神戸山口組系古川組組長ら銃撃事件 裁判員裁判から除外請求
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神戸地検は2日、兵庫県尼崎市で昨年11月、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組長らを銃撃したとして、殺人未遂などの罪で起訴された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目司興業」幹部・藤村卓也被告(52)と、司興業傘下「川崎組」幹部・加藤伸治被告(54)の公判について、裁判員裁判の対象から外すよう神戸地裁に請求した。
起訴状によると、昨年11月3日午前11時半すぎ、尼崎市稲葉元町2で、共謀し拳銃で弾丸計3発を命中させ、神戸山口組系「三代目古川組」の仲村良松組長(64)の太ももと、古川組の親泊吉広幹部の左手にそれぞれ重傷を負わせたとされる。
裁判員法は、裁判員やその家族に危害が及ぶ恐れがある場合、公判を裁判官のみの合議体で行うと規定。地検は、暴力団同士の抗争事件のため、除外を請求したとみられる。
山口組と神戸山口組との抗争では、2019年4月に神戸市中央区であった殺人未遂事件や、同年11月に尼崎市であった射殺事件が裁判員裁判の対象外になった。
神戸地検は2日、兵庫県尼崎市で昨年11月、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組長らを銃撃したとして、殺人未遂などの罪で起訴された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目司興業」幹部・藤村卓也被告(52)と、司興業傘下「川崎組」幹部・加藤伸治被告(54)の公判について、裁判員裁判の対象から外すよう神戸地裁に請求した。
起訴状によると、昨年11月3日午前11時半すぎ、尼崎市稲葉元町2で、共謀し拳銃で弾丸計3発を命中させ、神戸山口組系「三代目古川組」の仲村良松組長(64)の太ももと、古川組の親泊吉広幹部の左手にそれぞれ重傷を負わせたとされる。
裁判員法は、裁判員やその家族に危害が及ぶ恐れがある場合、公判を裁判官のみの合議体で行うと規定。地検は、暴力団同士の抗争事件のため、除外を請求したとみられる。
山口組と神戸山口組との抗争では、2019年4月に神戸市中央区であった殺人未遂事件や、同年11月に尼崎市であった射殺事件が裁判員裁判の対象外になった。