被告(34)に、懲役18年を求刑した。

山口地方裁判所
起訴内容などによると上田被告は去年8月、岩国市装束町の路上で当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組系二代目木村會幹部で「二代目喜竜會」の前原順一會長を殺害しようと拳銃で撃ち、動脈損傷や骨折などの大ケガを負わせた殺人未遂などの罪に問われている。

事件当時の現場周辺

検察側は、「計画的かつ危険きわまりないもので強い殺意が認められる」「被告人が暴力団抗争を契機として犯行に及んだことは明らか。」などと指摘して懲役18年を求刑した。
6日に開かれた冒頭陳述では、検察側は「上田被告は、去年6月以降、何度も自宅のある愛知県から岩国市内を訪れていた。被害者の車にGPSをとりつけて行動を把握したうえで待ち伏せ、拳銃5発を発射した。犯行は計画的で強い殺意が認められ、地域の平穏を害した」などと指摘していた。
一方、弁護側は、上田被告の単独の犯行であることに加え、被害者とすでに示談が成立していることなどから懲役12年が妥当と主張した。判決は9日言い渡される。
山口地裁で8日に開かれた裁判員裁判で、検察側は殺人未遂や銃刀法違反の罪に問われている元・特定抗争指定暴力団・六代目山口組・二代目竹中組・「二代目篠原会」幹部・高杉龍こと上田高裕被告(34)に、懲役18年を求刑した。

山口地方裁判所
起訴内容などによると上田被告は去年8月、岩国市装束町の路上で当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組系二代目木村會幹部で「二代目喜竜會」の前原順一會長を殺害しようと拳銃で撃ち、動脈損傷や骨折などの大ケガを負わせた殺人未遂などの罪に問われている。

事件当時の現場周辺

検察側は、「計画的かつ危険きわまりないもので強い殺意が認められる」「被告人が暴力団抗争を契機として犯行に及んだことは明らか。」などと指摘して懲役18年を求刑した。
6日に開かれた冒頭陳述では、検察側は「上田被告は、去年6月以降、何度も自宅のある愛知県から岩国市内を訪れていた。被害者の車にGPSをとりつけて行動を把握したうえで待ち伏せ、拳銃5発を発射した。犯行は計画的で強い殺意が認められ、地域の平穏を害した」などと指摘していた。
一方、弁護側は、上田被告の単独の犯行であることに加え、被害者とすでに示談が成立していることなどから懲役12年が妥当と主張した。判決は9日言い渡される。