殺人未遂容疑で逮捕の「絆會」若頭 拳銃と実弾所持で明日にも再逮捕
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殺人未遂の疑いで全国に重要指名手配され、今月1日に宮城県仙台市内で逮捕された、指定暴力団・絆會若頭で「織田連合」会長・金澤茂樹こと金成行容疑者(55)について、警察は銃刀法違反の容疑21日にも再逮捕する方針を固めた。
金澤茂樹こと金成行容疑者
金容疑者は2020年9月28日、長野県上伊那郡宮田村の飲食店駐車場に停められた車の中で、当時・絆會傘下だった「四代目竹内組」の宮下聡組長(51・当時48)の脇腹を拳銃で撃ち、殺害しようとしたとして殺人未遂容疑で全国に重要指名手配され、今月1日に潜伏先の宮城県仙台市若林区沖野の住宅街にあるアパートで逮捕された。
金容疑者の逮捕後、同日に行われたアパートの家宅捜索で拳銃1丁と実弾10発が押収されていて、警察は押収された拳銃が宮下組長への殺人未遂事件で使用されたものと同一のものかや、入手経路などについてを調べを進めている。
殺人未遂の疑いで全国に重要指名手配され、今月1日に宮城県仙台市内で逮捕された、指定暴力団・絆會若頭で「織田連合」会長・金澤茂樹こと金成行容疑者(55)について、警察は銃刀法違反の容疑21日にも再逮捕する方針を固めた。
金澤茂樹こと金成行容疑者
金容疑者は2020年9月28日、長野県上伊那郡宮田村の飲食店駐車場に停められた車の中で、当時・絆會傘下だった「四代目竹内組」の宮下聡組長(51・当時48)の脇腹を拳銃で撃ち、殺害しようとしたとして殺人未遂容疑で全国に重要指名手配され、今月1日に潜伏先の宮城県仙台市若林区沖野の住宅街にあるアパートで逮捕された。
金容疑者の逮捕後、同日に行われたアパートの家宅捜索で拳銃1丁と実弾10発が押収されていて、警察は押収された拳銃が宮下組長への殺人未遂事件で使用されたものと同一のものかや、入手経路などについてを調べを進めている。
東京・日野市の乱闘刺傷事件 住吉会関係者ら男10人を逮捕
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警視庁暴力団対策課は、2023年11月に東京都日野市で男性3人が血を流して倒れているのが見つかった事件で、指定暴力団・住吉会傘下関係者・小野寺優多容疑者(28)=武蔵村山市緑が丘=や、無職・岩崎晴歌容疑者(22)=国立市中1丁目=ら19歳から29歳の男10人を殺人未遂の疑いで逮捕した。
事件当時の現場周辺
小野寺容疑者は仲間と共謀して、2023年11月8日午前4時すぎ、東京都日野市の多摩川にかかる日野橋近くの河川敷や交差点で、敵対する岩崎容疑者らのグループのメンバーに対し、バットで殴るなどして殺害しようとした疑いが持たれている。岩崎容疑者は仲間と共謀して、小野寺容疑者の腹を刃物のようなもので刺すなどして殺害しようとした疑いが持たれている。
小野寺容疑者は腹を刃物のようなもので刺され、現場から北東に1.3キロほど離れた立川市のコンビニ店に駆け込み、病院に搬送され、全治不詳の重傷を負っていた。
同課はこの事件が不良グループ同士の乱闘事件とみていて、双方のメンバーはそれぞれ頭部の骨折や内臓損傷など全治1~6カ月の重傷を負った。防犯カメラ捜査や関係者への聴取から他の容疑者らを特定し逮捕した。
同課は、事件の経緯などを詳しく調べるとともに、他にも一連のグループ間の抗争に関与した人物がいるとみて捜査している。
警視庁暴力団対策課は、2023年11月に東京都日野市で男性3人が血を流して倒れているのが見つかった事件で、指定暴力団・住吉会傘下関係者・小野寺優多容疑者(28)=武蔵村山市緑が丘=や、無職・岩崎晴歌容疑者(22)=国立市中1丁目=ら19歳から29歳の男10人を殺人未遂の疑いで逮捕した。
事件当時の現場周辺
小野寺容疑者は仲間と共謀して、2023年11月8日午前4時すぎ、東京都日野市の多摩川にかかる日野橋近くの河川敷や交差点で、敵対する岩崎容疑者らのグループのメンバーに対し、バットで殴るなどして殺害しようとした疑いが持たれている。岩崎容疑者は仲間と共謀して、小野寺容疑者の腹を刃物のようなもので刺すなどして殺害しようとした疑いが持たれている。
小野寺容疑者は腹を刃物のようなもので刺され、現場から北東に1.3キロほど離れた立川市のコンビニ店に駆け込み、病院に搬送され、全治不詳の重傷を負っていた。
同課はこの事件が不良グループ同士の乱闘事件とみていて、双方のメンバーはそれぞれ頭部の骨折や内臓損傷など全治1~6カ月の重傷を負った。防犯カメラ捜査や関係者への聴取から他の容疑者らを特定し逮捕した。
同課は、事件の経緯などを詳しく調べるとともに、他にも一連のグループ間の抗争に関与した人物がいるとみて捜査している。
18年前の道仁会系幹部だった男性らへの殺人未遂事件 送検された7人を不起訴処分
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長崎地検は7日、2006年に長崎県佐世保市の県道で、車で走行中の当時・指定暴力団・道仁会系幹部だった男性3人を拳銃で殺害しようとしたとして、逮捕・送検されていた指定暴力団・浪川会系「永石組」幹部(54)=福岡県東区=ら男性7人を不起訴処分とした。地検は不起訴の理由について「起訴するに足りる証拠がなかった」としている。
長崎地方検察庁
この事件は暴力団同士の抗争とみられていて、18年前の2006年7月3日午後4時半ごろ、7人は共謀して佐世保市早岐1丁目の県道222号を車で走行中の当時・道仁会系幹部だった男性ら3人に向かって拳銃を数回発砲し、殺害しようとしたとして今年1月に殺人未遂などの疑いで逮捕されていた。
長崎県警、地検ともに7人の認否について明らかにしていないが、事件当時は「道仁会」と、道仁会から分裂した「九州誠道会(現在の浪川会)」の対立抗争中で、不起訴となった7人全員が九州誠道会傘下組員だったとみられる。
長崎地検は7日、2006年に長崎県佐世保市の県道で、車で走行中の当時・指定暴力団・道仁会系幹部だった男性3人を拳銃で殺害しようとしたとして、逮捕・送検されていた指定暴力団・浪川会系「永石組」幹部(54)=福岡県東区=ら男性7人を不起訴処分とした。地検は不起訴の理由について「起訴するに足りる証拠がなかった」としている。
長崎地方検察庁
この事件は暴力団同士の抗争とみられていて、18年前の2006年7月3日午後4時半ごろ、7人は共謀して佐世保市早岐1丁目の県道222号を車で走行中の当時・道仁会系幹部だった男性ら3人に向かって拳銃を数回発砲し、殺害しようとしたとして今年1月に殺人未遂などの疑いで逮捕されていた。
