覚醒剤や乾燥大麻など営利目的所持 山口組系茶谷政一家傘下「細谷組」組長を起訴
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札幌地検は25日、覚醒剤や大麻などを販売する目的で所持したとして今月4日に逮捕された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系茶谷政一家傘下「細谷組」組長・細谷耕平容疑者(36)=札幌市豊平区西岡2条14丁目=を大麻取締法違反や覚醒剤取締法違反などの罪で起訴した。また、細谷被告とともに逮捕された男性2人については、25日付で不起訴処分とした。地検は不起訴処分の理由を明らかにしていない。
押収品
細谷被告は今年1月22日、札幌市北区新琴似のアパートで覚醒剤約213gや乾燥大麻約509g、大麻成分を液状に濃縮した大麻リキッドおよそ47gなどを販売目的で所持した疑いが持たれている。調べに対し、細谷被告は「人に売る目的で持っていた。薬物は自分1人のもので2人の男は関係ない」と容疑を一部否認していた。
覚醒剤や乾燥大麻
細谷被告ら3人は今年1月22日に覚醒剤と大麻を所持していたとして現行犯逮捕され、今月4日にも同容疑で再逮捕されていた。細谷被告は3回目の逮捕となり、アパートなどからは末端価格で2500万円相当の違法薬物が押収されていた。
札幌地検は25日、覚醒剤や大麻などを販売する目的で所持したとして今月4日に逮捕された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系茶谷政一家傘下「細谷組」組長・細谷耕平容疑者(36)=札幌市豊平区西岡2条14丁目=を大麻取締法違反や覚醒剤取締法違反などの罪で起訴した。また、細谷被告とともに逮捕された男性2人については、25日付で不起訴処分とした。地検は不起訴処分の理由を明らかにしていない。
押収品
細谷被告は今年1月22日、札幌市北区新琴似のアパートで覚醒剤約213gや乾燥大麻約509g、大麻成分を液状に濃縮した大麻リキッドおよそ47gなどを販売目的で所持した疑いが持たれている。調べに対し、細谷被告は「人に売る目的で持っていた。薬物は自分1人のもので2人の男は関係ない」と容疑を一部否認していた。
覚醒剤や乾燥大麻
細谷被告ら3人は今年1月22日に覚醒剤と大麻を所持していたとして現行犯逮捕され、今月4日にも同容疑で再逮捕されていた。細谷被告は3回目の逮捕となり、アパートなどからは末端価格で2500万円相当の違法薬物が押収されていた。
「池田組」若頭・前谷祐一郎被告を殺人罪で起訴 銃刀法違反でも再逮捕の方針
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松山地検は26日、今年1月に四国中央市妻鳥町の「スターバックスコーヒーイオンタウン川之江」で男性を射殺したとして、特定抗争指定暴力団・池田組若頭で「功龍會」会長・前谷祐一郎容疑者(62)=岡山市=を殺人の罪で松山地裁に起訴した。前谷被告は、県警の調べに対し黙秘を続けていて、地検も被告の認否を明らかにしていない。
前谷祐一郎被告(62)
前谷被告は今年1月14日の午後4時ごろ、四国中央市妻鳥町の「スターバックスコーヒーイオンタウン川之江」で、職業不詳・石川雄一郎さん(49)=四国中央市=に向け、拳銃を3発発射して胸などに命中させ失血死させたとされる。県警は防犯カメラの映像などから割り出した前谷被告を殺人容疑で全国に指名手配した。
今月5日に前谷被告は、潜伏していた岡山県倉敷市の住宅に一人でいたところを逮捕され、その際に住宅からは拳銃1丁と実弾が発見、押収された。県警は、押収された拳銃が石川さんを殺害した凶器とみて鑑定を進めていて、今後、銃刀法違反の疑いでも再逮捕する方針。
松山地検は26日、今年1月に四国中央市妻鳥町の「スターバックスコーヒーイオンタウン川之江」で男性を射殺したとして、特定抗争指定暴力団・池田組若頭で「功龍會」会長・前谷祐一郎容疑者(62)=岡山市=を殺人の罪で松山地裁に起訴した。前谷被告は、県警の調べに対し黙秘を続けていて、地検も被告の認否を明らかにしていない。
前谷祐一郎被告(62)
