沖縄署襲撃事件の指示役とされる旭琉会系「沖島一家」組員に懲役4年を求刑
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那覇地裁(小野裕信裁判長)で22日、2022年1月、沖縄警察署に詰めかけた数百人の若者の一部が、石や瓶を投げつけ車などを損壊させた事件で、少年らに指示を与えるなど襲撃事件を主導したとして、暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)や覚醒剤取締法違反などの罪に問われている指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告(22)=住居不定=の裁判が開かれ、検察は被告に懲役4年を求刑した。
那覇地方裁判所
岩下被告は、後輩関係にあった共犯の少年らに沖縄署への人集めや襲撃を指示し、2022年1月27日午後11時ごろからおよそ5時間にわたり、沖縄署の敷地内やその周辺で護送車や車両、掲示板などを棒状のもので叩いたり、石や空き瓶、生卵などを投げつけて損壊させた罪などに問われていて、これまでの裁判で岩下被告は起訴内容を否認している。
検察側は裁判で、執行猶予期間中であった岩下被告が、襲撃事件の共犯の少年らに対して煽るような発言をし、共謀したことは明らかだとして懲役4年を求刑した。
弁護側は、共犯者らの証言は信用できないと訴え、襲撃事件は自然発生的に起こったもので首謀者や事前共謀はないと反論。被告には「共謀も実行行為もない」として襲撃行為について無罪を主張し、覚醒剤取締法違反などは認め、寛大な処罰を求めた。判決は2024年2月9日に言い渡される予定。
那覇地裁(小野裕信裁判長)で22日、2022年1月、沖縄警察署に詰めかけた数百人の若者の一部が、石や瓶を投げつけ車などを損壊させた事件で、少年らに指示を与えるなど襲撃事件を主導したとして、暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)や覚醒剤取締法違反などの罪に問われている指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告(22)=住居不定=の裁判が開かれ、検察は被告に懲役4年を求刑した。
那覇地方裁判所
岩下被告は、後輩関係にあった共犯の少年らに沖縄署への人集めや襲撃を指示し、2022年1月27日午後11時ごろからおよそ5時間にわたり、沖縄署の敷地内やその周辺で護送車や車両、掲示板などを棒状のもので叩いたり、石や空き瓶、生卵などを投げつけて損壊させた罪などに問われていて、これまでの裁判で岩下被告は起訴内容を否認している。
検察側は裁判で、執行猶予期間中であった岩下被告が、襲撃事件の共犯の少年らに対して煽るような発言をし、共謀したことは明らかだとして懲役4年を求刑した。
弁護側は、共犯者らの証言は信用できないと訴え、襲撃事件は自然発生的に起こったもので首謀者や事前共謀はないと反論。被告には「共謀も実行行為もない」として襲撃行為について無罪を主張し、覚醒剤取締法違反などは認め、寛大な処罰を求めた。判決は2024年2月9日に言い渡される予定。