長崎県警、地検ともに7人の認否について明らかにしていないが、事件当時は「道仁会」と、道仁会から分裂した「九州誠道会(現在の浪川会)」の対立抗争中で、不起訴となった7人全員が九州誠道会傘下組員だったとみられる。
池田組系「志龍会」傘下組長への殺人未遂 山口組系「石井一家」幹部に 懲役12年の判決
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宮崎地裁(船戸宏之裁判長)で5日、2020年9月に宮崎県宮崎市内で対立する特定抗争指定暴力団・池田組傘下組長を刃物で切りつけ殺害しようとしたとして、殺人未遂などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目石井一家」幹部で「四代目江口組」組長・下藤勝一郎被告(56)の裁判員裁判での判決公判が開かれ、船戸裁判長は「犯行態様は執拗で危険なものである」として、実行犯の下藤被告に対し懲役12年(求刑・懲役14年)の判決を言い渡した。
事件当時の現場周辺
下藤被告は2020年9月14日、宮崎市橘通西1丁目のマンション駐車場で池田組系「志龍会」傘下組長(50代)に対し、殺意を持って頭や腰などを出刃包丁で突き刺し、全治2か月の重傷を負わせたとされる。
また指示役で、殺人未遂で起訴されていた石井一家幹部で「川近総業」会長・原義一被告に対しては「重要な役割は果たしているが被害者を死亡させる危険性の高いものであると認識していたとまでは認められない」などとして、傷害罪で懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡した。
宮崎地裁(船戸宏之裁判長)で5日、2020年9月に宮崎県宮崎市内で対立する特定抗争指定暴力団・池田組傘下組長を刃物で切りつけ殺害しようとしたとして、殺人未遂などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目石井一家」幹部で「四代目江口組」組長・下藤勝一郎被告(56)の裁判員裁判での判決公判が開かれ、船戸裁判長は「犯行態様は執拗で危険なものである」として、実行犯の下藤被告に対し懲役12年(求刑・懲役14年)の判決を言い渡した。
事件当時の現場周辺
下藤被告は2020年9月14日、宮崎市橘通西1丁目のマンション駐車場で池田組系「志龍会」傘下組長(50代)に対し、殺意を持って頭や腰などを出刃包丁で突き刺し、全治2か月の重傷を負わせたとされる。
また指示役で、殺人未遂で起訴されていた石井一家幹部で「川近総業」会長・原義一被告に対しては「重要な役割は果たしているが被害者を死亡させる危険性の高いものであると認識していたとまでは認められない」などとして、傷害罪で懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡した。
金成行容疑者を送検 潜伏先のアパートは「絆會」関係の法人契約 部屋から拳銃を押収
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2020年9月に長野県上伊那郡宮田村で発生した殺人未遂事件で、全国に重要指名手配されていた指定暴力団・絆會若頭で「織田連合」会長・金澤茂樹こと金成行容疑者(55)が宮城県仙台市内のアパートで逮捕された事件で、1日に潜伏していたアパートを家宅捜索して拳銃1丁と実弾10発を押収し、2日午後に金容疑者の身柄を送検した。また、金容疑者が潜伏していたアパートは、2022年6月に絆會関連の会社が法人契約していたことも確認され、金容疑者は偽名で入居していた。
アパートを家宅捜索
金澤茂樹こと金成行容疑者
金容疑者は2020年9月28日午後4時45分頃、長野県上伊那郡宮田村の飲食店駐車場に停められた車の中で、当時・絆會傘下だった「四代目竹内組」の宮下聡組長(51・当時48)の脇腹を拳銃で撃ち、殺害しようとした疑いが持たれている。宮下組長の六代目山口組への移籍を巡るトラブルが背景にあったとみられている。
長野県警は事件発生直後に合同捜査本部を設置し、2020年10月に金容疑者を殺人未遂容疑で指名手配した。警察庁も2021年に「重要指名手配」に指定して情報提供を呼びかけ、延べ3万9000人の捜査員を動員してきた。
金容疑者逮捕の数日前に、長野県系駒ヶ根署に設置されたフリーダイヤルに「似た人物を見かけた」との情報が寄せられ、仙台市若林区沖野の住宅街にあるアパート2階の一室に1人でいる金容疑者を発見した。
今月1日午前3時45分頃、金容疑者のアパートに防弾チョッキを着用した複数の捜査員が玄関から突入し、室内に1人でいた金容疑者を確保。突入の際には閃光弾が数発使用された。前日に同じアパートの住人に退避するよう指示があったという。
調べに対し金容疑者は黙秘しているが、警察はアパートから押収された拳銃が2020年9月の犯行に使用されたものかの鑑定や、これまでの逃走経緯などについて詳しく調べるとともに、金容疑者の逃走を絆會が組織的に助けていた可能性も含め捜査している。
2020年9月に長野県上伊那郡宮田村で発生した殺人未遂事件で、全国に重要指名手配されていた指定暴力団・絆會若頭で「織田連合」会長・金澤茂樹こと金成行容疑者(55)が宮城県仙台市内のアパートで逮捕された事件で、1日に潜伏していたアパートを家宅捜索して拳銃1丁と実弾10発を押収し、2日午後に金容疑者の身柄を送検した。また、金容疑者が潜伏していたアパートは、2022年6月に絆會関連の会社が法人契約していたことも確認され、金容疑者は偽名で入居していた。
アパートを家宅捜索
金澤茂樹こと金成行容疑者
金容疑者は2020年9月28日午後4時45分頃、長野県上伊那郡宮田村の飲食店駐車場に停められた車の中で、当時・絆會傘下だった「四代目竹内組」の宮下聡組長(51・当時48)の脇腹を拳銃で撃ち、殺害しようとした疑いが持たれている。宮下組長の六代目山口組への移籍を巡るトラブルが背景にあったとみられている。
長野県警は事件発生直後に合同捜査本部を設置し、2020年10月に金容疑者を殺人未遂容疑で指名手配した。警察庁も2021年に「重要指名手配」に指定して情報提供を呼びかけ、延べ3万9000人の捜査員を動員してきた。
金容疑者逮捕の数日前に、長野県系駒ヶ根署に設置されたフリーダイヤルに「似た人物を見かけた」との情報が寄せられ、仙台市若林区沖野の住宅街にあるアパート2階の一室に1人でいる金容疑者を発見した。
今月1日午前3時45分頃、金容疑者のアパートに防弾チョッキを着用した複数の捜査員が玄関から突入し、室内に1人でいた金容疑者を確保。突入の際には閃光弾が数発使用された。前日に同じアパートの住人に退避するよう指示があったという。
