沖縄署襲撃事件の指示役とされる旭琉会系「沖島一家」組員 事件への関与を否定
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那覇地裁で25日、2022年1月、沖縄警察署に詰めかけた数百人の若者の一部が、石や瓶を投げつけ車などを損壊させた事件で、少年らに指示を与えるなど襲撃事件を主導したとして、暴力行為等処罰法違反などの罪に問われている指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告(22)の裁判が開かれ、岩下被告は「沖縄署襲撃はやっていないです」と述べ、事件への関与を否定した。

事件当時の沖縄警察署

事件後の様子

岩下被告は少年らと共謀のうえ、2022年1月27日午後11時ごろから約5時間にわたり、沖縄署の敷地内やその周辺で護送車や車両、掲示板などを棒状のもので叩いたり、石や空き瓶、生卵などを投げつけて損壊させたとされ、沖縄署を襲撃するために少年らに人を集めるよう指示して襲撃を主導したなどの罪に問われている。沖縄署の周辺にはおよそ400人の若者たちが集まっていた。
検察側は冒頭陳述で、事件当日、男はバイクに乗った高校生と警察官が接触した現場に行き、現場に居合わせた警察官ともみ合いになった後、沖縄署を襲撃するために人を集めるようほかの少年らに指示したなどと指摘した。
一方、弁護側は事件発生当時、男がバイクの高校生と警察官が接触した現場の近くにいたことは認めたものの、「現場近くにはいたが、共謀や損壊には関わっていない」として、襲撃事件への関与は否定した。
この襲撃事件のきっかけとなった、バイクを運転していた高校生が失明した事件では、職務質問しようとして差し出した警棒で高校生の右目を失明させたなどとして、警察官が業務上過失傷害の罪で在宅起訴されている。
那覇地裁で25日、2022年1月、沖縄警察署に詰めかけた数百人の若者の一部が、石や瓶を投げつけ車などを損壊させた事件で、少年らに指示を与えるなど襲撃事件を主導したとして、暴力行為等処罰法違反などの罪に問われている指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告(22)の裁判が開かれ、岩下被告は「沖縄署襲撃はやっていないです」と述べ、事件への関与を否定した。

事件当時の沖縄警察署

事件後の様子

岩下被告は少年らと共謀のうえ、2022年1月27日午後11時ごろから約5時間にわたり、沖縄署の敷地内やその周辺で護送車や車両、掲示板などを棒状のもので叩いたり、石や空き瓶、生卵などを投げつけて損壊させたとされ、沖縄署を襲撃するために少年らに人を集めるよう指示して襲撃を主導したなどの罪に問われている。沖縄署の周辺にはおよそ400人の若者たちが集まっていた。
検察側は冒頭陳述で、事件当日、男はバイクに乗った高校生と警察官が接触した現場に行き、現場に居合わせた警察官ともみ合いになった後、沖縄署を襲撃するために人を集めるようほかの少年らに指示したなどと指摘した。
一方、弁護側は事件発生当時、男がバイクの高校生と警察官が接触した現場の近くにいたことは認めたものの、「現場近くにはいたが、共謀や損壊には関わっていない」として、襲撃事件への関与は否定した。
この襲撃事件のきっかけとなった、バイクを運転していた高校生が失明した事件では、職務質問しようとして差し出した警棒で高校生の右目を失明させたなどとして、警察官が業務上過失傷害の罪で在宅起訴されている。