池田組若頭ら銃撃事件 山口組系大同会幹部に懲役18年を求刑
>>関連記事
岡山地裁で14日、2020年5月に指定暴力団・池田組の本部事務所近くで池田組の若頭ら2人が銃撃された事件で、殺人未遂罪などに問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系大同会幹部で「三代目神原組」組長・岸本晃生被告(54)の公判が開かれ、検察側は「一般市民を巻き込む可能性が高い危険な犯行だ」と懲役18年を求刑して結審した。

岡山地方裁判所
岸本被告は2020年5月30日、当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下だった池田組の若頭(60)に拳銃を3発撃ち1発を腹部に命中させて重傷を負わせ、別の組員(63)にも発砲したが、当たらなかったとされる。公判で被告は「殺意はなかった」と主張していた。
検察側は論告で付近のカメラ映像などから「身体の枢要部を狙っており、殺意があったことに疑いの余地はない」と指摘。動機は「山口組からの離脱に対する報復と認められる」とした。一方、弁護側は「拳銃は命中精度や殺傷能力が低く、身体を狙っていない」と殺人未遂罪に該当しないと主張した。判決は3月16日。
岡山地裁で14日、2020年5月に指定暴力団・池田組の本部事務所近くで池田組の若頭ら2人が銃撃された事件で、殺人未遂罪などに問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系大同会幹部で「三代目神原組」組長・岸本晃生被告(54)の公判が開かれ、検察側は「一般市民を巻き込む可能性が高い危険な犯行だ」と懲役18年を求刑して結審した。

岡山地方裁判所
岸本被告は2020年5月30日、当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組傘下だった池田組の若頭(60)に拳銃を3発撃ち1発を腹部に命中させて重傷を負わせ、別の組員(63)にも発砲したが、当たらなかったとされる。公判で被告は「殺意はなかった」と主張していた。
検察側は論告で付近のカメラ映像などから「身体の枢要部を狙っており、殺意があったことに疑いの余地はない」と指摘。動機は「山口組からの離脱に対する報復と認められる」とした。一方、弁護側は「拳銃は命中精度や殺傷能力が低く、身体を狙っていない」と殺人未遂罪に該当しないと主張した。判決は3月16日。