調べに対し金容疑者は黙秘しているが、警察はアパートから押収された拳銃が2020年9月の犯行に使用されたものかの鑑定や、これまでの逃走経緯などについて詳しく調べるとともに、金容疑者の逃走を絆會が組織的に助けていた可能性も含め捜査している。
宮城県仙台市内のアパートで全国重要指名手配の「絆会」若頭を逮捕
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長野・愛知県警の合同捜査本部と宮城県警は1日午前4時29分、2020年9月に長野県上伊那郡宮田村で発生した殺人未遂事件で、全国に重要指名手配されていた指定暴力団・絆會若頭で「織田連合」会長・金澤茂樹こと金成行容疑者(55)を宮城県仙台市内にいたところを、殺人未遂の疑いで逮捕した。金容疑者の認否については、捜査上「明らかにしない」としている。
金澤茂樹こと金成行容疑者
金容疑者は2020年9月28日、長野県上伊那郡宮田村の駐車場に停められた車の中で、当時・絆會系「四代目竹内組」の宮下聡組長(51・当時48)の脇腹を拳銃で撃ったとして、殺人未遂の疑いで指名手配されていた。宮下組長の六代目山口組への移籍を巡るトラブルが背景にあったとみられている。
長野県警駒ヶ根署に設置されたフリーダイヤルに「仙台市内で似た人物を見かけた」と匿名の情報提供があり、1日午前4時29分に仙台市若林区沖野2丁目のアパート一室に一人でいるところを逮捕した。金容疑者は本人であることを認め、特に抵抗する様子はなかったという。拳銃は発見されていない。
金容疑者は2年ほど前にこのアパートに引っ越してきたが姿を見かけることはほとんどなく、数か月前から住んでいたと見られていて、身柄を確保する際には閃光弾を使ったという。現場周辺には緊急配備がしかれ一時、騒然とした。
この事件をめぐっては、金容疑者を車に乗せて逃走を手伝ったとして、あわせて4人が犯人隠避の疑いで逮捕されたが、いずれも不起訴処分となっている。警察は、事件の経緯や逃亡中の生活、足取りなどを詳しく調べている。
長野・愛知県警の合同捜査本部と宮城県警は1日午前4時29分、2020年9月に長野県上伊那郡宮田村で発生した殺人未遂事件で、全国に重要指名手配されていた指定暴力団・絆會若頭で「織田連合」会長・金澤茂樹こと金成行容疑者(55)を宮城県仙台市内にいたところを、殺人未遂の疑いで逮捕した。金容疑者の認否については、捜査上「明らかにしない」としている。
金澤茂樹こと金成行容疑者
金容疑者は2020年9月28日、長野県上伊那郡宮田村の駐車場に停められた車の中で、当時・絆會系「四代目竹内組」の宮下聡組長(51・当時48)の脇腹を拳銃で撃ったとして、殺人未遂の疑いで指名手配されていた。宮下組長の六代目山口組への移籍を巡るトラブルが背景にあったとみられている。
長野県警駒ヶ根署に設置されたフリーダイヤルに「仙台市内で似た人物を見かけた」と匿名の情報提供があり、1日午前4時29分に仙台市若林区沖野2丁目のアパート一室に一人でいるところを逮捕した。金容疑者は本人であることを認め、特に抵抗する様子はなかったという。拳銃は発見されていない。
金容疑者は2年ほど前にこのアパートに引っ越してきたが姿を見かけることはほとんどなく、数か月前から住んでいたと見られていて、身柄を確保する際には閃光弾を使ったという。現場周辺には緊急配備がしかれ一時、騒然とした。
この事件をめぐっては、金容疑者を車に乗せて逃走を手伝ったとして、あわせて4人が犯人隠避の疑いで逮捕されたが、いずれも不起訴処分となっている。警察は、事件の経緯や逃亡中の生活、足取りなどを詳しく調べている。
2006年に車で走行中の暴力団組員ら3人が拳銃で発砲された事件 浪川会系「永石組」幹部ら7人を逮捕
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長崎県警は20日までに、2006年に長崎県佐世保市の県道で、車で走行中の当時・指定暴力団・道仁会系幹部だった男性3人が拳銃で数回発砲された事件で、指定暴力団・浪川会系永石組幹部で「吉永総業」組長・吉永敦容疑者(53)=福岡市東区西戸崎3丁目=と、同組員・重富保宏容疑者(45)=佐賀県武雄市=ら7人を殺人未遂と銃刀法違反の疑いで逮捕した。
長崎県警察本部
吉永容疑者ら7人は共謀して18年前の2006年7月3日午後4時半ごろ、佐世保市早岐1丁目の県道222号を走行中の道仁会系幹部だった男性(当時55)=佐世保市=と、男性(当時47)=同=、男性(当時58)=佐賀県武雄市=の3人が乗った普通乗用車に対し、拳銃を数回発砲して殺害しようとした疑いが持たれている。銃弾は車の車体や後部ガラスなどにあたったが、3人にケガはなかった。
発砲があった翌4日の夕方に、通行人が現場の道路脇に拳銃のようなものが落ちているのを見つけて警察に届け出。県警は前日に付近で2人乗りのオートバイが、追い越しざまに車に向かって拳銃を発砲したとみて、県警が捜査していた。県警は「捜査に支障をきたす」として、吉永容疑者ら7人の認否を明らかにしていない。
事件当時は、「道仁会」と、道仁会から分裂した「九州誠道会(現在の浪川会)」の対立抗争中で、逮捕された7人全員が九州誠道会傘下組員だったとみられる。
長崎県警は20日までに、2006年に長崎県佐世保市の県道で、車で走行中の当時・指定暴力団・道仁会系幹部だった男性3人が拳銃で数回発砲された事件で、指定暴力団・浪川会系永石組幹部で「吉永総業」組長・吉永敦容疑者(53)=福岡市東区西戸崎3丁目=と、同組員・重富保宏容疑者(45)=佐賀県武雄市=ら7人を殺人未遂と銃刀法違反の疑いで逮捕した。
長崎県警察本部
吉永容疑者ら7人は共謀して18年前の2006年7月3日午後4時半ごろ、佐世保市早岐1丁目の県道222号を走行中の道仁会系幹部だった男性(当時55)=佐世保市=と、男性(当時47)=同=、男性(当時58)=佐賀県武雄市=の3人が乗った普通乗用車に対し、拳銃を数回発砲して殺害しようとした疑いが持たれている。銃弾は車の車体や後部ガラスなどにあたったが、3人にケガはなかった。
発砲があった翌4日の夕方に、通行人が現場の道路脇に拳銃のようなものが落ちているのを見つけて警察に届け出。県警は前日に付近で2人乗りのオートバイが、追い越しざまに車に向かって拳銃を発砲したとみて、県警が捜査していた。県警は「捜査に支障をきたす」として、吉永容疑者ら7人の認否を明らかにしていない。
事件当時は、「道仁会」と、道仁会から分裂した「九州誠道会(現在の浪川会)」の対立抗争中で、逮捕された7人全員が九州誠道会傘下組員だったとみられる。
池田組系「志龍会」傘下組長への刺傷事件 山口組系「石井一家」幹部 懲役14年と懲役12年を求刑
