飲食店から「正月飾り代」名目でみかじめ料1万円 住吉会系「滝野川一家」総長を不起訴処分
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東京地検は、東京都豊島区の飲食店から「正月飾り代」名目でみかじめ料を受け取ったとして今年1月に逮捕された、指定暴力団・住吉会系「九代目滝野川一家」総長について、今月8日付で不起訴処分とした。地検は、不起訴処分の理由を明らかにしていない。
東京地方検察庁
この事件は2022年12月、暴力団排除特別強化地域内にある豊島区の飲食店から、「正月飾り代」名目でみかじめ料として現金1万円を受け取ったとして、総長が今年1月に東京都暴力団排除条例違反の疑いで警視庁に逮捕されていた。
年末に飲食店の関係者が総長と道であった際に「今年もよろしくな」と声をかけ、後日、組員とみられる男が正月飾りを持って翌年分のみかじめ料を受け取りにきたという。
東京地検は、東京都豊島区の飲食店から「正月飾り代」名目でみかじめ料を受け取ったとして今年1月に逮捕された、指定暴力団・住吉会系「九代目滝野川一家」総長について、今月8日付で不起訴処分とした。地検は、不起訴処分の理由を明らかにしていない。
東京地方検察庁
この事件は2022年12月、暴力団排除特別強化地域内にある豊島区の飲食店から、「正月飾り代」名目でみかじめ料として現金1万円を受け取ったとして、総長が今年1月に東京都暴力団排除条例違反の疑いで警視庁に逮捕されていた。
年末に飲食店の関係者が総長と道であった際に「今年もよろしくな」と声をかけ、後日、組員とみられる男が正月飾りを持って翌年分のみかじめ料を受け取りにきたという。
株式譲渡の契約書偽造 ブランド和牛事業融資詐欺の山口組系「後藤組」元組員ら2人を再逮捕
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静岡県警は、株式譲渡に関する契約書を偽造したとして、東京都渋谷区の食肉販売会社の実質的経営者で、指定暴力団・六代目山口組系「後藤組(2008年解散)」の元組員(61)と、経理担当の男(46)の2人を有印私文書偽造の疑いで再逮捕した。2人は詐欺の疑いで、2月にも逮捕されていた。
静岡県警察本部
2人は2023年8月ごろ、静岡県富士宮市にある系列会社の社長の氏名などを無断で使用し、系列会社の株式譲渡に関する契約書を偽造した疑いが持たれている。
2人は2022年1月ごろ、県外の不動産会社に対し富士宮市内で経営不振の牧場を買い取り、「事業が軌道に乗れば返済する」などと融資話を持ち掛け、ブランド和牛事業展開の名目で現金6000万円をだまし取ったとして、今年2月に詐欺の疑いで逮捕されていた。
静岡県警は、株式譲渡に関する契約書を偽造したとして、東京都渋谷区の食肉販売会社の実質的経営者で、指定暴力団・六代目山口組系「後藤組(2008年解散)」の元組員(61)と、経理担当の男(46)の2人を有印私文書偽造の疑いで再逮捕した。2人は詐欺の疑いで、2月にも逮捕されていた。
静岡県警察本部
2人は2023年8月ごろ、静岡県富士宮市にある系列会社の社長の氏名などを無断で使用し、系列会社の株式譲渡に関する契約書を偽造した疑いが持たれている。
2人は2022年1月ごろ、県外の不動産会社に対し富士宮市内で経営不振の牧場を買い取り、「事業が軌道に乗れば返済する」などと融資話を持ち掛け、ブランド和牛事業展開の名目で現金6000万円をだまし取ったとして、今年2月に詐欺の疑いで逮捕されていた。
しゃぶしゃぶ店で産地偽装の山口組系弘道会傘下幹部 店内に「指定薬物」含むリキッド所持で再逮捕
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愛知県警は、自身が経営するしゃぶしゃぶ店で「黒豚」や「黒毛和牛」と表示しながら、別の産地の肉を提供したなどとして逮捕された、特定抗争指定暴力団・六代目山口組・三代目弘道会系十代目稲葉地一家傘下「稲神総業」幹部・鈴木浩且容疑者(46)=豊田市常盤町=が、店内に指定薬物の「Δ9-THCH(デルタ9THCH)」を含む液体を所持していたとしての医薬品医療機器等法違反の容疑で再逮捕した。
鈴木浩且容疑者(46)
美食家しゃぶしゃぶとん吉
鈴木容疑者は今年1月、自身が経営する豊田市の「美食家しゃぶしゃぶとん吉」の店内に、指定薬物の「Δ9-THCH」を含む液体約0.76グラムを所持した疑いが持たれている。調べに対し、鈴木容疑者は「黙秘します」と認否を留保している。
鈴木容疑者は、自身が経営する「美食家しゃぶしゃぶとん吉」で、ホームページ上では「こだわりの鹿児島県産黒豚」や「黒毛和牛」と表示していながら、スーパーなどで買った「交雑種」の肉を提供した産地偽装や、この店舗を暴力団員であることを隠して賃貸借契約を結んだ詐欺容疑ですでに2回逮捕されている。