前谷被告は今年1月14日の午後4時ごろ、四国中央市妻鳥町の「スターバックスコーヒーイオンタウン川之江」で、職業不詳・石川雄一郎さん(49)=四国中央市=に向け、拳銃を3発発射して胸などに命中させ失血死させたとされる。県警は防犯カメラの映像などから割り出した前谷被告を殺人容疑で全国に指名手配した。
今月5日に前谷被告は、潜伏していた岡山県倉敷市の住宅に一人でいたところを逮捕され、その際に住宅からは拳銃1丁と実弾が発見、押収された。県警は、押収された拳銃が石川さんを殺害した凶器とみて鑑定を進めていて、今後、銃刀法違反の疑いでも再逮捕する方針。
福岡高検:工藤会総裁・野村悟被告の組合長射殺事件「無罪」で「死刑破棄」を不服として上告
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福岡高検は26日、4つの市民襲撃事件で殺人罪や組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)などに問われた、特定危険指定暴力団・工藤會総裁・野村悟被告(77)に対し、一審の死刑判決を破棄して無期懲役を言い渡した二審判決を不服として最高裁に上告した。26日が上告期限で、田上被告についても上告した。高検は上告理由について「判例違反があると判断した」と述べた。野村被告と田上被告の弁護側は、二審判決を不服として即日上告している。
左・野村悟被告
右・田上不美夫被告
野村被告と工藤會ナンバー2の会長・田上不美夫被告(67)は
■ 1998年、北九州市の元漁協組合長射殺
■ 2012年、工藤会の捜査を担当した元福岡県警警部銃撃
■ 2013年、野村被告の下腹部の脱毛施術などを担当した看護師刺傷
■ 2014年、射殺された元漁協組合長の孫の歯科医師刺傷
の4つの事件に関与したとして、殺人罪や組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)などに問われた。
2021年8月24日の一審・福岡地裁判決では、野村被告を4事件の「首謀者」と認定し、野村被告に求刑通り「死刑」、田上被告に「無期懲役」の判決を言い渡した。
今月12日の二審・福岡高裁の判決では、4つの事件のうち殺人罪などに問われた元漁協組合長射殺事件では、野村被告の共謀について「共謀は論理則、経験則に照らし是認できない」として無罪とし、死亡した被害者がいない残る3事件については有罪としたが、「死刑の量刑は到底維持し難い」として、一審の死刑判決を破棄し、無期懲役の判決を言い渡し、田上被告については、一審の「無期懲役」判決を支持して控訴を棄却した。
福岡高検は26日、4つの市民襲撃事件で殺人罪や組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)などに問われた、特定危険指定暴力団・工藤會総裁・野村悟被告(77)に対し、一審の死刑判決を破棄して無期懲役を言い渡した二審判決を不服として最高裁に上告した。26日が上告期限で、田上被告についても上告した。高検は上告理由について「判例違反があると判断した」と述べた。野村被告と田上被告の弁護側は、二審判決を不服として即日上告している。
左・野村悟被告
右・田上不美夫被告
野村被告と工藤會ナンバー2の会長・田上不美夫被告(67)は
■ 1998年、北九州市の元漁協組合長射殺
■ 2012年、工藤会の捜査を担当した元福岡県警警部銃撃
■ 2013年、野村被告の下腹部の脱毛施術などを担当した看護師刺傷
■ 2014年、射殺された元漁協組合長の孫の歯科医師刺傷
の4つの事件に関与したとして、殺人罪や組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)などに問われた。
2021年8月24日の一審・福岡地裁判決では、野村被告を4事件の「首謀者」と認定し、野村被告に求刑通り「死刑」、田上被告に「無期懲役」の判決を言い渡した。
今月12日の二審・福岡高裁の判決では、4つの事件のうち殺人罪などに問われた元漁協組合長射殺事件では、野村被告の共謀について「共謀は論理則、経験則に照らし是認できない」として無罪とし、死亡した被害者がいない残る3事件については有罪としたが、「死刑の量刑は到底維持し難い」として、一審の死刑判決を破棄し、無期懲役の判決を言い渡し、田上被告については、一審の「無期懲役」判決を支持して控訴を棄却した。