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宮崎地裁で19日、2020年に宮崎市内で特定抗争指定暴力団・池田組傘下組長を刃物で突き刺すなどして、殺人未遂などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目石井一家」幹部で「四代目江口組」組長・下藤勝一郎被告(56)と、石井一家幹部で「川近総業」会長・原義一被告(56)の2人の裁判員裁判が開かれ、検察側は実行犯の下藤被告に対し懲役14年、指示役の原被告に懲役12年を求刑した。
事件当時の現場周辺
2人は共謀して2020年9月14日、宮崎市橘通西1丁目のマンション駐車場で池田組系「志龍会」傘下組長(50代)に対し、殺意を持って頭や腰などを出刃包丁で突き刺し、全治2か月の重傷を負わせた殺人未遂などの罪に問われている。
公判で検察側は、「対立する暴力団への報復行為であり、計画的で明確な殺意があった」と指摘。
一方、弁護側は下藤被告は男性の首や腹を狙っていないことから殺意はなかったなどとして、傷害罪を適用し懲役5年が妥当だと主張した。また原被告については、共謀はなかったとして無罪を主張した。判決は2月5日に言い渡される予定。
宮崎地裁で19日、2020年に宮崎市内で特定抗争指定暴力団・池田組傘下組長を刃物で突き刺すなどして、殺人未遂などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目石井一家」幹部で「四代目江口組」組長・下藤勝一郎被告(56)と、石井一家幹部で「川近総業」会長・原義一被告(56)の2人の裁判員裁判が開かれ、検察側は実行犯の下藤被告に対し懲役14年、指示役の原被告に懲役12年を求刑した。
事件当時の現場周辺
2人は共謀して2020年9月14日、宮崎市橘通西1丁目のマンション駐車場で池田組系「志龍会」傘下組長(50代)に対し、殺意を持って頭や腰などを出刃包丁で突き刺し、全治2か月の重傷を負わせた殺人未遂などの罪に問われている。
公判で検察側は、「対立する暴力団への報復行為であり、計画的で明確な殺意があった」と指摘。
一方、弁護側は下藤被告は男性の首や腹を狙っていないことから殺意はなかったなどとして、傷害罪を適用し懲役5年が妥当だと主張した。また原被告については、共謀はなかったとして無罪を主張した。判決は2月5日に言い渡される予定。
逃走図り警察官4人に車を衝突 山口組系「一道会」傘下組員を殺人未遂などで再逮捕
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福岡県警は、2023年10月に福岡市博多区にあるホテルの駐車場で、運転している乗用車で警察官4人をひき殺そうとしたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「一道会」傘下組員・藤井紋寛容疑者(35)を殺人未遂などの疑いで逮捕した。
藤井容疑者が運転していた車
藤井容疑者は2023年10月24日、博多区にあるホテルの駐車場で車に乗り込んだところを警察に発見され、停止を求められた際に逃走するため、殺意を持ってアクセルを踏みこんで急発進させてハンドルを切り、停止求める警察官4人に車を衝突させた殺人未遂の疑いが持たれている。また、車を警察車両やホテルの花壇にも衝突させた器物損壊と建造物損壊の疑いも持たれている。
車にはねられた警察官4人のうち1人は肋骨を骨折する重傷で、3人は足の打撲など軽傷を負った。事件当日は、別の器物損壊事件の捜査で警察官11人が逮捕状を持って藤井容疑者の関係先だったホテルを訪れていた。
調べに対し、藤井容疑者は「本当の事実と違ったことを言いたくありません。整理して話をします」などと容疑を否認している。藤井容疑者はこれまでに逃走した際にマンションのベランダに侵入した住居侵入や、事件当時に営利目的で覚醒剤を所持していた覚醒剤取締法違反などの疑いで3回逮捕、起訴されている。
福岡県警は、2023年10月に福岡市博多区にあるホテルの駐車場で、運転している乗用車で警察官4人をひき殺そうとしたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「一道会」傘下組員・藤井紋寛容疑者(35)を殺人未遂などの疑いで逮捕した。
藤井容疑者が運転していた車
藤井容疑者は2023年10月24日、博多区にあるホテルの駐車場で車に乗り込んだところを警察に発見され、停止を求められた際に逃走するため、殺意を持ってアクセルを踏みこんで急発進させてハンドルを切り、停止求める警察官4人に車を衝突させた殺人未遂の疑いが持たれている。また、車を警察車両やホテルの花壇にも衝突させた器物損壊と建造物損壊の疑いも持たれている。
車にはねられた警察官4人のうち1人は肋骨を骨折する重傷で、3人は足の打撲など軽傷を負った。事件当日は、別の器物損壊事件の捜査で警察官11人が逮捕状を持って藤井容疑者の関係先だったホテルを訪れていた。
調べに対し、藤井容疑者は「本当の事実と違ったことを言いたくありません。整理して話をします」などと容疑を否認している。藤井容疑者はこれまでに逃走した際にマンションのベランダに侵入した住居侵入や、事件当時に営利目的で覚醒剤を所持していた覚醒剤取締法違反などの疑いで3回逮捕、起訴されている。
2010年の元警察官銃撃事件 道仁会系「松尾組」組長ら3人を起訴 抗争相手と誤認して銃撃
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福岡地検は28日、2010年2月に福岡県大木町で元県警警察官の男性(当時69)が、自宅前で銃撃され重傷を負った事件で、指定暴力団・道仁会幹部で「三代目松尾組」組長・堤修平容疑者(69)=住居不詳=と、同幹部・末松大輔容疑者(43)=熊本市中央区・別の銃刀法違反事件などで服役中=、同幹部・松本武志容疑者(39)=福岡県うきは市=の3人を殺人未遂の疑いで起訴した。3人は殺害しようと計画していた当時、対立抗争中だった暴力団幹部と、元県警警察官の男性を誤認して銃撃したという。
福岡地方検察庁
3人は共謀して2010年2月20日午後5時ごろ、大木町絵下古賀の元警察官の男性宅の駐車場で、末松被告が男性に向けて拳銃を複数発発射し、うち3発が男性の右の太ももと足首付近を貫通して右脚骨折など全治3か月の重傷を負わせたとしている。
男性は警察署の交通課や交番などで勤務し、2001年3月に県警を退職。同年4月から2006年3月末まで福岡県大牟田市役所の嘱託職員として、市発注工事の入札などを担当する契約検査室に在籍し、暴力団関係者などの関与を調査する業務を担当していた。
男性と道仁会とのトラブルは確認されてなく、福岡県警や地検が経緯などを調べていた。