県警がこの店舗を家宅捜索した際に、この指定薬物を含む液体が発見されていて、入手先など調べを進めている。
愛知県警は、自身が経営するしゃぶしゃぶ店で「黒豚」や「黒毛和牛」と表示しながら、別の産地の肉を提供したなどとして逮捕された、特定抗争指定暴力団・六代目山口組・三代目弘道会系十代目稲葉地一家傘下「稲神総業」幹部・鈴木浩且容疑者(46)=豊田市常盤町=が、店内に指定薬物の「Δ9-THCH(デルタ9THCH)」を含む液体を所持していたとしての医薬品医療機器等法違反の容疑で再逮捕した。
鈴木浩且容疑者(46)
美食家しゃぶしゃぶとん吉
鈴木容疑者は今年1月、自身が経営する豊田市の「美食家しゃぶしゃぶとん吉」の店内に、指定薬物の「Δ9-THCH」を含む液体約0.76グラムを所持した疑いが持たれている。調べに対し、鈴木容疑者は「黙秘します」と認否を留保している。
鈴木容疑者は、自身が経営する「美食家しゃぶしゃぶとん吉」で、ホームページ上では「こだわりの鹿児島県産黒豚」や「黒毛和牛」と表示していながら、スーパーなどで買った「交雑種」の肉を提供した産地偽装や、この店舗を暴力団員であることを隠して賃貸借契約を結んだ詐欺容疑ですでに2回逮捕されている。
県警がこの店舗を家宅捜索した際に、この指定薬物を含む液体が発見されていて、入手先など調べを進めている。
沖縄署襲撃事件の指示役 旭琉会系「沖島一家」組員に懲役2年4月の実刑判決
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那覇地裁(小野裕信裁判長)は11日、2022年1月の沖縄署襲撃事件で、暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)などの罪に問われた指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告(23)=住居不定=の判決公判が開かれ、岩下被告に対し懲役2年4月(求刑懲役4年)を言い渡した。
事件当時の沖縄警察署
襲撃事件は2022年1月27日未明に当時沖縄署巡査だった男性警察官の警棒がバイクを運転中の高校生に接触した失明事件が発端となり、沖縄署に若者数百人が集まり一部が投石するなどして、少年ら計15人が摘発された。巡査だった男性警察官は業務上過失傷害罪に問われ、今年1月に罰金100万円の一審判決が確定している。
検察側はこれまでの公判で、岩下被告が襲撃事件の首謀者だとし、警察官による高校生失明事件が動機でも「正当化する事情にならない」と指摘し、懲役4年を求刑。一方、弁護側は襲撃事件について事前共謀はないなどと訴え、自然発生的に起きたなどとした主張し無罪を主張。覚醒剤取締法違反や大麻取締法違反、道交法違反など他の起訴内容は認めて寛大な処罰を求めていた。
小野裁判長は関係者供述から、被告が後輩らに直接、間接的に指示したと判断、「被告が当初から集団による器物損壊を想定して人集めを指示したことは揺るぎなく認められる」と指摘し、検察側の起訴内容通りにほぼ事実認定。弁護側の襲撃事件に事前共謀はなく自然発生的に起きたなどとした主張を退け、岩下被告に対し懲役2年4月を言い渡した。
那覇地裁(小野裕信裁判長)は11日、2022年1月の沖縄署襲撃事件で、暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)などの罪に問われた指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告(23)=住居不定=の判決公判が開かれ、岩下被告に対し懲役2年4月(求刑懲役4年)を言い渡した。
事件当時の沖縄警察署
襲撃事件は2022年1月27日未明に当時沖縄署巡査だった男性警察官の警棒がバイクを運転中の高校生に接触した失明事件が発端となり、沖縄署に若者数百人が集まり一部が投石するなどして、少年ら計15人が摘発された。巡査だった男性警察官は業務上過失傷害罪に問われ、今年1月に罰金100万円の一審判決が確定している。
検察側はこれまでの公判で、岩下被告が襲撃事件の首謀者だとし、警察官による高校生失明事件が動機でも「正当化する事情にならない」と指摘し、懲役4年を求刑。一方、弁護側は襲撃事件について事前共謀はないなどと訴え、自然発生的に起きたなどとした主張し無罪を主張。覚醒剤取締法違反や大麻取締法違反、道交法違反など他の起訴内容は認めて寛大な処罰を求めていた。
小野裁判長は関係者供述から、被告が後輩らに直接、間接的に指示したと判断、「被告が当初から集団による器物損壊を想定して人集めを指示したことは揺るぎなく認められる」と指摘し、検察側の起訴内容通りにほぼ事実認定。弁護側の襲撃事件に事前共謀はなく自然発生的に起きたなどとした主張を退け、岩下被告に対し懲役2年4月を言い渡した。