福岡地検は28日、2010年2月に福岡県大木町で元県警警察官の男性(当時69)が、自宅前で銃撃され重傷を負った事件で、指定暴力団・道仁会幹部で「三代目松尾組」組長・堤修平容疑者(69)=住居不詳=と、同幹部・末松大輔容疑者(43)=熊本市中央区・別の銃刀法違反事件などで服役中=、同幹部・松本武志容疑者(39)=福岡県うきは市=の3人を殺人未遂の疑いで起訴した。3人は殺害しようと計画していた当時、対立抗争中だった暴力団幹部と、元県警警察官の男性を誤認して銃撃したという。
福岡地方検察庁
3人は共謀して2010年2月20日午後5時ごろ、大木町絵下古賀の元警察官の男性宅の駐車場で、末松被告が男性に向けて拳銃を複数発発射し、うち3発が男性の右の太ももと足首付近を貫通して右脚骨折など全治3か月の重傷を負わせたとしている。
男性は警察署の交通課や交番などで勤務し、2001年3月に県警を退職。同年4月から2006年3月末まで福岡県大牟田市役所の嘱託職員として、市発注工事の入札などを担当する契約検査室に在籍し、暴力団関係者などの関与を調査する業務を担当していた。
男性と道仁会とのトラブルは確認されてなく、福岡県警や地検が経緯などを調べていた。
2010年の元警察官銃撃事件 道仁会本部事務所を家宅捜索
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福岡県警は12日午後3時すぎ、2010年2月に福岡県大木町で元県警警察官の男性(当時69)が、自宅前で銃撃され重傷を負った事件で、指定暴力団・道仁会幹部で「三代目松尾組」組長・堤修平容疑者(69)=住居不詳=ら3人が今月、殺人未遂の疑いで逮捕された事を受け、道仁会の本部事務所を捜査員35人態勢で家宅捜索した。
道仁会本部を家宅捜索
堤容疑者ら3人は共謀しては2010年2月20日午後5時ごろ、大木町絵下古賀の元警察官の男性宅の駐車場で拳銃を発砲し、男性を殺害しようとした疑いが持たれている。男性は銃弾3発が右の太ももと足首付近を貫通して全治3か月の重傷を負った。
堤修平容疑者(69)
元県警警察官の男性は、警察署の交通課や交番などで勤務し、2001年3月に県警を退職。同年4月から2006年3月末まで福岡県大牟田市役所の嘱託職員として、市発注工事の入札などを担当する契約検査室に在籍し、暴力団関係者などの関与を調査する業務を担当していた。
県警は今年11月6日から今月12日までに、道仁会の関係先約50カ所を家宅捜索して携帯電話など約80点を押収、道仁会の組織的な犯行とみて引き続き捜査している。
福岡県警は12日午後3時すぎ、2010年2月に福岡県大木町で元県警警察官の男性(当時69)が、自宅前で銃撃され重傷を負った事件で、指定暴力団・道仁会幹部で「三代目松尾組」組長・堤修平容疑者(69)=住居不詳=ら3人が今月、殺人未遂の疑いで逮捕された事を受け、道仁会の本部事務所を捜査員35人態勢で家宅捜索した。
道仁会本部を家宅捜索
堤容疑者ら3人は共謀しては2010年2月20日午後5時ごろ、大木町絵下古賀の元警察官の男性宅の駐車場で拳銃を発砲し、男性を殺害しようとした疑いが持たれている。男性は銃弾3発が右の太ももと足首付近を貫通して全治3か月の重傷を負った。
堤修平容疑者(69)
元県警警察官の男性は、警察署の交通課や交番などで勤務し、2001年3月に県警を退職。同年4月から2006年3月末まで福岡県大牟田市役所の嘱託職員として、市発注工事の入札などを担当する契約検査室に在籍し、暴力団関係者などの関与を調査する業務を担当していた。
県警は今年11月6日から今月12日までに、道仁会の関係先約50カ所を家宅捜索して携帯電話など約80点を押収、道仁会の組織的な犯行とみて引き続き捜査している。
池田組系「志龍会」傘下組長に対する殺人未遂 山口組系「石井一家」幹部2人の初公判
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宮崎地裁で11日、2020年に宮崎市内で特定抗争指定暴力団・池田組傘下の組長を、包丁で頭や腰などを切りつけて殺害しようとしたとして、殺人未遂などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目石井一家」幹部で「四代目江口組」組長・下藤勝一郎被告(56)と、石井一家幹部で「川近総業」会長・原義一被告(56)の2人の裁判員裁判での初公判が開かれた。
事件当時の現場周辺
2人は共謀して2020年9月14日、宮崎市橘通西1丁目のマンション駐車場で池田組系「志龍会」傘下組長(50代)に対し、殺意を持って頭や腰などを出刃包丁で突き刺し、全治2か月の重傷を負わせた殺人未遂などの罪に問われている。
初公判で、主犯とされる下藤被告は、「包丁で刺したことは間違いないが、殺すつもりはなかった。自分1人で考えたことで共謀はしていない」と殺意を否認し、原被告は「共謀はありません」と述べ、起訴内容を否認した。
検察側は、「過去の事件の報復目的での襲撃。犯行は極めて危険かつ悪質」と主張した一方、下藤被告の弁護側は、殺人未遂罪ではなく傷害罪だと主張し、原被告の弁護側は無罪を主張した。12日には証人尋問が行われる。
宮崎地裁で11日、2020年に宮崎市内で特定抗争指定暴力団・池田組傘下の組長を、包丁で頭や腰などを切りつけて殺害しようとしたとして、殺人未遂などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目石井一家」幹部で「四代目江口組」組長・下藤勝一郎被告(56)と、石井一家幹部で「川近総業」会長・原義一被告(56)の2人の裁判員裁判での初公判が開かれた。
事件当時の現場周辺
2人は共謀して2020年9月14日、宮崎市橘通西1丁目のマンション駐車場で池田組系「志龍会」傘下組長(50代)に対し、殺意を持って頭や腰などを出刃包丁で突き刺し、全治2か月の重傷を負わせた殺人未遂などの罪に問われている。
初公判で、主犯とされる下藤被告は、「包丁で刺したことは間違いないが、殺すつもりはなかった。自分1人で考えたことで共謀はしていない」と殺意を否認し、原被告は「共謀はありません」と述べ、起訴内容を否認した。
検察側は、「過去の事件の報復目的での襲撃。犯行は極めて危険かつ悪質」と主張した一方、下藤被告の弁護側は、殺人未遂罪ではなく傷害罪だと主張し、原被告の弁護側は無罪を主張した。12日には証人尋問が行われる。
2010年の元警察官銃撃事件 道仁会系「松尾組」組長ら3人を殺人未遂容疑で逮捕
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福岡県警は7日までに、2010年2月に福岡県大木町で元県警警察官の男性(当時69)が、自宅前で銃撃され重傷を負った事件で、指定暴力団・道仁会幹部で「三代目松尾組」組長・堤修平容疑者(69)=住居不詳=と、同幹部・末松大輔容疑者(43)=熊本市中央区・別の銃刀法違反事件などで服役中=、同幹部・松本武志容疑者(39)=福岡県うきは市=の3人を殺人未遂の疑いで逮捕し、7日午後3時半から会見を開いて発表した。
事件当時の現場周辺
堤容疑者ら3人は共謀しては2010年2月20日午後5時ごろ、大木町絵下古賀の元警察官の男性宅の駐車場で拳銃を発砲し、男性を殺害しようとした疑いが持たれている。男性は車で1人で帰宅して自宅の敷地内に停車し、勝手口から屋内に入ろうとしたところを拳銃で5、6発発射されたとみられ、うち3発が男性の右の太ももと足首付近を貫通して全治3か月の重傷を負った。事件当時、バイクに乗った2人組の男が目撃され、県警が殺人未遂事件として行方を追っていた。
男性は警察署の交通課や交番などで勤務し、2001年3月に県警を退職。同年4月から2006年3月末まで福岡県大牟田市役所の嘱託職員として、市発注工事の入札などを担当する契約検査室に在籍し、暴力団関係者などの関与を調査する業務を担当していた。
県警は「捜査に支障がある」として3人の認否を明らかにしていないが、道仁会の組織的な犯行とみて引き続き捜査している。
福岡県警は7日までに、2010年2月に福岡県大木町で元県警警察官の男性(当時69)が、自宅前で銃撃され重傷を負った事件で、指定暴力団・道仁会幹部で「三代目松尾組」組長・堤修平容疑者(69)=住居不詳=と、同幹部・末松大輔容疑者(43)=熊本市中央区・別の銃刀法違反事件などで服役中=、同幹部・松本武志容疑者(39)=福岡県うきは市=の3人を殺人未遂の疑いで逮捕し、7日午後3時半から会見を開いて発表した。
事件当時の現場周辺
堤容疑者ら3人は共謀しては2010年2月20日午後5時ごろ、大木町絵下古賀の元警察官の男性宅の駐車場で拳銃を発砲し、男性を殺害しようとした疑いが持たれている。男性は車で1人で帰宅して自宅の敷地内に停車し、勝手口から屋内に入ろうとしたところを拳銃で5、6発発射されたとみられ、うち3発が男性の右の太ももと足首付近を貫通して全治3か月の重傷を負った。事件当時、バイクに乗った2人組の男が目撃され、県警が殺人未遂事件として行方を追っていた。
男性は警察署の交通課や交番などで勤務し、2001年3月に県警を退職。同年4月から2006年3月末まで福岡県大牟田市役所の嘱託職員として、市発注工事の入札などを担当する契約検査室に在籍し、暴力団関係者などの関与を調査する業務を担当していた。
県警は「捜査に支障がある」として3人の認否を明らかにしていないが、道仁会の組織的な犯行とみて引き続き捜査している。
知人男性を複数回刺した殺人未遂容疑で熊本會組員を逮捕 犯人隠避などで男女4人も逮捕
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熊本県警山鹿署は、2021年に山鹿市のスナックで一緒に酒を飲んでいた知人男性の腹部などを複数回刺したとして、暴力団・三代目熊本會組員・松本信也容疑者(60)=山鹿市杉=を殺人未遂の疑いで逮捕した。また警察の調べに対しウソをついて証拠を隠したり、松本容疑者を逃走させたとして男女4人を逮捕した。
山鹿警察署
松本容疑者は2021年12月、山鹿市山鹿の繁華街にあるスナックで自営業の知人男性(当時54)を殺害しようと、刃物のようなもので腹部などを複数回刺した疑いが持たれている。刺された男性は病院に搬送され、全治14日の重傷を負った。事件翌日に搬送先の病院から警察に「刃物で刺されたような傷の人がいる」と通報があり、事件が発覚した。
松本容疑者は、事件直前まで被害者の男性と一緒に酒を飲んでいて、2人の間には以前からのトラブルは無かったとみられている。
また、警察の調べにウソをついて証拠を隠したとして、事件現場となったスナックの経営者の女(53)=山鹿市熊入町=と同従業員の女(29)=山鹿市鹿校通=、一緒に酒を飲んでいたとみられる無職の男(62)=山鹿市山鹿=の3人を証拠隠滅、犯人隠避の疑い逮捕し、松本容疑者を逃走させたとしてパート従業員の女(34)=山鹿市杉=を犯人隠避の疑いで逮捕した。
松本容疑者は11月に無登録で貸金業(ヤミ金)を営んでいたとして逮捕されていた。同署は「捜査に支障が出る」として5人の認否をいずれも明らかにしていないが、事件当時、現場には被害者を含む6人がいたとみられいて、事件の詳しい経緯や動機、5人の関係性などを詳しく調べている。
熊本県警山鹿署は、2021年に山鹿市のスナックで一緒に酒を飲んでいた知人男性の腹部などを複数回刺したとして、暴力団・三代目熊本會組員・松本信也容疑者(60)=山鹿市杉=を殺人未遂の疑いで逮捕した。また警察の調べに対しウソをついて証拠を隠したり、松本容疑者を逃走させたとして男女4人を逮捕した。
山鹿警察署
松本容疑者は2021年12月、山鹿市山鹿の繁華街にあるスナックで自営業の知人男性(当時54)を殺害しようと、刃物のようなもので腹部などを複数回刺した疑いが持たれている。刺された男性は病院に搬送され、全治14日の重傷を負った。事件翌日に搬送先の病院から警察に「刃物で刺されたような傷の人がいる」と通報があり、事件が発覚した。
松本容疑者は、事件直前まで被害者の男性と一緒に酒を飲んでいて、2人の間には以前からのトラブルは無かったとみられている。
また、警察の調べにウソをついて証拠を隠したとして、事件現場となったスナックの経営者の女(53)=山鹿市熊入町=と同従業員の女(29)=山鹿市鹿校通=、一緒に酒を飲んでいたとみられる無職の男(62)=山鹿市山鹿=の3人を証拠隠滅、犯人隠避の疑い逮捕し、松本容疑者を逃走させたとしてパート従業員の女(34)=山鹿市杉=を犯人隠避の疑いで逮捕した。
松本容疑者は11月に無登録で貸金業(ヤミ金)を営んでいたとして逮捕されていた。同署は「捜査に支障が出る」として5人の認否をいずれも明らかにしていないが、事件当時、現場には被害者を含む6人がいたとみられいて、事件の詳しい経緯や動機、5人の関係性などを詳しく調べている。
蕨郵便局人質立てこもり事件 男を殺人未遂や銃刀法違反などで再逮捕
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埼玉県警は21日、今年10月31日に埼玉県蕨市の蕨郵便局であった人質立てこもり事件で、人質強要処罰法違反容疑で逮捕された無職・鈴木常雄容疑者(87)=埼玉県戸田市=について、警察官に向けて拳銃を発砲したとする殺人未遂や、銃刀法違反(加重所持、発射)、器物損壊などの容疑で再逮捕した。調べに対し、鈴木容疑者は「殺そうと思って撃ったわけではない」などと供述している。
鈴木常雄容疑者(87)
鈴木容疑者は10月31日、蕨郵便局に女性局員2人を人質に約8時間立てこもり、現場にいた警察官に拳銃を突きつけたほか、拳銃を2回発砲し、殺害しようとした疑いが持たれている。うち銃弾1発がパトカーのタイヤを貫通してパンクさせた上、近くの住宅の壁を損壊させ、もう1発は郵便局内の壁を損壊するなどした疑いも持たれている。人質の女性局員2人のうち、1人は解放され、もう1人は自力で逃げ出して無事だった。
鈴木容疑者は拳銃の入手経路について「ずっと昔、暴力団関係者から受け取った」などと説明していて、県警は関係者から事情を聴くなどして、拳銃の入手経路の特定を進めている。
鈴木容疑者は、蕨郵便局立てこもり直前に発生した、戸田中央総合病院に向けて拳銃が発砲され、1階の診察室にいた医師と患者が割れたガラスでケガを負った事件や、鈴木容疑者の自宅アパートが全焼する火災にも関与も認めていて、県警は殺人未遂や現住建造物等放火容疑などでも捜査している。
埼玉県警は21日、今年10月31日に埼玉県蕨市の蕨郵便局であった人質立てこもり事件で、人質強要処罰法違反容疑で逮捕された無職・鈴木常雄容疑者(87)=埼玉県戸田市=について、警察官に向けて拳銃を発砲したとする殺人未遂や、銃刀法違反(加重所持、発射)、器物損壊などの容疑で再逮捕した。調べに対し、鈴木容疑者は「殺そうと思って撃ったわけではない」などと供述している。
鈴木常雄容疑者(87)
鈴木容疑者は10月31日、蕨郵便局に女性局員2人を人質に約8時間立てこもり、現場にいた警察官に拳銃を突きつけたほか、拳銃を2回発砲し、殺害しようとした疑いが持たれている。うち銃弾1発がパトカーのタイヤを貫通してパンクさせた上、近くの住宅の壁を損壊させ、もう1発は郵便局内の壁を損壊するなどした疑いも持たれている。人質の女性局員2人のうち、1人は解放され、もう1人は自力で逃げ出して無事だった。
鈴木容疑者は拳銃の入手経路について「ずっと昔、暴力団関係者から受け取った」などと説明していて、県警は関係者から事情を聴くなどして、拳銃の入手経路の特定を進めている。
鈴木容疑者は、蕨郵便局立てこもり直前に発生した、戸田中央総合病院に向けて拳銃が発砲され、1階の診察室にいた医師と患者が割れたガラスでケガを負った事件や、鈴木容疑者の自宅アパートが全焼する火災にも関与も認めていて、県警は殺人未遂や現住建造物等放火容疑などでも捜査している。
警官の首をペンで刺す 救急隊への業務妨害で逮捕の稲川会傘下組員を再逮捕
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群馬県警高崎署は、今年4月に群馬県高崎市の路上で警察官の公務を妨害したうえ、所持していたペンで警察官の首を刺したとして、指定暴力団・稲川会傘下組員・塚田雅紀容疑者(21)を殺人未遂などの容疑で再逮捕し、別の男2人も同じ場所で別の警察官に対し暴行を加えたとして、公務執行妨害の疑いで逮捕した。
高崎警察署
塚田容疑者らは仲間と共謀し、今年4月30日未明に高崎市内の路上で、救急活動中の高崎市等広域消防局の救急隊員らに大声をあげるなどして救急車の前に立ちふさがり、約14分間にわたり救急車を停止させるなど搬送活動を妨害、それを排除しようとした男性警察官に対し、所持していた多機能ペンで首のうしろを殺意をもって刺した疑いが持たれている。男性警察官は軽傷を負った。
塚田容疑者らは、救急車を停止させるなど救急隊員らの搬送活動を妨害したとして、威力業務妨害の疑いで8月に逮捕されていて、同署は引き続き、当時の詳しい状況や犯行の経緯、動機などを捜査している。
群馬県警高崎署は、今年4月に群馬県高崎市の路上で警察官の公務を妨害したうえ、所持していたペンで警察官の首を刺したとして、指定暴力団・稲川会傘下組員・塚田雅紀容疑者(21)を殺人未遂などの容疑で再逮捕し、別の男2人も同じ場所で別の警察官に対し暴行を加えたとして、公務執行妨害の疑いで逮捕した。
高崎警察署
塚田容疑者らは仲間と共謀し、今年4月30日未明に高崎市内の路上で、救急活動中の高崎市等広域消防局の救急隊員らに大声をあげるなどして救急車の前に立ちふさがり、約14分間にわたり救急車を停止させるなど搬送活動を妨害、それを排除しようとした男性警察官に対し、所持していた多機能ペンで首のうしろを殺意をもって刺した疑いが持たれている。男性警察官は軽傷を負った。
塚田容疑者らは、救急車を停止させるなど救急隊員らの搬送活動を妨害したとして、威力業務妨害の疑いで8月に逮捕されていて、同署は引き続き、当時の詳しい状況や犯行の経緯、動機などを捜査している。
男性を酒瓶やバットなどで殴り全治約6カ月の重傷 工藤会傘下組員ら3人を逮捕
千葉県警は10日までに、男性に暴行を加えて重傷を負わせたとして、特定危険指定暴力団・工藤會系長谷川組傘下「三木組」組員・飯田亮容疑者(32)=千葉県船橋市本郷町=と、自称建設業の男(24)=同県成田市大清水=、会社員の男(24)=同県香取郡東庄町羽計=の3人を殺人未遂などの疑いで逮捕した。
千葉県警察本部
飯田容疑者ら3人は今年6月18日夜、同県印旛郡栄町の飲食店に知人らと来店していた男性に対して、「工藤會の飯田だ」、「ウチの者がやられたんだよ」などと脅し、男性の顔を拳や酒瓶、バットなどで殴るなどして、上顎や頬を骨折する全治約6カ月の重傷を負わせた疑いが持たれている。
被害者の男性と共に来店していた知人と、逮捕された自称建設業の男との間にトラブルがあり、飯田容疑者らは20人以上で襲撃したとみられ、仲裁に入った男性ともトラブルに発展したという。
県警は、他の共犯者や事件の詳しい経緯など、全容解明を進めている。
千葉県警察本部
飯田容疑者ら3人は今年6月18日夜、同県印旛郡栄町の飲食店に知人らと来店していた男性に対して、「工藤會の飯田だ」、「ウチの者がやられたんだよ」などと脅し、男性の顔を拳や酒瓶、バットなどで殴るなどして、上顎や頬を骨折する全治約6カ月の重傷を負わせた疑いが持たれている。
被害者の男性と共に来店していた知人と、逮捕された自称建設業の男との間にトラブルがあり、飯田容疑者らは20人以上で襲撃したとみられ、仲裁に入った男性ともトラブルに発展したという。
県警は、他の共犯者や事件の詳しい経緯など、全容解明を進めている。
2013年の稲川会傘下組員殺害は不起訴 住吉会傘下組員刺傷で元幹部を逮捕
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神奈川県警は21日、神奈川県逗子市で2013年に指定暴力団・住吉会傘下組員と指定暴力団・稲川会傘下組員らのケンカで、稲川会傘下組員が死亡し、住吉会傘下組員が刺傷した事件で、同じ住吉会傘下組員をナイフで複数回刺して重傷を負わせたとして、住吉会傘下の元幹部で無職・吉田将豪容疑者(39)=住所不定=を殺人未遂容疑で逮捕した。
神奈川県警察本部
県警は2013年9月に、死亡した稲川会傘下組員への殺人容疑で吉田容疑者らを逮捕したが、その後いずれも不起訴処分となっていた。県警は、その後の捜査から新たな目撃者の証言を得て、吉田容疑者が同じ住吉会傘下組員の殺人未遂に関与したとして逮捕した。県警は、捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。
吉田容疑者は2013年7月14日午後8時20分ごろ、酒に酔って海水浴場にいた稲川会傘下組員とトラブルからケンカになり、逗子海岸沿いの地下道で稲川会傘下組員(当時30)が胸などを刺され死亡。ケンカの仲裁に入っていた同じ住吉会傘下組員(38)=千葉県松戸市=をナイフで複数回刺して重傷を負わせた疑いが持たれている。
吉田容疑者は、2014年3月に千葉県内で知人男性を路上で拉致して殺害し、茨城県内の山林に埋めて遺体を遺棄したとして、2022年3月に逮捕監禁致死などの罪で起訴された。
神奈川県警は21日、神奈川県逗子市で2013年に指定暴力団・住吉会傘下組員と指定暴力団・稲川会傘下組員らのケンカで、稲川会傘下組員が死亡し、住吉会傘下組員が刺傷した事件で、同じ住吉会傘下組員をナイフで複数回刺して重傷を負わせたとして、住吉会傘下の元幹部で無職・吉田将豪容疑者(39)=住所不定=を殺人未遂容疑で逮捕した。
神奈川県警察本部
県警は2013年9月に、死亡した稲川会傘下組員への殺人容疑で吉田容疑者らを逮捕したが、その後いずれも不起訴処分となっていた。県警は、その後の捜査から新たな目撃者の証言を得て、吉田容疑者が同じ住吉会傘下組員の殺人未遂に関与したとして逮捕した。県警は、捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。
吉田容疑者は2013年7月14日午後8時20分ごろ、酒に酔って海水浴場にいた稲川会傘下組員とトラブルからケンカになり、逗子海岸沿いの地下道で稲川会傘下組員(当時30)が胸などを刺され死亡。ケンカの仲裁に入っていた同じ住吉会傘下組員(38)=千葉県松戸市=をナイフで複数回刺して重傷を負わせた疑いが持たれている。
吉田容疑者は、2014年3月に千葉県内で知人男性を路上で拉致して殺害し、茨城県内の山林に埋めて遺体を遺棄したとして、2022年3月に逮捕監禁致死などの罪で起訴された。
池田組傘下組長を刺傷し出頭した男を殺人未遂容疑で再逮捕
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岡山南警察署は20日午前、今月10日に出刃包丁を所持して「組長を刺した」などと出頭し、銃刀法違反の容疑で現行犯逮捕された、自称無職・飯尾章二容疑者(70)=岡山県津山市井口=を殺人未遂容疑で再逮捕した。調べに対し飯尾容疑者は、「詳しい状況は覚えていませんがケガをさせたと認識しております。殺意を持ったことはありません」と殺意については否認している。
岡山県警岡山南警察署
飯尾容疑者は4月10日午前10時ごろ、岡山市北区の特定抗争指定暴力団・池田組顧問で「村上組」の村上平衛組長(77)の自宅兼組事務所の敷地内で、持っていた出刃包丁で村上組長の首の後ろを1回刺し、ケガを負わせた疑いがもたれている。村上組長は深さ約10センチの刺し傷を負ったが、命に別条はなかった。
同日、飯尾容疑者は「組長を刺した」と岡山南警察署に出頭し、長さ15.5cmの出刃包丁を所持していた疑いで現行犯逮捕され、その後の捜査から殺人未遂容疑で再逮捕した。飯尾容疑者と村上組長はかつて同時期に指定暴力団・六代目山口組系大石組に所属していたという。
岡山南警察署は20日午前、今月10日に出刃包丁を所持して「組長を刺した」などと出頭し、銃刀法違反の容疑で現行犯逮捕された、自称無職・飯尾章二容疑者(70)=岡山県津山市井口=を殺人未遂容疑で再逮捕した。調べに対し飯尾容疑者は、「詳しい状況は覚えていませんがケガをさせたと認識しております。殺意を持ったことはありません」と殺意については否認している。
岡山県警岡山南警察署
飯尾容疑者は4月10日午前10時ごろ、岡山市北区の特定抗争指定暴力団・池田組顧問で「村上組」の村上平衛組長(77)の自宅兼組事務所の敷地内で、持っていた出刃包丁で村上組長の首の後ろを1回刺し、ケガを負わせた疑いがもたれている。村上組長は深さ約10センチの刺し傷を負ったが、命に別条はなかった。
同日、飯尾容疑者は「組長を刺した」と岡山南警察署に出頭し、長さ15.5cmの出刃包丁を所持していた疑いで現行犯逮捕され、その後の捜査から殺人未遂容疑で再逮捕した。飯尾容疑者と村上組長はかつて同時期に指定暴力団・六代目山口組系大石組に所属していたという。
傘下組員の殺人未遂事件 山口組系「旭導会」本部を家宅捜索
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北海道警は6日、2018年6月に旭川市で知人男性を刃物で切りつけケガを負わせたとして、殺人未遂の疑いで逮捕された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目旭導会」傘下組員・日野友紀容疑者(50)=旭川市東光12条2丁目=を送検し、事件の関係先として7日、旭導会の本部事務所を家宅捜索した。
旭導会本部を家宅捜索
日野容疑者は2018年6月4日、当時・旭川市内在住の知人男性(50)の自宅で、刃物で男性の胸を刺したり、頭や上半身を切りつけるなどして、全治およそ2週間の重傷を負わせた疑いがもたれている。事件後、日野容疑者は自ら男性の親族に犯行をほのめかして、「男性がケガをした」などと連絡をしていたことから関与が浮上し逮捕された。道警は日野容疑者の認否は明らかにしていない。
道警は、この事件に旭導会の組織的な関与していなかったかなど捜査している。
北海道警は6日、2018年6月に旭川市で知人男性を刃物で切りつけケガを負わせたとして、殺人未遂の疑いで逮捕された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目旭導会」傘下組員・日野友紀容疑者(50)=旭川市東光12条2丁目=を送検し、事件の関係先として7日、旭導会の本部事務所を家宅捜索した。
旭導会本部を家宅捜索
日野容疑者は2018年6月4日、当時・旭川市内在住の知人男性(50)の自宅で、刃物で男性の胸を刺したり、頭や上半身を切りつけるなどして、全治およそ2週間の重傷を負わせた疑いがもたれている。事件後、日野容疑者は自ら男性の親族に犯行をほのめかして、「男性がケガをした」などと連絡をしていたことから関与が浮上し逮捕された。道警は日野容疑者の認否は明らかにしていない。
道警は、この事件に旭導会の組織的な関与していなかったかなど捜査している。